JPH05276422A - 縦横変換回路 - Google Patents
縦横変換回路Info
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- JPH05276422A JPH05276422A JP4066358A JP6635892A JPH05276422A JP H05276422 A JPH05276422 A JP H05276422A JP 4066358 A JP4066358 A JP 4066358A JP 6635892 A JP6635892 A JP 6635892A JP H05276422 A JPH05276422 A JP H05276422A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ビデオカメラで縦長で撮像してもテレビモニタ
の表示画像が横向きとならないようにする。縦横変換し
ても奇数、偶数フィールドの画像にずれを生じないよう
にする。 【構成】輝度信号と色差信号をメモリ58,59に書き
込む。メモリ58,59の読み出しアドレスを制御して
画像の縦横変換をする。奇数、偶数フィールドの各ライ
ンの画素信号のうち相互にオフセット関係にある画素信
号のみをメモリ58,59に書き込み読み出して使用す
る。例えばビデオカメラの出力側に付加することで、縦
長で撮像してもテレビモニタの表示画像は横向きとなら
ない。オフセット関係を縦横変換後の奇数フィールドお
よび偶数フィールドのライン関係に対応させることがで
き、縦横変換後の奇数フィールドおよび偶数フィールド
の画像にずれが生じるのを回避できる。
の表示画像が横向きとならないようにする。縦横変換し
ても奇数、偶数フィールドの画像にずれを生じないよう
にする。 【構成】輝度信号と色差信号をメモリ58,59に書き
込む。メモリ58,59の読み出しアドレスを制御して
画像の縦横変換をする。奇数、偶数フィールドの各ライ
ンの画素信号のうち相互にオフセット関係にある画素信
号のみをメモリ58,59に書き込み読み出して使用す
る。例えばビデオカメラの出力側に付加することで、縦
長で撮像してもテレビモニタの表示画像は横向きとなら
ない。オフセット関係を縦横変換後の奇数フィールドお
よび偶数フィールドのライン関係に対応させることがで
き、縦横変換後の奇数フィールドおよび偶数フィールド
の画像にずれが生じるのを回避できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像の縦横を変換す
る回路に関する。
る回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラを使用することにより、動
画の他に静止画の撮像も可能である。しかし、ビデオカ
メラの解像度はフォトカメラ(フィルムカメラ)の解像
度に比較して低く、ビデオカメラと共にフォトカメラの
使用を希望することも多い。例えば、ビデオカメラにフ
ォトカメラを固定し、ビデオカメラで動画を撮像しなが
ら、フォトカメラによって写真撮影をすることが考えら
れる。
画の他に静止画の撮像も可能である。しかし、ビデオカ
メラの解像度はフォトカメラ(フィルムカメラ)の解像
度に比較して低く、ビデオカメラと共にフォトカメラの
使用を希望することも多い。例えば、ビデオカメラにフ
ォトカメラを固定し、ビデオカメラで動画を撮像しなが
ら、フォトカメラによって写真撮影をすることが考えら
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにビデオカメ
ラにフォトカメラを固定して使用する際、横長で写真を
撮るときは(図18C)、ビューファインダに表示され
る画像は横長となり(同図A)、ビデオカメラからのテ
レビ信号が供給されるテレビモニタに表示される画像も
横長となる(同図B)。
ラにフォトカメラを固定して使用する際、横長で写真を
撮るときは(図18C)、ビューファインダに表示され
る画像は横長となり(同図A)、ビデオカメラからのテ
レビ信号が供給されるテレビモニタに表示される画像も
横長となる(同図B)。
【0004】一方、縦長で写真を撮るときは(図19
C)、ビューファインダに表示される画像は縦長となる
が(同図A)、テレビモニタに表示される画像は横向き
となって(同図B)、非常に見苦しいものとなる。
C)、ビューファインダに表示される画像は縦長となる
が(同図A)、テレビモニタに表示される画像は横向き
となって(同図B)、非常に見苦しいものとなる。
【0005】そこで、この発明では、ビデオカメラで縦
長で撮像しても、テレビモニタに表示される画像が横向
きとなるのを回避することを目的とする。また、この発
明では、縦横変換しても奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドの画像にずれを生じないようにすることを目的と
する。
長で撮像しても、テレビモニタに表示される画像が横向
きとなるのを回避することを目的とする。また、この発
明では、縦横変換しても奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドの画像にずれを生じないようにすることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、奇数フィー
ルドおよび偶数フィールドのビデオ信号を記憶するメモ
リと、このメモリに対する書き込み読み出しの方向を制
御して画像の縦横を変換する制御手段とを備え、奇数フ
ィールドおよび偶数フィールドの各ラインの画素信号の
うち相互にオフセット関係にあるデータを使用して変換
後のビデオ信号を形成するものである。
ルドおよび偶数フィールドのビデオ信号を記憶するメモ
リと、このメモリに対する書き込み読み出しの方向を制
御して画像の縦横を変換する制御手段とを備え、奇数フ
ィールドおよび偶数フィールドの各ラインの画素信号の
うち相互にオフセット関係にあるデータを使用して変換
後のビデオ信号を形成するものである。
【0007】
【作用】メモリ58,59より読み出されるビデオ信号
は、画像の縦横が変換されたものとなる。そのため、例
えばビデオカメラの出力側に付加することにより、縦長
で撮像してもテレビモニタの表示画像が横向きとなるこ
とはない。
は、画像の縦横が変換されたものとなる。そのため、例
えばビデオカメラの出力側に付加することにより、縦長
で撮像してもテレビモニタの表示画像が横向きとなるこ
とはない。
【0008】また、奇数フィールドおよび偶数フィール
ドの各ラインの画素信号のうち相互にオフセット関係に
ある画素信号を使用して変換後のビデオ信号を形成する
が、このオフセット関係を縦横変換後の奇数フィールド
および偶数フィールドのライン関係に対応させることが
でき、縦横変換後の奇数フィールドおよび偶数フィール
ドの画像にずれが生じるのを回避し得る。
ドの各ラインの画素信号のうち相互にオフセット関係に
ある画素信号を使用して変換後のビデオ信号を形成する
が、このオフセット関係を縦横変換後の奇数フィールド
および偶数フィールドのライン関係に対応させることが
でき、縦横変換後の奇数フィールドおよび偶数フィール
ドの画像にずれが生じるのを回避し得る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は、ビデオカメラとフォト
カメラとを一体的に形成したものである。
施例について説明する。本例は、ビデオカメラとフォト
カメラとを一体的に形成したものである。
【0010】図1は全体構成を示す斜視図である。同図
において、1はキャビネットである。図示せずも、キャ
ビネット1内には、撮像素子、信号処理回路等からなる
ビデオカメラ部と、フィルム装填機構、フィルム駆動機
構等からなるフォトカメラ部とが内蔵される。
において、1はキャビネットである。図示せずも、キャ
ビネット1内には、撮像素子、信号処理回路等からなる
ビデオカメラ部と、フィルム装填機構、フィルム駆動機
構等からなるフォトカメラ部とが内蔵される。
【0011】2はビデオカメラ部の撮像レンズであり、
3はフォトカメラ部の撮像レンズである。つまり、ビデ
オカメラ部とフォトカメラ部の光学系は別個に構成され
る。撮像レンズ2として、焦点距離fが7mm〜42m
mの6倍ズームレンズが使用される。一方、撮像レンズ
3として、焦点距離fが55mmの固定焦点レンズが使
用される。
3はフォトカメラ部の撮像レンズである。つまり、ビデ
オカメラ部とフォトカメラ部の光学系は別個に構成され
る。撮像レンズ2として、焦点距離fが7mm〜42m
mの6倍ズームレンズが使用される。一方、撮像レンズ
3として、焦点距離fが55mmの固定焦点レンズが使
用される。
【0012】また、本例ではキャビネット1内には、小
型CRTよりなる電子ビューファインダが設けられ、C
RTには撮像レンズ2を介してビデオカメラ部で撮像さ
れる画面が表示される。4はアイカップである。なお、
撮像レンズ3を介してフォトカメラ部で撮像される画面
を直接確認するファインダーは設けられていない。
型CRTよりなる電子ビューファインダが設けられ、C
RTには撮像レンズ2を介してビデオカメラ部で撮像さ
れる画面が表示される。4はアイカップである。なお、
撮像レンズ3を介してフォトカメラ部で撮像される画面
を直接確認するファインダーは設けられていない。
【0013】また、5T,5Wは、それぞれTELE方
向、WIDE方向にズーム操作をするズーム操作釦であ
る。6はビデオカメラ部より出力されるビデオ信号のV
TRへの録画操作をする録画釦、7はフォトカメラ部の
シャッター釦である。さらに、8はフィルム巻戻し操作
釦である。
向、WIDE方向にズーム操作をするズーム操作釦であ
る。6はビデオカメラ部より出力されるビデオ信号のV
TRへの録画操作をする録画釦、7はフォトカメラ部の
シャッター釦である。さらに、8はフィルム巻戻し操作
釦である。
【0014】図2は、ビデオカメラ部の構成を示すもの
である。被写体からの像光は撮像レンズ2およびアイリ
ス11を介して補色市松方式の色フィルタを有する単板
式のCCD固体撮像素子12に供給される。
である。被写体からの像光は撮像レンズ2およびアイリ
ス11を介して補色市松方式の色フィルタを有する単板
式のCCD固体撮像素子12に供給される。
【0015】撮像レンズ2のズーム倍率の調整はズーム
ドライバ41によって行なわれる。図7は、ズームドラ
イバ41の具体構成を示すものである。同図において、
411は撮像レンズ2を構成するレンズであり、ズーム
倍率を調整するためのものである。このレンズ411の
位置を回転駆動でもって前後に移動させることにより、
ズーム倍率が調整される。例えば、T側に回転させるこ
とでTELE方向に調整され、一方W側に回転させるこ
とでWIDE方向に調整される。
ドライバ41によって行なわれる。図7は、ズームドラ
イバ41の具体構成を示すものである。同図において、
411は撮像レンズ2を構成するレンズであり、ズーム
倍率を調整するためのものである。このレンズ411の
位置を回転駆動でもって前後に移動させることにより、
ズーム倍率が調整される。例えば、T側に回転させるこ
とでTELE方向に調整され、一方W側に回転させるこ
とでWIDE方向に調整される。
【0016】このレンズ411の回転駆動はDCモータ
412によって行なわれる。このモータ412の一端お
よび他端は、それぞれズームドライバ部413の出力端
子q1,q2に接続される。ズームドライバ部413の
入力端子p1,p2は、それぞれズーム操作スイッチ4
2のT側、W側の固定端子に接続される。
412によって行なわれる。このモータ412の一端お
よび他端は、それぞれズームドライバ部413の出力端
子q1,q2に接続される。ズームドライバ部413の
入力端子p1,p2は、それぞれズーム操作スイッチ4
2のT側、W側の固定端子に接続される。
【0017】この場合、端子p1にハイレベル「H」の
信号が供給されるときは、端子q1から端子q2の方向
でもってモータ412に電流が流れ(実線図示)、レン
ズ411はT方向に回転駆動される。逆に、端子p2に
ハイレベル「H」の信号が供給されるときは、端子q2
から端子q1の方向でもってモータ412に電流が流れ
(破線図示)、レンズ411はW方向に回転駆動され
る。なお、端子p1,p2のいずれにもハイレベル
「H」の信号が供給されないときは、モータ412に電
流が流れることがなく、レンズ411はいずれの方向に
も回転駆動されず、その位置が保持される。
信号が供給されるときは、端子q1から端子q2の方向
でもってモータ412に電流が流れ(実線図示)、レン
ズ411はT方向に回転駆動される。逆に、端子p2に
ハイレベル「H」の信号が供給されるときは、端子q2
から端子q1の方向でもってモータ412に電流が流れ
(破線図示)、レンズ411はW方向に回転駆動され
る。なお、端子p1,p2のいずれにもハイレベル
「H」の信号が供給されないときは、モータ412に電
流が流れることがなく、レンズ411はいずれの方向に
も回転駆動されず、その位置が保持される。
【0018】ズーム操作スイッチ42の可動端子は電源
端子に接続される。上述したキャビネットの操作釦5
T,5Wを押圧するとき、ズーム操作スイッチ42はそ
れぞれT側、W側に接続される。ズーム操作スイッチ4
2がT側、W側に接続されるとき、それぞれズームドラ
イバ部413の端子p1,p2にハイレベル「H」の信
号が供給され、TELE方向、WIDE方向にズーム調
整が行なわれる。
端子に接続される。上述したキャビネットの操作釦5
T,5Wを押圧するとき、ズーム操作スイッチ42はそ
れぞれT側、W側に接続される。ズーム操作スイッチ4
2がT側、W側に接続されるとき、それぞれズームドラ
イバ部413の端子p1,p2にハイレベル「H」の信
号が供給され、TELE方向、WIDE方向にズーム調
整が行なわれる。
【0019】図3は、撮像素子12のカラーコーディン
グ模式図である。同図に示すように、フィールド読み出
しが行なわれる。AフィールドではA1,A2のような
ペアで電荷が混合され、BフィールドではB1,B2の
ようなペアで電荷が混合される。そして、水平シフトレ
ジスタHregより、AフィールドではA1,A2,・
・・の順に、BフィールドではB1,B2,・・・の順
に電荷が出力される。
グ模式図である。同図に示すように、フィールド読み出
しが行なわれる。AフィールドではA1,A2のような
ペアで電荷が混合され、BフィールドではB1,B2の
ようなペアで電荷が混合される。そして、水平シフトレ
ジスタHregより、AフィールドではA1,A2,・
・・の順に、BフィールドではB1,B2,・・・の順
に電荷が出力される。
【0020】ここで、電荷の順番a,b,・・・は、図
4に示すように、A1ラインにおいては、(Cy+
G),(Ye+Mg),・・・となり、A2ラインにお
いては、(Cy+Mg),(Ye+G),・・・とな
り、B1ラインにおいては、(G+Cy),(Mg+Y
e),・・・となり、B2ラインにおいては、(Mg+
Cy),(G+Ye),・・・となる。
4に示すように、A1ラインにおいては、(Cy+
G),(Ye+Mg),・・・となり、A2ラインにお
いては、(Cy+Mg),(Ye+G),・・・とな
り、B1ラインにおいては、(G+Cy),(Mg+Y
e),・・・となり、B2ラインにおいては、(Mg+
Cy),(G+Ye),・・・となる。
【0021】撮像素子12の出力信号は信号分離用のC
DS回路(相関二重サンプリング回路)13に供給され
る。このCDS回路13を使用することにより、周知の
ようにリセット雑音を低減することができる。
DS回路(相関二重サンプリング回路)13に供給され
る。このCDS回路13を使用することにより、周知の
ようにリセット雑音を低減することができる。
【0022】撮像素子12およびCDS回路13で必要
なタイミングパルスは、タイミング発生器14より供給
される。タイミング発生器14には、発振器15より8
fsc(fscは色副搬送波周波数)の基準クロックCK0
が供給されると共に、同期発生器16より水平、垂直の
同期信号HD,VDが供給される。一方、同期発生器1
6にはタイミング発生器14より4fscのクロックCK
1が供給される。
なタイミングパルスは、タイミング発生器14より供給
される。タイミング発生器14には、発振器15より8
fsc(fscは色副搬送波周波数)の基準クロックCK0
が供給されると共に、同期発生器16より水平、垂直の
同期信号HD,VDが供給される。一方、同期発生器1
6にはタイミング発生器14より4fscのクロックCK
1が供給される。
【0023】CDS回路13より出力される撮像信号は
レベル検出回路17に供給され、この検出回路17の出
力信号がアイリスドライバ18に供給される。そして、
アイリスドライバ18でアイリス11の絞りが自動的に
制御される。
レベル検出回路17に供給され、この検出回路17の出
力信号がアイリスドライバ18に供給される。そして、
アイリスドライバ18でアイリス11の絞りが自動的に
制御される。
【0024】ここで、CDS回路13より出力される撮
像信号より輝度信号Yとクロマ信号(色差信号)を得る
ための処理について説明する。
像信号より輝度信号Yとクロマ信号(色差信号)を得る
ための処理について説明する。
【0025】輝度信号Yに関しては、隣どうしの信号を
加算処理して求められる。図4において、a+b,b+
c,c+d,d+e,・・・の加算信号が順に形成され
る。
加算処理して求められる。図4において、a+b,b+
c,c+d,d+e,・・・の加算信号が順に形成され
る。
【0026】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。ここで、Cy=B+G,Ye=R+G,Mg
=B+Rである。
似される。ここで、Cy=B+G,Ye=R+G,Mg
=B+Rである。
【0027】 Y={(Cy+G)+(Ye+Mg))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0028】 Y={(Cy+Mg)+(Ye+G))}×1/2 =(2B+3G+2R)×1/2 Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても同様に近似される。
についても同様に近似される。
【0029】クロマ信号に関しては、隣どうしの信号を
減算処理して求められる。
減算処理して求められる。
【0030】例えば、A1ラインでは、次式のように近
似される。
似される。
【0031】 R−Y=(Ye+Mg)−(Cy+G) =(2R−G) また、A2ラインでは、次式のように近似される。
【0032】 −(B−Y)=(Ye+G)−(Cy−Mg) =−(2B−G) Aフィールドのその他のライン、Bフィールドのライン
についても、同様にして赤色差信号R−Yおよび青色差
信号−(B−Y)が線順次に交互に得られる。
についても、同様にして赤色差信号R−Yおよび青色差
信号−(B−Y)が線順次に交互に得られる。
【0033】図2に戻って、CDS回路13より出力さ
れる撮像信号は、AGC回路19を介して輝度処理部を
構成するローパスフィルタ20に供給される。ローパス
フィルタ20では、隣どうしの信号の加算処理(平均
化)が行なわれる。そのため、このローパスフィルタ2
0からは、輝度信号Yが出力される。
れる撮像信号は、AGC回路19を介して輝度処理部を
構成するローパスフィルタ20に供給される。ローパス
フィルタ20では、隣どうしの信号の加算処理(平均
化)が行なわれる。そのため、このローパスフィルタ2
0からは、輝度信号Yが出力される。
【0034】また、AGC回路19より出力される撮像
信号は、クロマ処理部を構成するサンプルホールド回路
21,22に供給される。サンプルホールド回路21,
22には、タイミング発生器14よりサンプリングパル
スSHP1,SHP2(図5、図6のE,Fに図示)が
供給される。なお、図5AはA1ラインの信号、図6A
はA2ラインの信号を示している。
信号は、クロマ処理部を構成するサンプルホールド回路
21,22に供給される。サンプルホールド回路21,
22には、タイミング発生器14よりサンプリングパル
スSHP1,SHP2(図5、図6のE,Fに図示)が
供給される。なお、図5AはA1ラインの信号、図6A
はA2ラインの信号を示している。
【0035】サンプルホールド回路21からは、(Cy
+G)または(Cy+Mg)の連続した信号S1が出力
されて減算器23に供給される(図5B,図6Bに図
示)。サンプルホールド回路22からは、(Ye+M
g)または(Ye+G)の連続した信号S2が出力され
て減算器23に供給される(図5C,図6Cに図示)。
+G)または(Cy+Mg)の連続した信号S1が出力
されて減算器23に供給される(図5B,図6Bに図
示)。サンプルホールド回路22からは、(Ye+M
g)または(Ye+G)の連続した信号S2が出力され
て減算器23に供給される(図5C,図6Cに図示)。
【0036】減算器23では信号S2より信号S1が減
算される。そのため、この減算器23からは、それぞれ
赤色差信号R−Y,青色差信号−(B−Y)が線順次に
交互に出力される(図5D,図6Dに図示)。
算される。そのため、この減算器23からは、それぞれ
赤色差信号R−Y,青色差信号−(B−Y)が線順次に
交互に出力される(図5D,図6Dに図示)。
【0037】減算器23より出力される色差信号は、直
接切換スイッチ24のb側の固定端子および切換スイッ
チ25のa側の固定端子に供給されると共に、1水平期
間の遅延時間を有する遅延回路26を介して切換スイッ
チ24のa側の固定端子および切換スイッチ25のb側
の固定端子に供給される。
接切換スイッチ24のb側の固定端子および切換スイッ
チ25のa側の固定端子に供給されると共に、1水平期
間の遅延時間を有する遅延回路26を介して切換スイッ
チ24のa側の固定端子および切換スイッチ25のb側
の固定端子に供給される。
【0038】切換スイッチ24,25の切り換えは、コ
ントローラ27によって制御される。すなわち、減算器
23より赤色差信号R−Yが出力される1水平期間はb
側に接続され、一方青色差信号−(B−Y)が出力され
る1水平期間はa側に接続される。なお、コントローラ
27には、同期発生器16より同期信号HD,VDが基
準同期信号として供給されると共に、タイミング発生器
14よりクロックCK1が供給される。
ントローラ27によって制御される。すなわち、減算器
23より赤色差信号R−Yが出力される1水平期間はb
側に接続され、一方青色差信号−(B−Y)が出力され
る1水平期間はa側に接続される。なお、コントローラ
27には、同期発生器16より同期信号HD,VDが基
準同期信号として供給されると共に、タイミング発生器
14よりクロックCK1が供給される。
【0039】上述のように切換スイッチ24,25は切
り換えられるため、切換スイッチ24からは各水平期間
で赤色差信号R−Yが出力され、切換スイッチ25から
は各水平期間で青色差信号−(B−Y)が出力される。
り換えられるため、切換スイッチ24からは各水平期間
で赤色差信号R−Yが出力され、切換スイッチ25から
は各水平期間で青色差信号−(B−Y)が出力される。
【0040】ローパスフィルタ20より出力される輝度
信号Yと、切換スイッチ24,25より出力される色差
信号(R−Y),−(B−Y)はエンコーダ28に供給
される。このエンコーダ28には同期発生器16より複
合同期信号SYNC、ブランキング信号BLK、バース
トフラグ信号BFおよび色副搬送波信号SCが供給され
る。
信号Yと、切換スイッチ24,25より出力される色差
信号(R−Y),−(B−Y)はエンコーダ28に供給
される。このエンコーダ28には同期発生器16より複
合同期信号SYNC、ブランキング信号BLK、バース
トフラグ信号BFおよび色副搬送波信号SCが供給され
る。
【0041】エンコーダ28では、周知のように輝度信
号Yに関しては同期信号SYNCが付加され、色差信号
に関しては直角2相変調されて搬送色信号Cが形成され
ると共に、カラーバースト信号が付加される。そして、
これら輝度信号Yと搬送色信号Cとが加算されて、例え
ばNTSC方式のカラービデオ信号SCVが形成され
る。
号Yに関しては同期信号SYNCが付加され、色差信号
に関しては直角2相変調されて搬送色信号Cが形成され
ると共に、カラーバースト信号が付加される。そして、
これら輝度信号Yと搬送色信号Cとが加算されて、例え
ばNTSC方式のカラービデオ信号SCVが形成され
る。
【0042】エンコーダ28より出力されるカラービデ
オ信号SCVは、直接切換スイッチ31のa側の固定端
子に供給されると共に、縦横変換回路32を介して切換
スイッチ31のb側の固定端子に供給される。そして、
切換スイッチ31の出力信号が出力端子29に導出され
る。
オ信号SCVは、直接切換スイッチ31のa側の固定端
子に供給されると共に、縦横変換回路32を介して切換
スイッチ31のb側の固定端子に供給される。そして、
切換スイッチ31の出力信号が出力端子29に導出され
る。
【0043】切換スイッチ31および縦横変換回路32
にはコントローラ27より制御信号SIが供給され、切
換スイッチ31の切り換えおよび縦横変換回路32の動
作が制御される。すなわち、コントローラ27に接続さ
れる変換設定スイッチ33がオフのとき、切換スイッチ
31はa側に接続されると共に、縦横変換回路32は非
動作状態となる。一方、設定スイッチ33がオンのと
き、切換スイッチ31はb側に接続されると共に、縦横
変換回路32は動作状態となる。
にはコントローラ27より制御信号SIが供給され、切
換スイッチ31の切り換えおよび縦横変換回路32の動
作が制御される。すなわち、コントローラ27に接続さ
れる変換設定スイッチ33がオフのとき、切換スイッチ
31はa側に接続されると共に、縦横変換回路32は非
動作状態となる。一方、設定スイッチ33がオンのと
き、切換スイッチ31はb側に接続されると共に、縦横
変換回路32は動作状態となる。
【0044】そのため、出力端子29には、設定スイッ
チ33がオフのときはエンコーダ28からのカラービデ
オ信号SCVがそのまま導出され、一方、設定スイッチ
33がオンのときは縦横変換回路32からの画像の縦横
が変換されたカラービデオ信号SCV′が導出される。
チ33がオフのときはエンコーダ28からのカラービデ
オ信号SCVがそのまま導出され、一方、設定スイッチ
33がオンのときは縦横変換回路32からの画像の縦横
が変換されたカラービデオ信号SCV′が導出される。
【0045】また、エンコーダ28からは白黒ビデオ信
号SV(同期信号SYNCが付加された輝度信号Y)が
出力され、この白黒ビデオ信号SVは電子ビューファイ
ンダ30に供給され、小型CRTに撮像画面が表示され
る。
号SV(同期信号SYNCが付加された輝度信号Y)が
出力され、この白黒ビデオ信号SVは電子ビューファイ
ンダ30に供給され、小型CRTに撮像画面が表示され
る。
【0046】次に、縦横変換回路32の詳細を説明す
る。この変換回路32では、図8Aに示すような画像
が、同図Bに示すような画像に変換される。この場合、
変換後の画像は、変換前の画像の全てを含んだものとさ
れる。
る。この変換回路32では、図8Aに示すような画像
が、同図Bに示すような画像に変換される。この場合、
変換後の画像は、変換前の画像の全てを含んだものとさ
れる。
【0047】このような変換をするために、以下のよう
な処理が行なわれる。
な処理が行なわれる。
【0048】図9に示すように、有効画面100が水平
方向に480クロック分、垂直方向に240ライン/フ
ィールドに分割される。つまり、奇数フィールドのビデ
オ信号より有効画面100を構成するa11,a12,・・
・,anm,・・・,a240,480の480×240の画素
信号が順次サンプリングされると共に、偶数フィールド
のビデオ信号より有効画面100を構成するb11,b1
2,・・・,bnm,・・・,b240,480の480×240
の画素信号が順次サンプリングされる。
方向に480クロック分、垂直方向に240ライン/フ
ィールドに分割される。つまり、奇数フィールドのビデ
オ信号より有効画面100を構成するa11,a12,・・
・,anm,・・・,a240,480の480×240の画素
信号が順次サンプリングされると共に、偶数フィールド
のビデオ信号より有効画面100を構成するb11,b1
2,・・・,bnm,・・・,b240,480の480×240
の画素信号が順次サンプリングされる。
【0049】そして、奇数フィールドではa11,a13,
・・・,a240,479の画素信号(図9に斜線図示)がメ
モリに書き込まれ、一方偶数フィールドでは奇数フィー
ルドの画素信号とはラインオフセット関係にあるb12,
b14,・・・,b240,480の画像信号(図9に斜線図
示)がメモリに書き込まれる。
・・・,a240,479の画素信号(図9に斜線図示)がメ
モリに書き込まれ、一方偶数フィールドでは奇数フィー
ルドの画素信号とはラインオフセット関係にあるb12,
b14,・・・,b240,480の画像信号(図9に斜線図
示)がメモリに書き込まれる。
【0050】なお、有効画面比が83.3%とすると、
1水平期間における書き込みクロックWCLKは、48
0/0.833≒576個となる。図9において、Tは
クロック周期である。
1水平期間における書き込みクロックWCLKは、48
0/0.833≒576個となる。図9において、Tは
クロック周期である。
【0051】縦横変換をするには、有効画面100の垂
直方向が240ライン/フィールドであるので、水平方
向の480クロック分から240ラインが形成される。
ここで、図10Aに示すように画面上で縦横の長さが等
しくなる6クロック分×4ライン/フィールドの正方形
ブロックを考える。同図において、メモリに書き込まれ
る画素信号は斜線を付して示している。
直方向が240ライン/フィールドであるので、水平方
向の480クロック分から240ラインが形成される。
ここで、図10Aに示すように画面上で縦横の長さが等
しくなる6クロック分×4ライン/フィールドの正方形
ブロックを考える。同図において、メモリに書き込まれ
る画素信号は斜線を付して示している。
【0052】縦横変換に際して、偶数フィールドのビデ
オ信号の出力時においては第1、第3および第5のクロ
ックに対応する第1〜第4ラインの画素信号[a41〜a
11]、[a43〜a13]および[a45〜a15]が読み出さ
れて、それぞれ第1、第2および第3ラインの信号とさ
れると共に、奇数フィールドのビデオ信号の出力時にお
いては第2、第4および第6のクロックに対応する第1
〜第4ラインの画素信号[b42〜b12]、[b44〜b1
4]および[b46〜b16]が読み出されて、それぞれ第
1、第2および第3ラインの信号とされる。これにより
4クロック分×3ライン/フィールドの正方形ブロック
が形成される(図10Bに図示)。
オ信号の出力時においては第1、第3および第5のクロ
ックに対応する第1〜第4ラインの画素信号[a41〜a
11]、[a43〜a13]および[a45〜a15]が読み出さ
れて、それぞれ第1、第2および第3ラインの信号とさ
れると共に、奇数フィールドのビデオ信号の出力時にお
いては第2、第4および第6のクロックに対応する第1
〜第4ラインの画素信号[b42〜b12]、[b44〜b1
4]および[b46〜b16]が読み出されて、それぞれ第
1、第2および第3ラインの信号とされる。これにより
4クロック分×3ライン/フィールドの正方形ブロック
が形成される(図10Bに図示)。
【0053】この場合、変換後の奇数フィールドと偶数
フィールドの画像の位置関係を変換前の位置関係と一致
させるために、画素信号[b42〜b12]、[b44〜b1
4]および[b46〜b16]の読み出しタイミングは、画
素信号[a41〜a11]、[a43〜a13]および[a45〜
a15]の読み出しタイミングに対して0.5クロック期
間だけ遅延される。
フィールドの画像の位置関係を変換前の位置関係と一致
させるために、画素信号[b42〜b12]、[b44〜b1
4]および[b46〜b16]の読み出しタイミングは、画
素信号[a41〜a11]、[a43〜a13]および[a45〜
a15]の読み出しタイミングに対して0.5クロック期
間だけ遅延される。
【0054】ここで、3ライン/フィールドに対応する
水平方向の時間は6T×3/4=9T/2であるので、
正方形ブロックを構成するためには、読み出しクロック
RCLKの周期は9T/8とされる。
水平方向の時間は6T×3/4=9T/2であるので、
正方形ブロックを構成するためには、読み出しクロック
RCLKの周期は9T/8とされる。
【0055】有効画面100は、6クロック分×4ライ
ン/フィールドの正方形ブロック(図10Aに図示)が
80×60個で構成されるが、各ブロックに対して上述
したように4クロック分×3ライン/フィールドの正方
形ブロック(図10Bに図示)に変換処理され、縦横変
換画像が形成される(図11に図示)。
ン/フィールドの正方形ブロック(図10Aに図示)が
80×60個で構成されるが、各ブロックに対して上述
したように4クロック分×3ライン/フィールドの正方
形ブロック(図10Bに図示)に変換処理され、縦横変
換画像が形成される(図11に図示)。
【0056】読み出しクロックRCLKの周期が9T/
8であるので、変換後の有効画面100の水平方向の画
素数は480T/(9T/8)≒427となる。そし
て、1水平期間における読み出しクロックRCLKは、
576T/(9T/8)=512個となる。
8であるので、変換後の有効画面100の水平方向の画
素数は480T/(9T/8)≒427となる。そし
て、1水平期間における読み出しクロックRCLKは、
576T/(9T/8)=512個となる。
【0057】図12は、縦横変換回路32の具体構成を
示す図である。
示す図である。
【0058】同図において、入力端子51に供給される
ビデオ信号SCV(図13Aに図示)は輝度信号/色信
号の分離回路52に供給される。分離回路52で分離さ
れる輝度信号Yは、A/D変換器53でディジタル信号
に変換された後、切換スイッチ54の可動端子に供給さ
れる。図示せずも、A/D変換器53には書き込みクロ
ック(1水平期間で576クロック)WCLKが供給さ
れ、このクロックWCLKによって輝度信号Yのサンプ
リングが行なわれる。
ビデオ信号SCV(図13Aに図示)は輝度信号/色信
号の分離回路52に供給される。分離回路52で分離さ
れる輝度信号Yは、A/D変換器53でディジタル信号
に変換された後、切換スイッチ54の可動端子に供給さ
れる。図示せずも、A/D変換器53には書き込みクロ
ック(1水平期間で576クロック)WCLKが供給さ
れ、このクロックWCLKによって輝度信号Yのサンプ
リングが行なわれる。
【0059】また、分離回路52で分離される色信号C
は色復調器55に供給されて復調され、赤色差信号R−
Yおよび青色差信号B−Yが取り出される。これら色差
信号R−Y、B−YはA/D変換器56でディジタル信
号に変換された後、切換スイッチ57の可動端子に供給
される。図示せずも、A/D変換器56には書き込みク
ロックWCLKが供給され、このクロックWCLKによ
って色差信号R−YおよびB−Yのサンプリングが交互
に行なわれる。
は色復調器55に供給されて復調され、赤色差信号R−
Yおよび青色差信号B−Yが取り出される。これら色差
信号R−Y、B−YはA/D変換器56でディジタル信
号に変換された後、切換スイッチ57の可動端子に供給
される。図示せずも、A/D変換器56には書き込みク
ロックWCLKが供給され、このクロックWCLKによ
って色差信号R−YおよびB−Yのサンプリングが交互
に行なわれる。
【0060】切換スイッチ54,57のa側の固定端子
に得られる信号はフィールドメモリ(M1)58に書き
込み信号として供給されると共に、そのb側の固定端子
に得られる信号はフィールドメモリ(M2)59に書き
込み信号として供給される。
に得られる信号はフィールドメモリ(M1)58に書き
込み信号として供給されると共に、そのb側の固定端子
に得られる信号はフィールドメモリ(M2)59に書き
込み信号として供給される。
【0061】また、フィールドメモリ58より読み出さ
れる輝度信号Yおよび色差信号R−Y,B−Yはそれぞ
れ切換スイッチ60,61のb側の固定端子に供給され
ると共に、フィールドメモリ59より読み出される輝度
信号Yおよび色差信号R−Y,B−Yはそれぞれ切換ス
イッチ60,61のa側の固定端子に供給される。
れる輝度信号Yおよび色差信号R−Y,B−Yはそれぞ
れ切換スイッチ60,61のb側の固定端子に供給され
ると共に、フィールドメモリ59より読み出される輝度
信号Yおよび色差信号R−Y,B−Yはそれぞれ切換ス
イッチ60,61のa側の固定端子に供給される。
【0062】また、入力端子51に供給されるビデオ信
号SCVは、同期検出回路62に供給される。同期検出
回路62より出力される複合同期信号CSYNC(図1
3Bに図示)、垂直同期信号VD(図13Cに図示)お
よび水平同期信号HD(図13Dに図示)は、コントロ
ーラ63に供給される。
号SCVは、同期検出回路62に供給される。同期検出
回路62より出力される複合同期信号CSYNC(図1
3Bに図示)、垂直同期信号VD(図13Cに図示)お
よび水平同期信号HD(図13Dに図示)は、コントロ
ーラ63に供給される。
【0063】コントローラ63によって上述した切換ス
イッチ54,57,60,61の切り換えが制御され
る。すなわち、切換スイッチ54,57,60,61に
はコントローラ63より切換制御信号SW(図13Eに
図示)が供給され、奇数フィールドではb側に接続さ
れ、偶数フィールドではa側に接続される。
イッチ54,57,60,61の切り換えが制御され
る。すなわち、切換スイッチ54,57,60,61に
はコントローラ63より切換制御信号SW(図13Eに
図示)が供給され、奇数フィールドではb側に接続さ
れ、偶数フィールドではa側に接続される。
【0064】また、コントローラ63によってフィール
ドメモリ58,59の書き込み、読み出しが制御され
る。フィールドメモリ58に関しては、奇数フィールド
の第19Hから第258Hで240ライン分の読み出し
が行なわれ(図13Gに図示)、そして偶数フィールド
の第281Hから第520Hで240ライン分の書き込
みが行なわれる(図13Fに図示)。一方、フィールド
メモリ59に関しては、奇数フィールドの第19Hから
第258Hで240ライン分の書き込みが行なわれ(図
13Hに図示)、そして偶数フィールドの第281Hか
ら第520Hで240ライン分の読み出しが行なわれる
(図13Iに図示)。
ドメモリ58,59の書き込み、読み出しが制御され
る。フィールドメモリ58に関しては、奇数フィールド
の第19Hから第258Hで240ライン分の読み出し
が行なわれ(図13Gに図示)、そして偶数フィールド
の第281Hから第520Hで240ライン分の書き込
みが行なわれる(図13Fに図示)。一方、フィールド
メモリ59に関しては、奇数フィールドの第19Hから
第258Hで240ライン分の書き込みが行なわれ(図
13Hに図示)、そして偶数フィールドの第281Hか
ら第520Hで240ライン分の読み出しが行なわれる
(図13Iに図示)。
【0065】この場合、奇数フィールドのビデオ信号の
書き込み時においては、第1ラインでは[a11,a13,
・・・,a1,479]の画素信号がフィールドメモリ59
の(1,1),(1,2),・・・,(1,240)のアドレスに書き込まれ、
第2ラインでは[a21,a23,・・・,a2,479]の画
素信号がフィールドメモリ59の(2,1),(2,2),・・・,(2,2
40)のアドレスに書き込まれ、以下の第3ライン〜第2
40ラインにおいても同様である(図9参照)。また、
偶数フィールドのビデオ信号の書き込み時においては、
第1ラインでは[b12,b14,・・・,b1,480]の画
素信号がフィールドメモリ58の(1,1),(1,2),・・・,(1,2
40)のアドレスに書き込まれ、第2ラインでは[b22,
b24,・・・,b2,480]の画素信号がフィールドメモ
リ58の(2,1),(2,2),・・・,(2,240)のアドレスに書き込
まれ、以下の第3ライン〜第240ラインにおいても同
様である(図9参照)。
書き込み時においては、第1ラインでは[a11,a13,
・・・,a1,479]の画素信号がフィールドメモリ59
の(1,1),(1,2),・・・,(1,240)のアドレスに書き込まれ、
第2ラインでは[a21,a23,・・・,a2,479]の画
素信号がフィールドメモリ59の(2,1),(2,2),・・・,(2,2
40)のアドレスに書き込まれ、以下の第3ライン〜第2
40ラインにおいても同様である(図9参照)。また、
偶数フィールドのビデオ信号の書き込み時においては、
第1ラインでは[b12,b14,・・・,b1,480]の画
素信号がフィールドメモリ58の(1,1),(1,2),・・・,(1,2
40)のアドレスに書き込まれ、第2ラインでは[b22,
b24,・・・,b2,480]の画素信号がフィールドメモ
リ58の(2,1),(2,2),・・・,(2,240)のアドレスに書き込
まれ、以下の第3ライン〜第240ラインにおいても同
様である(図9参照)。
【0066】これに対して、奇数フィールドのビデオ信
号の読み出し時においては、第1ラインではフィールド
メモリ58の(240,1),・・・,(2,1),(1,1)のアドレスより
[b240,2,・・・b22,a12]の画素信号が読み出さ
れ、第2ラインではフィールドメモリ58の(240,2),・・
・,(2,2),(1,2)のアドレスより[b240,4,・・・,b2
4,b14]の画素信号が読み出され、以下の第3ライン
〜第240ラインにおいても同様である(図11参
照)。また、偶数フィールドのビデオ信号の読み出し時
においては、第1ラインではフィールドメモリ59の(2
40,1),・・・,(2,1),(1,1)のアドレスより[a240,1,・・
・a21,a11]の画素信号が読み出され、第2ラインで
はフィールドメモリ59の(240,2),・・・,(2,2),(1,2)の
アドレスより[a240,3,・・・a23,a13]の画素信
号が読み出され、以下の第3ライン〜第240ラインに
おいても同様である(図11参照)。
号の読み出し時においては、第1ラインではフィールド
メモリ58の(240,1),・・・,(2,1),(1,1)のアドレスより
[b240,2,・・・b22,a12]の画素信号が読み出さ
れ、第2ラインではフィールドメモリ58の(240,2),・・
・,(2,2),(1,2)のアドレスより[b240,4,・・・,b2
4,b14]の画素信号が読み出され、以下の第3ライン
〜第240ラインにおいても同様である(図11参
照)。また、偶数フィールドのビデオ信号の読み出し時
においては、第1ラインではフィールドメモリ59の(2
40,1),・・・,(2,1),(1,1)のアドレスより[a240,1,・・
・a21,a11]の画素信号が読み出され、第2ラインで
はフィールドメモリ59の(240,2),・・・,(2,2),(1,2)の
アドレスより[a240,3,・・・a23,a13]の画素信
号が読み出され、以下の第3ライン〜第240ラインに
おいても同様である(図11参照)。
【0067】なお、変換後の奇数フィールドと偶数フィ
ールドの画像の位置関係を変換前の位置関係と一致させ
るために、奇数フィールドの各ラインの画素信号の読み
出しタイミングは、偶数フィールドの各ラインの画素信
号の読み出しタイミングに対して0.5クロック期間だ
け遅延される(図10B参照)。
ールドの画像の位置関係を変換前の位置関係と一致させ
るために、奇数フィールドの各ラインの画素信号の読み
出しタイミングは、偶数フィールドの各ラインの画素信
号の読み出しタイミングに対して0.5クロック期間だ
け遅延される(図10B参照)。
【0068】次に、第1〜第240ラインにおけるフィ
ールドメモリ58,59のアドレス制御について説明す
る。
ールドメモリ58,59のアドレス制御について説明す
る。
【0069】まず、図14を使用して奇数フィールドの
ビデオ信号の書き込み時におけるフィールドメモリ59
のアドレス制御について述べる。図14Aはビデオ信号
SCV、同図Bは書き込みクロックWCLKを示してい
る。図14Cに書き込みイネーブル信号WEを示すよう
に、第79クロックから第558クロックまでで240
クロック分の書き込みが行なわれる。
ビデオ信号の書き込み時におけるフィールドメモリ59
のアドレス制御について述べる。図14Aはビデオ信号
SCV、同図Bは書き込みクロックWCLKを示してい
る。図14Cに書き込みイネーブル信号WEを示すよう
に、第79クロックから第558クロックまでで240
クロック分の書き込みが行なわれる。
【0070】この場合、ロー(列)アドレスn(図14
Dに図示)は、第1〜第240ラインのそれぞれで1〜
240に変化するように制御される。一方、カラム
(行)アドレスは、各ラインの第79〜第558クロッ
クでそれぞれ1〜240に変化(2クロック周期で変
化)するように制御される(図14Eに図示)。
Dに図示)は、第1〜第240ラインのそれぞれで1〜
240に変化するように制御される。一方、カラム
(行)アドレスは、各ラインの第79〜第558クロッ
クでそれぞれ1〜240に変化(2クロック周期で変
化)するように制御される(図14Eに図示)。
【0071】次に、図15を使用して偶数フィールドの
ビデオ信号の書き込み時におけるフィールドメモリ58
のアドレス制御について述べる。図15Aはビデオ信号
SCV、同図Bは書き込みクロックWCLKを示してい
る。図15Cに書き込みイネーブル信号WEを示すよう
に、第80クロックから第559クロックまでで240
クロック分の書き込みが行なわれる。
ビデオ信号の書き込み時におけるフィールドメモリ58
のアドレス制御について述べる。図15Aはビデオ信号
SCV、同図Bは書き込みクロックWCLKを示してい
る。図15Cに書き込みイネーブル信号WEを示すよう
に、第80クロックから第559クロックまでで240
クロック分の書き込みが行なわれる。
【0072】この場合、ロー(列)アドレスn(図15
Dに図示)は、第1〜第240ラインのそれぞれで1〜
240に変化するように制御される。一方、カラム
(行)アドレスは、各ラインの第80〜第559クロッ
クでそれぞれ1〜240に変化(2クロック周期で変
化)するように制御される(図15Eに図示)。
Dに図示)は、第1〜第240ラインのそれぞれで1〜
240に変化するように制御される。一方、カラム
(行)アドレスは、各ラインの第80〜第559クロッ
クでそれぞれ1〜240に変化(2クロック周期で変
化)するように制御される(図15Eに図示)。
【0073】図15Cに示される書き込みイネーブル信
号WEは、上述した奇数フィールドにおける書き込みイ
ネーブル信号WE(図14Cに図示)より1クロック分
だけ位相が遅れている。そのため、上述したように奇数
フィールドおよび偶数フィールドの各ラインの画素信号
のうち相互にオフセット関係にある画像信号がメモリ5
8,59に書き込まれる。
号WEは、上述した奇数フィールドにおける書き込みイ
ネーブル信号WE(図14Cに図示)より1クロック分
だけ位相が遅れている。そのため、上述したように奇数
フィールドおよび偶数フィールドの各ラインの画素信号
のうち相互にオフセット関係にある画像信号がメモリ5
8,59に書き込まれる。
【0074】次に、図16を使用して奇数フィールドの
ビデオ信号の読み出し時におけるフィールドメモリ58
のアドレス制御について述べる。図16Aは複合同期信
号CSYNC、同図Bは読み出しクロックRCLKであ
る。図16Dにアウトプットイネーブル信号OEを示す
ように、第164.5クロックから第403.5クロッ
クまでで240クロック分の読み出しが行なわれる。こ
の場合、カラムアドレスm(図16Cに図示)は、第1
〜第240ラインのそれぞれで1〜240に変化するよ
うに制御される。一方、ローアドレスは、各ラインの第
164.5〜第403.5クロックのそれぞれで240
〜1に変化するように制御される(図16Eに図示)。
ビデオ信号の読み出し時におけるフィールドメモリ58
のアドレス制御について述べる。図16Aは複合同期信
号CSYNC、同図Bは読み出しクロックRCLKであ
る。図16Dにアウトプットイネーブル信号OEを示す
ように、第164.5クロックから第403.5クロッ
クまでで240クロック分の読み出しが行なわれる。こ
の場合、カラムアドレスm(図16Cに図示)は、第1
〜第240ラインのそれぞれで1〜240に変化するよ
うに制御される。一方、ローアドレスは、各ラインの第
164.5〜第403.5クロックのそれぞれで240
〜1に変化するように制御される(図16Eに図示)。
【0075】また、図17を使用して偶数フィールドの
ビデオ信号の読み出し時におけるフィールドメモリ59
のアドレス制御について述べる。図17Aは複合同期信
号CSYNC、同図Bは読み出しクロックRCLKであ
る。図17Dにアウトプットイネーブル信号OEを示す
ように、第164クロックから第403クロックまでで
240クロック分の読み出しが行なわれる。この場合、
カラムアドレスm(図17Cに図示)は、第1〜第24
0ラインのそれぞれで1〜240に変化するように制御
される。一方、ローアドレスは、各ラインの第164〜
第403クロックのそれぞれで240〜1に変化するよ
うに制御される(図17Eに図示)。
ビデオ信号の読み出し時におけるフィールドメモリ59
のアドレス制御について述べる。図17Aは複合同期信
号CSYNC、同図Bは読み出しクロックRCLKであ
る。図17Dにアウトプットイネーブル信号OEを示す
ように、第164クロックから第403クロックまでで
240クロック分の読み出しが行なわれる。この場合、
カラムアドレスm(図17Cに図示)は、第1〜第24
0ラインのそれぞれで1〜240に変化するように制御
される。一方、ローアドレスは、各ラインの第164〜
第403クロックのそれぞれで240〜1に変化するよ
うに制御される(図17Eに図示)。
【0076】図17Dに示されるアウトプットイネーブ
ル信号OEは、上述した奇数フィールドにおけるアウト
プットイネーブル信号OE(図16Dに図示)より0.
5クロック分だけ位相が進んでいる。そのため、メモリ
58,59より読み出されて形成される変換後の奇数フ
ィールドおよび偶数フィールドのビデオ信号による画像
の位置関係が、変換前の奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドの画像の位置関係と一致するようにされる(図1
0B参照)。
ル信号OEは、上述した奇数フィールドにおけるアウト
プットイネーブル信号OE(図16Dに図示)より0.
5クロック分だけ位相が進んでいる。そのため、メモリ
58,59より読み出されて形成される変換後の奇数フ
ィールドおよび偶数フィールドのビデオ信号による画像
の位置関係が、変換前の奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドの画像の位置関係と一致するようにされる(図1
0B参照)。
【0077】図12に戻って、上述したようにフィール
ドメモリ58,59の書き込み、読み出しが制御される
ことで、フィールドメモリ58,59からは交互に縦横
変換された輝度信号Yおよび色差信号R−Y、B−Yが
出力される。
ドメモリ58,59の書き込み、読み出しが制御される
ことで、フィールドメモリ58,59からは交互に縦横
変換された輝度信号Yおよび色差信号R−Y、B−Yが
出力される。
【0078】切換スイッチ60より出力される輝度信号
Yは、D/A変換器64でアナログ信号に変換された
後、加算器65で複合同期信号CSYNCが付加されて
加算器66に供給される。また、切換スイッチ61より
出力される色差信号R−Y,B−YはD/A変換器67
でアナログ信号に変換された後、色変調器68に供給さ
れて周知の直角2相変調が行なわれ、色信号Cが形成さ
れる。
Yは、D/A変換器64でアナログ信号に変換された
後、加算器65で複合同期信号CSYNCが付加されて
加算器66に供給される。また、切換スイッチ61より
出力される色差信号R−Y,B−YはD/A変換器67
でアナログ信号に変換された後、色変調器68に供給さ
れて周知の直角2相変調が行なわれ、色信号Cが形成さ
れる。
【0079】色変調器68より出力される色信号Cは、
加算器66に供給されて輝度信号Yと加算され、カラー
ビデオ信号が形成される。このカラービデオ信号はマス
キング回路69に供給され、有効画面100でフィール
ドメモリ58,59より信号が読み出されない期間(図
11の斜線領域参照)は、信号レベルがペデスタルレベ
ルとなるようにマスキング処理される。この場合、コン
トローラ63よりマスキング回路69に、読み出し期間
とブランキング期間以外はハイレベルとなるマスク信号
SMSK(図16G,図17Gに図示)が供給され、マ
スク信号SMSKがハイレベルとなる期間では信号レベ
ルがペデスタルレベルとされる。なお、図16F,図1
7Fはフィールドメモリ58,59の読み出し信号を示
している。
加算器66に供給されて輝度信号Yと加算され、カラー
ビデオ信号が形成される。このカラービデオ信号はマス
キング回路69に供給され、有効画面100でフィール
ドメモリ58,59より信号が読み出されない期間(図
11の斜線領域参照)は、信号レベルがペデスタルレベ
ルとなるようにマスキング処理される。この場合、コン
トローラ63よりマスキング回路69に、読み出し期間
とブランキング期間以外はハイレベルとなるマスク信号
SMSK(図16G,図17Gに図示)が供給され、マ
スク信号SMSKがハイレベルとなる期間では信号レベ
ルがペデスタルレベルとされる。なお、図16F,図1
7Fはフィールドメモリ58,59の読み出し信号を示
している。
【0080】以上の動作によって、マスキング回路69
からは、図8に示すように、ビデオ信号のない部分では
マスキング処理されると共に、画像の縦横が変換された
カラービデオ信号SCV′が出力され、出力端子70に
導出される(図13J参照)。
からは、図8に示すように、ビデオ信号のない部分では
マスキング処理されると共に、画像の縦横が変換された
カラービデオ信号SCV′が出力され、出力端子70に
導出される(図13J参照)。
【0081】なお、上述せずもコントローラ63にはコ
ントローラ27(図2に図示)より制御信号SIが供給
されて、上述したような縦横変換動作が制御される。す
なわち、変換設定スイッチ33(図2に図示)がオンと
されるときのみ上述した変換動作が行なわれ、出力端子
70にカラービデオ信号SCV′が導出される。
ントローラ27(図2に図示)より制御信号SIが供給
されて、上述したような縦横変換動作が制御される。す
なわち、変換設定スイッチ33(図2に図示)がオンと
されるときのみ上述した変換動作が行なわれ、出力端子
70にカラービデオ信号SCV′が導出される。
【0082】このように本例によれば、変換設定スイッ
チ33をオンとすることで、縦横変換回路32が変換動
作をすると共に、切換スイッチ31がb側に接続される
ため、出力端子29には画像の縦横が変換されたカラー
ビデオ信号SCV′が導出される。そのため、縦長で撮
像しても、テレビモニタに表示される画像は横向きとな
ることはなく、良好な画像を得ることができる(図8B
参照)。
チ33をオンとすることで、縦横変換回路32が変換動
作をすると共に、切換スイッチ31がb側に接続される
ため、出力端子29には画像の縦横が変換されたカラー
ビデオ信号SCV′が導出される。そのため、縦長で撮
像しても、テレビモニタに表示される画像は横向きとな
ることはなく、良好な画像を得ることができる(図8B
参照)。
【0083】また、本例によれば、奇数フィールドおよ
び偶数フィールドの各ラインの画素信号のうち相互にオ
フセット関係にある画像信号がメモリ58,59に書き
込まれると共に、メモリ58,59からの奇数フィール
ドおよび偶数フィールドの各ラインの画素信号の読み出
しタイミングが0.5クロック期間だけずらされるた
め、変換後の奇数フィールドおよび偶数フィールドのビ
デオ信号による画像の位置関係は変換前の位置関係と一
致し(図10A,B参照)、縦横変換による奇数フィー
ルドと偶数フィールドの画像ずれを回避できる。
び偶数フィールドの各ラインの画素信号のうち相互にオ
フセット関係にある画像信号がメモリ58,59に書き
込まれると共に、メモリ58,59からの奇数フィール
ドおよび偶数フィールドの各ラインの画素信号の読み出
しタイミングが0.5クロック期間だけずらされるた
め、変換後の奇数フィールドおよび偶数フィールドのビ
デオ信号による画像の位置関係は変換前の位置関係と一
致し(図10A,B参照)、縦横変換による奇数フィー
ルドと偶数フィールドの画像ずれを回避できる。
【0084】なお、上述した縦横変換回路32における
書き込み、読み出しのタイミングおよびクロック速度は
一例であり、これに限定されるものではない。また、書
き込み時には、有効画面100の水平方向を480クロ
ック分に分割したものであるが、これに限定されるもの
ではなく、例えば240の整数倍とすればメモリ58,
59への書き込み時に整数分の1に間引く処理で済み、
処理が容易となる。
書き込み、読み出しのタイミングおよびクロック速度は
一例であり、これに限定されるものではない。また、書
き込み時には、有効画面100の水平方向を480クロ
ック分に分割したものであるが、これに限定されるもの
ではなく、例えば240の整数倍とすればメモリ58,
59への書き込み時に整数分の1に間引く処理で済み、
処理が容易となる。
【0085】また、本例においては、書き込みイネーブ
ル信号WEの周波数をクロックWCLKの周波数の1/
2として書き込み時に画素信号を間引くようにしたもの
であるが、書き込み時には各ラインの全ての画素信号を
書き込み、読み出し時に間引くようにしてもよい。その
場合、読み出し時に奇数フィールドおよび偶数フィール
ドの各ラインの画素信号のうち相互にオフセット関係に
ある画素信号が選択的に読み出されて変換後のビデオ信
号が形成されることになる。
ル信号WEの周波数をクロックWCLKの周波数の1/
2として書き込み時に画素信号を間引くようにしたもの
であるが、書き込み時には各ラインの全ての画素信号を
書き込み、読み出し時に間引くようにしてもよい。その
場合、読み出し時に奇数フィールドおよび偶数フィール
ドの各ラインの画素信号のうち相互にオフセット関係に
ある画素信号が選択的に読み出されて変換後のビデオ信
号が形成されることになる。
【0086】また、上述実施例においては、縦横変換回
路をビデオカメラ部の出力側に付加したものであるが、
例えばVTRの再生出力側に付加して使用することもで
きる。これにより、縦長で撮像したビデオ信号の再生時
に縦横変換してテレビモニタに表示することができる。
路をビデオカメラ部の出力側に付加したものであるが、
例えばVTRの再生出力側に付加して使用することもで
きる。これにより、縦長で撮像したビデオ信号の再生時
に縦横変換してテレビモニタに表示することができる。
【0087】
【発明の効果】この発明によれば、メモリより読み出さ
れるビデオ信号は、画像の縦横が変換されたものとなる
ため、例えばビデオカメラの出力側に付加することによ
り、縦長で撮像してもテレビモニタの表示画像が横向き
となることを回避できる。また、奇数フィールドおよび
偶数フィールドの各ラインの画素信号のうち相互にオフ
セット関係にある画素信号を使用して変換後のビデオ信
号を形成するが、このオフセット関係を縦横変換後の奇
数フィールドおよび偶数フィールドのライン関係に対応
させることができ、縦横変換後の奇数フィールドおよび
偶数フィールドの画像にずれが生じるのを回避できる。
れるビデオ信号は、画像の縦横が変換されたものとなる
ため、例えばビデオカメラの出力側に付加することによ
り、縦長で撮像してもテレビモニタの表示画像が横向き
となることを回避できる。また、奇数フィールドおよび
偶数フィールドの各ラインの画素信号のうち相互にオフ
セット関係にある画素信号を使用して変換後のビデオ信
号を形成するが、このオフセット関係を縦横変換後の奇
数フィールドおよび偶数フィールドのライン関係に対応
させることができ、縦横変換後の奇数フィールドおよび
偶数フィールドの画像にずれが生じるのを回避できる。
【図1】実施例の外観を示す斜視図である。
【図2】ビデオカメラ部の構成を示す図である。
【図3】撮像素子のカラーコーディング模式図である。
【図4】撮像素子の水平出力レジスタの出力を示す図で
ある。
ある。
【図5】色信号処理の説明のための図である。
【図6】色信号処理の説明のための図である。
【図7】ズームドライバの構成を示す図である。
【図8】縦横変換の例を示す図である。
【図9】縦横変換処理(書き込み)の説明のための図で
ある。
ある。
【図10】縦横変換処理の説明のための図である。
【図11】縦横変換処理(読み出し)の説明のための図
である。
である。
【図12】縦横変換回路の具体構成を示す図である。
【図13】垂直方向のタイミングチャートを示す図であ
る。
る。
【図14】水平方向のタイミングチャート(奇数フィー
ルドの書き込み)を示す図である。
ルドの書き込み)を示す図である。
【図15】水平方向のタイミングチャート(偶数フィー
ルドの書き込み)を示す図である。
ルドの書き込み)を示す図である。
【図16】水平方向のタイミングチャート(奇数フィー
ルドの読み出し)を示す図である。
ルドの読み出し)を示す図である。
【図17】水平方向のタイミングチャート(偶数フィー
ルドの読み出し)を示す図である。
ルドの読み出し)を示す図である。
【図18】横長での撮像を説明するための図である。
【図19】縦長での撮像を説明するための図である。
1 キャビネット 2,3 撮像レンズ 6 録画釦 7 シャッター釦 12 CCD固体撮像素子 14 タイミング発生器 16 同期発生器 27 コントローラ 28 エンコーダ 29,70 出力端子 30 電子ビューファインダ 31,54,57,60,61 切換スイッチ 32 縦横変換回路 33 変換設定スイッチ 52 輝度信号/色信号分離回路 58,59 フィールドメモリ 62 同期検出回路 63 コントローラ 65,66 加算器 69 マスキング回路
Claims (1)
- 【請求項1】 奇数フィールドおよび偶数フィールドの
ビデオ信号を記憶するメモリと、 上記メモリに対する書き込み読み出しの方向を制御して
画像の縦横を変換する制御手段とを備え、 上記奇数フィールドおよび偶数フィールドの各ラインの
画素信号のうち相互にオフセット関係にあるデータを使
用して変換後のビデオ信号を形成することを特徴とする
縦横変換回路。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4066358A JPH05276422A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 縦横変換回路 |
CA002076742A CA2076742A1 (en) | 1991-08-30 | 1992-08-24 | Camera apparatus and an aspect conversion circuit used in the apparatus |
DE69228132T DE69228132T2 (de) | 1991-08-30 | 1992-08-26 | Kameravorrichtung, welche eine Videokamera und eine photographische Stehbildkamera enthält |
EP92114565A EP0529612B1 (en) | 1991-08-30 | 1992-08-26 | A camera apparatus having self timer function |
DE69231560T DE69231560T2 (de) | 1991-08-30 | 1992-08-26 | Formatwandlerschaltung, welche in einer Kameravorrichtung verwendet wird |
DE69215607T DE69215607T2 (de) | 1991-08-30 | 1992-08-26 | Kameravorrichtung mit Selbstauslöser |
EP95118089A EP0709753B1 (en) | 1991-08-30 | 1992-08-26 | A camera apparatus comprising a video camera and a photographic camera |
EP95118088A EP0726507B1 (en) | 1991-08-30 | 1992-08-26 | An aspect conversion circuit used in a camera apparatus |
US08/390,802 US5592220A (en) | 1991-08-30 | 1995-02-14 | Camera apparatus having a self-timer function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4066358A JPH05276422A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 縦横変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05276422A true JPH05276422A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13313555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4066358A Pending JPH05276422A (ja) | 1991-08-30 | 1992-03-24 | 縦横変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05276422A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6407746B1 (en) | 1997-08-18 | 2002-06-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image processing method for high speed display based on rotation of different kinds of data including reduced data and apparatus for the same |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP4066358A patent/JPH05276422A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6407746B1 (en) | 1997-08-18 | 2002-06-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image processing method for high speed display based on rotation of different kinds of data including reduced data and apparatus for the same |
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