JPH05276333A - 画像情報読取装置 - Google Patents

画像情報読取装置

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JPH05276333A
JPH05276333A JP4101846A JP10184692A JPH05276333A JP H05276333 A JPH05276333 A JP H05276333A JP 4101846 A JP4101846 A JP 4101846A JP 10184692 A JP10184692 A JP 10184692A JP H05276333 A JPH05276333 A JP H05276333A
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JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
reflecting
optical system
scanning direction
image information
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Pending
Application number
JP4101846A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ishida
敏 石田
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射鏡を含む縮小光学系を介して画像情報を
読み取る装置に関するもので、レンズの誤差や反射鏡の
撓み等に起因する主走査方向と副走査方向との焦点距離
のずれを簡単に補正する技術手段を提供する。 【構成】 光路中の折返し位置が変化しない反射鏡7、
71、72を長手方向に撓ませる手段を設ける。この手
段は、反射鏡7の長手中央を反射面と垂直な方向にその
両端に対して相対的に微小移動させる手段17、22、
23を設けることにより具体化できる。この微小移動に
より、反射鏡はその長手方向に撓んで反射面が中凸また
は中凹状となり、一方、反射鏡の幅方向寸法は短いから
曲げ剛性が高く変形しない。従ってこの反射鏡7、7
1、72を含む光学系の主走査方向の焦点距離を副走査
方向の焦点距離を変化させないで変化させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿面に表示された
文字ないし図形情報を画像(イメージ)情報として読み
取る装置に関するもので、イメージセンサまでの光路長
が変化しない位置に設けられた反射鏡を含む縮小光学系
を介して画像情報を読み取る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一次元イメージセンサを用いた画像情報
読取装置には、等倍光学系を用いた装置と縮小光学系を
用いた装置とがある。縮小光学系を用いた装置は、通常
読取光の光路長が長くなるため、反射鏡で光路を屈折さ
せて装置を小型化する。一次元イメージセンサは原稿上
の主走査方向の読取線に沿って情報を読み取るため、上
記反射鏡は主走査方向に細長い短冊状となる。
【0003】読取線の副走査方向の移動を光学系の移動
により行う構造では、イメージセンサを含む光学系全体
を1個のキャリアに搭載して走行させるものと、イメー
ジセンサや反射鏡の一部をキャリアと装置フレームや第
2キャリアとに分散して配置した構造のものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光学系に用いられるレ
ンズは、厳密に正確に加工することは不可能であり、光
軸に直交する面内での一方の方向と直角の方向とでは、
焦点距離などの特性にわずかではあるが誤差が生ずる。
そのため通常は主走査方向のレンズ特性に合わせて光路
長を設定し、副走査方向に若干像がぼけても止むを得な
いこととしている。
【0005】また反射鏡を用いるものでは、反射鏡の平
面度の誤差や装着時の反射鏡の撓みにより、主走査方向
と副走査方向とで焦点距離が違ってくることがある。反
射鏡の数が多いものでは、この反射鏡の誤差に起因する
焦点距離の差が時に大きく表れてくることがある。
【0006】この発明は、レンズの誤差や反射鏡の撓み
等に起因する主走査方向と副走査方向との焦点距離のず
れを簡単に補正する技術手段を提供することを課題とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、反射鏡を
含む光学系を備えた画像読取り装置において、原稿面か
ら一次元イメージセンサ9までの光路中の折返し位置が
変化しない反射鏡7、71、72をその長手方向に撓ま
せることにより、上記課題を解決している。反射鏡7、
71、72をその長手方向に撓ませるには、反射鏡7の
長手両端を固定すると共にその長手中央を反射面と垂直
な方向に押動及び牽引する手段17を設ける構造や、そ
の反対に、反射鏡7の長手中央を固定すると共にその長
手両端を反射面と垂直な方向に押動及び牽引する手段を
設ける構造を用いることができる。
【0008】また、イメージセンサ9までの光路中の折
返し位置が変化しない反射鏡を2個以上備えたものであ
れば、そのうちの一方71の長手中央を反射面と垂直な
方向に押動する手段22と、他方72の長手両端を反射
面と垂直な方向に押動する手段23とを設けた構造とす
ることもできる。
【0009】
【作用】一次元イメージセンサ9の読取光の光路を屈折
するのに用いる反射鏡は、主走査方向に細長い形状であ
るので、その両端に対して中央部を相対的に面直角方向
に微小移動させれば、反射鏡はその長手方向に撓んで反
射面が中凸または中凹状の二次曲線となる。一方、反射
鏡の幅方向寸法は短いから、幅方向には曲げ剛性が高く
変形しない。従ってこの反射鏡7、71、72を含む光
学系の主走査方向の焦点距離を副走査方向の焦点距離を
変化させないで変化させることができる。
【0010】光学系を実装した後の装置の焦点距離の調
整においては、レンズまたはイメージセンサ9をその光
軸方向に微小移動させて副走査方向の焦点を合わせて固
定し、次に押動及び牽引手段を操作して主走査方向の焦
点を合わせる。
【0011】
【実施例】図1は1キャリア方式の光学系移動型の画像
情報読取装置の光学系を示した図で、透明原稿台1上に
読取面を下にして載置した原稿2を図の左右方向に走行
するキャリア3に搭載した光学系で読み取る構造であ
る。
【0012】光学系は、光源ランプ4、第1、第2及び
第3反射鏡5、6及び7、結像レンズ8並びに一次元イ
メージセンサ9で形成され、レンズ8を除く各部材は主
走査方向(図の紙面直角方向)に細長い。光源ランプ4
で照明された読取線Aの読取光Lは、第1、第2及び第
3反射鏡5、6、7で反射され、レンズ8でイメージセ
ンサ9の受光面に結像する。
【0013】図2および3は、第3反射鏡7の装着構造
を示す。第3反射鏡7は、その長手両端を押え片11と
キャリアフレーム12とで挟持されて固定されている。
押え片11の付勢手段としては、バネやネジ13が用い
られる。キャリアフレーム3の第3反射鏡7の背面中央
に対向する部分には、貫通孔14が設けられ、この貫通
孔14に基端にネジ頭15が設けられ、先端に小径のネ
ジ部16を設けたピン17が挿通されている。
【0014】キャリアフレームの貫通孔14は、ピン1
7先端のネジ部16に螺合されたナット18とピン17
に挿通したバネ座金19との間に挟持されており、バネ
座金19の付勢力により回動に対する抵抗が付与されて
いる。
【0015】第3反射鏡7の中央部側縁は、二重コ字形
に屈曲したブラケット21の両端に係止されており、こ
のブラケット21は、第3反射鏡7の背面に位置する部
分で前記ピンのネジ部16に螺合されている。従ってネ
ジ頭15を回動することにより、ブラケット21と、こ
れに係合された第3反射鏡7の中央部は、その反射面2
7の面直角方向に進退し、第3反射鏡7をその反射面の
長手方向に沿って凸又は凹曲面上に変形させる。
【0016】図4および5は、第1及び第2反射鏡を省
略して前記読取装置の光路を概念的に示した図である。
原稿の読取線Aの情報は、レンズ8を通してイメージセ
ンサの受光面29に結像されるが、図4(b)に示すよ
うに副走査方向において読取線Aが受光面29に結像す
るようにイメージセンサ9又はレンズ8の位置を調整し
たときに、主走査方向に同図(a)に示すような焦点の
ずれδが生じたとすると、ピンのネジ頭15を左回りに
回動させて(ネジ部16は右ネジとして)ブラケット2
1をネジ部16の先端側に移動させる。すると第3反射
鏡7の反射面27は、図5(a)に誇張して示すよう
に、主走査方向が中凸状の二次曲面となるように変形し
て焦点距離を延長させるから、読取線Aが丁度受光面2
9に正確に結像するように、ネジ頭15の回動位置を決
めてやる。このとき第3反射鏡7の幅方向はその剛性が
高いゆえに変形せず、副走査方向の焦点距離を変化させ
るような撓みを生じないから、副走査方向の焦点は図4
(b)に示すとおりの焦点位置を維持し、結局レンズ8
や反射鏡5、6、7の撓み等に関わりなく、主走査方向
の焦点と副走査方向の焦点を正確に一致させることがで
きる。
【0017】なお主走査方向の焦点が図4(a)の読取
線Aの反対方向にずれるときは、ネジ頭15を右回動し
て第3反射鏡7が主走査方向に凹曲面となるようにして
やれば良い。
【0018】以上の実施例は、第3反射鏡7の両端をキ
ャリアフレーム3に固定してその中央のブラケット21
を面直角方向に微小移動させるようにしたものである
が、図3に示した構造を第3反射鏡7の両端に設けてそ
の中央部をキャリアフレーム3に固定した構造とするこ
ともできる。
【0019】以上はレンズ8に最も近い第3反射鏡7を
撓ませる構造としたものであるが、図1のように第1及
び第2反射鏡5、6もイメージセンサ9までの光路中の
折返し位置が変わらないものであるから、第1または第
2反射鏡5、6を撓ませることにより同様な作用効果を
生じさせることが可能である。但し反射面からレンズま
での光路長が長ければ長い程その反射面の撓み量は小さ
くてよいから、レンズ8に近い側のものを撓ませるのが
より合理的である。
【0020】以上の説明は、反射鏡の1個のみを撓ませ
るものであるが、2個の反射鏡の一方を中凸状に、他方
を中凹状に撓ませる構造とすることもできる。この場合
は図6に示すように一方の反射鏡71を両端固定中央撓
みの構造で装着し、他方72を中央固定両端撓みの構造
で装着する。この場合は図4(a)のように焦点が短い
側にずれたときには、一方の反射鏡71の中央を背後か
ら押動ネジ22で押して中凸曲面とし、逆に焦点が図4
(a)の読取線Aの反対側にずれたときには、他方の反
射鏡72の両端を背後から押動ネジ23で等量だけ押し
て中凹曲面とする。
【0021】このように2個の反射鏡71、72を撓ま
せるようにしたものでは、ネジ22、23の牽引側の撓
みを生じさせる必要がなくなるので、その部分の構造を
簡単にできるという特徴がある。
【0022】なお図7に示すような光学系を備えた装置
の場合は、第2及び第3反射鏡6、7はイメージセンサ
9からの光路中の折返し位置がキャリア3の走行位置に
よって変化するから、撓み構造を採用し得るのは第1反
射鏡5のみである。
【0023】
【発明の効果】以上のこの発明によれば、結像レンズの
主走査方向と副走査方向の特性の相違あるいは反射鏡の
平面度の誤差や装着時の撓みがあった場合にも、原稿の
主走査方向及び副走査方向のいずれもイメージセンサの
受光面に焦点ずれを生じることなくシャープに結像させ
ることができるという効果がある。
【0024】また反射鏡を多数設けたときの反射面の誤
差の集積による上記焦点ずれの発生も補正することが可
能である。
【0025】なお反射鏡の撓み量は、100分の数ミリ
メートルのオーダーであるから、この撓みが例えば読取
線の湾曲等の他の機能への影響は実用上全く生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の模式的な全体側面図
【図2】反射鏡の支持構造を示す平面図
【図3】反射鏡の支持構造を示す側面図
【図4】調整前の光路を示す説明図
【図5】調整後の光路を示す説明図
【図6】他の実施例の光路を示す説明図
【図7】この発明が採用される他の光学系を示す側面図
【符号の説明】
2 原稿 7 第3反射鏡 9 イメージセンサ 17 ピン 22 押動ネジ 23 押動ネジ 71 反射鏡 72 反射鏡

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿(2) 面上の画像情報を主走査方向に
    細長い反射鏡(7) を含む光学系を用いて一次元イメージ
    センサ(9) で読み取る画像情報読取装置において、 イメージセンサ(9) までの光路長が変化しない位置に設
    けた反射鏡(7) をその長手両端において固定すると共
    に、その長手中央を反射面と垂直な方向に押動及び牽引
    する手段(17)を設けたことを特徴とする、画像情報読取
    装置。
  2. 【請求項2】 原稿(2) 面上の画像情報を主走査方向に
    細長い反射鏡(7) を含む光学系を用いて一次元イメージ
    センサ(9) で読み取る画像情報読取装置において、 イメージセンサ(9) までの光路長が変化しない位置に設
    けた反射鏡(7) をその長手中央において固定すると共
    に、その長手両端を反射面と垂直な方向に押動及び牽引
    する手段を設けた、画像情報読取装置。
  3. 【請求項3】 原稿(2) 面上の画像情報を主走査方向に
    細長い反射鏡(71)、(72)を含む光学系を用いて一次元イ
    メージセンサ(9) で読み取る画像情報読取装置であっ
    て、イメージセンサ(9) までの光路長が変化しない反射
    鏡を少なくとも2個備えたものにおいて、前記2個の反
    射鏡の一方(71)の長手中央を反射面と垂直な方向に押動
    する手段(22)と、他方(72)の長手両端を反射面と垂直な
    方向に押動する手段(23)とを設けた、画像情報読取装
    置。
JP4101846A 1992-03-27 1992-03-27 画像情報読取装置 Pending JPH05276333A (ja)

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