JPH0527615Y2 - - Google Patents

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JPH0527615Y2
JPH0527615Y2 JP6974488U JP6974488U JPH0527615Y2 JP H0527615 Y2 JPH0527615 Y2 JP H0527615Y2 JP 6974488 U JP6974488 U JP 6974488U JP 6974488 U JP6974488 U JP 6974488U JP H0527615 Y2 JPH0527615 Y2 JP H0527615Y2
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gutter
curved
eaves
corner
connecting end
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JP6974488U
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、入隅部分に隅木囲い壁が形成されて
いる曲樋と軒樋の接続構造に関する。
(従来の技術) 従来の曲樋と軒樋の接続構造は、第4図に示す
ように、入隅部分に隅木との干渉を吸収する隅木
囲い壁011が形成されている曲樋01の接続端
部012に、軒樋02の接続端部021を前記隅
木囲い壁011と干渉するほぼ直前位置まで差し
込ませて接続された構造で、差込状態において曲
樋01の端013と軒樋02の端023とは平行
に配設され、その間の長方形の重なり面において
互いに接着剤等により接着されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の曲樋01と軒
樋02の接続構造にあつては、曲樋01の接続端
部012と軒樋02の接続端部021の重なり面
が狭いので、十分な接続強度及び止水性を確保す
るためには高度な接着技術が要求される。また、
接続強度や止水性が不十分であると、軒樋02の
熱伸縮による抜け外れや水漏れの原因になる。
尚、曲樋01の接続端部012を延長すること
により曲樋01と軒樋02の重なり面を拡大する
ことも考えられるが、成形機の大幅改造、成形材
料の増大によりコスト高になる。また、隅木囲い
壁が形成されていない通常の曲樋と長さ寸法をあ
わせることができなくなり、美観的にも好ましく
ない。
本考案は、上述のような問題に着目し、高度な
接着技術を要さずに接続強度及び止水性を確保で
きる曲樋と軒樋の接続構造の開発を課題とする。
そして、この課題を下記の手段にて解決すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の曲樋と軒
樋の接続構造は、入隅部分に隅木との干渉を吸収
する隅木囲い壁が形成されている曲樋の接続端部
に、軒樋の接続端部が差し込まれて接続される曲
樋と軒樋の接続構造であつて、前記軒樋の接続端
部は、家屋側に配設される内側側壁よりも、外側
に配設される外側側壁の方が曲樋への差込長さが
長くなるように端が傾斜端に形成され、前記曲樋
の接続端部には、軒樋の傾斜端を挿着する挿着片
が斜めに配設されており、前記曲樋の接続端部と
軒樋の接続端部は、軒樋の内側側壁が曲樋の隅木
囲い壁に干渉するほぼ直前位置まで差し込まれ、
台形重なり面を確保して接続されていることを手
段とした。
(作用) 従つて、本考案の曲樋と軒樋の接続構造では、
軒樋の端を内側側壁よりも外側側壁の方が差込長
さが長い傾斜端としたことにより、曲樋の接続端
部と軒樋の接続端部の台形重なり面を従来の長方
形重なり面より拡大することができ、それにより
互いの接着面積を拡大させることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第3図に示す実施例について、
その構成を説明する。
第1図は、入隅部分に隅木との干渉を吸収する
隅木囲い壁13がコの字形に形成されている曲樋
Aの両接続端部10に、軒樋Bの接続端部20が
差し込まれて接着されている接続構造を示してい
る。
前記曲樋A及び軒樋Bは、塩化ビニル樹脂、
ABS樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂を素材
とし、曲樋Aは射出成形により形成され、軒樋B
は押出成形により形成されている。
また、軒樋Bの接続端部20は、曲樋Aに対す
る差込長さが、家屋側に配設される内側側壁21
の差込長さlよりも、外側に配設される外側側壁
22の差込長さLの方が長くなるように端が斜め
に切断されている(以下、その端を傾斜端23と
する)。
また、前記曲樋Aは、内側側壁11及び外側側
壁12がL字形に形成され、隅木囲い壁13は内
側側壁11と一体的にコの字形に形成されてい
る。
更に、この曲樋Aの接続端部10の内面には、
軒樋Bの接続端部20を、内側側壁21と隅木囲
い壁13とが干渉するほぼ直前位置まで差し込ま
せた際に、軒樋Bの傾斜端23が配置される傾斜
線に沿つて、傾斜端23を挿着可能な挿着片14
が所定間隔を置いて四箇所に形成されている。
また、前記傾斜線を曲樋Aの上端まで延長した
位置から端側には、軒樋Bの耳部14,15を嵌
合可能な耳受け部15,16が所定長さ形成され
ている。
尚、17は、飾り板を取り付けるための取付片
である。
これら曲樋Aと軒樋Bは、軒樋Bの接続端部2
0を、隅木囲い壁13と干渉するほぼ直前位置ま
で曲樋Aの接続端部10に差し込ませ、軒樋Bの
傾斜端13を曲樋Aの挿着片14に挿着すると共
に、軒樋Bの耳部24,25を曲樋Aの耳受け部
15,16に嵌合させた状態で接続される。更
に、曲樋Aの接続端部10と軒樋Bの接続端部2
0は、第1図左部に斜線で示されるような台形重
なり面Sが接着剤等により接着されている。
このように、本実施例構造では、曲樋Aの接続
端部10と軒樋Bの接続端部20の接着面積を従
来より拡大できるので、それにより高度な接着技
術が要求されずに曲樋Aと軒樋Bの接続強度の向
上及び止水性の向上を図ることができる。
尚、前記曲樋Aを隅木のある軒隅に設置する場
合には、第3図に示すように、曲樋Aの内側側壁
11のうちの隅木囲い壁13によつて囲まれた部
分を切除し、隅木囲い壁13の外側に隅木を納め
て設置する。また、隅木のない軒隅に設置する場
合には、内側側壁11を第2図に示すような状態
でそのまま残し、内側側壁11を軒隅に沿わせて
設置する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があつても本考案に含まれる。
例えば実施例では、隅木のない軒隅にも兼用し
て使用できるように、内側側壁をL字形に形成し
たが、隅木囲い壁より外側の内側側壁は予め切除
し、隅木のある軒隅専用にしてもよい。
また、軒樋の傾斜端の傾斜角度は、実施例の図
面で示した角度に限られず、必要とする接着面積
に応じて調節する。
また、曲樋の挿着片は、内側側壁から外側側壁
に亘つて連続させてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の曲樋と軒樋
の接続構造にあつては、曲樋の接続端部を延長さ
せることなく、曲樋と軒樋の接着面積の拡大を図
ることができ、また、それにより高度な接着技術
が要求されずに曲樋と軒樋の接続強度の向上及び
止水性の向上を図ることができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の曲樋と軒樋の接続構造
を示す平面図、第2図は実施例構造に用いられる
曲樋を示す斜視図、第3図は曲樋の他の使用状態
を示す斜視図、第4図は従来構造を示す平面図で
ある。 A……曲樋、10……接続端部、13……隅木
囲い壁、14……挿着片、B……軒樋、20……
接続端部、21……内側側壁、22……外側側
壁、23……傾斜端、l,L……差込長さ、S…
…台形重なり面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入隅部分に隅木との干渉を吸収する隅木囲い壁
    が形成されている曲樋の接続端部に、軒樋の接続
    端部が差し込まれて接続される曲樋と軒樋の接続
    構造であつて、 前記軒樋の接続端部は、家屋側に配設される内
    側側壁よりも、外側に配設される外側側壁の方が
    曲樋への差込長さが長くなるように端が傾斜端に
    形成され、前記曲樋の接続端部には、軒樋の傾斜
    端を挿着する挿着片が斜めに配設されており、 前記曲樋の接続端部と軒樋の接続端部は、軒樋
    の内側側壁が曲樋の隅木囲い壁に干渉するほぼ直
    前位置まで差し込まれ、台形重なり面を確保して
    接続されていることを特徴とする曲樋と軒樋の接
    続構造。
JP6974488U 1988-05-26 1988-05-26 Expired - Lifetime JPH0527615Y2 (ja)

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JP6974488U JPH0527615Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JP6974488U JPH0527615Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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Publication Number Publication Date
JPH01173230U JPH01173230U (ja) 1989-12-08
JPH0527615Y2 true JPH0527615Y2 (ja) 1993-07-14

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JPH01173230U (ja) 1989-12-08

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