JPH05275981A - モノマルチバイブレータ - Google Patents

モノマルチバイブレータ

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Publication number
JPH05275981A
JPH05275981A JP4071956A JP7195692A JPH05275981A JP H05275981 A JPH05275981 A JP H05275981A JP 4071956 A JP4071956 A JP 4071956A JP 7195692 A JP7195692 A JP 7195692A JP H05275981 A JPH05275981 A JP H05275981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
counter
input
signal
output
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4071956A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Muroi
泰明 室井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4071956A priority Critical patent/JPH05275981A/ja
Publication of JPH05275981A publication Critical patent/JPH05275981A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】抵抗、コンデンサ等を用いずに、時定数でのパ
ルス幅の設定なくして、カウンタ初期値から任意に設定
できるパラレル入力により安定した精度の良いパルス幅
の波形を得ることができるモノマルチバイブレータを提
供すること。 【構成】nビットカウンタ2が内部及び外部からのクロ
ック信号を受け、カウンタ信号をバイナリ出力すると、
該nビットカウンタ2からの出力と外部から任意に設定
されたパラレル入力信号とをnビットコンパレータ4が
比較し、タイミングパルスを作成する。そして、n入力
NORゲート5が上記nビットコンパレータ4の初期時
間を探索し、このパルスをJKフリップフロップ6のJ
端子、上記タイミングパルスをK端子に入力することに
より、クロック信号に同期して安定したパルスを出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機や各種のドライ
バー等に使用されるモノマルチバイブレータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、集積化されたモノマルチバイブ
レータでは、図3に示すように外部容量33と外部抵抗
34の時定数により定められたパルス幅を決定する。
【0003】そして、あらかじめ設定された基準電圧の
ハイレベル“H”からローレベル“L”の間、即ちシュ
ミット電圧VTHL とVTLH との間の電源電圧VDDを外部
容量33と抵抗34に印加して積分させる。こうして積
分された電圧が、シュミット電圧VTHL からVTLH にな
る間のパルス幅を有した出力が得られる。尚、このとき
のパルス幅は外部容量と抵抗の積により設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のモノマ
ルチバイブレータでは、外部抵抗や容量は一般的には固
定であり、パルス幅の可変がかなり困難である。また、
外部抵抗や容量等のバラツキが原因となり、正確に目的
とするパルス幅を得る事ができず、次段の回路への伝達
が不安定となる。さらに、外部抵抗や容量には集積回路
内部の電源を使用している為、電源の可変が出来ない。
【0005】例えば、市販の集積回路化モノマルチバイ
ブレータ「JC74HC221P」(東芝)を使用する
場合に出力パルス幅はTW =0.1×CX ×RX で求め
られるが、抵抗、容量のバラツキでパルス幅は10μs
オーダーでの誤差が生じる。本発明は上記問題に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは抵抗、コンデ
ンサを用いた、時定数による出力パルス幅の設定を行う
ことなく、カウンタ初期値から任意に設定できるパラレ
ル入力により安定した精度の良いパルス幅の波形を得る
ことができるモノマルチバイブレータを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のモノマルチバイブレータは、所定のクロッ
ク信号の入力に基づいてクロック数をカウントし、カウ
ンタ信号をバイナリ出力するカウンタ手段と、上記カウ
ンタ手段からバイナリ出力されるカウンタ信号と任意に
設定されるパラレル入力信号とを比較して第1のタイミ
ングパルスを発生する第1のパルス発生手段と、上記カ
ウンタ手段からバイナリ出力されるカウンタ信号の初期
値に基づいて第2のタイミングパルスを発生する第2の
パルス発生手段と、上記第1及び第2のパルス発生手段
からの上記第1及び第2のタイミングパルスの入力に基
づいて上記パラレル入力信号に対応したパルス幅を有す
るパルスを出力するパルス出力手段とを具備することを
特徴とする。
【0007】
【作用】即ち、本発明のモノマルチバイブレータでは、
カウンタ手段により所定のクロック信号の入力に基づい
てクロック数がカウントされカウンタ信号がバイナリ出
力される。そして、第1のパルス発生手段により上記カ
ウンタ手段からバイナリ出力されるカウンタ信号と任意
に設定されるパラレル入力信号とが比較され第1のタイ
ミングパルスが発生される。また、第2のパルス発生手
段により上記カウンタ手段からバイナリ出力されるカウ
ンタ信号の初期値に基づいて第2のタイミングパルスが
発生される。そして、パルス出力手段により、上記第1
及び第2のパルス発生手段からの上記第1及び第2のタ
イミングパルスの入力に基づいて上記パラレル入力信号
に対応したパルス幅を有するパルスが出力される。
【0008】
【実施例】図1は本発明のモノマルチバイブレータの一
実施例の構成を示す図である。同図に示すように、本発
明のモノマルチバイブレータは、nビットッカウンタ2
と、nビットコンパレータ4、n入力NORゲート5、
JKフリップフロップ6からなる。
【0009】上記nビットカウンタ2は、その入力端子
がクロック信号の入力端子1に接続されており、且つ、
その出力端子が上記nビットコンパレータ4、及び上記
n入力NORゲート5の入力端子にそれぞれ接続されて
いる。
【0010】そして、上記nビットコンパレータ4の入
力端子は、パラレル信号が入力されるパラレル入力端子
3にも接続されており、該nビットコンパレータの出力
端子は上記JKフリップフロップ6のK端子に接続され
ている。また、上記n入力NORゲート5の出力端子は
上記JKフリップフロップ6のJ端子に接続されてい
る。そして、リセット信号の入力端子8は、上記nビッ
トカウンタ2及び上記JKフリップフロップ6のリセッ
ト端子にそれぞれ接続されている。
【0011】このような構成において、内部及び外部か
らのクロック信号をnビットカウンタ2に入力すると、
該nビットカウンタ2がクロック数をカウントし、それ
をカウンタ信号としてバイナリ出力する。
【0012】そして、nビットコンパレータ4が上記n
ビットカウンタ2からのカウンタ信号と外部から任意に
設定されたパラレル入力信号と受けて比較し、タイミン
グパルスを出力する。
【0013】上記n入力NORゲート5では、上記nビ
ットカウンター2のカウンタ信号より初期時間、即ち全
出力ローレベル“L”を探索し、このパルスをJKフリ
ップフロップ6のJ端子に入力する。
【0014】そして、上記nビットコンパレータ4から
のタイミングパルスをK端子に入力すると、クロック信
号に同期してJKフリップフロップ6は安定したパルス
を出力する。
【0015】尚、カウンタのインクリメント,デクリメ
ントや、クロック信号のup,down同期、各々の回
路にリセット、クリアー、セット等のオプション端子も
有する。図2は、上記各端子における各端子波形を示す
タイミングチャートである。
【0016】同図において、時刻t1 ではnビットカウ
ンタ2の出力が全出力ローレベル“L”であるためn入
力NOR出力(J端子入力)はハイレベル“H”とな
る。そして、このときnビットコンパレータ4の出力
(K端子入力)が“L”であるためJKフリップフロッ
プ6の出力はクロック入力に同期して“H”となる。次
に、時刻t2 ではnビットカウンタ2の出力が“H”と
なるため、n入力NORゲート5の出力は“L”とな
る。このときnビットコンパレータ4の出力も“L”で
あるためJKフリップフロップ6の出力は“H”の状態
を維持する。
【0017】そして、時刻t3 ではnビットコンパレー
タ4の出力が“L”から“H”となるためクロック入力
に同期してJKフリップフロップ6の出力は“L”とな
る。本実施例のモノマルチバイブレータでは、上記動作
を繰り返すことで、外部クロックに同期して安定した出
力パルスを得ることができる。
【0018】以上詳述したように、本発明のモノマルチ
バイブレータでは、パルス幅の設定を必要とするとき
に、内部および外部のクロックパルスから任意に定めた
パラレル信号を入力する事により安定、且つ正確なパル
スを発生することができる。さらに、回路構成は全て論
理回路を使用している為に、従来の抵抗とコンデンサー
の時定数を用いたアナログ動作が不要で、安定且つ精度
の良いパルス幅を得ることができる。
【0019】また、パルス幅はクロック周波数の可変及
びパラレル入力の設定により容易に可変することが可能
であり、カウンタのビット数を増減させる事も同様に可
能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、抵抗、コンデンサ等を
用いずに時定数でのパルス幅の設定をすることなく、カ
ウンタ初期値から任意に設定できるパラレル入力により
安定した精度の良いパルス幅の波形を得ることができる
モノマルチバイブレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るモノマルチバイブレータ
の構成を示す接続図である。
【図2】実施例のモノマルチバイブレータのファンクシ
ョン波形を示すタイミングチャートである。
【図3】従来のマルチバイブレータの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…クロック入力端子、3…パラレル入力端子、2…n
ビットカウンタ、4…nビットコンパレータ、5…n入
力NORゲート、6…JKフリップフロップ、7…パル
ス出力端子、8…リセット端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のクロック信号の入力に基づいてク
    ロック数をカウントし、カウンタ信号をバイナリ出力す
    るカウンタ手段と、 上記カウンタ手段からバイナリ出力されるカウンタ信号
    と任意に設定されるパラレル入力信号とを比較して第1
    のタイミングパルスを発生する第1のパルス発生手段
    と、 上記カウンタ手段からバイナリ出力されるカウンタ信号
    の初期値に基づいて第2のタイミングパルスを発生する
    第2のパルス発生手段と、 上記第1及び第2のパルス発生手段からの上記第1及び
    第2のタイミングパルスの入力に基づいて上記パラレル
    入力信号に対応したパルス幅を有するパルスを出力する
    パルス出力手段と、 を具備することを特徴とするモノマルチバイブレータ。
JP4071956A 1992-03-30 1992-03-30 モノマルチバイブレータ Withdrawn JPH05275981A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4071956A JPH05275981A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 モノマルチバイブレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4071956A JPH05275981A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 モノマルチバイブレータ

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JPH05275981A true JPH05275981A (ja) 1993-10-22

Family

ID=13475444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4071956A Withdrawn JPH05275981A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 モノマルチバイブレータ

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Effective date: 19990608