JPH0527571Y2 - - Google Patents

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JPH0527571Y2
JPH0527571Y2 JP8479288U JP8479288U JPH0527571Y2 JP H0527571 Y2 JPH0527571 Y2 JP H0527571Y2 JP 8479288 U JP8479288 U JP 8479288U JP 8479288 U JP8479288 U JP 8479288U JP H0527571 Y2 JPH0527571 Y2 JP H0527571Y2
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JP
Japan
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side wall
box
hole
fixing plate
box culvert
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JP8479288U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、下水等の暗渠として使用されるボ
ツクスカルバードに、その設置施工用に設ける吊
り具に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種の吊り具としては(第3図参照)、
一端にネジ部21が、また他端に吊り用ワイヤー
の巻回溝22を有する回転部23がそれぞれ設け
られているテーパピン状の本体部24を、ボツク
スカルバード25の側壁部分に貫通させ固定して
なるものが知られている。なおここで符号26は
座金、27はナツトである。
〔この考案が解決すべき課題〕 しかし側壁に本体部24が貫通する貫通用孔2
8が穿設しているため、この貫通孔28より外部
からの浸水が起こつてしまう。
またこの貫通孔28には、ボツクスカルバード
25の施工後に第4図に示す如く現場でゴム栓2
9を積めると共に、このゴム栓29の両側にモル
タル30を積める必要がある。
そのためこの積め作業に手間がかかり、また側
壁の表面が汚くなつてしまい、しかもゴム栓2
9、モルタル30等の材料費が多く必要となつて
しまう。
このように従来のボツクスカルバード用吊り具
には、外部からの浸水についてや、内面仕上げ時
の美観等の損傷、または反転時に欠陥が生ずる等
の改善すべき問題点があつた。
この考案は前述した事情に鑑みて創案されたも
ので、その目的はボツクスカルバード内への浸水
を起こすことがないと共に、ボツクスカルバード
の設置作業を美観を保つて容易で安価に行われせ
ることのできるボツクスカルバード用回転自在吊
り具を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案によればボツクスカルバード用回転自
在吊り具を、ボツクスカルバードの側壁内に埋設
されており、透孔が穿設されている定着板および
この定着板の前記透孔位置に設けられている袋ナ
ツトからなるアンカー部と、このアンカー部の袋
ナツトに定着板の透孔を貫通して螺合するネジ部
が一端に、また吊り用ワイヤーの巻回溝を有する
回転部が他端にそれぞれ設けられており、前記ボ
ツクスカルバードの側壁に形成された取付用孔に
前記回転部が側壁外となるようにセツトされる本
体部とからなるものとする。
そしてアンカー部でボツクスカルバードの側壁
内に固定するようにして、側壁に貫通孔を設けな
いようにする。このことにより、ボツクスカルバ
ード内への浸水を起こすことがないと共に、ボツ
クスカルバードの設置作業を美観を保つて容易で
安価に行うことができるようにしたものである。
〔実施例〕
以下この考案のボツクスカルバード用回転自在
吊り具を図示する実施例によつて説明する。
吊り具1は(第1図参照)、ボツクスカルバー
ド2の側壁3内に埋設されており、透孔4が穿設
されている定着板5およびこの定着板5の透孔4
位置に設けられている袋ナツト6からなるアンカ
ー部7と、このアンカー部7の袋ナツト6に定着
板5の透孔4を貫通して螺合するネジ部8が一端
に、また吊り用ワイヤー9の巻回溝10を有する
回転部11が他端にそれぞれ設けられており、ボ
ツクスカルバード2の側壁3に形成された取付用
孔11に回転部11が側壁3外となるようにセツ
トされる本体部12とからなつている。
このような構成からなる吊り具1の使用に際し
ては、まず本体部12をそのネジ部8のアンカー
部7における袋ナツト6への螺合により、側壁3
内に固定する。(第1図参照) その後、回転部11に吊りワイヤー9を巻回し
て、ボツクスカルバード2の反転等の搬送および
設置作業を行う。そしてこの時のボツクスカルバ
ード2の反転作業は、回転部11によつて誰にで
も安全に行うことができる。
そして設置等の作業が終了したら、ネジ部8の
アンカー部7における袋ナツト6への螺合を解除
して、本体部12を側壁3内より取り外す。(第
2図参照) なお第1図に示す如くかぶりLについては、本
体部12の長さDを、側壁の厚さが200〓の場合
に141〓、または側壁の厚さが150〓の場合に91〓
にすることで、L=25〓を確保している。
〔考案の効果〕
この考案のボツクスカルバード用回転自在吊り
具は、ボツクスカルバードの側壁内に埋設されて
おり、透孔が穿設されている定着板およびこの定
着板の前記透孔位置に設けられている袋ナツトか
らなるアンカー部と、このアンカー部の袋ナツト
に定着板の透孔を貫通して螺合するネジ部が一端
に、また吊り用ワイヤーの巻回溝を有する回転部
が他端にそれぞれ設けられており、前記ボツクス
カルバードの側壁に形成された取付用孔に前記回
転部が側壁外となるようにセツトされる本体部と
から構成されていることを特徴としている。
そしてこの構成によれば吊り具の本体部を、ア
ンカー部によりボツクスカルバードの側壁内に固
定するので、側壁に貫通孔を設ける必要がない。
そのため、ボツクスカルバード内への浸水を起
こすことがないと共に、ボツクスカルバードの内
面をきれいにすることができる。
また現場での設置作業を貫通孔の孔埋め作業が
必要ないことから容易に行えると共に、孔埋め用
としてのモルタル、ゴム栓が必要ないのでボツク
スカルバードを安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のボツクスカルバード用回転
自在吊り具をボツクスカルバードに取付けた状態
を示す断面図、第2図は吊り具の本体部をボツク
スカルバードから取り外した状態を示す部分断面
図、第3図は従来の吊り具をボツクスカルバード
に取付けた状態を示す断面図、第4図は従来の吊
り具をボツクスカルバードから取り外した状態を
示す部断面図である。 1……吊り具、2……ボツクスカルバード、3
……側壁、4……透孔、5……定着板、6……袋
ナツト、7……アンカー部、8……ネジ部、9…
…吊り用ワイヤー、10……巻回溝、11……回
転部、12……本体部、21……ネジ部、22…
…巻回溝、23……回転部、24……本体部、2
5……ボツクスカルバード、26……座金、27
……ナツト、28……貫通孔、29……ゴム栓、
30……モルタル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボツクスカルバードの側壁内に埋設されてお
    り、透孔が穿設されている定着板およびこの定着
    板の前記透孔位置に設けられている袋ナツトから
    なるアンカー部と、このアンカー部の袋ナツトに
    定着板の透孔を貫通して螺合するネジ部が一端
    に、また吊り用ワイヤーの巻回溝を有する回転部
    が他端にそれぞれ設けられており、前記ボツクス
    カルバードの側壁に形成された取付用孔に前記回
    転部が側壁外となるようにセツトされる本体部と
    からなるボツクスカルバード用回転自在吊り具。
JP8479288U 1988-06-27 1988-06-27 Expired - Lifetime JPH0527571Y2 (ja)

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JP8479288U JPH0527571Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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JP8479288U JPH0527571Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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JPH026786U JPH026786U (ja) 1990-01-17
JPH0527571Y2 true JPH0527571Y2 (ja) 1993-07-14

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JP8479288U Expired - Lifetime JPH0527571Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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JPS5176596U (ja) * 1974-12-13 1976-06-16

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JPH026786U (ja) 1990-01-17

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