JPH0343791Y2 - - Google Patents

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JPH0343791Y2
JPH0343791Y2 JP12637585U JP12637585U JPH0343791Y2 JP H0343791 Y2 JPH0343791 Y2 JP H0343791Y2 JP 12637585 U JP12637585 U JP 12637585U JP 12637585 U JP12637585 U JP 12637585U JP H0343791 Y2 JPH0343791 Y2 JP H0343791Y2
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Japan
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board
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、建造物の仕切壁、天井パネル、床
パネル等に埋設される電線管の端末ボツクスを仮
止めするのに使用される管端末ボツクス仮止め装
置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
最近の建造物では、単板のコンクリートブロツ
クが多く使用されるようになつている。このコン
クリートは、予じめ仕切壁、天井パネル、床パネ
ル用として製造されるもので、その内部には、屋
内配線を行なうための電線管が埋設される。この
電線管は、単にコンクリートブロツク内に埋設さ
れるだけでなく、その端末を所望の壁面位置に導
出されなければならない。
上記のように、コンクリートブロツク内に電線
管を埋設し、かつこの電線管の端末を所望の位置
に導出するには、第4図に示すように、型枠11
の空間部にアーム12を介して端末ボツクス13
を吊り下げるように保持し、この端末ボツクス1
3に電線管14の端末をナツトを用いて締付け
る。次に、型枠11内にコンクリートを流し込
み、硬化させたのち、型枠11を取り離す。これ
によつて、第6図に示すように、電線管14の端
末を、コンクリートブロツク15の所望の壁面に
導出したパネルを製造することができる。
〔背景技術の問題点〕 上記従来の電線管端末処理方法において、問題
となつているのは、その仮止め作業の効率であ
る。即ち、端末ボツクス13をアーム12の先端
部12aに仮り止めするには、例えば第5図に示
すように、釘16あるいはねじ類によつてアーム
12あるいは機の下面に取付ける作業を行なわな
ければならない。
この種の作業は非常に多くの手間及び時間を要
し、その改善が望まれている。また、電線管の端
末導出部が図に示すようにコンクリートブロツク
に対して1箇所であれば大きな問題とはならない
が、数箇所に必要であり、かつ多数のコンクリー
トブロツクを量産する場合は、上記の手間及び時
間は無視できない問題となる。
更にまた、端末ボツクス13を釘などでアーム
12あるいは機の下面に取付けた場合、コンクリ
ートの打設後、上記アームあるいは機を取離す際
に、コンクリートに釘が一部埋設されているた
め、パネル表面に欠損部あるいは穴が生じる。こ
のため、パネル表面が粗面となり仕上げのための
上塗りを要することになる。
〔考案の目的〕
この考案は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、端末ボツクスの仮止め作業を簡単な作業で
済むようにして作業効率を向上し、しかもパネル
表面に欠損、傷穴等が生じることなく製品価値を
向上し得る管端末ボツクス仮止め装置を提供する
ことを目的とする。
〔考案の実施例〕
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例であり、位置決め
基板21には、例えばスリツト状の角穴22が形
成され、この角穴22を操作ロツド23が貫通し
ている。操作ロツド23は、一端側にねじ部23
aを形成されており、このねじ部23aは、例え
ば基板21から切り越すように形成され基板21
と一体な軸受部25のねじ穴に螺合されている。
そして、この軸受部25を挿通した先端側には、
弾性を有したパツキン状の係止部材26が回転自
在に外挿されている。この係止部材26は、樹脂
材から成り、伸縮性を有する。そして、この係止
部材26を貫通したロツド先端には、係止部材2
6の抜けを防止する止め輪27が取付けられてい
る。
一方上記操作ロツド23の基端部は、角状とな
つている。そして、この角状部23bに例えばハ
ンドルの先端を係合させて、操作ロツド23を回
転駆動することができる。
30は、電線管であり、筒状のコネクタ31を
介して端末ボツクス35の側壁に形成された穴
に、その中空を連通するように取付けられてい
る。電線管30及びコネクタ31は、例えば合成
樹脂から成り、接着剤を用いて連結され、コネク
タ31の外周にはねじ山が形成されており、ナツ
ト32,33が螺合される。ナツト32,33
は、端末ボツクス35の側壁を挾み、締付けてお
り、これによつて電線管30の端末と端末ボツク
ス35が一体化される。そして、末ボツクス35
は、上記軸受部25及び操作ロツド23の係止部
材26側を被うように、前記基板21にその開口
を向けて配設される。この場合、前記係止部材2
6は、端末ボツクス35の内側からコネクタ31
の中空に挿入される。
従つて、第1図の状態から、操作ロツド23を
回転させて、係止部材26を締付ければ、この係
止部材26は、弾力性を有するためその径がふく
らみ、コネクタ31の中空内に係止することにな
る。
この考案は、上記の実施例に限定されるもので
はなく、係止部材26の径を圧縮により太くした
りまた弛緩により径を細くする手段としては、第
2図に示すように、操作ロツド23の先端に台形
円錐形のくさび部材40を設けてもよい。操作ロ
ツド23が回転させられ、くさび部材40が係止
部材26の中空にくい込むと、この係止部材26
の外径は太くなり、この外周のコネクタ内に密着
して係止することができる。
更にこの考案では、第3図に示すように、軸受
部25を蝶番あるいは回軸41を介して基板21
に取付けても良い。このようにすると、操作ロツ
ド23及び係止部材26の基板21に対する軸方
向傾きを任意に変えることができる。このこと
は、端末ボツクスに導かれている電線管の端末が
何れの方向を向いていたとしても係止部材26を
その中空へ挿入させて係止できることになり、使
用面で融通性が拡大できる。
上記した管端末固定装置にると、第4図乃至第
6図で説明したように、特にパネル上面側に電線
管の端末を導く場合に、端末ボツクスの仮り止め
作業を極めて容易に行なうことができる。しか
も、従来の如く、仮り止めに釘、ねじ類を使用し
ないため、コンクリートブロツク表面に欠落部、
損傷部を生じることがない。また本考案の装置
は、反復利用が可能であり、コンクリートパネル
の量産を行なうのに最適である。なお、コンクリ
ートが硬化したあとで基板21、操作ロツド2
3、係止部材26などを取り去る場合には、まず
コンクリートの型枠を取り去り、次に、基板21
とともに操作ロツド32を上部に引き取ればよ
い。第1図の実施例の場合は電線管が斜め方向に
なつているので、これに沿つて、つまり操作ロツ
ドの軸方向へ引けばよい。このとき係止部材26
は当然弛緩されている。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によると、端末
ボツクスの仮止め作業を簡単な作業で済むように
し、パネル表面に欠損、傷穴等が生じないように
した管端末ボツクス仮止め装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図はこの考案の装置の作用を説明するのに示し
た断面図、第3図はこの考案の他の実施例を示す
断面図、第4図はコンクリートブロツクの製造例
を示す斜視図、第5図は従来の端末ボツクス固定
手段を示す断面図、第6図は端末ボツクスを有し
たコンクリートパネルの断面図である。 21……基板、22……角穴、23……操作ロ
ツド、23a……ねじ部、25……軸受部、26
……係止部材、27……止め輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一方の面側にコンクリートが打設できるように
    型枠に端部が取付けられて型枠のベースから一部
    が浮いた状態で配置され、この浮いた部分には開
    口が開設された基板と、 前記基板の一方の面に開口部を向けて、前記基
    板の開口を覆うように配置されたボツクス形状で
    あり、前記基板の前記開口に対向する部分には、
    前記ボツクス内外を連通させるように電線管が筒
    状のコネクタを介して取り付けられた端末ボツク
    スと、 前記端末ボツクスの内側領域の前記基板の一方
    の面に突出して設けられた軸受部と、 前記基板の他方の面から前記基板の開口を挿通
    して前記軸受部に先端側のねじ部が螺合され、前
    記筒状のコネクタ内部に先端部が位置する操作ロ
    ツドと、 この操作ロツドの先端に取付けられた止め輪
    と、 前記止め輪と前記軸受部の間であつて、前記コ
    ネクタ内部の前記操作ロツドの周囲に位置し、前
    記操作ロツドが回転されることにより前記止め輪
    と軸受部により圧縮又は弛緩されて径大又は径小
    となり前記コネクタに対して係止又は係止解除を
    得、前記ボツクスと前記基板との仮止め又は仮止
    め解除状態を得る弾性部材とを具備したことを特
    徴とする管端末ボツクス仮止め装置。
JP12637585U 1985-08-19 1985-08-19 Expired JPH0343791Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12637585U JPH0343791Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12637585U JPH0343791Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238010U JPS6238010U (ja) 1987-03-06
JPH0343791Y2 true JPH0343791Y2 (ja) 1991-09-13

Family

ID=31020120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12637585U Expired JPH0343791Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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JP (1) JPH0343791Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007040824A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Benetsuse Corp:Kk 時間距離測定具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007040824A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Benetsuse Corp:Kk 時間距離測定具

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Publication number Publication date
JPS6238010U (ja) 1987-03-06

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