JPH05275609A - 半導体モジュール基板 - Google Patents
半導体モジュール基板Info
- Publication number
- JPH05275609A JPH05275609A JP6808892A JP6808892A JPH05275609A JP H05275609 A JPH05275609 A JP H05275609A JP 6808892 A JP6808892 A JP 6808892A JP 6808892 A JP6808892 A JP 6808892A JP H05275609 A JPH05275609 A JP H05275609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- layers
- semiconductor chip
- module substrate
- semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】モジュール基板内に少なくとも1つの半導体チ
ップ1を入れることによって、基板外の影響を受けずに
低雑音、高密度実装が可能な基板を作成する。 【構成】4、5、6、7、8層で構成される基板と、
9、10層で構成される基板との間に半導体チップ1を
入れ、ボンディング3によって半導体チップ1と基板内
のパターン層7に接続することにより、外部の影響を受
けず信頼性の高い半導体チップ1を得ることができ、且
つ、外部パターン層4、10に電子部品を搭載する。
ップ1を入れることによって、基板外の影響を受けずに
低雑音、高密度実装が可能な基板を作成する。 【構成】4、5、6、7、8層で構成される基板と、
9、10層で構成される基板との間に半導体チップ1を
入れ、ボンディング3によって半導体チップ1と基板内
のパターン層7に接続することにより、外部の影響を受
けず信頼性の高い半導体チップ1を得ることができ、且
つ、外部パターン層4、10に電子部品を搭載する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体チップを利用した
高周波通信用モジュール基板に関する。
高周波通信用モジュール基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板は、図2のように部品面の上
面とはんだ付面の下面の基板外側の2面にしか電子部品
が搭載できなかった。この為、高周波通信用基板では、
電子部品の密度が高まり、近接の電子部品や外部からの
影響により、高周波信号にノイズが乗り易く、ノイズ対
策にパターンの引き回しやシールドによるノイズの遮断
をしなければならなかった。
面とはんだ付面の下面の基板外側の2面にしか電子部品
が搭載できなかった。この為、高周波通信用基板では、
電子部品の密度が高まり、近接の電子部品や外部からの
影響により、高周波信号にノイズが乗り易く、ノイズ対
策にパターンの引き回しやシールドによるノイズの遮断
をしなければならなかった。
【0003】公知例としては、”アースと基板”、伊藤
健一著、日刊工業新聞社(1983)PP40に記載さ
れている。
健一著、日刊工業新聞社(1983)PP40に記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記により、モジュー
ル基板を設計するには、ノイズが乗らないように考慮し
た基板の大きさを必要とした。
ル基板を設計するには、ノイズが乗らないように考慮し
た基板の大きさを必要とした。
【0005】しかしながら、小型化を求められている高
周波通信ではモジュール基板を小さくする必要があり、
高密度な電子部品実装と同時に、ノイズの低減が求めら
れている。
周波通信ではモジュール基板を小さくする必要があり、
高密度な電子部品実装と同時に、ノイズの低減が求めら
れている。
【0006】本発明の目的は、モジュール基板における
ノイズの低減と基板の縮小をすることにある。
ノイズの低減と基板の縮小をすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体チッ
プを基板の中に入れることと、信号線を基板の内層に通
し、ワイヤーボンディングでこの半導体チップに接続す
る基板構造で達成される。
プを基板の中に入れることと、信号線を基板の内層に通
し、ワイヤーボンディングでこの半導体チップに接続す
る基板構造で達成される。
【0008】
【作用】半導体チップを基板の中に入れ信号線を基板内
部に通すと、基板のGND層のシールド効果により外部
からのノイズは低減される。半導体チップを基板内部に
取り付けることで、基板外に半導体パッケージを重ねて
搭載することができる為、基板面積を縮小することが可
能である。
部に通すと、基板のGND層のシールド効果により外部
からのノイズは低減される。半導体チップを基板内部に
取り付けることで、基板外に半導体パッケージを重ねて
搭載することができる為、基板面積を縮小することが可
能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例である半導体チップ
1をモジュール基板の中に入れた時の断面図である。こ
こで、4、7、10層は、信号が送れるパターン層であ
る。
明する。図1は、本発明の一実施例である半導体チップ
1をモジュール基板の中に入れた時の断面図である。こ
こで、4、7、10層は、信号が送れるパターン層であ
る。
【0010】半導体チップ1は、基板層5と接着剤2に
より固定されている。この半導体チップ1は、ワイヤー
ボンディング3によって、信号パターン層7に基板内で
直接接続されている。これにより、半導体チップ1の信
号は、モジュール基板の外部にでることはなく、外部か
らの雑音の影響を受けない。
より固定されている。この半導体チップ1は、ワイヤー
ボンディング3によって、信号パターン層7に基板内で
直接接続されている。これにより、半導体チップ1の信
号は、モジュール基板の外部にでることはなく、外部か
らの雑音の影響を受けない。
【0011】また、ICパッケージを利用しているので
はなくワイヤーボンディングを直接チップと信号パター
ン間に接続していることより、ICのパッケージ、リー
ド、はんだの部分数が不要でモジュール全体の信頼性も
高まる。
はなくワイヤーボンディングを直接チップと信号パター
ン間に接続していることより、ICのパッケージ、リー
ド、はんだの部分数が不要でモジュール全体の信頼性も
高まる。
【0012】内部の信号パターン層7は、スルーホール
12、13を通して、外部パターン層4、10に接続す
ることができる。パターン層4、10では、抵抗や容量
などの電子部品素子14や半導体パッケージ11が接続
されている。これにより、層の違いにより半導体チップ
と半導体パッケージを重ねて搭載することも可能であ
る。
12、13を通して、外部パターン層4、10に接続す
ることができる。パターン層4、10では、抵抗や容量
などの電子部品素子14や半導体パッケージ11が接続
されている。これにより、層の違いにより半導体チップ
と半導体パッケージを重ねて搭載することも可能であ
る。
【0013】以上のように構成される半導体モジュール
基板の製造方法について説明する。
基板の製造方法について説明する。
【0014】まず、モジュール基板を図3に示すように
16層と17層の2つに分けて製造する。その時の図3
の矢印の方向から見た図を図4に示す。16層は、4、
5、6、7、8層、17層は9、10層を以後表わす。
その時、16層の6、7層は、埋め込む半導体チップの
大きさを、8層はこれに、ワイヤーボンディングを付け
た時の面積を考慮して切り抜く。16層と17層ができ
たならば、スルーホール12、13を製造する。次に、
半導体チップ1をモジュール基板層5に、接着剤2によ
り固定する。そしてボンディングを、半導体チップ1と
7層の信号パターンの任意の点とをボンディングする。
その次の工程には、16層と17層を接着する。この時
に8層には、切り込み穴15を半導体チップ1を囲むよ
うに入れ、そこに接着剤を入れておき接着すると、16
層と17層を完全に密閉した形などもできる。また、半
導体パッケージ11や電子部品素子14を4層と10層
のパターン層に接続することも可能である。
16層と17層の2つに分けて製造する。その時の図3
の矢印の方向から見た図を図4に示す。16層は、4、
5、6、7、8層、17層は9、10層を以後表わす。
その時、16層の6、7層は、埋め込む半導体チップの
大きさを、8層はこれに、ワイヤーボンディングを付け
た時の面積を考慮して切り抜く。16層と17層ができ
たならば、スルーホール12、13を製造する。次に、
半導体チップ1をモジュール基板層5に、接着剤2によ
り固定する。そしてボンディングを、半導体チップ1と
7層の信号パターンの任意の点とをボンディングする。
その次の工程には、16層と17層を接着する。この時
に8層には、切り込み穴15を半導体チップ1を囲むよ
うに入れ、そこに接着剤を入れておき接着すると、16
層と17層を完全に密閉した形などもできる。また、半
導体パッケージ11や電子部品素子14を4層と10層
のパターン層に接続することも可能である。
【0015】本発明は図1、3、4の実施例に限定され
ず、図5のように8層に階段状に製造し、それにシール
ドケースの蓋18を被せて完全に密閉してから16層と
17層とを接着する方法などもある。
ず、図5のように8層に階段状に製造し、それにシール
ドケースの蓋18を被せて完全に密閉してから16層と
17層とを接着する方法などもある。
【0016】
【発明の効果】本発明により、外部からの影響を受けず
に、モジュール基板内で半導体チップを駆動することが
でき、ノイズの低減とモジュール基板の縮小、信頼性の
向上が可能となる。
に、モジュール基板内で半導体チップを駆動することが
でき、ノイズの低減とモジュール基板の縮小、信頼性の
向上が可能となる。
【図1】本発明による半導体モジュール基板実施例の断
面図である。
面図である。
【図2】従来の基板の断面図である。
【図3】本発明による半導体モジュール基板組立断面図
である。
である。
【図4】本発明による半導体モジュール基板組立上面図
である。
である。
【図5】本発明による半導体モジュール基板実施例の断
面図である。
面図である。
1…半導体チップ、 2…接着剤、 3…ワイヤーボンディング、 4…パターン層、 5…基板層、 6…基板層、 7…パターン層、 8…基板層、 9…基板層、 10…パターン層、 11…半導体パッケージ、 12…スルーホール、 13…スルーホール、 14…電子部品素子、 15…切り込み穴、 16…基板、 17…基板、 18…シールドケースの蓋。
フロントページの続き (72)発明者 松田 弘成 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所情報通信事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】外部パターンと内部パターンと空洞層印刷
配線板と、1個以上の半導体チップで構成されるモジュ
ール基板において、該印刷配線板内の空洞に、前記半導
体チップを取付け、さらに、該印刷配線板表面にも電子
部品を取り付けたことを特徴とする半導体モジュール基
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6808892A JPH05275609A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 半導体モジュール基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6808892A JPH05275609A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 半導体モジュール基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05275609A true JPH05275609A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13363638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6808892A Pending JPH05275609A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 半導体モジュール基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05275609A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0732107A2 (en) * | 1995-03-16 | 1996-09-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Circuit substrate shielding device |
US5796165A (en) * | 1996-03-19 | 1998-08-18 | Matsushita Electronics Corporation | High-frequency integrated circuit device having a multilayer structure |
EP1324390A3 (en) * | 2001-12-21 | 2004-02-18 | Alps Electric Co., Ltd. | A high-frequency module |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP6808892A patent/JPH05275609A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0732107A2 (en) * | 1995-03-16 | 1996-09-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Circuit substrate shielding device |
EP0732107A3 (en) * | 1995-03-16 | 1997-05-07 | Toshiba Kk | Screen device for circuit substrate |
US5808878A (en) * | 1995-03-16 | 1998-09-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Circuit substrate shielding device |
US5796165A (en) * | 1996-03-19 | 1998-08-18 | Matsushita Electronics Corporation | High-frequency integrated circuit device having a multilayer structure |
EP1324390A3 (en) * | 2001-12-21 | 2004-02-18 | Alps Electric Co., Ltd. | A high-frequency module |
US6812561B2 (en) | 2001-12-21 | 2004-11-02 | Alps Electric Co., Ltd. | Thin high-frequency module having integrated circuit chip with little breakage |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5712767A (en) | Circuit elements mounting | |
US5668406A (en) | Semiconductor device having shielding structure made of electrically conductive paste | |
US6593647B2 (en) | Semiconductor device | |
JP2603636B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP3311914B2 (ja) | チップ型発光ダイオード | |
JP2825084B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP2003197840A (ja) | チップパッケージ及びその製造方法 | |
JPH05275609A (ja) | 半導体モジュール基板 | |
JPS58219757A (ja) | 半導体装置 | |
JP2500310B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH1093012A (ja) | 高周波集積回路装置 | |
JP2706699B2 (ja) | 半導体モジュール | |
JP2692478B2 (ja) | リードレス・チップ・キャリア | |
JP2588549B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2737332B2 (ja) | 集積回路装置 | |
JPH0629422A (ja) | 混成集積回路装置 | |
JP2001110943A (ja) | Icパッケージ | |
JP3529323B2 (ja) | 高周波ユニット及び高周波ユニットの製造方法 | |
JPH05226518A (ja) | 混成集積回路装置 | |
KR100567045B1 (ko) | 반도체 패키지 | |
KR940010298A (ko) | 반도체 패키지 및 그의 제조방법 | |
JPH09139458A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0613535A (ja) | 電子部品搭載装置 | |
JPH0521634A (ja) | 半導体装置 | |
JP2003347448A (ja) | 電子部品封入パッケージ並びにその製造方法 |