JPH05274788A - フラグ記録方法と記録再生装置 - Google Patents

フラグ記録方法と記録再生装置

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JPH05274788A
JPH05274788A JP6796692A JP6796692A JPH05274788A JP H05274788 A JPH05274788 A JP H05274788A JP 6796692 A JP6796692 A JP 6796692A JP 6796692 A JP6796692 A JP 6796692A JP H05274788 A JPH05274788 A JP H05274788A
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JP
Japan
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fade
flag
frame
mute
recording
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JP6796692A
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Inventor
Tatsuya Adachi
達也 足立
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ上に録音するPCMデータを加工する
代わりに、フェードイン、フェードアウト、ミュートの
位置を指定するフラグを別途記録しておき、再生時にフ
ェードイン、フェードアウトをかけることのできる記録
再生装置を提供する。 【構成】 フェードイン点、または、フェードアウト点
のフレームナンバを記憶するフレームナンバメモリ10
8と、PCMデータ再生手段(107)の出力する再生
PCMデータのレベルを制御するレベル制御手段(11
1,112)と、フレームナンバ再生手段(107)の
発生する再生フレームナンバと、フレームナンバメモリ
108の記憶するフェードイン点に基づいて、ミュート
フラグとフェードフラグを記録する補助データ記録部1
04を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DAT(ディジタルオ
ーディオテープレコーダ)等の記録再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル技術は音響,画像など
多くの分野に応用され、CDプレーヤ,DAT,ディジ
タルVTR等の技術が確立されてきた。その中でも基本
的なPCM信号の記録再生技術とともに、録音再生する
PCMデータを加工する技術が重要になってきた。
【0003】従来の記録再生装置、例えばDAT(ディ
ジタルオーディオテープレコーダ)では、録音レベル調
整用のボリュームを備えているので、使用者が、このボ
リュームを操作することによって、フェードイン,フェ
ードアウト機能を実現することができる。フェードアウ
ト機能を実現する場合は、録音中に楽曲の終了点付近
で、録音レベル調整ボリュームを絞り、フェードイン機
能を実現する場合は、楽曲の開始より前に録音レベル調
整ボリュームを絞っておき、楽曲の開始と同時にボリュ
ームを上げていく。
【0004】このような操作を行うことによって、フェ
ードイン,フェードアウトの機能を実現することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、一旦フェードイン、またはフェードアウト
をかけて録音した場合、元の状態に戻すことはできない
という問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、テープ上に録音するPCMデータを加工する代わり
に、フェードイン,フェードアウト,ミュートの位置を
指定するフラグを別途記録しておき、再生時にフェード
イン,フェードアウトをかけることのできるフラグ記録
方法、および記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の記録再生装置は、PCMデータを再生するP
CMデータ再生手段と、フレームナンバを再生するフレ
ームナンバ再生手段と、フェードイン点、または、フェ
ードアウト点のフレームナンバを記憶するメモリ手段
と、前記PCMデータ再生手段の出力する再生PCMデ
ータのレベルを制御するレベル制御手段と、前記フレー
ムナンバ再生手段の発生する再生フレームナンバと、前
記メモリ手段の記憶するフェードイン点に基づいてミュ
ートフラグとフェードフラグを記録するフラグ記録手段
とを備えている。
【0008】また、本発明の記録再生装置は、PCMデ
ータを再生するPCMデータ再生装置と、フェードフラ
グとミュートフラグを再生するフラグ再生装置と、前記
PCMデータ再生装置の出力する再生PCMデータのレ
ベルを、前記フラグ再生装置の出力するフェードフラグ
とミュートフラグに基づいて制御するレベル制御手段と
を備えている。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、再生時にフェー
ドイン、または、フェードアウトを暫定的に指定すると
ともに、指定した点のフレームナンバを記憶し、指定し
たフェードイン点、またはフェードアウト点が適切であ
れば、記憶されたフレームナンバをもとに、指定した点
にフェードイン,フェードアウトを指定するフラグを記
録し、その後の再生の際には、フェードイン,フェード
アウト点を指定するフラグを読み出して、自動的にフェ
ードイン、またはフェードアウトをかけることができる
記録再生装置を提供する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の実施例における記録再生装
置のブロック図を示すものである。図1において、10
1は磁気テープを格納したカセット、102はシステム
制御部109の命令にしたがって磁気テープの走行を制
御するメカニズム制御部である。103は磁気テープに
記録再生を行う記録および再生ヘッドである。記録ヘッ
ドは9個のヘッドで構成され、1個のヘッドは再生制御
に用いる制御データなどを記録する補助データを記録
し、残りの8個のヘッドは音声データ等の主データを記
録する。再生ヘッドは9個のヘッドで構成され、1個の
ヘッドは再生制御に用いる制御データなどを含む補助チ
ャネル再生信号を出力し、残りの8個のヘッドは音声デ
ータなどを含む主チャネル再生信号を出力する。磁気テ
ープは上下2つのエリアに分割され、一方を順方向の記
録に用い、他方を逆方向の記録に用いる。走行方向を反
転するときはヘッドを180度回転させる。
【0012】図2は記録ヘッド103によって記録され
たテープ上の記録トラックパターンを示す図である。
【0013】補助データ記録部104はシステム制御部
109から与えられる走行制御、再生時のフェード処
理,ミュート処理などに用いる補助データに誤り訂正符
号を付加し、変調して補助チャネル記録信号として、記
録および再生ヘッド103の中の1個の補助チャンネル
記録用ヘッドに供給する。
【0014】補助データ記録部104が記録する補助デ
ータには、再生時にフェードイン,フェードアウト,ミ
ュート処理を指定するフェードフラグ,ミュートフラグ
を含む。
【0015】主データ記録部105は入力音声データ
と、システム制御部109から供給されるフレームナン
バデータに誤り訂正符号を付加し、8−10変調して主
チャネル記録信号として記録および再生ヘッド103の
中の8個の主チャネル記録用の記録ヘッド103に出力
する。
【0016】主データの記録は、誤り訂正符号の完結す
るフレームという単位で行われる。1つのフレームに
は、フレームの番号であるフレームナンバが記録され
る。
【0017】補助データ再生部106は、記録および再
生ヘッド103の中の1個の補助チャネル再生用の再生
ヘッドより再生された補助チャネル再生データを復調
し、誤り訂正を行い補助データをシステム制御部109
に送出する。
【0018】主データ再生部107は、記録および再生
ヘッド103の中の8個の主チャネル再生用の再生ヘッ
ドより再生された再生信号を復調し、誤り訂正を行い再
生PCMデータPCMRPとフレームナンバデータを出
力する。
【0019】フレームナンバメモリ108は、主データ
再生部が出力する再生フレームナンバを、システム制御
部109の指示するタイミングで記憶するメモリであ
る。
【0020】フレームナンバメモリは、ミュート開始点
メモリ,ミュート解除点メモリ,フェードイン開始点メ
モリ,フェードアウト開始点メモリの4種類のメモリで
構成されている。
【0021】フレームナンバメモリ108は、システム
制御部109がミュート開始点記憶を指示したとき、ミ
ュート開始点メモリにミュート開始点フレームナンバを
記憶し、ミュート解除点記憶を指示したとき、ミュート
解除点メモリにミュート解除点フレームナンバを記憶
し、フェードイン開始点記憶を指示したとき、フェード
イン開始点メモリにフェードイン開始点フレームナンバ
を記憶し、フェードアウト開始点記憶を指示したとき、
フェードアウト開始点メモリにフェードアウト開始点フ
レームナンバを記憶する。
【0022】また、フレームナンバメモリ108は、設
定部110のリハーサルスイッチで指定されるリハーサ
ルモードが無効になったときクリアされる。
【0023】システム制御部109はメカニズム制御部
102に対して、巻戻しモード,早送りモード,順方向
定速走行モード,逆方向定速走行モード,走行モード等
を指示し、補助データ記録部104,主データ記録部1
05,補助データ再生部106,主データ再生部107
に対して、記録モード,再生モードなどを指示し、ま
た、補助データ記録部にフェードフラグ,ミュートフラ
グ等の再生制御に用いるデータを送出する。
【0024】さらに、システム制御部109は、主デー
タ再生部の出力する再生フレームナンバデータと、フレ
ームナンバメモリから供給されるフレームナンバを比較
して、フェードイン,フェードアウト,ミュート等のタ
イミングを制御する。システム制御部109はマイクロ
プロセッサなどで実現できる。
【0025】設定部110はシステム制御部109に対
して使用者が命令を与えるための設定部である。使用者
はスイッチなどで構成される設定部110を用いて、記
録,再生あるいはサーチなど概略の動作形態を指示する
とともに、フェードイン点,フェードアウト点,ミュー
ト期間の指定を行う。
【0026】設定部110は、リハーサルモードを指定
するリハーサルスイッチと、ミュート開始点を指定する
ミュート開始スイッチと、ミュート解除点を指定するミ
ュート解除スイッチと、フェードイン開始点を指定する
フェードイン開始スイッチとフェードアウト開始点を指
定するフェードアウト開始スイッチと、ミュートフラグ
とフェードフラグの記録を指示する登録スイッチを備え
る。
【0027】係数算出部111は、システム制御部10
9から送出されるミュートフラグとフェードフラグに基
づいて主データ再生部107の出力する再生PCMデー
タにかける係数を算出し、乗算器112に出力する。
【0028】図3は、係数算出部111の内部構成を示
すブロック図である。セレクタ301は、補助データ再
生部106から供給されるミュートフラグPMUTE
と、システム制御部109から供給されるミュートフラ
グSMUTEをシステム制御部109から供給されるリ
ハーサルモード指定信号REHによって選択する。セレ
クタ301は、REH=0のときPMUTEを出力し、
REH=1のときSMUTEを出力する。
【0029】セレクタ302は、補助データ再生部10
6から供給されるフェードフラグPFADEと、システ
ム制御部109から供給されるフェードフラグSFAD
Eをシステム制御部109から供給されるリハーサルモ
ード指定信号REHによって選択する。セレクタ301
は、REH=0のときPFADEを出力し、REH=1
のときSFADEを出力する。
【0030】開始信号生成部303は、セレクタ301
から供給されるミュート信号OMUTEと、セレクタ3
02から供給されるフェード信号OFADに基づいて、
フェードイン開始信号FIST,ミュート解除信号MO
FF,フェードアウト開始信号FOST,ミュート開始
信号MONを生成する。
【0031】RSフリップフロップ304は、フェード
イン開始信号FISTによってセットされ、MAX検出
部311の出力する最大値検出フラグMDETによっ
て、クリアされる。
【0032】RSフリップフロップ305は、フェード
アウト開始信号FOSTによってセットされ、ゼロ検出
部310の出力するゼロ検出フラグZDETによってク
リアされる。
【0033】RSフリップフロップ306は、ミュート
開始信号MONによってセットされ、ゼロ検出部310
の出力するゼロ検出フラグZDETによってクリアされ
る。
【0034】RSフリップフロップ307は、ミュート
解除信号MOFFによってセットされ、MAX検出部3
11の出力する最大値検出フラグMDETによってクリ
アされる。
【0035】カウンタ308は、RSフリップフロップ
304が出力するフェードイン期間信号FITが有効に
なったとき”0”にセットされ、クロック発生部312
の出力する周期TCK/256のクロックによってカウン
トアップされ、フェードイン期間信号FITが無効にな
るとカウントを停止する。また、RSフリップフロップ
305が出力するフェードアウト期間信号FOTが有効
になったとき最大値MAXにセットされ、クロック発生
部312の出力する周期TCK/256のクロックによっ
てカウントダウンされ、フェードアウト期間信号FOT
が無効になるとカウントを停止する。また、RSフリッ
プフロップ306が出力するミュート開始期間信号MO
NTが有効になったとき最大値MAXにセットされ、ク
ロック発生部312の出力する周期TCKのクロックによ
ってカウントダウンされ、ミュート開始期間信号MON
Tが無効になるとカウントを停止する。また、RSフリ
ップフロップ307が出力するミュート解除期間MOF
FTが有効になったとき”0”にセットされ、クロック
発生部312の出力する周期TCKによってカウントアッ
プされ、ミュート解除期間MOFFTが無効になるとカ
ウントを停止する。
【0036】カウンタ308の出力COEは、係数とし
て乗算器112に供給される。分周器309は、フェー
ドイン期間信号FIT、またはフェードアウト期間信号
FOTが有効なとき、クロック発生部312が出力する
周期TCKのクロックを256分周する分周器である。
【0037】ゼロ検出部310は、カウンタ308の出
力が”0”になったときに有効になるゼロ検出フラグZ
DETを出力する。
【0038】最大値検出部311は、カウンタ308の
出力が最大値MAXになったときに有効になる最大値検
出フラグMDETを出力する。
【0039】クロック発生部312は、周期TCKのクロ
ックを生成する。図4は係数算出部111の動作を示す
タイミングチャートである。
【0040】図4の(1)から(4)は、ミュート信号
OMUTE,フェード信号OFADと,フェードイン開
始信号FIST,ミュート解除信号MOFF,フェード
アウト開始信号FOST,ミュート開始信号MONの関
係を示すタイミングチャートである。
【0041】図4において、OMUTEはセレクタ30
1の出力するミュート信号、OFADEはセレクタ30
2が出力するフェード信号、FISTは開始信号生成部
303の出力するフェードイン開始信号、FOSTは開
始信号生成部303の出力するフェードアウト開始信
号、MONは開始信号生成部303の出力するミュート
開始信号、MOFFは開始信号生成部303の出力する
ミュート解除信号である。FITはRSフリップフロッ
プ304の出力するフェードイン期間信号、FOTはR
Sフリップフロップ305の出力するフェードアウト開
始信号、MONTはRSフリップフロップ306の出力
するミュート開始期間信号、MOFFTはRSフリップ
フロップ307の出力するミュート解除期間信号であ
る。MDETはMAX検出部311が、出力する最大値
検出フラグ、ZDETはゼロ検出部310が出力するゼ
ロ検出フラグである。COEはカウンタ308の出力値
であり、乗算に用いる係数として出力される。
【0042】図4の(1)は、ミュートフラグOMUT
Eの立ち下がりエッジでフェードフラグOFADEが有
効になっている場合、すなわち、フェードインの場合の
タイミングチャートである。係数COEは、ミュートフ
ラグOMUTEの立ち下がりエッジから”0”で始ま
り、最大値までTFIの時間かけて単調に増加する。
【0043】図4の(2)は、ミュートフラグOMUT
Eの立ち上がりエッジでフェードフラグOFADEが有
効になっている場合、すなわち、フェードアウトの場合
のタイミングチャートである。係数COEは、ミュート
フラグOMUTEの立ち下がりエッジから最大値で始ま
り、”0”までTFOの時間かけて単調に減少する。
【0044】図4の(3)は、ミュートフラグOMUT
Eの立ち上がりエッジでフェードフラグOFADEが無
効になっている場合、すなわち、ミュート開始の場合の
タイミングチャートである。係数COEは、ミュートフ
ラグOMUTEの立ち上がりエッジから最大値で始ま
り、”0”までTMUの時間かけて単調に減少する。
【0045】図4の(4)は、ミュートフラグOMUT
Eの立ち下がりエッジでフェードフラグOFADEが無
効になっている場合、すなわち、ミュート解除の場合の
タイミングチャートである。係数COEは、ミュートフ
ラグOMUTEの立ち下がりエッジから”0”で始ま
り、最大値までTDMの時間かけて単調に減少する。
【0046】フェードイン,フェードアウトモードの場
合は、分周器309が発生するクロックを1/256分
周するので、TFI=TFO ,TMU=TDM, TFI=256*
MUとなる。したがって、フェードインタイムとフェー
ドアウトタイムは、ミュート開始期間と、ミュート解除
時間に比べて十分に長い。
【0047】ミュートの開始、及び解除の際にすぐにミ
ュートの開始、解除を行わず、なめらかに変化させる機
能をソフトミュート機能と呼んでおり、ミュート時に発
生するノイズを軽減することができる。
【0048】乗算器112は、主データ再生部107の
出力する再生PCMデータと係数算出部111の出力す
る係数を乗算する。
【0049】以上のように構成された本発明の実施例に
おける記録再生装置によって、フェードイン点を記録す
る動作について説明する。
【0050】フェードイン点を記録する作業は、以下の
ような手順で行う。 (1)再生中に仮にフェードイン点を指定して、その点の
フレームナンバを記憶するとともに、フェードイン点が
適切かどうかを再生音声を聞いて、確認する。
【0051】(2)フェードイン点が適切であれば、記憶
されたフェードイン点のフレームナンバに基づいて、フ
ェードフラグ,ミュートフラグをアフターレコーディン
グする。なお、アフターレコーディングとは、補助デー
タだけを記録する動作のことである。
【0052】ここで、補助データエリアに記録されるミ
ュートフラグMUTEと、フェードフラグFADEの定
義について説明する。
【0053】ミュートフラグMUTEと、フェードフラ
グFADEは、再生時の再生PCMデータのレベル制御
を以下のように、規定するものである。
【0054】FADE=1のとき、MUTEが、1から
0へ変化したフレームの先頭のPCMデータからTFI
かけて、フェードインがかかる。MUTEが、0から1
へ変化したフレームの先頭のPCMデータから、TFO
かけてフェードアウトがかかる。
【0055】FADE=0のとき、MUTEが、1から
0へ変化したフレームの先頭の再生PCMデータからミ
ュートが解除される。MUTEが、0から1へ変化した
フレームの先頭の再生PCMデータからミュートがかか
る。
【0056】それ以外の場合、MUTE=0のときミュ
ートがかかり、MUTE=1のときミュートがかからな
い。
【0057】図5は再生時にフェードイン点を指定する
動作を示すタイミングチャートである。
【0058】この際、使用者は、最初にリハーサルスイ
ッチをオンにする。設定部110は、この設定を受け
て、システム制御部109にリハーサルモードを指定
し、システム制御部109は、係数設定部111に供給
しているリハーサルモード指定信号REHを有効にす
る。
【0059】図5において、FNOは主データ再生部1
07によって再生された再生フレームナンバを示す。A
PCMRPは再生PCM信号PCMRPの振幅を示す。
この場合、一定の振幅のPCMデータが再生されてい
る。COEは係数算出部111が乗算器112に供給し
ている係数を示す。APCMOUTは乗算器112が出
力する出力PCM信号の振幅を示す。
【0060】A点は、ミュート開始スイッチが押され、
設定部110からシステム制御部109に対して、ミュ
ート開始の指示が出されるタイミングを示す。
【0061】このときシステム制御部109は、係数算
出部111に対するミュートフラグSMUTEを有効に
し、フレームナンバメモリ108に対して、主データ再
生部107から送出される再生フレームナンバを、フレ
ームナンバメモリ108のミュート開始点メモリに記憶
するように指示する。
【0062】A点で、フレームナンバメモリ108は、
主データ再生部107から再生フレームナンバ=1を受
け取って、フレームナンバメモリ108のミュート開始
点メモリに記憶する。
【0063】B点は、フェードイン開始スイッチが押さ
れ、設定部110からシステム制御部109に対して、
フェードイン開始の指示が出されるタイミングを示す。
【0064】このときシステム制御部109は、係数算
出部111に対するミュートフラグSMUTEを無効に
するとともに、SFADEフェードフラグを有効にし、
係数算出部111に対して初期化の指示をし、フレーム
ナンバメモリ108に対して主データ再生部107から
送出される再生フレームナンバを、フェードイン開始点
メモリに記憶するように指示する。
【0065】B点で、フレームナンバメモリ108は、
補助データ再生部106からフレームナンバ=4を受け
取って、フェード開始点メモリに記憶する。
【0066】このとき、係数算出部111は、初期化さ
れる。この後、係数算出部111は、TFIの時間の間
に”0”から最大値まで単調に増加する。
【0067】B点の次のフレーム、すなわちフレーム5
で、システム制御部109は、係数算出部111に対す
るフェードフラグSFADEを無効にする。
【0068】乗算器112から出力される出力PCMデ
ータは、フレーム4の先頭のタイミングからフェードイ
ンを始め、フレーム8の先頭で終了する。すなわち、出
力PCMデータの振幅は、再生PCMデータの振幅と同
一になる。
【0069】このときフレームナンバメモリ108のフ
ェードイン開始点メモリには、フレームナンバ=4が記
憶される。
【0070】使用者は、この一連の動作で、フェードイ
ン点と記録されている楽曲の時間関係を把握し、適切と
判断した場合、設定部110の備える登録スイッチを押
す。登録スイッチが押されると、設定部110は、シス
テム制御部109に対して、実際のミュートフラグと、
フェードフラグの記録を指示する。
【0071】次に、設定部110が、システム制御部1
07に対してミュートフラグとフェードフラグの記録を
指示したときの動作について説明する。
【0072】ミュートフラグとフェードフラグの書き込
みは、補助データのアフターレコーディングの形で行
う。
【0073】システム制御部109は、メカニズム制御
部102に巻戻しを指示し、次に順方向の定速走行を指
示し、補助データ記録部104に対して記録を指示し、
主データ再生部107に対して再生を指示する。
【0074】図6はミュートフラグとフェードフラグの
記録動作を示すタイミングチャートである。
【0075】図6において、FNOは主データ再生部1
06によって再生されたフレームナンバを示す。APC
MRPは再生PCMデータPCMRPの振幅を示す。こ
の場合、一定の振幅のPCMデータが再生されている。
COEは係数算出部111が乗算器112に供給してい
る係数を示す。APCMOUTは出力PCM信号の振幅
を示す。RMUTEは補助データ記録部104によって
補助データトラックに記録されるミュートフラグの値を
示す。RFADEは補助データ記録部104によって補
助データトラックに記録されるフェードフラグの値を示
す。
【0076】システム制御部109は、フレームナンバ
メモリ108に格納されているミュート開始フレームナ
ンバと主データ再生部107の再生する再生フレームナ
ンバを比較し、一致したときにミュートフラグRMUT
Eを0から1に変化させる。
【0077】次に、システム制御部109は、フレーム
ナンバメモリ108に格納されているフェードイン開始
フレームナンバと主データ再生部107の再生する再生
フレームナンバを比較し、(フェードイン開始フレーム
ナンバ−2)と一致したときにフェードフラグRFAD
Eを0から1に変化させる。
【0078】次に、システム制御部109は、フレーム
ナンバメモリ108に格納されているフェードイン開始
フレームナンバと主データ再生部107の再生する再生
フレームナンバを比較し、フェードイン開始フレームナ
ンバと一致したときにミュートフラグRMUTEを1か
ら0に変化させる。
【0079】次に、システム制御部109は、フレーム
ナンバメモリ108に格納されているフェードイン開始
フレームナンバと主データ再生部105の再生する再生
フレームナンバを比較し、(フェードイン開始フレーム
ナンバ+2)と一致したときにフェードフラグRFAD
Eを1から0に変化させる。
【0080】次に、上述のようにミュートフラグとフェ
ードフラグが記録されたテープを再生した場合の動作に
付いて説明する。
【0081】この際、使用者は、最初にリハーサルスイ
ッチをオフにする。リハーサルスイッチをオフにする
と、フレームナンバメモリ108の内容はクリアされ
る。設定部110は、この設定を受けて、システム制御
部109にリハーサルモードを解除し、システム制御部
109は、係数設定部に供給しているリハーサルモード
指定信号を無効にする。
【0082】図7はミュートフラグとフェードフラグの
記録されたテープの再生動作を示すタイミングチャート
である。
【0083】図7において、FNOは主データ再生部1
06によって再生されたフレームナンバを示す。APC
MRPは再生PCMデータPCMRPの振幅を示す。こ
の場合、一定の振幅のPCM信号が再生されている。C
OEは係数算出部111が乗算器112に供給している
係数を示す。APCMOUTは出力PCMデータの振幅
を示す。PMUTEは補助データ再生部106によって
再生されたミュートフラグの値を示す。PFADEは補
助データ再生部106によって再生されたフェードフラ
グの値を示す。
【0084】補助データ再生部106が出力するミュー
トフラグPMUTE,フェードフラグPFADEは、係
数算出部111に送出される。
【0085】係数算出部111は、ミュートフラグPM
UTE,フェードフラグPFADEに対して、システム
制御部109から供給されるミュートフラグSMUT
E,フェードフラグSFADEの場合と同様の動作をす
る。
【0086】すなわち、フレームナンバ1のフレームの
先頭でミュートがかかり、フレームナンバ4のフレーム
の先頭でフェードインが開始され、フレームナンバ8の
フレームの先頭でフェードインが終了する。
【0087】したがって、再生の際に図5で説明した、
フェードイン点指定の際と同様の位置で、フェードイン
がかかる。
【0088】さらに、再生の際にミュートフラグとフェ
ードフラグがエラーのため読み出されなかった場合で
も、フェードインの動作を機能させることができる。
【0089】例えば、図7において、フレーム4でエラ
ーが発生し、フレーム4のミュートフラグとフェードフ
ラグが再生できなかった場合、フレーム4の先頭ではフ
ェードインをかけることはできないが、フレームの5の
先頭からフェードインをかけることができる。結果的に
は、フェードイン開始のタイミングが、1フレーム後ろ
にずれることになるが、フェードイン動作自体は保持さ
れる。
【0090】次に、本発明の実施例における記録再生装
置によって、フェードアウト点を記録する動作について
説明する。
【0091】フェードアウト点を記録する作業は、以下
のような手順で行う。 (1)リハーサルモードにて、再生中に仮にフェードアウ
ト点を指定して、その点のフレームナンバを記憶すると
ともに、フェードアウト点が適切かどうかを再生音声を
聞いて、確認する。
【0092】(2)フェードアウト点が、適切であれば、
記憶されたフェードアウト点のフレームナンバに基づい
て、フェードフラグ、ミュートフラグをアフターレコー
ディングする。
【0093】図8は再生時にフェードアウト点を指定す
る動作を示すタイミングチャートである。
【0094】この際、使用者は、最初にリハーサルスイ
ッチをオンにする。設定部110は、この設定を受け
て、システム制御部109にリハーサルモードを指定
し、システム制御部109は、係数設定部に供給してい
るリハーサルモード指定信号を有効にする。
【0095】図8において、FNOは主データ再生部1
06によって再生された再生フレームナンバを示す。A
PCMRPは再生PCM信号PCMRPの振幅を示す。
この場合、一定の振幅のPCMデータが再生されてい
る。COEは係数算出部111が乗算器112に供給し
ている係数を示す。APCMOUTは乗算器112が出
力する出力PCM信号の振幅を示す。
【0096】C点は、フェードアウト開始スイッチが押
され、設定部110からシステム制御部109に対し
て、フェードアウト開始の指示が出されるタイミングを
示す。
【0097】このときシステム制御部109は、係数算
出部111に対するミュートフラグSMUTEを無効に
するとともに、SFADEフェードフラグを有効にし、
係数算出部111に対して初期化の指示をし、フレーム
ナンバメモリ108に対して主データ再生部107から
送出される再生フレームナンバを、フェードアウト開始
点メモリに記憶するように指示する。
【0098】C点で、フレームナンバメモリ108は、
補助データ再生部106からフレームナンバ=4を受け
取って、フェード開始点メモリに記憶する。
【0099】このとき、係数算出部111は初期化され
る。この後、係数算出部111は、TFOの時間の間に最
大値から0まで単調に減少する。
【0100】C点の次のフレーム、すなわちフレーム5
で、システム制御部109は係数算出部111に対する
フェードフラグSFADEを無効にする。
【0101】乗算器112から出力される出力PCMデ
ータは、フレーム4の先頭のタイミングからフェードア
ウトを始め、フレーム8の先頭で終了する。すなわち、
出力PCMデータの振幅は”0”になる。
【0102】このとき、フェードアウト開始点メモリに
は、フレームナンバ=4が記憶される。
【0103】使用者は、この一連の動作で、フェードア
ウト点と記録されている楽曲の時間関係を把握し、OK
と判断した場合、設定部110の備える登録スイッチを
押す。登録スイッチが押されると、設定部110はシス
テム制御部109に対して実際のミュートフラグとフェ
ードフラグの記録を指示する。
【0104】次に、設定部110が、システム制御部1
07に対してミュートフラグとフェードフラグの記録を
指示したときの動作について説明する。
【0105】ミュートフラグとフェードフラグの書き込
みは、補助データのアフターレコーディングの形で行
う。
【0106】システム制御部109は、メカニズム制御
部102に巻戻しを指示し、次に順方向の定速走行を指
示し、補助データ記録部104に対して記録を指示し、
主データ再生部107に対して再生を指示する。
【0107】図9はミュートフラグとフェードフラグの
記録動作を示すタイミングチャートである。
【0108】図9において、FNOは主データ再生部1
06によって再生されたフレームナンバを示す。APC
MRPは再生PCMデータPCMRPの振幅を示す。こ
の場合、一定の振幅のPCMデータが再生されている。
COEは係数算出部111が乗算器112に供給してい
る係数を示す。APCMOUTは出力PCM信号の振幅
を示す。RMUTEは記録部によって補助データトラッ
クに記録されるミュートフラグの値を示す。RFADE
は記録部によって補助データトラックに記録されるフェ
ードフラグの値を示す。
【0109】システム制御部109は、フレームナンバ
メモリ108に格納されているフェードアウト開始フレ
ームナンバと主データ再生部105の再生する再生フレ
ームナンバを比較し、(フェードアウト開始フレームナ
ンバ−2)と一致したときにフェードフラグRFADE
を0から1に変化させる。
【0110】次に、システム制御部109は、フレーム
ナンバメモリ108に格納されているフェードアウト開
始フレームナンバと主データ再生部105の再生する再
生フレームナンバを比較し、フェードアウト開始フレー
ムナンバと一致したときにミュートフラグRMUTEを
0から1に変化させる。
【0111】次に、システム制御部109は、フレーム
ナンバメモリ108に格納されているフェードアウト開
始フレームナンバと主データ再生部105の再生する再
生フレームナンバを比較し、(フェードアウト開始フレ
ームナンバ+2)と一致したときにフェードフラグRF
ADEを1から0に変化させる。
【0112】次に、上述のようにミュートフラグとフェ
ードフラグが記録されたテープを再生した場合の動作に
付いて説明する。
【0113】この際、使用者は、最初にリハーサルスイ
ッチをオフにする。設定部110は、この設定を受け
て、システム制御部109にリハーサルモードを解除
し、システム制御部109は、係数設定部に供給してい
るリハーサルモード指定信号を無効にする。
【0114】図10は、ミュートフラグとフェードフラ
グの記録されたテープの再生動作を示すタイミングチャ
ートである。
【0115】図10において、FNOは主データ再生部
106によって再生されたフレームナンバを示す。AP
CMRPは再生PCMデータPCMRPの振幅を示す。
この場合、一定の振幅のPCM信号が再生されている。
COEは係数算出部111が乗算器112に供給してい
る係数を示す。APCMOUTは出力PCMデータの振
幅を示す。PMUTEは補助データ再生部106によっ
て再生されたミュートフラグの値を示す。PFADEは
補助データ再生部106によって再生されたフェードフ
ラグの値を示す。
【0116】補助データ再生部106が出力するミュー
トフラグPMUTE,フェードフラグPFADEは、係
数算出部111に送出される。
【0117】係数算出部111は、ミュートフラグPM
UTE,フェードフラグPFADEに対して、システム
制御部から供給されるミュートフラグSMUTE,フェ
ードフラグSFADEの場合と同様の動作をする。
【0118】すなわち、フレームナンバ4のフレームの
先頭でフェードアウトが開始され、フレームナンバ8の
フレームの先頭でフェードアウトが終了する。
【0119】したがって、再生の際に、図8で説明し
た、フェードアウト点指定の際と同様の位置でフェード
アウトがかかる。
【0120】さらに、再生の際にミュートフラグとフェ
ードフラグがエラーのため読み出されなかった場合で
も、フェードアウトの動作を機能させることができる。
【0121】例えば、図7において、フレーム4でエラ
ーが発生し、フレーム4のミュートフラグとフェードフ
ラグが再生できなかった場合、フレーム4の先頭ではフ
ェードアウトをかけることはできないが、フレームの5
の先頭からフェードアウトをかけることができる。結果
的には、フェードアウト開始のタイミングが1フレーム
後ろにずれることになるが、フェードアウト動作自体は
保持される。
【0122】
【発明の効果】以上のように、本発明のフラグ記録方法
は、フェードアウト点の指定の際には、フェードフラグ
とミュートフラグをフレーム単位で記録するフラグ記録
方法であって、フェードアウト点のMフレーム前から
(M−1)フレーム前のフレームでフェードフラグを有
効とし、かつ、ミュートフラグを無効として記録し、フ
ェードアウト点のフレームからフェードアウト点のNフ
レーム後のフレームでフェードフラグを有効として、か
つ、ミュートフラグを有効として記録する。フェードイ
ン点の指定の際には、フェードフラグとミュートフラグ
をフレーム単位で記録するフラグ記録方法であって、フ
ェードイン点のMフレーム前から(M−1)フレーム前
のフレームでフェードフラグを有効とし、かつ、ミュー
トフラグを有効として記録し、フェードイン点のフレー
ムからフェードアウト点のNフレーム後のフレームでフ
ェードフラグを無効として、かつ、ミュートフラグを有
効として記録するようにしているので、再生時にミュー
トフラグ、あるいは、フェードフラグにエラーが発生し
ても、フェードイン,フェードアウトをかけることがで
きる。
【0123】また、本発明の記録再生装置は、再生時に
フェードイン、または、フェードアウトを暫定的に指定
するとともに、指定した点のフレームナンバを記憶し、
指定したフェードイン点、またはフェードアウト点が適
切であれば、記憶されたフレームナンバをもとに、指定
した点にフェードイン,フェードアウトを指定するフラ
グを記録するので、最適なフェードイン点、または、フ
ェードアウト点を見つけるまで、何度でもやり直すこと
ができる。
【0124】また、本発明の再生装置は、記録されたミ
ュートフラグとフェードフラグによって、何度でも同一
の位置でのフェードイン,フェードアウトを再現するこ
とができる。
【0125】また、フェードイン,フェードアウトに用
いるレベル制御手段を、ソフト・ミュートに用いるレベ
ル制御手段と共用することによって、ハードウェア規模
を小さくすることができる。
【0126】なお本実施例では、ミュートの際にソフト
ミュートを用いるように構成したが、ミュートフラグの
変化点で、直ちにミュートの開始または解除をする方法
でもフェードイン,フェードアウトの動作に関しては、
全く同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における記録再生装置の構成を
示すブロック図
【図2】同実施例における記録ヘッドによって記録され
たテープ上の記録トラックパターンを示すパターン図
【図3】同実施例における係数算出部111の内部構成
を示すブロック図
【図4】同実施例における係数算出部111の動作を示
すタイミングチャート
【図5】再生時にフェードイン点を指定する動作を示す
タイミングチャート
【図6】ミュートフラグとフェードフラグの記録動作を
示すタイミングチャート
【図7】ミュートフラグとフェードフラグの記録された
テープの再生動作を示すタイミングチャート
【図8】再生時にフェードアウト点を指定する動作を示
すタイミングチャート
【図9】ミュートフラグと、フェードフラグの記録動作
を示すタイミングチャート
【図10】ミュートフラグとフェードフラグの記録され
たテープの再生動作を示すタイミングチャート
【符号の説明】
102 メカニズム制御部 104 補助データ記録部 106 補助データ再生部 107 主データ再生部 108 フレームナンバメモリ 109 システム制御部 111 係数算出部 112 乗算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェードフラグとミュートフラグをフレ
    ーム単位で記録するフラグ記録方法であって、フェード
    アウト点のMフレーム前から1フレーム前のフレームで
    フェードフラグを有効とし、かつ、ミュートフラグを無
    効として記録し、フェードアウト点のフレームからフェ
    ードアウト点のNフレーム後のフレームでフェードフラ
    グを有効として、かつ、ミュートフラグを有効として記
    録するフラグ記録方法。
  2. 【請求項2】 フェードフラグとミュートフラグをフレ
    ーム単位で記録するフラグ記録方法であって、フェード
    イン点のMフレーム前から1フレーム前のフレームでフ
    ェードフラグを有効とし、かつ、ミュートフラグを有効
    として記録し、フェードイン点のフレームからフェード
    イン点のNフレーム後のフレームでフェードフラグを無
    効として、かつ、ミュートフラグを有効として記録する
    フラグ記録方法。
  3. 【請求項3】 主データを再生する主データ再生手段
    と、 フェードフラグとミュートフラグを再生する補助データ
    再生手段と、 前記主データ再生装置の出力する再生主データのレベル
    を、前記補助データ再生装置の出力するフェードフラグ
    とミュートフラグに基づいて制御するレベル制御手段と
    を備える記録再生装置。
  4. 【請求項4】 PCMデータを再生するPCMデータ再
    生手段と、 フレームナンバを再生するフレームナンバ再生手段と、 フェードイン点、または、フェードアウト点のフレーム
    ナンバを記憶するメモリ手段と、 前記PCMデータ再生手段の出力する再生PCMデータ
    のレベルを制御するレベル制御手段と、 前記フレームナンバ再生手段の発生する再生フレームナ
    ンバと、前記メモリ手段の記憶するフェードイン点に基
    づいて、ミュートフラグとフェードフラグを記録する補
    助データ記録手段とを備える記録再生装置。
  5. 【請求項5】 レベル制御手段は、ミュートフラグの変
    化点で初期化され、レベル係数を算出する係数算出手段
    と、前記PCMデータと前記係数算出手段の出力する係
    数を乗じる乗算器とを備え、 前記係数算出手段は、 ミュートフラグの立ち上がりフレームで、フェードフラ
    グが有効であったとき、レベル係数を単調に減少させ、
    前記ミュートフラグの立ち上がりフレームから、TFO
    後にLMINにし、 ミュートフラグの立ち下がりフレームで、フェードフラ
    グが有効であったとき、レベル係数を単調に増加させ、
    前記ミュートフラグの立ち下がりフレームから、TFI
    後にLMAXにし、 ミュートフラグの立ち上がりフレームで、フェードフラ
    グが無効であったとき、レベル係数を単調に減少させ、
    前記ミュートフラグの立ち上がりフレームTMU秒後にL
    MINにし、 ミュートフラグの立ち下がりフレームで、フェードフラ
    グが有効であったとき、レベル係数を単調に増加させ、
    前記ミュートフラグの立ち下がりフレームTDM秒後にL
    MAXにする請求項3または請求項4記載の記録再生装
    置。ただし、TFO>TMU,TFI>TDM,LMAX>LMIN
    する。
JP6796692A 1992-03-26 1992-03-26 フラグ記録方法と記録再生装置 Pending JPH05274788A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0944160A (ja) * 1995-05-19 1997-02-14 Yamaha Corp 楽音生成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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