JPH05274648A - 磁性粉の結合剤及び磁気記録媒体 - Google Patents

磁性粉の結合剤及び磁気記録媒体

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JPH05274648A
JPH05274648A JP9872692A JP9872692A JPH05274648A JP H05274648 A JPH05274648 A JP H05274648A JP 9872692 A JP9872692 A JP 9872692A JP 9872692 A JP9872692 A JP 9872692A JP H05274648 A JPH05274648 A JP H05274648A
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JP
Japan
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magnetic
acid
resin
polyurethane resin
binder
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Application number
JP9872692A
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English (en)
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Masahiro Yamakawa
雅裕 山川
Takahiro Takasaki
貴裕 高崎
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ジイソシアネートと、第4級炭素を有するポリ
オール成分と活性水素原子を持たない極性基を有するジ
カルボン酸成分とのポリエステルポリオール及びその他
のポリオールとの反応により生成するウレタン結合を有
する樹脂であって、1分子内に平均2.3個以上のイソ
シアネート基をもち、数平均分子量が2,000〜10,
000であり、かつ分子量1,000以下の成分が20
%未満であるポリウレタン樹脂よりなる磁性粉の結合
剤。 【効果】微細な磁性粉が安定に分散された低粘度の塗料
が得られ、そしてその塗料を用いて得られる磁気記録媒
体は塗膜の表面平滑性及び耐久性が良好で、走行性、磁
気特性の優れたものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性粉を含んだ磁性層
が非磁性基体上に設けられてなる磁気テープ等の磁気記
録媒体に関するものであり、特に、磁性粉の結合剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録媒体の高記録密度化が要
求されており、例えば磁気テープにおいても、高飽和磁
束密度Bm、高角型比Rs(残留磁束密度Br/飽和磁束
密度Bm)で表面粗度が小さく、しかも柔軟性や耐摩耗
性に優れたものが要求されている。高S/N比の要求か
ら、比表面積が30m2/g〜70m2/gの微細な磁性
粉を使用し、これを磁気記録媒体の表面に均一に分散さ
せて強固に結合させるためには、結合剤として使用され
る樹脂に優れた磁性粉の分散性能と、強靭な結合力、具
体的には耐摩耗性を併せ持つことが求められる。上記結
合剤として、従来よりポリエステル樹脂、繊維素系樹
脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂あるいは塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸エステル、(メ
タ)アクリルアミド、アクリロニトリル、ブタジエン、
スチレン、ビニルエステルなどの重合体または共重合体
などが汎用されているが、いずれも上記磁性粉末の分散
性と磁性層の耐摩耗性の両面で十分な特性を得ることが
できなかった。これらの結合剤の中でもポリウレタン樹
脂は耐摩耗性の良さから、広く使用されてきているが、
この樹脂は磁性粉末に対する吸着能が低く、該磁性粉の
分散能に劣る欠点があった。そこで、上記通常のポリウ
レタン樹脂による欠点を克服するために、分子鎖中にス
ルホン酸塩基やカルボキシル基を導入することが提案さ
れている(特公昭58−41565号公報、特開昭57
−92422号公報)。しかし、これらの樹脂では分散
性は改良されるもののポリウレタン樹脂の耐摩耗性の良
さを損なう欠点があった。一方、結合剤の強度を高める
ためには、結合剤の分子量を大きくすることが有効であ
るが、分子量を大きくすると磁性粉を分散させた塗料の
粘度が高くなってやはり磁性粉に対する分散性が低下す
る。磁性粉が微細化すればするほど塗料の粘度は上りや
すくなるため、分子量の増大によらない強度の改良方法
が求められるが、その方法の一つとして、ポリイソシア
ネート化合物による結合剤の架橋が広く利用されてい
る。そして、このポリイソシアネート化合物による架橋
を可能にするため、結合剤中にイソシアネート基と反応
しうる水酸基に代表される活性水素を有する基を導入す
ることが行われてきた。ところが、結合剤に多量の水酸
基を導入すると、脂肪酸やそのエステルに代表される滑
剤などを配合した磁性塗料は磁性粉の分散安定が低下
し、良好な特性を有する磁気記録媒体を安定して製造す
ることが困難となる。一方、水酸基の量が少ないと架橋
が不十分となって、強度改良の目的を果たせないうえ、
イソシアネート化合物のイソシアネート基が結合剤の水
酸基に対し過剰となり、残余のイソシアネート化合物は
空気中の水分と反応して、結果的に磁性層を脆くする欠
点を生じる。そこで、残余のイソシアネート化合物が空
気中の水分と反応しても脆くならないようにするため
に、両末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポ
リマーや湿気硬化性ポリウレタンを用いることが提案さ
れている(特公昭48−42486号公報、特公昭52
−35525号公報)。しかし、これらは十分な耐久性
が得られず、かつ反応未了による粘着とポットライフの
調整に困難を生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、磁気記
録媒体に用いる磁性層の磁性粉の分散性及び耐摩耗性の
大きい結合剤を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記のよ
うな磁気記録媒体の高記録密度化、高耐久性化の要求に
対する従来の諸問題について鋭意検討した結果、特定の
ポリウレタン樹脂を磁性粉の結合剤として使用すること
により、微細な磁性粉が安定して分散された低粘度の磁
性塗料が得られること、そして、この塗料を非磁性基体
上に塗布して得られた磁気記録媒体は優れた磁気特性と
耐久性と走行性を広い環境条件下に安定して発揮しうる
ことを確認して、これらの知見に基づき本発明を完成す
るに至った。
【0005】すなわち、本発明は、ジイソシアネート
と、第4級炭素を有するポリオール成分と活性水素原子
を持たない極性基を有するジカルボン酸成分とのポリエ
ステルポリオール及びその他のポリオールとの反応によ
り生成するウレタン結合を有する樹脂であって、1分子
内に平均2.3個以上のイソシアネート基をもち、数平
均分子量が2,000〜10,000であり、かつ分子量
1,000以下の成分が20%未満であるポリウレタン
樹脂よりなる磁性粉の結合剤、並びに、該結合剤に磁性
粉を分散させた塗料を基体に塗布して製造した磁気記録
媒体を提供するものである。本発明の特徴は結合剤を構
成するポリウレタン樹脂の構造にあり、該ウレタン樹脂
はジイソシアネート成分、特定のポリエステルポリオー
ル成分及びその他のポリオール成分から構成されるもの
である。本発明に用いられるポリウレタン樹脂のイソシ
アネート基の数は、1分子当たり平均2.3個以上を要
する。これより少ない場合は、ポリウレタン樹脂の結合
が十分な網目構造を取り得ず、満足な機械的性質、耐摩
耗性が得られない。
【0006】本発明に用いるポリウレタン樹脂の原料の
有機ジイソシアネート成分としては、特に制限はなく、
通常ポリウレタン樹脂に用いるもの、例えば、2,4−
トリレンジイソシアネート(以下2,4−TDIと略
す)、2,6−トリレンジイソシアネート(以下2,6−
TDIと略す)、及びこれらの混合物、4,4'−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート(以下MDIと略す)、p
−フェニレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソ
シアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシア
ネート、リジンジイソシアネート、キシレンジイソシア
ネート、シクロヘキサンジイソシアネート、水添MDI
など及びこれらの混合物を好適に使用することができ
る。これらのうち、MDI、2,4−TDI及びこれら
の混合物が特に好適である。
【0007】本発明ウレタン樹脂に用いられるポリエス
テルポリオール成分は、第4級炭素含有ジオールを含む
ジオール成分と活性水素原子のない極性基を有するジカ
ルボン酸を含むジカルボン酸成分とからなるポリエステ
ルであり、分子末端に水酸基を有するものである。ここ
に用いる第4級炭素含有ジオールとして、例えば、2,
2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル,
2−エチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジエチ
ル−1,3−プロパンジオール、2−エチル,2−ブチル
−1,3プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3−
ブタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−ペンタンジ
オール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオ
ール等の炭素数5〜9のジオールを使用することができ
る。
【0008】本発明においては、該ポリエステル成分の
原料となるジオール成分の少なくとも50重量%以上を
第4級炭素含有ジオール成分にする必要がある。ここに
併用する他のジオール成分としては、後述の本発明のポ
リウレタン樹脂の製造において用いられる低分子量ジオ
ールを好適に使用することができる。当該ポリエステル
成分に用いる活性水素を持たない極性基を有するジカル
ボン酸成分の当該活性水素を持たない極性基としては、
例えば、−COOM、−SO3M、−PO(OM')2など
の極性基があり、これらの極性基はジカルボン酸がポリ
エステル成分となって縮合した場合には、極性基に活性
水素がないためイソシアネート基等と反応しないもので
ある。上記極性基の式中のMはアルカリ金属を表し、
M’はアルカリ金属または炭化水素を表す。例えば、−
COOM基を有するジカルボン酸は、トリメット酸、プ
ロパン−1,2,3−トリカルボン酸、ブタン−1,1,4
−トリカルボン酸、ペンタン−1,2,5−トリカルボン
酸等のトリカルボン酸のカルボン酸基を部分的に中和し
て製造したものを使用することができる。
【0009】また、−SO3M基を有するジカルボン酸
は、例えば、5−ソジウムスルホイソフタル酸、2−ソ
ジウムスルホテレフタル酸等のスルホジカルボン酸のア
ルカリ金属塩などを使用することができる。次に、−P
O(OM')2基を有するジカルボン酸は、例えば、5−オ
キシイソフタル酸、3オキシフタル酸等のモノオキシジ
カルボン酸もしくはそれらのジエステルに(C25O)2
POClを反応させた製造したものなどを使用すること
ができる。これらの活性水素を持たない極性基含有ジカ
ルボン酸は、ポリエステル成分の1分子中に、平均0.
5〜3個存在するようにポリエステル成分の原料として
用いるジカルボン酸成分中に配合して使用する。当該ポ
リエステル成分に用いる他のジカルボン酸成分は、例え
ば、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸、グルタル酸、
ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロ
テレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸などを使用す
ることができる。
【0010】本発明ポリウレタン樹脂に用いるポリエス
テル成分の分子量は500〜3000が好適である。。
本発明ポリウレタン樹脂中のポリウレタン成分は、活性
水素のない極性基の数がウレタン樹脂1分子当たり平均
0.2〜5個、好ましくは0.5〜3個となるように該ポ
リエステル量を用いる。本発明のウレタン樹脂の製造に
おいて、前記ポリエステルポリオールと共に用いられる
ポリオール成分としては、例えば、線状の末端水酸基を
有するジオール成分又は3個以上の水酸基を持つポリオ
ール成分を使用することができる。
【0011】本発明ウレタン樹脂に用いるジオール成分
としては、例えば末端が水酸基の分子量500〜3,0
00のポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオー
ル及び低分子量グリコールが挙げられる。ポリエステル
ポリオールとしては、エチレングリコール、1,2−プ
ロピレングリコール、2,3−ブチレングリコール、1,
4−ブチレングリコール、2,2−ジメチル−1,3−プ
ロパンジオール、ジエチレングリコール、1,5−ペン
タメチレングリコール、1,6−ヘキサメチレングリコ
ール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、シクロ
ヘキサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−
メタノールなどのグリコール類の単独あるいはこれらの
混合物とコハク酸、マレイン酸、アジピン酸、グルタル
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒ
ドロテレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸などの二
塩基酸、及びこれらの酸エステル、酸ハライドと重縮合
することによって得られるものが挙げられる。さらに、
ε−カプロラクトンなどの上記グリコール類の存在下で
開環付加重合したポリカプロラクトンジオール類が挙げ
られる。低分子量グリコールとしては、前記ポリエステ
ル類の製造に際して使用される上記グリコール類の単独
及び混合物を用いることができる。さらに、ハイドロキ
ノンにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブ
チレンオキサイドなどを2〜4モル付加したジオール類
が挙げられる。
【0012】また、本発明ウレタン樹脂に用いる分子中
3個以上の水酸基を持つポリオール成分としては、例え
ばトリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、グ
リセリン、ペンタエリスリトール、トリエタノールアミ
ンなどの低分子量のトリ及びテトラオール、前記末端水
酸基の分子量500〜3,000のポリエーテルポリオ
ールにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ま
たはブチレンオキサイドを付加したポリエチレンエーテ
ルポリオール、ポリプロピレンエーテルポリオール、ポ
リブチレンエーテルポリオールなどのポリエーテルポリ
オール類、上記低分子量トリオールと前記低分子量グリ
コールとの混和系で前記二塩基酸及びこれらの酸エステ
ル、酸ハライドと重縮合することによって得られるポリ
エステルポリオール類、ε−カプロラクトン等のラクト
ンを該トリオール及びグリコールとの混和物の存在下で
開環付加重合したポリカプロラクトンポリオール類を使
用することができる。
【0013】本発明で使用されるポリウレタン樹脂を製
造するに際し、有機ジイソシアネートとポリオールのN
CO/OHモル比は1.2/1〜2/1であり、この範
囲をはずれると本発明で求められている優れた諸性能が
得られない。本発明に用いられるポリウレタン樹脂の分
子量は数平均分子量で2,000〜10,000の範囲で
あることを要する。数平均分子量が2,000未満だ
と、強度が低く良い結合剤と成り得ず、10,000を
超えると磁性粉を分散させた塗料の粘度が高くなって分
散性の低下をきたす。また、本発明に用いられるポリウ
レタン樹脂において、分子量が1,000以下の成分量
が20%未満であることを要する(この値はGPCによ
り分子量分布を測定し、分子量が1,000以下の成分
量を積分算出した)。分子量が1,000以下の成分量
がこれより多いと走行性の低下をきたす。これは粘着性
の物質が磁性層表面に析出するためと考えられる。
【0014】本発明に用いられるポリウレタン樹脂の数
平均分子量の測定はゲルパーミェーションクロマトグラ
フィー(以下GPCと略称する)により行った。分子量
分布の測定は分子量既知のポリスチレンを標準物質とし
て用い換算した。本発明に用いられるポリウレタン樹脂
のごとくイソシアネート基を持つものについては、メタ
ノールを室温にて反応させたのちGPCの測定を行っ
た。本発明で使用されるポリウレタン樹脂の製造は、上
記のポリオール成分、ポリエステル成分にジイソシアネ
ート成分を反応させて製造することができる。この反応
の系に、所望により触媒として有機金属化合物、例え
ば、ジブチル錫ジラウレート、あるいは第3級アミン例
えば、N−メチルモルフォリン、トリエチルアミン等を
添加することができる。また、樹脂の安定性等を増すた
めに、酸化防止剤、紫外線吸収剤、加水分解防止剤等を
添加することができる。
【0015】さらに、本発明で用いられるポリウレタン
樹脂は、従来のポリウレタン樹脂の公知の製造方法の反
応方式により製造することができる。例えば、触媒の存
在下で反応剤を十分に混合後、反応混合物を押出機へ注
入する方法及びジメチルホルムアミド、トルエン、キシ
レン、ベンゼン、ジオキサン、シクロヘキサン、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサ
ノン、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの単独または混合溶
剤系の有機溶媒中で反応させる溶液反応法の通常の製造
方法を用いることができる。本発明のポリウレタン樹脂
は、イソシアネート基をフェノール等の公知のブロック
剤でブロックした後、結合剤として用いることもでき
る。本発明のポリウレタン樹脂のイソシアネート基をブ
ロックイソシアネート化することにより、貯蔵安定性に
優れ、磁性塗料の状態で安定であり、塗布後の加熱、乾
燥により良好な磁気記録層が得られるものである。本発
明の磁気記録媒体の磁性粉の結合剤として上記ポリウレ
タン樹脂を単独で使用することもできるが、他の結合剤
と混合して使用することができる。他の結合剤と混合し
て使用する場合、全結合剤の10〜90重量%の範囲で
該ポリウレタン樹脂を使用することができる。
【0016】上記ポリウレタン樹脂と混合して使用する
他の結合剤に特に制限はなく、他の結合剤の例として
は、本発明で特定する条件から外れる通常のポリウレタ
ン樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル酢
酸ビニルおよびマレイン酸および/または(メタ)アク
リル酸との共重合体、塩化ビニルプロピオン酸ビニル共
重合体、および以上の塩化ビニルカルボン酸ビニルエス
テル系共重合体のケン可物、塩化ビニル塩化ビニリデン
共重合体、塩化ビニルアクリロニトリル共重合体、(メ
タ)アクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、
(メタ)アクリル酸エステル塩化ビニリデン共重合体、
(メタ)アクリル酸エステルスチレン共重合体、ナイロ
ン−シリコン系樹脂、ニトロセルロース−ポリアミド樹
脂、ポリフッ化ビニル、塩化ビニリデンアクリロニトリ
ル共重合体、ブタジエンアクリロニトリル共重合体、ス
チレンブタジエン共重合体、スチレンブタジエンアクリ
ロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチ
ラール、セルロース誘導体(セルロースアセテートブチ
レート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロ
ースダイアセテート、セルローストリアセテート、ニト
ロセルロース等)ポリエステル樹脂、クロロビニルエー
テルアクリル酸エステル共重合体、各種の合成ゴム等の
熱可塑性樹脂、フェノール樹脂、フェノキシ樹脂、尿素
樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、
アクリル系反応樹脂、エポキシ−ポリアミド樹脂、ニト
ロセルロースメラミン樹脂等の熱硬化性樹脂を使用する
ことができる。
【0017】本発明ポリウレタン樹脂と混合して使用す
る通常のポリウレタン樹脂としては、数平均分子量が5
0,000以下であって分子中に2ケ以上の水酸基を有
するものが特に好ましく、この場合に磁性粉の分散性及
び耐久性に優れた磁気記録層が得られる。さらにこれら
の結合剤は、それ自体公知のその他の官能基を有してい
てもよく、それらの官能基の中で特に、−SO4E、−
SO3E、−SO2E、−COOE、−NH2、−N
+3、−OH、リン酸基、リン酸エステル基からなる群
から選ばれた少なくとも1種の官能基(但し、Eは水素
原子又はアルカリ金属原子を示し、Rはアルキル基、ア
リル基、アルケニル基またはアルコキシル基等の有機残
基を示す)を有しているものが好ましい。これらの官能
基の量は樹脂1g当たり1×10-6〜1×10-2当量含
まれていることが好ましい。
【0018】本発明の磁気記録媒体の磁性層中の全結合
剤の含有量は、通常は強磁性粉末100重量部に対して
10〜100重量部であり、好ましくは15〜40重量
部である。本発明の磁気記録媒体は上記結合剤と、磁性
粉、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤、さらに必要により分
散剤などの公知の材料とともにケトン類を主体とする溶
剤と混合して、分散処理を行って磁性塗料を得、これを
ポリエステルフイルムに代表される非磁性フイルム上に
塗布、配向処理、表面形成処置を行った後、用途によっ
て架橋のための熱処理や表面研磨を行って裁断、組み込
みなどの工程を経て、本発明の磁気記録媒体を得ること
ができる。
【0019】本発明のポリウレタン樹脂を用いる分散処
理における樹脂添加の時期については特に制約はない
が、本発明のポリウレタン樹脂を除く樹脂および配合剤
を混合して予備的分散処理を行って後、本発明のポリウ
レタン樹脂を最後に添加してさらに分散処理を行うこと
は磁性塗料の安定性の点で特に好ましい。本発明で使用
される強磁性粉末としては、特に微細なものが好適で、
γ−Fe23、Fe34、γ−FeOx(1.33<x<
1.5)などの強磁性酸化鉄粉末、Coドープの強磁性
酸化鉄粉末、強磁性二酸化クロム粉末、強磁性金属粉
末、バリウムフェライト、Fe52などの炭化鉄粉末、
窒化鉄粉末など使用することができる。
【0020】強磁性金属粉末は、鉄、コバルトあるいは
ニッケルを含む強磁性金属粉末であって、例としては、
強磁性金属微粉末中の金属分が75重量%以上であり、
そして金属分の80重量%以上が少なくとも一種類の強
磁性金属あるいは合金(例、Al、Fe、Co、Ni、
Fe−Co、Fe−Ni、Co−Ni、Co−Ni−F
e)であり、該金属分の20重量%以下の範囲内で他の
成分(例、Al、Si、S、Sc、Ti、V、Cr、M
n、Cu、Zn、Y、Mo、Rh、Pd、Ag、Sn、
Sb、Te、Ba、Ta、W、Re、Au、Hg、P
b、Bi、La、Ce、Pr、Nd、B、P)を含むこ
とのある合金を使用することができる。これらの強磁性
粉末の製造方法は既に公知であり、本発明で用いる強磁
性粉末についてもこれら公知の方法に従って製造するこ
とができる。強磁性粉末の形状に特に制限はないが、通
常は針状、粒状、サイコロ状、米粒状および板状のもの
などが使用できる。
【0021】本発明で使用できる潤滑剤の例としては、
炭素数8〜18の脂肪酸、高級アルコール、アミド、脂
肪酸エステルなどが使用可能であり、例えば、カプリル
酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、ステアロール酸、ステアリルアル
コール、パルミチルアルコール、ラウリルアミド、ジメ
チルステアリルアミド、ブチルラウリルアミド、ブチル
ステアレート、オクチルステアレート、ソルビタンオレ
エートなどが挙げられる。また、シリコンオイルやポリ
パーフルオロアルキレンオキサイド、パーフルオロアル
カンなどのフッ素系油、パラフィンワックス、酸化ポリ
エチレンなども使用可能である。さらにカーボンブラッ
ク、グラファイト、二硫化モリブデン、二硫化タングス
テンなどの固体の潤滑剤も使用できる。これらの潤滑剤
は、磁粉100重量部に対し、1重量部から6重量部の
範囲で使用される。
【0022】また研磨剤としては、TiO2、TiO、
ZnO、CaO、SnO2、SiO2、α−Fe23、C
23、α−Al23、ZnS、MoS2、BaSO4
CaSO4、MgCO3、BN、SiC等を挙げることが
できる。これらの無機質充填材は単独で使用してもよ
く、あるいは2種以上を混合して用いてもよい。さらに
帯電防止剤としては、カーボンブラック、カーボンブラ
ックグラフトポリマーなどの導電性微粉末;サポニンな
どの天然界面活性剤;アルキレンオキサイド系、グリセ
リン系およびグリシドール系などのノニオン性界面活性
剤;高級アルキルアミン類、第四級アンモニウム塩類、
ピリジンその他の複素環化合物の塩類、ホスホニウムま
たはスルホニウム類などのカチオン性界面活性剤;カル
ボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、燐酸エス
テル基等の酸性基を含むアニオン性界面活性剤;アミノ
酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの硫酸ま
たは燐酸エステル類等の両性活性剤などを挙げることが
できる。
【0023】本発明の磁気記録媒体には必要に応じ分散
剤を使用することができる。本発明で使用できる分散剤
の例としては、炭素数10〜22の脂肪酸(例、カプリ
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リ
ノール酸、リノレン酸、ステアロール酸)、上記脂肪酸
とアルカリ金属(例、リチウム、ナトリウム、カリウ
ム)またはアルカリ土類金属(例、マグネシウム、カル
シウム、バリウム)とからなる金属石鹸、上記の脂肪酸
のエステル及びその化合物の水素の一部あるいは全部を
フッ素原子で置換した化合物、上記の脂肪酸のアミド、
脂肪族アミン、高級アルコール、ポリアルキレンオキシ
サイドアルキルリン酸エステル、アルキルリン酸エステ
ル、アルキルホウ酸エステル、サルコシネート類、アル
キルエーテルエステル類、トリアルキルポリオレフィン
オキシ第四級アンモニウム塩及びレシチン等の公知の分
散剤を挙げることができる。
【0024】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。 (1)ポリエステルジオール(a)の合成 撹拌用プロペラ、温度計及びコンデンサーを設置した容
量5リットルの反応器内にトリメリット酸一ナトリウム
塩198g(1.5モル)、2,2−ジエチル−1,3−
プロパンジオール1782g(13.5モル)、酢酸亜
鉛1.25g、酢酸ナトリウム0.125gを仕込んで1
80℃で3時間反応させ、その後、アジピン酸120
4.5g(8.25モル)を追加して180℃で5時間反
応させた。その後、シクロヘキサノンを加えて共沸によ
り未反応ジオールを除去した。得られたポリエステルジ
オール(a)の水酸基価は81.3であった。
【0025】(2)ポリエステルジオール(b)の合成 撹拌用プロペラ、温度計及びコンデンサーを設置した容
量5リットルの反応器内にソジウムスルホイソフタル酸
ジメチル474g(1.5モル)、ネオペンチルグリコ
ール1404g(13.5モル)、酢酸亜鉛1.25g、
酢酸ナトリウム0.125gを仕込んで180℃で3時
間反応させ、アジピン酸1204.5g(8.25モル)
を追加して180℃で5時間反応させた。その後、シク
ロヘキサノンを加えて共沸により未反応ジオールを除去
した。得られたポリエステルジオール(b)の水酸基価
は79.8であった。
【0026】(3)ポリウレタン樹脂Aの合成 撹拌用プロペラ、温度計及びコンデンサーを設置した容
量5リットルの反応器内にメチルエチルケトン566.
2g、分子量1000のポリブチレンアジペート580
(0.58モル)、合成したポリエステルジオール
(a)を483g(0.35モル)、4,4'−ジフェニ
ルメタンジイソシアネートを140g(0.56モ
ル)、2,4−トリレンジイソシアネート230g(1.
32モル)を仕込んで80℃で3時間反応させた後、ト
リメチロールプロパンのメチルエチルケトン3重量%溶
液を900g(トリメチロールプロパンとして0.2モ
ル)を加えてさらに6時間反応させ、ポリウレタン樹脂
Aを得た。
【0027】(4)ポリウレタン樹脂B〜Gの合成例 直鎖ポリオール、ジイソシアネート化合物、短鎖ポリオ
ールを第1表に示す通りに変えて、ポリウレタン樹脂A
と同様の方法によりポリウレタン樹脂B、C、D、E、
F、Gを合成した。
【0028】
【表1】
【0029】PBA:ポリブチレンアジペート PCL:ポリカプロラクトンポリオール TMP:トリメチロールプロパン 1,4−BG:1,4−ヒドロキシブタン TEA:トリエタノールアミン P−1:YT−101[旭電化工業(株)製トリオール] P−3:ポリエチレン(イソフタル酸/セバシン酸)エ
ステル P−2:ポリ(ブチレン/エチレン/ビスフェノールA)/
(アジピン酸/5−ソジウムスルホイソフタル酸)エステ
ル THMP:1,3,5−ヒドロキシ−3−メチルペンタン HMDI:ヘキサメチレンジイソシアネート H:コロネート2014[日本ポリウレタン(株)製] F:極性基含有ポリエステルは後変性による−COON
a基を有する
【0030】ポリウレタン樹脂Fについては合成後にC
lCH2COONaで処理して水酸基の半分量を−OC
2COONa基で置換した。また市販のウレタンプレ
ポリマー(H)をこれらの試料ととに第1表に示した。
【0031】実施例1〜4及び比較例1〜4 これらのポリウレタン樹脂A〜Hを使用して、第2表の
処方で樹脂溶液を調製し、これを用いて極性塗料を作
り、これを基体に塗布して磁気テープを作り次に記す方
法で評価を行ない、結果を第2表に示した。
【0032】
【表2】
【0033】(1)ポリウレタン樹脂の添加部数は固形
分相当量 (2)ポリウレタン以外の樹脂(c)は、エポキシ基、S
4K等含有塩化ビニル系共重合体[日本ゼオン(株)
製、MR−110] (3)ポリウレタン以外の樹脂(d)は、塩化ビニル−酢
酸ビニル−マレイン酸−ビニルアルコール共重合体(平
均重合度:400、COOH:0.8重量%、OH:0.
1重量%)
【0034】テープ作製に用いた塗料のポリウレタン樹
脂及びそれ以外の樹脂の内訳は第2表の通りである。第
2表中比較例1、2、3については樹脂溶液に更にポリ
イソシアネート[日本ポリウレタン工業(株)製、コロネ
ートL]を15重量部添加して評価を行った。各評価試
験方法は下記の方法により実施した。
【0035】1)ポットライフ ポリウレタン樹脂とそれ以外の樹脂あわせて100重量
部を、メチルエチルケトン400重量部に室温で1時間
撹拌溶解させて得た溶液を23℃で保存し、容器を逆さ
にしても溶液が流動しなくなるまでの日数をポットライ
フとした。 2)反応性 ポットライフ試験に用いた溶液をガラス板状にキャスト
して得たシートを60℃で24時間処理する。このシー
ト0.5gを精秤し50gのテトラヒドロフランととも
に24時間混合した後、不溶解分を濾過洗浄後乾燥して
精秤する。 ゲル分率=不溶解分の重量/試料重量(%) ゲル分率の数値の大きいほど塩化ビニル系重合体とポリ
ウレタンの両結合剤の架橋反応性が大きいことを意味す
る。 3)光沢性 コバルト被着磁性酸化鉄粉末400重量部(比表面積4
0m2/g)、ポリウレタン以外の樹脂50重量部、メ
チルエチルケトン49重量部、トルエン49重量部、シ
クロヘキサノン32重量部、カーボンブラック2重量
部、アルミナ4重量部、ミリスチン酸2重量部、ブチル
ステアレート1重量部よりなる混合物を90分間高速剪
断分散した後、ポリウレタン樹脂を第2表にある量とメ
チルエチルケトン30重量部、トルエン30重量部、シ
クロヘキサノン20重量部を加え30分間分散させ、更
に上記混合剤を合計50重量部、比較例1、2、3につ
いては15重量部のポリイソシアネート[日本ポリウレ
タン(株)製コロネートL]を加えた後更に10分間分散
させて磁性塗料とした。得られた磁性塗料をポリエステ
ルフィルム上に塗膜厚5μmとなるように塗布し磁場配
向処理した後乾燥した。その磁性塗膜を光沢計を用いて
60°反射角の反射率を測定した。
【0036】4)分散安定性 光沢性の評価に使用した塗料を1時間静置した後、ポリ
エステルフィルム上に塗膜厚5μmとなるように塗布
し、磁場配向処理した後乾燥し、その磁性塗膜を光沢計
を用いて60°反射角の反射率を測定した。 5)角型比 光沢性の評価に使用した磁性塗膜を6mm×6mmに切出し
て、磁気特性測定機により測定した。 6)耐久性 光沢性評価に用いた磁性塗膜をカレンダーロールで平滑
化処理してから65℃で65時間加熱処理した後、荷重
100gをかけ、研磨紙を張付けた回転ドラムに接触さ
せて、150rpmで回転させ、磁性塗料が研磨紙に付着
した程度を目視して3段階で測定した。 ○:汚れなし △:汚れ少しあり ×:汚れが多い 7)走行性 耐久性評価と同じ方法で塗膜と回転ドラム間に発生する
力を65℃、相対湿度80%の雰囲気でUゲージにより
測定し、走行抵抗が少ない順に3段階で評価した。 ○:低い △:中位い ×:高い
【0037】
【発明の効果】本発明によれば微細な磁性粉が安定に均
一分散された低粘度の塗料が得られ、そしてその塗料を
用いて得られる磁気記録媒体は磁性粉が均一に分散し塗
膜の表面平滑性及び耐久性が良好で、走行性、磁気特性
の優れたものとなる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジイソシアネートと、第4級炭素を有する
    ポリオール成分と活性水素原子を持たない極性基を有す
    るジカルボン酸成分とのポリエステルポリオール及びそ
    の他のポリオールとの反応により生成するウレタン結合
    を有する樹脂であって、1分子内に平均2.3個以上の
    イソシアネート基をもち、数平均分子量が2,000〜
    10,000であり、かつ分子量1,000以下の成分が
    20%未満であるポリウレタン樹脂よりなる磁性粉の結
    合剤。
  2. 【請求項2】ジイソシアネートと、第4級炭素を有する
    ポリオール成分と活性水素原子を持たない極性基を有す
    るジカルボン酸成分とのポリエステルポリオール及びそ
    の他のポリオールとの反応により生成するウレタン結合
    を有する樹脂であって、1分子内に平均2.3個以上の
    イソシアネート基をもち、数平均分子量が2,000〜
    10,000であり、かつ分子量1,000以下の成分が
    20%未満であってポリウレタン樹脂を磁性粉の結合剤
    とする磁性塗料を塗布してなることを特徴とする磁気記
    録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018225567A1 (ja) * 2017-06-05 2018-12-13 株式会社アレステクノロジー 成形品、食品製造装置用部品及び食品製造用高分子製品

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WO2018225567A1 (ja) * 2017-06-05 2018-12-13 株式会社アレステクノロジー 成形品、食品製造装置用部品及び食品製造用高分子製品

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