JPH0527456U - 樹脂管接続用弁 - Google Patents

樹脂管接続用弁

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JPH0527456U
JPH0527456U JP8445391U JP8445391U JPH0527456U JP H0527456 U JPH0527456 U JP H0527456U JP 8445391 U JP8445391 U JP 8445391U JP 8445391 U JP8445391 U JP 8445391U JP H0527456 U JPH0527456 U JP H0527456U
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pipe
valve
groove
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JP8445391U
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持 前田
浩 麻生
齊 長柄
正巳 森口
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日立バルブ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数が少なく、樹脂管との接続作業効率が
良く、且つ軽量な樹脂管接続用弁を提供する。 【構成】弁箱1,2の流出入口の少なくとも一方の内周
面に係止溝2aとパッキン溝2bとを形成し、パッキン
溝2bにパッキン4を装着し、内面にスティフナー5を
嵌入した樹脂製短管3を係止溝2aとパッキン溝2bと
の内面に挿入し、スティフナー5を拡径して樹脂製短管
3を弁箱1,2の流出入口の少なくとも一方に固定した
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は樹脂管に接続することができる弁に関し、特に樹脂管との接続方法を 改良した弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の弁、例えばボール弁と樹脂管、例えばポリエチレン管との接続方法は、 メカニカルタイプと称して図3に示すものが使用されていた。すなわち弁箱の本 体部材2とポリエチレン管7との接続は、まずポリエチレン管7の引抜き阻止力 を高めるためにポリエチレン管7の内面に樹脂製スティフナー20を嵌め、次に パッキン21、リテーナー22、及び樹脂製ロックリング23よりなるパッキン セットをポリエチレン管7外周面に挿入して本体部材2に差し込み、パイプレン チ(図示せず)を用いてナット24をねじ込む。ナット24を締付けると、まず パッキン21がポリエチレン管7に圧着して内部の流体をシールし、次にロック リング23がナット24の内周テーパー面に押されてポリエチレン管7に喰い込 みポリエチレン管7の抜け出しを阻止する。なおナット24とポリエチレン管7 のすきま、及び本体部材2の外表面防食層(プロテゴール)6とナットの防食用 樹脂被覆層25とのすきまには、それぞれコーキングテープ26と26aとを充 填して外部からの水分の浸入を防止する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の樹脂管接続用弁は上記構成のため、部品点数が多くしかも防水用コーキ ングテープ26,26aの充填作業などを必要とするものであった。また本ボー ル弁は埋設用ボール弁として使用される場合が多く、土中の狭い溝内でのナット 24の締付けを行う必要があるなど作業効率が悪く、その他重量物の取扱いにく さなどの欠点があった。本考案は以上の問題点を解決することを目的として考案 されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、弁箱の流出入口の少なくとも一方の内周面に係止溝とパッキン溝と を形成し、前記パッキン溝にパッキンを装着し、内面にスティフナーを嵌入した 樹脂製短管を前記係止溝とパッキン溝との内面に挿入し、前記スティフナーを拡 径して前記樹脂製短管を前記弁箱の流出入口の少なくとも一方に固定することに より、上記目的を達成したものである。
【0005】
【作用】
樹脂製短管の内面に嵌入したスティフナーを拡径すると、樹脂製短管も拡径さ れて弁本体の係止溝に喰い込み、樹脂製短管の引抜き阻止力を発揮する。同時に パッキンは、樹脂製短管と弁箱のパッキン溝との間で押圧されるから、内部流体 の漏洩を防止する。
【0006】
【実施例】
本考案を図面によって説明する。図1は本考案による樹脂管接続用弁をボール 弁に適用した一実施例を示す部分断面正面図である。このボール弁の弁箱は、本 体1に本体部材2を螺入して形成されており、本体部材2の流出入口の内周面に は複数の係止溝2aが形成されており、該係止溝2aの奥にパッキン溝2bが形 成されている。弁箱の外面は、防食用塗膜(プロテゴール)6によって覆われて いる。本体部材の係止溝2aとパッキン溝2bの内面には、ポリエチレン短管3 の図面左端側が嵌め込まれており、ポリエチレン短管3の図面右端は本体部材2 の右端よりも突出している。突出したポリエチレン短管3の右端部には、適宜手 段によってポリエチレン管7が接続される。図1では、溶着継手8を介してエレ クトロフュージョンないしはヒートフュージョンによってポリエチレン短管3と ポリエチレン管7とを接続する場合を仮想線によって示した。本体部材のパッキ ン溝2bには、パッキン4が嵌め込まれている。したがってパッキン4は、本体 部材のパッキン溝2bとポリエチレン短管3の外面に接している。またポリエチ レン短管3の図面左端側内面には、左端側にツバを有するスティフナー5が嵌め 込まれており、このツバはスティフナー5の位置決めを容易にするために形成さ れている。スティフナー5は当初の形状より拡径されており、且つ拡径した状態 でポリエチレン短管3を本体部材2bに固定するものである。したがって外力に よって塑性変形して拡径できる必要があり、本実施例ではスティフナー5は銅に よって形成している。
【0007】 図2は上記実施例の樹脂管接続用弁を製造する一手段を示し、本体部材のパッ キン溝2bにパッキン4を装着し、内面にスティフナー5を装着したポリエチレ ン短管3を本体部材2に嵌装し、本体部材2の外周ねじ部側を下方向きにして治 具10のベース11上に載せる。治具のベース11上には受け座12が固定され ており、この受け座12に円筒状のゴム13及び押え棒14からなるゴムバルジ を挿通して、押圧・拡径する。このゴムバルジによる拡径はゴム13が本体部材 2に装着したパッキン4及び本体部材の係止溝2b部分に至るように位置決めし て(図2)、ゴム13が圧縮されるように円筒状の押え棒14を押圧すると、ゴ ム13は拡径するから、スティフナー5も拡径し、したがってポリエチレン短管 3も拡径してその外面は本体部材の係止溝2a内に喰い込むと同時に、パッキン 4も本体部材のパッキン溝2bとポリエチレン短管3の外面との間で押圧される 。こうして樹脂管接続用弁を容易に製造することができる。
【0008】 なお本実施例では弁箱の本体部材2にポリエチレン短管3を取付けた場合を示 したが、弁箱の本体1側の流出入口にも同様にしてポリエチレン短管を取付ける ことができる。また本実施例は本考案をボール弁に適用した場合を示したが、ボ ール弁に限らず仕切弁、玉形弁、コックなどの他の弁にも適用することができる 。
【0009】
【考案の効果】
本考案によって部品点数が少なく、樹脂管との接続作業効率が良く、且つ軽量 な樹脂管接続用弁が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる一実施例を示す部分断面正面図
【図2】該実施例の製法を示す部分断面正面図
【図3】従来例を示す部分断面正面図
【符号の説明】
1…本体 2…本体部材 2
a…係止溝 2b…パッキン溝 3…ポリエチレン短管 4
…パッキン 5…スティフナー 6…プロテゴール 7
…ポリエチレン管 8…溶着継手 10…治具 1
1…ベース 12…受け座 13…ゴム 1
4…押え棒 20…スティフナー 21…パッキン 2
2…リテーナー 23…ロックリング 24…ナット 2
5…防食用樹脂被覆層 26,26a…コーキングテープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 森口 正巳 三重県三重郡朝日町小向200番地 日立バ ルブ株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁箱の流出入口の少なくとも一方の内周面
    に係止溝とパッキン溝とを形成し、前記パッキン溝にパ
    ッキンを装着し、内面にスティフナーを嵌入した樹脂製
    短管を前記係止溝とパッキン溝との内面に挿入し、前記
    スティフナーを拡径して前記樹脂製短管を前記弁箱の流
    出入口の少なくとも一方に固定した樹脂管接続用弁。
JP8445391U 1991-09-19 1991-09-19 樹脂管接続用弁 Expired - Fee Related JP2555718Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596649U (ja) * 1992-06-04 1993-12-27 旭有機材工業株式会社 プラスチック製ボールバルブ
JP2017078429A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 株式会社清水鐵工所 樹脂管の接続方法、継手構造の製造方法、及び、樹脂管一体型バルブの製造方法

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JPH0596649U (ja) * 1992-06-04 1993-12-27 旭有機材工業株式会社 プラスチック製ボールバルブ
JP2017078429A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 株式会社清水鐵工所 樹脂管の接続方法、継手構造の製造方法、及び、樹脂管一体型バルブの製造方法

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