JPH0451254Y2 - - Google Patents

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JPH0451254Y2
JPH0451254Y2 JP1984022517U JP2251784U JPH0451254Y2 JP H0451254 Y2 JPH0451254 Y2 JP H0451254Y2 JP 1984022517 U JP1984022517 U JP 1984022517U JP 2251784 U JP2251784 U JP 2251784U JP H0451254 Y2 JPH0451254 Y2 JP H0451254Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
fastened
cylindrical seal
fastening bolt
objects
hole
Prior art date
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JP1984022517U
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English (en)
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JPS60134968U (ja
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  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はボルト締結部のシール装置に関するも
のである。
従来の技術 第1図に示すように内部に流体aを有する被締
結物b(例えばミツシヨンケース)に他の被締結
物c(例えばバルブ、ブラケツト)をボルトdで
締結する場合、他の被締結物cにねじ孔を加工す
る必要がある。そこで、ねじのかみ合い長さをか
せぐため通し孔eとした場合、ボルトdの頭部側
と被締結物cとの合わせ目部Bおよび両被締結物
b,c間の合わせ目部Aから油洩れを生じてい
た。
このために、従来は第2図のように被締結物b
に肉もたせhを設けたり、また第3図のように両
合わせ目部A,BにOリングi,jを設けたり、
さらにはシールワツシヤで油洩れ対策を行なつて
いた。
しかし、肉もたせhは鋳物重量の増加につなが
り、まためくら穴加工のため加工が困難であつた
し、Oリングi,jやシールワツシヤは1個で1
ケ所しかシールできなかつたし、さらには前加工
が必要になつていた。
考案の目的 鋳造重量を増加することなく簡単な部品である
円筒シール5を用いて合わせ目部A,Bである2
つのシール箇所を同時に密封し、流体洩れを確実
にしたボルト締結部のシール装置を提供すること
を目的とする。
考案の構成 内部に流体を入れた一方の被締結物1にねじ孔
3を設けると共に他方の被締結物2に通し孔4を
設け、この通し孔4に弾性材より成る円筒シール
5を挿入すると共に円筒シール5内方に締結ボル
ト6を挿入し、この締結ボルト6をねじ孔3に螺
合し、この締結ボルト6の締付けにより円筒シー
ル5を一方の被締結物1の外面と締結ボルト6の
頭部7側とで圧縮し、円筒シール5の一端部を一
方の被締結物1の外面に圧着すると共に円筒シー
ル5の他端部を前記頭部7側に圧着して構成し、
両締結物1,2間の合わせ目部Aおよび締結ボル
ト6の頭部7側と被締結物2の間の合わせ目物B
の2ケ所のシール箇所を同時に密封するようにし
たものである。
実施例 本考案の実施例を第4図以下を参照して説明す
る。
図面中1はミツシヨンケースのような内部に流
体11を入れた一方の被締結物であり、2はブラ
ケツトのような他方の被締結物である。被締結物
1にはねじ孔3が形成してあり、被締結物2には
通し孔4が形成してある。
5は円筒シールであり、この円筒シール5はゴ
ムのような弾性材より成り、円筒シール5の長さ
Lは被締結物2の厚さlよりやや長くしてある。
例えばl=30mmの場合L=32mm程度である。
6は締結ボルトであり、締結ボルト6の頭部7
には座体8が形成してある。
そして、被締結物2のボルト孔4に円筒シール
5を挿入した後締結ボルト6を円筒シール5内方
に挿入し、ねじ孔3に螺合し、この締結ボ結ボル
ト6の締付けで両被締結物1,2が互に締結され
る。
この場合、円筒シール5の一端部は被締結物1
の外面に接しまた円筒シール5の他端部は座体8
に接しており、締結ボルト6の締付けで円筒シー
ル5は圧縮されてL−lだけ押しつぶされ、その
弾性力で端部が被締結物1の外面および座体8に
圧着して、両被締結物1,2間の合わせ目部Aお
よび被締結物2と締結ボルト6の頭部7側との間
の合わせ目部Bの密封を行なうものである。
なお、円筒シール5は第7図および第8図に示
すようにシール本体9の一端部に座体10を形成
した座付き円筒シールにしてもよい。この場合、
座体10は締結ボルト6の座体8に当接するもの
である。
考案の効果 本考案は締結ボルト6の締付けにより円筒シー
ル5は圧縮されて円筒シール5の一端部は一方の
被締結物1の外面に、また円筒シール5の他端部
は締結ボルト6の頭部7側にそれぞれ同時に圧着
し、両締結物1,2間の合わせ目部Aおよび締結
ボルト6の頭部7側と被締結物2間の合わせ目部
Bを同時に密封するように、2ケ所のシール箇所
(合わせ目部A,B)を円筒シール5という簡単
な部品により、容易に同時に確実に密封すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は内部に流体を有する被締結物と他の被
締結物とのボルト締結部の縦断面図、第2図、第
3図はそれぞれ従来のボルト締結部のシール装置
の縦断面図、第4図は本考案一実施例の縦断面
図、第5図は第4図の円筒シールの側面図、第6
図は同正面図、第7図は上記円筒シールの他の実
施態様の側面図、第8図は第7図方向からの矢
視図である。 1,2は被締結物、3はねじ孔、4は通し孔、
5は円筒シール、6は締結ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に流体を入れた一方の被締結物1にねじ孔
    3を設けると共に他方の被締結物2に通し孔4を
    設け、この通し孔4に弾性材より成る円筒シール
    5を挿入すると共に円筒シール5内方に締結ボル
    ト6を挿入し、この締結ボルト6をねじ孔3に螺
    合し、この締結ボルト6の締付けにより円筒シー
    ル5を一方の被締結物1の外面と締結ボルト6の
    頭部7側とで圧縮し、円筒シール5の一端部を一
    方の被締結物1の外面に圧着すると共に円筒シー
    ル5の他端部を前記頭部7側に圧着したことを特
    徴とするボルト締結部のシール装置。
JP2251784U 1984-02-21 1984-02-21 ボルト締結部のシ−ル装置 Granted JPS60134968U (ja)

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JP2251784U JPS60134968U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 ボルト締結部のシ−ル装置

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JP2251784U JPS60134968U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 ボルト締結部のシ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS60134968U JPS60134968U (ja) 1985-09-07
JPH0451254Y2 true JPH0451254Y2 (ja) 1992-12-02

Family

ID=30514882

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JP2251784U Granted JPS60134968U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 ボルト締結部のシ−ル装置

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637237Y2 (ja) * 1985-04-05 1994-09-28 日新電機株式会社 密封容器の気密接続装置
JP2006322506A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Seiwa Electric Mfg Co Ltd 部品取付構造
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JPS5711332B2 (ja) * 1976-04-07 1982-03-03

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JPS5711332U (ja) * 1980-06-25 1982-01-21

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JPS5711332B2 (ja) * 1976-04-07 1982-03-03

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JPS60134968U (ja) 1985-09-07

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