JPH05274115A - 小型電子式計算機 - Google Patents

小型電子式計算機

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Publication number
JPH05274115A
JPH05274115A JP4070877A JP7087792A JPH05274115A JP H05274115 A JPH05274115 A JP H05274115A JP 4070877 A JP4070877 A JP 4070877A JP 7087792 A JP7087792 A JP 7087792A JP H05274115 A JPH05274115 A JP H05274115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
rom
ram
dual port
port ram
Prior art date
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Pending
Application number
JP4070877A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Murai
一昭 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4070877A priority Critical patent/JPH05274115A/ja
Publication of JPH05274115A publication Critical patent/JPH05274115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、被演算式に応じたキー入力操作に伴
い演算結果を出力する小型電子式計算機において、入力
された被演算データの演算形態に制約を受けることな
く、演算速度の高速化を目的とする。 【構成】デュアルポートRAM21に書込まれた演算数
xと被演算数yとを、ROMアドレス制御器23からの
所定のROMアドレス指定データに応じてROM22か
ら出力されるRAMアドレス指定データに応じて同時に
読出し、タイミング発生器26からのラッチタイミング
信号Lに応じて第1及び第2ラッチ回路27a,27b
に同時にラッチ保持させ、演算装置25においてROM
22からの演算命令に応じた演算処理を図ると共に、そ
の演算結果データをRAM書込み制御回路24から与え
られる書込みタイミング信号Wに応じて再び上記デュア
ルポートRAM21に書込む構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式卓上計算機等、
被演算式に応じたキー入力操作に伴い演算結果を出力す
る小型電子式計算機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は1系統の演算データ取込み機能を
有する従来の小型電子式計算機の構成を示すブロック図
である。図4は上記1系統の演算データ取込み機能を有
する従来の小型電子式計算機の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【0003】すなわち、例えばx+y=zなる演算を行
なう際に、図示しないキー入力装置により入力された演
算数xと被演算数yとが、それぞれRAM11に予め書
込まれると共に、ROM12からの演算指定により演算
装置13が加算機能にセットされた状態で、“=”キー
が操作されると、まず、タイミング発生器14からのタ
イミング信号a(L)に応じてROM12から第2ゲー
ト15bを介してRAM11の第2アドレスが指定さ
れ、上記演算数xが読出されタイミング信号cに応じて
第2ラッチ回路16bに保持される。
【0004】続いて、タイミング信号a(H)に応じて
ROM12から第1ゲート回路15aを介してRAM1
1の第1アドレスが指定され、上記被演算数yが読出さ
れタイミング信号bに応じて第1ラッチ回路16aに保
持される。
【0005】ここで、上記各ラッチ回路16a,16b
に保持された演算数xと被演算数yとの加算演算処理
が、演算装置13において「A+B」として実行され、
その結果データzは、ROM12からRAM書込み制御
回路17を介して与えられる書込みタイミング信号dに
応じてRAM11の第1アドレスに対し書込まれる。
【0006】この場合、図3における従来の小型電子式
計算機では、RAM11に対するアドレス指定手段を1
機能しか持たないため、演算数xの読出し保持、被演算
数yの読出し保持、そして、演算結果zの書込みに、3
サイクルのタイミングを要し、演算速度が低下する問題
がある。なお、上記ROM12からRAM11に対する
アドレスデータは、ROMアドレス制御器18からの制
御信号に基づき出力される。図5は上記1系統の演算デ
ータ取込み機能を有する従来の小型電子式計算機のRA
M11の構成を示す回路図である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記演算処理
に要するサイクル数を少なくする手段として、演算数x
の格納RAMと被演算数yの格納RAMとを独立して設
け、その読込み処理を1回のタイミングで行なうことが
考えられる。図6は2系統の演算データ取込み機能を有
する従来の小型電子式計算機の構成を示すブロック図で
ある。図7は上記2系統の演算データ取込み機能を有す
る従来の小型電子式計算機の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【0008】すなわち、図示しないキー入力装置により
入力された演算数xが第1RAM11aに、被演算数y
が第2RAM11bに予め書込まれると共に、ROM1
2からの演算指定により演算装置13が加算機能にセッ
トされた状態で、“=”キーが操作されると、まず、タ
イミング発生器14からのタイミング信号aに応じて第
1RAM11aに書込まれている演算数x及び第2RA
M11bに書込まれている被演算数yが共に読出され、
各対応するラッチ回路16a,16bに保持される。
【0009】すると、上記各ラッチ回路16a,16b
に保持された演算数xと被演算数yとの加算演算処理
が、演算装置13において「A+B」として実行され、
その結果データzは、ROM12からRAM書込み制御
回路17を介して与えられる第1RAM11aへの書込
みタイミング信号bに応じて該第1RAM11aに対し
て書込まれる。
【0010】この場合、図6における従来の小型電子式
計算機では、2つのRAM11a,11bに対する独立
したアドレス指定機能を有するため、演算数x及び被演
算数yの読出し保持に1サイクル、演算結果zの書込み
に1サイクルとして、2サイクルのタイミングを要する
だけで済み、演算速度の向上が図れるものの、一方のR
AM11aまたは11bに書込まれたデータ同士のみに
関して演算処理を実行できない問題がある。
【0011】また、一方のRAM11aまたは11bに
書込まれたデータ同士のみに関する演算処理を実行する
にしても、その演算数xと被演算数yとは、順次シリア
ルに2回のタイミングで読出す必要があり、結局、演算
結果が得られるまでには3サイクルを要し、ソフトウエ
ア設計上の制約ができる問題がある。
【0012】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
入力された被演算データの演算形態に制約を受けること
なく、演算速度の高速化が可能になる小型電子式計算機
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る小型電子式計算機は、演算数及び被演算数を記憶し、
2つのデータが同時にアクセスされるデュアルポートR
AMと、少なくとも上記デュアルポートRAMに対する
第1及び第2のRAMアドレス指定データと演算命令と
を含むマイクロインストラクションデータを記憶するR
OMと、このROMに記憶されたマイクロインストラク
ションデータを所定の順序でアドレスするROMアドレ
ス制御手段と、このROMアドレス制御手段により上記
ROMから出力される第1及び第2のRAMアドレスに
応じて上記デュアルポートRAMから同時に読出された
2つのデータをラッチ保持する第1及び第2のラッチ手
段と、この第1及び第2のラッチ手段にラッチされた2
つのデータを上記ROMアドレス制御手段により上記R
OMから出力される演算命令に応じて演算し、その演算
結果データを上記デュアルポートRAMに対して出力す
る演算手段とを備えて構成したものである。
【0014】
【作用】つまり、演算数と被演算数とを上記デュアルポ
ートRAMから同時に読出し上記演算手段にて演算処理
を図ることで、高速な2サイクル演算処理が行なえると
共に、1つのデュアルポートRAMを任意アドレスして
読出されるデータを演算処理することで、被演算データ
の組合わせに制約を受けない演算処理が行なえるように
なる。
【0015】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1は小型電子式計算機の構成を示すもので、
この小型電子式計算機は、デュアルポートRAM21を
備えている。
【0016】デュアルポートRAM21は、図示しない
キー入力装置によりキー入力される演算数及び被演算数
を記憶し、2つのデータの同時アクセスが行なえるもの
で、このデュアルポートRAM21に対するアドレス指
定データはROM22のアドレス1端子及びアドレス2
端子からマイクロインストラクションデータとして与え
られる。
【0017】ROM22は、少なくとも上記デュアルポ
ートRAM21に対する第1及び第2のRAMアドレス
指定データと演算命令とを含むマイクロインストラクシ
ョンデータを記憶するもので、このROM22に記憶さ
れたマイクロインストラクションデータは、ROMアド
レス制御手段23により、例えば図示しないキー入力装
置における演算式のキー入力操作に応じて所定の順序で
アドレスされる。
【0018】そして、上記ROM22からのデュアルポ
ートRAM21に対する読出し/書込み制御信号R/W
は、RAM書込み制御回路24に出力され、書込み制御
時に対応して“H”レベルの書込み信号Wが供給され
る。
【0019】この場合、上記ROM22からの第1及び
第2RAMアドレス指定データは、デュアルポートRA
M21の第1アドレス端子AD1及び第2アドレス端子
AD2に出力される。また、上記ROM22からのキー
入力演算子「+,−,×,÷」に対応した演算指定信号
は、演算装置25に出力される。
【0020】一方、上記デュアルポートRAM21のデ
ータ出力端子OUT1,OUT2から読出される被演算
データは、タイミング発生器26からのタイミング信号
Lに応じて各対応する第1ラッチ回路27a及び第2ラ
ッチ回路27bにラッチ保持される。
【0021】上記演算装置25は、上記第1及び第2ラ
ッチ回路27a,27bにラッチされた2つのデータ
を、2つのポートA,Bから取込み、上記ROM22か
ら出力される演算命令に応じて演算処理するもので、こ
の演算装置25における演算結果データは、上記デュア
ルポートRAM21に対して出力され、上記RAM書込
み制御回路24から供給される書込み信号Wに応じてそ
のデータ入力端子INを介し上記ROM22からの指定
アドレス位置に書込まれる。
【0022】なお、上記ROMアドレス制御器23によ
るROMアドレス制御タイミング、及び上記RAM書込
み制御回路24によるRAM書込み制御タイミング、及
び上記第1,第2ラッチ回路27a,27bに対するデ
ータラッチタイミングは、何れもタイミング発生器26
から発生されるタイミング信号に応じて設定される。
【0023】図2は上記小型電子式計算機のデュアルポ
ートRAM21の構成を示すもので、この場合、2つの
データを保持したセルに対して同時にアドレス指定が行
なえ、被演算データの高速な読出しと共に、任意の読出
し手順が組めることになる。
【0024】すなわち、上記構成による小型電子式計算
機において、例えばx+y=zなる演算を行なう際に、
図示しないキー入力装置により入力された演算数x及び
被演算数yがデュアルポートRAM21に予め書込まれ
ると共に、ROM22からの演算指定により演算装置2
5が加算機能にセットされた状態で、“=”キーが操作
されると、まず、ROM22のアドレス1端子及びアド
レス2端子からそれぞれ第1及び第2RAMアドレスが
出力され、タイミング発生器26からのラッチタイミン
グ信号Lに応じてデュアルポートRAM21に書込まれ
ている演算数x及び被演算数yが共に読出され、各対応
するラッチ回路27a,27bに保持される。
【0025】すると、上記各ラッチ回路27a,27b
に保持された演算数xと被演算数yとの加算演算処理
が、演算装置25において「A+B」として実行され、
その結果データzは、ROM22からRAM書込み制御
回路24を介して与えられるデュアルポートRAM21
への書込みタイミング信号Wに応じて該デュアルポート
RAM21に対して書込まれる。
【0026】この場合、本実施例における小型電子式計
算機では、デュアルポートRAM21に対する2つのア
ドレス指定機能を有するため、演算数x及び被演算数y
の読出し保持に1サイクル、演算結果zの書込みに1サ
イクルとして、2サイクルのタイミングを要するだけで
済み、演算速度の向上が図れるようになる。
【0027】また、デュアルポートRAM21に書込ま
れたデータは、任意のアドレス指定により自在に組合わ
せて読出せるので、被演算データの組合わせに制約を受
けない演算処理が行なえるようになる。
【0028】したがって、上記構成の小型電子式計算機
によれば、デュアルポートRAM21に書込まれた演算
数xと被演算数yとを、ROMアドレス制御器23から
の所定のROMアドレス指定データに応じてROM22
から出力されるRAMアドレス指定データに応じて同時
に読出し、タイミング発生器26からのラッチタイミン
グ信号Lに応じて第1及び第2ラッチ回路27a,27
bに同時にラッチ保持させ、演算装置25においてRO
M22からの演算命令に応じた演算処理を図ると共に、
その演算結果データをRAM書込み制御回路24から与
えられる書込みタイミング信号Wに応じて再び上記デュ
アルポートRAM21に書込む構成としたので、高速な
2サイクル演算処理及び被演算データの組合わせに制約
を受けない演算処理を実行することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、演算数及
び被演算数を記憶し、2つのデータが同時にアクセスさ
れるデュアルポートRAMと、少なくとも上記デュアル
ポートRAMに対する第1及び第2のRAMアドレス指
定データと演算命令とを含むマイクロインストラクショ
ンデータを記憶するROMと、このROMに記憶された
マイクロインストラクションデータを所定の順序でアド
レスするROMアドレス制御手段と、このROMアドレ
ス制御手段により上記ROMから出力される第1及び第
2のRAMアドレスに応じて上記デュアルポートRAM
から同時に読出された2つのデータをラッチ保持する第
1及び第2のラッチ手段と、この第1及び第2のラッチ
手段にラッチされた2つのデータを上記ROMアドレス
制御手段により上記ROMから出力される演算命令に応
じて演算し、その演算結果データを上記デュアルポート
RAMに対して出力する演算手段とを備えて構成したの
で、入力された被演算データの演算形態に制約を受ける
ことなく、演算速度の高速化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる小型電子式計算機の
構成を示すブロック図。
【図2】上記小型電子式計算機のデュアルポートRAM
の構成を示す回路図。
【図3】1系統の演算データ取込み機能を有する従来の
小型電子式計算機の構成を示すブロック図。
【図4】上記1系統の演算データ取込み機能を有する従
来の小型電子式計算機の動作を示すタイミングチャー
ト。
【図5】上記1系統の演算データ取込み機能を有する従
来の小型電子式計算機のRAMの構成を示す回路図。
【図6】2系統の演算データ取込み機能を有する従来の
小型電子式計算機の構成を示すブロック図。
【図7】上記2系統の演算データ取込み機能を有する従
来の小型電子式計算機の動作を示すタイミングチャー
ト。
【符号の説明】
21…デュアルポートRAM、22…ROM、23…R
OMアドレス制御器、24…RAM書込み制御回路、2
5…演算装置、26…タイミング発生器、27a,27
b…ラッチ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算数及び被演算数を記憶し、2つのデ
    ータが同時にアクセスされるデュアルポートRAMと、 少なくとも上記デュアルポートRAMに対する第1及び
    第2のRAMアドレス指定データと演算命令とを含むマ
    イクロインストラクションデータを記憶するROMと、 このROMに記憶されたマイクロインストラクションデ
    ータを所定の順序でアドレスするROMアドレス制御手
    段と、 このROMアドレス制御手段により上記ROMから出力
    される第1及び第2のRAMアドレスに応じて上記デュ
    アルポートRAMから同時に読出された2つのデータを
    ラッチ保持する第1及び第2のラッチ手段と、 この第1及び第2のラッチ手段にラッチされた2つのデ
    ータを上記ROMアドレス制御手段により上記ROMか
    ら出力される演算命令に応じて演算し、その演算結果デ
    ータを上記デュアルポートRAMに対して出力する演算
    手段と、を具備したことを特徴とする小型電子式計算
    機。
JP4070877A 1992-03-27 1992-03-27 小型電子式計算機 Pending JPH05274115A (ja)

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