JPH0527405U - オートテンシヨナ - Google Patents

オートテンシヨナ

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JPH0527405U
JPH0527405U JP8373091U JP8373091U JPH0527405U JP H0527405 U JPH0527405 U JP H0527405U JP 8373091 U JP8373091 U JP 8373091U JP 8373091 U JP8373091 U JP 8373091U JP H0527405 U JPH0527405 U JP H0527405U
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JP
Japan
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partition wall
belt
fixed shaft
axial direction
engaging portion
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JP8373091U
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Inventor
勇人 近江
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベルトが弛む場合にはテンションプーリ4を迅
速に追従させ、ベルトが緊張する場合にはテンションプ
ーリ4によりこれを抑え付ける。これにより、ベルトが
振動するのを防止する。 【構成】テンションプーリ4を支承した揺動部材24が
揺動すると、隔壁33が固定軸20に沿って変位する。
この隔壁33は、粘性流体13を充填した密閉空間32
内に設けられている。又、この隔壁33に設けた通孔3
7の途中には、逆止弁38を設けている。この逆止弁3
8は、ベルトが弛む場合には開き、緊張する場合には閉
じる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係るオートテンショナは、自動車用エンジンのタイミングベルト、 或はオルタネータやコンプレッサ等の補機を駆動する為のベルト(以下、単にベ ルトとする。)に適正な張力を付与する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】
OHC型、或はDOHC型エンジンのカムシャフトを、クランクシャフトと同 期して回転駆動する為、図10に示す様なベルト1による駆動機構が広く使用さ れている。この図10に於いて、2はエンジンのクランクシャフトにより回転駆 動される駆動プーリ、3はカムシャフトの端部に固定された従動プーリ、4はベ ルト1に適正な張力を付与する為のテンションプーリである。
【0003】 このテンションプーリ4は、図11に拡大して示す様に、固定軸5を中心とし て揺動する揺動部材6の一部で、上記固定軸5に対して偏心した部分に枢支され ている。そして、この揺動部材6にその基端部を固定した腕片7の先端部には、 引っ張りばね8の一端を結合する事で、上記揺動部材6に、テンションプーリ4 をベルト1(図10)に向けて弾性的に押圧する方向の弾力を付与し、温度変化 等に伴なうベルト1の寸法変化やエンジンの運転に伴なう振動等に拘らず、この ベルト1の張力が常に一定に保たれる様にしている。
【0004】 ところで、上述の様に構成され作用するオートテンショナによりベルト1に適 正な張力を付与すると共に、このベルト1が振動するのを防止する為には、上記 テンションプーリ4の変位に対して抵抗を設ける必要がある。
【0005】 即ち、ベルト1が振動した場合に、上記テンションプーリ4がこのベルト1の 変位を抑える事なく、ベルト1の動きに直ちに追従した場合、ベルト1の振動が 成長してしまう為、テンションプーリ4の変位に対する抵抗を設け、このテンシ ョンプール4が上記ベルト1の動きを抑え付ける様にする必要がある。
【0006】 この為従来から、実開昭63−28949号公報に記載されている様な構造の オートテンショナが知られている。この公報に記載されたオートテンショナは、 図12に示す様に構成されている。固定軸5の周囲には円筒状の揺動部材6が、 回転自在に支持されており、この揺動部材6の外周面に固定された腕片7の先端 部に設けた、上記固定軸5と平行な枢軸9にテンションプーリ4を、回転自在に 支承している。上記揺動部材6と固定の基板10との間には捩りコイルばね11 を設けて、上記テンションプーリ4を、張力を付与すべきベルト1に向けて押圧 自在としている。
【0007】 上記固定軸5の外周面と揺動部材6の内周面との間には円筒状の密閉空間12 を設け、この密閉空間12内に、シリコンオイル等の粘性流体13を充填してい る。そして、隔壁14により上記密閉空間12を、軸方向に亙り仕切っている。 この隔壁14と上記固定軸5との間にはキー15と溝16とによる係合部を設け 、固定軸5の周囲で隔壁14が回転するのを阻止している。又、上記揺動部材6 の内周面には、雌螺子状の螺旋溝17を、上記隔壁14の外周面には、この螺旋 溝17と係合する雄螺子状の螺旋突条18を、それぞれ形成している。更に、上 記隔壁14には、この隔壁14を軸方向に亙って貫通する絞り流路19、19を 設けている。
【0008】 上述の様に構成されるオートテンショナの場合、ベルト1の動きに応じてテン ションプーリ4が変位し、揺動部材6が揺動すると、上記螺旋溝17と螺旋突条 18との係合に基づいて隔壁14が軸方向に亙って変位する。ところが、粘性流 体13を充填した密閉空間12を仕切った隔壁14には、流路面積の狭い絞り流 路19、19が形成されているのみである為、この隔壁14の変位は緩徐にしか 行なわれない。従って、上記テンションプーリ4の変位も緩徐にしか行なわれな くなり、上記ベルト1が振動した場合でも、このベルト1を抑え付ける。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の様にしてベルトの振動を抑え付けるオートテンショナに於い ても、依然として次に述べる様な、解決すべき問題点を有する。即ち、前記公報 に記載されたオートテンショナの場合、ベルト1の張力が急激に増大した場合に は、このベルト1を抑え付ける事が出来るが、反対にベルト1の張力が急激に減 少した場合には、テンションプーリ4をこのベルト1の動きに追従させる事が難 しくなり、ベルト1の振れの原因となる場合がある。
【0010】 この様な問題を解決する為に、例えば特開平3−24346号公報に開示され た考案に於いては、粘性流体を一方向に亙ってのみ円滑に流す逆止弁を設ける事 で、ベルトが弛む傾向の場合にのみ、テンションプーリが直ちにベルトの動きに 追従する様にしている。ところが、この公報に開示された考案の場合、逆止弁設 置部分の構造が複雑で、製作費が嵩む原因となる。
【0011】 本考案のオートテンショナは、上述の様な不都合を何れも解消するものである 。
【0012】
【課題を解決する為の手段】
本考案のオートテンショナは固定軸と、少なくとも基部を円筒状に形成され、 固定軸の周囲に回転自在に支持された揺動部材と、この揺動部材の一部に、固定 軸と平行な枢軸を中心とする回転自在に支承されたテンションプーリと、このテ ンションプーリを張力を付与すべきベルトに向けて押圧するばねと、固定軸の外 周面と揺動部材の内周面との間に設けられ、内部に粘性流体を充填した密閉空間 と、この密閉空間内を軸方向に亙って仕切る隔壁と、この隔壁に固定の部分と上 記固定軸に固定の部分との間に設けられた第一の係合部と、上記隔壁に固定の部 分と上記揺動部材に固定の部分との間に設けられた第二の係合部と、上記隔壁に 軸方向に亙って設けられた通路と、この通路の途中に設けられた逆止弁とから構 成される。
【0013】 そして、上記逆止弁は、上記テンションプーリがばねの弾力によって移動する 場合にのみ上記通路を開く。又、上記第一の係合部と第二の係合部との内の一方 の係合部は、上記固定軸又は揺動部材に対して上記隔壁を、軸方向に亙る変位の み自在に係合させる。更に、上記第一の係合部と第二の係合部との内の他方の係 合部は、円周方向並びに軸方向に亙って傾斜した傾斜部及びこの傾斜部と係合す る係合突起を有し、上記揺動部材又は固定軸と隔壁とが相対的に回転した場合に 、上記隔壁を軸方向に亙って変位させる。
【0014】
【作用】
上述の様に構成される本考案のオートテンショナの場合、テンションプーリを 押圧しているベルトの振動に伴なって揺動部材が変位すると、密閉空間の内側で 隔壁が、軸方向に亙って変位する。そして、ベルトが緊張する傾向の場合には、 上記各壁に設けた通路途中の逆止弁が閉じられたままの状態となる為、上記隔壁 が密閉空間内に充填された粘性流体中で変位する事に対して、強い抵抗が働き、 揺動部材の変位は緩徐にのみ可能となり、急激に緊張力が高まったベルトに対し てプーリを、緩徐に追従させる。この為、ベルトの他の部分が過度に弛む事が防 止される。
【0015】 反対に、ベルトが急に弛んだ場合、上記通路に設けた逆止弁が開く傾向となり 、隔壁が粘性流体中で変位する事に対する抵抗が小さくなる為、揺動部材がばね の弾力によって迅速に揺動し、プーリをベルトの弛みに追従させる。
【0016】
【実施例】
図1〜2は本考案の第一実施例を示している。20は固定軸で、基端部(図1 の右端部)寄り部分の外周面にフランジ21を形成した、円筒状を成しており、 オートテンショナの使用時にはボルト22により、エンジンのシリンダブロック 前面(タイミングベルト用オートテンショナの場合)等に固定される。又、上記 フランジ21の前面には、上記固定軸20と同心の円筒壁23を設けている。
【0017】 24は揺動部材で、上記円筒壁23の周囲に、滑り軸受25を介して外嵌自在 な短円筒状の基部26の外端面(図1の左端面)から、この基部26に対して偏 心した枢軸部27を突出させる事で構成されている。そしてこの枢軸部27の周 囲にテンションプーリ4を、転がり軸受28を介して、回転自在に支承している 。又、上記枢軸部27は、滑り軸受29を介して、前記固定軸20の先端部に外 嵌している。
【0018】 上記揺動部材24の基部26外周面には、腕片7の基端部を外嵌固定しており 、この腕片7の先端部にその一端を結合した引っ張りばね8の他端部を、上記シ リンダブロック前面等に固定したピン30に結合して、上記揺動部材24に、枢 軸部27を中心として揺動する方向の弾力を付与している。そして、この揺動部 材24の周囲に支承されたテンションプーリ4は、枢軸部27が固定軸20に対 して偏心している分だけ、上記揺動に伴なって変位自在となる。
【0019】 固定軸20の外周面と揺動部材24の内周面との間には、両端部をそれぞれシ ール材31、31により塞がれた密閉空間32を設け、この密閉空間32内に、 シリコンオイル等の粘性流体13を充填している。そして、円輪状の隔壁33に より上記密閉空間32内を、軸方向に亙り仕切っている。
【0020】 上記隔壁33の内周縁部には円筒部34を設け、この円筒部34の内周面と上 記固定軸20の外周面との間に第一の係合部35を、同じく円筒部34の外周面 と上記揺動部材24の基部26内周面との間に第二の係合部36を、それぞれ形 成している。
【0021】 この内の第一の係合部35は、上記固定軸20に対して上記隔壁33を、軸方 向に亙る変位のみ自在に係合させるもので、上記固定軸20の外周面に形成され た雄スプライン溝と、上記円筒部34の内周面に形成され、この雄スプライン溝 と係合する雌スプライン溝とから構成される。
【0022】 又、第二の係合部36は、上記揺動部材24と隔壁33とが相対的に回転した 場合に、この隔壁33を軸方向に亙って変位させるもので、上記揺動部材24の 内周面に形成された、傾斜部である、多条雌螺子状の傾斜雌スプライン溝と、上 記円筒部34の外周面に形成され、この傾斜雌スプライン溝と係合する、係合突 起である、多条雄螺子状の傾斜雄スプライン溝とから構成される。そして、上記 揺動部材24が引っ張りばね8の弾力に基づいて揺動した場合に、上記隔壁33 が図1で右方に移動する様に、上記第二の係合部36を構成する傾斜雌スプライ ン溝と傾斜雄スプライン溝との傾斜方向を定めている。
【0023】 更に、上記隔壁33には、この隔壁33を軸方向に亙って貫通する通孔37を 設け、通路として機能するこの通孔37の途中に、逆止弁38を設けている。こ の逆止弁38は、上記隔壁33が図2で右方に変位する場合に開いて、上記通孔 37内を粘性流体13が流通するのを許容し、隔壁33が同図で左方に変位する 場合には閉じて、上記通孔37内を粘性流体13が流通するのを阻止する。
【0024】 上述の様に構成される本考案のオートテンショナは、適正な張力を付与すべき ベルト1にテンションプーリ4を当接させ、引っ張りばね8の弾力により、この テンションプーリ4をベルト1に向けて押し付けた状態で使用されるが、上記ベ ルト1の張力が急激に増大した場合、先端部にテンションプーリ4を支承した揺 動部材24が、引っ張りばね8の弾力に抗して、図1の反時計方向に急激に揺動 しようとする。
【0025】 そして、上記揺動部材24の揺動に伴なって、上記第二の係合部36によりこ の揺動部材24と係合した隔壁33が、図2で左方に変位しようとするが、この 際には逆止弁38が閉じられる為、密閉空間32内の粘性流体13は、通孔37 内を通過出来ない。従って、上記隔壁33を左方に移動させる為には、粘性流体 13を微小な隙間を通じて流す事に伴なって生じる、大きな抵抗に打ち勝つ必要 がある。従って、上記揺動部材24が、引っ張りばね8の弾力に抗して急激に揺 動する事はなく、急激に緊張力が高まったベルト1に対してテンションプーリ4 が、緩徐に追従する様になって、ベルト1が振動する事が防止される。
【0026】 反対に、ベルト1が急に弛んだ場合、上記テンションプーリ4を支承した揺動 部材24が、引っ張りばね8の弾力により、図1の時計方向に揺動する傾向とな り、この揺動部材24の揺動に伴なって、上記第二の係合部36によりこの揺動 部材24と係合した隔壁33が、図2で右方に変位しようとする。この際には逆 止弁38が開かれ、密閉空間32内の粘性流体13が、通孔37内を通過して流 れる。従って、上記隔壁33を左方に移動させる為に打ち勝つべき抵抗は小さな ものとなり、上記揺動部材24が、引っ張りばね8の弾力により迅速に揺動し、 急激に緊張力が低下したベルト1に対してテンションプーリ4が、迅速に追従し て、ベルト1の張力が低下するのを防止する。
【0027】 次に、図3は本考案の第二実施例を示している。本実施例の場合には、上述の 第一実施例とは逆に、第一の係合部35を、上記固定軸20と隔壁33とが相対 的に回転した場合に、この隔壁33を軸方向に亙って変位させるものとし、第二 の係合部36を、上記揺動部材24に対して上記隔壁33を、軸方向に亙っての み変位自在とするものとしている。その他の構成及び作用は、前述の第一実施例 の場合と同様である。
【0028】 次に、図4〜6は本考案の第三実施例を示している。本実施例の場合、密閉空 間32の内側に固定軸20と同心に保持されたカム筒39の一端(図4の左端) を、揺動部材24に固定し、このカム筒39の外周面に形成された、傾斜部であ るカム溝40、40と、隔壁33の内周部分に形成した支持片51、51に支持 した、係合突起であるピン41、41とを係合させて、第二の係合部を構成して いる。又、隔壁33の外周面に突設したピン42と円筒壁23の内周面に軸方向 に亙って形成した係合溝43とを係合させて、第一の係合部を構成している。
【0029】 本実施例の場合、第一の係合部が固定軸20に対し隔壁33を、軸方向に亙る 変位のみ自在に係合させる機能を有し、第二の係合部が上記揺動部材24と隔壁 33とが相対的に回転した場合に、この隔壁33を軸方向に亙って変位させる機 能を有する。その他の構成及び作用は、前述した第一実施例の場合と同様である 為、同等部分には同一符合を付して、重複する説明を省略する。
【0030】 次に、図7〜9は本考案の第四実施例を示している。本実施例の場合、揺動部 材24の基部26の内側に、図9に示す様なカム筒44を内嵌固定している。こ のカム筒44の一端縁(図7、9の右端縁)には、円周方向に亙って傾斜した、 傾斜部である傾斜縁45を形成し、この傾斜縁45に、隔壁33外周面に形成し た、係合突起である突部46を当接させて、第二の係合部を構成し、この第二の 係合部により、上記揺動部材24と隔壁33とが相対的に回転した場合に、この 隔壁33を軸方向に亙って変位させる様にしている。
【0031】 即ち、隔壁33と固定軸20端部のフランジ21との間に圧縮ばね47を設け 、上記突部46を傾斜縁45に向け押し付けている。尚、図示の実施例に於いて は、上記突部46に設けた凹部の内側に鋼球48を、転動自在に設け、この鋼球 48を上記傾斜縁45に当接させる事で、突部46と傾斜縁45との相対的変位 が円滑に(軽い力で)行なわれる様にしている。
【0032】 一方、上記フランジ21に固定軸20と平行に突設したガイドピン49を、隔 壁33に形成したガイド孔50に係合させて、第一の係合部を構成している。そ して、この第一の係合部により固定軸20に対し隔壁33を、軸方向に亙る変位 のみ自在に係合させている。
【0033】 本実施例の場合も、ベルトの振動に伴なって揺動部材24が揺動する場合には 、隔壁33が軸方向に変位する。但し、本実施例の場合、前述の第一〜第三実施 例の場合と異なり、ベルトが弛む傾向の場合には隔壁33が、圧縮ばね47の弾 力により、図7の左方に変位する傾向となり、ベルトが緊張する傾向の場合には 隔壁33が、傾斜縁45に押されて、上記圧縮ばね47の弾力に抗して、同図の 右方に変位する傾向となる様に、上記傾斜縁45の傾斜方向を定めている。
【0034】 その他の構成及び作用は、前述の第一実施例と同様である為、同等部分には同 一符合を付して重複する説明を省略する。
【0035】
【考案の効果】
本考案のオートテンショナは、以上に述べた通り構成され作用する為、ベルト の張力を常に最適な状態に保持すると共にこのベルトを十分に抑え付けて、ベル トが振動するのを確実に防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す正面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本考案の第二実施例を示す半部断面図。
【図4】本考案の第三実施例を示す断面図。
【図5】第三実施例に使用する隔壁の斜視図。
【図6】同じくカム筒の斜視図。
【図7】本考案の第四実施例を示す断面図。
【図8】第四実施例に使用する隔壁の斜視図。
【図9】同じくカム筒の斜視図。
【図10】オートテンショナを付設したエンジンのベル
ト駆動機構を示す正面図。
【図11】このベルト駆動機構に組み込んだ、従来のオ
ートテンショナの第1例を示す正面図。
【図12】従来のオートテンショナの第2例を示す断面
図。
【符合の説明】
1 ベルト 2 駆動プーリ 3 従動プーリ 4 テンションプーリ 5 固定軸 6 揺動部材 7 腕片 8 引っ張りばね 9 枢軸 10 固定の基板 11 捩りコイルばね 12 密閉空間 13 粘性流体 14 隔壁 15 キー 16 溝 17 螺旋溝 18 螺旋突条 19 絞り流路 20 固定軸 21 フランジ 22 ボルト 23 円筒壁 24 揺動部材 25 滑り軸受 26 基部 27 枢軸部 28 転がり軸受 29 滑り軸受 30 ピン 31 シール材 32 密閉空間 33 隔壁 34 円筒部 35 第一の係合部 36 第二の係合部 37 通孔 38 逆止弁 39 カム筒 40 カム溝 41 ピン 42 ピン 43 係合溝 44 カム筒 45 傾斜縁 46 突部 47 圧縮ばね 48 鋼球 49 ガイドピン 50 ガイド孔 51 支持片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定軸と、少なくとも基部を円筒状に形
    成され、固定軸の周囲に回転自在に支持された揺動部材
    と、この揺動部材の一部に、固定軸と平行な枢軸を中心
    とする回転自在に支承されたテンションプーリと、この
    テンションプーリを張力を付与すべきベルトに向けて押
    圧するばねと、固定軸の外周面と揺動部材の内周面との
    間に設けられ、内部に粘性流体を充填した密閉空間と、
    この密閉空間内を軸方向に亙って仕切る隔壁と、この隔
    壁に固定の部分と上記固定軸に固定の部分との間に設け
    られた第一の係合部と、上記隔壁に固定の部分と上記揺
    動部材に固定の部分との間に設けられた第二の係合部
    と、上記隔壁に軸方向に亙って設けられた通路と、この
    通路の途中に設けられた逆止弁とから成り、この逆止弁
    は、上記テンションプーリがばねの弾力によって移動す
    る場合にのみ上記通路を開くものであり、上記第一の係
    合部と第二の係合部との内の一方の係合部は、上記固定
    軸又は揺動部材に対して上記隔壁を、軸方向に亙る変位
    のみ自在に係合させるものであり、上記第一の係合部と
    第二の係合部との内の他方の係合部は、円周方向並びに
    軸方向に亙って傾斜した傾斜部及びこの傾斜部と係合す
    る係合突起を有し、上記揺動部材又は固定軸と隔壁とが
    相対的に回転した場合に、上記隔壁を軸方向に亙って変
    位させるものであるオートテンショナ。
JP8373091U 1991-09-19 1991-09-19 オートテンシヨナ Pending JPH0527405U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100489092B1 (ko) * 2002-11-21 2005-05-12 현대자동차주식회사 오토 텐셔너

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