JPH0527315B2 - - Google Patents

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JPH0527315B2
JPH0527315B2 JP57206497A JP20649782A JPH0527315B2 JP H0527315 B2 JPH0527315 B2 JP H0527315B2 JP 57206497 A JP57206497 A JP 57206497A JP 20649782 A JP20649782 A JP 20649782A JP H0527315 B2 JPH0527315 B2 JP H0527315B2
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JP
Japan
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phase
signal
burst
chroma
point
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JP57206497A
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Yukihiro Yasuda
Yasunobu Kunyoshi
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication of JPS5995788A publication Critical patent/JPS5995788A/ja
Publication of JPH0527315B2 publication Critical patent/JPH0527315B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/83Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal
    • H04N9/84Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal the recorded signal showing a feature, which is different in adjacent track parts, e.g. different phase or frequency

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、PAL方式映像信号を記録再生する
VTRにおける再生クロマ信号の処理装置に関し、
特に、トラツク飛び等により生じるクロマ位相の
ジヤンピングを補正するようにしたものである。
〔背景技術とその問題点〕
第1図は、ヘリカルスキヤン方式低域変換形
VTRにより、PAL映像信号をカラーアライメン
トをとらない記録方式(即ち、1H期間毎に、バ
ースト信号及びこのバースト信号を位相基準とし
たクロマ信号の両者の位相が異なる記録方式で記
録した場合のテープフオーマツトを示す。なお、
図示されたトラツクA,B,C,Dは、実際に
は、テープ上にテープの長手方向に対して斜めに
形成されたものである。
第1図において、各トラツクA〜Dに1H毎に
90゜の位相差を持つ矢印1a〜1dは、バースト
信号及びクロマ信号の位相を示す。従つて、これ
らバースト信号に続くクロマ信号は、1H期間毎
に位相が90゜異なつて記録される。この記録方式
では、図示のように1つ間を置いて隣接するトラ
ツク(例えば、トラツクAとC,BとD)間の対
応するH区間のバースト信号及びクロマ信号1a
〜1dの向きが異つており、いわゆる、カラーア
ライメントが揃つていない状態となつている。
このテープフオーマツトにおいて、変速モード
の再生時に、第1の回転ヘツドは、点線で示すよ
うに矢印b方向にトレースしたとすると、第1の
回転ヘツドのアジマス角が第2の回転ヘツドのそ
れと異なつているので、トラツクA及びこのトラ
ツクAに隣々接するトラツクCにおける各H区間
のバースト信号及びクロマ信号を再生する。ま
た、位相ベクトル1aのバースト及びクロマ信号
を再生した後のa点では、トラツクAからCへの
トラツク飛びが起こり、更に、本来のシーケンス
では位相ベクトル1bのバースト及びクロマ信号
を再生しなけねばならないはずが、トラツクCの
位相ベクトル1aのバースト及びクロマ信号を再
生して、シーケンスが変化する。このような再生
バースト位相のシーケンス変化をそのままにすれ
ば、モニター画面で色調の乱れを生じることにな
る。従つて、再生出力からシーケンス変化を検出
して、正しいシーケンスに補正する必要がある。
一方、PAL信号の記録方式として、90゜PS方式
(90゜位相シフト方式)が知られている。これは
1H毎にクロマ信号の位相を90゜移相するトラツク
と、位相を変化させないトラツクとを交互に記録
していく方式である。
この90゜PS方式を第1図の記録方式に適用した
場合は、トラツクAとC、若しくは、BとDのク
ロマ信号が1H毎に90゜移相させて記録される。そ
の場合、再生時に変速モードが行われると、a点
におけるトラツク飛びによつて、クロマ信号の
90゜又は180゜又は270゜の位相飛びが生じうる。また
水平同期信号の欠落等によつても、上記位相飛び
が生じる。
従つて、第1図のようなカラーアライメントの
揃わない記録方式で90゜PS方式を併用した場合
は、前述したバースト信号のシーケンス変化とク
ロマ信号の位相飛びとの両方が生じることにな
る。
〔発明の目的〕
本発明は、上述したシーケンス変化及び位相飛
びを夫々検出して、バースト信号及びクロマ信号
の位相を正常に補正するようにしたものである。
〔発明の概要〕
本発明は、カラーアライメントをとらない記録
方式に90゜位相シフト方式を適用してPAL映像信
号を記録した記録媒体から再生された再生信号か
らバースト信号を検出し、このバースト信号の位
相を実質的に揃えた信号と、基準信号とに基い
て、あるいは、上記バースト信号と、1信号区間
毎に位相を90゜異ならせた基準信号とに基いて、
上記バースト信号のシーケンス変化及びクロマ信
号の位相変化を検出するようにしたPALクロマ
信号処理装置に係るものである。
〔実施例〕
カラーアライメントの揃わない記録方式に
90゜PS方式を適用して記録されたテープを再生す
る時、トラツク飛び等によつて生じるバースト信
号のシーケンス変化及びクロマ信号の位相飛びの
起り得る状態としては、次の8つの場合がある。
(1) 正常で、シーケンス変化及び位相飛びは起ら
ない。
(2) シーケンスは正常で、基準位相に対してクロ
マ位相が−90゜移相される。
(3) シーケンスは正常で、基準位相に対してクロ
マ位相が−180゜移相される。
(4) シーケンスは正常で、基準位相に対してクロ
マ位相が−270゜移相される。
(5) シーケンス変化が有し、クロマ位相は正常で
ある。
(6) シーケンス変化が有り、クロマ位相が−90゜
位相される。
(7) シーケンス変化が有り、クロマ位相が−180゜
移相される。
(8) シーケンス変化が有り、クロマ位相が−270゜
移相される。
本実施例は、上記(1)〜(8)の場合を検出して、バ
ースト信号を正常に補正するためのシーケンス補
正信号SCと、クロマ位相を正常に補正するため
の位相飛び補正信号PC2とを得るようにしてい
る。
第3図は、上記補正信号SC,PC2を得るため
の本発明の実施例を示す。
入力端子2には、再生信号から分離された色信
号S1が加えられる。この色信号S1は、例えば
732KHzの搬送周波数に低域変換されたバースト
信号及びクロマ信号を含み、クロマ信号がバース
ト信号を位相基準としている。これら低域変換バ
ースト及びクロマ信号は、周波数変換回路3で元
の搬送周波数の4.43MHzに逆変換されて信号S2
なる。この信号S2の位相は、後述するAPCルー
プによつて、基準発振器4から得られる4.43MHz
の基準信号S0の位相に対して所定の関係になるよ
うに制御される。上記信号S2は、次に、2H遅延
回路6及び引き算器7で構成されたくし形フイル
タ5に加えられて、クロストークが除去される。
このクロストークを除去された信号S2は、シーケ
ンス補正回路8に加えられて、バースト信号のシ
ーケンスを補正される。この補正回路8は、1H
−1/4λ(λ:バースト1波の期間)遅延回路9、
反転回路9′及びスイツチ10で構成されている。
スイツチ10は、シーケンス変化があつたとき
に、補正信号SCが1パルス入力されて、接点a,
bが切換えられる。シーケンス補正が成された信
号S2は、出力端子11から出力されると共に、バ
ーストゲート12に加えられて、バースト信号が
抜き出される。
先ず、前記(1)の正常な場合は、第3図の,
……点の各出力位相は、第4図,……の
矢印で示すものとなる。
点には、正しいシーケンスで1H毎にバース
ト信号1a,1bが交互に現われる。また、スイ
ツチ15は、1/2fHパルスにより1H毎に接点a,
bが切換えられる。これによつて、バースト信号
1bが+45゜移相回路13を通じて点に取り出
され、バースト信号1aが−45゜移相回路14を
通じて点に得られる。この結果、点には、
180゜方向に位相の揃つたバースト信号が得られ
る。このバースト信号は、位相比較器16に加え
られると共に、−90゜移相回路17を通じて、点
から位相比較器18に加えられる。
一方、前記基準発振器4からは、上記点に得
られるバースト信号よりも90゜位相の進んだ基準
信号S0が点に得られる。この信号S0は、点か
ら位相比較器16,18に加えられる。
位相比較器16は、APCループの一部を構成
するもので、その比較出力は、第12図に示す波
形となり、点入力と点入力とが90゜の位相差
を持つときに、比較出力が0レベルとなつて、
APCループがロツクされるように成されている。
従つて、今の場合は、0レベルの比較出力が点
に得られ、この比較出力は、シーケンス検出回路
19と732KHzVCO(電圧制御発振器)20とに
加えられる。上記検出回路19は、点から1H
毎に正極性のパルスと負極性のパルスとが交互に
加えられたときに、前記補正信号SCを出力する
ように成されている。従つて、今の場合は、上記
検出回路19からは上記信号SCは得られず、ス
イツチ10は、例えば接点b側に閉ざされたまま
となる。
位相比較器18も、第12図の比較出力の波形
を有するもので、点入力と点入力とが90゜の
位相を持つときに、比較出力が0レベルとなるよ
うに成されている。今の場合合は、点入力と
点入力とは位相差が180゜であるので、点の比較
出力は負極性のパルスとなり、このパルスは、バ
ーストID検出回路21に加えられる。この検出
回路21は、点から正極性のパルスが与えられ
たときに、バーストID信号S4を出力して、補正
信号PC発生回路22に加えるように成されてい
る。従つて、今の場合は、信号S4は得られず、
PC発生回路22は通常の動作をしている。
通常の動作においては、クロマ位相が1H毎に
90゜移相されるトラツクが再生されたときに、再
生信号のクロマ位相に応じてVCO20の出力位
相を0゜、−90゜、−180゜、−270゜に順次切換えて、

波数変換回路24に送るようにしている。このた
めに、移相回路25,26,27及びスイツチ回
路23が設けられ、このスイツチ回路23の接点
a〜dを切換えることにより、VCO20の出力
位相を順次移相させるようにしている。このスイ
ツチ回路23の切換えのために、PC発生回路2
2が設けられている。
このPC発生回路22については、第14図に
ついて後述するが、通常時は、PS信号とfHパル
スとに基いて、スイツチ回路23の接点a〜dを
順次に切換える信号PC1を出力している。そし
て、後述するように、クロマ位相の変化が検出さ
れて、前記バーストID信号が加えられたときに、
補正信号PC2を出力して、スイツチ回路23の接
続接点を強制的に一つ進める(即ち、VCO20
の出力位相を−90゜移相させる)ように成されて
いる。今の場合は、前述した通常の動作が行われ
ており、順次に移相されたVCO出力は周波数変
換回路24に加えられる。
この周波数変換回路24は、732KHzのVCO出
力と4.43MHzの基準信号S0とにより、5.17MHzの
信号S5を得て周波数変換回路3に加える。周波数
変換回路3は、732KHzの入力クロマ信号を信号
S5に基いて4.43MHzのクロマ信号S2に変換してい
る。以上により、APCループがロツクされ、正
常な動作が保持される。
次に前記(2)の場合は、〜点の出力位相は、
第5図に示すものとなる。
点に得られるバースト信号1a,1bは、シ
ーケンスは正常であるが、その位相が、第5図の
ように、点線で示す正しい位相から90゜遅れて実
線で示す位相となつている。そして、バースト信
号1aは−45゜移相回路14に加えられ、バース
ト信号1bは+45゜移相回路13に加えられて、
点の位相が90゜方向に揃えられる。この結果、
位相比較器16の点入力と点入力とは、180゜
の位相差を持つ。従つて、点には、負極性のパ
ルスが得られる。この場合は、検出回路19から
は信号SCは得られない。また、VCO20側の
APCループの引き込み作用によつて、クロマ位
相が自動的に90゜進まされて正常になる。即ち、
位相比較器16の出力が、第12図の180゜の点か
ら90゜のロツク点に戻るように引き込まれる。
また位相比較器18の,点入力は90゜の位
相差となるので、点出力は0レベルとなる。従
つて、バーストID信号S4は得られず、補正信号
PC2も得られない。従つて、VCO出力は、スイツ
チ23を通つて周波数変換回路24に加えられ
る。そして、このVCO出力がAPCループの引き
込み作用によつて90゜移相される。以上により、
第5図における点のバースト信号1a,1bは
点線の位置に戻されて、クロマ位相は正常とな
る。
前記(4)の場合((3)の場合は後)は、〜点の
出力位相は第7図のようになる。
点のバースト信号1a,1bは、シーケンス
は正常であるが、点線で示す正常な位相から270゜
遅れて実線で示す位相となる。そして、バースト
信号1aは、−45゜移相回路14に加えられ、バー
スト信号1bは+45゜移相回路13に加えられて
点の位相が270゜方向に揃えられる。この結果、
位相比較器16の,点入力は同相となり、従
つて、点出力は正極性のパルスとなる。また、
位相比較器18の,点入力は90゜位相差とな
り、点出力は0レベルとなる。この場合も、検
出回路19,21は何もせず、APCループによ
つてクロマ位相が自動的に正常に引き込まれるか
ら、バースト信号1a,1bは、第7図の点線位
置に戻される。
前記(3)の場合は、〜点の出力位相は第6図
のようになる。
点のバースト信号1a,1bはシーケンス変
化はないが、夫々点線位置から実線位置に180゜遅
れる。この場合は、バースト信号1aは−45゜移
相され、信号1bは+45゜移相されて、点の位
相が0゜方向に揃えられる。この結果、位相比較器
16の,点入力が90゜の位相差となり、点
出力が0レベルとなるから、VCO20は擬似ロ
ツクされる。また位相比較器18の,点入力
は同期となるので、点出力は正極性パルスとな
る。このパルスが検出回路21で検出されて、信
号S4が出力される。この信号S4に基いてPC発生
回路22が補正信号PC2を出力し、これによつ
て、スイツチ23の接続接点が強制的に一つ進め
られる。この結果、VCO出力が−90゜移相されて
周波数変換回路24に加えられる。これによつ
て、周波数変換回路3から得られる信号S2の位相
が強制的に90゜遅らされる。これに伴つて、点
のバースト信号1a,1bが90゜遅れる結果、
〜点の各位相は第7図と同じになる。即ち、こ
の場合は、前記(4)の場合と実質的に等しくなり、
第7図で説明したように、APCループの引き込
み動作によつて正常な状態となる。なお、点の
パルスは、正常な補正が成された時点でなくな
る。
次に、前記(5)の場合は、〜点の位相は第8
図のようになる。
点においては、バースト信号1a,1bの位
相は正常で、バースト信号1aが2Hで連続して
いる。これらのバースト信号1a,1bが移相回
路13,14で±45゜移相される結果、点では、
バースト信号1aの連続点で先ず180゜方向になつ
た後は、270゜方向と90゜方向とが交互に繰り返さ
れた位相となる。従つて、点には正負のパルス
が交互に現われ、これによつて、検出回路19か
ら信号SCが出力されて、スイツチ10が接点a
側に切換えられる。この結果、信号S2が遅延回路
9で1H−1/4λだけ遅延された後に反転回路9′
で極性を反転され、バースト信号のシーケンスが
正常に補正される。また、この場合は、バースト
ID信号S4は得られない。なお、点のパルスは
正常な補正が成された時点でなくなる。
前記(6)の場合は、〜点の位相は第9図のよ
うになる。
点のバースト信号1a,1bは、点線で示す
正常な位相がシーケンス変化によつて互いに入れ
替り且つ位相飛びにより−90゜移相されている。
そして、,,,点は第9図の位相とな
り、点には、正負のパルスが交互に現われる。
この正極性のパルスによつてバーストID信号S4
が得られるから、補正信号PC2が得られて、スイ
ツチ23の接続接点が一つ進められる。これによ
つて、点のバースト位相が夫々−90゜移相され
ると、第10図の実線で示す位相となる。な
お、この状態は、前記(7)の場合と等しい状態であ
る。これによつて、各点の位相は第10図〜
点に示すものとなる。この点の出力によつて、
検出回路19より補正信号SCが得られる。これ
により、バースト信号のシーケンスが補正され
る。このシーケンス補正が行われてバースト信号
が正常になると、クロマ信号が−180゜移相された
状態(即ち、第6図について述べた前記(3)の場合
と等しい状態)となる。従つて、前述したよう
に、第6図の状態から一旦第7図の状態、即ち前
記(3)の場合になり、この状態からAPCループの
引込みによつてクロマ位相が正常となる。
次に、前記(8)の場合は、各点の位相関係は第1
図〜に示すものとなる。
そして、点の正極性パルスにより、ID検出
回路21よりID信号S4が得られ、これにより補
正信号PC2が出力されて、スイツチ23が強制的
に切換えられる。このため、信号S2が−90゜移相
されてクロマ位相が正常となる。この結果、バー
スト位相の関係は第8図に示すものとなる。こ
れによつて、各点の位相も同図〜となつて前
記(5)の場合と同じ状態となる。従つて、前述した
動作が行われてスイツチ10が接点a側に切換え
られてシーケンス補正が成されて、全て正常とな
る。
以上によれば、前記(2)〜(8)の状態が生じても、
全て、前記(1)の正常な状態に補正することができ
る。
なお、第3図においては、バースト信号1aを
−45゜移相させ、バースト信号1bを+45゜移相さ
せるように、スイツチ15を切換えているが、こ
の切換えが誤つているときは、クロマ位相が誤つ
ている場合、即ち前記(5)〜(8)の何れかの場合と同
じ状態となるので、自動的に補正が成されて、正
常な切換えが行われるように成る。また、±45゜移
相回路13,14及びスイツチ15を,点の
間に設けずに、基準発振器4の出力側に設けても
よい。従つて、この場合には、特許請求の範囲に
記載したように、バースト信号1a,1bと、1
信号区間毎に位相を90゜異ならせた基準信号S0
に基づいて、バースト信号1a,1bのシーケン
ス変化及びクロマ信号の位相変化が検出される。
また、−90゜移相器17に代えて+90゜移相器を設
けてもよい。
さらにまた、第3図においては、位相比較器1
6は前記(1)の場合について述べたように、APC
ループの位相比較器と兼用されている。このよう
にすることにより、バースト位相が1H毎に±45゜
移相することによるAPCループでの位相サグを
除去することができる。
即ち、従来の通常のAPCループにおいては、
バースト信号1a,1bのを点から位相比較器
16に直接加えるようにしている。この位相比較
器16では、互いに45゜位相の異るバースト信号
1a,1bと基準信号S0とを比較しているので、
その比較出力に1H毎にレベル変動が生じる。こ
のためVCO20の出力に1H毎に周波数変動が生
じ、この周波数変動が周波数変換回路24,3に
伝えられると、信号S2に1Hおきに位相サグが生
じ、この結果、再生色信号のバーストが開がると
言う問題を生じていた。
しかし、第3図の実施例では、±45゜移相回路1
3,14を設けているので、正常時には、点か
ら得られる位相の揃つたバースト信号が位相比較
器16に加えられることになる。従つて、点に
おける比較出力にレベル変動がないから、上述の
問題を解決することができる。
次に、シーケンス検出回路19の実施例を第1
3図について説明する。
この検出回路19は、前述したように、第3図
の点から1H毎に正負のパルスが交互に加えら
れたとき、信号SCを出力するものである。第1
3図において、入力端子30には、第3図の点
からのパルスが加えられる。この場合、正極性の
パルスと負極性のパルスとが1H毎にに交互に加
えられるときと、正極性又は負極性のパルスのみ
が加えられるときと、常に0レベルのときとがあ
る。これらのパルスとインバータ31で反転され
たパルスとは、1/2fHパルスで切換えられるスイ
ツチ32を通じることにより、逆極性のパルスが
1H毎に交互に加えられるときのみ、正極性のみ
又は負極性のみの同極性パルスとなる。そして、
この同極性パルスは、サンプルホールド回路33
において、バースト部分でサンプルホールドされ
る。
このサンプルホールドされた同極性パルスは、
次に、時定数RCが例えば4H程度の積分回路34
で積分される。従つて、この積分出力は、正方向
又は負方向にレベルが上昇する電圧となる。この
電圧は、コンパレータ35,36に加えられて、
夫々の基準電圧+VS1及び−VS1と比較される。
上記積分波形が上記+VS1又は−VS1を越えたと
きに、コンパレータ35又は36から検出パルス
が出力されて、オアゲート37を通じて出力端子
38に前記補正信号SCとして出力される。
次に、PC発生回路22の実施例について、第
14図、第15図及び第16図と共に説明する。
このPC発生回路22は、通常は切換え信号
PC1を出力し、バーストID信号S4が加えられたと
きに補正信号PC2を出力するものである。
第14図において、入力端子40には第15図
に示すような位相シフト指示信号PSが加えられ
る。この信号PSの「L」の期間に再生されるト
ラツクの信号は、1H毎に−90゜移相されている。
また入力端子41には、第15図に示すようなfH
のパルスが加えられる。このfHパルスと、上記信
号PSをインバータ42で反転した信号とは、ア
ンドゲート43に加えられる。従つて、点に
は、第15図ように、PS期間にfHのパルスが
現われる。
一方、入力端子44には、クロマ位相の変化が
あつたときにバーストID検出信号S4が加えられ
る。この信号S4と点のパルスとがオアゲート4
5に加えられることにより、点に第15図の
パルスが現われる。なお、信号S4は、バースト信
号の位置で検出されるもので、fHのパルスと重な
らない位置で出力されるものとする。点のパル
スの立上りでFF(フリツプフロツプ)46がトリ
ガされることにより、点に第15図の出力が
得られ、この出力でさらにFF47ががトリガさ
れることにより、点に第15図の出力が現わ
れる。上記点と点の出力は、前記スイツチ回
路23に加えられて、その接点a〜dを順次に切
換えるための前記信号PC1,PC2となる。この場
合、点及び点の信号によつてスイツチ回路2
3から得られる前記VCO出力位相は、第16図
のように移相される。
次に、バーストID検出回路について説明する。
この検出回路21は、点より正極性パルスが
加えられたときに、バーストID検出信号S4を出
力するものである。従つて、点の出力を基準レ
ベルと比較すれば、信号S4を得ることができる。
しかしながら、ここで次のような不都合が生じ
る。
第3図におけるクロストーク除去用のくし形フ
イルタ5には、2H遅延回路6が用いられている。
このため、信号S4が検出され、VCO位相が−90゜
移相されることにより、くり形フイルタ5の前で
信号S2のクロマ位相が補正されても、遅延回路6
の遅延出力に基いて信号S4が再び検出されること
がある。このため、VCO出力がさらに−90゜移相
されて、すでに補正された信号S2がさらに補正さ
れてしまい、この信号S2に基いてさらに信号S4
検出されてしまうことが生じる。この結果、信号
S4が繰り返し現われて、回路は同じ状態が循環す
るような一種の発振状態となる。
上記の状態となる具体的な例を第17図に示
す。
第17図は、の段階における前記(1)の正常な
動作からの段階における前記(6)の場合(即ち第
9図のようにシーケンス変化があつてクロマ位相
が−90゜変化する動作に移つた場合)の第3図の
各回路の入出力を示す。前述したように、前記(6)
の場合は、の段階における第10図の前記(7)の
場合に一旦移るが、このとき、位相比較器18の
入力(点)に矢印50で示すような45゜成分が
現われる。なお、位相比較器18は検出にある程
度の余裕を持たせるために、45゜成分が入力され
ても出力パルスを発生するようにしてあるから、
この時点で信号S4が出力される。これによつて、
の段階に移り、ここでも信号S4が発生し、さら
に、、、、′、の各段階で信号S4が発
生する。そして、この例では、の段階からの
段階に戻り、以後は、→→の状態が繰り返
される。
第18図は、上記の問題を解決するためのID
検出回路21の実施例を示す。
入力端子51には、第3図の点の出力パルス
が加えられる。このパルスは、コンパレータ52
に加えられて基準電圧+VS2と比較されることに
より、正極性パルスが入力されたときのみ、点
に第19図に示すパルスS4′を出力する。この
パルスS4′によつてモノマルチ53がトリガされ
ることにより、第19図に示すパルスS4″が出
力端子54に出力される。このパルスS4″はモノ
マルチ等の回路(図示せず)でパルス幅を狭くす
ることにより、バーストID検出信号S4となる。
なお、モノマルチ53の時定数は、例えば2Hよ
り大きい値に選ばれる。
以上によれば、点にID検出信号S4′が1H毎に
得られても、何ら支障なく、前述した問題を解決
することができる。なお、第18図の回路は、
NTSC方式にも適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、カラーアライメントをとらな
い方式と90゜位相シフト方式とを併用して記録さ
れたPAL信号の再生信号のバーストシーケンス
変化及びクロマ位相変化を容易に検出することが
できる。また、APCループにおけるVCOの位相
サグをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカラーアライメントをとらない記録方
式で記録されたテープフオーマツトを示す図、第
2図はトラツク飛びによるバースト信号のシーケ
ンス変化を示す図、第3図は本発明の実施例を示
すブロツク図、第4〜11図は第3図の動作別タ
イムチヤート、第12図は位相比較器の出力特性
図、第13図はシーケンス検出回路の実施例を示
すブロツク図、第14図はPC信号発生回路の実
施例を示すブロツク図、第15図は第14図のタ
イムチヤート、第16図は第15図のスイツチ回
路の真理値表、第17図はバーストID検出の際
に生じる問題を説明するタイムチヤート、第18
図はバーストID検出回路の実施例を示すブロツ
ク図、第19図は第18図のタイムチヤートであ
る。 なお、図面に用いた符号において、4…基準発
振器、12…バーストゲート、13…+45゜移相
回路、14…−45゜移相回路、16,18…位相
比較器、19…シーケンス検出回路、21…バー
ストID検出回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 PAL色信号を1水平期間毎に90゜位相シフト
    して記録した記録媒体から上記PALクロマ信号
    を再生する時、周波数変換キヤリアを90゜位相シ
    フトし得る移相手段を備えた周波数変換手段によ
    り、上記PAL色信号を4.43MHzの搬送色信号に周
    波数変換するPALクロマ信号処理装置において、 上記4.443MHzに周波数変換されたバースト信
    号を2つの所定位相だけ位相シフトして、いずれ
    かの位相シフトバースト信号を選択し、この位相
    シフトバースト信号及び基準信号を1水平期間毎
    に位相比較する第一の位相比較手段と、 この第一の位相比較手段の出力に基づいて上記
    バースト位相のシーケンスの変化を1水平期間毎
    に検出するシーケンス検出手段と、 このシーケンス検出手段の出力に基づいて上記
    シーケンスの変化時に、1水平期間より色副搬送
    波の1/4周期だけ短い遅延時間を有する再生クロ
    マ信号を選択して出力するスイツチ手段と、 上記位相シフトバースト信号を90゜位相シフト
    した信号と、上記基準信号とを位相比較する第二
    の位相比較手段と、 上記第二の位相比較手段の出力に基づいて、上
    記搬送色信号の90゜づつの位相量を決定するクロ
    マ位相検出手段とを備えて、 トラツク飛び等があつてもバースト信号のシー
    ケンスおよびクロマ信号の位相を正常に補正する
    ことを特徴とするPALクロマ信号処理回路。
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