JPH05272997A - 時間変化測定装置 - Google Patents

時間変化測定装置

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Publication number
JPH05272997A
JPH05272997A JP4073948A JP7394892A JPH05272997A JP H05272997 A JPH05272997 A JP H05272997A JP 4073948 A JP4073948 A JP 4073948A JP 7394892 A JP7394892 A JP 7394892A JP H05272997 A JPH05272997 A JP H05272997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
data
clock
computer
physical quantity
Prior art date
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Pending
Application number
JP4073948A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishimura
節志 西村
Tsutomu Hayashi
努 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP4073948A priority Critical patent/JPH05272997A/ja
Publication of JPH05272997A publication Critical patent/JPH05272997A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般のマルチタスクOS下においても物理量
の時間的変化を精密に測定することのできる簡易な測定
装置を提供する。 【構成】 動作開始からの時間の経過を正確に計時する
時計部1と、時計部1の動作に同期して被測定物理量を
検出し、これを電気信号に変換して出力する信号検出部
2と、動作開始の指令をコンピュータより受け、これに
応じて信号検出部2と時計部1の動作を開始させると共
に、信号検出部2より出力された電気信号データに時計
部1の時間データを付加して出力する制御部3とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被測定物理量の時間
的変化を測定する測定装置に関し、特に、被測定物理量
の時間的変化を精密に測定する必要のある測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】被測定物理量の時間的変化、例えば物質
の吸光度などの物理量の時間的推移を測定する従来の測
定装置は、一般に図4のような構成を採っていた。すな
わち、一般的な測定装置は、吸光度などの物理量を電気
信号に変換して出力する物理量検出部21と、コンピュ
ータを備える測定器本体22と、物理量検出部21と測
定器本体22を接続するインターフェイス部23とで構
成されている。ここで、測定器本体22のコンピュータ
は、この測定装置全体の動作を制御するものであって、
コンピュータ回路内に設けられている時計に同期して動
作している。
【0003】かかる測定装置において被測定物理量(例
えば吸光度)の時間的推移を測定するには、測定器本体
22のコンピュータが、先ず、インターフェイス部23
を介して物理量検出部21の動作を開始させる必要があ
る。そして、その後、自らの時計の進みに同期して物理
量検出部21の出力を取り込み、このデータを取り込ん
だ順番にメモリなどに記憶していた。
【0004】以上の動作はコンピュータ内の時計によっ
て管理され、所定の時間毎に行われるので、一つのデー
タと次のデータとの取り込み時間間隔は所定の一定値で
あり、従って、被測定物理量の時間的変化も正確に把握
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した構成
からなる従来の測定装置において、正確に物理量の時間
的変化が求められるのは、コンピュータの処理がシング
ルタスクで処理されている場合に限られるという問題点
がある。すなわち、測定データの採取開始から採取終了
まで、コンピュータがその処理に専念できるのであれば
問題ないが、若し、MS−WINDOWSなどのマルチ
タスクを実現したOS(operating system)下で上記し
たデータ採取の処理をすると、同時に多数のタスクが処
理される関係から、取り込まれたデータの時間軸の精度
が十分とは言えないという問題が生じる。
【0006】ここで、データ採取の為のコンピュータを
備える専用のハードウェアを構築したり、上記の問題点
を解決する専用のOSを開発することはできるが、それ
では装置の互換性を損なうことになり現実的でなく、一
般のOS下で物理量の時間的変化を精密に測定できる簡
易な装置が望まれる。この発明は、これらの諸点に着目
してなされたものであって、一般のOS下においても物
理量の時間的変化を精密に測定することのできる簡易な
測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
為、この発明に係る時間変化測定装置は、動作開始か
らの時間の経過を正確に計時する時計部と、この時計
部の動作に同期して被測定物理量を検出し、これを電気
信号に変換して出力する信号検出部と、動作開始の指
令を外部より受け、これに応じて前記信号検出部と前記
時計部の動作を開始させると共に、信号検出部より出力
された電気信号データに前記時計部の時間データを付加
して出力する制御部とを特徴的に備えている。
【0008】
【作用】 時計部は、動作開始からの時間の経過を正確に計時す
る。 信号検出部は、この時計部の動作に同期して被測定物
理量を検出し、これを電気信号に変換して出力する。 制御部は、動作開始の指令を外部より受け、これに応
じて前記信号検出部と前記時計部の動作を開始させると
共に、信号検出部より出力された電気信号データに前記
時計部の時間データを付加して出力する。
【0009】動作開始の指令を与えたり、制御部が出力
するデータを受ける装置は、特に限定されないが、例え
ば、一般のOS下で動作するコンピュータが該当する。
この場合、コンピュータは時間変化測定装置に対して動
作開始を指示した後、制御部が出力するデータを受け
る。そして、そのデータには測定データとその測定時を
精密に示す時間データとが含まれているので、コンピュ
ータは、被測定物理量の時間的変化を精密に認識するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づいて、この発明を更に詳
細に説明する。図1は、この発明の一実施例である時間
変化測定装置のブロック図を図示したものである。この
装置は、動作開始からの時間の経過を正確に計時する時
計部1と、時計部1の動作に同期して被測定物理量を検
出し、これを電気信号に変換して出力する信号検出部2
と、コンピュータから動作開始の指令を受け、これに応
じて信号検出部2と時計部1の動作を開始させ、信号検
出部2より出力された電気信号データに時計部1の時間
データを付加して前記コンピュータに出力する制御部3
とで構成されている。
【0011】また、図2は、図1の装置の動作手順を示
すフローチャートである。以下、図2を参照しつつ図1
の装置の動作を説明する。制御部3は、先ず、コンピュ
ータ側が動作開始の指令を出力しているか否かを判定
し、動作開始の指令を受けるまでこの処理を繰り返す
〔ステップST(以下、STと略す)1〕。そして、コ
ンピュータから動作開始の指令を受けると次の処理に進
み、時計部1と検出部2の動作を開始させる(ST
2)。
【0012】時計部1と検出部2は、コンピュータの指
示に応じて動作を開始する。すなわち、時計部1は、動
作開始以降の時間を正確に計時し始める。一方、制御部
3は、この計時出力を監視しつつ一定時間間隔で検出部
の検出出力を受け、この測定データに時計部1の出力で
ある経過時間データを付加してコンピュータに出力する
(ST3)。図3は、コンピュータに出力されるデータ
のデータ形式を図示したものである。尚、コンピュータ
は、このデータをメモリなどに順次記憶してゆくが、コ
ンピュータが受けるデータには時間データが付加されて
いるので、データを受けるタイミングは必ずしも一定間
隔である必要はない。
【0013】次に、測定の終了か否かが判定され、測定
の終了までST3の処理が繰り返される(ST4)。具
体的には、制御部3は、コンピュータから測定終了の指
令が出力されているか否かを判定し、測定終了の指令を
受けるまでST3の処理を繰り返す(ST4)。コンピ
ュータが測定終了の指令を出して時間変化測定装置の動
作が終了すると、コンピュータのメモリ等には、一連の
測定データがその検出時を示す時間データと共に記憶さ
れることになる。従って、コンピュータがマルチタスク
で動作しており、時間変化測定装置からのデータを受け
るタイミングが変化したとしても、測定データの時間変
化を正確に認識することができる。
【0014】尚、以上の説明では、時計部が計時するタ
イミングに合わせて検出部からのデータを採取する旨説
明したが、この発明はこれに限定される必要はなく、例
えばマルチタスクで動作している汎用コンピュータのタ
イミングに合わせて検出部からのデータを採取してもよ
い。この場合、データを採取するタイミングが微妙に変
化する恐れもあるが、測定データにはその検出時を示す
正確な時間データが付加されているので、コンピュータ
は測定データの時間的変化を正確に認識することができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る時
間変化測定装置では、測定データにその測定時を示す時
間データか付加されて出力される。従って、マルチタス
クOS下において計測機器の制御ソフトウェアを作成し
た場合でも、得られた測定データの時間的変化を精密に
測定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である時間変化測定装置の
ブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を説明する為のフローチャー
トである。
【図3】図1の装置が出力するデータのデータ形式を図
示したものである。
【図4】従来の一般的な測定装置のブロック図を図示し
たものである。
【符号の説明】
1 時計部 2 信号検出部 3 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動作開始からの時間の経過を正確に計時す
    る時計部と、この時計部の動作に同期して被測定物理量
    を検出し、これを電気信号に変換して出力する信号検出
    部と、動作開始の指令を外部より受け、これに応じて前
    記信号検出部と前記時計部の動作を開始させると共に、
    信号検出部より出力された電気信号データに前記時計部
    の時間データを付加して出力する制御部とを備えること
    を特徴とする時間変化測定装置。
JP4073948A 1992-03-30 1992-03-30 時間変化測定装置 Pending JPH05272997A (ja)

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JP4073948A JPH05272997A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 時間変化測定装置

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JP4073948A JPH05272997A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 時間変化測定装置

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JPH05272997A true JPH05272997A (ja) 1993-10-22

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ID=13532826

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JP4073948A Pending JPH05272997A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 時間変化測定装置

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