JPH08171437A - 携帯用端末装置の電源電圧監視装置 - Google Patents

携帯用端末装置の電源電圧監視装置

Info

Publication number
JPH08171437A
JPH08171437A JP6334206A JP33420694A JPH08171437A JP H08171437 A JPH08171437 A JP H08171437A JP 6334206 A JP6334206 A JP 6334206A JP 33420694 A JP33420694 A JP 33420694A JP H08171437 A JPH08171437 A JP H08171437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
voltage
battery
portable terminal
battery voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6334206A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Nakazawa
国彦 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6334206A priority Critical patent/JPH08171437A/ja
Publication of JPH08171437A publication Critical patent/JPH08171437A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】携帯用端末装置のバッテリ電圧を、待機中(S
TOPモード)に監視する場合、CPUを動作させずに
行えるようにする。 【構成】CPU1がSTOPモードであるとき、A/D
コンバータ3の出力と、レジスタ5a〜5cで設定した
値とをコンパレータ7a〜7cで比較し、バッテリの電
圧低下が検出されたら、起動回路11によってCPU9
を再起動させ、割り込みによる制御を行う。これによ
り、待機中でも低電力で、バッテリ電圧を監視すること
が可能になり、又、バッテリ1の消耗を最小限に抑える
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用端末装置に使用
されるバッテリの電圧を監視する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用端末装置の電源としてバッテリが
使用されるが、このバッテリの電圧を監視する方法とし
て、従来より、バッテリの電圧をA/Dコンバータによ
りデジタル信号に変換し、この信号をCPU(中央処理
装置)が読み取り、設定値と比較して、バッテリ電圧低
下の制御を常にCPUを動作させながら行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の携帯用端末
装置のバッテリ電圧の監視方法では、バッテリ電圧を読
み取るために常にCPUを動作させる必要があり、CP
UのSTOPモード(スリープモード)時には、バッテ
リ電圧の監視が出来ないという問題があった。そのた
め、STOPモード時においてバッテリチェックをする
ときは、その都度CPUを始動させなければならず、そ
の分だけバッテリを消費してしまう(特開昭64−66
719号公報参照)。
【0004】本発明は、上記の点にかんがみてなされた
もので、バッテリの消耗が少なくてバッテリチェックが
できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、バッテリ電圧を検出する検出手段と、バッテリ電圧
と基準電圧とを比較する比較手段を設け、CPUがST
OPモードのときでも、バッテリ電圧が基準電圧より低
いときはCPUを起動させる起動信号を出力させ、また
CPUに対して割り込み信号を出力できるように構成し
た。
【0006】
【作用】比較手段は、バッテリ電圧と基準電圧とを比較
し、バッテリ電圧が基準電位より低いときは、起動信号
および割り込み信号を出力する。これにより、CPUは
再び起動し割り込み動作によりアラーム処理を行うこと
ができる。
【0007】
【実施例】次に本発明について図を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例のブロック図であり、この実施
例において、バッテリ1の電圧はA/Dコンバータ3に
よってA/D変換され、コンパレータ7a〜7cの一方
の入力端に出力される。コンパレータ7a〜7cの他方
の入力端は、レジスタ5a〜5cにそれぞれ接続されて
いる。各レジスタ5a〜5cには異なる値の電圧値が設
定される。レジスタ5aには、携帯用端末装置が動作で
きる最低の電圧(最低動作電圧)が設定され、レジスタ
5b,5cの順に、電圧が少し高く設定されている。
【0008】コンパレータ7a〜7cには、モニタクロ
ックが入力されて、モニタクロックのタイミングに合せ
てコンパレータ7a〜7cが作動し、A/Dコンバ−タ
3の出力とレジスタ5a〜5cの設定値とが比較され
る。コンパレータ7a〜7cの各出力端はそれぞれCP
U9の割り込み信号用入力端子に接続されるとともに、
起動回路11に接続される。起動回路11は、コンパレ
ータ7a〜7cの出力信号を受けると、CPU9に対し
てSTOPモードを解除してCPU9を起動させる起動
信号dを出力する。
【0009】次に図2のフローチャートを用いて実施例
の動作を説明する。携帯用端末装置の待機状態(CPU
9はSTOPモードに入っている状態)において、バッ
テリ1の電圧がA/Dコンバータ3により検出される
(ステップ201)。バッテリ電圧がレジスタ5a〜5
cの設定値を下回った場合(ステップ202)、コンパ
レータ7a〜7cの出力信号が起動回路11へ送られ、
起動回路11から起動信号dがCPU9へ出力されてC
PU9が起動される(ステップ203)。同時にコンパ
レータ7a〜7cからCPU9へ割り込み信号a〜cが
出力される。その後各割り込み信号a〜cに応じたアラ
ーム処理が行われる(205)。なお、CPU9が動作
状態でバッテリ電圧低下を検出した場合は、そのままC
PU9へ割り込み信号a〜cが送くられ、アラーム処理
が実行される。
【0010】アラーム処理はバッテリ電圧のレベルに応
じて予め決められている。たとえば、バッテリ電圧がレ
ジスタ5aで設定される最低動作電圧以下のときは、最
優先の割り込み信号aがCPU9へ出力され、最上位の
アラーム処理たとえば処理中のデータの保存、電源OF
F等の処理が行われ、その旨のアラーム表示が行われ
る。バッテリ電圧が上記最低動作電圧以上でレジスタ5
bの設定値以下の電圧レベルのときは、割り込み信号b
がCPU9へ出力され、バッテリのレベル表示、アラー
ム表示等のアラーム処理が行われる。同様に、バッテリ
電圧がレジスタ5bの設定値以上でレジスタ5cの設定
値以下の電圧レベルのときは、割り込み信号cがCPU
9へ出力され、バッテリのレベル表示、アラーム表示等
のアラーム処理が行われる。
【0011】上記動作をCPU側から説明すると、待機
中は、STOPモードに入っているために、CPU9自
身が電圧の検出を行なっていない。CPU9の周辺回路
(ここではA/Dコンバータ3とコンパレータ7a〜7
c)で常にバッテリ1の電圧と設定された電圧値を比較
して、電圧低下が検出された時のみ起動回路11によっ
てSTOPモードを解除され、割り込み信号a〜cを受
け付け、アラーム処理を行う。
【0012】上記実施例において、モニタクロックに同
期してコンパレータ7a〜7cを作動させている。本発
明は特にこれに限定されないが、実施例ようにすれば、
全体の動作が少なくて済むという利点がある。また、バ
ッテリ電圧のサンプリングする周期(モニタクロック)
を、CPUに供給するクロックと分けて、待機中は、コ
ンパレータ7a〜7cだけにクロックを供給し、起動回
路11でCPU9に供給するクロックをスタートさせる
ようにすれば、STOPモード機能のないCPUにこの
方式を適することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CPUを
動作させなくても、バッテリの電圧を監視できるように
し、電圧低下を検出してからCPUを起動させるように
したので、バッテリの消耗を最小限に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 バッテリ 3 A/Dコンバータ 5a〜5c レジスタ 7a〜7c コンパレータ 9 CPU 11 起動回路 a,b,c 割り込み信号 d 起動信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用端末装置のバッテリ電圧を検出す
    る検出手段と、基準電圧を設定するための設定手段と、
    起動信号を受けて携帯用端末装置のCPUを起動させる
    起動手段と、前記バッテリ電圧と前記基準電圧とを比較
    して前記バッテリ電圧が前記基準電圧より低いときに前
    記起動信号および割り込み信号を前記起動手段およびC
    PUにそれぞれ出力する比較手段とを備えたことを特徴
    とする携帯用端末装置の電源電圧監視装置。
  2. 【請求項2】 前記基準電圧を複数設け、バッテリ電圧
    の値に応じて複数の割り込み信号を生成する請求項1に
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記比較手段は所定のモニタクロックに
    同期して作動する請求項1または2に記載の装置。
JP6334206A 1994-12-16 1994-12-16 携帯用端末装置の電源電圧監視装置 Pending JPH08171437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334206A JPH08171437A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 携帯用端末装置の電源電圧監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334206A JPH08171437A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 携帯用端末装置の電源電圧監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08171437A true JPH08171437A (ja) 1996-07-02

Family

ID=18274735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6334206A Pending JPH08171437A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 携帯用端末装置の電源電圧監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08171437A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6810338B2 (en) 2000-10-23 2004-10-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Monitoring circuit
JP2013107299A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Murata Machinery Ltd 画像処理装置、充放電制御方法及び充放電制御プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04205122A (ja) * 1990-11-29 1992-07-27 Toshiba Corp 携帯型端末機
JPH04333119A (ja) * 1991-05-09 1992-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JPH05250075A (ja) * 1992-03-10 1993-09-28 Fujitsu Ltd 低電圧アラーム通知機能を有するバッテリ駆動装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04205122A (ja) * 1990-11-29 1992-07-27 Toshiba Corp 携帯型端末機
JPH04333119A (ja) * 1991-05-09 1992-11-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JPH05250075A (ja) * 1992-03-10 1993-09-28 Fujitsu Ltd 低電圧アラーム通知機能を有するバッテリ駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6810338B2 (en) 2000-10-23 2004-10-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Monitoring circuit
JP2013107299A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Murata Machinery Ltd 画像処理装置、充放電制御方法及び充放電制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH032682A (ja) 電池電圧判別回路
US20030105564A1 (en) Device for monitoring motor vehicle's electric power and method therefor
JPH08171437A (ja) 携帯用端末装置の電源電圧監視装置
JPH11191026A (ja) 電源及びハードウェア障害の切り分け装置及びその方法
US7263564B2 (en) Inquiring apparatus and method thereof
JP2000188829A (ja) 電源シーケンス検出装置および電源シーケンス検出方法
JPH11203173A (ja) ウオッチドッグタイマ回路
JP3164729B2 (ja) バッテリー起動装置の電源管理機構
JPH10333789A (ja) コンピュータ
JPH0726751Y2 (ja) ローバッテリ検出機能付き電子機器
JP2508305B2 (ja) 初期値決定装置
JP2874915B2 (ja) 低電流消費の火災感知器
JPH10187287A (ja) 遅延接続スイッチ
JPS6234082A (ja) 蓄電池の残容量検出回路
JPH07175785A (ja) マイクロコンピュータのウェイクアップ装置
JPH08331767A (ja) ローバッテリ検出装置
JPH07306230A (ja) 停電検出装置
JPH07104899A (ja) Icのパワーセーブ装置
JPH06139090A (ja) 多重化システム用のマイクロプロセッサ
JPH05272997A (ja) 時間変化測定装置
JPH05204715A (ja) ウォッチドッグタイマ回路
JPH08149706A (ja) 電池電圧検出装置
JPH04225184A (ja) 電池端子電圧低下の多段階検出装置
JPH0926838A (ja) 消費電力監視による論理回路の省電力回路
JPH10312229A (ja) 電源制御装置