JPH05272369A - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置

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Publication number
JPH05272369A
JPH05272369A JP7160992A JP7160992A JPH05272369A JP H05272369 A JPH05272369 A JP H05272369A JP 7160992 A JP7160992 A JP 7160992A JP 7160992 A JP7160992 A JP 7160992A JP H05272369 A JPH05272369 A JP H05272369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
range
throttle valve
upper limit
throttle
Prior art date
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Pending
Application number
JP7160992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Kashiwabara
益夫 柏原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP7160992A priority Critical patent/JPH05272369A/ja
Publication of JPH05272369A publication Critical patent/JPH05272369A/ja
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レーシング状態のNまたはPレンジから他のレ
ンジに切換えるときに、ピークトルクを最適時期でかつ
充分に抑制する。 【構成】自動変速機のセレクト位置がNレンジまたはP
レンジのときに(S1)、開度上限値を機関回転速度に
応じて設定し(S2)、スロットル開度を開度上限値以
下に抑制する(S4〜S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の制御装置に関
し、特に自動変速機を備えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両の制御装置の従来例とし
て、以下のようなものがある(実開平3−59446号
公報、実開平3−50845号公報等参照)。すなわ
ち、自動変速機のレンジがレーシング状態のニュートラ
ルレンジ(以下,Nレンジと称す)からドライブレンジ
(以下,Dレンジと称す)に切換えられたときに、エン
ジンの出力トルクのピークトルクを点火時期の遅角制御
若しくは燃料の噴射量の減量制御により低下させ、変速
ショックを軽減してプロペラシャフト、差動装置等の小
型化を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、点火時期の遅
角制御によりエンジンの出力トルクを低下させるもので
は、トルク低下量,トルク低下時間が共に充分に得られ
ず、ピークトルクを充分に低下できないという不具合が
ある。また、NレンジからDレンジに切換えられた時点
で、遅角制御若しくは減量制御を行うので、応答遅れに
より前記時点から出力トルクが充分に低下するまでに時
間を要し、出力トルクのピークトルクを最適時期に低下
できないという不具合がある。
【0004】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たもので、ピークトルクを最適時期でかつ充分に低下で
きるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は図1
に示すように、吸気通路に介装されアクセルペダルの踏
込動作とは独立して開閉駆動可能なスロットル弁Aと、
該スロットル弁Aを開閉駆動する駆動手段Bと、前記ス
ロットル弁開度を全開よりも閉側に規制する開度上限値
を設定する上限値設定手段Cと、自動変速機のセレクト
位置を検出するセレクト位置検出手段Dと、検出された
セレクト位置がニュートラルレンジ若しくはパーキング
レンジのときに前記スロットル弁開度が前記開度上限値
以下になるように前記駆動手段Bを制御する制御手段E
と、を備えるようにした。
【0006】
【作用】そして、自動変速機のセレクト位置がNレンジ
若しくはPレンジのときに、スロットル開度を開度上限
位置以下に規制し、エンジンの出力トルクを予め低下さ
せ、他のレンジへの切換時のピークトルクを規制できる
ようにした。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図2〜図6に基
づいて説明する。図2において、エンジン1はトルクコ
ンバータ2を介して変速機3に連結され、エンジン1の
吸気通路にはスロットル弁4が介装されている。前記ス
ロットル弁4は駆動手段としてのステップモータ等のス
ロットルモータ5により開閉駆動され、スロットルモー
タ5にはスロットル制御装置6から開度制御信号が入力
される。前記スロットル弁4の開度を検出するスロット
ルセンサ7の検出信号はスロットル制御装置6に入力さ
れている。
【0008】また、変速機3の変速要素を変速操作する
変速制御装置8と、燃料噴射弁(図示せず)の燃料噴射
量を制御する燃料噴射制御装置9と、が設けられ、前記
変速制御装置8と燃料噴射制御装置9とスロットル制御
装置6とは相互通信によりデータを相互に交換できるよ
うになっている。また、変速機3のレンジセレクト位置
を検出するセレクト位置検出手段としてのセレクトセン
サ10からの検出信号はスロットル制御装置6と変速制御
装置8とに入力されている。また、スロットル制御装置
6には、アクセルペダルの踏込量を検出するアクセルセ
ンサ11と、駆動輪の回転速度を検出する車輪速度センサ
12,13と、機関回転速度を検出する回転速度センサ(図
示せず)と、から検出信号が夫々入力されている。
【0009】ここでは、スロットル制御装置6が制御手
段と上限値設定手段を構成する。次に、作用を図3のフ
ローチャートに従って説明する。このルーチンはスロッ
トル制御装置6において実行される。S1では、変速機
3のレンジセレクタ位置がNレンジまたはPレンジ(パ
ーキングレンジ)か否かを判定し、YESのときにはS
2に進みNOのときにはS8に進む。
【0010】S2では、検出された機関回転速度に基づ
いて、開度上限値をマップから検索する。この開度上限
値は図4に示すように低速回転領域では大きな一定値に
設定され中速回転領域では機関回転速度が高くなるに従
って小さくなるように設定され高速回転領域では小さな
一定値に設定されている。S3では、アクセルセンサ11
により検出されたアクセルペダル踏込量に基づいて、負
荷依存スロットル開度をマップから検索する。この負荷
依存スロットル開度は前記踏込量と比例させて設定され
ている。
【0011】S4では、S3にて設定された負荷依存ス
ロットル開度がS2にて設定された開度上限値を超えて
いるか否かを判定し、YESのときにはS5に進みNO
のときにはS6に進む。そして、負荷依存スロットル開
度>開度上限値のときにはS5において開度上限値を目
標スロットル開度として設定し、負荷依存スロットル開
度≦開度上限値のときにはS3にて設定された負荷依存
スロットル開度を目標スロットル開度として設定する。
【0012】S7では、フラッグを零にセットした後、
ルーチンを終了させる。一方、S1においてNレンジ及
びPレンジでないと判定されたときには、S8において
車速を一定に制御する定車速制御ルーチンを実行させる
と共にS9において駆動輪のスリップを抑制するトラク
ション制御ルーチンを実行させた後、S10に進む。
【0013】S10では、前記フラッグが零か否かを判定
し、YESのときにはS11に進みNOのときにはS16に
進む。S11では、フラッグを1にセットする。従って、
フラッグが零から1に切換わるときすなわちNレンジ若
しくはPレンジから他のレンジに切り換えれた初回にの
みS12〜S14に進み、フラッグ=1のときにはS16に進
むようになる。
【0014】S12では、検出された機関回転速度は所定
値(例えば3000r.p.m.)以上か否かを判定し、YESの
ときにはS13に進みNOのときにはS14に進む。S13で
はタイマのカウント値を所定値にカットする一方、S14
ではタイマのカウント値を零にセットした後、S15に進
む。S15では、目標スロットル開度を零にセットした
後、ルーチンを終了させる。
【0015】一方、S10においてフラッグ=1と判断さ
れたときには、S16において前記タイマのカウント値が
零になったか否かを判定し、YESのときにはS17に進
みNOのときにはS19に進む。S17では、前記定車速制
御及びトラクション制御が終了したか否かを判定し、Y
ESのときにはS18に進みNOのときにはルーチンを終
了する。
【0016】S18では、アクセルセンサ11により検出さ
れたアクセルペダルの踏込量に対応してスロットル弁4
を開閉駆動する通常制御ルーチンを実行させる。S19で
は、S13にて設定されたカウント値を1だけカウントダ
ウンして新たなカウント値を設定した後、S15に進む。
そして、設定された目標スロットル開度になるようにス
ロットルモータ5を介してスロットル弁4を開閉制御す
る。
【0017】このようにしてスロットル弁4を開閉制御
すると、変速機3のレンジセレクト位置がNレンジまた
はPレンジのときに、アクセルペダル踏込量に対応する
負荷依存スロットル開度が開度上限値を超える場合には
スロットル弁4の開度は開度上限値に制御され、負荷依
存スロットル開度が開度上限値以下の場合にはスロット
ル弁4の開度は負荷依存スロットル開度に制御される。
【0018】したがって、NレンジまたはPレンジのと
きには、アクセルペダルを踏込んでもスロットル弁4の
開度が図6の実線示の如く開度上限値以下に抑制されエ
ンジンの出力トルクが予め抑制されているので、レーシ
ング状態のNレンジから例えばDレンジへの切換時のピ
ークトルクを最適時期に抑制できまた吸入空気量制御で
あるから出力トルクを充分に低下でき、もってプロペラ
シャフト等の小形化を図れる。図6中鎖線示は従来例の
スロットル開度変化である。
【0019】また、NレンジまたはPレンジから他のレ
ンジに切換えられたときに、機関回転速度が所定値以上
の場合にはタイマのカウント値が零になるまでの所定期
間スロットル弁4は全閉駆動され、機関回転速度が所定
値未満の場合にはスロットル弁4は一度全閉駆動された
後通常制御に移行される。従って、NレンジまたはPレ
ンジから他のレンジへの切換時に機関回転速度が所定値
以上のときには、スロットル弁4が所定期間全閉される
ので、エンジンの出力トルクが図5の鎖線示の如く急激
に低下するため、レンジ切換時のピークトルクを大幅に
抑制できる。図5中実線示のものは全閉制御を行うこと
なくスロットル弁4の開度上限値を規制した場合の出力
トルク変化を示す。
【0020】尚、本実施例ではスロットル弁4をアクセ
ルペダルの踏込動作に応じても開閉駆動するようにした
が、アクセルペダルの踏込動作に連動するスロットル弁
を別に設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、Nレン
ジまたはPレンジのときにスロットル弁開度を開度上限
値以下に抑制するようにしたので、レーシング状態から
のレンジ切換時のピークトルクを最適時期に充分に抑制
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図
【図2】本発明の一実施例を示す構成図
【図3】同上のフローチャート
【図4】同上の作用を説明するための図
【図5】同上の作用・効果を説明するための他の図
【図6】同上の作用を説明するためのさらに他の図
【符号の説明】
3 変速機 4 スロットル弁 5 スロットルモータ 6 スロットル制御装置 10 セレクトセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路に介装されアクセルペダルの踏
    込動作とは独立して開閉駆動可能なスロットル弁と、該
    スロットル弁を開閉駆動する駆動手段と、前記スロット
    ル弁開度を全開よりも閉側に規制する開度上限値を設定
    する上限値設定手段と、自動変速機のセレクト位置を検
    出するセレクト位置検出手段と、検出されたセレクト位
    置がニュートラルレンジ若しくはパーキングレンジのと
    きに前記スロットル弁開度が前記開度上限値以下になる
    ように前記駆動手段を制御する制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする車両の制御装置。
JP7160992A 1992-03-27 1992-03-27 車両の制御装置 Pending JPH05272369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7160992A JPH05272369A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 車両の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7160992A JPH05272369A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 車両の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05272369A true JPH05272369A (ja) 1993-10-19

Family

ID=13465565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7160992A Pending JPH05272369A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 車両の制御装置

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JP (1) JPH05272369A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10975781B2 (en) * 2018-06-08 2021-04-13 Suzuki Motor Corporation Rotation speed control device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02308933A (ja) * 1989-05-22 1990-12-21 Jatco Corp 自動変速機付エンジンの回転数制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02308933A (ja) * 1989-05-22 1990-12-21 Jatco Corp 自動変速機付エンジンの回転数制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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