JPH0527223Y2 - - Google Patents

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JPH0527223Y2
JPH0527223Y2 JP1985007157U JP715785U JPH0527223Y2 JP H0527223 Y2 JPH0527223 Y2 JP H0527223Y2 JP 1985007157 U JP1985007157 U JP 1985007157U JP 715785 U JP715785 U JP 715785U JP H0527223 Y2 JPH0527223 Y2 JP H0527223Y2
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JP
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die
punch
hoop material
punching
press
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JPS61122025U (ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、精密部品用小型プレスに関し、特
に、小型モーターのワツシヤー等の薄くて軽い精
密部品を打ち抜くことができると共に次工程への
供給が行い易いところの精密部品用小型プレスに
関する。
(b) 従来の技術 この種の精密部品用小型プレスとして、本考案
者は、先にプレス駆動系の改良を行つた発明を提
案している(特願昭59−142838号)(特開昭61−
20636号公報参照)。
しかし、この種のプレスとしては、打ち抜いた
加工品を単にバラバラに放出(排出)するように
構成されていて、これらの加工品は一旦集められ
た後に次の組み立て工程に移され、手作業による
組みつけが行われていた。
このように、手作業の組み立てであれば、打ち
抜き加工品がバラバラに放出されても作業能率上
問題はないが、最近の自動化された組み立てシス
テムにおいては、加工品がプレスから組み立てへ
スムースに移動させることができるようにするこ
とが重要な問題となる。
このことは、プレス加工が行われたときに、直
ちに加工品(ピース)を何らかの手段によつて取
り出し、そのまま次の組み立て工程へ供給する装
置が連動されていることを意味する。例えば、既
に公知のP&P方式(ピツクアンドプレース)が
こうした供給手段として挙げられる。また、例え
ば、特開昭55−122633号公報においても同様の技
術が開示されている。
(c) 考案が解決しようとする課題 そこで問題となるのは、従来においては、打ち
抜きに際してパンチがダイに対して打ち込まれ、
このパンチによつて、例えば、帯状フープ材を打
ち抜くので、打ち抜かれた帯状フープ材(ピー
ス)は、元の帯状フープ材(静止している)から
僅かに移動されることになる。その結果、当然な
がら打ち抜かれた加工品の姿勢が不安定となり、
その際、打ち抜かれたピース(加工品)をP&P
方式でピツクアツプしようとすると、そのピツク
アツプが旨く行かず、また、旨く行つてもそのピ
ツクアツプ姿勢が正しい姿勢で行い難く、加工品
をそうした不安定な姿勢で次の自動組み立て工程
に送り込んでも、所定の場所に正しい姿勢で供給
出来ないのであり、その為スムースな自動組み立
てができなくなるという問題がある。
逆に、予めP&P方式で帯状フープ材の加工品
相当部分を保持しておこうとすると、パンチの衝
突によつて予めP&Pの先端部が損傷することに
なる。
本考案は、打ち抜き加工が確実に行えることは
勿論ながら、P&Pユニツト(方式)で打ち抜き
加工品を自動組み立て装置へ正しい姿勢で送り込
むことができるようにすることを目的とする。
(d) 課題を解決するための手段 本考案は、上記目的を達成するために、帯状フ
ープ2を巻回したテーンテーブル3を回転自在に
設け、前記帯状フープ材2を前記ターンテーブル
3から間歇駆動で引き出すべく一対のロールで構
成された材料供給機構22を設け、この材料供給
機構22により供給された前記帯状フープ材2を
打ち抜くパンチ11とダイ12とを設け、これら
のパンチ11とダイ12による打ち抜き作動を前
記材料供給機構22の駆動停止時に行うように連
動制御された精密部品用小型プレスに於いて、前
記パンチ11側を固定すると共にダイ12とスト
リツパー14とを前記パンチ11に対して可動自
在に構成し、前記帯状フープ材2を前記ダイ12
とストリツパー14とで保持するように構成し、
且つ、前記ダイ12の打ち抜き孔から加工品を取
り出すP&Pユニツト15を設け、前記打ち抜き
作動時に該P&Pユニツト15が前記帯状フープ
材2を保持しているように構成する、という手段
を講じた。
本考案において、上記P&Pユニツトとは、そ
れ自体既に公知のピツクアンドプレース方式の構
成を備えたものを言う。また、材料供給機構22
の間歇駆動、これに連動するダイ12の作動は、
それ自体公知の電気制御手段によつて行うことが
できる。
(e) 作用 本考案にかかる精密部品用小型プレスは、パン
チ11と固定し、帯状フープ材2を保持したダイ
12とストツパー14とをパンチ11に対して可
動させるので、前記帯状フープ材2の打ち抜かれ
るべき部分(加工品ピース)の位置は、打ち抜き
前も打ち抜き後も変化なく、そのままの位置を保
つのである。その結果、この部分(加工品ピー
ス)に予めP&Pユニツト15(バキユームチヤ
ツク)を接当位置させていると、そのままの安定
した姿勢でもつてピツクアツプでき、次の組み立
て工程へ正しい姿勢で供給できるのである。
そして、帯状フープ材2の打ち抜き相当部分
は、打ち抜き時にはP&Pユニツト15とパンチ
11とで保持されていて、パンチが可動する従来
方式と較べてパンチ11がP&Pユニツト15に
対して大きな衝撃を与えることがなく、従つて、
打ち抜き時に加工品ピースをこのP&Pユニツト
15で保持しておくということが可能となつたの
である。
(f) 実施例 以下、本考案の好適実施例を図面に基づいて詳
述する。
第1図に示すように、本考案の精密部品用小型
プレスは、帯状フープ材2を巻回したターンテー
ブル3を回転自在(遊転)に設け、前記帯状フー
プ材2を前記ターンテーブル3から間歇駆動で引
き出すべく一対のロール(この間に帯状フープ材
2が挟持されている)で構成された材料供給機構
22を設け、この材料供給機構22により供給さ
れた前記帯状フープ材2を打ち抜くパンチ11と
ダイ12から成るプレス1を設け、これらパンチ
11とダイ12による打ち抜き作動を前記材料供
給機構22の駆動停止時に行うように構成されて
いる。この材料供給機構22の駆動停止とダイ1
2の駆動による連動制御された打ち抜き作業は、
それ自体公知の適宜の電気的制御手段によつて行
われる。
4は、モーターであり、電動機構41を介して
前記材料供給機構22とダイ12の駆動を行う共
通の動力源である。
15は、P&Pユニツトの一部(バキユームチ
ヤツク)を示し、このP&Pユニツトは、本考案
のプレスから次の組み立て工程へ打ち抜き加工品
を受け渡しするピツクアンドプレース方式のもの
で、それ自体適宜公知の機構を備えればよく、そ
の機構は本考案そのものに直接関係がないので、
ここでの詳細な説明を省略するが、例えば、本考
案の実施例で用いたバキユームチヤツクの他に、
フインガー、電磁チヤツク等の公知手段が挙げら
れる。
第2図に示すように、前記パンチ11側が固定
され、ダイ12とストリツパー14とが前記パン
チ11に対して可動自在に構成されている。そし
て、前記帯状フープ材2が前記ダイ12とストリ
ツパー14とで保持されるように構成してあり、
従つて、前記帯状フープ材2は、その打ち抜かれ
る部分(加工品)以外の箇所、即ち、加工品の前
後(或いは周囲も)は、前記ダイ12とストリツ
パー14と共に打ち抜きストローク分だけ移動さ
れることになる。
そして、前記P&Pユニツト15は、前記打ち
抜き作動時に前記帯状フープ材2を保持するよう
に、作動制御される。このP&Pユニツト15の
作動制御も、先のプレスの材料供給機構22の駆
動停止とダイ12の駆動による連動制御と同様
に、適宜公知の電気的制御手段によつて行われれ
ばよい。第3図は、プレス作業及びP&Pユニツ
ト15の作動の流れを示すフローチヤートであ
る。
(g) 考案の効果 本考案は、プレスから組み立てへの自動供給を
可能にするもので、特に、プレス加工の打ち抜き
時に、P&Pユニツトで打ち抜き加工品を保持し
ておき、且つ、ダイ側を可動させて打ち抜き加工
品を移動(変位)させることなく打ち抜きを行
い、以て、安定した正しい姿勢で容易にピツクア
ツプし、次の組み立て工程に正しい姿勢で供給で
きるに至つたものであり、これにより、プレス及
び組み立ての自動化の作業能率を大幅に向上させ
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の精密部品用小型プレスの好適実
施例を示し、第1図は、その全体の斜視図、第2
図a〜cは、プレス加工の工程を示す要部の側面
図、第3図は、プレス工程を示すフローチヤート
である。 図中、2……フープ材、3……ターンテーブ
ル、11……パンチ、12……ダイ、14……ス
トリツパー、15……P&Pユニツト、21……
加工品、22……材料供給機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状フープ材2を巻回したターンテーブル3を
    回転自在に設け、前記帯状フープ材2を前記ター
    ンテーブル3から間歇駆動で引き出すべく一対の
    ロールで構成された材料供給機構22を設け、こ
    の材料供給機構22により供給された前記帯状フ
    ープ材2を打ち抜くパンチ11とダイ12とを設
    け、これらパンチ11とダイ12による打ち抜き
    作動を前記材料供給機構22の駆動停止時に行う
    ように連動制御された精密部品用小型プレスに於
    いて、前記パンチ11側を固定すると共にダイ1
    2とストリツパー14とを前記パンチ11に対し
    て可動自在に構成し、前記帯状フープ材2を前記
    ダイ12とストリツパー14とで保持するように
    構成し、且つ、前記ダイ12の打ち抜き孔から加
    工品を取り出すP&Pユニツト15を設け、前記
    打ち抜き作動時に該P&Pユニツト15が前記帯
    状フープ材2を保持しているように構成したこと
    を特徴とする精密部品用小型プレス。
JP1985007157U 1985-01-21 1985-01-21 Expired - Lifetime JPH0527223Y2 (ja)

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JP1985007157U JPH0527223Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985007157U JPH0527223Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61122025U JPS61122025U (ja) 1986-08-01
JPH0527223Y2 true JPH0527223Y2 (ja) 1993-07-12

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ID=30485255

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JP1985007157U Expired - Lifetime JPH0527223Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55122633A (en) * 1979-03-09 1980-09-20 Tetra Pak Dev Device for punching and transferring washer

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55122633A (en) * 1979-03-09 1980-09-20 Tetra Pak Dev Device for punching and transferring washer

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Publication number Publication date
JPS61122025U (ja) 1986-08-01

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