JPH05270432A - タイヤの方向を表示する車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車の運転中にタイヤの向いている方向を検
出して、その向きを自動車の運転席から見える位置に表
示するようにして、自動車を運転しながら車が現在どち
らの方向に進もうとしているのかわかるようにすること
を目的とする。 【構成】タイヤの向きを知るための検出装置と、その情
報を基にしてタイヤが現在向いている方向を運転席から
見える位置に表示するための表示装置と、検出装置の情
報を基にして表示装置を制御するためのコントローラー
よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、タイヤの方向を表示
する自動車に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の自動車は、ハンドルをきることに
よってタイヤの向きを変えるようになっていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この自動車には以下の
欠点があった。 （１）ハンドルを切った時に、運転席からタイヤが見え
ないため車がどの方向に動くのか初心者や女性ドライバ
ーにはわかりにくい。 （２）車庫入れや切り返しの時などにおいて、ハンドル
をどの程度切ったか覚えておかないと車がどの方向に進
むのかわからなくなる。 本発明は、これらの欠点を取り除くためになされたもの
である。

【０００４】

【問題を解決するための手段】ハンドル（２）をどの程
度きったかを検出する転舵角センサー（４）と前輪
（１）の向きを表示する表示装置（６）と転蛇角センサ
ー（４）の信号によって表示装置（６）に前輪（１）の
向きを表示させるためのコントローラー（５）からなる
ものである。

【０００５】

【作用】ハンドル（２）を切ることによって、転蛇角セ
ンサー（４）がその角度を検出してその情報をコントロ
ーラー（５）に伝え、コントローラー（５）はハンドル
（２）を切ると前輪（１）がどの程度回転するかを計算
して、その情報を表示装置に表示させるようになってい
る。

【０００６】

【実施例】本発明の実施例を図１に示す。車のハンドル
（２）を切った角度を検出するための転蛇角センサー
（４）が車にとり付けてあり、コントローラー（５）が
転蛇角センサー（４）の情報から前輪（１）の向きを計
算して、フロントパネル（３）に取り付けてある表示装
置（６）に表示させるようになっている。この表示の仕
方は前輪（１）の向いている角度でもよいし、進もうと
している方向を矢印などでアニメーションのように表示
してもよいし、タイヤをアニメーションのように向きを
変えて表示してもよい。この事によって、運転を行いな
がらタイヤの向きが確認できる。

【０００７】

【発明の効果】

（１）前輪（１）がどちらを向いているかが運転しなが
ら認識できるので、車を正確に誘導できる。 （２）車の車庫入れや切り返しのときなどにおいて、初
心者や女性ドライバーでも失敗せずに行うことができる
ようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の構成図である。

【符号の説明】

１ 前輪 ２ ハンドル ３
フロントパネル ４ 転蛇角センサー ５ コントローラー ６
表示装置 ７ 後輪

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】タイヤの方向を知るための検出装置と運転
   席から見える位置にタイヤの方向を表示する表示装置と
   表示装置を制御するためのコントローラーとよりなるも
   の。