JP4598239B2 - 駐車補助装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の駐車を補助する駐車補助装置に係り、詳しくは車両の進行方向の視界を画像取得装置(例えば、カメラ等)から得て車室内のモニタ画面に表示し、運転者の駐車時の操作を補助する駐車補助装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、駐車補助装置としては、例えば特許公報第1610702号に記載されたものが知られている。同公報記載の装置は、後方カメラにより撮影された後方視界と、操舵装置によって操舵された舵角に基づき算出される自車両の後端予想軌跡とを、運転席近傍に設置されたモニタ画面に重畳表示することで、駐車時の運転者の操作負担を軽減するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうした従来の駐車補助装置におけるモニタ画面上の走行予想軌跡は、車両が水平な路面を所定距離だけ後退するまでの予想軌跡に対応してモニタ画面に重畳表示されているのが一般的である。
【0004】
図7は、こうした従来の駐車補助装置を用い、運転者から見て右側の駐車枠Sに並列駐車(車庫入れ)するときの車両2の駐車初期状態、駐車終了状態及びそのときの駐車経路を示す平面図である。なお、当該駐車枠Sは自車両2の前後方向に対して所定角度(略90度)をなす方向に伸びているとする。同図には、上記車両2の各状態において表示されるモニタ画面の画像が併せ示されている。図7に示されるように、車両2の駐車初期状態において駐車補助装置が起動されると、モニタ画面にはカメラによる後方画像に加えて、舵角に応じて算出された自車両2の走行予想軌跡a0が表示される。このモニタ画面上の走行予想軌跡a0は、車両2が水平な路面を所定距離L0だけ後退するまでの予想軌跡A0に対応してモニタ画面に重畳表示されている。この状態で、当該駐車枠Sに並列駐車を行うために運転者は、操舵装置を右側に操舵する。このときの操舵に応じて走行予想軌跡a0は右側に湾曲する。運転者は、この湾曲した走行予想軌跡a0をガイドとして車両2を旋回後退させる。なお、このときの走行予想軌跡a0は、その対応する長さが上記のように設定されて十分な長さを有していないため、モニタ画面上において途切れた駐車枠Sまでの最終経路の部分は目測によって判断する必要がある。換言すると、運転者は、モニタ画面上において走行予想軌跡a0の終端が駐車枠Sに重なるまでの間は、自己の判断のもと操舵装置を調整しながら旋回後退して駐車動作を進めていく必要がある。
【0005】
一方、車両2の駐車終了状態においては、運転者は操舵装置を略中立状態に戻し、直進状態で後退して駐車枠Sに対する自車両2の前後方向の位置を調整する。このときは、モニタ画面上において走行予想軌跡a0が駐車枠Sに対して後方に過剰に長く表示されているため、その分、モニタ画面の視認性が悪くなっている。
【0006】
本発明の目的は、駐車時の各状態に対応してモニタ画面に好適に走行予想軌跡を表示し、運転者の駐車動作を補助することができる駐車補助装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の進行方向の視界を画像取得手段から得て車室内に設けられたモニタ画面に表示し、運転者の駐車時の操作を補助する駐車補助装置において、車両の変向状態を検出する変向検出手段と、前記検出された変向状態に応じて走行予想軌跡を演算する走行予想軌跡演算手段と、前記演算された走行予想軌跡を前記モニタ画面に重畳描画する走行予想軌跡表示手段とを備え、前記走行予想軌跡表示手段は、駐車初期状態において、前記車両のステアリングホイールを操舵したときには、前記走行予想軌跡の車両の進行方向の表示長を検出された前記車両のステアリングホイールの舵角に比例して所定距離に対応する表示長より長くし、前記車両と駐車枠との相対位置が近づいたと判定される駐車終了状態において、前記車両のステアリングホイールを略中立状態に戻したときには、前記走行予想軌跡の車両の進行方向の表示長を前記所定距離に対応する表示長より短くすることを要旨とする。
求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記相対位置は、前記画像取得手段からの画像に対する画像認識処理によって検出されることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の発明において、前記相対位置は、タイマーにより検出される経過時間によって検出されることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれか一項に記載の発明において、前記変向検出手段は、前記車両のステアリングホイールの舵角を検出する舵角センサであることを要旨とする。
【0008】
(作用)
一般に、自車両の前後方向に対して所定角度をなす駐車枠に並列駐車する場合、その初期状態では操舵装置を操舵して車両を旋回させながら同駐車枠へと進行する。そして、駐車の終了状態では、操舵装置を略中立状態に戻し、直進状態で駐車枠に対する車両の前後方向の位置を調整する。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、駐車の初期状態においては、前記車両のステアリングホイールを操舵したときには、検出された前記車両のステアリングホイールの舵角に比例して走行予想軌跡の車両の進行方向の表示長を所定距離に対応する表示長より長くする。このとき、モニタ画面上においてこの走行予想軌跡が長く表示される分、未だ遠くにある駐車枠を目標とする経路の確認が容易とされる。このため、運転者は、旋回進行の途中で操舵装置の舵角を調整するなどして当該駐車枠への経路をモニタ画面上で再調整するなどの作業が不要とされ、円滑な駐車動作が可能となる。一方、駐車の終了状態においては、走行予想軌跡の車両の進行方向の表示長を所定距離に対応する表示長より短くする。このとき、モニタ画面上においてこの走行予想軌跡が短く表示される分、駐車操作に無関係な当該駐車枠から外れた領域への同走行予想軌跡の表示が抑制され、例えば周囲の安全確認の際の同モニタ画面の視認性が向上される。
【0011】
なお、変向検出手段とは、車両旋回量や車両旋回半径を推定/検出等するためのものである。例えば、変向検出手段として操舵装置の舵角を検出する舵角センサ、車両の回転角速度を検出するヨーレートセンサ、白線/道路形状などを画像認識する画像処理装置、左右の車輪速差を検出する車輪速センサ等が含まれる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1は、本実施形態の駐車補助装置1を搭載した車両2を示す概略図である。
同図に示されるように、この駐車補助装置1は、画像取得手段として機能し車両2の後方視界を撮影するカメラ(CCDカメラ)11、操舵装置を構成するステアリングホイール12の舵角を検出する変向検出手段としての舵角センサ13、トランスミッションのシフトレバー(図示略)のリバース(後退)状態を検出するシフトレバーリバーススイッチ14、駐車操作時に駐車アシスト機能を動作させる駐車スイッチ15、モニタ画面17及びコントローラ20を備えている。
【0013】
上記カメラ11は、例えば車両2の後方の略中央部において、光軸を下方に向けて設置されている。具体的には、図3に示されるように、カメラ11は車両後方の中央において下方に所定角度(例えば、30度)、傾けて取り付けられている。そして、図4に示されるように、このカメラ11自体は広角レンズにより、例えば左右140度の視野を確保し、例えば後方8m程度までの領域を撮影できるようになっている。
【0014】
上記舵角センサ13は、ステアリングホイール12の舵角を検出する汎用のセンサであって、例えば同ステアリングホイール12の内部に設けられている。
上記駐車スイッチ15は、駐車アシスト機能を動作させるスイッチであって、例えば運転者が操作し易いセンターコンソール近傍に設けられている。この駐車スイッチ15は、駐車様式に対応して選択可能な2つのモードスイッチ、すなわち並列駐車(車庫入れ)における駐車アシスト機能を動作させる並列駐車モードスイッチ15a及び縦列駐車における駐車アシスト機能を動作させる縦列駐車モードスイッチ15bを有している(図2参照)。
【0015】
モニタ画面17は、例えばセンターコンソール上に設置されている。このモニタ画面17の図5に示される表示領域には、上記カメラ11により撮影された車両2の後方画像(生画像)とともに後述する走行予想軌跡等のグラフィック画像が併せ表示される。
【0016】
上記コントローラ20は、例えばインストルメントパネル内部に設けられており、上記カメラ11及びセンサ等13〜15からの入力信号に基づき上記モニタ画面17に車両2の後方画像及び走行予想軌跡等のグラフィック画像を表示する。
【0017】
図2は、駐車補助装置1のシステム構成図である。同図に示されるように、駐車補助装置1を制御するコントローラ20の内部には、その中枢部となるCPU(中央演算装置)21、モニタ画面17にグラフィックスを描画するグラフィックス描画回路22、グラフィックス信号とカメラ11からの後方画像を重ね合わせるスーパーインポーズ回路23、カメラ画像から同期信号を抽出してグラフィックス描画回路22へ供給する同期分離回路24が設けられている。
【0018】
次に、運転者から見て右側の駐車枠Sに、例えば並列駐車(車庫入れ)を行う際の動作とこれに対応するコントローラ20の処理態様について図6に基づき説明する。なお、このコントローラ20による処理動作は、上記駐車スイッチ15の並列駐車モードスイッチ15aが選択(オン)されるとともにシフトレバーがリバース状態とされることで起動する。ちなみに、図6は運転者から見て右側の駐車枠Sに並列駐車するときの車両2の駐車初期状態、駐車終了状態及びそのときの駐車経路を示す平面図である。同図には、上記車両2の各状態に対応してコントローラ20により出力されるモニタ画面17の画像が併せ示されている。図6に示されるように、駐車枠Sの両側は、例えば白線30によって区画されている。そして、車両2は、駐車初期状態においてその前後方向が駐車枠S(白線30)の伸びる方向と略直交する態様で停止している。
【0019】
図6に示されるように、車両2の駐車初期状態において、運転者は上記並列駐車モードスイッチ15aをオンし、更にシフトレバーをリバース状態にしてシフトレバーリバーススイッチ14をオンする。このとき、CPU21は、前記モニタ画面17にカメラ11による後方画像に加えて、舵角に応じて算出された自車両2の走行予想軌跡aを表示する。
【0020】
ここで、走行予想軌跡aは、そのときの舵角に基づき周知の手法(例えば、特開平11−334470号公報に記載された手法に準じたもの)にて算出された自車両2の、例えば水平な路面における走行予想軌跡を、周知の座標変換(例えば、特開平11−334470号公報に記載された座標変換に準じたもの)を用いてカメラ11のCCD素子位置、すなわちモニタ画面17の表示位置にリアルタイムで対応させ、同モニタ画面17に重畳描画したものである。CPU21は、この走行予想軌跡aに対応する水平な路面での予想軌跡Aの進行方向(後方)に伸びる長さLが、上記舵角センサ13により検出されたステアリングホイール12の舵角に、例えば略比例して長くなるように同走行予想軌跡aを描画する。例えば、駐車初期状態において、旋回のためにステアリングホイール12を右側の略最大舵角近傍まで操舵したとする。このとき、走行予想軌跡a1は、その対応する水平な路面での予想軌跡A1の進行方向(後方)に伸びる長さL1が、車両2が略90度に右旋回し終えるまでの比較的長い経路の長さに相当して描画されている。
【0021】
一方、駐車終了状態において、旋回が終了し、ステアリングホイール12を略中立状態に戻したとする。このとき、走行予想軌跡a2は、その対応する水平な路面での予想軌跡A2の進行方向(後方)に伸びる長さL2が、例えば車両2の後方1mの位置までの長さとなるように描画されている。運転者は、このときの走行予想軌跡a2と白線30とを比較し、駐車枠Sに対する自車両2の前後方向の位置を調整する。
【0022】
なお、上記においては運転者から見て左側の駐車枠に並列駐車する場合を説明したが、同右側の駐車枠に並列駐車する場合についても同様の流れで案内されることはいうまでもない。
【0023】
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、走行予想軌跡a(a1,a2)の表示長を、ステアリングホイール12の舵角に応じて長くした。従って、駐車の初期状態においてステアリングホイール12を操舵した際には、そのときの走行予想軌跡a1の表示長が長くなる。そして、モニタ画面17上においてこの走行予想軌跡a1が長く表示される分、未だ遠くにある駐車枠Sを目標とする経路の確認を容易に行うことができる。このため、運転者は、旋回進行の途中でステアリングホイール12の舵角を調整するなどして当該駐車枠Sへの経路をモニタ画面17上で再調整するなどの作業が不要とされ、円滑な駐車動作が可能となる。
【0024】
一方、駐車の終了状態においてステアリングホイール12を略中立状態に戻したときには、そのときの走行予想軌跡a2の表示長が短くなる。従って、モニタ画面17上においてこの走行予想軌跡a2が短く表示される分、駐車操作に無関係な当該駐車枠Sから外れた領域への同走行予想軌跡a2の表示を抑制し、例えば周囲の安全確認の際の同モニタ画面17の視認性を向上することができる。
【0025】
なお、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。このような変更を加えても、前記実施形態と同様の効果が得られるようになる。
【0026】
・前記実施形態においては、駐車初期状態において車両2の前後方向が駐車枠S(白線30)の伸びる方向と略直交する態様で停止しているとしたが、同初期状態での駐車枠Sに対する配置は何ら制限をうけるものではない。
【0027】
・前記実施形態においては、走行予想軌跡a(a1,a2)に対応する水平な路面での予想軌跡A(A1,A2)の進行方向(後方)に伸びる長さL(L1,L2)が、上記舵角センサ13により検出されたステアリングホイール12の舵角に略比例して長くなるように同走行予想軌跡aを描画した。しかし、上述の駐車態様においては、車両2が駐車枠Sへと旋回し続けている間は、同ステアリングホイール12は比較的大きな舵角に操舵されていることが一般的である。これに対して、車両2の旋回に伴い駐車枠Sとの相対位置がある程度近づいた場合、走行予想軌跡aを過剰に長く描画する必要はない。このようなことを鑑み、車両2と駐車枠Sとの相対位置(車両2の旋回量)を検出するための、例えばヨーレートセンサを設けてもよい。このヨーレートセンサは、車両2の旋回に伴う車両角度の変化として同車両2の鉛直軸方向の回転角速度を検出するものである。そして、駐車動作の進行に伴う車両2の駐車枠Sへの近接に応じて、そのときのステアリングホイール12の舵角に関わらず上記長さLが段階的に短くなるように同走行予想軌跡aを描画してもよい。この場合、車両2の旋回に伴い駐車枠Sとの相対位置が近づいたときに、モニタ画面17に過剰に長く走行予想軌跡aが描画されない分、その視認性を向上することができる。なお、車両2と駐車枠Sとの相対位置(車両2の旋回量)の検出は、ヨーレートセンサに限られるものではない。例えば、舵角センサ13及びヨーレートセンサを併せ参照して、自車両2と駐車枠Sとの相対位置を検出するようにしてもよい。また、ヨーレートセンサに代えて、若しくはヨーレートセンサに加えて車輪速センサを設け、同様にして自車両2と駐車枠Sとの相対位置を検出するようにしてもよい。さらに、ヨーレートセンサに代えて、若しくはヨーレートセンサに加えて加速度センサを設け、同様にして自車両2と駐車枠Sとの相対位置を検出するようにしてもよい。さらにまた、カメラ11による後方画像に対する画像認識処理を施すなどして自車両2と駐車枠Sとの相対位置を検出するようにしてもよい。さらに、このような厳密な検出をするのではなく、タイマーにより検出される経過時間のみによって自車両2と駐車枠Sとの相対位置を判定するようにしてもよい。さらにまた、これらの任意の複数を組み合わせて自車両2と駐車枠Sとの相対位置を検出するようにしてもよい。この場合、上記相対位置の検出精度を向上し、ロバスト性の高い駐車案内の切り替え判定を行うことができる。
【0028】
・前記実施形態においては、変向検出手段として舵角センサ13を採用したが、これに代えて、若しくはこれに加えて、例えば車両の回転角速度を検出するヨーレートセンサ、白線/道路形状などを画像認識する画像処理装置、左右の車輪速差を検出する車輪速センサ等を採用してもよい。
【0029】
例えば、2WS(2輪操舵システム)においては、前輪実舵角、或いは、前輪実舵角と可変ギヤ比等から車両旋回半径を推定することができる。また、4WS(4輪操舵システム)においては、併せて後輪実舵角も考慮して車両旋回半径を推定することができる。
【0030】
・前記実施形態においては、車両2の後方にカメラ11を設け、車両2を後退させて駐車する場合の駐車補助装置として説明した。これに対して、車両2の前方にカメラを設け、車両2を前進させて駐車する場合の駐車補助装置であってもよい。
【0031】
・上記した実施形態において、駐車補助装置は車両内で完結するシステムについて説明を行ったが、これに限定されるものではなく、例えば、車両外部から駐車に係わる外部信号を得て、外部信号に基づいて駐車補助を行うシステムにも適用が可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1乃至に記載の発明によれば、駐車時の各状態に対応してモニタ画面に好適に走行予想軌跡を表示し、運転者の駐車動作を補助することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を搭載した車両を示す概略図。
【図2】同実施形態のシステム構成図。
【図3】同実施形態のカメラの取付状態を示す側面図。
【図4】同実施形態のカメラの検出範囲を示す平面図。
【図5】同実施形態のカメラ及びモニタ画面の表示領域を示す図。
【図6】同実施形態の駐車時の車両の各状態とそのときのモニタ画面の表示態様を示す模式図。
【図7】従来の形態の駐車時の車両の各状態とそのときのモニタ画面の表示態様を示す模式図。
【符号の説明】
1 駐車補助装置
2 車両
11 カメラ
13 変向検出手段としての舵角センサ
17 モニタ画面
20 コントローラ

Claims (4)

  1. 車両の進行方向の視界を画像取得手段から得て車室内に設けられたモニタ画面に表示し、運転者の駐車時の操作を補助する駐車補助装置において、
    車両の変向状態を検出する変向検出手段と、
    前記検出された変向状態に応じて走行予想軌跡を演算する走行予想軌跡演算手段と、
    前記演算された走行予想軌跡を前記モニタ画面に重畳描画する走行予想軌跡表示手段とを備え、
    前記走行予想軌跡表示手段は、駐車初期状態において、前記車両のステアリングホイールを操舵したときには、前記走行予想軌跡の車両の進行方向の表示長を検出された前記車両のステアリングホイールの舵角に比例して所定距離に対応する表示長より長くし、前記車両と駐車枠との相対位置が近づいたと判定される駐車終了状態において、前記車両のステアリングホイールを略中立状態に戻したときには、前記走行予想軌跡の車両の進行方向の表示長を前記所定距離に対応する表示長より短くすることを特徴とする駐車補助装置。
  2. 前記相対位置は、前記画像取得手段からの画像に対する画像認識処理によって検出されることを特徴とする請求項に記載の駐車補助装置。
  3. 前記相対位置は、タイマーにより検出される経過時間によって検出されることを特徴とする請求項又はに記載の駐車補助装置。
  4. 前記変向検出手段は、前記車両のステアリングホイールの舵角を検出する舵角センサであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の駐車補助装置。
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