JPH05270269A - 車両のスライドチルトルーフ - Google Patents

車両のスライドチルトルーフ

Info

Publication number
JPH05270269A
JPH05270269A JP25156992A JP25156992A JPH05270269A JP H05270269 A JPH05270269 A JP H05270269A JP 25156992 A JP25156992 A JP 25156992A JP 25156992 A JP25156992 A JP 25156992A JP H05270269 A JPH05270269 A JP H05270269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
cover
roof
lever
slide panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25156992A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuerubaa Manfureeto
フェルバー マンフレート
Shiyuraihiyaa Berunto
シュライヒャー ベルント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikyo Webasto Co Ltd
Original Assignee
Daikyo Webasto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikyo Webasto Co Ltd filed Critical Daikyo Webasto Co Ltd
Publication of JPH05270269A publication Critical patent/JPH05270269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/05Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels pivoting upwardly to vent mode and moving downward before sliding to fully open mode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車両用スライドチルトルーフに関し、カバー
の上昇位置と無関係にできる限り大きい換気間隙を確実
に且つ構造的に簡単に得る。 【構成】 閉鎖位置では固定ルーフ面9 のルーフ開口部
10を閉鎖し、換気のために昇降装置6 によってカバー後
縁を固定ルーフ面9 の上方の上昇位置に上昇できるカバ
ー2 とを有し、回転軸14のまわりに旋回自在でありスラ
イドパネル11および部材7 と共働するレバー13を有する
変位装置12が配してあり、上昇運動時、スライドパネル
11の前縁23が開放ストロークYだけ後方へ自動的に摺動
される形式のものにおいて、レバー13が、カバー2 の上
昇時に駆動される昇降装置6,の部材7 の運動時に、車両
の縦方向へカバーに固定の回転軸14のまわりに回転さ
れ、スライドパネル11の開放運動がカバー2 の上昇運動
よりも先行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、閉鎖位置では固定ルー
フ面のルーフ開口部を閉鎖するカバーと、走行自在のス
ライドパネルとを有する車両のスライドチルトルーフに
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】閉鎖位置
において固定ルーフ面のルーフ開口部を閉鎖するカバー
を設けた構造のスライドチルトルーフは、ドイツ特許公
開第3722293 から公知である。カバーは、昇降アングル
として構成され横方向へ延びる移送ブリッジに結合され
ている。カバー後縁は、換気のため、固定ルーフ面上方
の上昇位置に上昇させることができる。更に、このスラ
イドチルトルーフの場合、上昇運動時にスライドパネル
前縁が摺動ストロークだけ後方へ自動的に摺動されるよ
う変位装置を配した走行自在のスライドパネルが設けて
あり、かくして、カバーの換気位置、即ち、上昇位置で
は、スライドパネルがルーフ開口部の間に間隙を解放す
るので、上記間隙を介して車内に至る換気開口が形成さ
れる。変位装置は、カバーの上昇運動時には通水樋に固
定の旋回軸のまわりに旋回できるレバーを含む。レバー
の一端は、スライドパネルと共働し、他端は、昇降運動
時に可動な部材と共働する。スライドチルトルーフの上
記構造によって、カバーが閉鎖位置から上昇位置に外方
へ旋回すると同時に、変位装置が、スライドパネルを最
前方位置から限られたストロークだけ後方へ移動する。
カバーの上昇時に同時に移動するスライドチルトルーフ
部分は、短い区間だけ移動するにすぎないので、スライ
ドパネルの開放運動とカバーの上昇運動との同時性によ
って、スライドパネル前縁とルーフ開口部の境壁との間
に小さい間隙が解放されるにすぎない。ルーフの上昇位
置において得られる換気開口はルーフ開口部の後部にあ
るので、換気開口を介して車内から流出する空気流は、
車内において、前部座席の乗員の頭を掃過するよう方向
づけられる。スライドパネルの自動的な開放によって、
ルーフ開口部の前部範囲には換気スリットが生じ、空気
流は、前部座席の乗員の頭から距離を置いて車内から排
出される。しかしながら、この場合、小さい換気間隙が
解放されるにすぎないので、上昇位置では望ましくない
騒音が生じ、前部座席の乗員に対するサグ現象が実際に
避けられるか否かは、走行時の風の状態に依存する。
【0003】スライドパネル部材が、カバーとともに摺
動され、カバーの上昇時、カバーの閉鎖位置から出発す
る初期段階ではカバーの上昇運動よりも迅速に上昇され
る。これは、昇降自在のスライドパネル部材を有するス
ライドチルトルーフである。昇降自在のスライドパネル
部材の旋回運動は、カバーの旋回運動特性とは異なる旋
回運動特性にもとづき、カバーの昇降運動に必要な昇降
レバーの運動に依存して強制制御される。昇降自在のス
ライドパネル部材のためのこの種の運動機構およびその
制御系は、縦方向へ昇降自在のスライドパネルを有する
構造のスライドチルトルーフには移行できない。
【0004】従って、本発明の目的は、カバーの上昇運
動時にカバーの上昇位置とは本質的に無関係にできる限
り大きい換気間隙が確実に且つ構造的に簡単に得られ、
スライドパネルと固定ルーフ面のルーフ開口部の境壁と
の間の間隙がカバー閉鎖位置におけるカバーと固定ルー
フ面との間の間隙よりも常に大きくなる上述の種類の車
両用スライドチルトルーフを提供することにある。更に
目的とするところは、カバーが、例えば、ガラスカバー
であり、スライドパネルが、装飾機能および被覆機能を
果たす場合に、変位装置の僅かな変更で十分であるよ
う、スライドチルトルーフを構成することにある。更
に、本発明に係るスライドチルトルーフの部材の設置を
できる限り簡単にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記各目的を達
成するため、次の手段を採用した。すなわち、本発明
は、閉鎖位置では固定ルーフ面のルーフ開口部を閉鎖
し、換気のために昇降装置によってカバー後縁を固定ル
ーフ面の上方の上昇位置に上昇できるカバーとを有する
車両用スライドチルトルーフであって、上記スライドパ
ネルには、回転軸のまわりに旋回自在でありスライドパ
ネルおよび上昇時に可動な昇降装置の部材と共働するレ
バーを有する変位装置が配してあり、かくして、上昇運
動時、スライドパネルの前縁が開放ストロークだけ後方
へ自動的に摺動される形式のものにおいて、レバーが、
カバーの上昇時に駆動される昇降装置の部材の運動時
に、車両の縦方向へカバーに固定の回転軸のまわりに回
転され、かくして、スライドパネルの開放運動がカバー
の上昇運動よりも先行することを特徴とするものであ
る。
【0006】本発明に係るスライドチルトルーフは、レ
バーを介してカバーの上昇運動に対してスライドパネル
を先行させるため、てこ比を約 1.5:1 〜約 2.5:1 の
範囲に可変に構成するのが好ましい。この可変のてこ比
によって、カバーの上昇運動に関連させてより大きいス
トロークで開放方向へスライドパネルを摺動させること
ができる。
【0007】本発明に係るスライドチルトルーフの好ま
しい実施例にもとづき、レバーは、スライドパネルの先
行のため、カバーの上昇時に駆動される部材に対して角
度をなすよう配置する。この実施例の場合、レバー自体
の配置によって、スライドパネルの先行のために望まし
いてこ比が得られる。一方、スライドパネルの先行のた
めレバー経路を曲線に構成でき、かくして、てこ比に関
係なくレバーを配置でき、レバーの制御運動のために上
記曲線経路を対応して構成することによって、てこ比を
得ることができる。
【0008】本発明に係るスライドチルトルーフの好ま
しい実施例にもとづき、カバーの上昇運動時に可動な部
材には、カバーの閉鎖位置においてレバーの一端に負荷
を加える頚軸を設置する。この場合、レバーの他端はス
ライドパネルを駆動する。変位装置のレバーをできる限
りコンパクトに設置できるよう、上記レバーは、本質的
に垂直な位置不動の軸のまわりに回転自在であり水平方
向へ延びるトグルレバーから構成し、スライドチルトル
ーフの後部範囲に配設する。
【0009】本発明に係るスライドチルトルーフの場
合、スライドパネルは、その駆動のため、関連のレバー
端に設けた頚軸を受容、案内する連結路を有する摺動部
材を設けるのが好ましい。スライドパネルの上記摺動部
材との共働によって、変位装置の基本機構は、カバーお
よびまたはスライドパネルの機能および構造とは無関係
に同一に構成できる。
【0010】不透明のカバー (例えば、金属板製カバ
ー) の場合、スライドパネルの摺動部材は、頚軸と係合
するミゾ状態連結路を有し、かくして、上昇方向に関し
ても閉鎖方向に関しても、摺動部材を介して力をスライ
ドパネルに伝達することができる。一方、カバーが透明
であり、例えば、ガラスカバーである場合は、摺動部材
は、スライドパネルの自由な摺動のため前方向へ開放し
た連結路を有する。この種のガラスカバーの場合、スラ
イドパネルは、被覆機能も有するので、摺動部材の構成
によって後方へ自由に摺動させることができる。摺動部
材の連結路をこのように構成した場合、もちろん、カバ
ーの上昇運動時、スライドパネルの開放方向の力のみが
伝達される。即ち、本発明に係るスライドチルトルーフ
の場合、スライドパネルの連結路およびまたは摺動部材
の上述の如きいずれかの実施例によって、本発明に係る
スライドチルトルーフの本質的機能の達成のため、カバ
ーの種類に依存して対応する1つの摺動部材を使用する
だけでよく、レバーを含む変位装置の変更は不要であ
る。
【0011】透明カバーを有するスライドチルトルーフ
の場合、スライドパネルは、常に、開放方向へ摺動自在
であるので、操作の容易性の向上のため、スライドパネ
ルの完全な引もどし位置においてストッパ装置と当接す
るグリップシエルをスライドパネルの前縁の範囲に設け
るのが好ましい。このストッパ装置は、先端でグリップ
シエルに当接する板バネから構成し、スライドチルトル
ーフの後部範囲の通水樋に設置することができる。この
種の構成によって、スライドパネルは、開放状態におい
ても、スライドパネルを所望の任意の位置に容易に摺動
できる所定の位置を取る。板バネにもとづき、スライド
パネルを背面から押込んで簡単に取付けることができ
る。
【0012】本発明に係るスライドチルトルーフの場
合、カバーの上昇運動時に駆動される部材に設けた頚軸
が、カバーの閉鎖位置において、関連のレバー端のスリ
ットに係合する。即ち、カバーの上昇開始時にすでに、
スライドパネルの開放運動を実施するため、頚軸を介し
て変位装置の関連のレバー端に負荷できる。一方、カバ
ーが、閉鎖位置から出発して縦方向へ摺動するため下降
運動を行なう場合は、頚軸はレバー端のスリットから解
放されるので、本発明に係るスライドチルトルーフのカ
バーの縦方向摺動時、変位装置によってスライドパネル
を自由に駆動できる。かくして、カバーの上記の縦方向
摺動を実施するための作動力が可能な限り低下されるの
で、固定ルーフ面のルーフ開口部を少なくとも部分的に
解放する場合、できる限り僅かな作動力およびカバーの
均一な運動が達成される。
【0013】カバーの上昇運動時に駆動される部材の頚
軸によって負荷されるレバー端には、好ましくは、スリ
ットの開口端の近傍に、レバーの方向に対して直角に延
び、カバーの下降位置では、駆動される部分に設けた摺
動路に弾性的に押圧される突起を設けるのが好ましい。
頚軸は、閉鎖位置からの下降時、変位装置のレバーから
解放されるので、この下降時、レバーの位置は突起によ
って決定され、従って、レバーはカバーの上昇時に再び
頚軸と共働する場合、所定の位置を取る。かくして、カ
バーおよびまたはスライドパネルが上記部材に関して縦
方向へ摺動した場合も、レバーは、常に所定位置を取
る。
【0014】組込みを簡単化し且つスライドチルトルー
フを駆動する際の変位装置の操作性を向上するため、カ
バー閉鎖位置では、レバー端の曲線部分はスライドパネ
ルの摺動路の案内傾斜面上を走行する。かくして、レバ
ー端の曲線部分を介してスライドパネルに対する負荷が
開始される時点にも、可能な限りスリップのない摺動運
動が達成される。
【0015】レバー端と共働する摺動路の前で終わる別
の摺動路を摺動方向に平行にスライドパネルに設けるの
が好ましい。本質的に真直ぐなこの別の摺動路によっ
て、組込操作が更に簡単化される。即ち、組込時、変位
装置のレバーをこの別の摺動路に沿って移動させ、曲線
部分が閉鎖位置ではスライドパネルの第1摺動路の傾斜
面に当接するよう上記第1摺動路に所定の如く関連させ
てスライドパネルに設置できる。
【0016】
【作用】本発明に係る車両用スライドチルトルーフの上
記の構成によって、スライドパネル前縁とルーフ開口部
境壁との間に得られる開放間隙は、カバーの上昇運動時
の固定ルーフ面上方のカバー開放間隙より常に大きい寸
法を有する。本発明に係る実施例の場合、レバーユニッ
トによって、カバーの上昇運動時に移動する部材の運動
ストロークが小さくても、スライドパネルはてこ作用に
もとづきより大きく後方へ摺動される。この構成によっ
て、確実に、車内から流出する空気流は、常に、前部範
囲、即ち、ルーフ開口部の前部範囲において排出され、
次いで、カバー上昇位置の開放間隙を介してスライドパ
ネルとカバーとの間から大気中に放出される。かくし
て、スライドチルトルーフの換気位置、即ち、カバーの
上昇位置において、望ましくないサグ現象および騒音現
象が避けられ、従って、スライドチルトルーフの換気位
置において快適さが向上される。
【0017】
【実施例】添付の図面に示した好ましい実施例を参照し
て以下に本発明を詳細に説明する。図面において、同一
または同様の部材には同一の参照記号を附した。図〜図
6を参照して、車両用スライドチルトルーフの第1実施
例(概ね1で示した)を詳細に説明する。図1に示した
如く、カバー2 は、例えば、カバー内側パネル3 および
シェード4 を介して、この種のスライドチルトルーフ1
に慣用の運動機構5 に結合されている。この運動機構5
は、特に昇降装置6 を含み、カバー2 は、この昇降装置
によってカバー上昇時に駆動される部材7 を介して、カ
バー後縁を固定ルーフ9 の上方に斜めに上昇できる上昇
位置へ駆動される。上記部材は、例えば、昇降アングル
として構成され横方向へ延びる移送ブリッジ8 から形成
される。固定ルーフ面9 には、カバー2 によって閉鎖で
きるまたは少なくとも部分的に解放できるルーフ開口部
10が設けてある。
【0018】スライドチルトルーフ1 は、更に、縦方向
へ走行自在のスライドパネル11を含む。図1において、
カバー2 の閉鎖位置において閉鎖位置にあるスライドパ
ネル11を破線で示し、一方、カバー2 の上昇位置におけ
るスライドパネル11の位置を鎖線で示した。スライドパ
ネル11には、カバー2 の昇降運動時に不動の回転軸14の
まわりに旋回できるレバー13を含む変位装置12が配して
ある。図示の実施例の場合、レバー13は、摺動方向へカ
バーに固定のシェード4 の後端に設けた回転軸14のまわ
りに回転自在に軸支してある。昇降装置6 の上昇時に駆
動される部材7としての移送ブリッジ8 の昇降アングル
には、カバー2 の閉鎖位置においてレバー13の一端16と
共働する頚軸15が設けてある。レバー13は、駆動される
部材7 の駆動方向に対して鋭角をなすよう配置されてい
る。頚軸15と共働するレバー端16にはスリット17が設け
てある。このスリット17の終端は、突起18 (これについ
ては以下で詳細に説明する)として構成されている。レ
バー13の他端19は、スライドパネル11と共働する。この
レバー端19には、スライドパネル11の後端の近傍に設置
され連結路22を有する摺動部材21と係合する頚軸20が設
けてある。
【0019】特に図5を参照して、摺動部材21の2種の
実施例を説明する。実線で示した摺動部材21は、連結路
22が本質的に真直ぐなスリット形状を有するよう構成さ
れている(図1参照)。このようなスリット状連結路22
を有する摺動部材21は、カバー2 が不透明な場合 (例え
ば、金属板製カバーの場合) に使用される。図5に21'
で示した摺動部材の実施例は、透明なカバー2(例えば、
ガラスカバー) の場合に使用される。即ち、カバー2 の
この実施例の場合は、スライドパネル11は被覆機能また
は遮光機能も有するので、スライドパネル11は、カバー
2 のすべての位置において、縦方向へ摺動自在でなけれ
ばならない。従って、摺動部材21' は、スライドパネル
11の前縁23の方向へ限定されることなく開放された連結
路22' を有する。カバー2 の上昇時のスライドパネル11
の駆動のための変位装置12は、摺動部材の実施例21,21'
に関係なく同一である。従って、この実施例は、上述の
双方の種類のカバー2 に適し、異なる摺動部材21,21'を
使用するだけでよい。
【0020】カバー2 の上昇時に駆動される部材7(例え
ば、昇降アングルまたは移送ブリッジ8)は、図1に実線
で示したカバー2 の閉鎖位置から出発して、矢印で示し
た如く縦方向運動を行なう。この縦方向運動は、昇降装
置6 を介してカバー2 に伝達され、従って、カバーは固
定ルーフ面9 の上方へ上昇される。この上昇運動時、頚
軸15(図1)と共働するレバー13は、位置不動の回転軸
14のまわりに、カバー2 の上昇位置に対応する位置に時
計方向へ旋回される。レバー13の旋回中にてこ比が約1.
5 :1 から約2.5 :1 まで変化することによって、スラ
イドパネル11は、カバー2 の上昇運動に先行してストロ
ークYだけ開放方向へ駆動されるので、スライドパネル
11の前縁23とルーフ開口部10の境壁との間に間隙24が解
放される。カバー2 の上昇運動に対するスライドパネル
11の先行運動および変位装置12のレバー13のてこ比にも
とづき、比較的大きい間隙24を解放できるので、間隙24
およびカバー2 の上昇位置において固定ルーフ面9 とカ
バー2 との間に生ずる間隙を介して車内の換気を実現で
きる。図2に示したバネ25によって、レバー13にスライ
ドパネル11の開放方向へ負荷できる。ミゾ状連結路22を
有する摺動部材21をスライドパネル11に設けた場合、カ
バー2 の上昇時に駆動される部材7 が図1の矢印とは逆
方向へ駆動される際、即ち、カバー2 の閉鎖運動時、ス
ライドパネル11は、回転軸14のまわりのレバー13の対応
する旋回運動によって駆動され、閉鎖位置へ走行され
る。一方、連結路22' を有する摺動部材21' を使用した
場合、スライドパネル11は、より大きい間隙24が解放さ
れるよう、カバー2 のすべての位置において、即ち、カ
バーの上昇位置においても、縦方向へ摺動自在である
が、カバー2 の上昇後にレバー13が図1に破線で示した
位置にもどっている場合は、例えば手動で、スライドパ
ネルを閉鎖位置に設置しなければならない。摺動部材2
1' の場合、カバー2 およびスライドパネル11の閉鎖方
向へのスライドパネル11の駆動は不可能である。
【0021】特に図3,4から明らかな如く、レバー13
を有する変位装置12は偏平に構成されており、即ち、レ
バー13は、スライドチルトルーフ1 の平面図で見て、本
質的に水平方向へ延びる。即ち、有意な構造拡大を行な
うことなく、スライドパネル11を適切な個所に、特に、
スライドチルトルーフ1 の後縁の近傍に設置できる。カ
バー2 を閉鎖位置から下降位置に移動し、次いで、スラ
イドチルトルーフの機能の意味においてルーフ開口部10
の解放のため固定ルーフ面9 の下方に縦方向へ摺動した
場合、レバー13の一端16のスリット17の終端の突起18
は、部材7 の摺動路に押圧される。カバー2 の上記の下
降位置では、昇降装置6 の部材7 に設けた頚軸15はレバ
ー端16のスリット17から解放されるので、カバー2 は、
変位装置12の機能を利用することなく、スライドチルト
ルーフの意味における摺動運動を実施できる。しかしな
がら、レバー13は、突起18によって常に所定の位置に保
持されるので、カバー2 の閉鎖位置では、変位装置12を
介してスライドパネル11の上述の運動を実施するため、
レバー端16のスリット17に再び確実に係合できる。
【0022】図6に、スライドチルトルーフ1 の別の実
施例を示した。透明なカバー2 の場合、スライドパネル
11の前縁23の範囲には、グリップシエル27が固定してあ
る。このグリップシエル27は、スライドパネル11を手動
で摺動するのに役立つ。グリップシエル27には、ストッ
パ装置28が設けてある。図6の実施例の場合、ストッパ
装置は、この種のスライドチルトルーフ1 において慣用
の構造の通水樋30の近傍に設けた板バネ29から構成され
ている。この場合、通水樋30は、ルーフ開口部10の後部
範囲において横方向へ延びる。スライドパネル11が最も
大きく開放される位置に摺動された場合、グリップシエ
ル27は上記板バネ29の前端に当接する。この場合、グリ
ップシエル27は、車内から手動で操作できる。板バネ29
として構成されたこのストッパ装置28によって、スライ
ドチルトルーフ1 を車に取付けた後、スライドパネル11
を変位装置12とともに後方から導入できる。この場合、
グリップシエル27が板バネ29を当接作用方向とは逆方向
の上方へ押圧するので、組込時、スライドパネル11をグ
リップシエル27とともに導入できる。組込時にグリップ
シエル27が板バネ29を通り過ぎると、上記グリップシエ
ルは、図6に示した位置にもどり、ストッパ装置28を形
成する。
【0023】図7〜10を参照して、変位装置の第2実
施例(概ね12' で示してある)を詳細に説明する。この
変位装置12' は、カバー2 の昇降時も位置不動の回転軸
14'のまわりに旋回自在のレバー13' を含む。昇降装置
6'には駆動部材32が取付けてある。カバー2 の閉鎖位置
(図7) では、駆動部材32はレバー端16' に当接する。
スライドパネル11' に関連させたレバー端19' は、曲線
部分33として構成され、スライドパネル11' の摺動路34
と共働する。摺動路34は、例えば、スライドパネル11'
の適切な個所に固定できる補助部材35に構成されてい
る。この補助部材35は、長穴結合機構 (模式的に示し
た) にもとづき、スライドパネル11' にその縦方向へ可
動に取付けることができる。調整のため、補正も可能で
ある。補助部材35の摺動路34は、例えば、 0〜75゜の角
度を有する傾斜面36の形に構成されている。補助部材35
は、更に、カバー2 の上昇時の終点位置 (図8)におい
てレバー13' の曲線部分33と当接する案内傾斜面37を含
む。
【0024】図9、図10に示した如く、スライドパネ
ル11' には、スライドパネル11' の摺動方向に平行に延
びる別の摺動路38が設けてある。この別の摺動路38は、
レバー13' の曲線部材33と共働する摺動路34の前で終わ
っている。図9、図10を参照して、スライドパネル1
1' および変位装置12' の組込操作を簡単に説明する。
カバー2 が閉鎖された状態のスライドチルトルーフ1 の
基本位置 (図9)から出発して、レバー13' の回転軸1
4' のまわりに旋回して昇降装置6'の駆動部材32から引
離す。この位置において、レバー13' の一端19' が摺動
路38に沿って摺動でき、次いで、補助部材35を通過でき
るよう、スライドパネル11' を導入する。次いで、図1
0に示した如く、スライドパネル11' を図9に対して前
方へ摺動し、レバー端19' の曲線部分33を案内傾斜面37
に当接させる。組立後にレバー13' が上記位置を確実に
取るよう、カバー2 に結合された部材4(例えば、シェー
ド) には、スライドパネル11' の組込後の位置 (図1)
においてレバー13' が当接するストッパ39が設けてあ
る。次いで、図10から出発して、曲線部分22が、摺動
路34において、レバー端16' がカバー2 の閉鎖位置にお
いて駆動部材32と当接する位置 (図7)に達するまで、
スライドパネル11' を前方へ更に摺動させる。
【0025】図7、図8から明らかな如く、カバー2 の
上昇運動時、昇降装置6'は行路Sを走行し、一方、スラ
イドパネル11' はストロークYだけ開放方向へ駆動さ
れ、従って、スライドパネル11' の前縁23とルーフ開口
部10の境壁との間に間隙24が解放される。図7、図8に
示した如く、フレーム40は、固定ルーフ面9 に設けたル
ーフ開口部10を限定する。スライドパネル11' の閉鎖位
置では、フレーム40は部分的に被われる (図7参照)。
従って、開放間隙24の縦方向長さは、カバー2 の上昇時
に変位装置12' によって実現されるスライドパネル11'
の走行ストロークYよりも小さい。
【0026】図11を参照して、カバー2 の上昇運動に
対するスライドパネル11,11'の先行運動の重要な原理を
説明する。カバー2 の上昇運動を図11のグラフのX軸
にプロットし、一方、スライドパネル11,11'の走行運動
をY軸にプロットした。実線の曲線Aに、スライドパネ
ル11,11'の運動ストロークとスライドチルトルーフ1の
カバー2 の上昇運動との関係を示した。この場合、スラ
イドパネル11,11'の駆動は、変位装置12,12'およびその
てこ比によって実現される。曲線Aの推移から明らかな
如く、位置不動の回転軸14,14'のまわりの旋回運動中、
レバー13,13'のてこ比は所定の如く変化するので、ルー
フ開口部10がスライドパネル11,11'で被われた斜線範囲
から出発して、スライドパネル11,11'の開放方向へ、例
えば、53mmの運動ストロークYを達成できる。図11の
下半部に、点1の閉鎖位置および点7のカバーと上昇位
置におけるカバー2 およびスライドパネル11,11'の状態
を模式的に示した。
【0027】即ち、図11から明らかな如く、カバー2
の上昇時、変位装置12,12'によって、スライドチルトル
ーフ1 の前部範囲に比較的大きい開放間隙24を得ること
ができる。この場合、開放間隙24は、カバー2 の全上昇
運動中、常に、垂直方向へ測定したカバー上昇高さより
も大きい。本発明は、もちろん、上述の実施例に限定さ
れるものではなく、必要に応じて、本発明の枠内におい
て多数の設計変更が可能である。即ち、特に、昇降装置
6,6'の構造に依存して、変位装置12,12'のレバー13,13'
は、カバー2 の上昇時に駆動される別の部材7 とも共働
できる。この場合、昇降アングルまたは移送ブリッジ8
は必ずしも必要ではない。レバー13,13'が、カバー2 の
上昇時に駆動され、上昇運動中に位置不動の回転軸14,1
4'のまわりのレバー13,13'の旋回時に変化するてこ比に
もとづき、スライドパネル11,11'をカバー2 に対して先
行して開放方向へ駆動し、かくして、スライドパネル1
1,11'の前縁23と固定ルーフ面9 のルーフ開口部10の関
連の境壁との間に間隙24が解放されることが重要であ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、スライドパネル前縁と
ルーフ開口部境壁との間に得られる開放間隙は、カバー
の上昇運動時の固定ルーフ面上方のカバー開放間隙より
常に大きい寸法を有する。また本発明は、レバーユニッ
トによって、カバーの上昇運動時に移動する部材の運動
ストロークが小さくても、スライドパネルはてこ作用に
もとづきより大きく後方へ摺動されるので、確実に車内
から流出する空気流は、常に、前部範囲、即ち、ルーフ
開口部の前部範囲において排出され、次いで、カバー上
昇位置の開放間隙を介してスライドパネルとカバーとの
間から大気中に放出される。かくして、カバーの上昇位
置において、望ましくないサグ現象および騒音現象が避
けられ、従って、スライドチルトルーフの換気位置にお
いて快適さが向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】変位装置の第1実施例を備えた本発明に係るス
ライドチルトルーフの平面図。(図面において、変位装
置のレバーは、カバーが閉鎖位置にある場合に取る位置
に示してある)。
【図2】カバーが上昇位置にある場合に取る位置にある
変位装置のレバーを示す詳細図。
【図3】図1のスライドチルトルーフの部分切欠側面
図。
【図4】図1の線IV−IVに沿う断面図。
【図5】スライドパネルの摺動部材の別の実施例を示す
ための図1の線V−Vに沿う断面図。
【図6】本発明に係るスライドパネルの後部範囲のグリ
ップシエルおよびスライドパネルのストッパ装置を示す
ための縦断面図。
【図7】変位装置の別の実施例を備えた本発明に係るス
ライドチルトルーフの平面図(この場合、カバーは閉鎖
位置にある)。
【図8】カバーが上昇位置にある場合の上記実施例の図
7と同様の図面。
【図9】カバーを閉鎖しスライドパネルを後方へ摺動さ
せた組込状態を示すための図7と同様の図面。
【図10】変位装置の組込のため、カバーを閉鎖しスラ
イドパネルを前方へ摺動させた状態を示すための図7に
対応する図面。
【図11】カバー上昇時のスライドパネルの先行運動を
示すためのグラフ。
【符号の説明】
1 スライドチルトルーフ 2 カバー 6 昇降装置 6' 昇降装置 7 部材 9 固定ルーフ面 10 開口部 11 スライドパネル 11' スライドパネル 12 変位装置 12' 変位装置 13 レバー 13' レバー 14 回転軸 14' 回転軸 23 前縁

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉鎖位置では固定ルーフ面(9) のルーフ
    開口部(10)を閉鎖し、換気のために昇降装置(6),(6)'に
    よってカバー後縁を固定ルーフ面(9) の上方の上昇位置
    に上昇できるカバー(2) とを有する車両用スライドチル
    トルーフ(1)であって、上記スライドパネルには、回転
    軸(14),(14)'のまわりに旋回自在でありスライドパネル
    (11),(11)'および上昇時に可動な昇降装置(6),(6)'の部
    材(7)と共働するレバー(13),(13)'を有する変位装置(1
    2),(12)'が配してあり、かくして、上昇運動時、スライ
    ドパネル(11),(11)'の前縁(23)が開放ストローク (Y)
    だけ後方へ自動的に摺動される形式のものにおいて、レ
    バー(13),(13)'が、カバー(2) の上昇時に駆動される昇
    降装置(6),(6)'の部材(7) の運動時に、車両の縦方向へ
    カバーに固定の回転軸(14),(14)'のまわりに回転され、
    かくして、スライドパネル(11),(11)'の開放運動がカバ
    ー(2) の上昇運動よりも先行することを特徴とする車両
    のスライドチルトルーフ。
  2. 【請求項2】 レバー(13),(13)'が、約1.5 :1 から約
    2.5 :1 まで変化するてこ比を実現することを特徴とす
    る請求項1の車両のスライドチルトルーフ。
  3. 【請求項3】 レバー(13)が、スライドパネル(11)の先
    行のため、カバー(2) の上昇時に駆動される部材(7) に
    対して角度をなすよう配置されていることを特徴とする
    請求項1または2の車両のスライドチルトルーフ。
  4. 【請求項4】 レバー(13)' には、スライドパネル(1
    1)' の先行のため、曲線路(33),(34) が配してあること
    を特徴とする請求項1または2の車両のスライドチルト
    ルーフ。
  5. 【請求項5】 カバー上昇時に駆動される部材(7) に
    は、カバー(2) の閉鎖位置ではレバーの一端(16),(16)'
    に負荷する頚軸(15),(32) が設置してあり、一方、レバ
    ーの他端(19),(19)'がスライドパネル(11),(11)'を駆動
    することを特徴とする請求項1〜4の1つに記載の車両
    のスライドチルトルーフ。
  6. 【請求項6】 スライドパネル(11),(11)'の駆動のた
    め、このスライドパネルには、関連のレバー端(19),(1
    9)'に設けた頚軸(20)を案内、走行する連結路(22),(2
    2)',(34),(37)を有する摺動部材(21),(21)',(35) が設
    けてあることを特徴とする請求項1〜5の1つに記載の
    車両のスライドチルトルーフ。
  7. 【請求項7】 不透明なカバー(2)(例えば、金属板製カ
    バー) の場合、摺動部材(21)がミゾ状連結路(22)を有す
    ることを特徴とする請求項6の車両のスライドチルトル
    ーフ。
  8. 【請求項8】 不透明なカバー(2)(例えば、ガラスカバ
    ー) の場合、摺動部材(21)' がスライドパネル(11)の自
    由な摺動のために前方向へ開放された連結路(22)' を有
    することを特徴とする請求項6の車両のスライドチルト
    ルーフ。
  9. 【請求項9】 スライドパネル(11)の前縁(23)には、ス
    ライドパネル(11)の完全に引きもどした位置ではストッ
    パ装置(28)に当接するグリップシエル(27)が設けてある
    ことを特徴とする請求項8の車両のスライドチルトルー
    フ。
  10. 【請求項10】 ストッパ装置(28)が、通水樋に取付け
    てあってグリップシエル(27)に前縁で当接する板バネ(2
    9)から構成されていることを特徴とする請求項9の車両
    のスライドチルトルーフ。
  11. 【請求項11】 カバー(2) の上昇時に駆動される部材
    (7) に設けた頚軸(15)が、カバー(2) の閉鎖位置では、
    関連のレバー端(16)のスリット(17)に係合することを特
    徴とする請求項1〜10の1つに記載の車両のスライド
    チルトルーフ。
  12. 【請求項12】 カバー(2) が閉鎖位置から下降する
    際、頚軸(15)がレバー端(16)のスリット(17)から解放さ
    れることを特徴とする請求項11の車両のスライドチル
    トルーフ。
  13. 【請求項13】 カバー(2) の上昇時に駆動される部材
    (7) の頚軸(15)によって負荷されるレバー端(16)には、
    カバー(2) の下降位置では部材(7)の摺動路(26)に弾
    性的に押圧される突起(18)が設けてあることを特徴とす
    る請求項11または12の車両のスライドチルトルー
    フ。
  14. 【請求項14】 スライドパネル(11)' と共働するレバ
    ー一端(19)' が、スライドパネル(11)' の横方向へ斜め
    に(36)延びる摺動路(34)上を走行する曲線部分(33)とし
    て構成されていることを特徴とする請求項1,2,4,
    9,10,13の1つに記載の車両のスライドチルトル
    ーフ。
  15. 【請求項15】 摺動路(34)が、0 〜75°の傾き(36)を
    有することを特徴とする請求項14の車両のスライドチ
    ルトルーフ。
  16. 【請求項16】 カバーの閉鎖位置では、レバー端(1
    9)' の曲線部分(33)がスライドパネル(11)' の摺動路(3
    4)の案内傾斜面(37)上を走行することを特徴とする請求
    項14または15の車両のスライドチルトルーフ。
  17. 【請求項17】 スライドパネル(11)' には、摺動方向
    に平行に、レバー端(19),(20) と共働する摺動路(34)の
    前で終わる別の摺動路(38)が設けてあることを特徴とす
    る請求項14〜16の1つに記載の車両のスライドチル
    トルーフ。
  18. 【請求項18】 回転軸(14),(14)'が、カバー(2) の下
    側方に設置されカバーに摺動方向へ固定されたシエード
    (4) に軸支してあることを特徴とする請求項1の車両の
    スライドチルトルーフ。
JP25156992A 1991-12-14 1992-09-21 車両のスライドチルトルーフ Pending JPH05270269A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19914141251 DE4141251C1 (en) 1991-12-14 1991-12-14 Car sliding sun roof with liftable cover rear edge - has lever rotatable about longitudinal axis, secured to cover, on opening motion of cover
DE4141251:6 1991-12-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05270269A true JPH05270269A (ja) 1993-10-19

Family

ID=6447041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25156992A Pending JPH05270269A (ja) 1991-12-14 1992-09-21 車両のスライドチルトルーフ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH05270269A (ja)
DE (1) DE4141251C1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3442615C2 (de) * 1984-11-22 1986-10-02 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Schiebehebedach
US4844534A (en) * 1987-07-06 1989-07-04 Vermeulen-Hollandia Octrooien Ii B.V. Open roof construction for a vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
DE4141251C1 (en) 1993-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4699421A (en) Sliding and lifting roof
JP3098018B2 (ja) 車両ルーフのカバー開閉方法及びその装置
CA1230151A (en) Sliding and venting sunroof
US6357823B1 (en) Device for influencing an air flow
JP2834269B2 (ja) エアデフレクタを備えた車両ルーフ
EP1009644B1 (en) Method of opening and closing an open roof construction of a vehicle having an opening in the fixed roof; as well as such open roof construction
CN102300732A (zh) 用于车辆的车顶组件
JPH02290718A (ja) 車両の換気ルーフ
EP1314600B1 (en) Vehicle and open roof construction
JP3832948B2 (ja) サンルーフのデフレクタ装置
JPS6349372Y2 (ja)
JPH06191284A (ja) 車輛ルーフ
US7059669B2 (en) Sunroof
JPH0930264A (ja) 傾斜スライド屋根、及び該傾斜スライド屋根を備える車両
JPH05270269A (ja) 車両のスライドチルトルーフ
JP3667799B2 (ja) ルーフパネルアッセンブリ
JPH05246246A (ja) 車両用スライドチルトルーフ
JP4418852B2 (ja) カバーの操作装置
JP2003211969A (ja) 車両及び屋根組立体
JP3174076B2 (ja) サンルーフ装置
US4609223A (en) Sunroof controller
JPH082371Y2 (ja) リッド開閉装置
JPH0235537Y2 (ja)
JPH038490Y2 (ja)
JP3199453B2 (ja) ポップアップルーフ装置