JPH0527017U - かつら止着部材 - Google Patents

かつら止着部材

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JPH0527017U
JPH0527017U JP8219791U JP8219791U JPH0527017U JP H0527017 U JPH0527017 U JP H0527017U JP 8219791 U JP8219791 U JP 8219791U JP 8219791 U JP8219791 U JP 8219791U JP H0527017 U JPH0527017 U JP H0527017U
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male
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竜二 寺床
和範 今井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 かつらの自己脱着が可能となって、頭皮の洗
浄が容易になると共に、自毛の伸びに伴ってかつらが浮
き上がってきても使用者自らがかつらを容易に再装着で
き、更にかつらを固定しておく自毛を短期間に適宜取り
替えることができて、特定の自毛に負担がかからないよ
うにする。 【構成】 ヒンジ部11を有していて折り曲げ可能であ
り且つ両端部に互いに係脱自在な雌雄の係合部12,1
3が設けられて成り、かつらベース16の周縁部に設け
られた複数の通し部17の一つに通し且つ使用者の自毛
18を挟み込んだ状態で雌雄の係合部12,13を係合
せしめることにより、かつらベース16を使用者の頭部
に固定保持させるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長期間装着するかつらの止着に好適なかつら止着部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、部分かつら等を頭部に装着する場合の一方式として、脱毛部周辺の自毛 をかつらベースに固着して使用するようにした、所謂編み込み式のものが知られ ている。 その一例として、図7に示すものは、かつら1を構成するかつらベース2の周 囲に沿って、多数のループ3aを形成するようにして線状部材3(例えば、糸, ゴム等)を配設し、かつら1の装着の際には、使用者の自毛を線状部材3の直線 部分3bの適宜箇所に編み込んで結び付けることにより、かつら1を使用者の頭 部に固定保持するようにしたものである。
【0003】 このように構成されたかつら1は、かつらベースに固着された止着部材により 自毛を挟持してかつらを頭部に固定保持する方式のものと異なり、長期間に且つ 強固に固定保持されるので、例えば水泳等のスポーツをする人のかつらとして好 適である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなかつら1は、自己脱着が不可能であるため、頭皮の 洗浄が面倒であった。また、上記固定方式だと自毛の伸びに伴ってかつら1が浮 き上がってくるが、自己脱着が不可能であるため、使用者は約一月に一度は専門 のサロン等においてかつら1の再装着を行う必要がある等、メンテナンスが非常 に煩わしいものとなっていた。更に、特定の自毛に長期間に亘って固定しておく ため、該特定の自毛に負担がかかってそれらが傷んだり抜けてしまうという問題 もあった。
【0005】 本考案は、以上の点に鑑み、かつらの自己脱着が可能となって、頭皮の洗浄が 容易になると共に、自毛の伸びに伴ってかつらが浮き上がってきても使用者自ら がかつらを容易に再装着できるようにし、更にかつらを固定しておく自毛を短期 間に適宜取り替えることができて、特定の自毛に負担がかからないようにしたか つら止着部材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案によるかつら止着部材の一つは、 ヒンジ部を有していて折り曲げ可能であり且つ両端部に互いに係脱自在な雌雄 の係合部が設けられて成り、かつらベースの周縁部に設けられた複数の通し部の 一つに通し且つ使用者の自毛を挟み込んだ状態で前記雌雄の係合部を係合せしめ ることにより、かつらベースを使用者の頭部に固定保持させるようにしたもので ある。
【0007】 また、本考案によるかつら止着部材の他の一つは、 ヒンジ部を有していて折り曲げ可能であり且つ両端部に互いに係脱自在な雌雄 の係合部が設けられていると共に、少なくとも一部に係合爪が設けられて成り、 使用者の自毛を挟み込み且つ前記雌雄の係合部を係合せしめた状態で前記係合爪 をかつらベースの周縁部に設けられた複数の通し部の一つに係合させることによ り、かつらベースを使用者の頭部に固定保持させるようにしたものである。
【0008】
【作用】
上記の構成によれば、かつらベースの周縁部に設けられた複数の通し部の一つ に通し且つ使用者の自毛を挟み込んだり、それを解除したり、また使用者の自毛 を挟み込み且つ係合爪をかつらベースの周縁部に設けられた複数の通し部の一つ に係合させたり、それを解除したりすることが可能であるので、かつらの自己脱 着が可能になる。その結果、頭皮の洗浄が容易になると共に、自毛の伸びに伴っ てかつらが浮き上がってきても使用者自らがかつらを容易に再装着できるように なる。更に、容易に再装着できるので、かつらを固定しておく自毛を短期間に適 宜取り替えることができて、特定の自毛に負担がかからない。
【0009】
【実施例】
以下、図1乃至図3に示した第1実施例に基づき、本考案をさらに詳細に説明 する。 図1に示したように、本考案によるかつら止着部材10は、樹脂成形により形 成され、中央部にインテグラルヒンジ等のヒンジ部11を有していて折り曲げ可 能であると共に、一端部に小判状の孔からなる雌型係合部12が設けられ且つ他 端部に大径頭部を有する突起からなる雄型係合部13が設けられていて、両係合 部12,13は互いに係脱自在となっている。更に、ヒンジ部11と雌型係合部 12との間及びヒンジ部11と雄型係合部13との間の各部分には、それぞれ粗 面14及び15が形成されている。
【0010】 本実施例は上述の如く構成されているので、図2に示したように、本実施例の 止着部材をかつらベース16の周囲に沿って設けられた複数個のループ17(図 面では二つしか示していない)の一つに通し且つ該止着部材の上面に使用者の一 対の自毛18の束を重ねて載せ、その後、図3に示したように、ヒンジ部11で 折り曲げてループ17の一部及び一対の自毛18の束を挟み込んだ状態で上記雌 雄の係合部12,13を係合せしめる。すると、止着部材10を介して、かつら ベース16が使用者の頭部に強固に固定保持されることになり、使用者が水泳等 のスポーツを行っても外れにくい。 尚、この時、止着部材10の粗面14,15は、一対の自毛18の束の本実施 例からの抜けを防止するのに役立つ。
【0011】 一方、頭皮の洗浄を行ったり、自毛の伸びに伴うかつらの浮き上がりを解消し たい場合は、上記と逆の手順をとれば、当該止着部材10がかつらベース16の ループ17及び使用者の自毛18の束から簡単に外れ、かつらは使用者の頭部か ら外れた状態となり、再び上記と同じ手順をとれば、かつらが再装着される。こ のようにかつらの自己脱着が可能になるので、頭皮の洗浄が容易になると共に、 自毛の伸びに伴ってかつらが浮き上がってきても使用者自らがかつらを容易に再 装着できるようになる。更に、短期間に再装着できると共に、その際当該止着部 材10を通すべきループ17として他の位置にあるものを選択し、それらに対応 してかつらベース16を固定しておく自毛18を適宜取り替えることができるの で、特定の自毛18に負担がかからず、その結果自毛18が傷んだり抜けたりす ることが防止される。
【0012】 尚、かつらベース16のループ17を雌雄の係合部12,13の近傍で挟持す るようにしても良い。
【0013】 図5は本考案の第2実施例の使用状態を示しており、これは、止着部材10の 雄型係合部13の頭部に係合爪19を一体的に形成し、使用者の自毛18を挟み 込み且つ雌雄の係合部12,13を係合せしめた状態で、係合爪19をかつらベ ース16の周囲に沿って設けられた複数個のループ17の一つに係合させるよう にしたものである。
【0014】 さらに図6は、この考案の第3実施例の使用状態を示しており、これは、雄型 係合部13を有する端部に係合爪20を一体的に形成し、使用者の自毛18を挟 み込み且つ雌雄の係合部12,13を係合せしめた状態で、係合爪20をかつら ベース16の周囲に沿って設けられた複数個のループ17の一つに係合させるよ うにしたものである。
【0015】 止着部材10を図5及び図6に示したように、かつらベース16のループ17 と係合させる手段を別途設けることにより、この止着部材10にて自毛18を挟 持した後で、かつらベースとこの止着部材10とを固定し得ることになるので、 予め止着部材10を頭部周囲の所望位置にて自毛18に挟着しておけば、次段に おいてかつら本体を頭部上に載置して位置合わせする際に、この位置合わせが極 めて容易となり、迅速なかつらの装着を行うことができる。
【0016】 なお、かつらベース16内面に取り付けるループ17は、図示の実施例のよう に該かつらベース16の外側に突出させることなく、かつらベース16の周囲の 若干引っ込んだ位置に配置されていてもよい。この場合、止着部材10も同様に かつらベース16の内面に入り込むようにすると、ループ17及び止着部材10 の全体がかつらベースによって完全に隠蔽され、かつらの毛髪の隙間を通しても これらが露見することがない。また、ループ17の代わりに、かつらベース16 の周縁部に複数の通し孔を設けて、それらのいくつかに止着部材10を通すよう にしても良い。
【0017】 さらに、止着部材10の粗面14,15は、本実施例では止着部材10の長辺 内面に一体的に形成された帯状の凹凸形状でなっているが、これに代えゴム板等 の高摩擦材を貼着,巻回等してもよい。特に、弾力性を有する柔軟なゴム材を両 面に対向配置して形成した場合は、挟着される自毛18が損傷しにくいので好適 である。
【0018】
【考案の効果】
上述したように本考案によるかつら止着部材によれば、かつらの自己脱着が可 能となって、頭皮の洗浄が容易になると共に、自毛の伸びに伴ってかつらが浮き 上がってきても使用者自らがかつらを容易に再装着でき、更にかつらを固定して おく自毛を短期間に適宜取り替えることができて、特定の自毛に負担がかからな いという実用上重要な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるかつら止着部材の第1実施例の斜
視図である。
【図2】上記第1実施例の使用方法を示す斜視図であ
る。
【図3】上記第1実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図4】上記第1実施例の他の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図5】第2実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図6】第3実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図7】従来のかつらの一例の内面を示す図である。
【符号の説明】
10 かつら止着部材 11 ヒンジ部 12 雌型係合部 13 雄型係合部 14,15 粗面 16 かつらベース 17 ループ 18 自毛 19,20 係合爪

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ部を有していて折り曲げ可能であ
    り且つ両端部に互いに係脱自在な雌雄の係合部が設けら
    れて成り、かつらベースの周縁部に設けられた複数の通
    し部の一つに通し且つ使用者の自毛を挟み込んだ状態で
    前記雌雄の係合部を係合せしめることにより、かつらベ
    ースを使用者の頭部に固定保持させるようにした、かつ
    ら止着部材。
  2. 【請求項2】 ヒンジ部を有していて折り曲げ可能であ
    り且つ両端部に互いに係脱自在な雌雄の係合部が設けら
    れていると共に、少なくとも一部に係合爪が設けられて
    成り、使用者の自毛を挟み込み且つ前記雌雄の係合部を
    係合せしめた状態で前記係合爪をかつらベースの周縁部
    に設けられた複数の通し部の一つに係合させることによ
    り、かつらベースを使用者の頭部に固定保持させるよう
    にした、かつら止着部材。
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