JP2554502B2 - かつら - Google Patents
かつらInfo
- Publication number
- JP2554502B2 JP2554502B2 JP62191539A JP19153987A JP2554502B2 JP 2554502 B2 JP2554502 B2 JP 2554502B2 JP 62191539 A JP62191539 A JP 62191539A JP 19153987 A JP19153987 A JP 19153987A JP 2554502 B2 JP2554502 B2 JP 2554502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wig
- fastening member
- hair
- user
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、止着部材を有するかつらに係り、構造が簡
単で且つ比較的薄く、しかも使用者の自毛に損傷を与え
ない止着部材付きかつらの改良に関するものである。
単で且つ比較的薄く、しかも使用者の自毛に損傷を与え
ない止着部材付きかつらの改良に関するものである。
従来、部分かつら等を頭部に装着する場合、本出願人
による特公昭54−16785号公報に開示されているような
止着部材を使用して、湾曲反転部材の反転力により使用
者の脱毛部周辺の自毛を挾持することによって、かつら
の使用者の頭部に固定保持するようにしている。
による特公昭54−16785号公報に開示されているような
止着部材を使用して、湾曲反転部材の反転力により使用
者の脱毛部周辺の自毛を挾持することによって、かつら
の使用者の頭部に固定保持するようにしている。
しかしながら、このような止着部材は湾曲反転部材に
櫛歯状に形成連設された突片が該湾曲反転部材の反転作
用により摩擦部に当接され得るように構成されているの
で、構造がやや複雑で且つ湾曲反転部材が上下に弓形状
に反転するようになっているため比較的厚く、このため
使用者の頭形に対応して形成されたかつらベースのフィ
ット感が損なわれると共に、ともすればその形状的なず
れが生ずるという欠点があった。また上記止着部材は数
箇所でのみ自毛を挾持するようになっているため、止着
部材で挾持した部分の自毛が切れたり抜けたりすること
があった。さらにこのような止着部材は、それ自体が比
較的大きく作製されるために、例えば円形脱毛症や外
傷,火傷による部分的脱毛等の場合に装着するための比
較的面積の小さいかつらに対しては不適当であった。こ
のような場合に両面テープ,接着剤等を使用してかつら
を固定すると、その部分の頭皮の皮膚呼吸が妨げられ、
また蒸れを生ずることになる。
櫛歯状に形成連設された突片が該湾曲反転部材の反転作
用により摩擦部に当接され得るように構成されているの
で、構造がやや複雑で且つ湾曲反転部材が上下に弓形状
に反転するようになっているため比較的厚く、このため
使用者の頭形に対応して形成されたかつらベースのフィ
ット感が損なわれると共に、ともすればその形状的なず
れが生ずるという欠点があった。また上記止着部材は数
箇所でのみ自毛を挾持するようになっているため、止着
部材で挾持した部分の自毛が切れたり抜けたりすること
があった。さらにこのような止着部材は、それ自体が比
較的大きく作製されるために、例えば円形脱毛症や外
傷,火傷による部分的脱毛等の場合に装着するための比
較的面積の小さいかつらに対しては不適当であった。こ
のような場合に両面テープ,接着剤等を使用してかつら
を固定すると、その部分の頭皮の皮膚呼吸が妨げられ、
また蒸れを生ずることになる。
本発明は、以上の点に鑑み、構造が簡単で且つ比較的
薄く、しかも使用者の自毛に損傷を与えないようにした
止着部材を備えたかつらを提供することを目的としてい
る。
薄く、しかも使用者の自毛に損傷を与えないようにした
止着部材を備えたかつらを提供することを目的としてい
る。
上記目的は、本発明によれば、1本又は複数本の線材
を縒り合わせることにより形成された止着部材が、例え
ばかつらベースの周知に沿って全周又はその一部に取り
付けられており、使用者の頭部に装着する際に、使用者
の自毛を上記止着部材の縒り合わせた線材の間を通すこ
とにより、使用者の頭部に固定保持させるようにしたか
つらにより達成される。
を縒り合わせることにより形成された止着部材が、例え
ばかつらベースの周知に沿って全周又はその一部に取り
付けられており、使用者の頭部に装着する際に、使用者
の自毛を上記止着部材の縒り合わせた線材の間を通すこ
とにより、使用者の頭部に固定保持させるようにしたか
つらにより達成される。
この発明によれば、かつらを使用者の頭部に装着する
ための止着部材が、1本又は複数本の金属線条等でなる
線材を縒り合わせることにより構成されているので、止
着部材自体が極めて簡単でしかも従来の止着部材に比較
して非常に薄くでき、したがって低コストで形成される
ことになる。しかも、かつらのフィット感が極めて良好
で、装着したままの睡眠も違和感なく可能であり、装着
時の形状的なずれも殆どない。また、かつらの頭部への
固定保持がかつらベースの適宜の箇所に取り付けられた
止着部材により均一に行われるため、使用者の自毛にか
かる負担が軽減されることができ、例えばかつらが強い
力で引っ張られた場合、従来のように止着部材が当接す
る一部分の自毛が切れたり抜けたりするような損傷を受
けることがない。
ための止着部材が、1本又は複数本の金属線条等でなる
線材を縒り合わせることにより構成されているので、止
着部材自体が極めて簡単でしかも従来の止着部材に比較
して非常に薄くでき、したがって低コストで形成される
ことになる。しかも、かつらのフィット感が極めて良好
で、装着したままの睡眠も違和感なく可能であり、装着
時の形状的なずれも殆どない。また、かつらの頭部への
固定保持がかつらベースの適宜の箇所に取り付けられた
止着部材により均一に行われるため、使用者の自毛にか
かる負担が軽減されることができ、例えばかつらが強い
力で引っ張られた場合、従来のように止着部材が当接す
る一部分の自毛が切れたり抜けたりするような損傷を受
けることがない。
本発明によれば、特に円形脱毛症や外傷,火傷による
脱毛等の場合に装着する比較的面積の小さなかつらにお
いても、自由に使用者の自毛に固定保持させることが可
能であり、この部分で使用者の頭皮が皮膚呼吸を妨げら
れたり、蒸れを生ずるようなことがない。
脱毛等の場合に装着する比較的面積の小さなかつらにお
いても、自由に使用者の自毛に固定保持させることが可
能であり、この部分で使用者の頭皮が皮膚呼吸を妨げら
れたり、蒸れを生ずるようなことがない。
さらに、止着部材を構成する線材を合成ゴム等により
被覆しておけば、止着部材の固定保持力が一層増大する
ことになる。
被覆しておけば、止着部材の固定保持力が一層増大する
ことになる。
以下、図面に示した一実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は、本発明によるかつらの一実施例の凹状内面
を示している。かつら1は、基本的には使用者の頭形に
対応して凸状の湾曲外面を有するように形成されたかつ
らベース2と、このかつらベース2の凸状湾曲外面に植
設された人毛及び/又は人工毛で成る毛髪繊維H1とから
構成されている。かつら1は所謂全かつらの他、図示の
如く例えば円形脱毛症の場合や部分的な脱毛部等を隠蔽
するために使用する面積の小さな部分かつらが含まれ
る。
を示している。かつら1は、基本的には使用者の頭形に
対応して凸状の湾曲外面を有するように形成されたかつ
らベース2と、このかつらベース2の凸状湾曲外面に植
設された人毛及び/又は人工毛で成る毛髪繊維H1とから
構成されている。かつら1は所謂全かつらの他、図示の
如く例えば円形脱毛症の場合や部分的な脱毛部等を隠蔽
するために使用する面積の小さな部分かつらが含まれ
る。
かつらベース2は、後述するようにネット部材により
形成されていてもよいが、本実施例でも透明又は半透明
のポリウレタン樹脂薄膜にて成形された可撓性を有する
人工皮膚製で成っており、好ましくは頭部の隠蔽部位よ
り若干幅広に形成される。このかつらベース2の周囲に
は第2図に示すようにネット3がループ状に縫着或いは
接着等により接合されている。
形成されていてもよいが、本実施例でも透明又は半透明
のポリウレタン樹脂薄膜にて成形された可撓性を有する
人工皮膚製で成っており、好ましくは頭部の隠蔽部位よ
り若干幅広に形成される。このかつらベース2の周囲に
は第2図に示すようにネット3がループ状に縫着或いは
接着等により接合されている。
このループ状に接合されなネット3にも同様に毛髪繊
維H1が結合され、このループの中に、本発明で使用され
る線材4で成る止着部材5が挿通されている。該止着部
材5は第3図に示すように1本の線材4を折曲し、これ
らを縒り合わせることにより全体が環状(第1図参照)
に形成されており、上記ループ状のネット3内でかつら
ベース2の周囲に沿って捲装されて固定されている。か
つらベース2がネット部材により構成されているとき
は、周囲のループ状ネット3はベースネットと一体形成
により形成されることができる。また止着部材5のかつ
らベース2への固定はループ状ネット3を使用すること
なく他の縫着,接着等の適宜手段により固定されていて
もよい。
維H1が結合され、このループの中に、本発明で使用され
る線材4で成る止着部材5が挿通されている。該止着部
材5は第3図に示すように1本の線材4を折曲し、これ
らを縒り合わせることにより全体が環状(第1図参照)
に形成されており、上記ループ状のネット3内でかつら
ベース2の周囲に沿って捲装されて固定されている。か
つらベース2がネット部材により構成されているとき
は、周囲のループ状ネット3はベースネットと一体形成
により形成されることができる。また止着部材5のかつ
らベース2への固定はループ状ネット3を使用すること
なく他の縫着,接着等の適宜手段により固定されていて
もよい。
止着部材5は第4図に示すように複数本、例えば2本
の線材4,4′を互いに縒り合わせて形成してもよい。
の線材4,4′を互いに縒り合わせて形成してもよい。
本発明によるかつらは以上のように構成されており、
次ぎにこのかつらを使用者の頭部に装着して使用する場
合につき、第5図を参照して説明すると、先ず使用者の
頭部6の所定位置にかつら1を載置する。その際、かつ
らベース2の周縁に備えられた止着部材5が使用者の脱
毛部周辺の自毛H2に当接するようにセットする(第5図
(A)参照)。
次ぎにこのかつらを使用者の頭部に装着して使用する場
合につき、第5図を参照して説明すると、先ず使用者の
頭部6の所定位置にかつら1を載置する。その際、かつ
らベース2の周縁に備えられた止着部材5が使用者の脱
毛部周辺の自毛H2に当接するようにセットする(第5図
(A)参照)。
ここで、止着部材5の縒り合わせた金属線4,4の間に
上方から針7をほぼ強制的に挿入し(第5図(B)参
照)、該針7の先端に形成された鉤7aにより自毛H2を該
金属線4,4の間に通して外側へ引き出すことにより、こ
の自毛H2が金属線4,4の間に挾持され(第5図(C)参
照)、このような作業をかつらの周囲全体、即ち止着部
材5の全長にわたって行うことにより、かつら1は使用
者の脱毛部周辺に自立した自毛H2により頭部6に固定保
持されることになる。そのとき、止着部材の縒り合わせ
た金属線4,4は、かつらベース2に植設された毛髪繊維H
1に覆い隠されるので、第三者に視認されることはな
く、また前記実施例のようにループ状ネット3内に挿通
されていれば毛髪繊維H1の隙間を通しても露見され得な
い。
上方から針7をほぼ強制的に挿入し(第5図(B)参
照)、該針7の先端に形成された鉤7aにより自毛H2を該
金属線4,4の間に通して外側へ引き出すことにより、こ
の自毛H2が金属線4,4の間に挾持され(第5図(C)参
照)、このような作業をかつらの周囲全体、即ち止着部
材5の全長にわたって行うことにより、かつら1は使用
者の脱毛部周辺に自立した自毛H2により頭部6に固定保
持されることになる。そのとき、止着部材の縒り合わせ
た金属線4,4は、かつらベース2に植設された毛髪繊維H
1に覆い隠されるので、第三者に視認されることはな
く、また前記実施例のようにループ状ネット3内に挿通
されていれば毛髪繊維H1の隙間を通しても露見され得な
い。
尚、金属線4としては、例えば鉄,ステンレス等の剛
性の材質のものが好適であり直径が約0.1乃至2.0mm程
度、好ましくは0.3乃至0.4mmの細線が使用される。ま
た、金属線に代え硬質プラスチックス等の細線を用いる
こともできる。
性の材質のものが好適であり直径が約0.1乃至2.0mm程
度、好ましくは0.3乃至0.4mmの細線が使用される。ま
た、金属線に代え硬質プラスチックス等の細線を用いる
こともできる。
線材4の表面は、第6図に示すように、合成ゴム8な
どの弾性管体により被覆されていれば、この合成ゴム8
により止着部材5の摩擦係数が大きくなるので、線材4,
4間に自毛H2を挿通した際の固定保持力が増大すること
になる。
どの弾性管体により被覆されていれば、この合成ゴム8
により止着部材5の摩擦係数が大きくなるので、線材4,
4間に自毛H2を挿通した際の固定保持力が増大すること
になる。
さらに、本発明は、止着部材をかつら内面の全周囲に
環状に取り付ける場合だけに限らず、第7図に示すよう
に、部分かつら1′において使用者の前頭部を除いた部
分で、そのかつらベース2′の周囲に沿って線材を縒り
合わせた止着部材5を取り付けるとともに、自毛が存在
する位置に対応したかつらベース2′のほぼ中央部等適
宜の箇所で、図示の如く適宜長さの止着部材5′を配置
することも可能であり、このかつらの場合も同様にフィ
ット感が良好で、且つ形状的なずれが殆どなく、さらに
使用者の自毛が傷むようなことはない。
環状に取り付ける場合だけに限らず、第7図に示すよう
に、部分かつら1′において使用者の前頭部を除いた部
分で、そのかつらベース2′の周囲に沿って線材を縒り
合わせた止着部材5を取り付けるとともに、自毛が存在
する位置に対応したかつらベース2′のほぼ中央部等適
宜の箇所で、図示の如く適宜長さの止着部材5′を配置
することも可能であり、このかつらの場合も同様にフィ
ット感が良好で、且つ形状的なずれが殆どなく、さらに
使用者の自毛が傷むようなことはない。
〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、折曲した1本の
線材を又は複数本の線材を縒り合わせることにより形成
された止着部材をかつらベースに取り付け、かつらを使
用者の頭部に装着する際に、使用者の脱毛部周辺の自毛
を上記止着部材の縒り合わせた線材の間を通すことによ
り、使用者の頭部に固定保持させるように構成したか
ら、かつらを使用者の頭部に装着するための止着部材が
線材を縒り合わせることにより構成されているので、止
着部材自体が極めて簡単な構成で且つ従来の止着部材に
比較して非常に薄く、したがって低コストで形成される
ことになりかつらのフィット感が極めて良好で、装着し
たままの睡眠や洗髪等も違和感なく可能となり、しかも
装着時の形状的なずれも殆どない。
線材を又は複数本の線材を縒り合わせることにより形成
された止着部材をかつらベースに取り付け、かつらを使
用者の頭部に装着する際に、使用者の脱毛部周辺の自毛
を上記止着部材の縒り合わせた線材の間を通すことによ
り、使用者の頭部に固定保持させるように構成したか
ら、かつらを使用者の頭部に装着するための止着部材が
線材を縒り合わせることにより構成されているので、止
着部材自体が極めて簡単な構成で且つ従来の止着部材に
比較して非常に薄く、したがって低コストで形成される
ことになりかつらのフィット感が極めて良好で、装着し
たままの睡眠や洗髪等も違和感なく可能となり、しかも
装着時の形状的なずれも殆どない。
また、かつらの固定保持がかつらベースの周囲に沿っ
て取り付けられた止着部材を介して広い範囲で自毛を挾
持することにより均一に行われるため、使用者の自毛に
かかる負担が軽減されることができ、例えばかつらが強
い力で引っ張られた場合、従来のように止着部材が当た
る一部分の自毛が切れたり抜けたりするという損傷を受
けることがない。
て取り付けられた止着部材を介して広い範囲で自毛を挾
持することにより均一に行われるため、使用者の自毛に
かかる負担が軽減されることができ、例えばかつらが強
い力で引っ張られた場合、従来のように止着部材が当た
る一部分の自毛が切れたり抜けたりするという損傷を受
けることがない。
また、例えば円形脱毛症や外傷,火傷による脱毛等の
如き場合に装着する比較的面積の小さなかつらにおいて
も本発明のかつらは適用でき、止着部材を自由に使用者
の自毛に固定保持させることが可能であり、この部分で
使用者の頭皮が皮膚呼吸を妨げられたり、蒸れを生ずる
ようなことがない。さらに、止着部材を構成する金属線
等の線材を合成ゴム等により被覆しておけば、自毛にか
かる負担が一層軽減されるとともに、止着部材の固定保
持力が増大することになる。
如き場合に装着する比較的面積の小さなかつらにおいて
も本発明のかつらは適用でき、止着部材を自由に使用者
の自毛に固定保持させることが可能であり、この部分で
使用者の頭皮が皮膚呼吸を妨げられたり、蒸れを生ずる
ようなことがない。さらに、止着部材を構成する金属線
等の線材を合成ゴム等により被覆しておけば、自毛にか
かる負担が一層軽減されるとともに、止着部材の固定保
持力が増大することになる。
第1図は本発明によるかつらの一実施例の内面を示す
図、第2図は第1図のかつらの周囲を示す拡大断面図、
第3図及び第4図は止着部材の構造の一部を示す拡大
図、第5図は第1図のかつらの装着の際の固定方法を順
次に示す図、第6図は止着部材を構成する金属線の断面
図、第7図は本発明によるかつらの他の実施例の内面を
示す図である。 1……かつら;2……カツラベース;3……ネット;4,4′…
…線材;5,5′……止着部材;6……使用者の頭部;7……
針;8……合成ゴム;H1……毛髪繊維;H2……自毛。
図、第2図は第1図のかつらの周囲を示す拡大断面図、
第3図及び第4図は止着部材の構造の一部を示す拡大
図、第5図は第1図のかつらの装着の際の固定方法を順
次に示す図、第6図は止着部材を構成する金属線の断面
図、第7図は本発明によるかつらの他の実施例の内面を
示す図である。 1……かつら;2……カツラベース;3……ネット;4,4′…
…線材;5,5′……止着部材;6……使用者の頭部;7……
針;8……合成ゴム;H1……毛髪繊維;H2……自毛。
Claims (8)
- 【請求項1】線材を縒り合わせることにより形成された
止着部材がかつらベースの周知に沿って取り付けられて
おり、使用者の頭部に装着する際に、使用者の自毛を上
記止着部材の縒り合わせた線材の間を通すことにより、
使用者の頭部に固定保持させるようにしたことを特徴と
するかつら。 - 【請求項2】前記止着部材が、かつらベースの全周にわ
たって配置されていることを特徴とする、特許請求の範
囲第1項に記載のかつら。 - 【請求項3】前記止着部材が、かつらベースの周囲の一
部にわたって配置されていることを特徴とする、特許請
求の範囲第1項に記載のかつら。 - 【請求項4】前記かつらベースの全周又は周囲の一部に
沿ってネットがループ状に接合され、このループ状のネ
ットの中に前記止着部材が挿入されていることを特徴と
する、特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載
のかつら。 - 【請求項5】前記止着部材が、かつらベースの内面又は
外面の適宜の箇所に配置されていることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載のかつ
ら。 - 【請求項6】前記止着部材が、二つ折りにした1本の線
材を縒り合わせて形成されていることを特徴とする、特
許請求の範囲第1項乃至第5項の何れかに記載のかつ
ら。 - 【請求項7】前記止着部材が、複数本の線材を縒り合わ
せて形成されていることを特徴とする、特許請求の範囲
第1項乃至第5項の何れかに記載のかつら。 - 【請求項8】前記止着部材を構成する線材が、ゴム材に
より被覆されていることを特徴とする、特許請求の範囲
第1項に記載のかつら。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62191539A JP2554502B2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | かつら |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62191539A JP2554502B2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | かつら |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6440605A JPS6440605A (en) | 1989-02-10 |
JP2554502B2 true JP2554502B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=16276354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62191539A Expired - Lifetime JP2554502B2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | かつら |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554502B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0425819U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-03-02 | ||
JPH0465504A (ja) * | 1990-07-03 | 1992-03-02 | Sanraizu:Kk | かつらの取付け方法 |
JP2615262B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1997-05-28 | 株式会社アデランス | かつらの装着方法及びこれに使用するかつらベース |
JPH0566012U (ja) * | 1992-02-07 | 1993-08-31 | 株式会社太田製作所 | かつら |
JP4883551B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2012-02-22 | 株式会社アデランス | かつら及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-07-31 JP JP62191539A patent/JP2554502B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6440605A (en) | 1989-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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