JPH0527013Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0527013Y2 JPH0527013Y2 JP1985121141U JP12114185U JPH0527013Y2 JP H0527013 Y2 JPH0527013 Y2 JP H0527013Y2 JP 1985121141 U JP1985121141 U JP 1985121141U JP 12114185 U JP12114185 U JP 12114185U JP H0527013 Y2 JPH0527013 Y2 JP H0527013Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- environmental test
- test chamber
- flow path
- environmental
- air flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 48
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 claims description 28
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、電子部品などの高湿若しくは低温環
境における耐久性のテスト、その他製品の信頼性
試験を行うのに用いる環境試験装置の改良に関す
るものである。
境における耐久性のテスト、その他製品の信頼性
試験を行うのに用いる環境試験装置の改良に関す
るものである。
従来の技術
従来、この種の装置は、空気流路中に、冷凍機
による冷却器及び/又は加熱ヒータ、送風機、更
に必要に応じて、加湿器を設けて、所定の温度、
湿度条件の空気を送り出す恒温空気供給装置と、
この恒温空気供給装置に空気ダクトを介して空気
循環流路をなすように結合する環境試験室とから
構成される。例えば、電子製品などの被試験品
を、高温環境(たとえば80℃)において、エージ
ング(耐久性試験)を行う場合、所定の温度環境
に調整された環境試験室中に被試験体を搬入し、
所定時間被試験品に通電して、これが正常に機能
するか否かテストされる。この場合、被試験品の
環境試験室への搬入搬出は、人手によつて行うの
が一般的である。
による冷却器及び/又は加熱ヒータ、送風機、更
に必要に応じて、加湿器を設けて、所定の温度、
湿度条件の空気を送り出す恒温空気供給装置と、
この恒温空気供給装置に空気ダクトを介して空気
循環流路をなすように結合する環境試験室とから
構成される。例えば、電子製品などの被試験品
を、高温環境(たとえば80℃)において、エージ
ング(耐久性試験)を行う場合、所定の温度環境
に調整された環境試験室中に被試験体を搬入し、
所定時間被試験品に通電して、これが正常に機能
するか否かテストされる。この場合、被試験品の
環境試験室への搬入搬出は、人手によつて行うの
が一般的である。
考案の構成
本考案は、このような情況において、環境試験
システムの自動化を行うのに適した環境試験装置
の開発を目的としてなされたものであつて、その
要旨は、恒温空気供給装置と、該供給装置に循環
結合する環境試験室とから成る環境試験装置にお
いて、環境試験室中に、無人搬送車などと被試験
品の授受を行うことのできる、被試験品搬入搬出
用コンベア装置を設けた点にある。以下、一実施
例に基ずいて詳細に説明する。
システムの自動化を行うのに適した環境試験装置
の開発を目的としてなされたものであつて、その
要旨は、恒温空気供給装置と、該供給装置に循環
結合する環境試験室とから成る環境試験装置にお
いて、環境試験室中に、無人搬送車などと被試験
品の授受を行うことのできる、被試験品搬入搬出
用コンベア装置を設けた点にある。以下、一実施
例に基ずいて詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す環境試験装
置であつて、断熱壁20によつて囲まれた空間を
仕切壁21で仕切ることにより、環境試験室22
と、空気流路23を形成し、空気流路23中に
は、電熱ヒータ24、冷凍機による冷却器25、
送風機26が収納されており、図示しない温度セ
ンサと制御器とにより、加熱ヒータ24、冷却機
等の運転を制御して、仕切壁21下端から底板2
0aと平行に張設した多孔板21aの通気孔から
成る空気入口27,27…、から戻つた空気を所
定の温度に調整して、仕切壁21の上端と、天板
20bとの間の間隙から成る空気出口28から、
環境試験室22へ再び送り出ように結合してい
る。30は、環境試験室22の前面に設けられた
開閉戸、31は、該戸30を上下にスライドさせ
るためのチエーンであつて、断熱壁20の外側を
一周する状態にスプロケツト31a、モータ3
2、スプロケツト32a,33aによつて案内さ
れて両端が開閉戸30の上下端縁に固定されてい
る。該チエーン30は、駆動モータ32により、
開閉戸30を、スライド枠33に沿つて上下動し
て、環境試験室の開口部29を開閉するようにな
つており、34は、被試験品40の通電接続端子
41を鋏様に挟んで接続給電する給電端子であ
る。このような環境試験室22に、被試験品の出
し入れを行う為の開口部29の下端に設けたヘツ
ドプーリ3と、空気流路23中に設けられた駆動
プーリ2との間に、仕切壁21の下端近傍を貫通
する状態で張設されたコンベアベルト1とから成
るバルトコンベア装置が設けられている。4は、
スナツププーリ、5は、キヤリアローラ、6は、
リターンローラである。
置であつて、断熱壁20によつて囲まれた空間を
仕切壁21で仕切ることにより、環境試験室22
と、空気流路23を形成し、空気流路23中に
は、電熱ヒータ24、冷凍機による冷却器25、
送風機26が収納されており、図示しない温度セ
ンサと制御器とにより、加熱ヒータ24、冷却機
等の運転を制御して、仕切壁21下端から底板2
0aと平行に張設した多孔板21aの通気孔から
成る空気入口27,27…、から戻つた空気を所
定の温度に調整して、仕切壁21の上端と、天板
20bとの間の間隙から成る空気出口28から、
環境試験室22へ再び送り出ように結合してい
る。30は、環境試験室22の前面に設けられた
開閉戸、31は、該戸30を上下にスライドさせ
るためのチエーンであつて、断熱壁20の外側を
一周する状態にスプロケツト31a、モータ3
2、スプロケツト32a,33aによつて案内さ
れて両端が開閉戸30の上下端縁に固定されてい
る。該チエーン30は、駆動モータ32により、
開閉戸30を、スライド枠33に沿つて上下動し
て、環境試験室の開口部29を開閉するようにな
つており、34は、被試験品40の通電接続端子
41を鋏様に挟んで接続給電する給電端子であ
る。このような環境試験室22に、被試験品の出
し入れを行う為の開口部29の下端に設けたヘツ
ドプーリ3と、空気流路23中に設けられた駆動
プーリ2との間に、仕切壁21の下端近傍を貫通
する状態で張設されたコンベアベルト1とから成
るバルトコンベア装置が設けられている。4は、
スナツププーリ、5は、キヤリアローラ、6は、
リターンローラである。
上記実施例では、恒温空気供給装置と、環境試
験室とが、断熱壁20によつて囲まれた空間中に
一体に組みこまれた例を示したが、これは必ずし
も一体である必要はなく、両者がダクトを介して
環境結合されるものでもよい。又、コンベア装置
は、ベルトコンベア、エプロンコンベア装置等搬
送する製品に応じて選択されることは言うまでも
ない。
験室とが、断熱壁20によつて囲まれた空間中に
一体に組みこまれた例を示したが、これは必ずし
も一体である必要はなく、両者がダクトを介して
環境結合されるものでもよい。又、コンベア装置
は、ベルトコンベア、エプロンコンベア装置等搬
送する製品に応じて選択されることは言うまでも
ない。
効 果
本願装置によれば、スライド枠に沿つてスライ
ドする開閉戸と、該開閉戸の内側直近に搬入搬出
端を位置せしめたコンベア装置とにより、被試験
品の出し入れに伴う外部からの熱の影響が極めて
少なくて済む。更に、ベルトコンベアなどは、環
境試験室内の空気の流れを遮断して、コンベア上
に気流のポケツトを生起せしめるので、その上に
ある被試験品に、均一に気流があたらなくなつ
て、試験精度が低下するおそれがあるが、床板に
沿つて設けられた多孔板は、試験室内を流れる気
流の速度や方向を調整することにより、これを未
然に防止する効果がある。又、例示した如き環境
試験装置を多数列設し、これに無人搬送車、或
は、コンベア装置など他の適宜な被試験品搬送手
段と組み合わせることにより、被試験品の環境試
験室への、搬入搬出を自動化することができ、人
手によつて行うのと比べて、格段の省力化がなさ
れると共に、従来、搬入搬出に困難を伴つた重量
物、危険物でも容易に安全に取り扱えて、危険防
止の点でも優れている。又、高温、若しくは、極
低温試験の場合、被試験品を室温に馴化する必要
がなく、高温(低温)のまま、ただちに搬送を行
うことができる利点も見逃し得ない効果である。
ドする開閉戸と、該開閉戸の内側直近に搬入搬出
端を位置せしめたコンベア装置とにより、被試験
品の出し入れに伴う外部からの熱の影響が極めて
少なくて済む。更に、ベルトコンベアなどは、環
境試験室内の空気の流れを遮断して、コンベア上
に気流のポケツトを生起せしめるので、その上に
ある被試験品に、均一に気流があたらなくなつ
て、試験精度が低下するおそれがあるが、床板に
沿つて設けられた多孔板は、試験室内を流れる気
流の速度や方向を調整することにより、これを未
然に防止する効果がある。又、例示した如き環境
試験装置を多数列設し、これに無人搬送車、或
は、コンベア装置など他の適宜な被試験品搬送手
段と組み合わせることにより、被試験品の環境試
験室への、搬入搬出を自動化することができ、人
手によつて行うのと比べて、格段の省力化がなさ
れると共に、従来、搬入搬出に困難を伴つた重量
物、危険物でも容易に安全に取り扱えて、危険防
止の点でも優れている。又、高温、若しくは、極
低温試験の場合、被試験品を室温に馴化する必要
がなく、高温(低温)のまま、ただちに搬送を行
うことができる利点も見逃し得ない効果である。
第1図は、本考案の一実施例を示す概念図であ
る。
る。
Claims (1)
- 送風機を有する空気流路中に、加熱器及び/又
は冷却器を備えた恒温空気供給装置と、該恒温空
気供給装置と共に空気循環流路をなすように連結
する環境試験室とから成る環境試験装置におい
て、前記環境試験室が、その前面に設けた開口部
を開閉自在に閉塞するスライド式開閉戸と、該開
閉戸の内側直近に被試験品の搬入搬出端を臨まし
めて成るコンベア装置とを備えており、該コンベ
ア装置の下方には、環境試験室から流出する循環
空気流を調整する多孔板が環境試験室の底板に沿
つて空気流路を遮断する状態で張設されているこ
とを特徴とする環境試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985121141U JPH0527013Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985121141U JPH0527013Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6230158U JPS6230158U (ja) | 1987-02-23 |
JPH0527013Y2 true JPH0527013Y2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=31010126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985121141U Expired - Lifetime JPH0527013Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527013Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6742945B2 (ja) * | 2017-05-23 | 2020-08-19 | Jfeテクノリサーチ株式会社 | 環境試験装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5824916U (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-17 | 株式会社アドバンテスト | 押釦スイツチ |
JPS5942882A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 恒温恒湿装置 |
JPS59145949A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-21 | Nippon Saamic:Kk | 広域温湿度雰囲気試験装置 |
JPS60633U (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | 日本電気株式会社 | 文書作成装置 |
JPS6023674U (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-18 | 株式会社日立製作所 | 吸収式冷凍機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59125433U (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-23 | 有限会社浜崎製作所 | 積載荷物の移動装置 |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP1985121141U patent/JPH0527013Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5824916U (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-17 | 株式会社アドバンテスト | 押釦スイツチ |
JPS5942882A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 恒温恒湿装置 |
JPS59145949A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-21 | Nippon Saamic:Kk | 広域温湿度雰囲気試験装置 |
JPS60633U (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-07 | 日本電気株式会社 | 文書作成装置 |
JPS6023674U (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-18 | 株式会社日立製作所 | 吸収式冷凍機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6230158U (ja) | 1987-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6373270B1 (en) | Product carrier for environmental test system | |
TWI578000B (zh) | 零件檢查裝置、及處理器 | |
JPH0527013Y2 (ja) | ||
WO2017147299A1 (en) | Active system for improved temperature control and air mixing inside refrigerated truck boxes, trailers and intermodal containers | |
KR102509238B1 (ko) | 검사 장치 | |
SE8202513L (sv) | Klimatiseringsanleggning, speciellt for fodoemnen | |
KR20150103512A (ko) | 테스트핸들러 및 테스트핸들러에서의 테스트트레이 순환 방법 | |
JPH0322579B2 (ja) | ||
US6010399A (en) | Use of a sensor to control the fan filter unit of a standard mechanical inter face | |
CN115228512A (zh) | 一种温度模拟试验箱 | |
JPS61140733A (ja) | 恒温装置 | |
CN111273111A (zh) | 一种适用于电子产品的试验箱 | |
US1431146A (en) | Drying apparatus | |
JPH07104262B2 (ja) | 結露試験器 | |
CN111273107A (zh) | 伺服驱动装置测试柜 | |
JP2519858B2 (ja) | アクセスブ―ス付き環境試験装置 | |
JPH11294793A (ja) | 試験室の空調方法及び空調設備 | |
JPH05172735A (ja) | 環境試験装置の構造 | |
CN216728070U (zh) | 一种在线自动控温湿固化间 | |
JP5530721B2 (ja) | エアカーテン兼用空調システム | |
CN212159957U (zh) | 一种适用于电子产品的试验箱 | |
JPH0546273Y2 (ja) | ||
JPS61161462A (ja) | Icハンドラの恒温槽 | |
JPS59184871A (ja) | 電子部品の負荷試験装置 | |
JPH03195944A (ja) | 冷熱衝撃試験装置 |