JPS61140733A - 恒温装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はプリント基板等の被試験体の冷却および加熱試
験を行う恒温装置に係り、特に被試験体の恒温室への搬
入、搬出構造に関する。

〔発明の背景〕

従来の恒温装置は、例えば特１公昭４７−２９２６５号
公報で示されるような構成となっているのが一般的であ
る、即ち第３図に示すように、断熱材で囲われた恒温室
１内に、冷却器２、加熱器８および送風機４番設置する
と共にプリント基板等の被試験体５の載置棚６を設け、
かつ恒温室１の側壁に、被試験体６の出し入れ用のｓ７
を設けた構成となっている。そして、被試験体５の冷却
、加熱試験に際しては、扉７を開けて被試験体６を恒温
室１内の載置棚６上ヘセツトし、室内の空気を送風機４
により矢印の如く冷却器２、加熱器８の順に循環させて
、恒温室１内を所定温度に保持し、被試験体５の冷却ま
たは加熱試験を行い、試験終了後は扉７を開けて被試験
体５を恒温室１から取出すようにしている。尚、図中８
は冷却器２の冷却ユニットを示す。

しかるに、前述の恒温装置においては、被試験体６の環
境試験を行う場合、前工程の装置から送られてくる被試
験体を人手により恒温室１内の載置棚６ヘセツトし、試
験終了後は再び人手により恒温室１から取出して後工程
の装置へ運搬しなければな′らない問題がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、被試験体の前工程装置から恒温室への
搬入および試験終了後の恒温室から後工程装置への搬出
を、人手に頼ることなく自動的に行える恒副装置全提洪
することにある。

〔発明の概要〕

この目的を達成するために、本発明は、恒温室に被試験
体の入口および出口を設けると共に、該恒温室内に、被
試験体を載置でき、かつこれを前記入口側から出口側に
向って移送できる運搬装置を設置し、前記入口および出
口には、これを開閉するシャッターを設けた構成とした
ものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。第１図は本発明による恒温装置の内部を示−ｒ断面
図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図を示している。図
において、この恒温装置は。

断熱材で囲１れた恒温室１１と、との恒温室１１内に設
置される冷却器１２、加熱器１８および送風機１４とを
備えている。前記恒温室１１は、該恒温室１内の空気が
送風機１４により矢印の如く冷却器１２、加熱器１Ｂの
順に循環させられることで、所定のｍ度に保持されるよ
うになっている。送風機１４の吹出口側には、恒温室１
１内に錦度むらが生ずるのを防止する整流板１５ｆ／′
ｉ設けられている。また、恒温室１１の前工程装置１６
と対向する側壁には被試験体搬入用の入口１７が開設さ
れ、かつ後工程装置１８と対向する側壁には被試験体搬
出用の出口１９が開設されている。また恒温室１１内に
は、被試験体２０を載置でき、かつとれを前記入口１１
．７側から出口１９側に向って移送できる搬送装置２１
が設置されている。この搬出装置２１は、ベルトコンベ
ア２１Ａと、その駆動モータ２１Ｂとから構成されてい
る。一方、前記入口１７および出口１９には、これを開
閉スルシゾター２２が設けられている。この各シャッタ
ー２２は駆動機２８ＶＣより開閉動作されるようになっ
ていると共に、閉じたとき恒温室１１内、−３− の熱を外部に逃がさないよう断熱性を有している。また
、これらのシャッター２２と、＠記搬送装置２１とは互
にインターロックされて、動作が側脚されるようになっ
ている。

また、■ｎ記恒恒温１１の土壁には、搬送装置２１上の
被試験体２０を整列させる等のための扉２８が設けられ
ている。同、図中２４は冷却器１２の冷却ユニットを示
す。

次に本実施例の作用について説明する。

前工程装置１６から被試験体２０の搬出指令が出される
と、入口１７のシャッター２２が開き動作すると共に搬
送装置２１のベルトコンベア２１八が駆動する。そして
、前記入口１７を介してベルトコンベア２１Ａ上に被試
験体２０が載り移ると、該ベルトコンベア２１Ａが停止
すると共に、前記シャッター２２が閉じる。恒温室１１
内で所定の時間、冷却または加熱試験が行われると、出
口１９のシャッター２２が開き動作すると共に。

前記ベルトコンベア２１Ａが駆動して被試、験体２０を
出口１９より後工程装置１８へ搬出させ、そ、−４− の後、出口１９のシャッター２２が閉じると共にベルト
コンベア２１Ａが停止する。

従って、本実施例によれば、被試験体２０の前工程装置
１８から恒温室１１への搬入および試験終了後の恒温室
１１から後工程装置１９への搬出を、人手に頼ることな
く自動的に行うことができる。

尚、本実施例においては、搬送装置としてベルトコンベ
アを使用した例を示したが、チェーン等の搬送装置を使
用するようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、被試験体の前工
程装置から恒温室への搬入および試験終了後の恒温室か
ら後工程装置への搬出を、人手に頼ることなく自動的に
行える。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の一実施例を示し、第１図は本
発明による恒温装置の内部を示す断面図、第２図は第１
図のＡ−Ａ線断面図、第８図は従来の恒温装置の内部を
示す断面図である。 １１・・・恒温室　１２・・・冷却器　１８・・・加熱
器１４・・・送風機　１７・・・入口　１９・・・出口
　２１・・・搬送装置　２１Ａ・・・ベルトコンベア　
２２・・・シャッター。 伐理人　弁理士　高　橋　明　夫 茎１ｍ 半ｚｆｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被試験体の冷却、加熱試験を行うための恒温室と、その
   恒温室内に設けられる冷却器、加熱器および送風機とを
   備え、恒温室内の空気を送風機により冷却器、加熱器の
   順に循環させて、恒温室を所定の温度に保持するように
   して成る恒温装置において、前記恒温室に被試験体の入
   口および出口を設けると共に、該恒温室内に、被試験体
   を載置でき、かつこれを前記入口側から出口側に向って
   移送できる搬送装置を設置し、前記入口および出口には
   、これを開閉するシャッターを設けたことを特徴とする
   恒温装置。