JPH01212707A - 還元脱脂炉 - Google Patents

還元脱脂炉

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JPH01212707A
JPH01212707A JP3629088A JP3629088A JPH01212707A JP H01212707 A JPH01212707 A JP H01212707A JP 3629088 A JP3629088 A JP 3629088A JP 3629088 A JP3629088 A JP 3629088A JP H01212707 A JPH01212707 A JP H01212707A
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JP
Japan
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chamber
cooling
workpiece
degreasing
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP3629088A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Wakai
若井 博
Yoshiyasu Iino
飯野 吉保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
Priority to JP3629088A priority Critical patent/JPH01212707A/ja
Publication of JPH01212707A publication Critical patent/JPH01212707A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、焼結晶(ワーク)に付着している鉱油、油脂
等の潤滑剤を還元性雰囲気下で脱脂する還元脱脂炉に関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種の還元脱脂炉としては、炉内に変成ガス(
例えば、H2約40%、CO約20%)を供給して、炉
内を還元性雰囲気に保持した状態で、連続的に炉入口か
らワークを供給してこのワークを約450℃に加熱する
ことによりワークに付着している鉱油等を気化させるも
のが知られている。この場合、炉内に外気が混入すると
爆発するおそれがあるため、炉出入口にはフレームカー
テンを配置していると共に、脱脂後のワークは、ウォー
タージャケットを備えた冷却区間において徐々に冷却さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の還元脱脂炉にあっては、ウォ
ータージャケットによる冷却のため、長い冷却区間が必
要であり、従って、炉の全長が長くなると共に、ワーク
が炉内に入っている時間が長い(10時間以上)という
問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、脱脂処理に要する時間が短時間ですみ
、かつフレームカーテンを使用することなく、確実に外
気の混入を防ぐことができると共に、炉の全長を短縮で
きる還元脱脂炉を提供することにある。
(課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、ワークを予熱す
るパージ室と、該パージ室で予熱されたワークを加熱し
て脱脂する脱脂室と、該脱脂室で脱脂されたワークを冷
却する冷却室とを連設し、上記各室の前後を仕切る扉を
該各室に開閉自在に設け、かつ上記各室に、該各室内を
不活性なガスで置換する雰囲気ガス供給源を設けたもの
である。
〔作用〕
本発明の還元脱脂炉にあっては、パージ室、脱脂室、及
び冷却室を仕切る扉を順次開閉してワークを各室に順次
装入すると共に、この装入操作毎に雰囲気ガス供給源か
ら不活性なガスを各室に供給して雰囲気ガスの入れ替え
を行なうことにより、外気の混入を防ぐと共に、冷却室
においては積極的にかつ集中的にワークの冷却を行なう
ことにより、冷却ゾーン及び冷却時間の短縮を図る。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第5図に基づいて本発明の一実施例
を説明する。
第1図は本発明の還元脱脂炉の一例を示す正面図である
。そして、この還元脱脂炉は、ワーク1の炉内への装入
のための入口チープル2と、上記ワーク1の炉外への装
出のための出口チープル3との間に、ワーク1を予熱す
るためのパージ室4と、このパージ室4で予熱されたワ
ーク1を加熱して脱脂する脱脂室5と、この脱脂室5で
脱脂されたワーク1を冷却する冷却室6とが順に並んで
設けられている。
上記ワーク1は、多数の焼結晶を載置したトレイが複数
枚棚体内に81重されてなるものである。
また、上記入口チープル2及び出口チープル3は、それ
ぞれ枠体20.30上にローラーレール21゜31が設
置されたものである。そして、入口チープル2には、オ
イルパン22と上記ローラーレール21上に出没自在に
設置されたストッパ23とが付設されている。
上記パージ室4は、内外の板金40の間に断熱材41が
充填され、かつ内部にシースヒーター42とローラーレ
ール43と攪拌ファン44とタクトブツシャ45とがI
Iされている。そして、上記攪拌ファン44は室外上部
の回転装置46によって回転せしめられている。また、
タクトブツシャ45は、その前後一対の係合ツメ48が
一対のローラーレール43の間に該ローラーレール43
に沿って移動自在に設けられ、かつ室外下部の駆動装M
47によって往復移動せしめられるようになっている。
そして、このタクトブツシャ45は、上記入口チープル
2上のワーク1をパージ室4を経て脱脂室5内に装入す
るために、入口チープル2側から脱脂室5側に移動する
場合には(第1図において左側から右方に移動する場合
には)、〇−ラーレール21.43.51より上方に突
出してワーク1と係合すると共に、脱脂室5側から入口
チープル2側に移動する場合にはく第1図において右側
から左方に移動する場合には)、O−シーレール21,
43.51上より下方に退避してワーク1と係合しない
ように構成されている。
また、上記脱脂室5は、マツフル50構造とされ、内部
に上記ローラーレール51と攪拌ファン52とモルダサ
ームヒーター53とが設置されている。そして、上記攪
拌ファン52は室外上部の回転装置54によって回転せ
しめられている。さらに、上記脱脂室5の下方には、排
油口55を介して排油を回収する排油タンク56が設置
されている。
上記冷却室6は、内側が2重板金でかつ外装にウォータ
ージャケット60を有する構造されていると共に、室内
には、冷却ファン61とフィンクーラー62とローラー
レール63とタクトブツシャ64とが設置されている。
そして、上記冷却ファン61は、室外上部の回転@置6
5によって回転せしめられている。また、タクトブツシ
ャ64は、上記タクトブツシャ45と同様の構成を有す
るもので、その前後一対の係合ツメ67が一対のローラ
ーレール51の間に該ローラーレール51に沿って移動
自在に設けられ、かつ室外下部の駆動装置66によって
、脱脂室5内のワーク1を冷W室6を経て出口チープル
3に搬出するようになっている。
さらに、上記パージ室4の入口部、パージ室4と脱脂室
5との間、脱脂室5と冷却室6との間、冷却室6の出口
部には、それぞれg!70,71゜72.73が開閉自
在に設けられている。そして、これらの扉70.71.
72.73を昇降(開閉)させるエアーシリンダ80,
81,82.83がそれぞれ扉70,71.72.73
に連結されている。また、上記パージ室4.脱脂室5.
冷却室6には、そtlれIla弁V1.V2.V3を介
して窒素ガスを供給するための供給源90が連結されて
いると共に、脱脂室5には、還元性の変性ガスG (H
z約40%、CO約20%を含有した通称ハイエンガス
)が供給されるようになっている。
上記のように構成された還元脱脂炉において、ワーク1
の脱脂を行なう場合には、入口チープル2上の所定位置
(ストッパ23に当たる位置)にワーク1を載置した状
態において、まず、パージ室4内の攪拌ファン44の回
転を停止して、パージ室4内の一酸化炭素(CO)1度
を測定し、パージ室4内のCO淵度が所定値以下である
ことを確認する。
次いで、上記ストッパ23を下降させて、入口チープル
2上のワーク1の搬送通路から退避させた後に、エアー
シリンダ80を操作してパージ室4の入口側の扉70を
開く。続いて、パージ室4内のタクトブツシャ45を駆
動装置47によって駆動して、その係合ツメ48を入口
チープル2側に後退させ、入口チープル2上のワーク1
と係合させた後、パージ室4側に戻す(前進させる)こ
とにより、ワーク1をパージ室4内に装入する。
さらに、パージ室4の入口側の扉70をエアーシリンダ
80によって閉じた後、入口チープル2上にストッパ2
3を突出させて次のワーク1の装入に備えると共に、パ
ージ室4内に窒素ガスを所定時間供給し、かつ攪拌ファ
ン44を回転させる。
そして、パージ室4内のワーク1の予熱く180℃〜2
50℃)をシースヒータ42によって行なう。
次いで、パージ室4内でのワーク1の予熱が設定された
時間(例えば、1時間)行なわれると、パージ室4及び
脱脂室5内の攪拌ファン44.52を停止して、パージ
室4内の酸素(Oz)i11度を測定し、パージ室4内
の02II度が設定値以下であることを確認する。
続いて、パージ室4と脱脂室5との間の扉71をエアー
シリンダ81によって開いた後に、パージ室4内のタク
トブツシャ45の係合ツメ48を前進させかつ元の位置
に戻すことにより、ワーク1を脱脂室5内に装入する。
そして、上記扉71を閏じた後に、パージ室4内に窒素
ガスを所定時間供給する一方、各W1拌ファン44,5
2を回転させる。
さらに、脱脂室5内において、設定された時間(1時間
)だけモルダサームヒーター53によってワーク1を加
熱(450℃)して、ワーク1に付着している潤滑油を
還元性雰囲気中で気化、脱脂する。
そして、脱脂が完了した後に、脱脂室5及び冷却室6内
の各ファン52.61を停止した後に、冷却室6内に窒
素ガスを所定時間供給し、続いて、冷却室6内の酸素(
Oz)11度を測定し、冷却室6内の0zjaKが設定
値以下であることを確認する。
次いで、脱脂室5と冷却室6との間の扉72をエアーシ
リンダ82によって開いた後に、冷却室6内のタクトブ
ツシャ64の係合ツメ67を後退させ、脱脂室5内のワ
ーク1と係合させて冷却室6内に戻すことにより、ワー
ク1を冷却室6内に装入する。そして、上記扉72を閉
じた後、所定時間冷却室6内に窒素ガスを供給する一方
、冷却ファン61を回転させると共に、フィンクーラー
62に冷却水を多進に供給して、ワーク1の冷却を開始
する。
さらに、冷却室6内でのワーク1の冷却が終了すると、
冷却室6内の冷却ファン61を停止した後、冷却室6内
のCO濃度を測定し、冷却室6内のGO濃度が設定値以
下であることを確認する。
続いて、エアーシリンダ83により、扉73を開いて、
冷却室6内のタクトブツシャ64の係合ツメ67を前進
させかつ元の位置に戻すことにより、ワーク1を出口チ
ープル3上に搬出した後、上記5i!73を閉じて、冷
却室6内に窒素ガスを所定時間供給する。
このようにして、所定時間(1時間)毎に、ワーク1を
パージ室4.脱脂室5.冷却室6に順次移動させること
により、円滑にかつ確実にワーク1の予熱、脱脂、冷却
ができ、しかも外気の炉内への混入が完全に防止できる
上に、冷却工程をフィンクーラー62によって集中的に
かつ短期的に行なうことにより、冷却ゾーン及び冷却時
間の短縮を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、ワークを予熱するパー
ジ室と、該パージ室で予熱されたワークを加熱して脱脂
する脱脂室と、該脱脂室で脱脂されたワークを冷却する
冷却室とを連設し、上記各室の前後を仕切る扉を該各室
にnri自在に設け、かつ上記各室に、該各室内を不活
性なガスで置換する雰囲気ガス供給源を設けたものであ
るから、パージ室、1lt2Wi室、及び冷却室を仕切
る扉を順次開閉してワークを各室に装入すると共に、こ
の装入操作毎に雰囲気ガス供給源から不活性なガスを各
室に供給して雰囲気ガスの入れ替えを行なう一方、冷却
室においては積極的にワークの冷却を行なうことにより
、脱脂処理に要する時間が短時間ですみ、かつフレーム
カーテンを使用することなく、確実に外気の混入を防ぐ
ことができると共に、炉の長さを短縮することができる
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は正面図、第2図はパージ室の説明図、第3図は
脱脂室の説明図、第4図は冷却室の説明図、第5図は炉
内に供給されるガスの配管系統を示す説明図である。 1・・・ワーク、4・・・パージ室、5・・・脱脂室、
6・・・冷部室、70.71.72.73・・・扉、9
0・・・供給源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ワークを予熱するパージ室と、該パージ室で予熱された
    ワークを加熱して脱脂する脱脂室と、該脱脂室で脱脂さ
    れたワークを冷却する冷却室とが連設された構成の還元
    脱脂炉において、上記各室の前後を仕切る扉が該各室に
    開閉自在に設けられ、かつ上記各室に、該各室内を不活
    性なガスで置換する雰囲気ガス供給源が設けられたこと
    を特徴とする還元脱脂炉。
JP3629088A 1988-02-18 1988-02-18 還元脱脂炉 Pending JPH01212707A (ja)

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JP3629088A JPH01212707A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 還元脱脂炉

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JP3629088A JPH01212707A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 還元脱脂炉

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JPH01212707A true JPH01212707A (ja) 1989-08-25

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ID=12465668

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JP3629088A Pending JPH01212707A (ja) 1988-02-18 1988-02-18 還元脱脂炉

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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