JPH06511514A - 金属工作物を熱処理する装置 - Google Patents
金属工作物を熱処理する装置Info
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- JPH06511514A JPH06511514A JP4502443A JP50244392A JPH06511514A JP H06511514 A JPH06511514 A JP H06511514A JP 4502443 A JP4502443 A JP 4502443A JP 50244392 A JP50244392 A JP 50244392A JP H06511514 A JPH06511514 A JP H06511514A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
金属工作物を熱処理する装置
技術分野
本発明は、第1の熱処理ステップを実施する少なくとも1つの炉ユニットに工作
物を周期的に供給する供給装置を有し、その炉ユニットは少なくとも1つの他の
熱処理ステップを実施する少なくとも1つの後続の炉ユニットと接続可能である
、金属工作物を熱処理する装置に関するものである。
背景技術
工業的な熱処理装置は、高い装入量を得るためにできる限り連続的あるいは周期
的に駆動される。すなわち連続的に作動するコンベヤベルト炉の他に周期的に作
動するプッシャ一式の炉が知られており、これは特にプッシャーガス浸炭装置に
使用される。従来のプッシャ一式装置は種として矩形状に形成されているので、
閉鎖された循環が形成される。
この種の装置は大きな装入量用に設計されているが、周期的に循環駆動されるた
めに種々の装入物間で切り替えを行う際にそれぞれ適合処置を実施しなければな
らないという欠点を有する。すなわち部分的に空格子を移動させ、あるいは炉装
置を空駆動してからでないと、異なる性質の部品を加工することができない。
さらに、種々の周期時間で周期的に駆動することを可能にするために、2あるい
は3トラツクのプッシャー炉装置が開発された。しかしマルチトラックに設計す
ることによって、熱処理の均一性が減少されてしまう。
さらにプッシャー炉装置は、経済的に駆動するためには所定の最少フル運転が必
要となる。というのは完全にフル運転しない場合には空格子を移動しなければな
らないからである。
特に装入量が少ない場合に熱処理のより大きな柔軟性を可能にするために、回転
炉床炉が前段および後段に接続されたプッシャーないしスルータイプの炉と組み
合わされた。
浸炭は主として1段階あるいは2段階の回転炉床領域で実施され、加熱と拡散は
主としてプッシャーあるいはスルータイプ類で行われる。
この種の炉装置はDE3441338A1によって知られるようになった。その
場合に工作物はプッシャー炉内で保護ガスのもとで加熱され、その後中間ドアを
介して接続されている浸炭室へ移送され、浸炭室は周期的に回転可能なリボルビ
ング炉として形成されている。個々の装入物は周期的に制御される異なる浸炭時
間に従って中間ドアを介して拡散室へ移送され、拡散室は同様に周期的に駆動さ
れるリボルビング炉として形成されている。装入物は拡散室から中間ドアを介し
てバランス室へ達し、バランス室はプッシャー炉として形成されている。
この種の装置を用いて個々の装入物の浸炭時間を異なるように制御することがで
きるので、異なる工作物を熱処理することができ、あるいはまた種々の表面焼入
れ深さを達成することができる。
しかし、この種の装置を用いるとそれぞれ回転炉床領域にあるそれぞれの装入物
全体をそれぞれ所定の雰囲気のもとで設定された唯一の温度でのみ熱処理するこ
とができる。
その他の装入物において設定されている処理パラメータを維持するためには、部
分的に個々の格子箇所を空移動させなければならない。
従って本発明の課題は、可能な限り大きい柔軟性を保証する金属工作物を熱処理
する装置を提供することである。
発明の要約
本発明の装置によればこの課題は、冒頭で挙げた種類の装置において少なくとも
第1の炉ユニットが多数の個別チャンバを有し、その個別チャンバがそれぞれガ
ス密のドアを介して閉鎖可能であること、各個別チャンバに供給装置を介して装
入工作物を選択的に直接供給することが可能であること、各個別チャンバの各装
入工作物について温度、滞留時間および雰囲気を個別に制御可能であること、並
びに装入工作物をそれぞれ所望の滞留時間の後にそれぞれ所望の個別チャンバか
ら取り出して、後続の炉ユニットへ供給するために移送装置が設けられているこ
とによって解決される。
この構造の本質的な利点は、各個別チャンバについてそれぞれ個々の装入物用の
熱処理パラメータを自由に選択できること、すなわちそれぞれ個々の装入物につ
いて温度、滞留時間および雰囲気を個別に制御できることにある。この種の構造
は特に比較的小さい熱処理ロットのためのフレキシブルなガス浸炭に効果的に使
用することができる。
各装入物について熱処理パラメータ、すなわち圧力、温度および滞留時間を分離
して制御可能であることによって、高価な部品について熱処理をきわめて大きい
精度で実施することができる。この可能性はさらに、それぞれ個別の装入物につ
いてリアルデータを用いて拡散計算を実施できることによってさらに改良される
。
各個別チャンバはガス密のドアを介して閉鎖可能であり、かつ温度と滞留時間を
個別に制御可能であるので、個別チャンバにおいて種々の熱処理方法を同時に実
施することが可能になる。すなわち例えば種々の個別チャンバにおいてガス浸炭
、カルボニトロ化、熟練ないし焼き入れ、ニトロカルボ化などを周期的な駆動の
枠内で実施することができる。すなわち小さい装入物も経済的に加工することが
できる。
個別チャンバはそれぞれ個別に運転を止めることができるので、装置がフル駆動
されていない場合でも大きな経済性が保証される。さらに所定の個別チャンバに
おいて°保守作業を行うことができ、その他の個別チャンバは駆動することがで
きる。
本発明による装置の他の利点は、空格子が不要となり、それによって駆動が著し
く変化する場合でも特に経済的な駆動が保証され、かつ摩耗が減少されることに
ある。
本発明の好ましい実施例においては、供給装置に保護ガスを供給されるガス密の
装入移送ロックが設けられ、移送装置には保護ガスを供給されるガス密の中間移
送ロックが設けられている。
このようにして各装入物(熱処理の開始前の冷間装入物)の出発点における装入
物移送を急冷ユニットあるいは冷却ロックからの装入物の排出点まで保護ガス雰
囲気のもとで、好ましくは酸化のない保護ガス雰囲気内で実施することができる
。
本発明の好ましい実施例においては、供給装置に装入移送ロックに装入を行う真
空装入ロックが設けられている。
この処置によって、装置をきわめて短い時間で充填することができるという利点
が得られ、それは特に個々の装入物について熱処理パラメータが異なる場合に、
例えば種々の表面焼入れ深さを得るために、効果的に作用する。
本発明の実施例においては、中間移送ロックにも真空装入ロックが設けられてい
る。
それによって特別な熱処理のための修理装入物を内部へ移送し、あるいは単に焼
き入れだけを行うべき装入物を内部へ移送することができる。
本発明の他の実施例においては、中間移送ロックと装入移送ロックにそれぞれガ
ス密の駆動装置を有する格子移送キャリッジが設けられている。
それによって保護ガスのもとて格子をほとんど摩耗なしで移送することが可能に
なる。
駆動装置は本発明の好ましい実施例においては、位置決め可能なドラッグコンベ
ヤ駆動装置として形成されている。
本発明の好ましい実施例においては、中間移送ロックは内部絶縁を有する冷たい
ロックトンネルとして形成されている。
このようにして中間移送ロックの加熱を省くことができ、変換は保護ガス下で行
われる。
本発明の好ましい実施例においては各個別チャンバの前に装填および排出のため
の横押し装置が設けられている。
このようにして個々の装入物をそれぞれ格子移送キャリッジから簡単に個別チャ
ンバ内へ移動させることができ、ないしは個別チャンバから他の格子移送キャリ
ッジないしは後段に接続されたユニットへ移動させることができる。
本発明の他の好ましい実施例においては、後段に接続された少なくとも1つの炉
ユニットに多数の個別チャンバが設けられており、それらがそれぞれガス密のド
アを介して閉鎖可能であって、その場合に各個別チャンバについて温度、滞留時
間および雰囲気を個別に制御することができる。
この処置によって各装入物について最適な中間および最終熱処理を実施すること
が可能になる。というのは温度、滞留時間および雰囲気をそれぞれ自由に選択で
きるからである。
好ましい実施例においてはさらにそれぞれ中間処理チャンバが設けられており、
それらがガス密のドアを介して後段に接続された最終処理チャンバと接続可能で
ある。
中間あるいは最終処理チャンバに選択的に他のユニット、好ましくはオイル、塩
あるいはポリマー急冷用の急冷槽を有する排出ロック、焼入れプレスと繊細な工
作物を硬化させるための後冷却装置を有する個別取り出し装置、高圧のガス急冷
ユニットあるいはガス冷却ロックを接続することができる。
それぞれの場合に装置をモジュラ−構造によって他の個、別チャンバで拡大する
ことができ、その場合の他の装置部分、例えば急冷槽、移送ロックなどはそのま
ま維持することができる。
装置全体はもちろん他の装置要素、例えば洗浄装置、冷却区間を有する焼き戻し
炉などを補充することができる。
高圧ガス急冷装置が最終処理チャンバと接続された場合には、高圧急冷チャンバ
からの冷却ガスは好ましくは中間移送ロック、装入移送ロックおよび/または真
空装入ロックの保護ガス供給に使用される。
個別チャンバからなる炉ユニットのモジュラ−構造によってそれぞれについて熱
処理パラメータ、すなわち温度、滞留時間および雰囲気を自由に選択でき、多数
の異なる装置構成が可能になることは明かである。
なお、上述および後述する特徴は記載のそれぞれの組合せにおいてだけでなく、
他の組合せにおいても、あるいは単独でも本発明の枠を逸脱することなく使用で
きることは言うまでもないことである。
本発明の好ましい実施例を図面に示し、以下において詳細に説明する。
図面の簡単な説明
第1図は本発明による装置の第1の実施例を概略図示するものであり、
第2図は本発明の第2の実施例を概略図示するものであり、
第3図は本発明の第3の実施例を概略図示するものである。
第1図は本発明の第1の実施例を湿すものであって、全体が符号10で示されて
いる。
発明を実施する最良の形態
第1の炉ユニット12は同種の3つの個別チャンバ13に分割されており、個別
チャンバはそれぞれガス密の装入ドアと排出ドア21を介して閉鎖可能である。
他の炉ユニット14にはガス密の入すロドアを有する中間処理チャンバ15が設
けられており、中間処理チャンバはガス密の入口ドアを介して最終処理チャンバ
16と接続可能である。
第1の炉ユニット12の各個別チャンバ13について、並びに中間処理チャンバ
15と最終処理チャンバ16について熱処理パラメータ、すなわち温度、滞留時
間およびガス雰囲気をそれぞれ個別に制御することができる。
第1の炉ユニット12に装入するために装入移送ロック18が設けられており、
その中に装入工作物を有する個別格子を真空装入ロック23を介して装入するこ
とができる。
装入移送ロック18内で格子移送キャリッジ30がガス密のドラッグチェーン回
転駆動装置28を介して移動することができる。駆動するために位置決め制御を
有するサーボモータが使用され、サーボモータは真空装入ロック23の出口の前
ないしは炉ユニット12の各個別チャンバ14の入り口の前で格子移送キャリッ
ジ3oの位置決めを可能にする。
格子を真空装入ロック23から装入移送ロック18内へ排出し、ないしは装入移
送ロック18がら開放された装入ドアを介して個別チャンバ13内へ装入し、が
っ後に個別チャンバから開放された排出ドアを介して排出するために、それぞれ
横押し装置26が設けられている。
第1の炉ユニット12と後段の炉ユニット14の中間処理チャンバ15は中間移
送ロック19を介して接続されている。中間移送ロック19は加熱されず、かつ
放射保護のための内部絶縁部材を有する。格子を移送するために格子移送キャリ
ッジ29が設けられており、このキャリッジはガス密の格子移送キャリッジ駆動
装置27を介して中間移送ロック19の内部で移動することができ、かつ位置決
め可能である。 ゛
装入移送ロック18も中間移送ロック19も保護ガスを供給される。装入移送ロ
ック23と装入移送ロック18を介して個別チャンバ13にそれぞれに装入工作
物を供給することが可能であって、かつ個別に制御される熱処理(温度、雰囲気
および滞留時間)の後に中間移送ロック19を介して格子移送キャリッジ29に
よって保護ガスのもとで後続の中間処理チャンバ14の前へ移送される。ここか
らは格子は横押し装置を介して装入ドアが開いている場合に中間処理チャンバ1
5内へ挿入される。任意に選択可能な温度とガス雰囲気で中間熱処理が行われた
後に、格子は他の横押し装置を介して中間ドアが開放されている場合に最終処理
チャンバ16内にさらに挿入される。
最終処理チャンバ16にはガス密の排出ドアを介して、後段に接続された排出ロ
ックを有するオイルあるいは塩の急冷用の急冷槽31が接続されており、焼入れ
浴を出た装入工作物を排出ロックから取り出すことができる。
中間移送ロック19には他の真空装入ロック24が接続されており、それを介し
て個々の装入工作物を第1の炉ユニット12を迂回して修理のため、あるいは単
に焼入れのために中間移送ロック19を介して直接中間処理チャンバ15へ供給
することができる。
個々の装入工作物は装入キャリッジ39によって移送区間43を介して接続通路
25まで移動され、そこからそれぞれ横押し駆動装置を介して第1の真空ロック
23あるいは第2の真空ロック24内へ移動させることができる。
個々の装入工作物は装入/取り出し昇降テーブル42を介して貯蔵トラック41
内に貯蔵され、かつそこから装入キャリッジ39内へ移動させることができる。
装入キャリッジ39を用いて装入工作物を装置の他の要素、低温セル37a、3
7b、洗浄装置36あるいは一時貯蔵のための平面貯蔵部40へ移動させること
ができる。
本発明の他の実施例が第2図において全体を符号50で示されている。
ここでは高温処理のための2つの炉ユニット52a、52bが設けられており、
それらはそれぞれ3つの同一の個別チャンバ53に分割されており、個別チャン
バはガス密の装入ないし排出ドア61を介して閉鎖することができる。
その場合に温度、ガス雰囲気および装入工作物の滞留時間は各個別チャンバ53
について自由に構成することができる。
6つの個別チャンバ53に装入するために、第1図を用いてすでに説明したよう
にここでも装入移送ロック58が設けられており、この装入移送ロックに真空装
入ロック63を介して装入工作物を有する個別格子を供給することができる。装
入移送ロック58内には格子移送キャリッジ70が設けられており、この格子移
送キャリッジはガス密のドラッグチェーン回転駆動装置1168を介して真空装
入ロック63の出口に対向して、あるいは個別チャンバ53の装入ドア61に対
向するように任意に位置決めすることができる。装置の個別要素間で格子を移送
するために、従って例えば格子を個別チャンバ内へ挿入し、かつその後で排出す
るためにここでも横押し装置66が設けられている。
装入工作物を次に処理するために2つの他の炉ユニット54 a、 54 bが
設けられており、これらはそれぞれ中間処理チャンバ55aないし55bと最終
処理チャンバ56aないし56bを有する。ここでもそれぞれ個々のチャンバは
ガス密のドア61を介して閉鎖可能であって、がっ熱処理パラメータである温度
、滞留時間およびガス雰囲気を自由に選択することができる。
中間処理チャンバ55aないし55bはガス密の装入ドアを介して中間移送ロッ
ク59と接続されている。加熱されない中間移送ロック59にはここでも放射保
護としての絶縁部材が設けられており、かつ保護ガス供給に対してガス密に形成
されている。個別チャンバ53と中間処理チャ:#<55aないし55b間で格
子を移動させるために格子移送キャリッジ69が設けられており、この移送キャ
リッジはサーボモータと位置決め制御を有するガス密のドラッグチェーン回転駆
動装置によって所望に移動可能であって、それによって個別チャンバ53から中
間移送ロック59内へ格子を押し出し、ないしは雨中間処理チャンバ55a15
5bのいずれかの中への押し込みが可能になる。装入移送ロック58と中間移送
ロック59には完全に保護ガスが供給される。
後段の第1の炉ユニット54aの最終処理チャンバ56aはスリットスライドド
ア73を介して個別取り出し装置72と接続されており、個別取り出し装置を介
して繊′細な工作物を遅延なしで焼入れするための後冷却装置を有する焼入れプ
レスに引き渡すことができる。この第1の最終処理チャンバ56aはさらにガス
密のドアを介して、後段に接続された排出ロックを有するオイルまたは塩浴で急
冷するための、急冷浴槽71aと接続されている。
第2の中間処理チャンバ55bはガス密の排出ドアを有し、そのドアを介して装
入工作物を高圧ガス急冷装置75へ引き渡すことができる。あるいはまた装入工
作物は第2の中間処理チャンバ55bからガス密の中間ドアを介して最終処理チ
ャンバ56bへ達し、最終処理チャンバもガス密のドアを介して、後段に接続さ
れた排出ロックを有するオイルあるいは塩用の急冷浴槽71bと接続されている
。
個々の装入工作物を装入および取り出すためにここでも装入キャリッジ79が設
けられており、この装入キャリッジは移送区間83を介して個々の要素ないしは
その接続パイプへ移動することができる。装入キャリッジ79によって同様に
他の装置要素、例えば2つの平面貯蔵部80a、sob。
冷却区間を有する2つの焼き戻し炉85a、85b、2つの洗浄装置75a、7
6bおよび装入/取り出し昇降テーブル81へ達することができる。
本発明の他の実施例が第3図に全体を符号90で示されている。
同一に構成された全部で4つの炉ユニット92a、92b、92c、92dが設
けられており、この炉ユニットはそれぞれ同一の4つの個別チャンバ93に分割
され、個別チャンバは装入ないし排出ドア101を介して閉鎖することができる
。各個別チャンバ93について熱処理パラメータ、すなわち温度、ガス雰囲気お
よび滞留時間を個別に制御することができる。
それぞれ2つの炉ユニット92bないし92c、92dが中間移送ロック99の
両側に配置されているので、中間移送ロック99の両側には全部で8つの個別チ
ャンバ93が対向している。
それぞれ2つの炉ユニット92 a、 92 bないし92C192dに装入す
るために、それぞれ装入移送ロック98bないし98aが設けられている。
装入工作物を有する格子を装入移送ロック98aないし98bへ供給することは
、それぞれ真空装入ロック103aないし103bを介して行われる。装入移送
ロック98a、93bと中間移送ロック99はガス密に形成されており、かつ保
護ガスを供給される。中間移送ロック99は加熱されず、かつ放射保護として絶
縁部材が設けられている。
装入移送ロック98a、98bと中間移送ロック99の内部で格子を移送するた
めに格子移送キャリッジ110a。
110bおよび109が設けられており、これらはそれぞれガス密の格子移送キ
ャリッジ108a、108bないし107を介して装入移送ロック98a、98
bの内部、ないしは中間移送ロック99の内部で移動することができ、かつ位置
決め可能である。
装置の個別チャンバ間で格子を移送するためにここでも横押し装置106が設け
られている。
中間移送ロック99は後段の炉ユニット94と接続されており、この炉ユニット
には中間処理チャンバ95並びにそれからガス密のドアを介して分離されている
最終処理チャンバ96が設けられている。工作物格子は中間処理ロック99から
ガス密の装入ドアが開放した後に横押し装置を介して装入され、中間処理処理ス
テップの後に他の熱処理ステップを実施するために最終処理チャンバ内に挿入さ
れる。
中間処理チャンバ95においても最終処理チャンバ96においても熱処理パラメ
ータ、すなわち温度、雰囲気および滞留時間をそれぞれ個々の装入工作物につい
て分離して制御することができる。
最終処理チャンバ96から装入工作物はスリットスライドドア113を介して個
別取り出し装置112によって取り出して、後冷却装置を有する焼入れプレスに
引き渡し、あるいは排出ガス冷却ロック111を介して取り出して、圧力なしで
冷却することができる。
焼入れプロセスの終了後に後冷却装置を出た装入工作物をさらに後処理するため
にコンベヤベルト移送装置を有する後処理ユニット124が設けられており、こ
の後処理ユニットには洗浄ユニット、乾燥ユニット、焼き戻しユニットおよび後
段に接続された空気冷却ユニットが設けられている。
個別取り出しの際に工作物を取扱い、かつ焼入れプレスへ引き渡すために、位置
決め制御を有する積み替えマニピュレータが用いられる。
位置決め制御を有する他のマニピュレータが装入および取り出し領域122内で
工作物を取り扱うために設けられている。
工作物を供給ないし取り出すために2つの供給キャリ・ソジ119a、119b
が設けられており、これらは移送区間123上で移動することができる。供給キ
ャリッジ119bから装入工作物を有する格子が接続通路126を介してそれぞ
れ真空装入ロック103aないし103bに達する。
平面貯蔵部120および他の洗浄装置116などなど装置の他の要素には供給キ
ャリッジ119aないし119bを介して達することができる。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成6年7月11日
Claims (15)
- 1.第1の熱処理ステップを実施する少なくとも1つの炉ユニット(12;52 a、52b;92aから92d)に工作物を周期的に供給する供給装置を有し、 前記炉ユニットは少なくとも1つの後段の炉ユニット(14;54a、54b; 94)と接続可能である金属工作物を熱処理する装置において、 少なくとも第1の炉ユニット(12;52a、52b;92aから92d)に、 それぞれガス密のドア(21;61;101)を介して閉鎖可能な多数の個別チ ャンバ(13;53;93)が設けられており、 各個別チャンバ(13;53;93)に装入工作物を供給装置を介して選択的に 直接供給可能であって、各個別チャンバ(13;53;93)の各装入工作物に ついて温度、滞留時間および雰囲気が個別に制御可能であって、かつ 装入工作物をそれぞれ所望の滞留時間の後にそれぞれ所望の個別チャンバ(13 ;53;93)から取り出して、後段の炉ユニット(14;54a、54b;9 4)へ供給するために移送装置が設けられていることを特徴とする金属工作物を 熟処理する装置。
- 2.供給装置に保護ガスを供給されるガス密の装入移送ロック(18;58;9 8a、98b)と保護ガスを供給されるガス密の中間移送ロック(19;59; 99)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
- 3.供給装置に装入移送ロック(18;58;98a、98b)に供給を行うた めの真空装入ロック(23;63;103a、103b)が設けられていること を特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。
- 4.中間移送ロック(19)が真空装入ロック(24)と接続可能であることを 特徴とする請求の範囲第3項に記載の装置。
- 5.中間移送ロック(19;59;99)と装入移送ロック(18;58;98 a、98b)にそれぞれガス密の駆動装置(27、28;67、68;107、 108a、108b)を有する格子移送キャリッジ(29、30;69、70; 109、110a、110b)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第 3項、第4項あるいは第5項に記載の装置。
- 6.駆動装置(27、28;67、68;107、108a、108b)が位置 決め可能なドラッグチェーン回転駆動装置として形成されていることを特徴とす る請求の範囲第5項に記載の装置。
- 7.中間移送ロック(19、59、99)が内部絶縁部材を有する加熱されない ロックトンネルとして形成されていることを特徴とする請求の範囲第2項から第 6項までのいずれか1項に記載の装置。
- 8.各個別チャンバ(13、15、16;53、55a、55b、56a、56 b;93、95、96)の前に供給及び排出を行う横押し装置(26;66;1 06)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項から第7項までのい ずれか1項に記載の装置。
- 9.少なくとも1つの後段の炉ユニット(14;54a、54b;94)に多数 の個別チャンバ(15、16;55a・・・(が設けられており、各個別チャン バ(15、16;55a、55b、56a、56b;95、96)について温度 、滞留時間および雰囲気を個別に制御可能であることを特徴とする請求の範囲第 1項から第8項までのいずれか1項に記載の装置。
- 10.中間処理チャンバ(15;55a、55b;95)が設けられており、こ の中間チャンバがガス密のドア(21;61;101)を介して後段の最終処理 チャンバ(16;56a、56b、96)と接続可能であることを特徴とする請 求の範囲第9項に記載の装置。
- 11.最終処理チャンバ(16;56a、56b、96)が排出ロックを有する 急冷槽(31;71a、71b)と接続可能であることを特徴とする請求の範囲 第10項に記載の装置。
- 12.後段の炉ユニット(54a、94)は個別取り出し装置(52、112) によって焼入れプレスおよび繊細な工作物用の後冷却装置(74、114)と接 続可能であることを特徴とする請求の範囲第9項から第11項までのいずれか1 項に記載の装置。
- 13.後段の炉ユニット(54b)が高圧ガス急冷装置(75)と接続可能であ ることを特徴とする請求の範囲第9項から第12項までのいずれか1項に記載の 装置。
- 14.高圧ガス急冷装置(75)の冷却ガスが中間移送ロック(59)、装入移 送ロック(58)および/または真空装入ロック(63)へ供給可能であること を特徴とする請求の範囲第13項に記載の装置。
- 15.後段に接続された炉ユニット(94)がガス冷却ロック(111)と接続 可能であることを特徴とする請求の範囲第1項から第14項までのいずれか1項 に記載の装置。
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