JPH0526993U - オールテレイン・クレーンのアウトリガ操作油圧回路 - Google Patents

オールテレイン・クレーンのアウトリガ操作油圧回路

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JPH0526993U
JPH0526993U JP7542391U JP7542391U JPH0526993U JP H0526993 U JPH0526993 U JP H0526993U JP 7542391 U JP7542391 U JP 7542391U JP 7542391 U JP7542391 U JP 7542391U JP H0526993 U JPH0526993 U JP H0526993U
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hydraulic circuit
hydraulic
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terrain crane
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JP7542391U
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純治 蘭
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日産デイーゼル工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧回路の共有化、弁類の共通化を図る。 【構成】 油圧ポンプからの圧油の規定量をサスペンシ
ョン又はステアリング油圧回路に送ると共に、残りをア
ウトリガ油圧回路に送るフローコントロール弁を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オールテレイン・クレーンのアウトリガ操作油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
各車輪を油圧シリンダ及びアキュムレータからなる油圧サスペンションで懸架 するオールテレイン・クレーンは知られている(本出願人による実開平2−21 2号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のオールテレイン・クレーンでは、サスペンション油圧回路とアウトリガ 操作油圧回路とを別個の回路としていた。したがって、油圧ポンプが2台必要で あった。
【0004】 また、図2に示すように、サスペンション用電磁弁V1、アウトリガ用電磁弁 V2及び切換用電磁弁V3を備えた後輪ステアリング用電磁弁V4とを直列に配 置した油圧回路が提案されている。しかし、この油圧回路では、サスペンション 用とアウトリガ用との2個の電磁弁が必要である。
【0005】 本考案は、油圧回路の共有化、弁類の共通化を図ったオールテレイン・クレー ンのアウトリガ操作用油圧回路を提案することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、オールテレイン・クレーンの油圧回路において、該油圧回路 に油圧ポンプからの圧油の規定量をサスペンション又はステアリング油圧回路に 送ると共に、残部をアウトリガ油圧回路に送るフローコントロール弁を設けてい る。
【0007】
【作用】
上記のように構成されたオールテレイン・クレーンのアウトリガ操作用油圧回 路において、油圧ポンプからの油をフローコントロール弁に送り、そのフローコ ントロール弁において、サスペンション又はステアリング油圧回路へ送る油量を 調整し、残った油をアウトリガ油圧回路に送る。
【0008】 したがって、従来の2台の油圧ポンプが1台で足り、また、従来のアウトリガ 油圧回路の弁を省くことができる。
【0009】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0010】 図1において、油圧ポンプ1は、油圧回路L1によりフローコントロール弁2 の入口ポートINに接続され、そのコントロール弁2のタンクポートTは、油圧 回路L2によりタンク5に接続されている。このコントロール弁2には、固定絞 り3とリリーフ弁4とが設けられ絞り3の上流側は、ポートEFに、絞り3とリ リーフ弁4との間は、ポートPFにそれぞれ接続されている。前記油圧ポンプ1 の吐出量は、例えば吐出圧210kg/cm2 において40cc/revすなわ ち定回転2400rpmにおいて、96l/minに設定され、フローコントロ ール弁2のフローコントロール量は、例えば油圧175kg/cm2 において、 13l/minに設定されている。
【0011】 前記ポートEFは、アウトリガ油圧回路L3により右アウトリガ6a、開閉弁 で構成されたアウトリガコントロール弁7及び左アウトリガ6bを介してタンク 5に接続されている。また、この油圧回路L3には、リリーフ弁8を備えたリリ ーフ油圧回路L4が設けられている。
【0012】 他方、ポートPFは、油圧回路L5によりサスペンション用電磁弁9のポンプ ポートPに接続され、その電磁弁9のポートAは、油圧回路L6により後軸ステ アリングパワシリンダ用電磁弁10のポンプポートPに接続されている。前記電 磁弁9のタンクポートTは、油圧回路L7によりタンク5に接続され、ポートB は油圧回路L8により図示しないサスペンションシリンダに接続されている。ま た、電磁弁10のタンクポートTは、油圧回路L9によりタンク5に接続され、 ポートA、Bは、油圧回路L10、L11により図示しない後軸ステアリングの 左右のパワシリンダにそれぞれ接続されている。
【0013】 他方、前輪ステアリング用油圧ポンプ11が設けられ、油圧回路L12により フローコントロール弁12に接続されており、そのフローコントロール弁12に は、固定絞り13とリリーフ弁14とが設けられている。このフローコントロー ル弁12の絞り13とリリーフ弁14との間は、油圧回路L13により前輪ステ アリングギヤボックス15に接続され、リリーフ弁14の下流側は、油圧回路L 14によりタンク16に接続され、絞り13の上流側は、油圧回路L15により 油圧回路L14に接続されている。前記油圧ポンプ11の吐出量は、例えば80 cc/rewすなわち定回転2400rpmで192l/hに設定され、フロー コントロール弁12のフローコントロール量は、例えば油圧175kg/cm2 において、50l/minに制御されるようになっている。
【0014】 このように構成され、アウトリガ油圧回路L3は、フローコントロール弁がフ ローコントロール量を13l/minで流量調整した残りの油量(例えば56l /min/1583rpm)をポートEFから取り出す。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、サスペンション又はステ アリング油圧回路とアウトリガ油圧回路とを一つの回路とし、1台のポンプで駆 動することができる。
【0016】 また、従来のアウトリガ油圧回路の電磁弁を省くことができる。
【0017】 また、シャシー側で余った油を使用し、アウトリガ操作用作動油タンクを不要 とし、省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す油圧回路図。
【図2】従来回路を示す油圧回路図。
【符号の説明】
1、11・・・油圧ポンプ 2、12・・・フローコントロール弁 3、13・・・固定絞り 4、8、14・・・リリーフ弁 5、16・・・タンク 6a・・・右アウトリガ 6b・・・左アウトリガ 7・・・アウトリガコントロール弁 9・・・サスペンション用電磁弁 10・・・後軸ステアリングパワシリンダ用電磁弁 V1・・・サスペンション用電磁弁 V2・・・アウトリガ用電磁弁 V3・・・切換用電磁弁 V4・・・後輪ステアリング用電磁弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オールテレイン・クレーンの油圧回路に
    おいて、該油圧回路に油圧ポンプからの圧油の規定量を
    サスペンション又はステアリング油圧回路に送ると共
    に、残部をアウトリガ油圧回路に送るフローコントロー
    ル弁を設けたことを特徴とするオールテレイン・クレー
    ンのアウトリガ操作油圧回路。
JP1991075423U 1991-09-19 1991-09-19 オールテレイン・クレーンのアウトリガ操作油圧回路 Expired - Lifetime JP2574275Y2 (ja)

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JPH0526993U true JPH0526993U (ja) 1993-04-06
JP2574275Y2 JP2574275Y2 (ja) 1998-06-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3070562U (ja) * 2000-01-27 2000-08-04 東北石材ブロック株式会社 土のうバッグによる植栽緑化法面土留の構築

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3070562U (ja) * 2000-01-27 2000-08-04 東北石材ブロック株式会社 土のうバッグによる植栽緑化法面土留の構築

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