JPH0227010Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227010Y2 JPH0227010Y2 JP1982071411U JP7141182U JPH0227010Y2 JP H0227010 Y2 JPH0227010 Y2 JP H0227010Y2 JP 1982071411 U JP1982071411 U JP 1982071411U JP 7141182 U JP7141182 U JP 7141182U JP H0227010 Y2 JPH0227010 Y2 JP H0227010Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- flow rate
- pump
- valve
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はステアリング回路へ優先的に油を供
給する建設機械の油圧回路に関する。
給する建設機械の油圧回路に関する。
従来この種回路としてステアリング回路と作業
機回路を独立させ、夫々の回路に専用のポンプを
設けたものと、デマンドバルブまたはプライオリ
テイバルブを用いてステアリング回路へ優先的に
油を供給するものなどが公知である。しかし前者
の各回路が独立しているものではステアリングに
必要な流量を確保するための容量の大きなポンプ
を必要とすると共に、ステアリング操作をしない
場合、ステアリング流量を全てドレンするため、
ステアリング流量が無駄に消費される不具合があ
つた。またデマンドバルブを用いたものも、ステ
アリング操作をしない場合ステアリング流量が無
駄に消費されると共に、プライオリテイバルブを
使用したものは、ステアリング流量が無駄になら
ない反面、ステアリングポンプ流量がエンジン回
転により変化した場合の影響を受けて、ステアリ
ング感覚が一定せず、しかもステアリング操作を
油圧で検出することからステアリング装置の近傍
にプライオリテイバルブを設置する必要があるこ
とから、高圧かつ大流量の油が運転室の近傍を通
過するため、安全性に問題があるなどの不具合が
あつた。
機回路を独立させ、夫々の回路に専用のポンプを
設けたものと、デマンドバルブまたはプライオリ
テイバルブを用いてステアリング回路へ優先的に
油を供給するものなどが公知である。しかし前者
の各回路が独立しているものではステアリングに
必要な流量を確保するための容量の大きなポンプ
を必要とすると共に、ステアリング操作をしない
場合、ステアリング流量を全てドレンするため、
ステアリング流量が無駄に消費される不具合があ
つた。またデマンドバルブを用いたものも、ステ
アリング操作をしない場合ステアリング流量が無
駄に消費されると共に、プライオリテイバルブを
使用したものは、ステアリング流量が無駄になら
ない反面、ステアリングポンプ流量がエンジン回
転により変化した場合の影響を受けて、ステアリ
ング感覚が一定せず、しかもステアリング操作を
油圧で検出することからステアリング装置の近傍
にプライオリテイバルブを設置する必要があるこ
とから、高圧かつ大流量の油が運転室の近傍を通
過するため、安全性に問題があるなどの不具合が
あつた。
この考案はかかる不具合を改善する目的でなさ
れたもので、デマンドバルブとプライオリテイバ
ルブを併用し、かつ作業機に高負荷が加つた場
合、一方のポンプをアンロードさせるようにした
建設機械の油圧回路を提供して、ステアリング流
量を無駄にすることなく、かつ安全なステアリン
グ優先回路が得られるようにしたものである。
れたもので、デマンドバルブとプライオリテイバ
ルブを併用し、かつ作業機に高負荷が加つた場
合、一方のポンプをアンロードさせるようにした
建設機械の油圧回路を提供して、ステアリング流
量を無駄にすることなく、かつ安全なステアリン
グ優先回路が得られるようにしたものである。
以下この考案を図示の一実施例について詳述す
ると、図において１はステアリングポンプ、２は
作業機ポンプで、これらポンプ１，２より吐出さ
れた油はデマンドバルブ３へ流入する。デマンド
バルブ３は作業機ポンプ２側からステアリングポ
ンプ１側へのみ流通する２個のチエツク弁４，４
ａを流入口側に、また流出口側に絞り５を有して
いると共に、絞り５の前後圧はスプール３ａの両
端側にパイロツト圧として導入され、上記各ポン
プ１，２を駆動するエンジン６の回転数が低く、
ステアリングポンプ１の流量が少ない場合、ポジ
シヨン３1となつて作業機ポンプ２より吐出され
た油をチエツク弁４ａを介してステアリングポン
プ１側へ合流させるようになつている。
ると、図において１はステアリングポンプ、２は
作業機ポンプで、これらポンプ１，２より吐出さ
れた油はデマンドバルブ３へ流入する。デマンド
バルブ３は作業機ポンプ２側からステアリングポ
ンプ１側へのみ流通する２個のチエツク弁４，４
ａを流入口側に、また流出口側に絞り５を有して
いると共に、絞り５の前後圧はスプール３ａの両
端側にパイロツト圧として導入され、上記各ポン
プ１，２を駆動するエンジン６の回転数が低く、
ステアリングポンプ１の流量が少ない場合、ポジ
シヨン３1となつて作業機ポンプ２より吐出され
た油をチエツク弁４ａを介してステアリングポン
プ１側へ合流させるようになつている。
上記デマンドバルブ３より出たステアリング流
量はプライオリテイバルブ７に、また作業機流量
は管路８及び作業機操作弁９を経て作業機シリン
ダ１０へ供給されるようになつている。
量はプライオリテイバルブ７に、また作業機流量
は管路８及び作業機操作弁９を経て作業機シリン
ダ１０へ供給されるようになつている。
上記プライオリテイバルブ７はステアリング回
路１１に設けられたステアリング制御弁１２より
パイロツト圧がスプール７ａの両端に導入されて
いて、ステアリングに必要な流量をポジシヨン７
１よりステアリングシリンダ１３へ供給するよう
になつていると共に、ステアリング操作をしない
ときにはポジシヨン７2に切換つて、ステアリン
グ流量を管路１７よりチエツク弁１８を介して作
業機流量へ合流させるようになつている。
路１１に設けられたステアリング制御弁１２より
パイロツト圧がスプール７ａの両端に導入されて
いて、ステアリングに必要な流量をポジシヨン７
１よりステアリングシリンダ１３へ供給するよう
になつていると共に、ステアリング操作をしない
ときにはポジシヨン７2に切換つて、ステアリン
グ流量を管路１７よりチエツク弁１８を介して作
業機流量へ合流させるようになつている。
一方作業機ポンプ２の吐出側にはチエツク弁４
の手前側に位置してアンロード弁１４が接続され
ている。上記アンロード弁１４はセツト圧a2にセ
ツトされていて、ばね１４ａの反対側に作業機流
量の圧力をパイロツト圧として導入しており、作
業機に高負荷が作用して作業機流量がa2を越える
と、遮断ポジシヨン１４1から連通ポジシヨン１
４2に切換つて、一方のポンプ２の吐出流量を無
負荷でタンク１５へドレンする。また管路１４の
作業機操作弁９入口側にはセツト圧a1のリリーフ
弁１６が設けられている。このリリーフ弁１６の
セツト圧a2は上記アンロード弁１４のセツト圧よ
り高いため、作業機流量の圧力がa2を越えてもリ
リーフせず、従つて作業機流量がセツト圧a1に達
するまでステアリング流量が作業機へ供給され
る。すなわち、セツト圧a2以上a1以下では作業機
ポンプ２の吐出圧のみがリリーフされてリリーフ
ロスを低減するようになり、また作業機ポンプ２
のアンロード時にはステアリングポンプ１の吐出
流量のみで作業機が駆動されるが、このような高
負荷時には作業機の速度を必要としないので、実
用上問題はない。
の手前側に位置してアンロード弁１４が接続され
ている。上記アンロード弁１４はセツト圧a2にセ
ツトされていて、ばね１４ａの反対側に作業機流
量の圧力をパイロツト圧として導入しており、作
業機に高負荷が作用して作業機流量がa2を越える
と、遮断ポジシヨン１４1から連通ポジシヨン１
４2に切換つて、一方のポンプ２の吐出流量を無
負荷でタンク１５へドレンする。また管路１４の
作業機操作弁９入口側にはセツト圧a1のリリーフ
弁１６が設けられている。このリリーフ弁１６の
セツト圧a2は上記アンロード弁１４のセツト圧よ
り高いため、作業機流量の圧力がa2を越えてもリ
リーフせず、従つて作業機流量がセツト圧a1に達
するまでステアリング流量が作業機へ供給され
る。すなわち、セツト圧a2以上a1以下では作業機
ポンプ２の吐出圧のみがリリーフされてリリーフ
ロスを低減するようになり、また作業機ポンプ２
のアンロード時にはステアリングポンプ１の吐出
流量のみで作業機が駆動されるが、このような高
負荷時には作業機の速度を必要としないので、実
用上問題はない。
この考案は以上詳述したようになるから、ステ
アリング操作時には作業機ポンプ２の吐出流量が
ステアリングポンプ１の吐出流量に合流されてス
テアリング回路１１に供給されるため、ステアリ
ングポンプ１は容量が小さくてよいと共に、ステ
アリング操作をしない場合は、ステアリング流量
が作業機流量へ合流されるため、ステアリング流
量が無駄に消費されることがない。またエンジン
６の回転数が低い場合は作業機ポンプ２の吐出流
量を優先的にステアリング回路１１へ供給するた
め、低速回転域でも軽く、かつ一定したステアリ
ング感覚が得られると共に、プライオリテイバル
ブ７の設置場所に制限を受けたり、また高圧配管
が運転席の近傍を通過することもないので、設計
が容易でかつ安全である。
アリング操作時には作業機ポンプ２の吐出流量が
ステアリングポンプ１の吐出流量に合流されてス
テアリング回路１１に供給されるため、ステアリ
ングポンプ１は容量が小さくてよいと共に、ステ
アリング操作をしない場合は、ステアリング流量
が作業機流量へ合流されるため、ステアリング流
量が無駄に消費されることがない。またエンジン
６の回転数が低い場合は作業機ポンプ２の吐出流
量を優先的にステアリング回路１１へ供給するた
め、低速回転域でも軽く、かつ一定したステアリ
ング感覚が得られると共に、プライオリテイバル
ブ７の設置場所に制限を受けたり、また高圧配管
が運転席の近傍を通過することもないので、設計
が容易でかつ安全である。
図面はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。 １はステアリングポンプ、２は作業機ポンプ、
３はデマンドバルブ、６はエンジン、７はプライ
オリテイバルブ、１０は作業機シリンダ、１１は
ステアリング回路、１２はステアリング制御弁、
１３はステアリングシリンダ、１４はアンロード
弁。
る。 １はステアリングポンプ、２は作業機ポンプ、
３はデマンドバルブ、６はエンジン、７はプライ
オリテイバルブ、１０は作業機シリンダ、１１は
ステアリング回路、１２はステアリング制御弁、
１３はステアリングシリンダ、１４はアンロード
弁。
Claims (1)
- ステアリングポンプ１及び作業機ポンプ２の吐
出側に、ステアリングポンプ１の吐出流量に応答
して、エンジン６の低速回転時作業機ポンプ２の
吐出流量をステアリングポンプ１の吐出流量に合
流するデマンドバルブ３を設け、上記デマンドバ
ルブ３を出たステアリング流量は、ステアリング
回路１１に設けたステアリング制御弁１２からの
信号により、ステアリングに必要な流量をステア
リングシリンダ１３へ供給するプライオリテイバ
ルブ７へ流入すると共に、デマンドバルブ３を出
た作業機流量は、ステアリング操作をしないとき
に上記プライオリテイバルブ７より流出するステ
アリング流量と合流させて作業機シリンダ１０へ
供給してなる建設機械の油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7141182U JPS58176170U (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 建設機械の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7141182U JPS58176170U (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 建設機械の油圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58176170U JPS58176170U (ja) | 1983-11-25 |
| JPH0227010Y2 true JPH0227010Y2 (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=30081028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7141182U Granted JPS58176170U (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 建設機械の油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58176170U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5771412A (en) * | 1980-10-17 | 1982-05-04 | Avtex Fibers Inc | Viscose rayon and production thereof |
-
1982
- 1982-05-18 JP JP7141182U patent/JPS58176170U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5771412A (en) * | 1980-10-17 | 1982-05-04 | Avtex Fibers Inc | Viscose rayon and production thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58176170U (ja) | 1983-11-25 |
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