JPH0526977Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526977Y2 JPH0526977Y2 JP14860487U JP14860487U JPH0526977Y2 JP H0526977 Y2 JPH0526977 Y2 JP H0526977Y2 JP 14860487 U JP14860487 U JP 14860487U JP 14860487 U JP14860487 U JP 14860487U JP H0526977 Y2 JPH0526977 Y2 JP H0526977Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photodiode
- circuit
- junction capacitance
- output
- optical power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、光パワーメータの検出部分の改善に
関するものである。
関するものである。
《従来の技術》
第4図は従来の光パワーメータの基本構成を示
す構成ブロツク図である。フオトダイオード10
に入射する光は電流ILとして取出され、演算増幅
器15および抵抗R4から構成されるI/V(電流
電圧変換)回路で電圧に変換される。さらにA/
D変換器6でデイジタル信号に変換され、コンピ
ユータ4で演算処理された後表示器5で入射光量
が表示される。
す構成ブロツク図である。フオトダイオード10
に入射する光は電流ILとして取出され、演算増幅
器15および抵抗R4から構成されるI/V(電流
電圧変換)回路で電圧に変換される。さらにA/
D変換器6でデイジタル信号に変換され、コンピ
ユータ4で演算処理された後表示器5で入射光量
が表示される。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、上記のような構成の光パワーメ
ータでは、ダイナミツクレンジや分解能の向上を
図つたり、最小測定パワーを下げるために、I/
V変換用増幅器やA/D変換器は性能の良いもの
を使用する必要があり、装置全体が高価となると
いう欠点があつた。
ータでは、ダイナミツクレンジや分解能の向上を
図つたり、最小測定パワーを下げるために、I/
V変換用増幅器やA/D変換器は性能の良いもの
を使用する必要があり、装置全体が高価となると
いう欠点があつた。
本考案は上記のような問題点を解決するために
なされたもので、安価な部品のみで分解能を上げ
やすい光パワーメータを実現することを目的とす
る。
なされたもので、安価な部品のみで分解能を上げ
やすい光パワーメータを実現することを目的とす
る。
《問題点を解決するための手段》
本考案に係る光パワーメータは入射光を受光す
るフオトダイオードと、このフオトダイオードの
接合容量を用いて構成する発振回路とを備え、発
振回路の発振周波数から接合容量を検出して入射
光量を測定するように構成したことを特徴とす
る。
るフオトダイオードと、このフオトダイオードの
接合容量を用いて構成する発振回路とを備え、発
振回路の発振周波数から接合容量を検出して入射
光量を測定するように構成したことを特徴とす
る。
《実施例》
以下本考案を図面を用いて詳しく説明する。
第1図は本考案に係る光パワーメータの一実施
例を示す構成ブロツク図である。11,12は直
列に接続するNOT回路(インバータとも呼ぶ)、
抵抗R1はその一端が前記NOT回路11の入力に
接続する抵抗、抵抗Raはその一端がNOT回路1
1の出力端子に接続する抵抗、10はそのアノー
ド端子がNOT回路12の出力端子に接続するフ
オトダイオード、フオトダイオード10のカソー
ド端子は抵抗R1,Raの多端に接続する。2はCR
発振器1の発振出力を入力するバツフア用の
NOT回路、3はこのNOT回路2の出力周波数を
計数するカウンタ、4はこのカウンタ3の出力を
入力して演算処理するCPU、5はこのCPU4か
ら出力される光パワー信号を表示する表示部であ
る。
例を示す構成ブロツク図である。11,12は直
列に接続するNOT回路(インバータとも呼ぶ)、
抵抗R1はその一端が前記NOT回路11の入力に
接続する抵抗、抵抗Raはその一端がNOT回路1
1の出力端子に接続する抵抗、10はそのアノー
ド端子がNOT回路12の出力端子に接続するフ
オトダイオード、フオトダイオード10のカソー
ド端子は抵抗R1,Raの多端に接続する。2はCR
発振器1の発振出力を入力するバツフア用の
NOT回路、3はこのNOT回路2の出力周波数を
計数するカウンタ、4はこのカウンタ3の出力を
入力して演算処理するCPU、5はこのCPU4か
ら出力される光パワー信号を表示する表示部であ
る。
フオトダイオードの接合容量Cjは一般に次式で
表される。
表される。
Cj∝A[{(kT/e)ln((IL−I′)/IS+1)+0.5
}]
m …(1) ただし、A:受光面積定数 k:ボルツマン定数 T:絶対温度 IL:入射光による発生電流(光量に比例する) I′:並列抵抗電流 IS:フオトダイオードの逆方向の飽和電流 m:−1/2〜−1/3 (1)式より、接合容量Cjは光量により変化するこ
とが明らかである。一例として、実際に測定した
接合容量Cjと入射パワーの関係を第2図に示す。
}]
m …(1) ただし、A:受光面積定数 k:ボルツマン定数 T:絶対温度 IL:入射光による発生電流(光量に比例する) I′:並列抵抗電流 IS:フオトダイオードの逆方向の飽和電流 m:−1/2〜−1/3 (1)式より、接合容量Cjは光量により変化するこ
とが明らかである。一例として、実際に測定した
接合容量Cjと入射パワーの関係を第2図に示す。
最初にNOT回路12の出力がHになつたとす
る。フオトダイオード10の接合容量には充電電
流が流れるが、これが流れている間はフオトダイ
オード10のカソードはHになつている。したが
つて、NOT回路11の入力はH、出力はLとな
る。時間が経過してフオトダイオード10が充電
されると、フオトダイオード10のカソードはL
となり、NOT回路11の入力はL、出力はH、
NOT回路12の出力はLに変る。フオトダイオ
ード10が放電している間はカソード側はL、放
電が終了するとNOT回路11が反転し、NOT回
路12の出力が再びHになる。このような動作を
繰返して、発振状態が持続する。
る。フオトダイオード10の接合容量には充電電
流が流れるが、これが流れている間はフオトダイ
オード10のカソードはHになつている。したが
つて、NOT回路11の入力はH、出力はLとな
る。時間が経過してフオトダイオード10が充電
されると、フオトダイオード10のカソードはL
となり、NOT回路11の入力はL、出力はH、
NOT回路12の出力はLに変る。フオトダイオ
ード10が放電している間はカソード側はL、放
電が終了するとNOT回路11が反転し、NOT回
路12の出力が再びHになる。このような動作を
繰返して、発振状態が持続する。
第1図回路において、バツフア2の出力周波数
0は 0=1/2πRaCj …(2) となる。したがつて、カウンタ3でこの周波数出
力を計数し、CPU4で(1),(2)式を用いた演算や
リニアライズ処理等を行うことにより、入射光量
を求めることができる。
0は 0=1/2πRaCj …(2) となる。したがつて、カウンタ3でこの周波数出
力を計数し、CPU4で(1),(2)式を用いた演算や
リニアライズ処理等を行うことにより、入射光量
を求めることができる。
このような構成の光パワーメータによれば、高
価な演算増幅器やA/D変換器等を使わないの
で、安価に構成できる。
価な演算増幅器やA/D変換器等を使わないの
で、安価に構成できる。
また検出信号が周波数出力なので、分解能を容
易に高くすることができる。
易に高くすることができる。
第3図は本考案に係る光パワーメータの第2の
実施例の発振部を示す要部構成ブロツク図であ
る。10はそのカソード端子がコモンに接続する
フオトダイオード、14はこのフオトダイオード
10のアノード端子がその反転入力端子に接続す
る演算増幅器、Rbはその一端がこの演算増幅器
14の反転入力端子に接続しその他端が同出力端
子に接続する抵抗、R2はその一端がコモンに接
続しその他端が前記演算増幅器14の非反転入力
端子に接続する抵抗、R3はその一端が前記演算
増幅器14の非反転入力端子に接続しその他端が
同出力端子に接続する抵抗である。
実施例の発振部を示す要部構成ブロツク図であ
る。10はそのカソード端子がコモンに接続する
フオトダイオード、14はこのフオトダイオード
10のアノード端子がその反転入力端子に接続す
る演算増幅器、Rbはその一端がこの演算増幅器
14の反転入力端子に接続しその他端が同出力端
子に接続する抵抗、R2はその一端がコモンに接
続しその他端が前記演算増幅器14の非反転入力
端子に接続する抵抗、R3はその一端が前記演算
増幅器14の非反転入力端子に接続しその他端が
同出力端子に接続する抵抗である。
電源を入れた時はフオトダイオード10の接合
容量が充電されていないから、Vc=0である。
今演算増幅器14の出力が+Vpであつたとすれ
ば、VR=R2Vp/(R3+R2)となる。したがつて
VR>VcであるからVpの値は現状維持されるため、
このVpでフオトダイオード10の接合容量が充
電される。Vcが次第に上昇し、VR=Vcになつた
瞬間今まで保持されていたVpは−VOに反転する。
同時に+VR→−VRとなる。次にフオトダイオー
ド10の接合容量も再び負方向に充電され、+Vc
→0→−Vcと降下し、再び最初の状態に戻る。
以下同一の動作を繰返し、発振状態が生じる。
容量が充電されていないから、Vc=0である。
今演算増幅器14の出力が+Vpであつたとすれ
ば、VR=R2Vp/(R3+R2)となる。したがつて
VR>VcであるからVpの値は現状維持されるため、
このVpでフオトダイオード10の接合容量が充
電される。Vcが次第に上昇し、VR=Vcになつた
瞬間今まで保持されていたVpは−VOに反転する。
同時に+VR→−VRとなる。次にフオトダイオー
ド10の接合容量も再び負方向に充電され、+Vc
→0→−Vcと降下し、再び最初の状態に戻る。
以下同一の動作を繰返し、発振状態が生じる。
この場合にも接合容量Cjと発振周波数pの間に
は、(2)式と同様に p=1/2πRbCj …(3) の関係が成立つ。その後の信号処理は第1図の場
合と同様である。
は、(2)式と同様に p=1/2πRbCj …(3) の関係が成立つ。その後の信号処理は第1図の場
合と同様である。
なおCR発振形以外でも、LC発振形等フオトダ
イオードの接合容量を利用できる、発振周波数の
安定な任意の発振回路構成をとることができる。
イオードの接合容量を利用できる、発振周波数の
安定な任意の発振回路構成をとることができる。
《考案の効果》
以上述べたように本考案によれば、安価な部品
のみで分解能の優れた光パワーメータを簡単な構
成で実現できる。
のみで分解能の優れた光パワーメータを簡単な構
成で実現できる。
第1図は本考案に係る光パワーメータの一実施
例を示す構成ブロツク図、第2図はフオトダイオ
ードの接合容量の特性を示す特性曲線図、第3図
は本考案に係る光パワーメータの第2の実施例を
示す構成ブロツク図、第4図は従来の光パワーメ
ータを示す構成ブロツク図である。 1……発振回路、10……フオトダイオード。
例を示す構成ブロツク図、第2図はフオトダイオ
ードの接合容量の特性を示す特性曲線図、第3図
は本考案に係る光パワーメータの第2の実施例を
示す構成ブロツク図、第4図は従来の光パワーメ
ータを示す構成ブロツク図である。 1……発振回路、10……フオトダイオード。
Claims (1)
- 入射光を受光するフオトダイオードと、このフ
オトダイオードの接合容量を用いて構成する発振
回路とを備え、発振回路の発振周波数から接合容
量を検出することにより入射光量を測定するよう
に構成した光パワーメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14860487U JPH0526977Y2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14860487U JPH0526977Y2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6451838U JPS6451838U (ja) | 1989-03-30 |
JPH0526977Y2 true JPH0526977Y2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=31420073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14860487U Expired - Lifetime JPH0526977Y2 (ja) | 1987-09-29 | 1987-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526977Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7606575B2 (en) | 1988-08-04 | 2009-10-20 | Broadcom Corporation | Remote radio data communication system with data rate switching |
US20010050943A1 (en) | 1989-08-03 | 2001-12-13 | Mahany Ronald L. | Radio frequency communication network having adaptive communication parameters |
-
1987
- 1987-09-29 JP JP14860487U patent/JPH0526977Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6451838U (ja) | 1989-03-30 |
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