JPH04269622A - 変位量計測装置 - Google Patents

変位量計測装置

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Publication number
JPH04269622A
JPH04269622A JP3050247A JP5024791A JPH04269622A JP H04269622 A JPH04269622 A JP H04269622A JP 3050247 A JP3050247 A JP 3050247A JP 5024791 A JP5024791 A JP 5024791A JP H04269622 A JPH04269622 A JP H04269622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
mass body
displacement
output
angular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3050247A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawamoto
川本 博
Takeo Konno
今野 豪雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3050247A priority Critical patent/JPH04269622A/ja
Publication of JPH04269622A publication Critical patent/JPH04269622A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変位量計測装置に関し
、特に、速度に基づいて変位量を計測する変位量計測装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の変位量計測装置として、
図2に示すものが知られている。
【0003】図において、角速度検出基盤11には変位
検出素子12が備えられており、当該変位検出素子12
の出力信号は増幅器13に入力され、同増幅器13にて
増幅された信号が積分器14にて増幅される。ここで、
変位検出素子12は音叉型ジャイロ15の機械的変位を
検出して電気信号に変換するものであり、角速度検出基
盤11と変位検出素子12と音叉型ジャイロ15とによ
って角速度検出器16を構成している。
【0004】上記構成において、角速度検出器16は慣
性に基づいて一定状態を保持しようとする音叉型ジャイ
ロ15により変位検出素子12に機械的な歪や変位を生
ぜしめ、当該変位検出素子12がこれを電気信号に変換
して出力し、増幅器13を介して積分器14が積分して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の変位量
計測装置においては、温度、湿度、電源電圧の変動、電
源投入時の初期標動など各種要因の変化により、角度出
力が大きくドリフトしてしまうという課題があった。
【0006】これを補償するためには恒温漕や厳重な電
源などを使用することも可能ではあるが、高価であり、
また形状が大型化してしまう他、取扱いも複雑となる。
【0007】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、速度を積分して変位量を求める場合において変
位量成分のドリフトを低減せしめることが可能な変位量
計測装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、請求項1にかかる発明は、一の質量体と、同質量体に
生じる慣性力に基づく同質量体の機械的変位量を計測し
て被計測物体の速度を表す信号を出力する第1の計測回
路と、当該第1の計測回路と回路構成が同一で上記質量
体の機械的変位量を計測しない第2の計測回路と、上記
第1の計測回路と上記第2の計測回路の出力の差分値を
求める差分回路と、同差分回路の出力を積分する積分回
路とを備えた構成としてある。
【0009】また、請求項2にかかる発明は、一の質量
体と、同質量体に生じる慣性力に基づく同質量体の機械
的変位量を計測して被計測物体の速度を表す信号を出力
する第1の計測回路と、当該第1の計測回路と回路構成
が同一で上記質量体の機械的変位量を計測しない複数の
第3の計測回路と、当該第3の計測回路による計測結果
から誤差成分を消去した代表値を演算する演算手段と、
上記第1の計測回路と上記演算手段の出力の差分値を求
める差分回路と、同差分回路の出力を積分する積分回路
とを備えた構成としてある。
【0010】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、第1の計測回路が一の質量体に生じる慣性力
に基づく同質量体の機械的変位量を計測して被計測物体
の速度を表す信号を出力する一方で、当該第1の計測回
路と回路構成が同一ではあるが上記質量体の機械的変位
量を計測しない第2の計測回路は上記質量体の機械的変
位量とは無関係の電気信号を出力しており、差分回路は
上記第1の計測回路と上記第2の計測回路の出力の差分
値を求め、積分回路が同差分回路の出力を積分する。
【0011】また、上記のように構成した請求項2にか
かる発明においては、第1の計測回路が一の質量体に生
じる慣性力に基づく同質量体の機械的変位量を計測して
被計測物体の速度を表す信号を出力する一方で、当該第
1の計測回路と回路構成が同一ではあるが上記質量体の
機械的変位量を計測しない複数の第3の計測回路は上記
質量体の機械的変位量とは無関係の電気信号を出力して
おり、演算手段が当該第3の計測回路による計測結果か
ら誤差成分を消去した代表値を演算すると、差分回路は
上記第1の計測回路と上記演算手段の出力の差分値を求
め、積分回路は同差分回路の出力を積分する。
【0012】すなわち、機械的変位量を計測して電気信
号に変換するときに、第1の計測回路は本来の機械的変
位量に基づく成分とそれ以外の要因に伴う成分とを含む
信号を出力し、第2の計測回路と第3の計測回路は本来
の機械的変位量以外の要因に伴う成分を含む信号を出力
するので、その差分をとることにより、機械的変位量に
基づく成分だけを積分することになる。
【0013】ここで、複数の第3の計測回路を有する場
合においては、本来の機械的変位量以外の要因に伴う成
分のばらつきを減少せしめている。
【0014】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかる変位量計測
装置のブロック図である。
【0015】同図において、角速度検出器1は変位検出
素子2と音叉型ジャイロ3と角速度検出基盤4とから構
成され、ドリフト検出器5は音叉型ジャイロ3を有しな
いことを除いて角速度検出器1と同一の回路構成となっ
ている。
【0016】ドリフト検出器5,6の出力信号は平均値
化増幅器7に入力され、同平均値化増幅器7は両者の平
均値を演算して差動増幅器8の負側入力端に出力する。
【0017】差動増幅器8の正側入力端には角速度検出
器1の出力信号が入力されており、角速度検出器1の出
力と平均値化増幅器7の出力との差を演算して増幅し、
同増復した信号は積分器9にて積分されている。
【0018】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。当該変位量計測装置を移動物体に載置したと
し、同移動物体が進路を変更したとする。このとき音叉
型ジャイロ3は進路を変更する以前の方位を維持しよう
とするため、変位検出素子2に対して機械的歪を生ぜし
めようとする。
【0019】変位検出素子2は当該機械的歪に対応する
電圧の信号を出力するが、当該歪は角速度に対応するた
め、変位検出素子2の出力する電圧信号を角速度検出基
盤4にてリニアな信号に変換する。
【0020】一方、ドリフト検出器5,6には音叉型ジ
ャイロ3が備えられていないため、変位検出素子2には
機械的歪は生じない。従って、本来であれば角速度検出
基盤4からは信号が出力されないはずである。しかしな
がら、温度、湿度、電源電圧の変動、電源投入時の初期
標動など各種要因の変化によりある値の信号が出力され
てしまう。
【0021】ドリフト検出器5,6の出力する信号は平
均値化増幅器7にてそれぞれの検出器ごとに生じるばら
つきを平均化されて差動増幅器8の負側入力端に入力さ
れる。
【0022】角速度検出器1の出力する信号は差動増幅
器8の正側入力端に入力されているが、当該角速度検出
器1の出力する信号中にはドリフト検出器5,6から出
力されているのと同様の成分が含まれている。このため
、差動増幅器8にて角速度検出器1の信号と平均値化増
幅器7の信号との差を求めると、同差は温度、湿度、電
源電圧の変動、電源投入時の初期標動など各種要因の変
化などによって生じる成分を含まない成分のみが得られ
ることになる。
【0023】従って、同差を積分器9が積分するとドリ
フトの生じない角度を得ることができる。
【0024】なお、上述した実施例においては平均値化
増幅器7によってドリフト検出器5,6の出力の平均を
とっているが、同一ロットのドリフト検出器5,6を使
用すればさらに素子ごとのばらつきを減少せしめること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、速度を積
分して変位量を求める場合において変位量成分のドリフ
トを低減せしめることが可能な変位量計測装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる変位量計測装置のブ
ロック図である。
【図2】従来の変位量計測装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…角速度検出器 2…変位検出素子 3…音叉型ジャイロ 4…角速度検出基盤 5,6…ドリフト検出器 7…平均値化増幅器 8…差動増幅器 9…積分器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一の質量体と、同質量体に生じる慣性力に
    基づく同質量体の機械的変位量を計測して被計測物体の
    速度を表す信号を出力する第1の計測回路と、当該第1
    の計測回路と回路構成が同一で上記質量体の機械的変位
    量を計測しない第2の計測回路と、上記第1の計測回路
    と上記第2の計測回路の出力の差分値を求める差分回路
    と、同差分回路の出力を積分する積分回路とを具備する
    ことを特徴とする変位量計測装置。
  2. 【請求項2】一の質量体と、同質量体に生じる慣性力に
    基づく同質量体の機械的変位量を計測して被計測物体の
    速度を表す信号を出力する第1の計測回路と、当該第1
    の計測回路と回路構成が同一で上記質量体の機械的変位
    量を計測しない複数の第3の計測回路と、当該第3の計
    測回路による計測結果から誤差成分を消去した代表値を
    演算する演算手段と、上記第1の計測回路と上記演算手
    段の出力の差分値を求める差分回路と、同差分回路の出
    力を積分する積分回路とを具備することを特徴とする変
    位量計測装置。
JP3050247A 1991-02-25 1991-02-25 変位量計測装置 Pending JPH04269622A (ja)

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JP3050247A JPH04269622A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 変位量計測装置

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JP3050247A JPH04269622A (ja) 1991-02-25 1991-02-25 変位量計測装置

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Publication Number Publication Date
JPH04269622A true JPH04269622A (ja) 1992-09-25

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ID=12853659

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JP (1) JPH04269622A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6199020B1 (en) 1997-06-27 2001-03-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. External force measuring apparatus
US7999950B1 (en) 1998-11-12 2011-08-16 International Business Machines Corporation Method and apparatus for providing backup font support for missing device glyphs

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6199020B1 (en) 1997-06-27 2001-03-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. External force measuring apparatus
US7999950B1 (en) 1998-11-12 2011-08-16 International Business Machines Corporation Method and apparatus for providing backup font support for missing device glyphs

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