JPH06265564A - 気体の流速検出装置 - Google Patents

気体の流速検出装置

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JPH06265564A
JPH06265564A JP5077407A JP7740793A JPH06265564A JP H06265564 A JPH06265564 A JP H06265564A JP 5077407 A JP5077407 A JP 5077407A JP 7740793 A JP7740793 A JP 7740793A JP H06265564 A JPH06265564 A JP H06265564A
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JP
Japan
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flow velocity
flow sensor
flow
temperature
velocity value
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Application number
JP5077407A
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English (en)
Inventor
Shunji Ichida
俊司 市田
Shigeru Aoshima
滋 青島
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Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流速検出装置における主流速の補正ならびに
流体の流れの方向および大きさを知る。また流速検出装
置における温度特性の改善で、より正確に流速を求め
る。 【構成】 主流速度を検出する第1のフローセンサ素子
と横流速度を検出する第2のフローセンサ素子とを有
し、また第1のフローセンサ素子による主流速値(V
m)と第2のフローセンサ素子の横流速値(Vy)との
流速状態関数式をあらかじめ記憶するメモリを有してい
る。さらに主流速値(Vm)と横流速値(Vy)の大き
さにより上記流速状態関数式にて演算して真の横流速値
(VY)を求める演算器を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は薄膜フローセンサを利
用した流体検出装置により気体の流速を検出する気体の
流速検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、基板の一部に所定の空間を設けて
薄膜面を形成し、この薄膜面にヒーターエレメントと測
温抵抗エレメントとを設けた薄膜フローセンサを利用し
た気体の流速検出装置においては、一般に温度特性が悪
く、温度に従って、出力が変化する傾向がある。たとえ
ば10℃の変化において±4%ドリフトする。
【0003】また2つのフローセンサの検出方向がたが
いに直交するものにあっては主流速の大きさにより横方
向の流速は大きな影響を受ける。たとえば主流速が0.
5m/sと0.2m/sのとき横流速の出力を比較する
と、0.1m/sにおいて約20%低くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の気体の流速検出
装置は以上のように構成されているので、この種の流速
検出装置は温度特性が低く、ならびに温度による出力変
化が不安定である。さらに主流速の大きさにより横方向
の流速が大きな影響を受けるなどの問題点があった。
【0005】請求項1の発明の目的は、この種気体の流
速検出装置における主流速の改善である。
【0006】請求項2の発明の目的は、この種気体の流
速検出装置における温度特性の改善である。
【0007】請求項3の発明の目的はこの種気体の流速
検出装置において、流体の正確な流速とその方向の計測
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
気体の流速検出装置は、主流速度を検出するフローセン
サ素子と横流速度を検出するフローセンサ素子とを有
し、また第1のフローセンサ素子による主流速値(V
m)と第2のフローセンサ素子の横流速値(Vy)との
流速状態関数式をあらかじめ記憶するメモリを有してい
る。さらに主流速値(Vm)と横流速値(Vy)の大き
さにより上記流速状態関数式にて演算して真の横流速値
(VY)を求める演算器を設けたものである。
【0009】請求項2の発明に係わる気体の流速検出装
置は、第1のフローセンサ素子の流速出力Vmと第1の
フローセンサ素子の温度センサからの温度出力(Vt
m)との状態関数式VM=fm(Vm、Vtm)(式
1)と、第2のフローセンサの流速出力V0と第2のフ
ローセンサの温度出力(Vty)との状態関数式Vy=
fy(V0、Vty)(式2)と上記2つの状態関数式
から温度補正された第1のフローセンサ出力VMと第2
のフローセンサ出力Vyとの状態関数式VY=f(V
M,Vy)(式3)とを記憶するメモリを有し、かつ上
記各種出力Vm、Vtm、V0、Vtyから状態関数式
(式1、式2)を演算し、さらにそれらにより求められ
たVM、Vyから状態関数式(式3)を演算し、真の流
速VYを求める演算器を設けたものである。
【0010】請求項3の発明に係わる気体の流速検出装
置は、第1のフローセンサ素子の流速出力Vmと第1の
フローセンサ素子の温度センサからの温度出力(Vt
m)との状態関数式VM=fm(Vm、Vtm)(式
1)と、第2のフローセンサの流速出力V0と第2のフ
ローセンサの温度出力(Vty)との状態関数式Vy=
fy(V0、Vty)(式2)と上記2つの状態関数式
から温度補正された第1のフローセンサ出力VMと第2
のフローセンサ出力Vyとの状態関数式VY=f(V
M,Vy)(式3)とを記憶するメモリを有している。
またこのメモリは第1のフローセンサの真の主流速値V
Mと第2のフローセンサ素子の真の横流速値VYとから
その方向を求めるベクトル関数式を記憶する。上記各種
出力Vm、Vtm、V0、Vtyから状態関数式(式
1、式2)を演算し、さらにそれらにより求められたV
M、Vyから状態関数式(式3)を演算し、真の流速V
Yを求める演算器を有する。またこの演算器は状態関数
式によって得られたVMとVYからその方向を求めるベ
クトル関数式を演算する。
【0011】
【作用】請求項1の発明における気体の流速検出装置
は、気体の流量を検出する際に、そのメモリに記憶され
た流速状態関数式をもとに、演算器によって、その気体
の主流速を補正し、真の横流速値(VY)が演算され
る。
【0012】請求項2の発明における気体の流速検出装
置は、主流速および横流速を求めるために、温度と各要
因の状態関数式にて演算をし、温度補正した後、真の主
流速および横流速を求める。
【0013】請求項3の発明における気体の流速検出装
置は、真の主流速および横流速から流体の方向が演算器
により求める。
【0014】
【実施例】以下、図によってこの発明の一実施例につい
て説明する。すなわち図1に示す薄膜フローセンサ1の
原理図において、ヒーターエレメント2は周知のように
薄膜フローセンサ1のダイアフラム部3を均一に加熱す
るもので、常時一定の電流が供給される。測温抵抗エレ
メント5a、5bは気体の流れる方向において、ヒータ
ーエレメント2の上流側と下流側とにそれぞれ設けられ
る。
【0015】この図1および図2において、ヒータエレ
メント2を制御して、周囲温度にある測温抵抗エレメン
ト5a、5bを周囲温度よりもある一定の高い温度t
h、たとえば周囲温度を基準に60℃に制御すると、測
温抵抗エレメント5a、5bの温度t1、t2は図3に
示すようにほぼ等しくなる。このとき、測温抵抗エレメ
ント5a、5b、ヒータエレメント2、および測温抵抗
エレメント5bの配設方向、すなわち矢印A方向に流体
が移動すると、上流側の測温抵抗エレメント5aは冷却
されΔt1だけ温度が下がる。一方下流側の測温抵抗エ
レメント5bは温度がΔt2だけ上昇する。この結果、
上流側の測温抵抗エレメント5aと下流側の測温抵抗エ
レメント5bとの間に温度差が生じる。そこで測温抵抗
エレメント5a、5bをブリッジ回路に組み込み、その
温度差を電圧に変換することにより、流体の流速に応じ
た電圧が得られ、これによって流体の流速を検出するこ
とができる。
【0016】図1において、この素子の流体の流れ方向
Bに対する特性は、方向Aと方向Bとのなす角度をθ、
流体の主流の大きさをVとすると、この流体検出素子は
V・cosθを検出する。したがって、測温抵抗エレメ
ント5a、ヒータエレメント2、および測温抵抗エレメ
ント5bの配設方向、すなわち矢印A方向は薄膜フロー
センサ1の検出感度が最大となる方向である。
【0017】さて、薄膜フローセンサ1の最大検出感度
の方向を方向Aとし、流体の流れの方向を方向Bとした
とき、方向Aと方向Bとのなす角をθとし、流体の主流
の速度をVとすると、薄膜フローセンサ1の測温エレメ
ント5a、5bを含むブリッジ回路の出力xからf
(x)=V・cosθの式を利用してVとθが求まる。
【0018】図4においてはフローセンサ素子1を2個
用い、それぞれの最大検出感度方向をたがいに直交させ
てある。すなわち第1のフローセンサ素子1MはA方向
の気体の流れすなわち主流速を検出するために用いら
れ、また第2のフローセンサ素子1YはC方向の気体の
流れすなわち横流速を検出するために用いられる。
【0019】図5において、第1のフローセンサ素子1
Mからの主流速Vm、第2のフローセンサ素子1Yから
の横流速Vyおよび第1のフローセンサの温度Vtm、
第2のフローセンサの温度Vtyはアナログスイッチ7
を介してアナログディジタル変換器9に接続され、この
アナログディジタル変換器の出力端は演算器11たとえ
ばマイクロコンピュータに接続される。また演算器の出
力端はディジタル−アナログ変換器13を介して制御出
力端15すなわち4〜20[mA]出力端に、リレー1
7を介して接点出力端19に、さらにトランジスタまた
はフォトカプラ等のスイッチング回路21を介して、オ
ープンコレクタ出力端23に接続される。一方演算器2
1には表示部25、キーボード27、メモリ29が接続
される。このメモリはたとえばE↑2PROMにより構
成される。
【0020】図6は第1のフローセンサ素子1Mの主流
速Vm、第2のフローセンサ素子1Yの横流速Vyと両
フローセンサ素子の温度出力Vtm、Vtyと補正演算
の流れを示すもので、この図において、演算器11は第
1の温度補正用状態方程式演算31、第2の温度補正用
状態方程式演算32、主流速補正用の流速状態方程式演
算33およびベクトル演算34を実行する。そして、第
1のフローセンサ素子1Mの主流速Vmおよび温度セン
サの出力Vtmは第1の温度補正用状態方程式演算31
に利用され、第2のフローセンサ素子1Yの横流速Vy
0および温度センサの出力Vtyは第2の温度補正用状
態方程式演算32に利用される。第1の温度補正用状態
方程式演算31および第2の温度補正用状態方程式演算
32の出力は主流速補正用の流速状態方程式演算33に
利用される。第1の温度補正用状態方程式演算31の出
力および主流速補正用の流速状態方程式演算33の出力
はベクトル演算34に利用される。主流速補正用の流速
状態方程式演算33の出力は真の横流速の出力Tyに利
用される。ベクトル演算34の出力は気体の流れる方向
の出力Td、真の流速の大きさTVを出力するに利用さ
れる。
【0021】図5において、第1の薄膜フローセンサか
らの出力Vmおよび温度センサの出力Vtm、さらに第
2のフローセンサの出力Vy0と温度センサ出力Vty
はアナログスイッチ7によって適宜切り替えられ、その
後アナログ−ディジタル変換器9に入力され、このアナ
ログ−ディジタル変換器によってディジタル量に変換さ
れる。さらにその信号は演算器11に入力される。
【0022】図6において、第1のフローセンサ素子1
Mの主流速Vmおよび第1の温度センサの出力Vtmは
第1の温度補正用状態方程式演算31に供給され、ここ
でE↑2PROMにあらかじめ記憶してある温度補正用
状態関数をもとに主流速Vmは補正され、VMとなる。
第2のフローセンサ素子1Yの横流速Vy0および第2
の温度センサの出力Vtyは第2の温度補正用状態方程
式演算32に供給され、ここでメモリ29すなわちE2
PROMにあらかじめ記憶してある温度補正用状態関数
をもとに横流速Vy0が補正され、Vyとなる。
【0023】第1の温度補正用状態方程式演算31によ
って温度補正された出力VMおよび第2の温度補正用状
態方程式演算の出力Vyは主流速状態方程式演算33に
入力される。この主流速状態方程式演算において、メモ
リ29すなわちE2 PROMにあらかじめ記憶されてい
る主流速補正用状態関数をもとに、真の横流速VYが演
算され、その出力Tyに利用される。
【0024】また、第1の温度補正用状態方程式演算3
1の出力VMおよび主流速状態方程式演算33の出力V
Yはベクトル演算に入力され、ここで、あらかじめメモ
リ29が記憶している流速ベクトル演算式をもとに真の
流速TVの方向およびその大きさが出力Td、Tmに利
用される。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように請求項1の発明
は、主流速度を検出する第1のフローセンサ素子と横流
速度を検出する第2のフローセンサ素子とを有するフロ
ーセンサと、第1のフローセンサ素子による主流速値
(Vm)と第2のフローセンサ素子の横流速値(Vy)
との流速状態関数式をあらかじめ記憶するメモリと、そ
の主流速値(Vm)と横流速値(Vy)の大きさにより
主流速状態関数式にて演算して真の横流速値(VY)を
求める演算器とを設け、メモリにあらかじめ記憶されて
いる主流速補正用状態関数をもとに演算補正するので、
真の横流速値(VY)を容易に、かつ迅速に求めること
ができる。
【0026】請求項2の発明は第1のフローセンサ素子
と第2のフローセンサ素子の温度センサからの第1の温
度出力(Vtm)と、第2の温度出力(Vty)と、メ
モリにあらかじめ記憶された温度状態補正用関数から温
度補正をした後、主流速を補正するので、真の横流速の
精度をいっそう高めることができる。
【0027】請求項3の発明はメモリにあらかじめ記憶
された流速ベクトル演算式をもとに演算器によりベクト
ル演算し、真の流速の方向とその大きさを知るようにし
ているので、真の横流速とともに、真の流速の方向とそ
の大きさの3つの出力を得ることができ、とくにクリー
ンルーム等の気体の流れを測定するのに適しており、机
や他の装置等の配置を決定するのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における気体の流速検出装置の検出部
である薄膜フローセンサの斜視図である。
【図2】この発明における気体の流速検出装置の検出部
である薄膜フローセンサの縦断面図である。
【図3】図2における薄膜フローセンサのヒーターエレ
メントおよび測温抵抗エレメントの温度分布を示す動作
説明図である。
【図4】この発明における気体の流速検出装置のフロー
センサ素子の配列状態を示す平面図である。
【図5】この発明における気体の流速検出装置の流量検
出部のブロック回路図である。
【図6】この発明における気体の流速検出装置の演算器
における補正の流れを説明する流れ図である。
【符号の説明】
1 薄膜フローセンサ 1M 第1のフローセンサ素子 1Y 第2のフローセンサ素子 2 ヒーターエレメント 3 ダイアフラム部 4 温度センサ 5a 測温抵抗エレメント 5b 測温抵抗エレメント 7 アナログスイッチ 9 アナログディジタル変換器 11 演算器 13 ディジタル−アナログ変換器 15 制御出力端 17 リレー 19 接点出力端 21 スイッチング回路 23 オープンコレクタ出力端 25 表示部 27 キーボード 29 メモリ 31 第1の温度補正用状態方程式演算 32 第2の温度補正用状態方程式演算 33 主流速補正用の流速状態方程式演算 34 ベクトル演算

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状の薄膜体上にヒーターエレメント
    と測温抵抗エレメントとを設けることにより薄膜フロー
    センサ素子を構成し、この薄膜フローセンサ素子を一対
    を単位として、かつそれぞれの検出方向がたがいに交差
    するように配設し、その一方を主流速度を検出する第1
    のフローセンサ素子とし、その他方を横流速度を検出す
    る第2のフローセンサ素子としたフローセンサと、上記
    第1のフローセンサ素子による主流速値(Vm)と上記
    第2のフローセンサ素子の横流速値(Vy)とから求め
    られる状態関数式V=f(Vm,Vy)をあらかじめ記
    憶するメモリと、その主流速値(Vm)と横流速値(V
    y)の大きさにより上記横流状態関数式にて演算して真
    の横流速値(VY)を求める演算器とを備えたことを特
    徴とする気体の流速検出装置。
  2. 【請求項2】 基板上に平面状の薄膜体を設けるととも
    に、この薄膜体上にヒーターエレメントと測温抵抗エレ
    メントを設け、また上記基板上において、上記ヒーター
    エレメントおよび上記測温抵抗エレメントの影響を受け
    ない位置に温度センサを設けることにより薄膜フローセ
    ンサ素子を構成したものにおいて、このフローセンサ素
    子を一対を単位として、かつそれぞれのフローセンサ素
    子をその検出方向がたがいに交差するように配設し、そ
    の一方を主流速を検出する第1のフローセンサ素子と
    し、またその他方を横流れ速度を検出する第2のフロー
    センサ素子としたフローセンサと、このフローセンサか
    らの主流速出力(Vm)と上記第1のフローセンサの温
    度センサからの温度出力(Vtm)をもとに得られた状
    態関数式VM=f(Vm,Vtm)と、上記第2のフロ
    ーセンサ素子の温度センサの出力Vtyと上記第2のフ
    ローセンサ素子からの気体の横流速出力(Vy0)をも
    とに得られた状態関数式Vy=f(Vy0,Vty)を
    あらかじめ記憶するメモリと、上記主流速出力(VM)
    と上記横流速値(Vy)の大きさにより上記状態関数式
    VY=g(VM,Vy)にて演算して上記第2のフロー
    センサの真の横流速値(VY)を求める演算器とを備え
    たことを特徴とする気体の流速検出装置。
  3. 【請求項3】 基板上に平面状の薄膜体を設けるととも
    に、この薄膜体上にヒーターエレメントと測温抵抗エレ
    メントを設け、また上記基板上において、上記ヒーター
    エレメントおよび上記測温抵抗エレメントの影響を受け
    ない位置に温度センサを設けることにより薄膜フローセ
    ンサ素子を構成したものにおいて、このフローセンサ素
    子を一対を単位として、かつそれぞれのフローセンサ素
    子をその検出方向がたがいに交差するように配設し、そ
    の一方を主流速を検出する第1のフローセンサ素子と
    し、またその他方を横流れ速度を検出する第2のフロー
    センサ素子としたフローセンサと、上記第1のフローセ
    ンサ素子による主流速値(Vm)と上記第1のフローセ
    ンサの温度センサの出力Vtmから補正された主流速値
    VMと、上記第2のフローセンサ素子の横流速値(Vy
    0)と上記第2のフローセンサの温度センサの出力Vt
    yから補正された横流速値Vyおよび上記温度補正され
    た主流速値VMと、上記温度補正された横流速値とから
    横流速状態関数式VY=g(VM,Vy)ならびに上記
    温度補正された主流速値(VM)と上記主流速補正され
    た横流速値(VY)とから決まる流体の方向を求めるベ
    クトル演算関数式をあらかじめ記憶するメモリと、上記
    第1のフローセンサの主流速値(VM)とこの第1のフ
    ローセンサの温度センサ出力(Vtm)とにより真の主
    流速値(Vm)を求め、また上記第2のフローセンサの
    横流速値(Vy0)と上記第2のフローセンサの温度出
    力(Vty)の大きさにより横流速値(Vy)を求め、
    さらにこの横流速値(Vy)と上記主流速補正された横
    流速値(VM)から状態関数式にて演算して流体の方向
    と、真の流速値(TV)の大きさを求める演算器とを備
    えた気体の流速検出装置。
JP5077407A 1993-03-12 1993-03-12 気体の流速検出装置 Pending JPH06265564A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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