JPH05268019A - パルス幅変調回路 - Google Patents
パルス幅変調回路Info
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- JPH05268019A JPH05268019A JP9491192A JP9491192A JPH05268019A JP H05268019 A JPH05268019 A JP H05268019A JP 9491192 A JP9491192 A JP 9491192A JP 9491192 A JP9491192 A JP 9491192A JP H05268019 A JPH05268019 A JP H05268019A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パルス信号のHレベルおよびLレベルのパル
ス幅をそれぞれ独立に制御し、一つのパルス信号として
出力するパルス幅変調回路を提供すること。 【構成】 第1の比較回路comp1の出力信号波を、第2
の比較回路comp2へ入力し、また第2の比較回路comp2
の出力信号波を第1の比較回路comp1に帰還することに
より自己発振型のパルス信号を発生させ、得られるパル
ス信号のHレベル、Lレベルのパルス幅をそれぞれ、各
比較回路comp1,comp2に入力する基準電圧値でコント
ロールし、基準電圧の大小に比例したパルス幅をもつパ
ルス信号を発生させること。
ス幅をそれぞれ独立に制御し、一つのパルス信号として
出力するパルス幅変調回路を提供すること。 【構成】 第1の比較回路comp1の出力信号波を、第2
の比較回路comp2へ入力し、また第2の比較回路comp2
の出力信号波を第1の比較回路comp1に帰還することに
より自己発振型のパルス信号を発生させ、得られるパル
ス信号のHレベル、Lレベルのパルス幅をそれぞれ、各
比較回路comp1,comp2に入力する基準電圧値でコント
ロールし、基準電圧の大小に比例したパルス幅をもつパ
ルス信号を発生させること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパルス幅変調回路にか
かり、更に詳しくは、パルス信号のHレベル、Lレベル
のパルス幅を独立に変化させ、一のパルス信号として伝
送できるパルス幅変調回路に関する。
かり、更に詳しくは、パルス信号のHレベル、Lレベル
のパルス幅を独立に変化させ、一のパルス信号として伝
送できるパルス幅変調回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のパルス幅変調回路として、従来
は図3に示す構成の回路P1が用いられていた。すなわ
ち、クロックパルスCを充放電時定数回路12を通して
比較回路11の非反転端子(+)へ入力し、反転端子
(−)へは基準電圧を入力し、比較回路11においてク
ロックパルスCの信号波形と基準電圧とを比較し、基準
電圧の増減に応じて、出力するパルス信号のパルス幅を
変化させていた。このパルス幅変調回路P1では、図3
に示すように、充放電時定数回路12に入力するクロッ
ク信号Cは、信号分離用ダイオードD11および抵抗R
11を通してコンデンサC11に充電される。また、上
述したクロック信号CはトランジスタQの電源電圧とし
ての機能も有している。
は図3に示す構成の回路P1が用いられていた。すなわ
ち、クロックパルスCを充放電時定数回路12を通して
比較回路11の非反転端子(+)へ入力し、反転端子
(−)へは基準電圧を入力し、比較回路11においてク
ロックパルスCの信号波形と基準電圧とを比較し、基準
電圧の増減に応じて、出力するパルス信号のパルス幅を
変化させていた。このパルス幅変調回路P1では、図3
に示すように、充放電時定数回路12に入力するクロッ
ク信号Cは、信号分離用ダイオードD11および抵抗R
11を通してコンデンサC11に充電される。また、上
述したクロック信号CはトランジスタQの電源電圧とし
ての機能も有している。
【0003】また、バイアス端子Bに供給される電圧
は、抵抗R12,R13を通してトランジスタQのベー
スに加えられ、クロックパルスの存在しない期間におい
て、コンデンサC11に充電された電荷は、トランジス
タQおよびエミッタ抵抗R14から放電される。言い代
えると、コンデンサC11に充電した電荷のためトラン
ジスタQのコレクタ電流が流れ、コレクタに図4(b)
に示す波形の鋸歯状波が発生する。この鋸歯状波は、比
較回路11の非反転端子(+)に入力し、入力端子Aに
加える電圧を、抵抗R19を介してレベル調整すると、
基準電圧設定用分圧抵抗R17,R18で分圧された基
準電圧Vthが反転端子(−)に入力する。そして、比較
回路11において、上述した鋸歯状波と基準電圧のしき
い値とが比較され、出力端子Oから基準電圧に応じたパ
ルス幅をもつパルス信号が出力される。
は、抵抗R12,R13を通してトランジスタQのベー
スに加えられ、クロックパルスの存在しない期間におい
て、コンデンサC11に充電された電荷は、トランジス
タQおよびエミッタ抵抗R14から放電される。言い代
えると、コンデンサC11に充電した電荷のためトラン
ジスタQのコレクタ電流が流れ、コレクタに図4(b)
に示す波形の鋸歯状波が発生する。この鋸歯状波は、比
較回路11の非反転端子(+)に入力し、入力端子Aに
加える電圧を、抵抗R19を介してレベル調整すると、
基準電圧設定用分圧抵抗R17,R18で分圧された基
準電圧Vthが反転端子(−)に入力する。そして、比較
回路11において、上述した鋸歯状波と基準電圧のしき
い値とが比較され、出力端子Oから基準電圧に応じたパ
ルス幅をもつパルス信号が出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3のパル
ス幅変調回路P1から出力するパルス信号出力のHレベ
ルおよびLレベルのパルス幅は、相互に関連し、各々の
レベルのパルス幅を独立に変化させることができないと
いう不都合な点がある。また、充放電時定数回路12を
介して比較回路11にクロックパルスCを入力しなけれ
ばならず、予めクロックパルス発生器を用意しなければ
ならない等の不都合な点があった。そこでこの発明で
は、このような従来のパルス幅変調回路の不都合な点を
除去するためになされたものであり、クロックパルスを
必要としないで、出力するパルス信号のHレベル、Lレ
ベルのパルス幅を、独立に変化させ、一のパルス信号と
して伝送できるパルス幅変調回路を提供しようとするも
のである。
ス幅変調回路P1から出力するパルス信号出力のHレベ
ルおよびLレベルのパルス幅は、相互に関連し、各々の
レベルのパルス幅を独立に変化させることができないと
いう不都合な点がある。また、充放電時定数回路12を
介して比較回路11にクロックパルスCを入力しなけれ
ばならず、予めクロックパルス発生器を用意しなければ
ならない等の不都合な点があった。そこでこの発明で
は、このような従来のパルス幅変調回路の不都合な点を
除去するためになされたものであり、クロックパルスを
必要としないで、出力するパルス信号のHレベル、Lレ
ベルのパルス幅を、独立に変化させ、一のパルス信号と
して伝送できるパルス幅変調回路を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、この発明は、第1基準電圧と、第1充放電時定数回
路を通して入力するパルス信号の波形とを比較し、第1
基準電圧に対応したパルス幅をもつパルス信号を出力す
る第1の比較回路と、第2基準電圧と、第2充放電時定
数回路を通して入力するパルス信号波形とを比較し、第
2基準電圧に対応したパルス幅をもつパルス信号を出力
する第2の比較回路と、第2の比較回路から出力するパ
ルス信号を第1充放電時定数回路を通して第1の比較回
路へ入力する回路と、第1の比較回路から出力するパル
ス信号を第2充放電時定数回路を通して第2の比較回路
へ入力する回路と、第2の比較回路から出力するパルス
信号を、コンデンサを介して第2の比較回路へ戻す回路
と、を備えており、前記第1、第2基準電圧の電圧値又
は第1、第2充放電時定数回路の時定数を制御し、第1
および第2の比較回路より出力するパルス信号のHレベ
ルおよびLレベルを独立に変化させ、一つの信号波形と
して出力することを特徴とするものである。
め、この発明は、第1基準電圧と、第1充放電時定数回
路を通して入力するパルス信号の波形とを比較し、第1
基準電圧に対応したパルス幅をもつパルス信号を出力す
る第1の比較回路と、第2基準電圧と、第2充放電時定
数回路を通して入力するパルス信号波形とを比較し、第
2基準電圧に対応したパルス幅をもつパルス信号を出力
する第2の比較回路と、第2の比較回路から出力するパ
ルス信号を第1充放電時定数回路を通して第1の比較回
路へ入力する回路と、第1の比較回路から出力するパル
ス信号を第2充放電時定数回路を通して第2の比較回路
へ入力する回路と、第2の比較回路から出力するパルス
信号を、コンデンサを介して第2の比較回路へ戻す回路
と、を備えており、前記第1、第2基準電圧の電圧値又
は第1、第2充放電時定数回路の時定数を制御し、第1
および第2の比較回路より出力するパルス信号のHレベ
ルおよびLレベルを独立に変化させ、一つの信号波形と
して出力することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】以上のように、この発明では第1の比較回路の
出力を、第2の比較回路へ入力するとともに、第2の比
較回路の出力を第1の比較回路入力として戻すことによ
り、自己発振型のパルス信号を発生させる。しかも、発
生するパルス信号のHレベル、Lレベルのパルス幅を、
各比較回路に入力する基準電圧の電圧値又は充放電時定
数回路の時定数を制御することにより比較回路より出力
されるパルス信号のパルス幅が独立に変化されて一のパ
ルス信号として出力することができる。
出力を、第2の比較回路へ入力するとともに、第2の比
較回路の出力を第1の比較回路入力として戻すことによ
り、自己発振型のパルス信号を発生させる。しかも、発
生するパルス信号のHレベル、Lレベルのパルス幅を、
各比較回路に入力する基準電圧の電圧値又は充放電時定
数回路の時定数を制御することにより比較回路より出力
されるパルス信号のパルス幅が独立に変化されて一のパ
ルス信号として出力することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は、実施例のパルス幅変調回路P2
の概略構成ブロック図であり、第1の比較回路comp1の
反転端子(−)には、基準電圧設定用分圧抵抗R7,R
8で分圧された第1の基準電圧1が加えられ、非反転端
子(+)には抵抗R6とコンデンサC4から成る第1の
充放電時定数回路が接続されている。また、第2の比較
回路comp2の非反転端子(+)には、基準電圧設定用分
圧抵抗R2,R3で分圧された第2基準電圧2が加えら
れ、反転端子(−)には抵抗R4およびコンデンサC1
からなる第2充放電時定数回路が接続されている。ま
た、第2の比較回路comp2の出力(out 2)は、スイッ
チダイオードD2により、第1の比較回路comp1の非反
転端子(+)に加えられ、第1の比較回路comp1の出力
(out 1)は、スイッチダイオードD3を介して第2の
比較回路comp2の反転端子(−)に接続されており、第
2の比較回路comp2の出力(out 2)は、帰還コンデン
サC2を介して、第2の比較回路の非反転端子(+)へ
戻される。
いて説明する。図1は、実施例のパルス幅変調回路P2
の概略構成ブロック図であり、第1の比較回路comp1の
反転端子(−)には、基準電圧設定用分圧抵抗R7,R
8で分圧された第1の基準電圧1が加えられ、非反転端
子(+)には抵抗R6とコンデンサC4から成る第1の
充放電時定数回路が接続されている。また、第2の比較
回路comp2の非反転端子(+)には、基準電圧設定用分
圧抵抗R2,R3で分圧された第2基準電圧2が加えら
れ、反転端子(−)には抵抗R4およびコンデンサC1
からなる第2充放電時定数回路が接続されている。ま
た、第2の比較回路comp2の出力(out 2)は、スイッ
チダイオードD2により、第1の比較回路comp1の非反
転端子(+)に加えられ、第1の比較回路comp1の出力
(out 1)は、スイッチダイオードD3を介して第2の
比較回路comp2の反転端子(−)に接続されており、第
2の比較回路comp2の出力(out 2)は、帰還コンデン
サC2を介して、第2の比較回路の非反転端子(+)へ
戻される。
【0008】パルス幅変調回路P2に電源電圧VDCが加
えられると、第1の比較回路に接続する第1充放電時定
数回路のcomp1非反転端子(IN1)の電位は“ゼロV”
より、次第に上昇し、第1基準電圧1に達するまでは、
出力(out 1)はLレベルである。すなわち、この状態
では、第2の比較回路comp2に接続する第2充放電時定
数回路の反転端子側端子(IN2)もLレベルであり、第
2の比較回路comp2の出力(out 2)はHレベルであ
り、スイッチダイオードD2は“オフ”となり、コンデ
ンサC2(VDC−基準電圧2)に充電される。非反転端
子に入力する電圧が上昇し、基準電圧1を越えると、第
1の比較回路comp1の出力(out 1)はHとなり、スイ
ッチダイオードD3は“オフ”。この状態になると、第
2充放電時定数回路の反転端子(IN2)に入力する電圧
は上昇し始め、(IN2)に入力する電圧が基準電圧2を
越えると、比較回路comp2からの出力(out 2)はLと
なり、帰還コンデンサC2により、第2の比較回路comp
2の非反転端子(−)はGNDレベルに落ちる。
えられると、第1の比較回路に接続する第1充放電時定
数回路のcomp1非反転端子(IN1)の電位は“ゼロV”
より、次第に上昇し、第1基準電圧1に達するまでは、
出力(out 1)はLレベルである。すなわち、この状態
では、第2の比較回路comp2に接続する第2充放電時定
数回路の反転端子側端子(IN2)もLレベルであり、第
2の比較回路comp2の出力(out 2)はHレベルであ
り、スイッチダイオードD2は“オフ”となり、コンデ
ンサC2(VDC−基準電圧2)に充電される。非反転端
子に入力する電圧が上昇し、基準電圧1を越えると、第
1の比較回路comp1の出力(out 1)はHとなり、スイ
ッチダイオードD3は“オフ”。この状態になると、第
2充放電時定数回路の反転端子(IN2)に入力する電圧
は上昇し始め、(IN2)に入力する電圧が基準電圧2を
越えると、比較回路comp2からの出力(out 2)はLと
なり、帰還コンデンサC2により、第2の比較回路comp
2の非反転端子(−)はGNDレベルに落ちる。
【0009】このため、一定時間、comp2の出力(out
2)はLレベルになる。また、comp2の出力(out 2)
がLレベルになると、スイッチダイオードD2は“オ
ン”状態になり、第1充放電時定数回路の非反転側端子
(IN1)の入力は低下し、第1の比較回路comp1の出力
もLレベルになる。この結果、スイッチダイオードD3
は“オン”になり、第2の比較回路に接続する第2充放
電時定数回路の反転端子(IN2)に入力する電圧はLレ
ベルである。さらに、第2の比較回路comp2の非反転端
子電位が抵抗R5,R2およびR3、並びに帰還コンデ
ンサC2の時定数で上昇し、端子(INS)の電位を越
えると、comp2の出力(out 2)はHレベルになり、初
期の状態に戻る。以上の順序を繰り返してcomp1からの
出力(out 1)は、図2の(a),(b)に示す矩形状
の一のパルス波形に変化する。
2)はLレベルになる。また、comp2の出力(out 2)
がLレベルになると、スイッチダイオードD2は“オ
ン”状態になり、第1充放電時定数回路の非反転側端子
(IN1)の入力は低下し、第1の比較回路comp1の出力
もLレベルになる。この結果、スイッチダイオードD3
は“オン”になり、第2の比較回路に接続する第2充放
電時定数回路の反転端子(IN2)に入力する電圧はLレ
ベルである。さらに、第2の比較回路comp2の非反転端
子電位が抵抗R5,R2およびR3、並びに帰還コンデ
ンサC2の時定数で上昇し、端子(INS)の電位を越
えると、comp2の出力(out 2)はHレベルになり、初
期の状態に戻る。以上の順序を繰り返してcomp1からの
出力(out 1)は、図2の(a),(b)に示す矩形状
の一のパルス波形に変化する。
【0010】ただし、(out 1)のLレベルの期間T1
は、抵抗R6およびコンデンサC4による充放電時定数
と、基準電圧2との関係により定まり、充放電時定数が
一定とすると、基準電圧2の電圧値を大きくすればHレ
ベルのパルス幅は広くなり、基準電圧値を低くするとパ
ルス幅は狭くなる。このようにして、基準電圧1および
2を制御することにより第1の比較器comp1の(out
1)出力のHレベルおよびLレベルの時間幅をコントロ
ールすることができる。したがって、図1に示すよう
に、入力端子Aより結合抵抗R9を介して第1基準電圧
1の電圧値を、また、Bより結合抵抗R1を通して第2
基準電圧2を制御すれば、入力パルスA,B各々に応じ
たパルス幅を有する一パルス信号出力(out 1)を出力
させることができる。
は、抵抗R6およびコンデンサC4による充放電時定数
と、基準電圧2との関係により定まり、充放電時定数が
一定とすると、基準電圧2の電圧値を大きくすればHレ
ベルのパルス幅は広くなり、基準電圧値を低くするとパ
ルス幅は狭くなる。このようにして、基準電圧1および
2を制御することにより第1の比較器comp1の(out
1)出力のHレベルおよびLレベルの時間幅をコントロ
ールすることができる。したがって、図1に示すよう
に、入力端子Aより結合抵抗R9を介して第1基準電圧
1の電圧値を、また、Bより結合抵抗R1を通して第2
基準電圧2を制御すれば、入力パルスA,B各々に応じ
たパルス幅を有する一パルス信号出力(out 1)を出力
させることができる。
【0011】以上の実施例では、第1基準電圧および第
2基準電圧の電圧値を制御して、第1の比較回路comp
1、第2の比較回路comp2から出力するパルス信号のH
レベル、Lレベルのパルス幅を各々独立に変化させ、一
のパルス信号として伝送するパルス幅変調回路P2につ
いて例示したが、この発明はこのように第1基準電圧、
第2基準電圧の電圧値を制御してcomp1、comp2から出
力されるパルス信号のHレベル、Lレベルのパルス幅を
変化させる方法に限られるものではない。例えば、第1
および第2充放電時定数回路の時定数を制御してcomp1
およびcomp2から出力されるパルス信号のパルス幅を変
化させてもよく、さらには第1基準値、第2基準値の電
圧値と第1充放電時定数回路、第2充放電時定数回路の
時定数を制御してもよい。なお、図1中の、D1は保護
ダイオード、R5およびR10は第1の比較回路comp
1,第2の比較回路comp2の負荷抵抗である。
2基準電圧の電圧値を制御して、第1の比較回路comp
1、第2の比較回路comp2から出力するパルス信号のH
レベル、Lレベルのパルス幅を各々独立に変化させ、一
のパルス信号として伝送するパルス幅変調回路P2につ
いて例示したが、この発明はこのように第1基準電圧、
第2基準電圧の電圧値を制御してcomp1、comp2から出
力されるパルス信号のHレベル、Lレベルのパルス幅を
変化させる方法に限られるものではない。例えば、第1
および第2充放電時定数回路の時定数を制御してcomp1
およびcomp2から出力されるパルス信号のパルス幅を変
化させてもよく、さらには第1基準値、第2基準値の電
圧値と第1充放電時定数回路、第2充放電時定数回路の
時定数を制御してもよい。なお、図1中の、D1は保護
ダイオード、R5およびR10は第1の比較回路comp
1,第2の比較回路comp2の負荷抵抗である。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパルス幅変調回路によれば、2つの比較回路にそれぞ
れ入力する基準電圧の電圧値、又は第1、第2の2つの
比較回路にそれぞれ接続する充放電時定数回路の時定数
を制御することにより、出力するパルス信号のHレベル
およびLレベルのパルス幅を独立に制御して一つのパル
ス信号として伝送することができる。
のパルス幅変調回路によれば、2つの比較回路にそれぞ
れ入力する基準電圧の電圧値、又は第1、第2の2つの
比較回路にそれぞれ接続する充放電時定数回路の時定数
を制御することにより、出力するパルス信号のHレベル
およびLレベルのパルス幅を独立に制御して一つのパル
ス信号として伝送することができる。
【図1】実施例のパルス幅変調回路の概略構成ブロック
図である。
図である。
【図2】(a)、(b)はそれぞれ実施例のパルス幅変
調回路の第1の比較回路および第2の比較回路より出力
されるパルス信号のHレベル、Lレベルの時間対レベル
の関係を示す特性曲線図である。
調回路の第1の比較回路および第2の比較回路より出力
されるパルス信号のHレベル、Lレベルの時間対レベル
の関係を示す特性曲線図である。
【図3】従来のパルス幅変調回路の概略構成ブロック図
である。
である。
【図4】(a)、(b)、(c)および(d)はそれぞ
れ従来のパルス幅変調回路に入力する基準信号としての
クロックパルス、バイアス端子電圧によりトランジスタ
のコレクタに流れる鋸歯状波、充放電時定数回路から比
較回路に入力するパルス信号および比較回路からパルス
幅が変調されて出力する矩形状パルスの時間対レベルの
関係を示す特性曲線図である。
れ従来のパルス幅変調回路に入力する基準信号としての
クロックパルス、バイアス端子電圧によりトランジスタ
のコレクタに流れる鋸歯状波、充放電時定数回路から比
較回路に入力するパルス信号および比較回路からパルス
幅が変調されて出力する矩形状パルスの時間対レベルの
関係を示す特性曲線図である。
comp1 第1の比較回路 comp2 第2の比較回路 11 従来の比較回路 R7,R8 第1の比較回路の基準電圧設定用分圧抵抗 R2,R3 第2の比較回路の基準電圧設定用分圧抵抗 R6,C4 第1の比較回路に接続する第1充放電時定
数回路を構成する時定数素子 R4,C1 第2の比較回路に接続する第2充放電時定
数回路を構成する時定数素子 D2,D3 スイッチダイオード C2 帰還ダイオード VDC 電源電圧 P1 従来のパルス幅変調回路 P2 本発明のパルス幅変調回路
数回路を構成する時定数素子 R4,C1 第2の比較回路に接続する第2充放電時定
数回路を構成する時定数素子 D2,D3 スイッチダイオード C2 帰還ダイオード VDC 電源電圧 P1 従来のパルス幅変調回路 P2 本発明のパルス幅変調回路
Claims (1)
- 【請求項1】 第1基準電圧と、第1充放電時定数回路
を通して入力するパルス信号の波形とを比較し、第1基
準電圧に対応したパルス幅をもつパルス信号を出力する
第1の比較回路と、 第2基準電圧と、第2充放電時定数回路を通して入力す
るパルス信号の波形とを比較し、第1基準電圧に対応し
たパルス幅をもつパルス信号を出力する第2の比較回路
と、 第2の比較回路から出力するパルス信号を、第1充放電
時定数回路を通して第1の比較回路へ送る回路と、 第1の比較回路から出力するパルス信号を、第2充放電
時定数回路を通して第2の比較回路へ送る回路と、 第2の比較回路から出力するパルス信号を、コンデンサ
を介して第2の比較回路へ戻す回路とを備えており、前
記第1、第2基準電圧の電圧値、又は第1、第2充放電
時定数回路の時定数を制御し、第1および第2の比較回
路より出力するパルス信号のHレベルおよびLレベルを
独立に変化させ、一の信号波形として出力することを特
徴とするパルス幅変調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9491192A JPH05268019A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | パルス幅変調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9491192A JPH05268019A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | パルス幅変調回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05268019A true JPH05268019A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=14123199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9491192A Pending JPH05268019A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | パルス幅変調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05268019A (ja) |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP9491192A patent/JPH05268019A/ja active Pending
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