JPH05267465A - 半導体デバイスのヒューズ切断装置及びその使用方法 - Google Patents

半導体デバイスのヒューズ切断装置及びその使用方法

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JPH05267465A
JPH05267465A JP9360292A JP9360292A JPH05267465A JP H05267465 A JPH05267465 A JP H05267465A JP 9360292 A JP9360292 A JP 9360292A JP 9360292 A JP9360292 A JP 9360292A JP H05267465 A JPH05267465 A JP H05267465A
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fuse
semiconductor device
laser light
cutting
measuring
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Masaaki Tanaka
公明 田中
Atsushi Kawasaki
篤 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒューズ切断方式による冗長回路を有する半
導体デバイスの電気的特性検査とレーザー光照射による
ヒューズ切断とを1つの装置内で行う。 【構成】 水平方向に移動可能な支持テーブル2上に半
導体ウェハ1を固定し、この支持テーブル2の上方に設
けた電気的特性測定装置の測定用プローブ5により所定
の電気的特性の測定を行う。この測定結果に基づき、制
御部4が、切断の必要なヒューズ位置を決定するととも
に、その切断が必要なヒューズ位置が、支持テーブル2
の上方に設けたレーザー光照射装置6の直下に来るよう
に支持テーブル2の移動位置を制御し、その位置でレー
ザー光照射によるヒューズ切断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒューズ切断方式によ
る冗長回路を有する半導体デバイスのヒューズ切断装置
及びその使用方法に関し、特に、半導体デバイスの電気
的特性検査とその検査結果に基づくレーザー光照射によ
るヒューズ切断とを1つの装置で行おうとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造過程で生じる各種
の電気的特性のばらつきや不良を調整して、歩留りを向
上させるために、半導体デバイスに予め冗長回路を組み
込んでおくことが最近行われている。例えば、半導体デ
バイスの基準電圧を適正値に調整するため、幾つかの抵
抗をヒューズを介して組み合わせた冗長回路を半導体デ
バイスの内部回路に予め接続して組み込んでおき、製造
後の測定結果に応じて、必要なヒューズを切断すること
により、その冗長回路の抵抗値を変化させて、基準電圧
を適正値に調整することが行われている。また、RAM
やEPROMのような半導体メモリにおいては、予備の
メモリアレイをデバイス中に形成しておき、測定の結
果、本体メモリアレイに不良が有った場合に、その予備
のメモリアレイを使用することが行われている。この予
備のメモリアレイへの切り換えにも、多くの場合、ヒュ
ーズ切断方式が採用されている。
【0003】このようなヒューズを切断する方法には、
ヒューズの両端に高電圧を印加して抵抗加熱によりヒュ
ーズを溶断する方法と、パッシベーション膜に設けた開
口を通じてレーザー光を照射することによりヒューズを
溶断する方法とがある。しかしながら、前者の方法に
は、デバイスの他の回路部分への影響を考慮すると、ヒ
ューズの両端に印加する電圧には限界があり、このた
め、ヒューズを確実に切断することが難しいという欠点
があった。そこで、レーザー光照射によるヒューズ切断
が注目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のレー
ザー光照射によるヒューズ切断法には、次のような問題
点があった。
【0005】即ち、従来のレーザー光照射によるヒュー
ズ切断法では、半導体デバイスの電気的特性の検査とそ
の検査結果に基づくヒューズ切断とを全く別の装置で行
わなければならなかったために、各装置間での半導体デ
バイスの移送の問題並びに切断ヒューズ位置の情報伝達
の問題等があった。
【0006】図3に、従来の代表的な電気的特性検査装
置の構成を模式的に示す。半導体デバイスは、半導体ウ
ェハ1の状態で試料ステージ101上に固定される。こ
の試料ステージ101は、ステージ駆動制御部102に
より、半導体ウェハ1に対して水平方向及び垂直方向に
夫々駆動されるようになっている。そして、一対の測定
用プローブ102が半導体デバイスの所定の測定用端子
に押し当てられて、所定の電気的特性が測定される。こ
れらの測定用プローブ102は、プローブ支持部104
aを介して、プローブ測定制御部104により動作制御
される。そして、この測定は、各半導体デバイスに関し
て検査が必要な電気的特性の種類の数及び半導体ウェハ
1内の半導体デバイスの数だけ繰り返され、切断が必要
なヒューズ位置の情報が、上述したステージ駆動制御部
102及びプローブ測定制御部104を制御するCPU
105から例えばフロッピーディスク106に一括して
記憶される。
【0007】次いで、半導体ウェハ1は、図4に示すヒ
ューズ切断装置に送られる。同図において、111は、
例えばXYテーブルのような水平方向に移動可能な試料
ステージであり、ステージ駆動制御部112により駆動
される。そして、半導体ウェハ1はこの試料ステージ1
11上に、例えば真空吸着等の手段により固定保持され
る。そして、レーザー光源113及びレーザービーム集
束化光学系114を含むレーザー光照射装置110から
集束レーザー光115が半導体ウェハ1の所定の照射位
置に照射され、所定のヒューズが溶断される。この時、
切断するヒューズの位置は、図3の電気的特性検査装置
から持ってきたフロッピーディスク106に記憶されて
いる情報に基づいて決定される。また、ヒューズの切断
状態は、例えば、画像処理装置116を経てCRT11
7に表示される表示画面により確認され、ヒューズの切
断不良があった場合には、再度、レーザー光照射が行わ
れる。なお、図中、118は、フロッピーディスク10
6に記憶されている情報を読み出し、この情報に基づい
て、ステージ駆動制御部112及びレーザー光照射装置
110を制御するCPUである。
【0008】以上のような従来のレーザー光照射による
ヒューズ切断法では、まず、図3に示したような電気的
特性検査装置により、半導体ウェハ1の切断ヒューズ位
置を一括して決定し、次いで、その半導体ウェハ1を、
人手により、図4に示すヒューズ切断装置に移送し、こ
こで、必要なヒューズの切断を行っていた。そして、切
断ヒューズ位置の情報伝達は、各装置間で、例えばフロ
ッピーディスクをやり取りすることにより行っていた。
【0009】ところが、このように、半導体デバイスの
電気的特性の検査とその検査結果に基づくヒューズ切断
とを別個の装置で行う場合には、各々の装置における半
導体ウェハの位置決めが重要となる。この位置決めを正
確に行わないと、電気的特性検査装置でフロッピーディ
スクに記憶させた切断ヒューズ位置に正確にレーザー光
を照射することができない。特に、各装置間での移送を
人手で行う場合には、その位置決め作業が非常に厄介で
あり、工程スループットが上がらないという問題があっ
た。また、多数の半導体ウェハを一括して又は連続的に
処理する場合、各半導体ウェハとフロッピーディスクに
記憶させたデータとの対応ミスが発生し易く、ヒューズ
の誤切断が生じるおそれが多々あった。更に、各装置間
で半導体ウェハを移送する際に、ウェハを破損する場合
もあった。
【0010】そこで、本発明の目的は、半導体デバイス
の電気的特性検査とレーザー光照射によるヒューズ切断
とを1つの装置内で行うことができる半導体デバイスの
ヒューズ切断装置を提供することにより、上述の問題点
を解決することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、ヒューズ切断方式による冗長回路
を有する半導体デバイスのヒューズ切断装置において、
少なくとも1個の半導体デバイスを支持するためのデバ
イス支持手段と、前記半導体デバイスの電気的特性を測
定するための電気的特性測定手段と、この電気的特性測
定手段の測定結果に基づいて選択されたヒューズを切断
するためのレーザー光照射手段と、前記デバイス支持手
段を、少なくとも前記レーザー光照射手段に対して相対
的に移動させるためのデバイス移動手段と、前記電気的
特性測定手段の測定結果に基づき、前記レーザー光照射
手段によるレーザー光の照射位置を決定して、前記デバ
イス移動手段による前記デバイス支持手段の相対的な移
動位置を制御する制御手段とを設けている。
【0012】前記電気的特性測定手段は、例えば、少な
くとも一対の測定用プローブを有する接触型の測定手段
であり、これらの測定用プローブを前記半導体デバイス
の所定の測定用端子に接触させて、その半導体デバイス
の前記電気的特性を測定する。
【0013】また、前記デバイス支持手段は、好ましく
は、前記レーザー光照射手段及び前記電気的特性測定手
段の両方に対して相対的に移動可能に構成される。
【0014】更に、本発明では、特に、ウェハの状態で
複数の半導体デバイスの電気的特性の検査及びヒューズ
切断処理を行う場合や各半導体デバイスに対して複数回
の検査及びヒューズ切断処理が必要な場合の上記半導体
デバイスのヒューズ切断装置の使用方法において;
(a)前記デバイス支持手段に支持された半導体デバイ
スの所定の測定用端子間の電気的特性を測定し;(b)
その電気的特性に対応する冗長回路に関するヒューズを
切断する必要が有るか否かを判定し;(c)前記ステッ
プ(b)で切断が必要と判定されたヒューズを切断し;
(d)前記ステップ(a)〜(c)を、測定用端子の組
み合わせを順次変更しながら、前記デバイス支持手段に
支持された半導体デバイスの数及び各半導体デバイスに
対して電気的特性の測定が必要な数だけ複数回繰り返
す。
【0015】
【作用】本発明の装置においては、半導体デバイスの電
気的特性検査とレーザー光照射によるヒューズ切断とを
同一の装置内で行うことができるので、これらの工程間
で半導体デバイスを移送する必要が無くなり、従って、
半導体デバイスの移送に起因する破損や位置決めの問題
が全て解消される。特に、電気的特性測定手段での測定
結果に基づいて決定された切断ヒューズ位置のデータを
そのまま用いてレーザー光照射を行うことができるの
で、従来のように異なる装置間で半導体デバイスの位置
関係を整合させる必要が無くなり、工程スループットが
大幅に向上する。
【0016】更に、複数の半導体デバイスが設けられた
ウェハ単位で検査及びヒューズ切断処理を行う場合や、
1個の半導体デバイスに対して複数回の電気的特性検査
及びヒューズ切断処理を行う必要が有る場合、ヒューズ
切断が必要な時に直ちにそのヒューズの切断を実行する
ように構成することにより、全体の処理シーケンスを簡
易化することができるとともに、切断ヒューズ位置を記
憶するメモリ容量を節減することができる。
【0017】なお、本発明の半導体デバイスのヒューズ
切断装置は、各種電気的特性を適正値に調整するための
冗長回路の使用構成を選択する場合や、予備メモリアレ
イのような所定の冗長回路への使用の切り換えを実行す
る場合等に用いることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例につき図1及び図2を
参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例による半導体デ
バイスのヒューズ切断装置の全体構成を示す概略図であ
る。
【0020】検査の対象である多数の半導体デバイスが
形成された半導体ウェハ1は、例えば真空吸着等の手段
により、支持テーブル2の上面の所定位置に位置決めさ
れて固定支持される。この支持テーブル2は、いわゆる
XYテーブルに構成されており、テーブル駆動手段3の
駆動により水平方向(X−Y方向)に移動可能に構成さ
れている。そして、このテーブル駆動手段3から支持テ
ーブル2の位置情報がCPU4に送られるとともに、C
PU4により、テーブル駆動手段3を介して、支持テー
ブル2の位置制御が行われるようになっている。
【0021】図示の如く、支持テーブル2の上方には、
例えば一対の測定用プローブ5を備えた接触型の電気的
特性測定装置が配されている。この電気的特性測定装置
の測定用プローブ5は、図示省略した押圧駆動手段の作
用により、半導体ウェハ1の上面に設けられた測定用端
子に圧着及びその測定用端子から離間するようになって
いる。そして、この電気的特性測定装置での測定結果の
データが、上述したCPU4に送られるようになってい
る。
【0022】また、支持テーブル2の更に上方には、レ
ーザー光源及びレーザービーム集束化光学系(共に図示
せず)を含むレーザー光照射装置6が配されている。こ
のレーザー光照射装置6は、CPU4からの駆動信号に
基づいて、半導体ウェハ1の表面に集束レーザー光を照
射するものである。この時、本実施例の装置において
は、上述した電気的特性測定装置の測定用プローブ5
が、このレーザー光照射装置6から照射される集束レー
ザー光の邪魔にならないように、このレーザー光照射装
置6は、上述した電気的特性測定装置の測定用プローブ
5の位置からずれた位置に設けられている。或いは、上
述した電気的特性測定装置の少なくとも測定用プローブ
5を可動に構成して、レーザー光照射の時には、その測
定用プローブ5を、レーザー光照射装置6から照射され
る集束レーザー光の光路外に一時的に避難させるように
構成しても良い。
【0023】なお、本実施例装置においては、レーザー
光照射装置6の下部に、例えば電子顕微鏡(図示せず)
等の画像入力手段が設けられており、これにより、ヒュ
ーズ切断を自動制御できるようになっている。即ち、そ
の電子顕微鏡から得られた光学像を表す画像信号は画像
処理装置7に送られ、この画像処理装置7で、例えば2
値化等の処理を受けた後、理想画像と比較されて、ヒュ
ーズの切断残り等が検出される。そして、その情報がC
PU4に送られ、このCPU4からの指令により、レー
ザー光照射装置6は、ヒューズが完全に切断されるま
で、集束レーザー光の照射を行う。一方、画像処理装置
7からの検出情報信号はCRT8にも送られ、ここで目
視による観察も行うことができる。
【0024】次に、以上のように構成した本実施例装置
の動作を、図1及び図2を参照しながら説明する。
【0025】まず、半導体ウェハ1を支持テーブル2の
所定位置に固定する。そして、この支持テーブル2の位
置を調整して、電気的特性測定装置の測定用プローブ5
を、初期位置、即ち、第1の測定を行う測定用端子の位
置に設定する。この測定用プローブの初期位置は、半導
体ウェハ1に形成された複数の半導体デバイスを連続的
に処理する場合、その第1番目の半導体デバイスの最初
の測定を行う測定用端子の位置である。
【0026】そして、その測定用端子間での電気的特性
の測定を行い、その電気的特性が基準範囲内であるか否
かを判定する。そして、その電気的特性が基準範囲内で
あれば、支持テーブル2を移動させて、電気的特性測定
装置の測定用プローブ5を、次の測定用端子の位置に相
対的に移動させる。この移動位置は、半導体ウェハ1の
構成及びその測定シーケンスに応じ、CPU4に付属す
るメモリ(図示せず)内に予め記憶されている。
【0027】一方、測定した電気的特性が基準範囲内で
なければ、レーザー光照射によるヒューズ切断を行う。
即ち、CPU4は、電気的特性測定装置から得られた測
定結果に応じ、付属のメモリに予め記憶されているその
半導体ウェハ1のヒューズ位置の中から、切断すべきヒ
ューズ位置を決定する。そして、支持テーブル2を移動
させ、レーザー光照射装置6による集束レーザー光の照
射位置を、その切断すべきヒューズ位置に合わせる。そ
して、レーザー光照射装置6を駆動し、集束レーザー光
をその切断ヒューズ位置に照射させて、そのヒューズを
溶断する。ヒューズの切断状態は、画像処理装置7によ
りモニターされ、また、CRT8による目視観察によっ
て確認されて、確実な切断が行われる。そして、選択し
た全てのヒューズの切断が完了した後、次の測定に移
る。
【0028】以上の測定及びヒューズ切断動作を、予め
指定された測定シーケンスに従い、測定用端子の組み合
わせを順次変更しながら最終測定位置まで繰り返し、処
理を終了する。
【0029】以上に説明した本実施例の装置によれば、
半導体ウェハ1を支持テーブル2の所定位置に一旦位置
決めして固定すれば、その電気的特性の測定及びその測
定結果に基づくヒューズ切断を、半導体ウェハ1を支持
テーブル2から取り外すことなく行うことができる。こ
のため、電気的特性の測定結果に応じて決定されたヒュ
ーズ切断位置のデータを直接用いてレーザー光照射装置
6によるヒューズ切断を行うことができ、従来のよう
に、両工程間で一々半導体ウェハの位置関係を整合させ
る必要が無い。また、両工程間での位置情報の伝達に、
フロッピーディスクのような別体の記憶媒体を介さない
ため、データの対応ミスが無くなる。従って、ヒューズ
の誤切断を防止することができる。更に、両工程間で半
導体ウェハを移送する必要が無いので、移送の際の半導
体ウェハの破損の問題が全く無くなる。
【0030】更に、上述した実施例の装置においては、
単に、その処理シーケンスを少し変更するだけで、ヒュ
ーズ切断により選択された冗長回路を含めた電気的特性
の測定を再度行わせるように構成することができ、その
場合には、各半導体デバイスに対して正確な修正が行わ
れたか否かを即時に確認することができる。
【0031】なお、上述した実施例においては、測定用
プローブ5を有する接触型の電気的特性測定装置を用い
たが、この電気的特性測定装置は非接触型のものであっ
ても良い。また、測定用プローブも、上述した実施例の
ような一対に限らず、複数対の測定用プローブを用い、
例えばパターンジェネレータを用いて測定パターンを変
更することにより、一度に複数の測定を行うようにして
も良い。
【0032】更に、上述の実施例においては、多数の半
導体デバイスが形成されたウェハの状態で処理を行った
が、本発明の装置及び方法は、例えばチップ単位で半導
体デバイス毎に処理を行う場合にも適用が可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明の半導体デバイスのヒューズ切断
装置によれば、半導体デバイスの電気的特性検査とその
検査結果に基づくレーザー光照射によるヒューズ切断と
を同一の装置内で行うことができるので、従来のように
異なる装置間で半導体デバイスを移送したり、半導体デ
バイスの位置関係を整合させる必要が無くなり、工程ス
ループットが大幅に向上する。
【0034】また、複数の半導体デバイスが設けられた
ウェハ単位で検査及びヒューズ切断処理を行う場合や1
個の半導体デバイスに対して複数回の検査及びヒューズ
切断処理を行う必要が有る場合、ヒューズ切断が必要な
時に直ちにそのヒューズの切断を実行するように構成す
ることにより、全体の処理シーケンスを簡易化すること
ができるとともに、切断ヒューズ位置を記憶するメモリ
容量を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体デバイスのヒュ
ーズ切断装置の全体構成を示す概略図である。
【図2】図1の装置の処理シーケンスを示すフローチャ
ートである。
【図3】従来の電気的特性検査装置を示す概略図であ
る。
【図4】従来のレーザー光照射によるヒューズ切断装置
の構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 半導体ウェハ 2 支持テーブル 3 テーブル駆動手段 4 CPU 5 測定用プローブ 6 レーザー光照射装置 7 画像処理装置 8 CRT

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズ切断方式による冗長回路を有す
    る半導体デバイスのヒューズ切断装置において、 少なくとも1個の半導体デバイスを支持するためのデバ
    イス支持手段と、 前記半導体デバイスの電気的特性を測定するための電気
    的特性測定手段と、 この電気的特性測定手段の測定結果に基づいて選択され
    たヒューズを切断するためのレーザー光照射手段と、 前記デバイス支持手段を、少なくとも前記レーザー光照
    射手段に対して相対的に移動させるためのデバイス移動
    手段と、 前記電気的特性測定手段の測定結果に基づき、前記レー
    ザー光照射手段によるレーザー光の照射位置を決定し
    て、前記デバイス移動手段による前記デバイス支持手段
    の相対的な移動位置を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とする半導体デバイスのヒューズ切断装置。
  2. 【請求項2】 前記電気的特性測定手段が、少なくとも
    一対の測定用プローブを有する接触型の測定手段であ
    り、これらの測定用プローブを前記半導体デバイスの所
    定の測定用端子に接触させて、その半導体デバイスの前
    記電気的特性を測定するように構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体デバイスのヒューズ切断装
    置。
  3. 【請求項3】 前記デバイス支持手段が、前記レーザー
    光照射手段及び前記電気的特性測定手段の両方に対して
    相対的に移動可能に構成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の半導体デバイスのヒューズ切断装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載の半導
    体デバイスのヒューズ切断装置の使用方法において、 (a)前記デバイス支持手段に支持された半導体デバイ
    スの所定の測定用端子間の電気的特性を測定し、 (b)その電気的特性に対応する冗長回路に関するヒュ
    ーズを切断する必要が有るか否かを判定し、 (c)前記ステップ(b)で切断が必要と判定されたヒ
    ューズを切断し、 (d)前記ステップ(a)〜(c)を、測定用端子の組
    み合わせを順次変更しながら、前記デバイス支持手段に
    支持された半導体デバイスの数及び各半導体デバイスに
    対して電気的特性の測定が必要な数だけ複数回繰り返す
    ことを特徴とする方法。
JP9360292A 1992-03-19 1992-03-19 半導体デバイスのヒューズ切断装置及びその使用方法 Withdrawn JPH05267465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1091405A2 (de) * 1999-09-28 2001-04-11 Infineon Technologies AG Anordnung zur Verringerung der Anzahl der Messpads auf einem Halbleiterchip

Cited By (2)

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EP1091405A2 (de) * 1999-09-28 2001-04-11 Infineon Technologies AG Anordnung zur Verringerung der Anzahl der Messpads auf einem Halbleiterchip
EP1091405A3 (de) * 1999-09-28 2006-03-15 Infineon Technologies AG Anordnung zur Verringerung der Anzahl der Messpads auf einem Halbleiterchip

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