JPH0526666Y2 - - Google Patents

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JPH0526666Y2
JPH0526666Y2 JP1986144735U JP14473586U JPH0526666Y2 JP H0526666 Y2 JPH0526666 Y2 JP H0526666Y2 JP 1986144735 U JP1986144735 U JP 1986144735U JP 14473586 U JP14473586 U JP 14473586U JP H0526666 Y2 JPH0526666 Y2 JP H0526666Y2
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lever
switch
support piece
opening
pivoting
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば電気ドライバ、電気ドリ
ル、電気鋸等のような直流電動機によつて駆動さ
れる電動工具用スイツチレバーの密封構造に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来、この種の電動工具用スイツチにあつて
は、傾動レバーの動きで、電動工具をON・OFF
操作あるいはモータのトルク制御等をするように
設定したスライド式のスイツチ機構が知られてい
る。
しかし、スライド式のスイツチ機構は、傾動レ
バーの傾動操作を許容するストローク長さの開口
部をスイツチケースに要するため、この開口部に
対しては、外部より塵埃等が内部に侵入して接点
不良等を誘起しないように、また大きな操作スト
ロークに対応して密封できるように、例えば蛇腹
状ゴム等の特殊な密封部材を要して密封している
が、この特殊な密封部材を要するために、コスト
高となつていた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 この考案は、傾動レバーの動きを許容するスイ
ツチケースの開口部を、常に最小間隔に保持する
ことができる電動工具用スイツチレバーの密封構
造の提供を目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 この考案は、スイツチ機構を制御する傾動レバ
ーの枢着部を、支持片内面に形成した円弧形枢支
突起と、該突起と位置対応して傾動レバーに形成
した円弧形凹部との係合で形成し、上記傾動レバ
ーの枢着外面を、該レバーの枢着部を中心とする
等径の円弧面に形成して、上記枢着外面と囲繞部
との間にシール用部材を介在させた電動工具用ス
イツチレバーの密封構造であることを特徴とす
る。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、傾動レバー枢着部外面の円
弧面とスイツチケース開口部の囲繞部との対向面
間は、この傾動レバーの円弧面が枢着部を中心と
する等径位置にあるため、このレバーが枢着部を
中心に回動して傾動しても、この円弧面の位置は
径方向に一定であり、傾動レバーの傾動、非傾動
にかかわらず、常に一定間隔に保たれる。
したがつて、この対向間隔を最小間隔に設定で
き、レバー形状に円弧形を持たせるだけで、防塵
性の優れた密封構造を低コストに得ることがで
き、しかも、この対向間隔部分にシール用部材を
介在させているので、確実な防塵性を得ることが
できる。
加えて、傾動レバーの枢着は枢支突起との凹部
の係合であつて、ピンで枢着する構造に対して組
立てが簡単であり、さらに、シール用部材の介在
が係合部分を押圧することで、この枢着の係合が
離脱することなく、確実となる。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は電動工具用モータのスイツチを示し、第
1図〜第4図において、このスイツチは直流可逆
モータの制御回路部11と、モータの回転方向を
正逆に切換える正逆切換え部12と、モータを駆
動操作するトリガレバー13と、これらを支持す
るスイツチケース14とから構成され、これが例
えば電気ドライバ等の電動工具の握り部に組込ま
れて使用される。
上述の制御回路部11は、2つのFET(電界効
果トランジスタ)15,16と、これらFET1
5,16を覆う放熱カバー17と、門形基板18
と、制御回路を搭載するプリント基板19と、抵
抗基板20に摺接対応して抵抗値を可変するブラ
シ21と、可動接点を備えた絶縁性のスライダ2
2と、このスライダ22の復帰バネ23とから構
成される。
上述の放熱カバー17は、下面を開放した箱形
状に設けられ、この下面開放部内に上述のFET
15,16および門形基板18を包囲した状態
で、この放熱カバー17の両側面に開口した角孔
24…が、後述するスイツチケース14の外側面
に突設する側面突起25…に係合して、スイツチ
ケース14上に一体に嵌着される。
前述のスライダ22の下面前部側には、後述す
るアイドルレバー26を挿入するレバー係合孔2
7を開口しており、アイドルレバー26を介した
トリガレバー13の押下ストロークにより、スラ
イダ22は、前後方向にスライド操作される。
そして、このスライダ22の上面前部側に取付
けられたブラシ21が、スライド時に、これと接
する抵抗基板20との対接位置が序々に変位し
て、モータに対するトルク制御用の抵抗値を変化
させる。
上述のスイツチケース14は、上面を開放した
箱形状に設けられ、この上面開口部28内に前述
のスライダ22が前後方向にスライド許容されて
収納され、その上方にプリント基板19および
FET15,16が門形基板18および放熱カバ
ー17を介して載設され、これら放熱カバー17
および門形基板18の各角孔24,24…が、ス
イツチケース14の各側面突起25,25…に係
合して一体に装着される。
さらに、上面開口部28の後部側には、スライ
ダ22に対応するプラス側電源端子29とマイナ
ス側電源端子30と、第1モータ端子31と第2
モータ端子32とがそれぞれ装着される。また、
上面開口部28の内壁に沿つて正極電源端子33
と負極電源端子34とが装着されている。
また、上面開口部28の底部上面に突設した筒
軸35に各接点部36…を備えた操作円板37が
枢着され、この一周縁部上面に突設した係合突起
38に、スイツチケース14の両側面より出退可
能にそれぞれ横貫して臨ませた左右一対の第1レ
バー39と第2レバー40との先端係合部39
a,40aを係合させ、この係合部上面よりレバ
ー接続片41で嵌合固定して両レバー39,40
を一体に接続している。
そして、この一体化された切換えレバー42の
両外端部がスイツチケース14の両側面に位置
し、このうち一方の外端部がスイツチケース14
の外面より押下可能に適度に突出した状態にあ
り、一側をこのレバー軸方向に押下操作すること
で、内部の操作円板37は一定角度回動して、モ
ータ正回転側の接点に切換えられ、逆に他側を押
下操作することで、モータ逆回転側の接点に切換
えられる。
また、スイツチケース14の底面前部には、ア
イドルレバー挿通孔43を備えたガイドキヤツプ
44を取付けるためのキヤツプ取付け孔45を開
設し、このアイドルレバー挿通孔43を介して後
述するアイドルレバー26の上端部がケース14
内方に導かれる。
さらに、その下方のスイツチケース14の下面
には支持片46が垂設され、この支持片46は、
上述のアイドルレバー挿通孔43に連通する前後
方向の連通溝47を有し、上部の両側面には枢支
ピン48,48を突設しており、この枢支ピン4
8,48に後述するトリガレバー13が枢着され
る。
上述のトリガレバー13は、半割円筒形状に形
成され、この円筒面を前面側の押下操作面49に
設定して、このレバー13上部の枢支孔50,5
0を、上述の枢支ピン48,48に枢着すること
により、トリガレバー13は、上端部を支点に前
後方向に傾動自在となる。
そして、トリガレバー13と、前述のスライダ
22との間に、アイドルレバー26が介設され
る。
このアイドルレバー26は、上述の連通溝47
内に位置し、支持片46の中間部内面に形成した
円弧形の枢支突起51に、該アイドルレバー26
の中間部に形成した円弧形の中間凹部52を枢支
させて、該レバー26を前後方向に傾動自在に設
けている。
そして、この枢支したアイドルレバー26の上
端を、スライダ22下面のレバー係合孔27に係
合させ、下部側面を、トリガレバー13の内面に
対応させ、レバー26下端を、バネ53で上方に
付勢されたボール54に対接させて、該アイドル
レバー26を支持している。
また、このアイドルレバー26の枢支基点とな
る中間凹部52と反対側位置の外面を、該中間凹
部52を中心とする等径の円弧面55に形成して
いる。
これにより、円弧面55は、常に枢支部を中心
とする等径位置にあつて傾動することになり、こ
の円弧面55と対向するアイドルレバー挿通孔4
3との対向面間を一定間隔に保つようにしてい
る。このため、この対向間隔を密封構造に適した
最小隙間に設定することができる。
また、円弧面55の上部側には、スポンジ係止
突起56を突設して、高密封性を図るために、ガ
イドキヤツプ44内に介在させたシール用スポン
ジ57を安定して位置規制するように設けてい
る。
図中、58はゲート端子、59は切換えレバー
挿入孔である。
このように構成された直流電動工具用スイツチ
は、電動工具の握り部に配設されて、通常、第2
図に示すように、このトリガレバー13がスイツ
チ内部の復帰バネ23による付勢作用を受けて、
上端の枢支孔50を支点に握り部前面よりも前方
に傾斜突出した押下操作可能な状態にある。
そして、第3図に示すように、このトリガレバ
ー13を握り方向へ押下操作することにより、ア
イドルレバー26を介してスライダ22が前方に
スライドし、このスライド作用により、電源が投
入されて、モータは起動する。
この際、アイドルレバー26は、トリガレバー
13の押下力を受けて、傾動するが、このレバー
円弧面55の位置が変化しないため、動的シール
構造でありながら、静的に近いシール性能が得ら
れる。
そして、トリガレバー13の押下ストロークに
基づいたストローク調整により、FET15,1
6の変速制御用の回路を介したブラシ21と抵抗
基板20との接触位置が変位されることで、モー
タのトルクが可変制御され、電動工具の使用状況
に適した所望の出力トルクに調整される。
一方、トリガレバー13の押下操作を開放する
と、復帰バネ23の復帰作用を受けて、スライダ
22は元の後端側にスライドすると共に、トリガ
レバー13も元の傾斜状態に復帰し、これに連動
する各可動接点片もノーマル位置に復帰するので
電源はOFF操作される。
ところで、上述のモータを正転駆動するには、
電動工具握り部の横方向に出没許容された切換え
用の第1レバー39の外端を押込むことで、モー
タは正転駆動される。
逆に、第2レバー40を押込むことで、モータ
は逆転駆動する方向に切換えられる。
このように、アイドルレバーの円弧面とアイド
ルレバー挿通孔との対向面間は、このアイドルレ
バーの円弧面が枢着部を中心とする等径位置にあ
るため、このアイドルレバーが枢着部を中心に回
動して傾動しても、この円弧面の位置は径方向に
一定であり、レバーの傾動、非傾動にかかわら
ず、常に一定間隔を保つ。
したがつて、この対向面間を最小間隔に設定で
き、レバーに円弧形状を持たせるだけの簡単な構
成で、防塵性の優れた密封構造を低コストに得る
ことができる。
この考案の構成と上述の一実施例との対応にお
いて、 この考案のトリガレバーは、実施例のトリガレ
バー13に対応し、以下同様に、 スイツチケースは、スイツチケース14に対応
し、スライド式スイツチ機構は、スライダ22に
対応し、 傾動レバーは、アイドルレバー26に対応し、 開口部は、アイドルレバー挿通孔43、キヤツ
プ取付け孔45に対応し、 枢着部は、枢支突起51と中間凹部52とに対
応し、 円弧面は、円弧面55に対応し、 シール用部材は、シール用スポンジ57に対応
するも、 この考案は上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はス
イツチの外観斜視図、第2図はスイツチOFF状
態の縦断側面図、第3図はスイツチON状態の縦
断側面図、第4図はスイツチの要部分解斜視図で
ある。 13……トリガレバー、14……スイツチケー
ス、22……スライダ、26……アイドルレバ
ー、43……アイドルレバー挿通孔、45……キ
ヤツプ取付け孔、51……枢支突起、52……中
間凹部、55……円弧面、57……シール用スポ
ンジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にスライド式スイツチ機構を収納したスイ
    ツチケースの底面に上記スイツチ機構をスライド
    操作するための開口部を形成し、この開口部位置
    のスイツチケース下面に少なくとも上記開口部を
    囲繞する支持片を垂設し、 上記開口部を介して内端が前記スイツチ機構の
    スライド操作部に係合する傾動レバーの中間部を
    前記支持片の内面に枢着し、 上記傾動レバーの回動方向に対応して回動可能
    にトリガレバーの上端部を前記支持片外側面に枢
    着して、該トリガレバーと前記傾動レバーの外端
    とを連動した電動工具用スイツチレバーであつ
    て、 前記傾動レバーの枢着部を、前記支持片内面に
    形成した円弧形枢支突起と、該突起と位置対応し
    て傾動レバーに形成した円弧形凹部との係合で形
    成し、 上記傾動レバーの枢着外面を、該レバーの枢着
    部を中心とする等径の円弧面に形成して、 上記枢着外面と囲繞部との間にシール用部材を
    介在させた 電動工具用スイツチレバーの密封構造。
JP1986144735U 1986-09-17 1986-09-20 Expired - Lifetime JPH0526666Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138577U (ja) * 1974-04-30 1975-11-14
JPS50139268U (ja) * 1974-05-01 1975-11-17

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