JPH05265842A - 電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリのアクセス制御回路 - Google Patents

電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリのアクセス制御回路

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Publication number
JPH05265842A
JPH05265842A JP9235292A JP9235292A JPH05265842A JP H05265842 A JPH05265842 A JP H05265842A JP 9235292 A JP9235292 A JP 9235292A JP 9235292 A JP9235292 A JP 9235292A JP H05265842 A JPH05265842 A JP H05265842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
write
signal
writing
eeprom
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP9235292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Takeya
秀基 竹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9235292A priority Critical patent/JPH05265842A/ja
Publication of JPH05265842A publication Critical patent/JPH05265842A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 EEPROMの書き込み中にもCPUが他の
処理を実行でき、データポーリング動作によらずに書き
込み中の判定が可能で、書き込み中のアクセスに対して
はハードウェア的なエラー信号をCPUに返送できるE
EPROMのアクセス制御回路を得る。 【構成】 書き込み開始信号に基づいてCPUにリプラ
イ信号を返送する書き込み制御部と、CPUより読み出
し可能に構成されタイマが書き込み開始信号受付時より
一定時間だけ発生する書き込み中信号に基づいてEEP
ROMの書き込み中表示を行う書き込み中表示ポート
と、書き込み中信号発生期間中のアクセスに対してハー
ドウェア的なエラー信号をCPUに返送するアドレス一
致検出部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気的に書き換え可
能な読み出し専用メモリ(以下EEPROMという)の
アクセスを制御するEEPROMのアクセス制御回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ制御による電子機
器などで一般的に使用されているEEPROMは、情報
の書き換えを電気的に行うことができるが、その書き込
みには約10msec 程度の時間を必要とする。この情報
の書き込み期間中にプロセッサ(以下CPUという)よ
り書き込みまたは読み出しのアクセスがあった場合、そ
の動作は正常に行われなくなる。従って、従来、以下の
ような方法によってこのEEPROMの書き込み中のア
クセスを防止していた。
【0003】即ち、ハードウェア的なタイマを設け、書
き込みが開始されると当該タイマをスタートさせて、E
EPROMへの書き込みが完了するに充分な期間、CP
Uに対するリプライ信号の返送を禁止してその動作を停
止させ、EEPROMへのアクセスが発生しないように
する。また、その他にも、EEPROMチップの有する
データポーリング機能を利用してCPU側で情報の書き
込み中であることを知ったり、CPUがソフトウェア的
にEEPROMの書き込みの開始を検知してソフトウェ
ア的なタイマによるEEPROMへのアクセス禁止を行
うものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のEEPROMの
アクセスは以上のように行うよう構成されているので、
ハードウェア的なタイマを利用した場合には、EEPR
OMの書き込みが終了するまでの約10msec もの長時
間にわたってCPUが動作を停止し、その間他の処理を
実行することができず、また、EEPROMチップのデ
ータポーリング機能を利用した場合には、パリティエラ
ー検出機能付きの回路ではデータポーリング動作によっ
てパリティエラーを起こす可能性があり、ソフトウェア
的なタイマを利用した場合には、EEPROMの書き込
み中のアクセスに対してハードウェア的なエラー信号を
CPUに返送することができないなどの問題点があっ
た。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、EEPROM書き込み中にCP
Uが他の処理を実行することができ、書き込み中である
ことをデータポーリング動作によらずに検知可能で、書
き込み中のEEPROMへのアクセスに対してはCPU
にハードウェア的なエラー信号が返送されるEEPRO
Mのアクセス制御回路を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るEEPR
OMのアクセス制御回路は、書き込み開始信号が与えら
れるとCPUにリプライ信号を返送する書き込み制御
部、タイマが書き込み開始信号受付時より一定時間だけ
発生する書き込み中信号に基づいてEEPROMの書き
込み中表示を行う、CPUより読み出し可能な書き込み
中表示ポート、および、タイマによる書き込み中信号の
発生期間中のアクセスに対してCPUにハードウェア的
なエラー信号を返送するアドレス一致検出部を設けたも
のである。
【0007】
【作用】この発明におけるEEPROMのアクセス制御
回路は、書き込み開始信号を受け取ると、その書き込み
制御部よりCPUにリプライ信号を返送してEEPRO
Mへの情報の書き込みを開始するとともに、タイマをス
タートさせて書き込み中信号を一定時間発生させ、それ
を書き込み中表示ポートとアドレス一致検出部とに送っ
て、EEPROMが書き込み中であることをCPUに対
して読み出し可能に表示させるとともに、CPUによる
当該書き込み中のアクセスに対してハードウェア的なエ
ラー信号を返送する。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は電気的に情報の書き換えが可
能なEEPROMであり、2はこのEEPROM1のア
クセスを制御するためのアクセス制御回路である。3は
前記EEPROM1をアクセスするCPUであり、4は
アクセス制御回路2とCPU3とを接続しているシステ
ムバスである。
【0009】また、アクセス制御回路2内において、2
1はシステムバス4を介してCPU3から送られてくる
書き込み開始信号を受信する書き込み開始ポートであ
る。22はこの書き込み開始ポート21が“有効”とな
ったことを検知すると、EEPROM1への情報の書き
込みを制御するとともに、CPU3へのリプライ信号を
システムバス4に送出する書き込み制御部であり、23
は前記書き込み開始ポート21が“有効”になると、あ
らかじめ定められた一定の時間、書き込み中信号を発生
するタイマである。
【0010】24は前記CPU3によって読み出し可能
に構成され、タイマ23からの書き込み中信号に基づい
てEEPROM1の書き込み中表示を行う書き込み中表
示ポートであり、25はタイマ23による書き込み中信
号が発生中にCPU3よりアクセスがあった場合、ハー
ドウェア的なエラー信号をシステムバス4に送出してC
PU3に返送するアドレス一致検出部である。
【0011】次に動作について説明する。CPU3はE
EPROM1に情報を書き込もうとする場合、システム
バス4を介して書き込み開始信号をアクセス制御回路2
に送る。この書き込み開始信号は書き込み開始ポート2
1で受け取られ、書き込み開始ポート21はこの書き込
み開始信号によってその状態を“有効”に変化させる。
書き込み制御部22はこの書き込み開始ポート21が
“有効”になったことを検知すると、直ちにCPU3へ
のリプライ信号をシステムバス4に送出した後、EEP
ROM1への情報の書き込みを制御する。CPU3はこ
の書き込み制御部22からのリプライ信号を受け取ると
動作可能となり、他の処理の実行を開始する。
【0012】一方、書き込み開始ポート21が“有効”
になると、タイマ23が計時動作をスタートさせ、それ
がタイムアップするまでのあらかじめ定められた一定時
間、書き込み中信号を書き込み中表示ポート24および
アドレス一致検出部25に出力する。書き込み中表示ポ
ート24はこの書き込み中信号が入力されている間、そ
の状態を変化させてEEPROM1が書き込み中である
ことを表示する。EEPROM1が現在書き込み中であ
るか否かを知りたい場合、CPU3はこの書き込み中表
示ポート24の表示を読み出せばよい。
【0013】また、EEPROM1にアクセスするため
に、CPU3からのアドレス信号がシステムバス4より
アクセス制御回路2に入力された場合、アドレス一致検
出部25はタイマ23より書き込み中信号が入力されて
いる間は、EEPROM1に対するアクセスを行わず、
CPU3へのハードウェア的なエラー信号をシステムバ
ス4に送出する。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、書き
込み開始信号を受け取ると、その書き込み制御部よりC
PUにリプライ信号を返送してEEPROMへの情報の
書き込みを開始するとともに、タイマをスタートさせて
書き込み中信号を一定時間発生させ、それを書き込み中
表示ポートとアドレス一致検出部に送って、EEPRO
Mが書き込み中であることをCPUに読み出し可能に表
示させるとともに、当該書き込み中のアクセスに対して
ハードウェア的なエラー信号をCPUに返送するように
構成したので、EEPROMの書き込み中にもCPUが
他の処理を実行することができるばかりか、データポー
リング動作によらずEEPROMの書き込み中を判定す
ることが可能となり、EEPROMの書き込み中のアク
セスに対してはハードウェア的なエラー信号をCPUに
返送することができて、不正なアクセスを防止できるE
EPROMのアクセス制御回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 EEPROM(読み出し専用メモリ) 2 アクセス制御回路 3 CPU(プロセッサ) 22 書き込み制御部 23 タイマ 24 書き込み中表示ポート 25 アドレス一致検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサからの書き込み開始信号の受
    信が検出されると、電気的に書き換え可能な読み出し専
    用メモリへの情報の書き込みを制御するとともに、前記
    プロセッサにリプライ信号を返送する書き込み制御部
    と、前記書き込み開始信号の受信が検出されると、あら
    かじめ定められた一定の時間、書き込み中信号を発生す
    るタイマと、前記プロセッサによって読み出し可能に構
    成されて、前記書き込み中信号に基づいて前記電気的に
    書き換え可能な読み出し専用メモリの書き込み中表示を
    行う書き込み中表示ポートと、前記書き込み中信号が発
    生中に前記プロセッサよりアクセスされると、前記プロ
    セッサにエラー信号を返送するアドレス一致検出部とを
    備えた電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリのア
    クセス制御回路。
JP9235292A 1992-03-19 1992-03-19 電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリのアクセス制御回路 Pending JPH05265842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9235292A JPH05265842A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリのアクセス制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP9235292A JPH05265842A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリのアクセス制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05265842A true JPH05265842A (ja) 1993-10-15

Family

ID=14052013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9235292A Pending JPH05265842A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリのアクセス制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05265842A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5956749A (en) * 1996-05-30 1999-09-21 Nec Corporation Data back-up system using nonvolatile read/write memory
KR100446807B1 (ko) * 2001-12-28 2004-09-04 주식회사 하이닉스반도체 프로세서와 메모리간의 제어 시스템 및 그 방법

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US5956749A (en) * 1996-05-30 1999-09-21 Nec Corporation Data back-up system using nonvolatile read/write memory
KR100446807B1 (ko) * 2001-12-28 2004-09-04 주식회사 하이닉스반도체 프로세서와 메모리간의 제어 시스템 및 그 방법

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