JPH05265439A - 自然画拡大縮小装置 - Google Patents

自然画拡大縮小装置

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JPH05265439A
JPH05265439A JP4061798A JP6179892A JPH05265439A JP H05265439 A JPH05265439 A JP H05265439A JP 4061798 A JP4061798 A JP 4061798A JP 6179892 A JP6179892 A JP 6179892A JP H05265439 A JPH05265439 A JP H05265439A
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Takeshi Yanagisawa
猛 柳沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速な処理速度を必要とする動画を拡大また
は縮小してコンピュータ用表示端末装置に表示する自然
画拡大縮小装置に関し、任意の画素数の原画を、任意の
倍率で拡大または縮小して自然画の表示ができるように
することを目的とする。 【構成】 自然画のディジタルデータを画素毎に記憶す
る原画メモリ1と、原画メモリ1から所定の画素数のデ
ータを読み出し、所定の拡大率または縮小率に基づいて
表示用の画素毎のデータを作成する作成手段2と、複数
画素のデータが同時に書き込まれる表示メモリ3と、作
成手段2で作成された画素毎のデータを、表示メモリ3
に前記複数画素単位で同時に書き込ませ、残りの前記複
数画素数に満たない画素数のデータを表示メモリ3に個
別に書き込ませる制御手段4とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字や図形ばかりでな
く事物の映像である自然画をコンピュータ用表示端末装
置に表示する自然画拡大縮小装置に関し、特に高速な処
理速度を必要とする動画を拡大または縮小してコンピュ
ータ用表示端末装置に表示する自然画拡大縮小装置に関
する。
【0002】近年、フルカラー表示の動画や静止画像で
ある自然画を、パーソナルコンピュータ、ミニコンピュ
ータ、ワークステーション等を介してコンピュータ用表
示端末装置に、文字や図形と一緒に表示するマルチメデ
ィアの要求が高まっている。そうした自然画表示の場
合、自然画の拡大または縮小を行なって表示端末装置に
表示させたいという要求が強い。
【0003】
【従来の技術】一般に、自然画をコンピュータ用表示端
末装置に表示させるためには、アナログの映像データの
ディジタル化が行われる。
【0004】すなわち、原画の画素構成を表す図7に示
すように、原画は、1ライン640ドットで480ライ
ンの画素に分解され、各画素は3元色の各色毎に8ビッ
トのデータにデジタイズされる。これらのデータは例え
ばメモリDRAMに一時的に格納され、表示装置からの
読み出しを待つ。
【0005】ところで、ここで扱われる自然画が動画で
ある場合には、通常、原画1枚分が1/30秒で送られ
るから、1画素分に与えられる処理時間は約80nsと
なる。しかし、通常の安価なDRAMの1画素分の書き
込み、読み出し速度は現状では200〜300nsであ
り、遅すぎて動画表示には対応できない。
【0006】そのため、従来の動画表示を行う装置で
は、4画素分のデータをDRAMにパラレルに書き込
み、読み出すことが行われていた。図6は、そうした4
画素同時書き込み、読み出しを行い、かつ拡大または縮
小の要求にも応えた従来の自然画拡大縮小装置を示すブ
ロック図である。
【0007】動画のアナログデータであるビデオ信号が
A/D変換器61で画素毎のディジタルデータに変換さ
れて、原画メモリ62に出力される。原画メモリ62は
DRAMで構成され、4つのメモリ部からなり、入力す
る画素毎のディジタルデータを、4つのメモリ部に入力
画素毎に順次格納する。
【0008】アドレス発生部63は、CPUバス64を
介してプロセッサ(CPU)65および拡大/縮小テー
ブル66に接続される指令装置であり、アドレス発生部
63は、原画メモリ62の各メモリ部および表示メモリ
67の各メモリ部に、プロセッサ(CPU)65からの
読出アドレスおよび書込アドレスをそれぞれ出力すると
ともに、読出指令および書込指令をそれぞれ出力する。
プロセッサ(CPU)65は、予め指定された枠範囲の
原画を、指定された所定の倍率に基づき、拡大/縮小テ
ーブル66を参照して拡大または縮小する処理を行い、
その結果に従い、アドレス発生部63に読出アドレスお
よび書込アドレスを出力するよう指令する。
【0009】原画メモリ62の各メモリ部は、アドレス
発生部63からの各読出アドレスおよび読出指令に従
い、指定の各アドレスの各画素データをデータラッチ6
8に同時に出力する。
【0010】表示メモリ67はDRAMで構成され、4
つのメモリ部からなり、アドレス発生部63からの各書
込アドレスおよび書込指令に従い、データラッチ68か
らの各画素データを指定の各アドレスに同時に書き込
む。表示メモリ67の4つのメモリ部に書き込まれた各
画素データは、順次画素毎に読み出され、D/A変換装
置69でアナログデータに変換されてCRT表示装置
(図示せず)に出力される。表示メモリ67から順次画
素毎に読み出された画像は、予め枠範囲が指定された原
画が、指定された所定の倍率に拡大または縮小された画
像となっている。
【0011】原画メモリ62および表示メモリ67での
書き込みおよび読み出し処理は、各メモリ部に対してパ
ラレルに順次または同時に行われるので、各メモリ部で
次回の処理が行われるまでに320ns(=80ns×
4)の余裕があり、各メモリ部でそれぞれ処理時間に3
00nsかかっても、支障がでない。したがって、原画
メモリ62および表示メモリ67をそれぞれ4つのメモ
リ部から構成し、書き込みおよび読み出し処理をそれぞ
れパラレルに実行すれば、動画表示が可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
において、4画素のパラレル処理を行うことにより動画
表示が可能になったものの、下記のように、拡大または
縮小されるべき原画の大きさが任意には選べず、あるい
は拡大または縮小の倍率が任意の値には選べず、それら
の選択が制限されてしまうという問題があった。
【0013】例えば、図7に示すように、100ドット
×100ラインの枠範囲の原画71を抜き出して34/
32倍に拡大して表示することを想定して、1ライン分
の100画素について考えてみる。
【0014】このときの拡大後の表示画素数は、 100×34/32=106.25 となる。表示画素数は整数である必要があるので、この
拡大表示はできない。
【0015】このため、100画素から4画素分減らし
(原画メモリ62が4画素パラレル処理を行うので、原
画の画素数は4の倍数である必要がある)、96画素分
の拡大後の表示画素数は、 96×34/32=102 となる。表示メモリ67が4画素パラレル処理を行うに
は表示画素数は4の倍数である必要があるから、102
画素では扱えない。
【0016】さらに、表示画素数が4の倍数になるま
で、原画の画素数を4画素ずつ減らしていくと、表示画
素数が、 64×34/32=68 となる。
【0017】つまり、1ライン当たり100画素の原画
を34/32倍に拡大したくとも、実際には、原画を1
ライン当たり64画素まで減らさないと表示ができない
ということになる。これは、拡大または縮小されるべき
原画の大きさが任意には選べず、制限されてしまうとい
うことを意味する。
【0018】また一方、原画の画素数を減らすことをせ
ず、任意の100画素を拡大または縮小して表示をしよ
うとした場合において、表示画素数を4の倍数にするに
は、拡大または縮小の倍率が任意には選べず限定された
値となってしまう。これは、原画の画素数を任意に選ん
だ場合に、拡大または縮小の倍率が制限されてしまうと
いうことを物語っている。
【0019】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、任意の画素数の原画を、任意の倍率で拡大ま
たは縮小して自然画表示をすることができる自然画拡大
縮小装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は、上記目的を達成
するために提案された本発明の内の第1の原理を説明す
る図である。本発明の自然画拡大縮小装置は、自然画の
ディジタルデータを画素毎に記憶する原画メモリ1と、
原画メモリ1から所定の画素数のデータを読み出し、所
定の拡大率または縮小率に基づいて表示用の画素毎のデ
ータを作成する作成手段2と、複数画素のデータが同時
に書き込まれる表示メモリ3と、作成手段2で作成され
た画素毎のデータを、表示メモリ3に前記複数画素単位
で同時に書き込ませ、残りの前記複数画素数に満たない
画素数のデータを表示メモリ3に個別に書き込ませる制
御手段4とから構成される。
【0021】また、図2は、本発明の第2の原理を説明
する図である。ここでは自然画拡大縮小装置は、自然画
のディジタルデータを画素毎に記憶する原画メモリ5
と、原画メモリ5から所定の画素数mのデータを読み出
し、所定の拡大率または縮小率に基づいて、表示用の画
素毎のデータを作成する作成手段6と、n個の画素のデ
ータが同時に書き込まれる表示メモリ7と、前記所定の
画素数mに、所定の拡大率または縮小率を積算して得ら
れる値を整数化して整数Aを求める第1の演算手段8
と、第1の演算手段8で求めた整数Aを表示メモリ7の
同時書き込み画素数nで除算し、商Bおよび余りCを算
出する第2の演算手段9と、前記余りCが零でないと
き、表示メモリ7に、作成手段6が作成したデータを画
素数nずつ(B+1)回、同時に書き込む指令を出力す
るとともに、(B+1)回目の書き込み時に、表示メモ
リ7の(n−C)分のメモリに対しては書き込みを禁止
する指令を出力する指令手段10とから構成される。
【0022】
【作用】図1の本発明の第1の原理においては、制御手
段4が、原画メモリ1からのデータに基づいて作成手段
2で作成された画素毎のデータを、表示メモリ3に複数
画素単位で同時に書き込ませ、残りの前記複数画素数に
満たない画素数のデータを、表示メモリ3に個別に書き
込ませるようにする。
【0023】また、図2の本発明の第2の原理において
は、第1の演算手段8が、原画メモリ5から読み出され
るデータの所定の画素数mに、所定の拡大率または縮小
率を積算して得られる値を整数化して整数Aを求める。
第2の演算手段9は、第1の演算手段8で求めた整数A
を表示メモリ7の同時書き込み画素数nで除算し、商B
および余りCを算出する。指令手段10は、前記余りC
が零でないとき、表示メモリ7に、作成手段6が作成し
たデータを画素数nずつ(B+1)回、同時に書き込む
指令を出力するとともに、(B+1)回目の書き込み時
に、表示メモリ7の画素数(n−C)分のメモリに対し
ては書き込みを禁止する指令を出力する。
【0024】これにより、任意の画素数の原画を、任意
の倍率で拡大または縮小して自然画表示をすることが可
能になる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図3は本発明の自然画拡大縮小装置を示すブロ
ック図である。
【0026】動画のアナログデータであるビデオ信号が
A/D変換器31で画素毎のディジタルデータに変換さ
れて原画メモリ32に出力される。原画メモリ32はD
RAMで構成され、4つのメモリ部からなり、入力する
画素毎のディジタルデータを、4つのメモリ部に入力画
素毎に順次格納する。
【0027】アドレス発生部33は、CPUバス34を
介してプロセッサ(CPU)35および拡大/縮小テー
ブル36に接続される指令装置であり、アドレス発生部
33は、原画メモリ32の各メモリ部および表示メモリ
37の各メモリ部に、プロセッサ(CPU)35からの
読出アドレスRAおよび書込アドレスWAをそれぞれ出
力するとともに、読出指令RIおよび書込指令WIをそ
れぞれ出力する。だたし、表示メモリ37の各メモリ部
への書込指令WIは、書込許可レジスタ40を介して行
われる。プロセッサ(CPU)35は、予め指定された
枠範囲の原画を、指定された所定の倍率に基づき、拡大
/縮小テーブル36を参照して拡大または縮小する処理
を行い、その結果に従い、アドレス発生部33に読出ア
ドレスRAおよび書込アドレスWAを出力するよう指令
する。
【0028】原画メモリ32の各メモリ部は、アドレス
発生部33からの各読出アドレスRAおよび読出指令R
Iに従い、指定の各アドレスの各画素データをデータラ
ッチ38に同時に出力する。
【0029】表示メモリ37はDRAMで構成され、4
つのメモリ部からなり、アドレス発生部33からの各書
込アドレスWAおよび書込許可レジスタ40を介した書
込指令WIに従い、データラッチ38からの各画素デー
タを指定の各アドレスに同時に書き込む。表示メモリ3
7の4つのメモリ部に書き込まれた各画素データは、順
次画素毎に読み出され、D/A変換装置39でアナログ
データに変換されてCRT表示装置(図示せず)に出力
される。表示メモリ37から順次画素毎に読み出された
画像は、予め枠範囲が指定された原画が、指定された所
定の倍率に拡大または縮小された画像となっている。
【0030】図4は書込許可レジスタ40の内部構成を
説明するブロック図である。書込許可レジスタ40は、
表示メモリ37の4つのメモリ部37a〜37dに対応
した4つのレジスタ40a〜40dから構成される。各
レジスタ40a〜40dにはアドレス発生部33からの
書込指令WIに応じて各レジスタ40a〜40d毎の書
込指令WIa〜WIdが格納される。表示メモリ37の
各メモリ部37a〜37dでは、対応のレジスタから書
込指令が届いたときのみ、アドレス発生部33から送ら
れた書込アドレスWAの内の対応の書込アドレスで指定
された番地に、データラッチ38からのデータを書き込
む。この書き込みは、各メモリ部とも同時に行う。以上
の動作を図5を参照して詳細に説明する。
【0031】図5は、書込許可レジスタ40の各レジス
タ40a〜40dに格納される書込指令WIa〜WId
の設定手順(アルゴリズム)を示すフローチャートであ
る。この設定はCPU35およびアドレス発生部33で
実行される。Sに続く数字はステップ番号を表す。 〔S1〕拡大または縮小するものとして予め指定された
枠範囲の原画から4の倍数の画素数の原画を読み出す。 〔S2〕読み出された原画の画素数に、所定の倍率を積
算して表示画素数を算出する。 〔S3〕この算出された表示画素数が整数か否かを判別
する。整数であればステップS4をとばしてステップS
5に進む。 〔S4〕ステップS2で算出した表示画素数を整数化す
る。すなわち、切上げ、切り捨て、四捨五入のいずれか
により表示画素数を整数化する。 〔S5〕ステップS4で整数化された表示画素数Aを、
原画メモリ32や表示メモリ37のメモリ部の数4で除
算する。この除算の結果得られる商をB、余りをCとす
る。 〔S6〕余りCが零であるか否かを判別する。零ならば
ステップS8へ、零でなければステップS7へ進む。
【0032】〔S7〕表示メモリ37の各メモリ部37
a〜37dが同時書き込みを行う回数を(B+1)回に
設定し、B回目までは、書込許可レジスタ40の各レジ
スタ40a〜40dに「全て許可」を設定する。すなわ
ち、B回目までは、書込許可レジスタ40の全てのレジ
スタ40a〜40dに、指令信号「1」を格納する(書
込指令WIa〜WId=1)。この信号「1」は、表示
メモリ37の各メモリ部37a〜37dにデータラッチ
38からのデータを書き込むことを指令する信号であ
る。
【0033】ただし、(B+1)回目には、余りC=1
ならば、表示メモリ37のメモリ部37aにのみ指令信
号「1」(WIa=1)を格納し、メモリ部37b〜3
7dには、指令信号「0」を格納する(書込指令WIb
〜WId=0)。この指令信号「0」は、表示メモリ3
7の各メモリ部37b〜37dにデータラッチ38から
のデータを書き込むことを禁止する信号である。また、
余りC=2ならば、表示メモリ37のメモリ部37a、
37bに指令信号「1」(WIa、WIb=1)を格納
し、メモリ部37c、37dには、指令信号「0」(W
Ic、WId=0)を格納する。さらに、余りC=3な
らば、表示メモリ37のメモリ部37a〜37cに指令
信号「1」(WIa〜WIc=1)を格納し、メモリ部
37dには、指令信号「0」(WId=0)を格納す
る。
【0034】〔S8〕表示メモリ37の各メモリ部37
a〜37dが同時書き込みを行う回数をB回に設定し、
毎回、書込許可レジスタ40の各レジスタ40a〜40
dに「全て許可」を設定する。すなわち、B回目まで、
書込許可レジスタ40の全てのレジスタ40a〜40d
に、指令信号「1」を格納する(書込指令WIa〜WI
d=1)。
【0035】以上のように、書込許可レジスタ40の各
レジスタ40a〜40dに書込指令WIa〜WIdが格
納され、これらに従い、表示メモリ37の各メモリ部3
7a〜37dが同時書き込みを行う。したがって、ステ
ップS2で算出された表示画素数が整数でなくとも、さ
らに4の倍数でなくとも、表示メモリ37への同時書き
込みができるようになり、これにより、本実施例では、
拡大または縮小されるべき原画の大きさが任意に選べ、
あるいは拡大または縮小の倍率が任意の値に選べること
となる。
【0036】図7で示した100ドット×100ライン
の原画71を抜き出して34/32倍に拡大して表示す
る場合を例にとると、拡大後の106画素分(切り捨て
の場合)が表示メモリ37に正に書き込まれることにな
る。
【0037】上記の実施例では、自然画として動画を扱
った場合を説明したが、この実施例で、動画ばかりでな
く静止画像を扱うことも当然できる。また、上記の実施
例では、原画メモリ32や表示メモリ37のメモリ部の
数を「4」に設定して説明したが、これらのメモリ部の
数は、原画メモリ32や表示メモリ37の書き込み、読
み出し速度に依存して決定されるものであり、現在の速
度によれば、これらのメモリ部の数は、「4」以上であ
ることが望ましい。しかし、原画メモリ32や表示メモ
リ37の書き込み、読み出し速度が将来、改善されて
も、本実施例の表示メモリでの同時書き込みの技術は有
効である。つまり、原画メモリは必ずしもパラレル読み
込みをする必要はなく、原画メモリのメモリ部の数は、
「4」より少なくともよいことになる。
【0038】また、上記の実施例では、原画メモリ32
から4の倍数の画素数の原画を読み出すが、拡大または
縮小に供する原画メモリの一部(原画メモリのメモリ部
の数より少ない数の画素)を捨てることを前提にするな
らば、原画の画素数は「4」の倍数である必要はない。
【0039】さらに、上記の実施例は、ソフトウエアに
よっても、また専用のハードウエアによっても実現可能
である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、書込許
可レジスタを設け、同時書き込みが行われる表示メモリ
の複数メモリ部に、個別にデータを記憶できるようにし
たので、任意の画素数の原画を、任意の倍率で拡大また
は縮小して自然画表示をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理を説明する図である。
【図2】本発明の第2の原理を説明する図である。
【図3】実施例の自然画拡大縮小装置を示すブロック図
である。
【図4】書込許可レジスタの内部構成を説明するブロッ
ク図である。
【図5】書込許可レジスタに格納される書込指令の設定
手順を示すフローチャートである。
【図6】従来の自然画拡大縮小装置を示すブロック図で
ある。
【図7】原画の画素構成を表す図である。
【符号の説明】
1 原画メモリ 2 作成手段 3 表示メモリ 4 制御手段 5 原画メモリ 6 作成手段 7 表示メモリ 8 第1の演算手段 9 第2の演算手段 10 指令手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自然画を拡大または縮小してコンピュー
    タ用表示端末装置に表示する自然画拡大縮小装置におい
    て、 自然画のディジタルデータを画素毎に記憶する原画メモ
    リ(1)と、 前記原画メモリ(1)から所定の画素数のデータを読み
    出し、所定の拡大率または縮小率に基づいて表示用の画
    素毎のデータを作成する作成手段(2)と、 複数画素のデータが同時に書き込まれる表示メモリ
    (3)と、 前記作成手段(2)で作成された画素毎のデータを、前
    記表示メモリ(3)に前記複数画素単位で同時に書き込
    ませ、残りの前記複数画素数に満たない画素数のデータ
    を前記表示メモリ(3)に個別に書き込ませる制御手段
    (4)と、 を有することを特徴とする自然画拡大縮小装置。
  2. 【請求項2】 自然画を拡大または縮小してコンピュー
    タ用表示端末装置に表示する自然画拡大縮小装置におい
    て、 自然画のディジタルデータを画素毎に記憶する原画メモ
    リ(5)と、 前記原画メモリ(5)から所定の画素数mのデータを読
    み出し、所定の拡大率または縮小率に基づいて、表示用
    の画素毎のデータを作成する作成手段(6)と、 n個の画素のデータが同時に書き込まれる表示メモリ
    (7)と、 前記所定の画素数mに、所定の拡大率または縮小率を積
    算して得られる値を整数化して整数Aを求める第1の演
    算手段(8)と、 前記第1の演算手段(8)で求めた整数Aを、前記表示
    メモリ(7)の同時書き込み画素数nで除算し、商Bお
    よび余りCを算出する第2の演算手段(9)と、 前記余りCが零でないとき、前記表示メモリ(7)に、
    前記作成手段(6)が作成したデータを画素数nずつ
    (B+1)回、同時に書き込む指令を出力するととも
    に、(B+1)回目の書き込み時に、前記表示メモリ
    (7)の(n−C)分のメモリに対しては書き込みを禁
    止する指令を出力する指令手段(10)と、 を有することを特徴とする自然画拡大縮小装置。
  3. 【請求項3】 前記指令手段(10)は、前記余りCが
    零であるとき、前記表示メモリ(7)に、前記作成手段
    (6)が作成したデータを画素数nずつB回、同時に書
    き込む指令を出力することを特徴とする請求項2記載の
    自然画拡大縮小装置。
  4. 【請求項4】 前記原画メモリ(5)からは、前記作成
    手段(6)によってn個の画素のデータが同時に読み出
    され、前記作成手段(6)が読み出すデータの所定の画
    素数mは、nの整数倍であることを特徴とする請求項2
    記載の自然画拡大縮小装置。
  5. 【請求項5】 前記画素数nは、前記表示メモリ(7)
    の書き込み速度が遅い程、大きい値に設定されることを
    特徴とする請求項2記載の自然画拡大縮小装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の演算手段(8)で行われる整
    数化は、切り捨て、切上げ、および四捨五入のいずれで
    もよいことを特徴とする請求項2記載の自然画拡大縮小
    装置。
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