JPH05265072A - バッテリーチェック装置 - Google Patents

バッテリーチェック装置

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JPH05265072A
JPH05265072A JP9159092A JP9159092A JPH05265072A JP H05265072 A JPH05265072 A JP H05265072A JP 9159092 A JP9159092 A JP 9159092A JP 9159092 A JP9159092 A JP 9159092A JP H05265072 A JPH05265072 A JP H05265072A
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JP
Japan
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battery
voltage
unit
time
temperature
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JP9159092A
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Etsuro Nishio
悦郎 西尾
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電特性の異なる電池の容量をチェックし、
その消耗警告を好適に行うバッテリーチェック装置を得
る。 【構成】 電池が交換されたことを電池交換検知部1が
検知すると、電池交換時からの経過時間を計時部2が計
測し、かつ電圧測定部3が電池の電圧を測定する。そし
て、測定した電圧とそれまでの経過時間に基づいて中央
処理部5では、平均的な電圧変化率及び最近時の電圧変
化率を算出し、これら変化率の比較を行って電池容量の
消耗を予測し、この予測結果に基づいて消耗警告部8,
9が消耗警告を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッテリーチェック(以
下、BCと称する)装置に関し、特に放電特性の異なる
電池の容量をチェックすることが可能なBC装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カメラ等のように電池を電源とする各種
機器の中にはBC機能を有するものがある。これは動作
に必要な電流を流した時の電圧を測定して機器が作動す
るのに必要な容量(エネルギ)が残存しているか否かを
見るもので、電圧が低下すると正常な機能,性能を発揮
することができなくなる機器においては欠くことのでき
ないものである。かつては使用者が随時BCを行う手動
式が殆どであったが、近年マイコンの普及に伴い、自動
的にBCを行う機器が増えてきている。
【0003】この種のBCは、例えばカメラにおいて
は、メインスイッチをオンした時、或いはレリーズボタ
ンを半押しにして測光等の回路を作動させた時に、CP
Uから命令が出されてBCを行うように構成されてい
る。BC時に検出した電池電圧(以下、BC電圧と称す
る)に対しては、最低作動電圧VL と、この電圧VL
りも少し高いレベルの警告電圧VP の2段階が設定され
ている。そして、カメラの外部に設けられたLCD表示
部には、図11(a)に示すように電池消耗警告用セグ
メントSG11が設けられる。
【0004】この構成では、BC電圧Vが警告電圧VP
よりも高いときにはセグメントSG11は点灯せず、撮
影動作を可能とする。BC電圧Vが警告電圧VP よりも
低いが最低作動電圧VL よりも高い時には、図11
(b)のようにセグメントSG11が点滅し、使用者に
新電池を準備を促す。BC電圧Vが最低作動電圧VL
りも低い時にはレリーズロックを行うと共に、図11
(c)のようにセグメントSG11が連続点灯し、使用
者に電池交換を指示する。このように2段階のBC指示
によって、カメラが使用不可になる前に新電池を用意し
ておくことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のBCでは、電池
の放電特性が異なる電池を使用する場合、図12のよう
に、電池Aは容量の減少と共に電圧が徐々に低下するた
め、警告電圧VP から最低作動電圧VL に至るまである
期間tA だけ使用可能である。一方、電池Bは警告電圧
P を過ぎたときから最低作動電圧VL まで急激に電圧
が低下するため、新電池の準備を促されてから短期間t
B に使えなくなる。したがって、Bのような放電特性の
電池においては、前記した電池消耗表示が意味をなさ
ず、カメラが突然使用不能なるという事態が生じること
になる。
【0006】又、放電特性は、図13のように、動作時
の温度によっても変化する。したがって、BC時の温度
が低い時には未だに容量があるのにもかかわらず消耗警
告が行われ、逆に温度が高いときには容量が少ないのに
もかかわらず消耗警告が行われないという問題が生じ
る。本発明の目的は、放電特性の異なる電池の容量をチ
ェック可能なバッテリーチェック装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電圧測定部に
バッテリーチェック命令を周期的に出すバッテリーチェ
ック命令制御部と、バッテリーチェック時に測定した電
圧とその時刻を記憶する記憶部を有して記憶された電圧
及び時刻に基づいて平均的な電圧変化率及び最近時の電
圧変化率を算出し、これら変化率の比較を行って電池容
量の消耗を予測する中央処理部と、中央処理部の比較結
果に基づいて消耗警告を行う消耗警告部とを備える。こ
こで、電池が交換されたことを検知する電池交換検知部
と、電池交換時からの経過時間を計測する計時部とを備
え、電池交換時からバッテリーチェック時までの経過時
間を中央処理部の記憶部に記憶させる。又、電池の温度
を検知する温度検知部と、検知した温度に応じてバッテ
リーチェック時に測定した電圧を補正する電圧補正部と
を備えることが好ましい。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明をカメラに適用した実施例のブロック
構成図である。電池交換検知部1は電池が交換されたこ
とを検知し、信号を出力する。計時部2は電池交換検知
部1からの信号によって計時を開始する。電圧測定部3
はBC命令制御部4からの命令を受けて電池の電圧測定
を行う。この電圧測定部3では、実際の動作時と同様の
負荷を電池に与えて電流を流し、その時の電圧を測定す
る。中央処理部5は入力されるデータを演算し或いは比
較,判定等の種々の動作を行うことができ、その内部に
は前記計時部2で計時した経過時間や電圧測定部3で測
定したBC電圧を記憶する記憶部6が設けられる。
【0009】前記中央処理部5には、最低作動電圧VL
と、この電圧VL よりも少し高いレベルの警告電圧VP
の2つが設定されており、電圧測定部3で測定したBC
電圧をこれら最低作動電圧VL 及び警告電圧VP と比較
し、BC電圧が最低作動電圧VL 以下であることを判定
したときには動作禁止部7を駆動させ、以後のカメラの
撮影動作を不能状態とする。又、記憶部6に記憶された
BC電圧と経過時間とから、電池交換以降の電圧変化と
最新の電圧の変化率を比較判定し、この判定結果に基づ
いて第1種警告部8、或いは第2種警告部9を選択的に
駆動させる。前記動作禁止部7,第1種警告部8,及び
第2種警告部9はLCD表示部10にその旨を表示させ
ることができる。
【0010】図2は前記電池交換検知部1の一例を示
し、特にその電池室の構成図である。電池21はカメラ
本体22に設けたコイルバネ23と、電池蓋24の接片
25によって保持されるとともに、プラス電極とマイナ
ス電極が電気的に接続されている。更に、前記コイルバ
ネ23の近傍には可動接片26と固定接片27が対向配
置されており、電池室内に電池21を装填したときに可
動接片26が固定接片27に接触して電気信号を出力す
る構成とされている。図5(a)は前記動作禁止部7,
第1種警告部8,第2種警告部9の動作に対応して表示
を行う電池消耗警告用LCD表示器を示す。ここでは、
2つのセグメントSG1,SG2で構成され、それぞれ
独立して点灯、消灯されるように構成される。
【0011】次に、以上の構成のバッテリーチェック装
置の動作を、図3のフローチャートを参照して説明す
る。先ず、使用者が電池を電池室に装着すると(S1:
ステップ1のこと、以下同様)、図2に示した可動接片
26と固定接片27が接触し、電池交換検知部1から電
池交換が行われたことを検知する信号が出力される。す
ると、BC命令制御部4から命令が出力され、電圧測定
部3が作動して最初(第1番目)の電池の電圧測定が行
われる(S2)。この測定されたBC電圧は中央処理部
5の記憶部6にBC電圧V(1)として記憶される。同
時に計時部2が計時を開始する(S3)。以後、BC命
令制御部4から周期的に出力される命令によって電圧測
定が行われ、その都度BC電圧V(n)と電池交換時か
らの経過時間t(n)が記憶部6に記憶される(S4,
S5)。
【0012】また、電圧測定を行う度に中央処理部5で
は、BC電圧V(n)と警告電圧VP との比較を行う
(S6)。そして、BC電圧V(n)が警告電圧VP
りも低いことを判定した時には、更にBC電圧V(n)
を最低作動電圧VL と比較し(S7)、BC電圧V
(n)が最低作動電圧VL よりも低い場合には動作禁止
部7によってカメラのレリーズ等の動作を禁止させる
(S8)。同時に、図5(b)のようにLCD表示器1
0のセグメントSG1を連続点灯させ、動作が禁止され
た状態であることを表示する。
【0013】又、BC電圧V(n)が警告電圧VP より
も低いが、最低作動電圧VL よりも高い場合には、記憶
部6の記憶内容に基づいて、中央処理部5が時間による
電圧の変化率を算出し、この算出した変化率に基づいて
判定を行う(S8)。即ち、図4(a)に示すように、
n回目の時刻t(n)のBC電圧V(n)と、n−1回
目の時刻t(n−1)のBC電圧V(n−1)の電圧差
を、その間の時間で割り、時間による電圧の変化率(同
図の実線部の傾き)F1 (t)を求める。 F1 (t)=〔V(n−1)−V(n)〕/〔t(n)
−t(n−1)〕 又、1回目の時刻t(1)のBC電圧V(1)と、n−
1回目の時刻t(n−1)のBC電圧V(n−1)の電
圧差を、その間の時間で割り、時間による電圧の変化率
(同図の破線部の傾き)F2 (t)を求める。 F2 (t)=〔V(n−1)−V(1)〕/〔t(n−
1)−t(1)〕
【0014】ここで、図4(a)のように、実線部の傾
きが破線部の傾きと略同じ場合、即ち、 |F1 (t)|≒|F2 (t)| の場合には、その後一点鎖線のように電圧が変化し、n
+1回目も最低電圧VLよりも高い状態を保持でき、そ
の時まで現在の電池を使用することが可能と判断され
る。そこで、図5(c)のように、LCD表示器10の
セグメントSG1,SG2の両者を点滅させ、「まだし
ばらく電池を使用可能であるが、新しい電池を用意して
おくように」という意味の第1種消耗警告を実行する
(S10)。この場合、電圧測定の時間間隔と、BC電
圧V(n)と最低作動電圧VL との電圧差と、前記変化
率F1 (t)とに基づいて、次の電圧測定時におけるB
C電圧V(n+1)と最低作動電圧VL との大小関係を
予測すれば、予測精度を更に高めることができる。
【0015】又、図4(b)のように、実線部の傾きが
破線部の傾きよりも大きい場合、即ち、 |F1 (t)|>|F2 (t)| の場合には、その後急速に電池が消耗し、次の電圧測定
時よりも前に電池電圧が最低作動電圧VL よりも低くな
って使用不可能になることが予測される。そこで、図5
(d)のように、LCD表示器10のセグメントSG1
のみを点滅させ、「できるだけ早く新電池と交換するよ
うに」という意味の第2種消耗警告を実行する(S1
1)。
【0016】この場合、警告の信頼性を高めるために、
変化率F1 (t)に1よりも大きな係数K(例えば、K
= 1.3)を掛けてF2 (t)と比較を行うようにしても
よい。即ち、 K・|F1 (t)|>|F2 (t)| このようにすれば、係数Kに相当する分だけ電池電圧が
最低作動電圧VL よりも小さくなる予測時間を早い時刻
とすることができ、予測誤差によってカメラが使用不可
能になることを未然に回避することができる。
【0017】尚、ここでは動作禁止部7,第1種消耗警
告部8,及び第2種消耗警告部9が駆動された後も、継
続してBCを行うことができるようにプログラムされて
いる。したがって、このバッテリチェックによれば、図
13に示したように電池容量が徐々に低下される放電特
性の電池や、ある程度消耗すると急激に容量が低下され
る放電特性の電池等、電池の放電特性の相違にかかわら
ず的確な消耗警告を行うことが可能となる。
【0018】図6は本発明の第2実施例のブロック構成
図である。図1と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。この実施例では、電池の温度を検知す
る温度検知部11と、検知された温度に基づいて補正値
を出力する電圧補正部12とを付設し、この電圧補正部
12からの補正値により中央処理部5で処理を行う電圧
を補正するように構成している。尚、温度検知部11は
例えばカメラの電池室等に配設するが、電池の温度と相
関を有するカメラの他の部分、或いは外気の温度を検出
するようにしてもよい。
【0019】この構成では、図13に示した電池電圧の
温度依存特性に基づいて、電圧測定部3で測定した電池
電圧に補正を加える。即ち、図7にフローチャートを示
すように、電圧測定と同時に温度検知部11で温度を検
知し(S2’)、この温度Tを基準温度TR (通常は常
温範囲の1つの温度に設定される)と比較し(S2
1)、検知温度Tが基準温度TR と等しい場合、検知温
度Tが基準温度TR よりも高い場合、その逆に低い場合
とに分ける。そして、T=TR の場合にはV(1)=
V’(1)とし(S22)、T>TR の場合には、測定
温度V(1)からα・ΔTを差し引いた値V(1)−α
・ΔTをV’(1)とする補正を行う(S23)。逆
に、T<TR の場合には、測定温度V(1)にα・ΔT
を加えた値V(1)+α・ΔTをV’(1)とする補正
を行う(S24)。尚、αは温度係数、ΔTは基準温度
R と測定温度Tとの温度差である。そして、得られた
新たな電圧V’(1)を記憶部6に記憶する。
【0020】同様にして、BC電圧V(n)について
も、同フローチャートに示すように、電圧測定と同時に
温度を検知し(S4’)、この検知温度Tと基準温度T
R とを比較し(S25)、検知温度Tと基準温度TR
の大小に基づいて、V(n)=V’(n)とし(S2
6)、V(n)−α・ΔTをV’(n)とし(S2
7)、或いはV(n)+α・ΔTをV’(n)とする
(S28)。そして、得られた電圧V’(n)を記憶部
6に記憶する。以後、このV’(n)を前記第1実施例
と同様にしてVP ,VL と比較し(S6,S7)、更に
1 (t)とF2 (t)の絶対値を比較する(S9)こ
とで、動作禁止、第1種警告、第2種警告が実行され
る。但し、この場合、前式F1 (t)とF2 (t)にお
けるV(n),V(1)はV’(n),V’(1)と置
き換える。したがって、この実施例では、BC時の温度
の相違にかかわらず、その際のBC電圧を常温での電池
電圧に換算してBCを実行でき、図13に示した温度に
よる電池電圧の変動の影響を受けることがないBCが可
能となり、より精度の高い電圧変化率の算出が可能とな
る。
【0021】図8は本発明の第3実施例のブロック図で
あり、前記第2実施例のものに、第3種警告部13と第
4種警告部14を付加し、LCD表示部10において第
3種警告と第4種警告をも併せて行うように構成したも
のである。図9にそのフローチャートを示す。尚、第2
実施例と同一部分には同一ステップ番号を付してある。
ここでは、V(n)を補正してV’(n)を得た後に、
測定温度Tが基準温度TR よりも高い場合にはV(n)
とV’(n)を最低作動電圧VL と比較し(S31)、
V’(n)<VL <V(n)の場合に第3種警告部13
を駆動する(S32)。又、測定温度Tが基準温度TR
よりも低い場合には、V(n)とV’(n)をVL と比
較し(S33)、V’(n)>VL >V(n)の場合に
動作禁止部7と第4種警告部14(S34)を駆動す
る。
【0022】ここで、図10(a)にLCD表示器10
を示すように、LCDセグメントSG1〜SG4で表示
器が構成される。そして、第3種警告部13が駆動され
る状態では、補正前の電圧V(n)がVL よりも高いた
めカメラは動作可能であるが、補正電圧V’(n)がV
L よりも低いため、電池の消耗が進んだり、温度が基準
温度(常温)まで戻ればカメラが動作不能になることが
予想される。そこで、同図(b)のように、セグメント
SG1とSG3を点滅させ、「高温だから使用可能だ
が、容量はかなり少ない(SG2消灯)ので、できるだ
け早く新電池と交換するように」という意味の第3種警
告を行う。
【0023】一方、補正前の電圧V(n)がVL よりも
低い場合には、動作禁止部7を動作させる。しかし、補
正電圧V’(n)がVL よりも高い場合には常温に戻れ
ば使用可能になることが予想される。そこで、これと同
時に第4種警告部14が駆動され、図10(c)のよう
に、セグメントSG1,SG2,SG4を点灯させ、
「低温だから動作不能だが、実際には容量は少しある。
しかし、新電池を用意しておくように」という意味の第
4種警告を行う。尚、ステップS32及びS33の比較
条件を満たさない場合には、以後第2実施例と同様に補
正された電圧V’(n)を経過時間t(n)と共に記憶
部6に記憶し、かつVP ,VL と比較した上で第1種警
告、第2種警告の動作を行うことになる。
【0024】ここで、前記各実施例では第1種乃至第4
種の消耗警告及び動作不能表示をいずれもLCD表示器
で行っているが、一部の消耗警告を動作不能表示をLC
DやLEDの光表示で行い、他の消耗警告をPCV等の
音表示で行うようにしてもよい。又、基準となる電池電
圧の変化率F2 (t)は、電池交換時の第1回目のBC
時からn−1回目のBC時迄の電圧データの一部又は全
てを利用して計算することができる。又、係数Kも任意
に設定できる。更に、本発明はカメラ以外の電池を使用
する各種機器のバッテリーチェック装置としても同様に
適用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、測定電圧
と、電池交換時からBC時までの経過時間に基づいて平
均的な電圧変化率及び最近時の電圧変化率を算出し、こ
れら変化率の比較を行って電池容量の消耗を予測し、こ
の予測結果に基づいて消耗警告を行うようにしているの
で、放電特性が異なる種々の電池の容量をチェックし
て、それぞれの電池に対して適正な電池消耗の警告を行
うことができる効果がある。又、同時に温度を検知し、
測定電圧を温度に基づいて補正して電池容量の消耗を警
告し、或いは電池容量の消耗を予測して消耗警告を行う
ので、更に制度の高い消耗警告を行うことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッテリーチェック装置の一実施例の
ブロック図である。
【図2】電池室の概略構成図である。
【図3】本発明のバッテリーチェック動作のフローチャ
ートである。
【図4】本発明において算出するBC電圧の変化率を説
明するための図である。
【図5】LCD表示器と動作禁止と第1種及び第2種の
消耗警告の点灯状態を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例のブロック図である。
【図7】第2実施例のバッテリーチェック動作のフロー
チャートである。
【図8】本発明の第3実施例のブロック図である。
【図9】第3実施例のバッテリーチェック動作のフロー
チャートである。
【図10】第3種及び第4種の消耗警告の点灯状態を示
す図である。
【図11】従来の消耗警告を行うLCD表示器とその点
灯状態を示す図である。
【図12】電池の放電特性を示す図である。
【図13】電池の温度特性を示す図である。
【符号の説明】
1 電池交換検知部 2 計時部 3 電圧測定部 4 BC命令制御部 5 中央処理部 6 記憶部 7 動作禁止部 8 第1種警告部 9 第2種警告部 10 LCD表示部 11 温度検知部 12 電圧補正部 13 第3種警告部 14 第4種警告部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧測定部にバッテリーチェック命令を
    周期的に出すバッテリーチェック命令制御部と、バッテ
    リーチェック時に測定した電圧とその時刻を記憶する記
    憶部を有して記憶された電圧及び時刻に基づいて平均的
    な電圧変化率及び最近時の電圧変化率を算出し、これら
    変化率の比較を行って電池容量の消耗を予測する中央処
    理部と、中央処理部の比較結果に基づいて消耗警告を行
    う消耗警告部とを備えることを特徴とするバッテリーチ
    ェック装置。
  2. 【請求項2】 電池が交換されたことを検知する電池交
    換検知部と、電池交換時からの経過時間を計測する計時
    部とを備え、電池交換時からバッテリーチェック時まで
    の経過時間を中央処理部の記憶部に記憶させる請求項1
    のバッテリーチェック装置。
  3. 【請求項3】 電池の温度を検知する温度検知部と、検
    知した温度に応じてバッテリーチェック時に測定した電
    圧を補正する電圧補正部とを備える請求項1又は請求項
    2のバッテリーチェック装置。
JP9159092A 1992-03-17 1992-03-17 バッテリーチェック装置 Pending JPH05265072A (ja)

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