JPS60625B2 - 蓄電池の性能判別方法および装置 - Google Patents
蓄電池の性能判別方法および装置Info
- Publication number
- JPS60625B2 JPS60625B2 JP51152834A JP15283476A JPS60625B2 JP S60625 B2 JPS60625 B2 JP S60625B2 JP 51152834 A JP51152834 A JP 51152834A JP 15283476 A JP15283476 A JP 15283476A JP S60625 B2 JPS60625 B2 JP S60625B2
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- Japan
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- discharge
- voltage
- battery
- difference
- storage battery
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-
- Y02E60/12—
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- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、蓄電池を完全に放電することなく、使用でき
る蓄電池の性能を短時間に判別することができる蓄電池
の性能判別方法および装置に関するものである。
る蓄電池の性能を短時間に判別することができる蓄電池
の性能判別方法および装置に関するものである。
一般に、蓄電池の性能は使用時間とともに逐次劣化する
が、現時点で蓄電池の性能がどの程度まで劣化し、今後
どれだけ使用できるかを短時間に的確に知る方法は禾だ
確立されていない。
が、現時点で蓄電池の性能がどの程度まで劣化し、今後
どれだけ使用できるかを短時間に的確に知る方法は禾だ
確立されていない。
即ち、従来から使用されている電池の性能を測定する方
法は、まず一定電流(例えば2畑時間率電流)で所定の
電圧まで放電し、その持続時間から性能を求めるために
、性能判定までに数時間から数十時間もかかり、またこ
のように放電した電池は、充電しなければ使用できない
という欠点があった。この欠点を解消するために、大電
流で数秒間放電し、その電圧で電池性能を判定する方法
が提案されているが、この判定の対象となる電圧が電池
性能以外の要因(例えば温度、体格、構造等)によって
異なるため、使用可能な電池を不良と判定するなどの判
定精度が悪く、その精度を良くするためには、各種の補
正を要するという欠点があつた。一方、電気自動車を対
象とした電池では、残存容量計があるが、この残存容量
計は常に電池と一体になって取扱われ、消費した電気量
を積算あるいは減算することによって初期からの電気使
用量を表示する方式をとっているため、使用経歴の不明
確な電池の性能を判定することは不可能であるという欠
点があった。
法は、まず一定電流(例えば2畑時間率電流)で所定の
電圧まで放電し、その持続時間から性能を求めるために
、性能判定までに数時間から数十時間もかかり、またこ
のように放電した電池は、充電しなければ使用できない
という欠点があった。この欠点を解消するために、大電
流で数秒間放電し、その電圧で電池性能を判定する方法
が提案されているが、この判定の対象となる電圧が電池
性能以外の要因(例えば温度、体格、構造等)によって
異なるため、使用可能な電池を不良と判定するなどの判
定精度が悪く、その精度を良くするためには、各種の補
正を要するという欠点があつた。一方、電気自動車を対
象とした電池では、残存容量計があるが、この残存容量
計は常に電池と一体になって取扱われ、消費した電気量
を積算あるいは減算することによって初期からの電気使
用量を表示する方式をとっているため、使用経歴の不明
確な電池の性能を判定することは不可能であるという欠
点があった。
本発明は、上記従来例の欠点を解消するために、判定手
段として単に電圧を測定するだけでなく、単位時間内の
電圧降下(抵抗変化)を測定対象として採用することに
より、従来法の誤差の原因となっている温度、体格、構
造等による電圧変化を補正することなく、正確に、かつ
精度良く電池性能を判定するものである。
段として単に電圧を測定するだけでなく、単位時間内の
電圧降下(抵抗変化)を測定対象として採用することに
より、従来法の誤差の原因となっている温度、体格、構
造等による電圧変化を補正することなく、正確に、かつ
精度良く電池性能を判定するものである。
従って、本発明は、蓄電池を短時間に定電流放電または
定抵抗放電し、ある時間間隔をおいて2つの放電電圧を
測定し、この電圧差より蓄電池状態を判別する蓄電池の
性能判別方法を提供することを目的とするものであり、
また、被試験電池を放電させる放電部と、放電時間を制
御する制御部と、放電開始後の電圧を検出する電圧検出
部と、検出された電圧を記憶する記憶部と、放電開始後
に予め定められた時間を置いて検出された2つの電圧の
電圧差を演算する演算部と、この電圧差を基準値と比較
する比較部と、この電圧差が基準値より低いか、高いか
によって、良電池または不良電池を表示する表示部とか
らなる電池状態判別装置を提供するものである。まず、
本発明の動作原理を説明する。
定抵抗放電し、ある時間間隔をおいて2つの放電電圧を
測定し、この電圧差より蓄電池状態を判別する蓄電池の
性能判別方法を提供することを目的とするものであり、
また、被試験電池を放電させる放電部と、放電時間を制
御する制御部と、放電開始後の電圧を検出する電圧検出
部と、検出された電圧を記憶する記憶部と、放電開始後
に予め定められた時間を置いて検出された2つの電圧の
電圧差を演算する演算部と、この電圧差を基準値と比較
する比較部と、この電圧差が基準値より低いか、高いか
によって、良電池または不良電池を表示する表示部とか
らなる電池状態判別装置を提供するものである。まず、
本発明の動作原理を説明する。
第1図は特性の異なる三つの電池a,b,cの放電電圧
曲線を示したもので、aは充分容量のある電池、bは容
量は充分であるが、電池aに比べて電圧が低い電池、c
は容量の少ない電池を表わしている。今、仮に放電開始
後t。秒の電圧でこれらの電池を評価しようとする場合
、評価規準電圧をVoとすると、電池a,b,cのし秒
後の電圧Va,Vb,VCは、それぞれ、Va>Vo>
Vb,Vcとなり、電池aは合格、b,cは不合格とな
る。この不合格となった電池bは容量の点では電池aと
変らないが、単に電圧が低いために不合格と判定された
ものである。即ち、一般に電池bのような特性を示すも
のは内部抵抗の大きい電池と考えられ、電圧がいくぶん
低い点を除けば充分使用可能である。従って、電池bの
ような特性を有する電池を使用不能と判定すると、これ
は精度の悪い判定結果となって現われてくる。この内部
抵抗が大きくなる原因は電池の放電状態にも関係するが
、これ以外にも電池の構造、温度等があげられ、特に温
度が低下すると、電解液の抵抗が増大するため、温度の
影響は著しいものである。即ち、鉛蓄電池の電解液(希
硫酸)の比抵抗は温度が変化すると第2図に示したよう
に変化する。以上のように、一定の電圧で電池の性能を
判定する方法は、電池の特性が電池の種類、形式、構造
、温度などによって異なるため、判定精度が悪くなると
いう欠点を有している。
曲線を示したもので、aは充分容量のある電池、bは容
量は充分であるが、電池aに比べて電圧が低い電池、c
は容量の少ない電池を表わしている。今、仮に放電開始
後t。秒の電圧でこれらの電池を評価しようとする場合
、評価規準電圧をVoとすると、電池a,b,cのし秒
後の電圧Va,Vb,VCは、それぞれ、Va>Vo>
Vb,Vcとなり、電池aは合格、b,cは不合格とな
る。この不合格となった電池bは容量の点では電池aと
変らないが、単に電圧が低いために不合格と判定された
ものである。即ち、一般に電池bのような特性を示すも
のは内部抵抗の大きい電池と考えられ、電圧がいくぶん
低い点を除けば充分使用可能である。従って、電池bの
ような特性を有する電池を使用不能と判定すると、これ
は精度の悪い判定結果となって現われてくる。この内部
抵抗が大きくなる原因は電池の放電状態にも関係するが
、これ以外にも電池の構造、温度等があげられ、特に温
度が低下すると、電解液の抵抗が増大するため、温度の
影響は著しいものである。即ち、鉛蓄電池の電解液(希
硫酸)の比抵抗は温度が変化すると第2図に示したよう
に変化する。以上のように、一定の電圧で電池の性能を
判定する方法は、電池の特性が電池の種類、形式、構造
、温度などによって異なるため、判定精度が悪くなると
いう欠点を有している。
しかしながら「本発明は、これら種々の要因により特性
が異なっている各種電池の性能を何の補正を行なうこと
もなく、短時間に、しかも精度良く評価、判別できるよ
うにしたものである。即ち、本発明の特徴は、一定電流
で電池を短時間放電し、放電開始後t,秒目とt2秒目
の電圧を測定し、その二つの電圧値の差で評価するもの
である。
が異なっている各種電池の性能を何の補正を行なうこと
もなく、短時間に、しかも精度良く評価、判別できるよ
うにしたものである。即ち、本発明の特徴は、一定電流
で電池を短時間放電し、放電開始後t,秒目とt2秒目
の電圧を測定し、その二つの電圧値の差で評価するもの
である。
これを第3図により説明する。第3図は、蓄電池を一定
電流で放電した時の放電電圧(端子電圧)曲線であり、
この図のち秒目とt2秒目における蓄電池の端子電圧V
,,V2はそれぞれ次式で表わされる。V,=E,一1
(y。
電流で放電した時の放電電圧(端子電圧)曲線であり、
この図のち秒目とt2秒目における蓄電池の端子電圧V
,,V2はそれぞれ次式で表わされる。V,=E,一1
(y。
十y,) 【1}V2=E2−1(y。十y2)
■ここで、E,,E2は蓄電池の起電力(V)(
比重、温度により変化するがここではE,=E2として
取扱っても差支えない。
■ここで、E,,E2は蓄電池の起電力(V)(
比重、温度により変化するがここではE,=E2として
取扱っても差支えない。
)、1は放電電流凶、yoは放電前の電池の内部抵抗で
あり、通常温度や電池構造、体格等によって異なる。y
,,y2は放電後t,秒目とt2秒目までに増加した抵
抗(内部抵抗の変化分)であり、一般に鉛蓄電池の場合
は、放電の進行とともにこの内部抵抗が増加する額向が
ある。次に、し秒目とt2秒目の電圧y,,V2の差を
取ると、△V=V,一V2=1(y2一y,)‘3}と
なり、△Vの値には内部抵抗の変化分y2とy,の差、
即ち放電開始後t,秒目からt2秒目に増加した抵抗分
だけが関与することになり、放電前の内部抵抗の大小は
全く無関係となる。
あり、通常温度や電池構造、体格等によって異なる。y
,,y2は放電後t,秒目とt2秒目までに増加した抵
抗(内部抵抗の変化分)であり、一般に鉛蓄電池の場合
は、放電の進行とともにこの内部抵抗が増加する額向が
ある。次に、し秒目とt2秒目の電圧y,,V2の差を
取ると、△V=V,一V2=1(y2一y,)‘3}と
なり、△Vの値には内部抵抗の変化分y2とy,の差、
即ち放電開始後t,秒目からt2秒目に増加した抵抗分
だけが関与することになり、放電前の内部抵抗の大小は
全く無関係となる。
しかし、この△Vの値で電池の性能を評価、判別するた
めには、△Vの値と電池容量との間に相関関係が成立す
る必要がある。本発明者等は、この関係を見出すために
、新旧数多くの電池の温度や充電状態を変えて容量測定
実験を行なった。
めには、△Vの値と電池容量との間に相関関係が成立す
る必要がある。本発明者等は、この関係を見出すために
、新旧数多くの電池の温度や充電状態を変えて容量測定
実験を行なった。
その結果、△Vと電池容量の関係は、電池の種類、形式
、温度等の変化には殆んど関係がなく、第4図のような
曲線で表わし得ることが分った。即ち、第4図は、多数
の新旧自動車用小型鈴蓄電池(NS40、NS402、
N50、N5庇)を−500〜十4500の温度の下で
放電(150A定電流)し、その時の放電容量を機軸に
、放電開始後10秒目(t,秒)と2現沙目(ら秒)の
電圧の差(V,一V2)を縦軸にとったものである。こ
のように、電圧差(△V=V,一V2)と放電容量との
間に双曲線に似た関係が存在する。この関係は電圧を計
測する時間が異なっても、例えば5秒目と1町砂目、1
硯砂目と3栃砂目のように異なっても同様に得られる。
このことからt,秒とt2秒のインターバルは1秒以内
の短時間でも、または1分以上の長時間でも差しつかえ
ないが、余り短かし、と電圧差が少なく判定精度が悪く
なり、良くなると、放電する電気量が多くなるといった
問題が生ずる。従って、1秒〜6明度程度が最も実用的
である。またV,を測定する時間t,についても放電開
始直後から任意に決めることができるが、電池の性格上
、放電開始後数秒間は過度現象による電圧の変動が避け
られないので、実際には初めの5〜6秒を除くのが望ま
しい。また、第4図において、放電電流を150Aとし
たが、これを50Aまたは300Aにしても同様の関係
が得られる。この電流値は自動車用小型鉛蓄電池(公称
容量30〜60Ah/20HR)を対象としているが、
これ以外の電池(例えば自動二輪車用、電気自動車用、
或いは鉛電池外の電池など)では電流を変えることが望
ましい。その場合、電流値の目安はIC〜1にアンペア
(Cは電池容量の数字部と同じ値)程度が適当である。
第4図において、容量が松h以下の電池は△V値が急激
に大きくなるため、この範囲内で△V値に適当な基準値
を設ければ、この基準値に当る容量を境にそれより大な
るものと、小なるものとを容易に選別可能である。
、温度等の変化には殆んど関係がなく、第4図のような
曲線で表わし得ることが分った。即ち、第4図は、多数
の新旧自動車用小型鈴蓄電池(NS40、NS402、
N50、N5庇)を−500〜十4500の温度の下で
放電(150A定電流)し、その時の放電容量を機軸に
、放電開始後10秒目(t,秒)と2現沙目(ら秒)の
電圧の差(V,一V2)を縦軸にとったものである。こ
のように、電圧差(△V=V,一V2)と放電容量との
間に双曲線に似た関係が存在する。この関係は電圧を計
測する時間が異なっても、例えば5秒目と1町砂目、1
硯砂目と3栃砂目のように異なっても同様に得られる。
このことからt,秒とt2秒のインターバルは1秒以内
の短時間でも、または1分以上の長時間でも差しつかえ
ないが、余り短かし、と電圧差が少なく判定精度が悪く
なり、良くなると、放電する電気量が多くなるといった
問題が生ずる。従って、1秒〜6明度程度が最も実用的
である。またV,を測定する時間t,についても放電開
始直後から任意に決めることができるが、電池の性格上
、放電開始後数秒間は過度現象による電圧の変動が避け
られないので、実際には初めの5〜6秒を除くのが望ま
しい。また、第4図において、放電電流を150Aとし
たが、これを50Aまたは300Aにしても同様の関係
が得られる。この電流値は自動車用小型鉛蓄電池(公称
容量30〜60Ah/20HR)を対象としているが、
これ以外の電池(例えば自動二輪車用、電気自動車用、
或いは鉛電池外の電池など)では電流を変えることが望
ましい。その場合、電流値の目安はIC〜1にアンペア
(Cは電池容量の数字部と同じ値)程度が適当である。
第4図において、容量が松h以下の電池は△V値が急激
に大きくなるため、この範囲内で△V値に適当な基準値
を設ければ、この基準値に当る容量を境にそれより大な
るものと、小なるものとを容易に選別可能である。
即ち、第4図の場合を例において、その判別基準の△V
値を200肌Vとすると、150Aの放電容量で2.松
h付近を境し、に分離選別される。以上の電池の特性を
利用した本発明の一実施例の電池の性能判別装置を第5
図により説明する。
値を200肌Vとすると、150Aの放電容量で2.松
h付近を境し、に分離選別される。以上の電池の特性を
利用した本発明の一実施例の電池の性能判別装置を第5
図により説明する。
第5図において、1は被試験電池、2は定電流回路また
は定抵抗、3はスイッチ、4は電圧検出部、5は時間制
御部、6は電圧記憶部、7は演算部、8は比較部、9は
表示部である。次に、本実施例の動作を説明する。まず
、時間制御部5からの信号あるいは手動によりスイッチ
3を閉じると、被試験電池1は定電流回路または定抵抗
2を介して放電される。この時、電圧検出部4は被試験
電池1の電圧を検出しているが、時間制御部5の信号に
より、放電開始後上,秒目と上2秒目(例えば1鼠砂目
と2の趣目)の電圧V,,V2を記憶部6に記憶する。
演算部7は、この記憶された電圧V,,V2からその電
圧差△V=V,一V2を算出し、この値は比較部8で基
準値(例えば200机V)と比較され、その値が基準値
以下のものは良電池、以上のものは不良電池と判断され
、表示部9のランプやメーク表示などで表示される。ま
た、以上の方法で良電池と判断された電池においても、
何らかの原因により初期電圧V,が極めて低いにもかか
わらず電圧差△V値が小さいような場合(例えば12V
(6セル)電池で1セルだけが全く働かないような場合
)のために、初期電圧V,の最低電圧(例えば8.0V
)を決め、初期電圧V,がこの値以下のものは不良電池
として表示し、その値以上の電池についてのみ上記の電
圧差による方法で電池を判別することができる。この初
期電圧V,が低いかどうかを判断する場合にも、比較部
8において最低電圧(例えば8.0V)を設定し、この
電圧と初期電圧V,を比較させればよい。更に、初期電
圧V,が最低電圧以上の電池であっても、定電流回路ま
たは定抵抗2を介して放電させた時に電圧降下が著しく
、ら秒以前に容量が尽きる電池に対しても、初期電圧V
,の場合と同様に、比較部8において最低電圧を定めて
おき、t2秒目に到るまでの電圧を比較部8でこの最低
電圧と比較することにより、t2秒以前に最低電圧を切
るものを不良電池と表示し、それ以上のものについては
上記電圧差△Vによる判別法で判別すればよい。
は定抵抗、3はスイッチ、4は電圧検出部、5は時間制
御部、6は電圧記憶部、7は演算部、8は比較部、9は
表示部である。次に、本実施例の動作を説明する。まず
、時間制御部5からの信号あるいは手動によりスイッチ
3を閉じると、被試験電池1は定電流回路または定抵抗
2を介して放電される。この時、電圧検出部4は被試験
電池1の電圧を検出しているが、時間制御部5の信号に
より、放電開始後上,秒目と上2秒目(例えば1鼠砂目
と2の趣目)の電圧V,,V2を記憶部6に記憶する。
演算部7は、この記憶された電圧V,,V2からその電
圧差△V=V,一V2を算出し、この値は比較部8で基
準値(例えば200机V)と比較され、その値が基準値
以下のものは良電池、以上のものは不良電池と判断され
、表示部9のランプやメーク表示などで表示される。ま
た、以上の方法で良電池と判断された電池においても、
何らかの原因により初期電圧V,が極めて低いにもかか
わらず電圧差△V値が小さいような場合(例えば12V
(6セル)電池で1セルだけが全く働かないような場合
)のために、初期電圧V,の最低電圧(例えば8.0V
)を決め、初期電圧V,がこの値以下のものは不良電池
として表示し、その値以上の電池についてのみ上記の電
圧差による方法で電池を判別することができる。この初
期電圧V,が低いかどうかを判断する場合にも、比較部
8において最低電圧(例えば8.0V)を設定し、この
電圧と初期電圧V,を比較させればよい。更に、初期電
圧V,が最低電圧以上の電池であっても、定電流回路ま
たは定抵抗2を介して放電させた時に電圧降下が著しく
、ら秒以前に容量が尽きる電池に対しても、初期電圧V
,の場合と同様に、比較部8において最低電圧を定めて
おき、t2秒目に到るまでの電圧を比較部8でこの最低
電圧と比較することにより、t2秒以前に最低電圧を切
るものを不良電池と表示し、それ以上のものについては
上記電圧差△Vによる判別法で判別すればよい。
また、充分性能を保障し得る電池は初期電圧V,のみで
判別する従来法を使用し、不明確なものについてのみ前
記電圧差による判別法を使用すればよい。以上説明した
方法を取り入れて、能率良く電池を判別するには次の順
序により行なえばよい。
判別する従来法を使用し、不明確なものについてのみ前
記電圧差による判別法を使用すればよい。以上説明した
方法を取り入れて、能率良く電池を判別するには次の順
序により行なえばよい。
まず、比較部8において、第1基準値(初期電圧V,の
判定基準)、第2基準値(時間t2秒に達するまでの最
低電圧)、第3基準値(t,秒目とt2秒目の電圧差△
Vの判定基準)を設定し、まず放電開始後t,秒後の電
圧V,が第1基準値(例えば9.5V)以上であれば、
表示部9で良電池(合格)を表示すると同時に時間制御
部5からスイッチ3へ信号を送り、放電を終了する。ま
た、初期電圧が第1基準値以下の電圧を示すものは引き
続いてt2秒目まで放電し、t2秒に達する以前に第2
基準値以下になる電池は不良電池(不合格〉として表示
部9で表示する。なお、ち秒以前でも第2基準値以下の
ものは不良電池として表示する。t2秒目の電圧V2が
第2基準値以上の電圧を示すものについては、演算部8
で電圧V,,V2の電圧差△Vを求め、この電圧が第3
基準値以下のものは良電池(合格)とし、第3基準値以
上のものは不良電池として判別し、表示部9で表示する
。同時に時間制御部5からの信号によりスイッチ9が開
かれ、放電を終了する。以上説明したように、本実施例
の方法を用いれば極めて短時間に信頼性のある判別が可
能になる。
判定基準)、第2基準値(時間t2秒に達するまでの最
低電圧)、第3基準値(t,秒目とt2秒目の電圧差△
Vの判定基準)を設定し、まず放電開始後t,秒後の電
圧V,が第1基準値(例えば9.5V)以上であれば、
表示部9で良電池(合格)を表示すると同時に時間制御
部5からスイッチ3へ信号を送り、放電を終了する。ま
た、初期電圧が第1基準値以下の電圧を示すものは引き
続いてt2秒目まで放電し、t2秒に達する以前に第2
基準値以下になる電池は不良電池(不合格〉として表示
部9で表示する。なお、ち秒以前でも第2基準値以下の
ものは不良電池として表示する。t2秒目の電圧V2が
第2基準値以上の電圧を示すものについては、演算部8
で電圧V,,V2の電圧差△Vを求め、この電圧が第3
基準値以下のものは良電池(合格)とし、第3基準値以
上のものは不良電池として判別し、表示部9で表示する
。同時に時間制御部5からの信号によりスイッチ9が開
かれ、放電を終了する。以上説明したように、本実施例
の方法を用いれば極めて短時間に信頼性のある判別が可
能になる。
次に、本発明の具体例を説明する。
上記方法に基ずく電池性能判別装置の具体的回路例は種
々考えられるが、一つの例として電圧信号をアナログ処
理する具体的回路を第6図により説明する。第6図にお
いては第5図と同一符号のものは同一のものを示してお
り、各部の回路は一般的なものを取り上げてある。放電
部10の被試験電池1と定電流回路2の間に接続されて
いるスイッチ3は、時間制御部5のコイルに信号電流が
流れることによって動作する。被試験電流1は電圧検出
部4の分圧抵抗11,12に接続され、この分圧抵抗1
1,12の接続点の電位はスイッチ13、抵抗14を介
して増幅器15の一方の端子に入力され、この増幅器1
5の池端子は接地される。この増幅器15の出力は記憶
部6の緩衝用増幅器18,19にスイッチ16,17を
介して入力され、その各出力は抵抗20,21を介して
記憶用コンデンサ22,23に入力される。このコンデ
ンサ22,23に並列接続された抵抗24,25および
スイッチ26,27はコンデンサ22,23の記憶電圧
を放電するものである。コンデンサ22,23の電圧は
増幅器28,29、演算部7の抵抗30,31をそれぞ
れ介して演算増幅器32,33の一方の端子に入力され
、他方の端子はアースされる。演算増幅器32,33の
一方の端子と出力端子の間に抵抗34,35が接続され
、演算増幅器32の出力端子は抵抗36を介して演算増
幅器33の一方の端子に後続され、演算増幅器33の出
力端子は比較部8の抵抗37を介して表勤増幅器38の
一方の端子に入力される。この差敷増幅器38の他方の
端子は抵抗39を介して基準電圧40が接続され、また
その出力端子は表示部9のコイル41を介してアースさ
れる。このコイル41に電流が流れることによって動作
するスイッチ42と、このスイッチ42の切換えによっ
て接続するランプ43,44が設けられ、またこのスイ
ッチ42はスイッチ45を介して時間制御部5に設けら
れた電源46に接続される。また電源46にはメインス
イッチ47を介してコイル48、スイッチ49が接続さ
れ、またスイッチ49にタイマ50が接続され、またこ
のタイマ5川こコイル51,52,53が接続される。
次に、この実施例の動作を説明するが、電圧測定する時
間をち=10秒目、t2=2晩砂目とし、電圧差△Vを
判定するための第3基準電圧を200肌Vとして説明す
る。
々考えられるが、一つの例として電圧信号をアナログ処
理する具体的回路を第6図により説明する。第6図にお
いては第5図と同一符号のものは同一のものを示してお
り、各部の回路は一般的なものを取り上げてある。放電
部10の被試験電池1と定電流回路2の間に接続されて
いるスイッチ3は、時間制御部5のコイルに信号電流が
流れることによって動作する。被試験電流1は電圧検出
部4の分圧抵抗11,12に接続され、この分圧抵抗1
1,12の接続点の電位はスイッチ13、抵抗14を介
して増幅器15の一方の端子に入力され、この増幅器1
5の池端子は接地される。この増幅器15の出力は記憶
部6の緩衝用増幅器18,19にスイッチ16,17を
介して入力され、その各出力は抵抗20,21を介して
記憶用コンデンサ22,23に入力される。このコンデ
ンサ22,23に並列接続された抵抗24,25および
スイッチ26,27はコンデンサ22,23の記憶電圧
を放電するものである。コンデンサ22,23の電圧は
増幅器28,29、演算部7の抵抗30,31をそれぞ
れ介して演算増幅器32,33の一方の端子に入力され
、他方の端子はアースされる。演算増幅器32,33の
一方の端子と出力端子の間に抵抗34,35が接続され
、演算増幅器32の出力端子は抵抗36を介して演算増
幅器33の一方の端子に後続され、演算増幅器33の出
力端子は比較部8の抵抗37を介して表勤増幅器38の
一方の端子に入力される。この差敷増幅器38の他方の
端子は抵抗39を介して基準電圧40が接続され、また
その出力端子は表示部9のコイル41を介してアースさ
れる。このコイル41に電流が流れることによって動作
するスイッチ42と、このスイッチ42の切換えによっ
て接続するランプ43,44が設けられ、またこのスイ
ッチ42はスイッチ45を介して時間制御部5に設けら
れた電源46に接続される。また電源46にはメインス
イッチ47を介してコイル48、スイッチ49が接続さ
れ、またスイッチ49にタイマ50が接続され、またこ
のタイマ5川こコイル51,52,53が接続される。
次に、この実施例の動作を説明するが、電圧測定する時
間をち=10秒目、t2=2晩砂目とし、電圧差△Vを
判定するための第3基準電圧を200肌Vとして説明す
る。
今、時間制御部5のメインスイッチ47をオンにすると
、コイル48が励磁され、電圧検出部4のスイッチ13
はオンになり、記憶部6のスイッチ26,27はオフに
なって待機状態となる。続いて時間制御部5のスイッチ
49をオンにすると、タイマ50が動作し「同時にコイ
ル51,52に電流が流れるので、記憶部6のスイッチ
16,17および放電部10のスイッチ3をオンにする
。このスイッチ3がオンになると、被試験電池1は定電
流回路2を介して所定の電流で放電する。それと同時に
、電圧検出部4の分圧抵抗11,12で分圧された被試
験電池1の電圧が増幅器15で増幅され、記憶部6へ送
られる。この記憶部6では送られてきた電圧信号に比例
する電気量をコンデンサ22,23に貯える。ここで、
時間制御部5のタイマ50が動作し、コィル51の電流
を切ると、記憶部6のスイッチ16がオフになり、コン
デンサ22は1の砂目の電圧V,に比例した電気量を貯
えた状態で保持される。同様に、2の砂目には時間制御
部5のタイマ50が動作してコイル52に流れる電流を
遮断するので、記憶部6のスイッチ17がオフになり、
コンデンサ23は20秒目の電圧に比例した電気量が貯
えられ、保持される。また同時に、放電部10のスイッ
チ3もオフとなり、放電が終了する。記憶部6のコンデ
ンサ22に記憶された高圧は高入力抵抗増幅器28を通
って演算部7の演算増幅器32に入力されて符号が反転
され、演算増幅器33で記憶部6のコンデンサ23に記
憶された電圧と加算(減算)される。演算増幅器33の
出力として出てくる電圧差△V(V,一V2)は比較部
8の菱勤増幅器38に入力され、基準電圧40と比較さ
れる。この時、演算部33の出力が基準電圧40を上ま
わると、即ち電圧差が第3基準電圧(200のV)以上
の不良電池の場合は、差動増幅器38より出力が出され
、表示部9のコイル41を励磁し、スイッチ42がラン
プ44側に接続される。その後に時間制御部5のタイマ
50が動作し、コイル53が励磁されると、スイッチ4
5がオンとなり、ランプ44が点灯して不良電池である
ことを表示する。なお、演算部7の演算増幅器33の出
力が比較部8の基準電圧40より低くなれば、差動増幅
器38は出力が零になり、表示部9のコイル41は励磁
されず、従ってスイッチ42は切換えられないので、ラ
ンプ43に接続されたままであり、その時は時間制御部
5のタイマ50が動作してコイル53を励磁し、表示部
9のスイッチ45がオンになると、ランプ43が点灯し
、良電池であることを表示する以上説明したように、本
発明によれば、簡単な構成で、簡単に電池の性能を判別
できるので、本発明は非常に有用性のある電池判別方法
および装置を提供することができる。
、コイル48が励磁され、電圧検出部4のスイッチ13
はオンになり、記憶部6のスイッチ26,27はオフに
なって待機状態となる。続いて時間制御部5のスイッチ
49をオンにすると、タイマ50が動作し「同時にコイ
ル51,52に電流が流れるので、記憶部6のスイッチ
16,17および放電部10のスイッチ3をオンにする
。このスイッチ3がオンになると、被試験電池1は定電
流回路2を介して所定の電流で放電する。それと同時に
、電圧検出部4の分圧抵抗11,12で分圧された被試
験電池1の電圧が増幅器15で増幅され、記憶部6へ送
られる。この記憶部6では送られてきた電圧信号に比例
する電気量をコンデンサ22,23に貯える。ここで、
時間制御部5のタイマ50が動作し、コィル51の電流
を切ると、記憶部6のスイッチ16がオフになり、コン
デンサ22は1の砂目の電圧V,に比例した電気量を貯
えた状態で保持される。同様に、2の砂目には時間制御
部5のタイマ50が動作してコイル52に流れる電流を
遮断するので、記憶部6のスイッチ17がオフになり、
コンデンサ23は20秒目の電圧に比例した電気量が貯
えられ、保持される。また同時に、放電部10のスイッ
チ3もオフとなり、放電が終了する。記憶部6のコンデ
ンサ22に記憶された高圧は高入力抵抗増幅器28を通
って演算部7の演算増幅器32に入力されて符号が反転
され、演算増幅器33で記憶部6のコンデンサ23に記
憶された電圧と加算(減算)される。演算増幅器33の
出力として出てくる電圧差△V(V,一V2)は比較部
8の菱勤増幅器38に入力され、基準電圧40と比較さ
れる。この時、演算部33の出力が基準電圧40を上ま
わると、即ち電圧差が第3基準電圧(200のV)以上
の不良電池の場合は、差動増幅器38より出力が出され
、表示部9のコイル41を励磁し、スイッチ42がラン
プ44側に接続される。その後に時間制御部5のタイマ
50が動作し、コイル53が励磁されると、スイッチ4
5がオンとなり、ランプ44が点灯して不良電池である
ことを表示する。なお、演算部7の演算増幅器33の出
力が比較部8の基準電圧40より低くなれば、差動増幅
器38は出力が零になり、表示部9のコイル41は励磁
されず、従ってスイッチ42は切換えられないので、ラ
ンプ43に接続されたままであり、その時は時間制御部
5のタイマ50が動作してコイル53を励磁し、表示部
9のスイッチ45がオンになると、ランプ43が点灯し
、良電池であることを表示する以上説明したように、本
発明によれば、簡単な構成で、簡単に電池の性能を判別
できるので、本発明は非常に有用性のある電池判別方法
および装置を提供することができる。
第1図は、特性の異なる三つの電池a,b,cの放電電
圧曲線を示した図であり、第2図は、希硫酸の温度対比
抵抗の変化を示した図であり、第3図は、蓄電池の放電
電圧曲線を示した図であり、第4図は、蓄電池の放電容
量と電圧差との関係を示した図であり、第5図は、本発
明の一実施例のブロック図であり、第6図は、本発明の
実施例の具体的回路図である。 1・・・・・・被試験電池、2・…・・定電流回路また
は定抵抗、3・・・・・・スイッチ、4・・・・・・電
圧検出部「 5・・。 …時間制御部、6・・・・・・電圧記憶部、7・…・・
演算部、8・・・・・・比較部、9・・・・・・表示部
。第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
圧曲線を示した図であり、第2図は、希硫酸の温度対比
抵抗の変化を示した図であり、第3図は、蓄電池の放電
電圧曲線を示した図であり、第4図は、蓄電池の放電容
量と電圧差との関係を示した図であり、第5図は、本発
明の一実施例のブロック図であり、第6図は、本発明の
実施例の具体的回路図である。 1・・・・・・被試験電池、2・…・・定電流回路また
は定抵抗、3・・・・・・スイッチ、4・・・・・・電
圧検出部「 5・・。 …時間制御部、6・・・・・・電圧記憶部、7・…・・
演算部、8・・・・・・比較部、9・・・・・・表示部
。第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被試験蓄電池を短時間に定電流放電または定抵抗放
電し、この放電途中においてある時間間隔を置いて2つ
の放電電圧を測定し、これらの2つの放電電圧の差を、
予め設定した判定基準電圧差、即ち蓄電池の短時間放電
中の2つの時点の放電電圧の差と電池劣化の程度との関
係から予め設定した前記判定基準電圧差、と比較し、そ
の放電電圧の差が前記判定基準電圧差より低いか、高い
かによって、蓄電池性能を判別することを特徴とする蓄
電池性能判別方法。 2 被試験蓄電池を放電させる放電部と、 放電時間を
制御する制御部と、 放電開始後の電圧を検出する電圧検出部と、 検出さ
れた電圧を記憶する記憶部と、 放電開始後に予め定め
られた時間を置いて検出された2つの放電電圧の差を演
算する演算部と、 この放電電圧の差を、予め設定され
た電池劣化の判定基準電圧差、即ち蓄電池の放電途中の
2つの時点の放電電圧の差と電池劣化の程度との関係か
ら予め設定された前記判定基準電圧差、と比較する比較
部と、 前記放電電圧の差が判定基準電圧差より低いか
、高いかによって、良電池または不良電池を表示する表
示部とからなることを特徴とする蓄電池性能判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51152834A JPS60625B2 (ja) | 1976-12-21 | 1976-12-21 | 蓄電池の性能判別方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51152834A JPS60625B2 (ja) | 1976-12-21 | 1976-12-21 | 蓄電池の性能判別方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5378029A JPS5378029A (en) | 1978-07-11 |
JPS60625B2 true JPS60625B2 (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=15549141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51152834A Expired JPS60625B2 (ja) | 1976-12-21 | 1976-12-21 | 蓄電池の性能判別方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60625B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6454120U (ja) * | 1987-09-30 | 1989-04-04 | ||
JPH0319634Y2 (ja) * | 1986-06-30 | 1991-04-25 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02183181A (ja) * | 1989-01-10 | 1990-07-17 | Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd | 端末装置用予備電源の監視装置 |
JPH0526989A (ja) * | 1991-07-23 | 1993-02-05 | Sansha Electric Mfg Co Ltd | シール蓄電池の寿命検出方法 |
JP6044835B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2016-12-14 | トヨタ自動車株式会社 | 二次電池の検査方法および検査装置 |
FR3006450B1 (fr) * | 2013-06-04 | 2015-05-22 | Renault Sa | Procede pour estimer l'etat de sante d'une cellule electrochimique de stockage d'energie electrique |
-
1976
- 1976-12-21 JP JP51152834A patent/JPS60625B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0319634Y2 (ja) * | 1986-06-30 | 1991-04-25 | ||
JPS6454120U (ja) * | 1987-09-30 | 1989-04-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5378029A (en) | 1978-07-11 |
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