JPH0526417B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526417B2 JPH0526417B2 JP58014910A JP1491083A JPH0526417B2 JP H0526417 B2 JPH0526417 B2 JP H0526417B2 JP 58014910 A JP58014910 A JP 58014910A JP 1491083 A JP1491083 A JP 1491083A JP H0526417 B2 JPH0526417 B2 JP H0526417B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- data
- transmission
- pulse
- protection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 32
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、集中保護方式によつて保護されるル
ープ状送電線の需要点におけるデータ伝送回路に
関するものである。
ープ状送電線の需要点におけるデータ伝送回路に
関するものである。
第1図はループ状の送電線に需要点D1,D2及
び電源変電所Tが存在する送電系統である。この
系統の電源変電所Tと需要点D1,D2との間、両
需要点D1,D2の間の送電線を保護するには、パ
イロツトワイヤを布設して、これに変流器2次電
流を流し、自端と相手端で電流差動を組み、差が
あれば区間内事故が発生したと判断する保護リレ
ー、いわゆるパイロツトワイヤリレーが一般的に
使用される。
び電源変電所Tが存在する送電系統である。この
系統の電源変電所Tと需要点D1,D2との間、両
需要点D1,D2の間の送電線を保護するには、パ
イロツトワイヤを布設して、これに変流器2次電
流を流し、自端と相手端で電流差動を組み、差が
あれば区間内事故が発生したと判断する保護リレ
ー、いわゆるパイロツトワイヤリレーが一般的に
使用される。
このパイロツトワイヤリレーに代わつて、最近
は集中保護方式が採用されつつある。集中保護方
式は、各需要点D1,D2に信号変換伝送部1を配
置し、伝送線2を介して1個所、例えば電源変換
所Tに集め、ここに一括した保護装置3を設置し
て集中的に保護するものであり、信頼性、保守性
などが優れている。
は集中保護方式が採用されつつある。集中保護方
式は、各需要点D1,D2に信号変換伝送部1を配
置し、伝送線2を介して1個所、例えば電源変換
所Tに集め、ここに一括した保護装置3を設置し
て集中的に保護するものであり、信頼性、保守性
などが優れている。
この集中保護方式では、大量のデータを高速
で、しかも限られたケーブル芯線を使用して変電
所Tに集める必要があるので、各需要点D1,D2
で電流データをアナログ量からデイジタル量に変
換し、一定のフオーマツトに従いパルスコード伝
送することが有利である。
で、しかも限られたケーブル芯線を使用して変電
所Tに集める必要があるので、各需要点D1,D2
で電流データをアナログ量からデイジタル量に変
換し、一定のフオーマツトに従いパルスコード伝
送することが有利である。
しかし、光フアイバーケーブルや同軸ケーブル
などの専用ケーブルを新たに付設する場合は問題
ないとしても、既設のケーブル、例えばパイロツ
トワイヤを活用する場合は、このワイヤは本体、
アナログ量の、しかも比較的パワーの大きいデー
タ(CT2次電流5A以上)の伝送に使用されるも
のであるから、上記デイジタル量の高速度でのパ
ルスコード伝送には不向きである。
などの専用ケーブルを新たに付設する場合は問題
ないとしても、既設のケーブル、例えばパイロツ
トワイヤを活用する場合は、このワイヤは本体、
アナログ量の、しかも比較的パワーの大きいデー
タ(CT2次電流5A以上)の伝送に使用されるも
のであるから、上記デイジタル量の高速度でのパ
ルスコード伝送には不向きである。
本発明は上記の点を考慮してなされたもので、
需要点における電流データを一定時間毎の振分け
によつて2群に区分し、一方を左回り系、他方を
右回り系の放射状伝送路に送出することにより、
既設ケーブルであつても多くのデータを高速度で
送ることが可能な集中保護装置のデータ伝送回路
を提供することを目的とする。
需要点における電流データを一定時間毎の振分け
によつて2群に区分し、一方を左回り系、他方を
右回り系の放射状伝送路に送出することにより、
既設ケーブルであつても多くのデータを高速度で
送ることが可能な集中保護装置のデータ伝送回路
を提供することを目的とする。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
全体構成は、第1図に示すように需要点D1,
D2に信号変換伝送部1を、また電源変電所Tに
一括保護装置3をそれぞれ設置し、変電所Tと需
要点D1,D2との間を伝送ケーブル、例えば既設
のパイロツトワイヤ2で結んだ構成となつてい
る。この場合、転送路は各需要点D1,D2から直
接に変電所Tに至る経路l11,l21と他の需要点を
経由して変電所Tに至る経路l12,l22とが存在す
るように形成する。即ち、右回りと左回りの2系
の放射状伝送路となる。
D2に信号変換伝送部1を、また電源変電所Tに
一括保護装置3をそれぞれ設置し、変電所Tと需
要点D1,D2との間を伝送ケーブル、例えば既設
のパイロツトワイヤ2で結んだ構成となつてい
る。この場合、転送路は各需要点D1,D2から直
接に変電所Tに至る経路l11,l21と他の需要点を
経由して変電所Tに至る経路l12,l22とが存在す
るように形成する。即ち、右回りと左回りの2系
の放射状伝送路となる。
前記信号変換伝送部1は第2図に示すように構
成している。図において、11は需要点の電流検
出に用いる変流器CTの2次電流をアナログ−デ
イジタル(A/D)変換するA/D変換器、12
はA/D変換後の電流データの並直列変換を行う
並直列変換回路、13及び14はこの並直列変換
回路12の出力を入力端に受けるアンド回路、1
5はコントロール回路で、サンプリング間隔△T
の2倍の周期のパルスを発生し、これをアンド回
路13には直接に加え、他のアンド回路14には
遅延時間△Tの遅延回路16を介して加えるよう
にしている。前記アンド回路13の出力端は伝送
路の経路l11(需要点D1の場合)またはl21(需要点
D2の場合)に接続し、アンド回路14の出力端
は経路l12またはl22に接続する。
成している。図において、11は需要点の電流検
出に用いる変流器CTの2次電流をアナログ−デ
イジタル(A/D)変換するA/D変換器、12
はA/D変換後の電流データの並直列変換を行う
並直列変換回路、13及び14はこの並直列変換
回路12の出力を入力端に受けるアンド回路、1
5はコントロール回路で、サンプリング間隔△T
の2倍の周期のパルスを発生し、これをアンド回
路13には直接に加え、他のアンド回路14には
遅延時間△Tの遅延回路16を介して加えるよう
にしている。前記アンド回路13の出力端は伝送
路の経路l11(需要点D1の場合)またはl21(需要点
D2の場合)に接続し、アンド回路14の出力端
は経路l12またはl22に接続する。
次に、動作について述べる。変流器CTの2次
電流はA/D変換器11でA/D変換され、この
データが並直列変換回路12で並直列変換され
る。この後、アンド回路13,14の入力とな
る。このとき、アンド回路13にはコントロール
回路15から周期2・△Tのパルスが入力され、
アンド回路14には△Tだけ遅延されたパルスが
入力されており、データは△Tの時間毎に振分け
られて一つ飛びに出力される。即ち、第3図に示
すように黒丸印と×印のデータがアンド回路1
3,14の出力として区分されて生じ、例えば黒
丸印のデータが経路l11(l21)に送出され、×印の
データが経路l12(l22)に送出される。
電流はA/D変換器11でA/D変換され、この
データが並直列変換回路12で並直列変換され
る。この後、アンド回路13,14の入力とな
る。このとき、アンド回路13にはコントロール
回路15から周期2・△Tのパルスが入力され、
アンド回路14には△Tだけ遅延されたパルスが
入力されており、データは△Tの時間毎に振分け
られて一つ飛びに出力される。即ち、第3図に示
すように黒丸印と×印のデータがアンド回路1
3,14の出力として区分されて生じ、例えば黒
丸印のデータが経路l11(l21)に送出され、×印の
データが経路l12(l22)に送出される。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、
A/D変換器11と並直列変換回路12の間にデ
ータストア回路20を設けて、一旦データを記憶
させ、送出タイミング回路17の出力パルス及び
その反転パルス(パルス反転回路18の出力)に
よりアンド回路13,14を制御し、一定量毎に
振分けて2群に区分するようにしている。なお、
カウンタ19は前記データストア回路20に記憶
するデータ個数を決めるためのものであり、カウ
ントアツプ時に並直列変換回路12に駆動信号を
付与し、データ送出を開始させる。
A/D変換器11と並直列変換回路12の間にデ
ータストア回路20を設けて、一旦データを記憶
させ、送出タイミング回路17の出力パルス及び
その反転パルス(パルス反転回路18の出力)に
よりアンド回路13,14を制御し、一定量毎に
振分けて2群に区分するようにしている。なお、
カウンタ19は前記データストア回路20に記憶
するデータ個数を決めるためのものであり、カウ
ントアツプ時に並直列変換回路12に駆動信号を
付与し、データ送出を開始させる。
このような構成とすると、サンプリングされた
データは、一旦データストア回路20に記憶さ
れ、送出タイミング回路17の出力パルスが
(+)の極性のときには並直列変換回路12、ア
ンド回路13を介して経路l11(l21)に送出され
(第5図の白丸印のデータ)、(−)の極性のとき
には並直列変換回路12、アンド回路14を介し
て経路l12(l22)に送出される(第5図の三角印の
データ)。
データは、一旦データストア回路20に記憶さ
れ、送出タイミング回路17の出力パルスが
(+)の極性のときには並直列変換回路12、ア
ンド回路13を介して経路l11(l21)に送出され
(第5図の白丸印のデータ)、(−)の極性のとき
には並直列変換回路12、アンド回路14を介し
て経路l12(l22)に送出される(第5図の三角印の
データ)。
なお、各実施例とも変電所Tに集めたデータを
用い、一括保護装置3で保護処理を行うが、その
場合、右回りと左回りのデータを別々に演算して
保護動作を2重化するようにしてもよい。
用い、一括保護装置3で保護処理を行うが、その
場合、右回りと左回りのデータを別々に演算して
保護動作を2重化するようにしてもよい。
以上のように本発明のよれば、データを一つ飛
びなど一定時間毎の振分けによつて2群に区分
し、一方を右回り、他方を左回り系の伝送路を介
して伝送するようにしたので、一つの経路で全デ
ータを送る場合よりデータ伝送速度を1/2にする
ことができ、既設のパイロツトワイヤを活用して
も十分な伝送能力が得られる。しかも、伝送路の
一方の経路に断線などの異常が生じても他方の経
路を介して伝送されており、一つ飛びまたは半周
期毎であつても保護処理に必要とする量が確保さ
れるため、信頼性が向上する。
びなど一定時間毎の振分けによつて2群に区分
し、一方を右回り、他方を左回り系の伝送路を介
して伝送するようにしたので、一つの経路で全デ
ータを送る場合よりデータ伝送速度を1/2にする
ことができ、既設のパイロツトワイヤを活用して
も十分な伝送能力が得られる。しかも、伝送路の
一方の経路に断線などの異常が生じても他方の経
路を介して伝送されており、一つ飛びまたは半周
期毎であつても保護処理に必要とする量が確保さ
れるため、信頼性が向上する。
第1図はルーブ状送電線に適用する集中保護装
置の概要を説明するための系統図、第2図は本発
明に係る集中保護装置のデータ伝送回路の一実施
例を示すブロツク図、第3図は同実施例の動作説
明のための波形図、第4図及び第5図は本発明の
他の実施例を示すブロツク図及び波形図である。 T……電源変電所、D1及びD2……需要点、1
……信号変換伝送部、2……伝送ケーブル、3…
…一括保護装置、11……A/D変換器、12…
…並直列変換回路、13及び14……アンド回
路、15……コントロール回路、16……遅延回
路、17……送出タイミング回路、18……パル
ス反転回路、19……カウンタ、20……データ
ストア回路。
置の概要を説明するための系統図、第2図は本発
明に係る集中保護装置のデータ伝送回路の一実施
例を示すブロツク図、第3図は同実施例の動作説
明のための波形図、第4図及び第5図は本発明の
他の実施例を示すブロツク図及び波形図である。 T……電源変電所、D1及びD2……需要点、1
……信号変換伝送部、2……伝送ケーブル、3…
…一括保護装置、11……A/D変換器、12…
…並直列変換回路、13及び14……アンド回
路、15……コントロール回路、16……遅延回
路、17……送出タイミング回路、18……パル
ス反転回路、19……カウンタ、20……データ
ストア回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ループ状送電線の各需要点の電流を検出して
アナログ−デイジタル変換し、右回りと左回りの
放射状伝送路を形成する伝送ケーブルを介して特
定点に集め、電流差動方式によつて区間内事故の
有無を判定する集中保護装置において、 前記アナログ−デイジタル変換した電流情報を
並直列変換して、一対のアンド回路の第1入力端
に与え、このアンド回路の第2入力端の一方の回
路には周期2×△Tのパルスを、他方の回路には
△Tだけ遅延したパルスをコントロール回路から
供給し、このコントロール回路からのパルスによ
り、前記一対のアンド回路から△T時間毎に電流
情報を右回りおよび左回りの前記伝送ケーブルに
送出したことを特徴とする集中保護装置のデータ
伝送回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58014910A JPS59144321A (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 集中保護装置のデ−タ伝送回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58014910A JPS59144321A (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 集中保護装置のデ−タ伝送回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59144321A JPS59144321A (ja) | 1984-08-18 |
JPH0526417B2 true JPH0526417B2 (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=11874128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58014910A Granted JPS59144321A (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 集中保護装置のデ−タ伝送回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59144321A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2752004B2 (ja) * | 1991-02-05 | 1998-05-18 | 川重鉄道車両エンジニアリング 株式会社 | 乗物用胴体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112150A (en) * | 1980-11-14 | 1982-07-13 | Western Electric Co | Fail safe system |
-
1983
- 1983-02-01 JP JP58014910A patent/JPS59144321A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57112150A (en) * | 1980-11-14 | 1982-07-13 | Western Electric Co | Fail safe system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59144321A (ja) | 1984-08-18 |
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