JPH052619U - 歩行型田面作業機における操作レバーの連結構造 - Google Patents

歩行型田面作業機における操作レバーの連結構造

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JPH052619U
JPH052619U JP5662391U JP5662391U JPH052619U JP H052619 U JPH052619 U JP H052619U JP 5662391 U JP5662391 U JP 5662391U JP 5662391 U JP5662391 U JP 5662391U JP H052619 U JPH052619 U JP H052619U
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芳夫 石飛
隆 布野
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作レバーの操作性を向上させると共に、連
結部材の配設スペースをコンパクト化し、さらには、メ
ンテナンス性や植付精度の向上を計る。 【構成】 走行クラツチレバー16および植付クラツチ
レバー17を機体前部の被操作部に連結する連結ロツド
18〜21を、平面視および側面視において略平行とな
るよう同一条間内に配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、田植機、播種機、施肥機等の歩行型田面作業機における操作レバー の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
一般に、この種歩行型田面作業機においては、機体後部に運転操作部が配設さ れ、該運転操作部に複数設けられる走行クラツチレバー、作業クラツチレバー等 の操作レバーは、機体前部に配設される走行クラツチ、作業クラツチ等の被操作 部に対して連結部材を介して連結されている。しかるに従来では、前記複数の連 結部材を殆ど秩序無く配設していたため、連結部材が無駄に長くなつたり、連結 部材の配設経路が曲つたりする場合が多く、このため従来の田面作業機では、操 作レバーの操作力が効率良く被操作部に伝動されずに操作力が重くなるという欠 点があつた。また、連結部材を無秩序に配した場合は、上記の不都合許りでなく 、連結部材が配設スペースを広く占有してしまうという不都合や、メンテナンス が面倒になるとい不都合も生じ、さらに最悪の場合は連結部材が植付苗の植付軌 道に干渉して植付精度を低下させる惧れもあり問題となつていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる歩行型 田面作業機における操作レバーの連結構造を提供することを目的として創案され たものであつて、所定間隔を存した複数の条に対して田面作業を行う走行機体の 後部に、複数の操作レバーを備える運転操作部を配設すると共に、複数の操作レ バーを、機体前部に配設される被操作部に連結してなる歩行型田面作業機におい て、前記複数の操作レバーを、同一条間内に側面視および平面視において略平行 状に配される連結部材を介して被操作部に連結したことを特徴とするものである 。
【0004】 そして本考案は、この構成によつて、操作性の向上、配設スペースのコンパク ト化、メンテナンス性の向上、植付精度の向上等を計ることができるようにした ものである。
【0005】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1は二条 植えの歩行型田植機であつて、該田植機1の機体前部には、エンジン2およびト ランスミツシヨンケース3が配設される一方、機体後部には、植付作業部4およ び運転操作部5が配設され、そして機体前部と機体後部とは角筒状の機体フレー ム1aを介して一体的に連結されているが、機体フレーム1aの中間部には、苗 載台6から掻取つた植付苗を田面に植付ける左右の植付アーム7が左右に所定間 隔を存して配設されている。
【0006】 前記トランスミツシヨンケース3は、図示しない走行変速機構、植付変速機構 、走行クラツチ、植付クラツチ、左右サイドクラツチ等を内装するが、その外面 には、走行クラツチに連繋される走行クラツチアーム8、植付クラツチに連繋さ れる植付クラツチアーム9、左右サイドクラツチに連繋される左右サイドクラツ チアーム10、11等がそれぞれ設けられている。
【0007】 一方、12は運転操作部5に設けられるハンドルであつて、該ハンドル12は 、機体フレーム1aの後端に固設される後傾姿勢のハンドルステー12aの上端 に一体的に設けられるが、ハンドル12の左右先端部には、サイドクラツチレバ ー13、14が設けられ、また、ハンドル12の中央部に設けられるブラケツト 15には、走行クラツチレバー16および植付クラツチレバー17が左右に並ん で上下揺動自在に支持されている。
【0008】 さらに、18〜21は走行クラツチレバー16と植付クラツチレバー17をそ れぞれ走行クラツチアーム8と植付クラツチアーム9に連結するための連結ロツ ドであつて、これら連結ロツドのうち連結ロツド18、20は、各クラツチレバ ー16、17の操作に伴つて揺動する連結アーム22、23と、ハンドルステー 12aの基端支軸24に枢支された中継リンク25、26とを連結する一方、連 結ロツド19、21は、左右の中継リンク25、26と各クラツチアーム8、9 とを後述するアングルユニツト27を介して連結するべく配設されるが、連結ロ ツド18〜21は、左右植付アーム7が存する幅内、つまり条間内に、側面視お よび平面視において略平行となるよう左右並列状に配設され、またさらに連結ロ ツド19、21にあつては、左右植付アーム7の基端支持部7a下方を経由する べく配設されている。
【0009】 また、28、29は前記アングルユニツト27を構成する凵字状のアングルで あつて、両アングル28、29は、機体フレーム1aの前端部に回動自在に横設 される支軸30に前後揺動自在に支持されている。そして、各アングル28、2 9は、連結ワイヤ30、31を介して連結されるサイドクラツチレバー13、1 4の操作に伴つて揺動することで前記サイドクラツチアーム10、11を揺動せ しめるが、アングル28、29とサイドクラツチアーム10、11は、連結ピン 等を介することなく、端部に係合フツク部32aが形成されるフツクロツド32 を介して直接的に連結されている。
【0010】 33は前記支軸30に一体的に固設されるプレートであつて、該プレート33 は、前記連結ロツド20、21を介して連結される植付クラツチレバー17の操 作に伴つて揺動し、そして該揺動に基づいて微調整部34および連結ロツド35 を介して連結される前記植付クラツチアーム9を揺動せしめるものであるが、プ レート33が所定量以上揺動した場合には機体を上昇させるべく構成されている 。即ち、支軸30にはプレート33に連動するアーム36が一体に設けられてお り、そしてアーム36が所定量以上揺動することに基づいて、調整プレート37 および連結ロツド38を介して連結される油圧バルブ39を上昇側に切換え操作 するようになつている。
【0011】 一方、40はリンクであつて、該リンク40の一端には前記連結ロツド19が 微調整部41を介して連結される一方、他端には前記走行クラツチアーム8が連 結ロツド42を介して連結されている。つまり、リンク40は、走行クラツチレ バー16から走行クラツチアーム8に至る操作力伝動経路中に介在するが、この ものは、走行クラツチレバー16が所定量以上操作されたことに基づいて油圧バ ルブ39を下降側に切換え操作する油圧下降機構43の支軸44に設けられてい る。
【0012】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、走行クラツチレバー16およ び植付クラツチレバー17をそれぞれ走行クラツチアーム8および植付クラツチ アーム9に連結するための連結部材は、裸状の線材である連結ロツド18〜21 により構成され、そしてこれら連結ロツド18〜21は、条間内に、側面視およ び平面視において略平行となるよう左右並列状に配設されている。つまり、連結 部材を殆ど無秩序に配設していた従来の如く、連結部材が無駄に長くなつたり、 連結部材の配設経路が大きく曲つたりすることがないため、走行クラツチレバー 16および植付クラツチレバー17の操作力を効率良く走行クラツチアーム8お よび植付クラツチアーム9に伝動できることになり、この結果、操作力を軽減し て操作性を著しく向上させることができる。
【0013】 しかも、連結ロツド18〜21が整然と配設されることになるため、連結ロツ ド18〜21の配設スペースを可及的に狭くすることができる許りか、メンテナ ンス性の向上も計ることができ、またさらには、植付苗の植付軌道に干渉して植 付苗を乱したり傷付けてしまうようなことも確実に防止して植付精度の向上も計 ることができる。
【0014】 さらに、中継リンク25、26には、常に支軸24の軸芯直交方向の荷重が作 用することになるため、中継リンク25、26自身やその支持部を殊更補強する ことなく簡略に構成することができる。
【0015】 また、実施例においては、連結ロツド19、21を、デツドスペースである左 右植付アーム7の下方スペースに配設したため、スペースの有効利用を計ること ができる。
【0016】 また、アングル28、29とサイドクラツチアーム10、11を、連結ピン等 を介することなく、係合フツク部32aが形成されるフツクロツド32を介して 直接的に連結したため、部品点数の削減や構造の簡略化を計ることができる。
【0017】 またさらに、走行クラツチレバー16の操作系に介在するリンク40を、走行 クラツチレバー16が所定量以上操作されたことに基づいて油圧バルブ39を下 降側に切換え操作する油圧下降機構43の支軸44に設けたため、部品の兼用化 および集約化を計ることができる。
【0018】 尚、本考案は、前記実施例に限定されないものであることは勿論であつて、例 えば、作業機の作業条数、連結部材の本数、被操作部の種類等が前記実施例に限 定されないことは言うまでもない。
【0019】
【作用効果】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、機体後部に配 設された運転操作部の複数の操作レバーを、機体前部に配設される被操作部に連 結部材を介して連結するものであるが、連結部材は、同一条間内に側面視および 平面視において略平行状に配されている。つまり、連結部材を、無駄に長くした り、大きく曲げたりすることなく略平行に配設したため、操作レバーの操作力を 効率良く被操作部に伝動できることになり、この結果、操作力を軽減して操作性 の向上を計ることができる。
【0020】 しかも、連結部材が整然と配されることになるため、連結部材の配設スペース を可及的に小さくすることができるばかりか、メンテナンス性も著しく向上させ ることができる。
【0021】 また、植付苗の植付軌道に干渉して植付苗を乱したり傷付けてしまうようなこ とも確実に防止できることになるため、植付精度の向上も計ることができる。
【0022】 またさらに、操作レバーから被操作部に至る経路に中継リンクを介設する場合 においては、中継リンクに斜め方向の荷重を作用させてしまうことがないため、 中継リンク自身やその支持部を簡略に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の側面図である。
【図2】連結部材の配設状態を示す同上側面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】アングルユニツトの背面図である。
【図5】アングルユニツト部の斜視図である。
【符号の説明】
1 田植機 2 エンジン 3 トランスミツシヨンケース 4 植付作業部 5 運転操作部 8 走行クラツチアーム 9 植付クラツチアーム 16 走行クラツチレバー 17 植付クラツチレバー 18〜21 連結ロツド

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 所定間隔を存した複数の条に対して田面
    作業を行う走行機体の後部に、複数の操作レバーを備え
    る運転操作部を配設すると共に、複数の操作レバーを、
    機体前部に配設される被操作部に連結してなる歩行型田
    面作業機において、前記複数の操作レバーを、同一条間
    内に側面視および平面視において略平行状に配される連
    結部材を介して被操作部に連結したことを特徴とする歩
    行型田面作業機における操作レバーの連結構造。
JP1991056623U 1991-06-25 1991-06-25 歩行型田面作業機における操作レバーの連結構造 Expired - Lifetime JP2556813Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57150974A (en) * 1981-02-03 1982-09-17 Mistral Windsurfing Ag Base section of mast of wind surfing board

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57150974A (en) * 1981-02-03 1982-09-17 Mistral Windsurfing Ag Base section of mast of wind surfing board

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