JPH0526189A - 密閉形スクロール圧縮機 - Google Patents
密閉形スクロール圧縮機Info
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- JPH0526189A JPH0526189A JP18075891A JP18075891A JPH0526189A JP H0526189 A JPH0526189 A JP H0526189A JP 18075891 A JP18075891 A JP 18075891A JP 18075891 A JP18075891 A JP 18075891A JP H0526189 A JPH0526189 A JP H0526189A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】密閉形スクロール圧縮機に係り、特に吐出ガス
に伴われて潤滑油が圧縮機の外へ出ていく。いわゆる油
上りを防止する。 【構成】密閉形スクロール圧縮機において、密閉容器の
内壁面に微細な鋭角的凹凸部を例えばショットピーニン
グ加工により形成した構造。 【効果】簡単な作業で効果的に油上りを防止でき、圧縮
機の信頼性が向上する。
に伴われて潤滑油が圧縮機の外へ出ていく。いわゆる油
上りを防止する。 【構成】密閉形スクロール圧縮機において、密閉容器の
内壁面に微細な鋭角的凹凸部を例えばショットピーニン
グ加工により形成した構造。 【効果】簡単な作業で効果的に油上りを防止でき、圧縮
機の信頼性が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は密閉形スクロール圧縮機
に係り、特に、吐出ガスに伴われて潤滑油が圧縮機の外
へ出て行く、いわゆる油上りを防止するための改良に関
する。
に係り、特に、吐出ガスに伴われて潤滑油が圧縮機の外
へ出て行く、いわゆる油上りを防止するための改良に関
する。
【０００２】
【従来の技術】密閉容器の内壁で積極的に油を分離する
構造については、特開昭62−75094 号，特開昭62−1295
95号，特開昭62−258182号に記載されている。特開昭62
−75094 号では、電動機の回転方向を進行方向とし、進
行方向に向いて下降する多数の細溝を形成している。特
開昭62−129595号では、上下方向に多数の溝形状を形成
した薄板を内張りしている。さらに、特開昭62−258182
号では、容器下部に向かう溝部を形成している。
構造については、特開昭62−75094 号，特開昭62−1295
95号，特開昭62−258182号に記載されている。特開昭62
−75094 号では、電動機の回転方向を進行方向とし、進
行方向に向いて下降する多数の細溝を形成している。特
開昭62−129595号では、上下方向に多数の溝形状を形成
した薄板を内張りしている。さらに、特開昭62−258182
号では、容器下部に向かう溝部を形成している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、多数
の溝を容器内壁面に形成させるため、多大な手間を有す
る。また多数の溝を有する別体品を取り付ければ、部品
点数も増え、取付け部の信頼性を十分に確認する必要が
あり、また、危険を伴う。
の溝を容器内壁面に形成させるため、多大な手間を有す
る。また多数の溝を有する別体品を取り付ければ、部品
点数も増え、取付け部の信頼性を十分に確認する必要が
あり、また、危険を伴う。
【０００４】本発明は上記従来の問題点に鑑みなされた
ものであって、その目的は、容器内壁に容易に微細な鋭
角的凹凸部を形成し、冷媒ガス中に含まれる油の分離を
良好に行い、油上り量の低減を図る密閉形スクロール圧
縮機を提供することにある。
ものであって、その目的は、容器内壁に容易に微細な鋭
角的凹凸部を形成し、冷媒ガス中に含まれる油の分離を
良好に行い、油上り量の低減を図る密閉形スクロール圧
縮機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は密閉容器内壁面
に微細な鋭角的凹凸部を形成することにより達成され
る。例えば、この微細な鋭角的凹凸は、ショットピーニ
ング加工により形成することができる。
に微細な鋭角的凹凸部を形成することにより達成され
る。例えば、この微細な鋭角的凹凸は、ショットピーニ
ング加工により形成することができる。
【０００６】
【作用】吸入口よりガスを吸入し、旋回スクロール，固
定スクロールにて形成される圧縮空間を中心に移動させ
容積を減少してガスを圧縮し、固定スクロールに設けた
吐出口より潤滑油を含んだ圧縮ガスを空間に吐出し、通
路を介し電動機側に導かれ、吐出管を介し器外へ吐出す
る。
定スクロールにて形成される圧縮空間を中心に移動させ
容積を減少してガスを圧縮し、固定スクロールに設けた
吐出口より潤滑油を含んだ圧縮ガスを空間に吐出し、通
路を介し電動機側に導かれ、吐出管を介し器外へ吐出す
る。
【０００７】この時、潤滑油を含んだ圧縮ガスは、密閉
容器内壁に形成された微細な鋭角的凹凸により、表面積
が増大すると共に、鋭角的凹凸のため、毛細管現象によ
り油の付着を容量にし、油は自重で下方に落下する。こ
のため潤滑油を含んだ圧縮ガスは効率よく、油とガスを
分離することができる。
容器内壁に形成された微細な鋭角的凹凸により、表面積
が増大すると共に、鋭角的凹凸のため、毛細管現象によ
り油の付着を容量にし、油は自重で下方に落下する。こ
のため潤滑油を含んだ圧縮ガスは効率よく、油とガスを
分離することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【０００９】図１は本発明を実施した密閉形スクロール
圧縮機の全体構造断面図を示す。
圧縮機の全体構造断面図を示す。
【００１０】図１において、密閉容器１内の上方には圧
縮機部２が、下方には電動機３がそれぞれ配設され、ま
た密閉容器１の底部には潤滑の油溜り４が形成されてい
る。前記圧縮機部２は、台板上にうず巻状のラップ５ａ
を有する固定スクロール５と、同じく台板上にうず巻状
のラップ６ａを有する旋回スクロール６と、固定スクロ
ール５と一体化され、旋回スクロール６を支持するフレ
ーム７とを具え、固定スクロール５および旋回スクロー
ル６のラップ同志を噛合わせた構成となっている。また
旋回スクロール６とフレーム７との間には、旋回スクロ
ール６の自転を防止するオルダム機構８が設けられてい
る。前記電動機３は密閉容器１に圧入締結され、クラン
ク軸９を介して旋回スクロール６を旋回運動させるよう
になっている。クランク軸９はフレーム７に設けた主軸
受１０と下部軸受１１とで支持され、そのクランクピン
は旋回スクロール６の背面に設けた旋回軸受１２と嵌合
されている。
縮機部２が、下方には電動機３がそれぞれ配設され、ま
た密閉容器１の底部には潤滑の油溜り４が形成されてい
る。前記圧縮機部２は、台板上にうず巻状のラップ５ａ
を有する固定スクロール５と、同じく台板上にうず巻状
のラップ６ａを有する旋回スクロール６と、固定スクロ
ール５と一体化され、旋回スクロール６を支持するフレ
ーム７とを具え、固定スクロール５および旋回スクロー
ル６のラップ同志を噛合わせた構成となっている。また
旋回スクロール６とフレーム７との間には、旋回スクロ
ール６の自転を防止するオルダム機構８が設けられてい
る。前記電動機３は密閉容器１に圧入締結され、クラン
ク軸９を介して旋回スクロール６を旋回運動させるよう
になっている。クランク軸９はフレーム７に設けた主軸
受１０と下部軸受１１とで支持され、そのクランクピン
は旋回スクロール６の背面に設けた旋回軸受１２と嵌合
されている。
【００１１】クランク軸９内には主軸受１０，下部軸受
１１および旋回軸受１２へ潤滑油を導く給油通路１３が
設けられ、かつ電動機３の軸端には油溜り４の潤滑油を
吸い上げて前記給油通路１３へ送り込む給油装置１４が
設けられている。
１１および旋回軸受１２へ潤滑油を導く給油通路１３が
設けられ、かつ電動機３の軸端には油溜り４の潤滑油を
吸い上げて前記給油通路１３へ送り込む給油装置１４が
設けられている。
【００１２】前記の圧縮機部２は、旋回スクロール６が
電動機３で駆動されるクランク軸９を介して旋回運動せ
しめられると、旋回スクロール６，固定スクロール５に
より形成される空間（圧縮室）がスクロール中心方向に
移動するに従って容積を減少して、吸入した冷媒ガスを
圧縮する。圧縮された冷媒ガスは固定スクロールの台板
の中央に設けられた吐出口１６から密閉容器内の上部空
間１７へ吐出される。
電動機３で駆動されるクランク軸９を介して旋回運動せ
しめられると、旋回スクロール６，固定スクロール５に
より形成される空間（圧縮室）がスクロール中心方向に
移動するに従って容積を減少して、吸入した冷媒ガスを
圧縮する。圧縮された冷媒ガスは固定スクロールの台板
の中央に設けられた吐出口１６から密閉容器内の上部空
間１７へ吐出される。
【００１３】また、旋回スクロールの背面には、圧縮行
程のガスを導かれる中間圧室１５が形成されている。中
間圧室１５の圧力は冷媒ガスの吸入圧力と吐出圧力の中
間の圧力であり、スクロールの摺動部への給油は、吐出
圧力と中間室圧力の差圧を利用して行われる。潤滑油は
給油装置１４より給油通路１３を通り、主軸受１０，下
軸受１１、および旋回軸受１２を潤滑した後、中間圧室
１５を経て圧縮室に流入し、冷媒ガスと混合した状態で
固定スクロール５の中央に設けた吐出口１６より密閉容
器１内の上部空間１７へ吐出する。
程のガスを導かれる中間圧室１５が形成されている。中
間圧室１５の圧力は冷媒ガスの吸入圧力と吐出圧力の中
間の圧力であり、スクロールの摺動部への給油は、吐出
圧力と中間室圧力の差圧を利用して行われる。潤滑油は
給油装置１４より給油通路１３を通り、主軸受１０，下
軸受１１、および旋回軸受１２を潤滑した後、中間圧室
１５を経て圧縮室に流入し、冷媒ガスと混合した状態で
固定スクロール５の中央に設けた吐出口１６より密閉容
器１内の上部空間１７へ吐出する。
【００１４】フレーム７と密閉容器１の内側壁との間に
は、フレーム７の外周部に軸方向に延びる溝１８を設け
ることによって、前記の上部空間１７中の冷媒ガスを圧
縮機部２の下方へ導くための冷媒通路１８が設けられて
いる。
は、フレーム７の外周部に軸方向に延びる溝１８を設け
ることによって、前記の上部空間１７中の冷媒ガスを圧
縮機部２の下方へ導くための冷媒通路１８が設けられて
いる。
【００１５】また、圧縮機部２の下方の空間、すなわち
フレーム７の下部と電動機上部との間を電動機の下方の
空間と連通させるための冷媒通路１９，２２が、電動機
３のコア部を部分的にカットすることによって、電動機
３と密閉容器１の内側壁との間に形成されている。
フレーム７の下部と電動機上部との間を電動機の下方の
空間と連通させるための冷媒通路１９，２２が、電動機
３のコア部を部分的にカットすることによって、電動機
３と密閉容器１の内側壁との間に形成されている。
【００１６】上記密閉容器１は上部鏡板１ａ，胴体部１
ｂ，下部鏡板１ｃで形成されている。上記上部鏡板１ａ
の内壁面および胴体部１ｂの内壁面には、微細な凹凸部
１ｄが形成されている。微細な凹凸部１ｄは図２に示す
ような鋭角的凹凸部から成っている。
ｂ，下部鏡板１ｃで形成されている。上記上部鏡板１ａ
の内壁面および胴体部１ｂの内壁面には、微細な凹凸部
１ｄが形成されている。微細な凹凸部１ｄは図２に示す
ような鋭角的凹凸部から成っている。
【００１７】なお微細凹凸部１ｄは、上部鏡板１ａ，胴
体部１ｂの両方に設けてもよいし、胴体部のみに設けて
もよい。また、微細凹凸部１ｄは、例えばショットピー
ニング加工により簡単に形成することができる。
体部１ｂの両方に設けてもよいし、胴体部のみに設けて
もよい。また、微細凹凸部１ｄは、例えばショットピー
ニング加工により簡単に形成することができる。
【００１８】図１中、２０は密閉容器１を貫通して、密
閉容器１の外部から圧縮機部２の吸入側に冷媒ガスを導
くための吸入管である。２１は密閉容器１内に圧縮機部
２と電動機３との間の空間に接続された吐出管であり、
この吐出管から圧縮された冷媒ガスが密閉容器１の外部
へ流出する。
閉容器１の外部から圧縮機部２の吸入側に冷媒ガスを導
くための吸入管である。２１は密閉容器１内に圧縮機部
２と電動機３との間の空間に接続された吐出管であり、
この吐出管から圧縮された冷媒ガスが密閉容器１の外部
へ流出する。
【００１９】次に動作について説明する。電動機３によ
りクランク軸９を介して旋回スクロールが旋回運動する
と、吸入管２０から吸入された冷媒ガスは固定スクロー
ル５と旋回スクロール６との作用で圧縮された後、固定
スクロール５の中央に設けられた吐出口１６から、潤滑
油と混った状態で密閉容器１の上部空間１７に吐出され
る。
りクランク軸９を介して旋回スクロールが旋回運動する
と、吸入管２０から吸入された冷媒ガスは固定スクロー
ル５と旋回スクロール６との作用で圧縮された後、固定
スクロール５の中央に設けられた吐出口１６から、潤滑
油と混った状態で密閉容器１の上部空間１７に吐出され
る。
【００２０】この吐出された冷媒ガスは、密閉容器１の
上鏡板１ａに衝突し、フレーム７に設けた通路１８を通
って密閉容器１の胴体部１ｂの内壁面に沿って圧縮機部
下方の空間、すなわち、フレーム７と電動機３との間の
空間に流入する。この流入した冷媒ガスの一部は、電動
機３の回転により、同回転方向のガス流が誘起され、吐
出管２１から密閉容器１の外へ流出する。またもう一方
の冷媒ガスは、通路１９を通って電動機下部へ流入し、
電動機下部を冷却した後、電動機外周部の通路２２を通
って電動機上部の空間に到り、吐出管２１から密閉容器
１の外へ流出する。この時、上鏡板１ａ，胴体部１ｂの
内壁面には、微細な鋭角的凹凸が形成されているため、
潤滑油と混った状態の冷媒ガスは、毛細管現象により、
内壁面に付着して流下し、油溜り４へ流下する。
上鏡板１ａに衝突し、フレーム７に設けた通路１８を通
って密閉容器１の胴体部１ｂの内壁面に沿って圧縮機部
下方の空間、すなわち、フレーム７と電動機３との間の
空間に流入する。この流入した冷媒ガスの一部は、電動
機３の回転により、同回転方向のガス流が誘起され、吐
出管２１から密閉容器１の外へ流出する。またもう一方
の冷媒ガスは、通路１９を通って電動機下部へ流入し、
電動機下部を冷却した後、電動機外周部の通路２２を通
って電動機上部の空間に到り、吐出管２１から密閉容器
１の外へ流出する。この時、上鏡板１ａ，胴体部１ｂの
内壁面には、微細な鋭角的凹凸が形成されているため、
潤滑油と混った状態の冷媒ガスは、毛細管現象により、
内壁面に付着して流下し、油溜り４へ流下する。
【００２１】図３に他の実施例を示す密閉形スクロール
圧縮機の全体構造断面図を示す。図３は、図１に示した
密閉形スクロール圧縮機に対して密閉容器底部の油溜め
４と電動機３の間に両者を連通する通路を有する支切り
板２３を設けた密閉形スクロール圧縮機の全体構造図を
示すものである。
圧縮機の全体構造断面図を示す。図３は、図１に示した
密閉形スクロール圧縮機に対して密閉容器底部の油溜め
４と電動機３の間に両者を連通する通路を有する支切り
板２３を設けた密閉形スクロール圧縮機の全体構造図を
示すものである。
【００２２】図３では、密閉容器１の胴体部１ｂ内壁面
と支切り板２３の電動機３側面に、前記の同様の微細凹
凸部１ｄ，２３ａを形成している。
と支切り板２３の電動機３側面に、前記の同様の微細凹
凸部１ｄ，２３ａを形成している。
【００２３】動作については、前記と同様であるが、通
路１９を通って電動機下部へ流入した潤滑油を含んだ冷
媒ガスを、支切り板２３に形成した微細凹凸により積極
的に潤滑油を付着させ、油とガスを分離しようとするも
のである。
路１９を通って電動機下部へ流入した潤滑油を含んだ冷
媒ガスを、支切り板２３に形成した微細凹凸により積極
的に潤滑油を付着させ、油とガスを分離しようとするも
のである。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、密閉形スクロール圧縮機において、圧縮され
た冷媒ガス中に含まれる油を分離して油溜りに戻す作用
が良好に行われ、いわゆる油上りを効果的に、簡単な構
造で防止できることができる。
によれば、密閉形スクロール圧縮機において、圧縮され
た冷媒ガス中に含まれる油を分離して油溜りに戻す作用
が良好に行われ、いわゆる油上りを効果的に、簡単な構
造で防止できることができる。
【図１】本発明を実施した密閉形スクロール圧縮機の全
体構造断面図である。
体構造断面図である。
【図２】本発明を実施した微細凹凸の拡大図である。
【図３】他の実施例を示す密閉形スクロール圧縮機の全
体構造断面図である。
体構造断面図である。
１…密閉容器、１ａ…上鏡板、１ｂ…胴体部、１ｄ…微
細凹凸部、２…圧縮機部、３…電動機、４…油溜り、５
…固定スクロール、６…旋回スクロール、７…フレー
ム、９…クランク軸、１０…主軸受、１１…下部軸受、
１２…旋回軸受、１３…給油通路、１５…中間圧室、１
７…上部空間、１８…通路、１９…通路、２０…冷媒ガ
ス吸入管、２１…冷媒ガス吐出管、２２…通路。
細凹凸部、２…圧縮機部、３…電動機、４…油溜り、５
…固定スクロール、６…旋回スクロール、７…フレー
ム、９…クランク軸、１０…主軸受、１１…下部軸受、
１２…旋回軸受、１３…給油通路、１５…中間圧室、１
７…上部空間、１８…通路、１９…通路、２０…冷媒ガ
ス吸入管、２１…冷媒ガス吐出管、２２…通路。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 捷夫
静岡県清水市村松390番地 株式会社日立
製作所清水工場内
Claims (4)
- 【請求項１】密閉容器内に、スクロール圧縮機と電動機
をフレームに支承したクランク軸を介して連設して収納
し、吸入口よりガスを吸入し、両スクロール部材にて形
成される圧縮空間を中心に移動させ容積を減少してガス
を圧縮し、吐出口より潤滑油を含んだ圧縮ガスを空間に
吐出し、通路を介し電動機側に導き、吐出管を介し器外
に吐出する密閉形スクロール圧縮機において、 密閉容器の内壁面に微細な凹凸部を形成することを特徴
とする密閉形スクロール圧縮機。 - 【請求項２】密閉容器内に、スクロール圧縮機と電動機
をフレームに支承したクランク軸を介して連設して収納
し、密閉容器底部に油溜めを形成し、電動機と油溜め間
に両者を連通する通路を有する支切り板を設け、前記油
溜めの油を各摺動部に給油すると共に、吸入口よりガス
を吸入し、両スクロール部材にて形成される圧縮空間を
中心に移動させ容積を減少してガスを圧縮し、吐出口よ
り潤滑油を含んだ圧縮ガスを空間に吐出し、通路を介し
電動機側に導き、吐出管を介し器外に吐出する密閉形ス
クロール圧縮機において、 密閉容器の内壁面と支切り板の電動機側面のいずれか一
方、あるいは両方に微細な凹凸部を形成することを特徴
とする密閉形スクロール圧縮機。 - 【請求項３】微細な凹凸が鋭角的に形成されていること
を特徴とする請求項第１項または第２項記載の密閉形ス
クロール圧縮機。 - 【請求項４】微細な凹凸を、シットピーニング加工によ
り形成することを特徴とする請求項第３項記載の密閉形
スクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18075891A JPH0526189A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 密閉形スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18075891A JPH0526189A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 密閉形スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526189A true JPH0526189A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16088808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18075891A Pending JPH0526189A (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | 密閉形スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526189A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138980A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-17 | Hitachi Ltd | スクリュー圧縮機 |
| US7838402B2 (en) | 2007-11-26 | 2010-11-23 | Sony Corporation | Method of manufacturing electronic apparatus and electronic apparatus |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP18075891A patent/JPH0526189A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002138980A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-17 | Hitachi Ltd | スクリュー圧縮機 |
| JP4502347B2 (ja) * | 2000-11-06 | 2010-07-14 | 日立アプライアンス株式会社 | スクリュー圧縮機 |
| US7838402B2 (en) | 2007-11-26 | 2010-11-23 | Sony Corporation | Method of manufacturing electronic apparatus and electronic apparatus |
| US8441085B2 (en) | 2007-11-26 | 2013-05-14 | Japan Display West Inc. | Method of manufacturing electronic apparatus and electronic apparatus |
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