JP2002138980A - スクリュー圧縮機 - Google Patents
スクリュー圧縮機Info
- Publication number
- JP2002138980A JP2002138980A JP2000342381A JP2000342381A JP2002138980A JP 2002138980 A JP2002138980 A JP 2002138980A JP 2000342381 A JP2000342381 A JP 2000342381A JP 2000342381 A JP2000342381 A JP 2000342381A JP 2002138980 A JP2002138980 A JP 2002138980A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- screw compressor
- discharge port
- oil
- discharge space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/16—Filtration; Moisture separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/026—Lubricant separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/02—Centrifugal separation of gas, liquid or oil
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S418/00—Rotary expansible chamber devices
- Y10S418/01—Non-working fluid separation
Abstract
(57)【要約】
【課題】圧縮機外への油の流出量を低減し、構造が簡単
で低価格となるスクリュー圧縮機を得る。 【解決手段】冷媒ガスが吐出通路１５を介して吐出され
る吐出空間４及び吐出ポート５を有する吐出ケーシング
３と、吐出空間４の下部に設けられた油溜り１９と、油
溜り１９から軸受に連通された給油通路と、を備えたス
クリュー圧縮機において、吐出ケーシング３に円筒形状
となるように形成された吐出空間４と、円筒形状に対し
ての同芯状に配置された管状の吐出ポート５と、を備
え、吐出通路１５は、円筒形状とされた吐出空間４の内
壁に冷媒ガスが添って流れるように開口され、吐出ポー
ト５は、吐出空間４の円筒形状部分まで挿入する。
で低価格となるスクリュー圧縮機を得る。 【解決手段】冷媒ガスが吐出通路１５を介して吐出され
る吐出空間４及び吐出ポート５を有する吐出ケーシング
３と、吐出空間４の下部に設けられた油溜り１９と、油
溜り１９から軸受に連通された給油通路と、を備えたス
クリュー圧縮機において、吐出ケーシング３に円筒形状
となるように形成された吐出空間４と、円筒形状に対し
ての同芯状に配置された管状の吐出ポート５と、を備
え、吐出通路１５は、円筒形状とされた吐出空間４の内
壁に冷媒ガスが添って流れるように開口され、吐出ポー
ト５は、吐出空間４の円筒形状部分まで挿入する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリュー圧縮機に
係り、特に、簡単な構造で圧縮機の油上り量（圧縮機外
への油の流出量）を低減するのに好適なスクリュー圧縮
機に関する。
係り、特に、簡単な構造で圧縮機の油上り量（圧縮機外
への油の流出量）を低減するのに好適なスクリュー圧縮
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】圧縮機構部から吐出されるガスに含まれ
る油を分離回収する為に、圧縮機の吐出ガスを油タンク
上部に設けたサイクロン式油分離室に導き遠心力を利用
して油を分離し、次に油捕集室にて微少なオイルミスト
を分離することが知られ、例えば特開平７−２４３３９
１号公報に記載されている。
る油を分離回収する為に、圧縮機の吐出ガスを油タンク
上部に設けたサイクロン式油分離室に導き遠心力を利用
して油を分離し、次に油捕集室にて微少なオイルミスト
を分離することが知られ、例えば特開平７−２４３３９
１号公報に記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、遠心分離式の油分離器であるため、分離器内の旋回
流によって一度分離した油が再び持ち去られるいわゆる
再飛散現象が生じる。また、分離効率は遠心力に比例す
るので旋回流速度が大きければ大きいほど理論的には分
離効率は高くなるが反して再飛散による持ち去り量が増
えるというジレンマがあった。さらに、微少なオイルミ
ストは質量が小さいので遠心力が小さく、分離しきれ
ず、そのため油捕集室のような捕集手段を別途設ける必
要があった。
は、遠心分離式の油分離器であるため、分離器内の旋回
流によって一度分離した油が再び持ち去られるいわゆる
再飛散現象が生じる。また、分離効率は遠心力に比例す
るので旋回流速度が大きければ大きいほど理論的には分
離効率は高くなるが反して再飛散による持ち去り量が増
えるというジレンマがあった。さらに、微少なオイルミ
ストは質量が小さいので遠心力が小さく、分離しきれ
ず、そのため油捕集室のような捕集手段を別途設ける必
要があった。
【０００４】本発明の目的は、油上り量（圧縮機外への
油の流出量）を低減し、構造が簡単で低価格となるスク
リュー圧縮機を提供することにある。
油の流出量）を低減し、構造が簡単で低価格となるスク
リュー圧縮機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、互いに噛み合う雄ロータ、雌ロータ、軸
受、電動機を収納したケーシングと、冷媒ガスが吐出通
路を介して吐出される吐出空間及び吐出ポートを有する
吐出ケーシングと、吐出空間の下部に設けられた油溜り
と、該油溜りから前記軸受に連通された油通路と、を備
えたスクリュー圧縮機において、吐出ケーシングに円筒
形状となるように形成された吐出空間と、円筒形状に対
して同芯状に配置された管状の吐出ポートと、を備え、
吐出通路は、円筒形状とされた吐出空間の内壁に冷媒ガ
スが添って流れるように開口され、吐出ポートは、吐出
空間の円筒形状部分まで挿入されているものである。
に、本発明は、互いに噛み合う雄ロータ、雌ロータ、軸
受、電動機を収納したケーシングと、冷媒ガスが吐出通
路を介して吐出される吐出空間及び吐出ポートを有する
吐出ケーシングと、吐出空間の下部に設けられた油溜り
と、該油溜りから前記軸受に連通された油通路と、を備
えたスクリュー圧縮機において、吐出ケーシングに円筒
形状となるように形成された吐出空間と、円筒形状に対
して同芯状に配置された管状の吐出ポートと、を備え、
吐出通路は、円筒形状とされた吐出空間の内壁に冷媒ガ
スが添って流れるように開口され、吐出ポートは、吐出
空間の円筒形状部分まで挿入されているものである。
【０００６】吐出空間は円筒形状に形成され、吐出通路
は冷媒ガスが吐出空間の内壁添って流れるように開口さ
れているので、吐出通路から吐出された冷媒ガスは吐出
ケーシングに形成された吐出空間で旋回し、冷媒ガスに
含まれる油は遠心力により外側へ分離される。そして、
吐出ポートは吐出空間の円筒形状部分まで挿入されてい
るので、分離された油は管状の吐出ポートの内側に流出
しない。よって、分離された油は再び持ち去られること
がなくなり、圧縮機外への油の流出量を低減することが
できる。また、吐出空間は吐出ケーシングに形成される
ので、構造が簡単で低価格、かつ小型化に適したものと
することができる。
は冷媒ガスが吐出空間の内壁添って流れるように開口さ
れているので、吐出通路から吐出された冷媒ガスは吐出
ケーシングに形成された吐出空間で旋回し、冷媒ガスに
含まれる油は遠心力により外側へ分離される。そして、
吐出ポートは吐出空間の円筒形状部分まで挿入されてい
るので、分離された油は管状の吐出ポートの内側に流出
しない。よって、分離された油は再び持ち去られること
がなくなり、圧縮機外への油の流出量を低減することが
できる。また、吐出空間は吐出ケーシングに形成される
ので、構造が簡単で低価格、かつ小型化に適したものと
することができる。
【０００７】また、上記のものにおいて、吐出空間の内
壁と記吐出ポートとの間に孔が複数空けられた多孔板部
材が取付けられたことが望ましい。
壁と記吐出ポートとの間に孔が複数空けられた多孔板部
材が取付けられたことが望ましい。
【０００８】さらに、上記のものにおいて、吐出空間の
内壁にショットブラスト処理が施されたことが望まし
い。
内壁にショットブラスト処理が施されたことが望まし
い。
【０００９】さらに、上記のものにおいて、冷媒ガスは
吐出通路から金網を介して吐出ポートへ吐出されること
が望ましい。
吐出通路から金網を介して吐出ポートへ吐出されること
が望ましい。
【００１０】さらに、上記のものにおいて、冷媒ガスは
吐出通路から百メッシュ程度のワイヤメッシュパッドを
介して吐出ポートへ吐出されることが望ましい。
吐出通路から百メッシュ程度のワイヤメッシュパッドを
介して吐出ポートへ吐出されることが望ましい。
【００１１】さらに、上記のものにおいて、吐出通路と
吐出ポートの間にグラスウールを介在させたことが望ま
しい。
吐出ポートの間にグラスウールを介在させたことが望ま
しい。
【００１２】さらに、上記のものにおいて、吐出空間の
内壁にスパイラル溝を設けたことが望ましい。
内壁にスパイラル溝を設けたことが望ましい。
【００１３】さらに、上記のものにおいて、吐出空間の
内側に上面から下面に向かって小径となるような斜面が
形成された円環を配置したことが望ましい。
内側に上面から下面に向かって小径となるような斜面が
形成された円環を配置したことが望ましい。
【００１４】さらに、本発明は、互いに噛み合う雄ロー
タ、雌ロータ、軸受、電動機を収納したケーシングと、
冷媒ガスが吐出通路から吐出ケーシング、吐出ポートを
介して外部へ吐出されるスクリュー圧縮機において、冷
媒ガスは、吐出通路から円筒形状とされた吐出ケーシン
グの内壁に添うように流出して旋回し、円筒形状部分ま
で挿入された管状の吐出ポートを通って吐出されるもの
である。
タ、雌ロータ、軸受、電動機を収納したケーシングと、
冷媒ガスが吐出通路から吐出ケーシング、吐出ポートを
介して外部へ吐出されるスクリュー圧縮機において、冷
媒ガスは、吐出通路から円筒形状とされた吐出ケーシン
グの内壁に添うように流出して旋回し、円筒形状部分ま
で挿入された管状の吐出ポートを通って吐出されるもの
である。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
参照して説明する。図１は、本発明による一実施例を示
すスクリュー圧縮機の断面構造図を示す。図２は図１の
吐出空間部の詳細を示し、図で（ａ）は図１のＡ−Ａ断
面、（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ断面である。
参照して説明する。図１は、本発明による一実施例を示
すスクリュー圧縮機の断面構造図を示す。図２は図１の
吐出空間部の詳細を示し、図で（ａ）は図１のＡ−Ａ断
面、（ｂ）は（ａ）のＢ−Ｂ断面である。
【００１６】スクリュー圧縮機は、雄ロータと雌ロータ
からなるスクリューロータ６、ころ軸受１０、１１、１
２、及び玉軸受１３などの軸受、電動機７を収納したケ
ーシング１、吸入口８を有するモータカーバ２、吐出ケ
ーシング３、及び吐出口１４を有している。
からなるスクリューロータ６、ころ軸受１０、１１、１
２、及び玉軸受１３などの軸受、電動機７を収納したケ
ーシング１、吸入口８を有するモータカーバ２、吐出ケ
ーシング３、及び吐出口１４を有している。
【００１７】また、ケーシング１には円筒状ボア１６、
及びガスを円筒状ボア１６に導入する吸入ポート９が形
成され、円筒状ボア１６に、ころ軸受１０、１１、１
２、及び玉軸受１３で回転可能に支えられた雄雌一対の
スクリューロータ６が互いに噛み合わせて収納され、雄
または雌ロータいずれか一方の軸は電動機７に直結され
ている。
及びガスを円筒状ボア１６に導入する吸入ポート９が形
成され、円筒状ボア１６に、ころ軸受１０、１１、１
２、及び玉軸受１３で回転可能に支えられた雄雌一対の
スクリューロータ６が互いに噛み合わせて収納され、雄
または雌ロータいずれか一方の軸は電動機７に直結され
ている。
【００１８】冷媒ガスの吐出通路１５は、円筒状ボア１
６と吐出ケーシング３に形成された吐出空間４を連通し
ている。吐出ケーシング３はボルト等の手段によりケー
シング１に固定されている。吐出ケーシング３の一端に
は、ころ軸受１２及び玉軸受１３を収納する軸受室１７
を閉止する遮蔽板１８が取り付けられている。吐出ケー
シング３の下部には油溜り１９が設けられ、油溜り１９
から各軸受部には給油通路が連通している。
６と吐出ケーシング３に形成された吐出空間４を連通し
ている。吐出ケーシング３はボルト等の手段によりケー
シング１に固定されている。吐出ケーシング３の一端に
は、ころ軸受１２及び玉軸受１３を収納する軸受室１７
を閉止する遮蔽板１８が取り付けられている。吐出ケー
シング３の下部には油溜り１９が設けられ、油溜り１９
から各軸受部には給油通路が連通している。
【００１９】吐出ケーシング３に形成された吐出空間４
は、円筒形状で、図2に示すように円筒が縦置きとなる
ように設けられている。したがって、吐出空間４の断面
形状は円形、又は円に近い形状であり、それと同芯にな
るように管状の吐出ポート５が配置され、管状の部分は
吐出空間４の円筒形状部分まで、図では円筒形状部分の
縦長さの約半分、縦方向のほぼ中央位置まで挿入されて
いる。
は、円筒形状で、図2に示すように円筒が縦置きとなる
ように設けられている。したがって、吐出空間４の断面
形状は円形、又は円に近い形状であり、それと同芯にな
るように管状の吐出ポート５が配置され、管状の部分は
吐出空間４の円筒形状部分まで、図では円筒形状部分の
縦長さの約半分、縦方向のほぼ中央位置まで挿入されて
いる。
【００２０】次に、冷媒ガス及び油の流れを説明する。
モータカーバ２に設けられた吸入口８から吸入された低
温、低圧の冷媒ガスは、電動機７とケーシング１の間に
設けられたガス通路及び、ステータ、モータロータ間エ
アギャップを通過し、モータ７を冷却した後、ケーシン
グ１に形成された吸入ポート９から雄、雌のスクリュー
ロータの噛み合い歯面とケーシング１により形成される
圧縮室に吸入される。その後、冷媒ガスは、電動機７に
連結された雄ロータ６の回転と共に雄、雌のスクリュー
ロータの噛み合い歯面と、ケーシング１により形成され
る圧縮室に密閉され、圧縮室の縮小により徐々に圧縮さ
れ、高温、高圧のガスとなって、吐出通路１５を通り、
吐出空間４内へ吐出される。
モータカーバ２に設けられた吸入口８から吸入された低
温、低圧の冷媒ガスは、電動機７とケーシング１の間に
設けられたガス通路及び、ステータ、モータロータ間エ
アギャップを通過し、モータ７を冷却した後、ケーシン
グ１に形成された吸入ポート９から雄、雌のスクリュー
ロータの噛み合い歯面とケーシング１により形成される
圧縮室に吸入される。その後、冷媒ガスは、電動機７に
連結された雄ロータ６の回転と共に雄、雌のスクリュー
ロータの噛み合い歯面と、ケーシング１により形成され
る圧縮室に密閉され、圧縮室の縮小により徐々に圧縮さ
れ、高温、高圧のガスとなって、吐出通路１５を通り、
吐出空間４内へ吐出される。
【００２１】吐出空間４はスクリュー圧縮機の１時間当
たりの吐出量の１５〜２０％の容積を有すれば良く、十
分な油分離効果を得ることができる。なお、この割合は
圧縮機の運転条件、冷媒、油の種類などにより適宜調整
することが良い。圧縮時に雄、雌のスクリューロータに
作用する圧縮反力の内、ラジアル荷重をころ軸受１０、
１１、１２により支持し、スラスト荷重を玉軸受１３に
より支持する。
たりの吐出量の１５〜２０％の容積を有すれば良く、十
分な油分離効果を得ることができる。なお、この割合は
圧縮機の運転条件、冷媒、油の種類などにより適宜調整
することが良い。圧縮時に雄、雌のスクリューロータに
作用する圧縮反力の内、ラジアル荷重をころ軸受１０、
１１、１２により支持し、スラスト荷重を玉軸受１３に
より支持する。
【００２２】各軸受の潤滑及び冷却用の油は、吐出空間
４内下部に設けられているので、高圧となった油溜り１
９から油通路を通り差圧により給油され、圧縮ガスと共
に吐出空間４内へ吐出される。吐出空間４の内側には円
筒状の多孔板部材２０が同芯状に取り付けられており、
吐出空間４は多孔板部材２０により内側空間４２と外側
空間４１に分けられ、多孔板部材２０に設けられた複数
の孔によって連通される。多孔板部材２０は、その周辺
に多数の孔が空いていることが良く、例えばパンチング
メタルを利用できる。吐出ガスと油の混合体は孔を通り
外側空間４１に吐出される。
４内下部に設けられているので、高圧となった油溜り１
９から油通路を通り差圧により給油され、圧縮ガスと共
に吐出空間４内へ吐出される。吐出空間４の内側には円
筒状の多孔板部材２０が同芯状に取り付けられており、
吐出空間４は多孔板部材２０により内側空間４２と外側
空間４１に分けられ、多孔板部材２０に設けられた複数
の孔によって連通される。多孔板部材２０は、その周辺
に多数の孔が空いていることが良く、例えばパンチング
メタルを利用できる。吐出ガスと油の混合体は孔を通り
外側空間４１に吐出される。
【００２３】また、吐出通路１５は吐出空間４の内壁の
接線方向に開口されており、ガスと油の混合体は内壁に
添うように吐出される。その後、円筒形の内壁に添って
旋回流が発達し、冷媒ガスに含まれる油は遠心力により
外側に飛ばされ内壁に吸着されることにより冷媒ガスよ
り分離される。
接線方向に開口されており、ガスと油の混合体は内壁に
添うように吐出される。その後、円筒形の内壁に添って
旋回流が発達し、冷媒ガスに含まれる油は遠心力により
外側に飛ばされ内壁に吸着されることにより冷媒ガスよ
り分離される。
【００２４】吐出空間４内の旋回流は壁面上の分離され
た油を再び持ち去る、いわゆる再飛散を生じさせるが、
多孔板部材２０により油は内側空間４２に流出せず外側
空間４１に留まる。そして油は吐出空間４内の旋回流に
よって再び遠心分離される。油分離後の圧縮冷媒ガスは
多孔板部材２０の孔を通り内側空間４２に流れ吐出ポー
ト５を通って圧縮機外に吐出される。分離された油は内
壁を伝わって吐出空間４下部に設けられた油溜り１９に
溜められる。
た油を再び持ち去る、いわゆる再飛散を生じさせるが、
多孔板部材２０により油は内側空間４２に流出せず外側
空間４１に留まる。そして油は吐出空間４内の旋回流に
よって再び遠心分離される。油分離後の圧縮冷媒ガスは
多孔板部材２０の孔を通り内側空間４２に流れ吐出ポー
ト５を通って圧縮機外に吐出される。分離された油は内
壁を伝わって吐出空間４下部に設けられた油溜り１９に
溜められる。
【００２５】多孔板部材２０は図３に示す如く百メッシ
ュかそれ以上の細かいワイヤメッシュ２１の両側を数メ
ッシュ程度の金網２２で挟み込み吐出空間４内に設置す
れば、より効果的である。また、図４に示す如くメッシ
ュワイヤパッド２３を数メッシュ程度の金網２２で挟み
込み吐出空間４の内側に設ければ、より一層効果的であ
り、コンパクト化にも有利である。
ュかそれ以上の細かいワイヤメッシュ２１の両側を数メ
ッシュ程度の金網２２で挟み込み吐出空間４内に設置す
れば、より効果的である。また、図４に示す如くメッシ
ュワイヤパッド２３を数メッシュ程度の金網２２で挟み
込み吐出空間４の内側に設ければ、より一層効果的であ
り、コンパクト化にも有利である。
【００２６】図５は、他の実施例であり、本実施例では
吐出空間４の内壁にショットブラスト処理が施されてい
る。旋回流によって遠心分離された油は壁面に付着され
るが、ショットブラスト処理による微細な孔、傷により
その捕集力、吸着力が増し、冷媒ガスの流れにより再び
壁面から剥されることない。よって、油は、壁面を伝わ
り油溜り１９に流下していく。
吐出空間４の内壁にショットブラスト処理が施されてい
る。旋回流によって遠心分離された油は壁面に付着され
るが、ショットブラスト処理による微細な孔、傷により
その捕集力、吸着力が増し、冷媒ガスの流れにより再び
壁面から剥されることない。よって、油は、壁面を伝わ
り油溜り１９に流下していく。
【００２７】ショットブラスト処理の代わりに図６に示
す如く吐出空間４の内壁に百メッシュ程度かそれ以上の
細かい金網(ワイヤメッシュ)２１を張ることが良く、こ
のメッシュにより油滴、油膜の吸着力が増加し旋回流に
持ち去られるのを防ぐことができる。また、グラスウー
ルを同様に内壁に張ることも良く、交換が容易となり、
交換回数を増やしても低価格化に適する。
す如く吐出空間４の内壁に百メッシュ程度かそれ以上の
細かい金網(ワイヤメッシュ)２１を張ることが良く、こ
のメッシュにより油滴、油膜の吸着力が増加し旋回流に
持ち去られるのを防ぐことができる。また、グラスウー
ルを同様に内壁に張ることも良く、交換が容易となり、
交換回数を増やしても低価格化に適する。
【００２８】図７は、さらに他の実施例を示し、本実施
例では吐出空間４の内壁にスパイラル溝２４が形成され
ている。スパイラル溝２４は壁面の旋回流の流れ方向に
対して下向きに捩じられている。遠心分離された油は壁
面に付着し旋回流により壁面上を円周方向に流れながら
流下する。油滴、油膜となった油は、スパイラル溝２４
に到達し、流下速度が増して効率よく油溜めに回収され
る。また、油は溝２４内にまとめて補足され、壁面全体
となるように広く分布しない。よって、油の再飛散が回
避される。さらに、スパイラル溝２４の代わりに縦方向
の溝を形成しても同様な効果が得られ、加工は簡単とな
る。さらに、スパイラル溝２４、縦方向の溝を図１〜６
に示したものと適宜組み合わせることが望ましい。
例では吐出空間４の内壁にスパイラル溝２４が形成され
ている。スパイラル溝２４は壁面の旋回流の流れ方向に
対して下向きに捩じられている。遠心分離された油は壁
面に付着し旋回流により壁面上を円周方向に流れながら
流下する。油滴、油膜となった油は、スパイラル溝２４
に到達し、流下速度が増して効率よく油溜めに回収され
る。また、油は溝２４内にまとめて補足され、壁面全体
となるように広く分布しない。よって、油の再飛散が回
避される。さらに、スパイラル溝２４の代わりに縦方向
の溝を形成しても同様な効果が得られ、加工は簡単とな
る。さらに、スパイラル溝２４、縦方向の溝を図１〜６
に示したものと適宜組み合わせることが望ましい。
【００２９】図８は、さらに他の実施例を示し、本実施
例では吐出空間４の内壁に円環状の部材２５を取り付け
ている。円環部材２５は上面から下面に向かって小径と
なるような斜面が形成されている。
例では吐出空間４の内壁に円環状の部材２５を取り付け
ている。円環部材２５は上面から下面に向かって小径と
なるような斜面が形成されている。
【００３０】吐出ポート５を上方に設けた場合、ガスは
上方に向かって最終的に流れるので上向きの速度成分が
発生し、円環部材２５により上方向のガス流速成分が壁
面に付着した油を再び持ち去ろうとしても、円環部材２
５の斜面により油を捕捉することができる。
上方に向かって最終的に流れるので上向きの速度成分が
発生し、円環部材２５により上方向のガス流速成分が壁
面に付着した油を再び持ち去ろうとしても、円環部材２
５の斜面により油を捕捉することができる。
【００３１】円環部材２５は、図８に示すようにを複数
並列に取り付ければ、一層効果がある。また、斜面を有
した円環部材２５の代わりに旋回流の方向に対して下方
となるようなねじり方向を有するスパイラル部材を取り
付けることも良く、油の補足をより確実なものにするこ
とができる。
並列に取り付ければ、一層効果がある。また、斜面を有
した円環部材２５の代わりに旋回流の方向に対して下方
となるようなねじり方向を有するスパイラル部材を取り
付けることも良く、油の補足をより確実なものにするこ
とができる。
【００３２】以上で説明した実施例ではスクリュー圧縮
機に一体化された吐出空間４について述べたが、別置き
の油分離器、油タンクなどの容器に実施すれば同様な効
果を期待できる。
機に一体化された吐出空間４について述べたが、別置き
の油分離器、油タンクなどの容器に実施すれば同様な効
果を期待できる。
【００３３】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、油の
再飛散を効果的に押さえ、油上り量を低減し、構造が簡
単で低価格となるスクリュー圧縮機を得ることができ
る。
再飛散を効果的に押さえ、油上り量を低減し、構造が簡
単で低価格となるスクリュー圧縮機を得ることができ
る。
【図１】本発明による一実施例のスクリュー圧縮機の断
面図。
面図。
【図２】本発明による一実施例の吐出空間部の横断面図
（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
【図３】本発明による他の実施例の吐出空間部の横断面
図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
【図４】本発明によるさらに他の実施例の吐出空間部の
横断面図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
横断面図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
【図５】本発明によるさらに他の実施例の縦断面図。
【図６】本発明によるさらに他の実施例の吐出空間部の
横断面図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
横断面図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
【図７】本発明によるさらに他の実施例の吐出空間部の
横断面図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
横断面図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
【図８】本発明によるさらに他の実施例の吐出空間部の
横断面図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
横断面図（ａ）及び縦断面図（ｂ）。
１…ケーシング、２…モータカーバ、３…吐出ケーシン
グ、４…吐出空間、５…吐出ポート、６…スクリューロ
ータ、７…電動機、８…吸入口、９…吸入ポート、１４
…吐出口、１５…吐出通路、１９…油溜り、２０…多孔
板部材、２１…ワイヤメッシュ、２２…金網、２３…メ
ッシュワイヤパッド、２４…スパイラル溝、２５…円環
部材。
グ、４…吐出空間、５…吐出ポート、６…スクリューロ
ータ、７…電動機、８…吸入口、９…吸入ポート、１４
…吐出口、１５…吐出通路、１９…油溜り、２０…多孔
板部材、２１…ワイヤメッシュ、２２…金網、２３…メ
ッシュワイヤパッド、２４…スパイラル溝、２５…円環
部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦新 昌幸 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 大住元 博基 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 (72)発明者 亀谷 裕敬 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 渡邊 淳 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 Ｆターム(参考） 3H029 AA03 AA15 AB03 BB05 BB35 CC25 CC43 CC44 CC45
Claims (9)
- 【請求項１】互いに噛み合う雄ロータ、雌ロータ、軸
受、電動機を収納したケーシングと、冷媒ガスが吐出通
路を介して吐出される吐出空間及び吐出ポートを有する
吐出ケーシングと、前記吐出空間の下部に設けられた油
溜りと、該油溜りから前記軸受に連通された給油通路
と、を備えたスクリュー圧縮機において、 前記吐出ケーシングに円筒形状となるように形成された
前記吐出空間と、 前記円筒形状に対して同芯状に配置された管状の前記吐
出ポートと、 を備え、前記吐出通路は、円筒形状とされた前記吐出空
間の内壁に冷媒ガスが添って流れるように開口され、前
記吐出ポートは、前記吐出空間の円筒形状部分まで挿入
されていることを特徴とするスクリュー圧縮機。 - 【請求項２】請求項1に記載のものにおいて、前記吐出
空間の内壁と前記吐出ポートとの間に孔が複数空けられ
た多孔板部材が取付けられたことを特徴とするスクリュ
ー圧縮機。 - 【請求項３】請求項1に記載のものにおいて、前記吐出
空間の内壁にショットブラスト処理が施されたことを特
徴とするスクリュー圧縮機。 - 【請求項４】請求項1に記載のものにおいて、冷媒ガス
は前記吐出通路から金網を介して前記吐出ポートへ吐出
されることを特徴とするスクリュー圧縮機。 - 【請求項５】請求項1に記載のものにおいて、冷媒ガス
は前記吐出通路から百メッシュ程度のワイヤメッシュパ
ッドを介して前記吐出ポートへ吐出されることを特徴と
するスクリュー圧縮機。 - 【請求項６】請求項1に記載のものにおいて、前記吐出
通路と前記吐出ポートの間にグラスウールを介在させた
ことを特徴とするスクリュー圧縮機。 - 【請求項７】請求項1に記載のものにおいて、前記吐出
空間の内壁にスパイラル溝を設けたことを特徴とするス
クリュー圧縮機。 - 【請求項８】請求項1に記載のものにおいて、前記吐出
空間の内側に上面から下面に向かって小径となるような
斜面が形成された円環を配置したことを特徴とするスク
リュー圧縮機。 - 【請求項９】互いに噛み合う雄ロータ、雌ロータ、軸
受、電動機を収納したケーシングと、冷媒ガスが吐出通
路から吐出ケーシング、吐出ポートを介して外部へ吐出
されるスクリュー圧縮機において、 前記冷媒ガスは、前記吐出通路から円筒形状とされた前
記吐出ケーシングの内壁に添うように流出して旋回し、
円筒形状部分まで挿入された管状の前記吐出ポートを通
って吐出されることを特徴とするスクリュー圧縮機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000342381A JP4502347B2 (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | スクリュー圧縮機 |
| TW090110153A TW576898B (en) | 2000-11-06 | 2001-04-27 | Compressor with oil-mist separator |
| US09/846,262 US6554595B2 (en) | 2000-11-06 | 2001-05-02 | Compressor with oil-mist separator |
| KR10-2001-0025818A KR100457838B1 (ko) | 2000-11-06 | 2001-05-11 | 오일-연무 분리기를 구비한 압축기 |
| CNB011192526A CN1176302C (zh) | 2000-11-06 | 2001-05-18 | 具有油雾分离器的压缩机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000342381A JP4502347B2 (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | スクリュー圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002138980A true JP2002138980A (ja) | 2002-05-17 |
| JP4502347B2 JP4502347B2 (ja) | 2010-07-14 |
Family
ID=18816950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000342381A Expired - Fee Related JP4502347B2 (ja) | 2000-11-06 | 2000-11-06 | スクリュー圧縮機 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6554595B2 (ja) |
| JP (1) | JP4502347B2 (ja) |
| KR (1) | KR100457838B1 (ja) |
| CN (1) | CN1176302C (ja) |
| TW (1) | TW576898B (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004232569A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Hitachi Ltd | スクリュー圧縮機 |
| JP2006037932A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-09 | Valeo Thermal Systems Japan Corp | 異物除去装置を有する圧縮機 |
| JP2008038906A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Grasso Gmbh Refrigeration Technology | スクリュ圧縮機 |
| JP2014152683A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 密閉型スクロール圧縮機 |
| JP2014206135A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-10-30 | パナソニック株式会社 | 圧縮機 |
Families Citing this family (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3838174B2 (ja) * | 2002-07-31 | 2006-10-25 | 株式会社デンソー | 電動圧縮機 |
| BE1015084A3 (nl) * | 2002-08-29 | 2004-09-07 | Atlas Copco Airpower Nv | Inlaatstuk voor een vloeistofgeinjecteerd compressorelement. |
| US7083393B2 (en) * | 2002-08-30 | 2006-08-01 | Sullair Corporation | Combination sight glass, strainer and orifice |
| JP4262472B2 (ja) * | 2002-11-29 | 2009-05-13 | 株式会社日立産機システム | スクリュー圧縮機の圧縮機本体ユニットの油分離構造 |
| JP4085969B2 (ja) * | 2003-11-27 | 2008-05-14 | 株式会社豊田自動織機 | 電動ルーツ型圧縮機 |
| US7186099B2 (en) * | 2005-01-28 | 2007-03-06 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Inclined scroll machine having a special oil sump |
| US20080101974A1 (en) * | 2006-11-01 | 2008-05-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Rotary compressor |
| WO2008088111A1 (en) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Lg Electronics Inc. | Compressor and oil separating device therefor |
| CN100394025C (zh) * | 2007-01-23 | 2008-06-11 | 西安交通大学 | 一种往复式压缩机的高压级润滑方法 |
| KR100869929B1 (ko) * | 2007-02-23 | 2008-11-24 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
| DE102008013784B4 (de) * | 2007-03-15 | 2017-03-23 | Denso Corporation | Kompressor |
| KR100867623B1 (ko) * | 2007-03-21 | 2008-11-10 | 엘지전자 주식회사 | 압축기의 진동 저감장치 |
| KR100882481B1 (ko) * | 2007-04-25 | 2009-02-06 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기의 오일 공급구조 |
| US7829624B2 (en) * | 2007-06-29 | 2010-11-09 | Bridgestone Corporation | One-pot synthesis of nanoparticles and liquid polymer for rubber applications |
| US7708537B2 (en) * | 2008-01-07 | 2010-05-04 | Visteon Global Technologies, Inc. | Fluid separator for a compressor |
| DE102008036317A1 (de) * | 2008-07-29 | 2010-02-25 | Bitzer Kühlmaschinenbau Gmbh | Schraubenverdichter |
| JP5764372B2 (ja) * | 2011-04-15 | 2015-08-19 | 株式会社不二工機 | アキュムレータ |
| CN104747451A (zh) * | 2013-12-27 | 2015-07-01 | 上海三电贝洱汽车空调有限公司 | 压缩机油分离器 |
| CN105090041B (zh) | 2014-04-29 | 2019-08-06 | 开利公司 | 具有油分离器的螺杆压缩机和冷水机组 |
| EP3243558A1 (en) * | 2016-05-10 | 2017-11-15 | General Electric Technology GmbH | An industrial oil degassing system and method |
| DE102016011393A1 (de) * | 2016-09-21 | 2018-03-22 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Schraubenkompressor für ein Nutzfahrzeug |
| US10843113B2 (en) | 2016-11-01 | 2020-11-24 | Ingersoll-Rand Industrial U.S., Inc. | Cyclonic oil separator for compressor oil reservoir |
| JP7022272B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2022-02-18 | ダイキン工業株式会社 | 油分離器 |
| JP6597744B2 (ja) | 2017-09-29 | 2019-10-30 | ダイキン工業株式会社 | 油分離器 |
| WO2020038993A1 (de) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg | Verdichtermodul sowie elektromotorischer kältemittelverdichter |
| DE102019208618A1 (de) * | 2019-06-13 | 2020-12-17 | Brose Fahrzeugteile SE & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg | Verdichtermodul sowie elektromotorischer Kältemittelverdichter |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55101782A (en) * | 1979-01-26 | 1980-08-04 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Oil separator in gas compressor |
| JPH0317192U (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-20 | ||
| JPH0526189A (ja) * | 1991-07-22 | 1993-02-02 | Hitachi Ltd | 密閉形スクロール圧縮機 |
| JPH05296611A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-11-09 | Daikin Ind Ltd | 遠心分離形油分離器 |
| JPH0953588A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-02-25 | Hitachi Ltd | 油冷式圧縮機の油分離装置 |
| JPH11244644A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-09-14 | Jgc Corp | 排気処理装置及び気液分離装置 |
| JP2000009074A (ja) * | 1998-06-24 | 2000-01-11 | Hitachi Ltd | スクリュー圧縮機 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US441995A (en) * | 1890-12-02 | wheeler | ||
| US1505743A (en) * | 1922-10-26 | 1924-08-19 | Albert H Stebbins | Separator |
| DE641877C (de) * | 1933-12-08 | 1937-02-16 | Marta Zander Geb Kloas | Gasreinigungsvorrichtung |
| JPS55117092A (en) * | 1979-03-05 | 1980-09-09 | Hitachi Ltd | Oil-cooled rotary type compressor |
| US4506523A (en) * | 1982-11-19 | 1985-03-26 | Hussmann Corporation | Oil separator unit |
| JP2986889B2 (ja) * | 1990-10-13 | 1999-12-06 | 株式会社豊田自動織機製作所 | ベーン型圧縮機 |
| JP3073387B2 (ja) * | 1994-02-28 | 2000-08-07 | 三菱重工業株式会社 | 圧縮機用油回収装置 |
| JPH10311277A (ja) * | 1997-05-13 | 1998-11-24 | Zexel Corp | 冷媒圧縮機 |
-
2000
- 2000-11-06 JP JP2000342381A patent/JP4502347B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-04-27 TW TW090110153A patent/TW576898B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-05-02 US US09/846,262 patent/US6554595B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-11 KR KR10-2001-0025818A patent/KR100457838B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2001-05-18 CN CNB011192526A patent/CN1176302C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55101782A (en) * | 1979-01-26 | 1980-08-04 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Oil separator in gas compressor |
| JPH0317192U (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-20 | ||
| JPH0526189A (ja) * | 1991-07-22 | 1993-02-02 | Hitachi Ltd | 密閉形スクロール圧縮機 |
| JPH05296611A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-11-09 | Daikin Ind Ltd | 遠心分離形油分離器 |
| JPH0953588A (ja) * | 1995-08-18 | 1997-02-25 | Hitachi Ltd | 油冷式圧縮機の油分離装置 |
| JPH11244644A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-09-14 | Jgc Corp | 排気処理装置及び気液分離装置 |
| JP2000009074A (ja) * | 1998-06-24 | 2000-01-11 | Hitachi Ltd | スクリュー圧縮機 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004232569A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Hitachi Ltd | スクリュー圧縮機 |
| US7014437B2 (en) | 2003-01-31 | 2006-03-21 | Hitachi, Ltd., Trustee, For The Benefit Of Hitachi Air Conditioning Systems Co., Ltd. | Screw compressor |
| JP2006037932A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-09 | Valeo Thermal Systems Japan Corp | 異物除去装置を有する圧縮機 |
| JP2008038906A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Grasso Gmbh Refrigeration Technology | スクリュ圧縮機 |
| JP2014152683A (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 密閉型スクロール圧縮機 |
| JP2014206135A (ja) * | 2013-04-16 | 2014-10-30 | パナソニック株式会社 | 圧縮機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100457838B1 (ko) | 2004-11-18 |
| JP4502347B2 (ja) | 2010-07-14 |
| KR20020035422A (ko) | 2002-05-11 |
| US6554595B2 (en) | 2003-04-29 |
| US20020054823A1 (en) | 2002-05-09 |
| CN1176302C (zh) | 2004-11-17 |
| CN1353249A (zh) | 2002-06-12 |
| TW576898B (en) | 2004-02-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002138980A (ja) | スクリュー圧縮機 | |
| CN1090717C (zh) | 配重滞动消除器 | |
| JP3547483B2 (ja) | スクロール式機械 | |
| JPH05133375A (ja) | 電動圧縮機 | |
| JP2013137030A (ja) | 圧縮機 | |
| CN112065715B (zh) | 一种涡旋压缩机和调温设备 | |
| US7014437B2 (en) | Screw compressor | |
| CN1209558C (zh) | 螺旋压缩机 | |
| JP2007315366A (ja) | 圧縮機 | |
| JPS62255592A (ja) | 回転式圧縮機 | |
| JP2003201964A (ja) | 気体圧縮機 | |
| CN106369895A (zh) | 一种高效惯性式油气分离器 | |
| JP2003083272A (ja) | スクリュー圧縮機 | |
| JPS58160587A (ja) | 密閉形電動圧縮機 | |
| JP2012149544A (ja) | 圧縮機 | |
| JPS6316190A (ja) | スクロ−ル型圧縮機 | |
| JP2004132365A (ja) | スクロール圧縮機用のクランクケースの一部としてのオイルシールド | |
| CN210859126U (zh) | 一种压缩机壳体、压缩机及制冷设备 | |
| JPH0914165A (ja) | 冷媒回転圧縮機 | |
| JP2000009074A (ja) | スクリュー圧縮機 | |
| JPS59113290A (ja) | 密閉形スクロ−ル圧縮機の給油装置 | |
| CN205533253U (zh) | 压缩机及具有其的空调器 | |
| JP2000130370A (ja) | 高圧ドーム形圧縮機 | |
| JP2004316532A (ja) | 密閉型回転圧縮機 | |
| CN113700650B (zh) | 压缩机以及具有其的空调器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060418 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060426 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080619 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080709 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090206 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090210 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090413 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091013 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091211 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100119 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100311 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100406 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100419 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |