JP2003201964A - 気体圧縮機 - Google Patents
気体圧縮機Info
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- JP2003201964A JP2003201964A JP2002002302A JP2002002302A JP2003201964A JP 2003201964 A JP2003201964 A JP 2003201964A JP 2002002302 A JP2002002302 A JP 2002002302A JP 2002002302 A JP2002002302 A JP 2002002302A JP 2003201964 A JP2003201964 A JP 2003201964A
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- lubricating oil
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/30—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C18/34—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
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- F04C18/3446—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the inner member the inner and outer member being in contact along more than one line or surface
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/026—Lubricant separation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な油分離性能が得られる油分離器を有す
る気体圧縮機を提供する。 【解決手段】 吐出通路１０３Ａ、１０３Ｂを経た冷媒
ガスは、中空部２１７Ａ、２１７Ｂに導かれ、渦を巻く
ように旋回する。油分の分離された冷媒ガスは、冷媒ガ
ス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの内側に案内されて上昇
し、吐出孔２２５Ａ、２２５Ｂから吐出される。また、
吐出孔２２５Ａ、２２５Ｂから吐出された冷媒ガスは、
その後、フィルタ２２７Ａ、２２７Ｂを通過する。冷媒
ガスは、フィルタ２２７Ａ、２２７Ｂの周囲から吐出室
１９に放出される。
る気体圧縮機を提供する。 【解決手段】 吐出通路１０３Ａ、１０３Ｂを経た冷媒
ガスは、中空部２１７Ａ、２１７Ｂに導かれ、渦を巻く
ように旋回する。油分の分離された冷媒ガスは、冷媒ガ
ス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの内側に案内されて上昇
し、吐出孔２２５Ａ、２２５Ｂから吐出される。また、
吐出孔２２５Ａ、２２５Ｂから吐出された冷媒ガスは、
その後、フィルタ２２７Ａ、２２７Ｂを通過する。冷媒
ガスは、フィルタ２２７Ａ、２２７Ｂの周囲から吐出室
１９に放出される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は気体圧縮機に係わ
り、特に十分な油分離性能が得られる油分離器を有する
気体圧縮機に関する。
り、特に十分な油分離性能が得られる油分離器を有する
気体圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】気体圧縮機は、室内空調用や冷凍用に用
いられている。気体圧縮機５０は図８に示す如く圧縮機
本体１を有し、圧縮機本体１は一対のサイドブロック
２、３間に介挿されたシリンダ４を備えてなり、シリン
ダ４内にはロータ５が回転可能に配設されている。
いられている。気体圧縮機５０は図８に示す如く圧縮機
本体１を有し、圧縮機本体１は一対のサイドブロック
２、３間に介挿されたシリンダ４を備えてなり、シリン
ダ４内にはロータ５が回転可能に配設されている。
【０００３】ロータ５には端面間を貫通する回転軸６が
一体に設けられており、回転軸６は両サイドブロック
２、３のそれぞれに設けられた軸受孔７、８に回転可能
に嵌合し、また、その回転軸先端側６ａは軸受孔７より
突出し、更にフロントヘッド９を貫通するように延長形
成されている。回転軸先端側６ａの外局面側にはシール
室１０が設けられており、このシール室１０には軸受孔
７と回転軸６との軸受隙間Ｇを介し潤滑油が供給され
る。
一体に設けられており、回転軸６は両サイドブロック
２、３のそれぞれに設けられた軸受孔７、８に回転可能
に嵌合し、また、その回転軸先端側６ａは軸受孔７より
突出し、更にフロントヘッド９を貫通するように延長形
成されている。回転軸先端側６ａの外局面側にはシール
室１０が設けられており、このシール室１０には軸受孔
７と回転軸６との軸受隙間Ｇを介し潤滑油が供給され
る。
【０００４】図９に、図８中のＡ−Ａ矢視線断面図を示
す。ロータ５の外周面には径方向にベーン溝１２が形成
され、ベーン溝１２にはベーン１３が摺動可能に装着さ
れている。そして、ベーン１３は、ロータ５の回転時に
は遠心力とベーン溝底部の油圧とによりシリンダ４の内
壁に付勢される。
す。ロータ５の外周面には径方向にベーン溝１２が形成
され、ベーン溝１２にはベーン１３が摺動可能に装着さ
れている。そして、ベーン１３は、ロータ５の回転時に
は遠心力とベーン溝底部の油圧とによりシリンダ４の内
壁に付勢される。
【０００５】シリンダ４内は、一対のサイドブロック
２、３、ロータ５、ベーン１３、１３・・により複数の
小室に仕切られている。これらの小室は圧縮室１４、１
４・・と称され、ロータ５の回転により容積の大小変化
を繰り返す。
２、３、ロータ５、ベーン１３、１３・・により複数の
小室に仕切られている。これらの小室は圧縮室１４、１
４・・と称され、ロータ５の回転により容積の大小変化
を繰り返す。
【０００６】このような圧縮機本体１においては、ロー
タ５が回転して圧縮室１４、１４・・の容積が変化する
と、その容積変化により吸入口３５に通じる吸入室１５
の低圧冷媒ガスを吸気し圧縮する。圧縮機本体１は、右
側端部に周状の開口端４１を有するケース５２内に開口
端４１より挿入固定されている。
タ５が回転して圧縮室１４、１４・・の容積が変化する
と、その容積変化により吸入口３５に通じる吸入室１５
の低圧冷媒ガスを吸気し圧縮する。圧縮機本体１は、右
側端部に周状の開口端４１を有するケース５２内に開口
端４１より挿入固定されている。
【０００７】サイドブロック２、３の外周囲には、気密
性を保持するため、Ｏリング４２Ａ、４２Ｂが取り付け
られている。サイドブロック３とケース５２により吐出
室１９が形成されている。
性を保持するため、Ｏリング４２Ａ、４２Ｂが取り付け
られている。サイドブロック３とケース５２により吐出
室１９が形成されている。
【０００８】そして、圧縮後の高圧冷媒ガスは吐出ポー
ト１６、吐出弁１７を介して吐出チャンバー１０１に導
かれる。吐出チャンバー１０１Ａ、１０１Ｂは、図中対
称形成されている。その後、高圧冷媒ガスはそれぞれの
吐出チャンバー１０１Ａ、１０１Ｂに連通された吐出通
路１０３Ａ、１０３Ｂを経て油分離器１００に送られ
る。
ト１６、吐出弁１７を介して吐出チャンバー１０１に導
かれる。吐出チャンバー１０１Ａ、１０１Ｂは、図中対
称形成されている。その後、高圧冷媒ガスはそれぞれの
吐出チャンバー１０１Ａ、１０１Ｂに連通された吐出通
路１０３Ａ、１０３Ｂを経て油分離器１００に送られ
る。
【０００９】この油分離器１００について、従来公開公
報（特開平０４−１５３５９６、特開昭５５−１１７０
９２、実開昭５４−１０３６６０）が存在する。図８中
のＢ矢視図を図１０に、また、油分離器１００について
のＣ−Ｃ矢視断面図を図１１に示す。図１０及び図１１
において、油分離器１００には独立した油分離ユニット
１１０Ａ、１１０Ｂが内蔵されている。
報（特開平０４−１５３５９６、特開昭５５−１１７０
９２、実開昭５４−１０３６６０）が存在する。図８中
のＢ矢視図を図１０に、また、油分離器１００について
のＣ−Ｃ矢視断面図を図１１に示す。図１０及び図１１
において、油分離器１００には独立した油分離ユニット
１１０Ａ、１１０Ｂが内蔵されている。
【００１０】そして、この油分離ユニット１１０Ａ、１
１０Ｂの外筒１１１Ａ、１１１Ｂの内側には、下部に隙
間を残した状態で、冷媒ガス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂ
が配設されている。外筒１１１Ａ、１１１Ｂと冷媒ガス
案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの間には中空部１１７Ａ、１
１７Ｂが形成されている。外筒１１１Ａ、１１１Ｂの底
部には、分離された油が吐出される小穴１１５Ａ、１１
５Ｂが形成されている。
１０Ｂの外筒１１１Ａ、１１１Ｂの内側には、下部に隙
間を残した状態で、冷媒ガス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂ
が配設されている。外筒１１１Ａ、１１１Ｂと冷媒ガス
案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの間には中空部１１７Ａ、１
１７Ｂが形成されている。外筒１１１Ａ、１１１Ｂの底
部には、分離された油が吐出される小穴１１５Ａ、１１
５Ｂが形成されている。
【００１１】かかる構成において、吐出通路１０３Ａ、
１０３Ｂを経た冷媒ガスは、中空部１１７Ａ、１１７Ｂ
に導かれ、渦を巻くように旋回する。この旋回による遠
心分離効果により、比重の高いオイルミストは遠心方向
に付勢され、外筒１１１Ａ、１１１Ｂの内壁に付着す
る。その後、付着された油分は重力により自然落下さ
れ、小穴１１５Ａ、１１５Ｂから吐出される。
１０３Ｂを経た冷媒ガスは、中空部１１７Ａ、１１７Ｂ
に導かれ、渦を巻くように旋回する。この旋回による遠
心分離効果により、比重の高いオイルミストは遠心方向
に付勢され、外筒１１１Ａ、１１１Ｂの内壁に付着す
る。その後、付着された油分は重力により自然落下さ
れ、小穴１１５Ａ、１１５Ｂから吐出される。
【００１２】一方、油分の分離された冷媒ガスは、冷媒
ガス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの内側に案内されて、上
側の開口部１１９Ａ、１１９Ｂより吐出室１９に吐出さ
れる。分離の油分は吐出室１９の底部に溜り、潤滑油の
油溜り２０を形成する。油分の分離された高圧冷媒ガス
は、吐出口３６より外部の図示しない熱交換器等に供給
される。
ガス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの内側に案内されて、上
側の開口部１１９Ａ、１１９Ｂより吐出室１９に吐出さ
れる。分離の油分は吐出室１９の底部に溜り、潤滑油の
油溜り２０を形成する。油分の分離された高圧冷媒ガス
は、吐出口３６より外部の図示しない熱交換器等に供給
される。
【００１３】一方、図示しないエンジンやモータ等の外
部駆動源による動力は、図示しないベルト等によりプー
リ３１に伝えられる。プーリ３１とフロントヘッド９間
には、ベアリング３２が配設されている。回転軸先端側
６ａの右端には、アマチュア３３が固着され、クラッチ
用電磁コイル３４の励磁により、このアマチュア３３は
プーリ３１の右端面に吸着若しくは離脱される。アマチ
ュア３３がプーリ３１の右端面に吸着されたとき、ロー
タ５はプーリ３１の回転に連れて回転する。
部駆動源による動力は、図示しないベルト等によりプー
リ３１に伝えられる。プーリ３１とフロントヘッド９間
には、ベアリング３２が配設されている。回転軸先端側
６ａの右端には、アマチュア３３が固着され、クラッチ
用電磁コイル３４の励磁により、このアマチュア３３は
プーリ３１の右端面に吸着若しくは離脱される。アマチ
ュア３３がプーリ３１の右端面に吸着されたとき、ロー
タ５はプーリ３１の回転に連れて回転する。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
油分離器１００では、運転状態によっては、遠心分離効
果で分離しきれず潤滑油と高圧冷媒ガスが十分分離され
ない状態で、小穴１１５Ａ、１１５Ｂ及び開口部１１９
Ａ、１１９Ｂから吐出される場合がある。
油分離器１００では、運転状態によっては、遠心分離効
果で分離しきれず潤滑油と高圧冷媒ガスが十分分離され
ない状態で、小穴１１５Ａ、１１５Ｂ及び開口部１１９
Ａ、１１９Ｂから吐出される場合がある。
【００１５】その結果、気体圧縮機５０の外部に必要以
上に潤滑油が流出する。そして、蒸発器や凝縮器の熱交
換効率が悪化してしまい、冷房能力が低下するという問
題を生ずるおそれがあった。
上に潤滑油が流出する。そして、蒸発器や凝縮器の熱交
換効率が悪化してしまい、冷房能力が低下するという問
題を生ずるおそれがあった。
【００１６】また、多量に潤滑油がシステム内に流出し
てしまうと気体圧縮機５０内の潤滑油が不足し、十分な
潤滑が得られず気体圧縮機５０の信頼性が低下してしま
うことにもなる。
てしまうと気体圧縮機５０内の潤滑油が不足し、十分な
潤滑が得られず気体圧縮機５０の信頼性が低下してしま
うことにもなる。
【００１７】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、十分な油分離性能が得られる油分離器を
有する気体圧縮機を提供することを目的とする。
されたもので、十分な油分離性能が得られる油分離器を
有する気体圧縮機を提供することを目的とする。
【００１８】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、ケー
スと、該ケース内に装着されたシリンダと、該シリンダ
内を回転するロータと、該ロータを貫通する回転軸と、
前記ロータと前記シリンダにより形成され、冷媒ガスを
圧縮する圧縮室と、該圧縮室で圧縮された冷媒ガスが通
過する少なくとも一つの吐出通路と、該吐出通路に連通
され、前記冷媒ガス中から潤滑油を分離する油分離部と
を備え、該油分離部は、前記吐出通路に連通される外筒
と、該外筒の内側に配設された冷媒ガス案内筒と、該冷
媒ガス案内筒と前記外筒間に形成され、前記冷媒ガス中
から前記潤滑油を遠心分離させる遠心分離室とを備え、
前記冷媒ガス案内筒には、該遠心分離室で遠心分離され
た冷媒ガスが内部に導かれた後、該冷媒ガスを周囲に吐
出するための複数の吐出孔が端部に配設され、かつ該端
部は前記遠心分離室の外方に配設されたことを特徴とす
る。
スと、該ケース内に装着されたシリンダと、該シリンダ
内を回転するロータと、該ロータを貫通する回転軸と、
前記ロータと前記シリンダにより形成され、冷媒ガスを
圧縮する圧縮室と、該圧縮室で圧縮された冷媒ガスが通
過する少なくとも一つの吐出通路と、該吐出通路に連通
され、前記冷媒ガス中から潤滑油を分離する油分離部と
を備え、該油分離部は、前記吐出通路に連通される外筒
と、該外筒の内側に配設された冷媒ガス案内筒と、該冷
媒ガス案内筒と前記外筒間に形成され、前記冷媒ガス中
から前記潤滑油を遠心分離させる遠心分離室とを備え、
前記冷媒ガス案内筒には、該遠心分離室で遠心分離され
た冷媒ガスが内部に導かれた後、該冷媒ガスを周囲に吐
出するための複数の吐出孔が端部に配設され、かつ該端
部は前記遠心分離室の外方に配設されたことを特徴とす
る。
【００１９】吐出通路から油分離部に冷媒ガスが導入さ
れる。冷媒ガスは、遠心分離室内で渦を巻くように旋回
する。この旋回による遠心分離効果により、冷媒ガス中
から潤滑油が分離される。そして、油分が残存する冷媒
ガスは、冷媒ガス案内筒内部に導かれる。
れる。冷媒ガスは、遠心分離室内で渦を巻くように旋回
する。この旋回による遠心分離効果により、冷媒ガス中
から潤滑油が分離される。そして、油分が残存する冷媒
ガスは、冷媒ガス案内筒内部に導かれる。
【００２０】この冷媒ガス案内筒の端部周囲には、複数
の吐出孔が配設され、かつこの端部は遠心分離室の外方
に配設されている。冷媒ガスは、この吐出孔から吐出さ
れる。吐出の際に生ずる乱流により、冷媒ガスは自己衝
突され、この衝突により冷媒ガス中から更に潤滑油が分
離される。
の吐出孔が配設され、かつこの端部は遠心分離室の外方
に配設されている。冷媒ガスは、この吐出孔から吐出さ
れる。吐出の際に生ずる乱流により、冷媒ガスは自己衝
突され、この衝突により冷媒ガス中から更に潤滑油が分
離される。
【００２１】以上により、２段階にわたり潤滑油を冷媒
ガスから分離することで、効率の良い分離性能を有す
る。かかる油分離性能を有することにより、気体圧縮機
に封入する潤滑油量を削減することができる。また、気
体圧縮機より流出する潤滑油量が減少し、熱交換器に付
着する潤滑油量が減少し、熱交換効率が向上する。
ガスから分離することで、効率の良い分離性能を有す
る。かかる油分離性能を有することにより、気体圧縮機
に封入する潤滑油量を削減することができる。また、気
体圧縮機より流出する潤滑油量が減少し、熱交換器に付
着する潤滑油量が減少し、熱交換効率が向上する。
【００２２】また、本発明は、前記冷媒ガス案内筒の端
部の周囲にフィルタを備え、該フィルタは、前記吐出孔
から吐出された冷媒ガスが通過されることで、該冷媒ガ
ス中から潤滑油を分離することを特徴とする。
部の周囲にフィルタを備え、該フィルタは、前記吐出孔
から吐出された冷媒ガスが通過されることで、該冷媒ガ
ス中から潤滑油を分離することを特徴とする。
【００２３】冷媒ガス案内筒の端部周囲の吐出孔から吐
出された冷媒ガスは、その後、フィルタを通過する。こ
のとき、冷媒ガスはフィルタに衝突することで、冷媒ガ
ス中から更に潤滑油が分離される。
出された冷媒ガスは、その後、フィルタを通過する。こ
のとき、冷媒ガスはフィルタに衝突することで、冷媒ガ
ス中から更に潤滑油が分離される。
【００２４】以上のように、遠心分離室での遠心分離効
果で分離しきれなかった潤滑油を、吐出孔及びフィルタ
を通過させることで、一層効率の良い分離性能を有す
る。
果で分離しきれなかった潤滑油を、吐出孔及びフィルタ
を通過させることで、一層効率の良い分離性能を有す
る。
【００２５】更に、本発明は、ケースと、該ケース内に
装着されたシリンダと、該シリンダ内を回転するロータ
と、該ロータを貫通する回転軸と、前記ロータと前記シ
リンダにより形成され、冷媒ガスを圧縮する圧縮室と、
該圧縮室で圧縮された冷媒ガスが通過する少なくとも一
つの吐出通路と、該吐出通路に連通され、前記冷媒ガス
中から潤滑油を分離する油分離部とを備え、該油分離部
は、前記吐出通路に連通される外筒と、該外筒の内側に
配設された冷媒ガス案内筒と、該冷媒ガス案内筒と前記
外筒間に形成され、前記冷媒ガス中から前記潤滑油を遠
心分離させる遠心分離室と、該遠心分離室に配設された
フィルタとを備えて構成した。
装着されたシリンダと、該シリンダ内を回転するロータ
と、該ロータを貫通する回転軸と、前記ロータと前記シ
リンダにより形成され、冷媒ガスを圧縮する圧縮室と、
該圧縮室で圧縮された冷媒ガスが通過する少なくとも一
つの吐出通路と、該吐出通路に連通され、前記冷媒ガス
中から潤滑油を分離する油分離部とを備え、該油分離部
は、前記吐出通路に連通される外筒と、該外筒の内側に
配設された冷媒ガス案内筒と、該冷媒ガス案内筒と前記
外筒間に形成され、前記冷媒ガス中から前記潤滑油を遠
心分離させる遠心分離室と、該遠心分離室に配設された
フィルタとを備えて構成した。
【００２６】遠心分離室にはフィルタを備える。このこ
とにより、遠心分離室内での冷媒ガスの旋回による遠心
分離効果に加え、冷媒ガスがフィルタに衝突すること
で、より一層、冷媒ガス中から潤滑油が分離される。
とにより、遠心分離室内での冷媒ガスの旋回による遠心
分離効果に加え、冷媒ガスがフィルタに衝突すること
で、より一層、冷媒ガス中から潤滑油が分離される。
【００２７】更に、本発明は、前記フィルタが金網又は
焼結体により形成されたことを特徴とする。
焼結体により形成されたことを特徴とする。
【００２８】更に、本発明は、ケースと、該ケース内に
装着されたシリンダと、該シリンダ内を回転するロータ
と、該ロータを貫通する回転軸と、前記ロータと前記シ
リンダにより形成され、冷媒ガスを圧縮する圧縮室と、
該圧縮室で圧縮された冷媒ガスが通過する少なくとも一
つの吐出通路と、該吐出通路に連通され、前記冷媒ガス
中から潤滑油を分離する油分離部とを備え、該油分離部
は、前記吐出通路に連通される外筒と、該外筒の内側に
配設された冷媒ガス案内筒と、該冷媒ガス案内筒と前記
外筒間に形成され、前記冷媒ガス中から前記潤滑油を遠
心分離させる遠心分離室とを備え、前記外筒の内側、前
記冷媒ガス案内筒の外側及び該冷媒ガス案内筒の内側の
いずれか少なくとも一か所に複数の突起物が形成された
ことを特徴とする。
装着されたシリンダと、該シリンダ内を回転するロータ
と、該ロータを貫通する回転軸と、前記ロータと前記シ
リンダにより形成され、冷媒ガスを圧縮する圧縮室と、
該圧縮室で圧縮された冷媒ガスが通過する少なくとも一
つの吐出通路と、該吐出通路に連通され、前記冷媒ガス
中から潤滑油を分離する油分離部とを備え、該油分離部
は、前記吐出通路に連通される外筒と、該外筒の内側に
配設された冷媒ガス案内筒と、該冷媒ガス案内筒と前記
外筒間に形成され、前記冷媒ガス中から前記潤滑油を遠
心分離させる遠心分離室とを備え、前記外筒の内側、前
記冷媒ガス案内筒の外側及び該冷媒ガス案内筒の内側の
いずれか少なくとも一か所に複数の突起物が形成された
ことを特徴とする。
【００２９】このことにより、遠心分離室内での冷媒ガ
スの旋回による遠心分離効果に加え、冷媒ガスが突起物
に衝突することで、より一層、冷媒ガス中から潤滑油が
分離される。
スの旋回による遠心分離効果に加え、冷媒ガスが突起物
に衝突することで、より一層、冷媒ガス中から潤滑油が
分離される。
【００３０】更に、本発明は、前記吐出通路は複数であ
り、かつ該吐出通路の出口は、冷媒ガスが前記遠心分離
室回りに一方向に揃って回転するように向きが揃えられ
たことを特徴とする。
り、かつ該吐出通路の出口は、冷媒ガスが前記遠心分離
室回りに一方向に揃って回転するように向きが揃えられ
たことを特徴とする。
【００３１】冷媒ガスを遠心分離室回りに一方向に揃っ
て回転させるように吐出通路の出口の向きを揃えたこと
で、遠心分離室内での冷媒ガスの旋回による遠心分離効
果を増加させることができる。
て回転させるように吐出通路の出口の向きを揃えたこと
で、遠心分離室内での冷媒ガスの旋回による遠心分離効
果を増加させることができる。
【００３２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第１の実施形態に
ついて説明する。図１に、本発明の第１実施形態の全体
構成図を、また、油分離器２００の拡大図を図２に、図
１中のＤ矢視図を図３に示す。尚、図８〜図１１と同一
要素のものについては同一符号を付して説明は省略す
る。
ついて説明する。図１に、本発明の第１実施形態の全体
構成図を、また、油分離器２００の拡大図を図２に、図
１中のＤ矢視図を図３に示す。尚、図８〜図１１と同一
要素のものについては同一符号を付して説明は省略す
る。
【００３３】図１〜図３において、油分離器２００には
独立した油分離ユニット２１０Ａ、２１０Ｂが内蔵され
ている。そして、この油分離ユニット２１０Ａ、２１０
Ｂの外筒２１１Ａ、２１１Ｂの内側には、下部に隙間を
残した状態で、冷媒ガス案内筒２１３Ａ、２１３Ｂが配
設されている。外筒１１１Ａ、１１１Ｂの底部は円錐状
に突出され、分離された油が吐出される小穴１１５Ａ、
１１５Ｂが形成されている。
独立した油分離ユニット２１０Ａ、２１０Ｂが内蔵され
ている。そして、この油分離ユニット２１０Ａ、２１０
Ｂの外筒２１１Ａ、２１１Ｂの内側には、下部に隙間を
残した状態で、冷媒ガス案内筒２１３Ａ、２１３Ｂが配
設されている。外筒１１１Ａ、１１１Ｂの底部は円錐状
に突出され、分離された油が吐出される小穴１１５Ａ、
１１５Ｂが形成されている。
【００３４】外筒２１１Ａ、２１１Ｂと冷媒ガス案内筒
２１３Ａ、２１３Ｂの間には遠心分離室に相当する中空
部２１７Ａ、２１７Ｂが形成されている。中空部２１７
Ａ、２１７Ｂの上部には仕切り板２２１Ａ、２２１Ｂが
配設され、この仕切り板２２１Ａ、２２１Ｂの中央に冷
媒ガス案内筒２１３Ａ、２１３Ｂが貫通されている。冷
媒ガス案内筒２１３Ａ、２１３Ｂの上端部はこの仕切り
板２２１Ａ、２２１Ｂより上方に突出され、先端部には
上蓋２２３が配設されている。
２１３Ａ、２１３Ｂの間には遠心分離室に相当する中空
部２１７Ａ、２１７Ｂが形成されている。中空部２１７
Ａ、２１７Ｂの上部には仕切り板２２１Ａ、２２１Ｂが
配設され、この仕切り板２２１Ａ、２２１Ｂの中央に冷
媒ガス案内筒２１３Ａ、２１３Ｂが貫通されている。冷
媒ガス案内筒２１３Ａ、２１３Ｂの上端部はこの仕切り
板２２１Ａ、２２１Ｂより上方に突出され、先端部には
上蓋２２３が配設されている。
【００３５】また、冷媒ガス案内筒２１３Ａ、２１３Ｂ
の上端部周囲には、複数の吐出孔２２５Ａ、２２５Ｂが
設けられている。そして、この冷媒ガス案内筒２１３
Ａ、２１３Ｂの上端部、上蓋２２３及び仕切り板２２１
Ａ、２２１Ｂで区画された空間にフィルタ２２７Ａ、２
２７Ｂが配設されている。
の上端部周囲には、複数の吐出孔２２５Ａ、２２５Ｂが
設けられている。そして、この冷媒ガス案内筒２１３
Ａ、２１３Ｂの上端部、上蓋２２３及び仕切り板２２１
Ａ、２２１Ｂで区画された空間にフィルタ２２７Ａ、２
２７Ｂが配設されている。
【００３６】かかる構成において、吐出通路１０３Ａ、
１０３Ｂを経た冷媒ガスは、中空部２１７Ａ、２１７Ｂ
に導かれ、渦を巻くように旋回する。この旋回による遠
心分離効果により、比重の高いオイルミストは遠心方向
に付勢され、外筒２１１Ａ、２１１Ｂの内壁に付着す
る。その後、付着された油分は重力により自然落下さ
れ、小穴１１５Ａ、１１５Ｂから吐出される。
１０３Ｂを経た冷媒ガスは、中空部２１７Ａ、２１７Ｂ
に導かれ、渦を巻くように旋回する。この旋回による遠
心分離効果により、比重の高いオイルミストは遠心方向
に付勢され、外筒２１１Ａ、２１１Ｂの内壁に付着す
る。その後、付着された油分は重力により自然落下さ
れ、小穴１１５Ａ、１１５Ｂから吐出される。
【００３７】一方、油分の分離された冷媒ガスは、冷媒
ガス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの内側に案内されて上昇
し、吐出孔２２５Ａ、２２５Ｂから吐出される。吐出の
際に生ずる乱流により、冷媒ガスは自己衝突され、この
衝突により冷媒ガス中から更に潤滑油が分離される。
ガス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの内側に案内されて上昇
し、吐出孔２２５Ａ、２２５Ｂから吐出される。吐出の
際に生ずる乱流により、冷媒ガスは自己衝突され、この
衝突により冷媒ガス中から更に潤滑油が分離される。
【００３８】また、吐出孔２２５Ａ、２２５Ｂから吐出
された冷媒ガスは、その後、フィルタ２２７Ａ、２２７
Ｂを通過する。このとき、冷媒ガスはフィルタ２２７
Ａ、２２７Ｂに衝突することで、冷媒ガス中から更に潤
滑油が分離される。冷媒ガスは、フィルタ２２７Ａ、２
２７Ｂの周囲から吐出室１９に放出される。潤滑油は、
仕切り板２２１Ａ、２２１Ｂの上に溜まった後、外筒２
１１Ａ、２１１Ｂの外壁を経て落下される。
された冷媒ガスは、その後、フィルタ２２７Ａ、２２７
Ｂを通過する。このとき、冷媒ガスはフィルタ２２７
Ａ、２２７Ｂに衝突することで、冷媒ガス中から更に潤
滑油が分離される。冷媒ガスは、フィルタ２２７Ａ、２
２７Ｂの周囲から吐出室１９に放出される。潤滑油は、
仕切り板２２１Ａ、２２１Ｂの上に溜まった後、外筒２
１１Ａ、２１１Ｂの外壁を経て落下される。
【００３９】フィルタ２２７Ａ、２２７Ｂは金網又は焼
結体により形成可能である。焼結体は、例えばブロンズ
やステンレスを材料とし、ディスク型、カプセル型、円
筒型、角板型等様々な形状のものが適用可能である。焼
結体の粒度を適宜選択することにより、油分離性能と密
接な関係のある焼結粒子の間隔を自由に変更できる。焼
結体は耐久性にも優れる。
結体により形成可能である。焼結体は、例えばブロンズ
やステンレスを材料とし、ディスク型、カプセル型、円
筒型、角板型等様々な形状のものが適用可能である。焼
結体の粒度を適宜選択することにより、油分離性能と密
接な関係のある焼結粒子の間隔を自由に変更できる。焼
結体は耐久性にも優れる。
【００４０】以上のように、中空部２１７Ａ、２１７Ｂ
での遠心分離効果で分離しきれなかった潤滑油を、吐出
孔２２５Ａ、２２５Ｂ及びフィルタ２２７Ａ、２２７Ｂ
を通過させることで、一層効率の良い分離性能を有す
る。
での遠心分離効果で分離しきれなかった潤滑油を、吐出
孔２２５Ａ、２２５Ｂ及びフィルタ２２７Ａ、２２７Ｂ
を通過させることで、一層効率の良い分離性能を有す
る。
【００４１】かかる油分離性能を有することにより、気
体圧縮機５０に封入する潤滑油量を削減することができ
る。また、気体圧縮機５０より流出する潤滑油量が減少
し、熱交換器に付着する潤滑油量が減少し、熱交換効率
が向上する。このため、気体圧縮機５０の信頼性向上に
つながる。
体圧縮機５０に封入する潤滑油量を削減することができ
る。また、気体圧縮機５０より流出する潤滑油量が減少
し、熱交換器に付着する潤滑油量が減少し、熱交換効率
が向上する。このため、気体圧縮機５０の信頼性向上に
つながる。
【００４２】次に、油分離器２３０を一つの油分離ユニ
ットにて構成した例を図４に、図４中のＥ−Ｅ矢視断面
図を図５に示す。吐出通路１０３Ａ、１０３Ｂの出口
は、冷媒ガスが中空部２１７回りに一方向に揃って回転
するように向きが揃えられている。このことにより、中
空部２１７内での冷媒ガスの旋回による遠心分離効果を
増加させることができる。
ットにて構成した例を図４に、図４中のＥ−Ｅ矢視断面
図を図５に示す。吐出通路１０３Ａ、１０３Ｂの出口
は、冷媒ガスが中空部２１７回りに一方向に揃って回転
するように向きが揃えられている。このことにより、中
空部２１７内での冷媒ガスの旋回による遠心分離効果を
増加させることができる。
【００４３】次に、仕切り板の別構成例を図６に示す。
仕切り板２４０には、周方向に複数個上下を貫通する穴
２４１が配設されている。穴２４１を開けるに際して
は、３辺に切り込みが入れられ、かつ残りの１辺を中心
として、この切り込みにより残された切り込み片２４３
が下方に向けて折曲されている。この折り返しの中心と
なる１辺は、冷媒ガスの旋回方向の上流側で、かつ径方
向に沿っている。
仕切り板２４０には、周方向に複数個上下を貫通する穴
２４１が配設されている。穴２４１を開けるに際して
は、３辺に切り込みが入れられ、かつ残りの１辺を中心
として、この切り込みにより残された切り込み片２４３
が下方に向けて折曲されている。この折り返しの中心と
なる１辺は、冷媒ガスの旋回方向の上流側で、かつ径方
向に沿っている。
【００４４】かかる構成において、仕切り板２４０はフ
ィルタ２２７を支持できる。そして、仕切り板２４０の
上に配設された吐出孔２２５やフィルタ２２７から落下
された潤滑油は、穴２４１から中空部２１７を経て小穴
１１５Ａ、１１５Ｂから吐出される。また、切り込み片
２４３の傾斜が、冷媒ガスの旋回方向の上流側から下流
側へと下方に向けて傾斜されているので、冷媒ガスも下
方へと導かれる。
ィルタ２２７を支持できる。そして、仕切り板２４０の
上に配設された吐出孔２２５やフィルタ２２７から落下
された潤滑油は、穴２４１から中空部２１７を経て小穴
１１５Ａ、１１５Ｂから吐出される。また、切り込み片
２４３の傾斜が、冷媒ガスの旋回方向の上流側から下流
側へと下方に向けて傾斜されているので、冷媒ガスも下
方へと導かれる。
【００４５】次に、本発明の第２実施形態について説明
する。図７に、本発明の第２実施形態の油分離器２５０
の断面図を示す。尚、図８〜図１１と同一要素のものに
ついては同一符号を付して説明は省略する。
する。図７に、本発明の第２実施形態の油分離器２５０
の断面図を示す。尚、図８〜図１１と同一要素のものに
ついては同一符号を付して説明は省略する。
【００４６】中空部１１７Ａ、１１７Ｂにはフィルタ２
５１Ａ、２５１Ｂを備える。フィルタ２５１Ａ、２５１
Ｂは、前述と同様に金網又は焼結体により形成可能であ
る。このことにより、中空部１１７Ａ、１１７Ｂ内での
冷媒ガスの旋回による遠心分離効果に加え、冷媒ガスが
フィルタ２５１Ａ、２５１Ｂに衝突することで、より一
層、冷媒ガス中から潤滑油が分離される。
５１Ａ、２５１Ｂを備える。フィルタ２５１Ａ、２５１
Ｂは、前述と同様に金網又は焼結体により形成可能であ
る。このことにより、中空部１１７Ａ、１１７Ｂ内での
冷媒ガスの旋回による遠心分離効果に加え、冷媒ガスが
フィルタ２５１Ａ、２５１Ｂに衝突することで、より一
層、冷媒ガス中から潤滑油が分離される。
【００４７】また、外筒２１１Ａ、２１１Ｂの内壁には
複数の突起物を配設するようにしてもよい。この突起物
は、固着、溶接、押出し等により形成する。但し、突起
物は、冷媒ガス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの外側や内側
に対しても同様に配設されてもよい。
複数の突起物を配設するようにしてもよい。この突起物
は、固着、溶接、押出し等により形成する。但し、突起
物は、冷媒ガス案内筒１１３Ａ、１１３Ｂの外側や内側
に対しても同様に配設されてもよい。
【００４８】冷媒ガスがこの突起物に衝突することで、
より一層、冷媒ガス中から潤滑油が分離される。以上に
より、本発明の第１実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
より一層、冷媒ガス中から潤滑油が分離される。以上に
より、本発明の第１実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
【００４９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、冷
媒ガス案内筒の端部周囲に複数の吐出孔を備えて構成し
たので、冷媒ガスが、この吐出孔から吐出される際に生
ずる乱流により、冷媒ガスは自己衝突され、この衝突に
より冷媒ガス中から更に潤滑油が分離される。
媒ガス案内筒の端部周囲に複数の吐出孔を備えて構成し
たので、冷媒ガスが、この吐出孔から吐出される際に生
ずる乱流により、冷媒ガスは自己衝突され、この衝突に
より冷媒ガス中から更に潤滑油が分離される。
【００５０】また、冷媒ガス案内筒の端部の周囲にフィ
ルタを備えたので、冷媒ガスはフィルタに衝突すること
で、冷媒ガス中から更に潤滑油が分離される。
ルタを備えたので、冷媒ガスはフィルタに衝突すること
で、冷媒ガス中から更に潤滑油が分離される。
【００５１】このように、遠心分離室での遠心分離効果
で分離しきれなかった潤滑油を、吐出孔及びフィルタを
通過させることで、一層効率の良い分離性能を有する。
で分離しきれなかった潤滑油を、吐出孔及びフィルタを
通過させることで、一層効率の良い分離性能を有する。
【図１】 本発明の第１実施形態の全体構成図
【図２】 油分離器の拡大図
【図３】 図１中のＤ矢視図
【図４】 油分離器を一つの油分離ユニットにて構成し
た例
た例
【図５】 図４中のＥ−Ｅ矢視断面図
【図６】 仕切り板の別構成例
【図７】 本発明の第２実施形態の油分離器の断面図
【図８】 従来の気体圧縮機の断面図
【図９】 図８中のＡ−Ａ矢視線断面図
【図１０】 図８中のＢ矢視図
【図１１】 油分離器についてのＣ−Ｃ矢視断面図
１ 圧縮機本体
２、３ サイドブロック
４ シリンダ
５ ロータ
６ 回転軸
１３ ベーン
１４ 圧縮室
１９ 吐出室
５０ 気体圧縮機
５２ ケース
２００、２３０、２５０ 油分離器
２１０Ａ、２１０Ｂ 油分離ユニット
２１１Ａ、２１１Ｂ 外筒
２１３Ａ、２１３Ｂ 冷媒ガス案内筒
２１７Ａ、２１７Ｂ 中空部
２２１Ａ、２２１Ｂ、２４０ 仕切り板
２２５Ａ、２２５Ｂ 吐出孔
２２７Ａ、２２７Ｂ、２５１ フィルタ
Claims (6)
- 【請求項１】 ケースと、該ケース内に装着されたシリ
ンダと、該シリンダ内を回転するロータと、該ロータを
貫通する回転軸と、前記ロータと前記シリンダにより形
成され、冷媒ガスを圧縮する圧縮室と、該圧縮室で圧縮
された冷媒ガスが通過する少なくとも一つの吐出通路
と、該吐出通路に連通され、前記冷媒ガス中から潤滑油
を分離する油分離部とを備え、該油分離部は、前記吐出
通路に連通される外筒と、該外筒の内側に配設された冷
媒ガス案内筒と、該冷媒ガス案内筒と前記外筒間に形成
され、前記冷媒ガス中から前記潤滑油を遠心分離させる
遠心分離室とを備え、前記冷媒ガス案内筒には、該遠心
分離室で遠心分離された冷媒ガスが内部に導かれた後、
該冷媒ガスを周囲に吐出するための複数の吐出孔が端部
に配設され、かつ該端部は前記遠心分離室の外方に配設
されたことを特徴とする気体圧縮機。 - 【請求項２】 前記冷媒ガス案内筒の端部の周囲にフィ
ルタを備え、該フィルタは、前記吐出孔から吐出された
冷媒ガスが通過されることで、該冷媒ガス中から潤滑油
を分離することを特徴とする請求項１記載の気体圧縮
機。 - 【請求項３】 ケースと、該ケース内に装着されたシリ
ンダと、該シリンダ内を回転するロータと、該ロータを
貫通する回転軸と、前記ロータと前記シリンダにより形
成され、冷媒ガスを圧縮する圧縮室と、該圧縮室で圧縮
された冷媒ガスが通過する少なくとも一つの吐出通路
と、該吐出通路に連通され、前記冷媒ガス中から潤滑油
を分離する油分離部とを備え、該油分離部は、前記吐出
通路に連通される外筒と、該外筒の内側に配設された冷
媒ガス案内筒と、該冷媒ガス案内筒と前記外筒間に形成
され、前記冷媒ガス中から前記潤滑油を遠心分離させる
遠心分離室と、該遠心分離室に配設されたフィルタとを
備えたことを特徴とする気体圧縮機。 - 【請求項４】 前記フィルタが金網又は焼結体により形
成されたことを特徴とする請求項１、２又は３記載の気
体圧縮機。 - 【請求項５】 ケースと、該ケース内に装着されたシリ
ンダと、該シリンダ内を回転するロータと、該ロータを
貫通する回転軸と、前記ロータと前記シリンダにより形
成され、冷媒ガスを圧縮する圧縮室と、該圧縮室で圧縮
された冷媒ガスが通過する少なくとも一つの吐出通路
と、該吐出通路に連通され、前記冷媒ガス中から潤滑油
を分離する油分離部とを備え、該油分離部は、前記吐出
通路に連通される外筒と、該外筒の内側に配設された冷
媒ガス案内筒と、該冷媒ガス案内筒と前記外筒間に形成
され、前記冷媒ガス中から前記潤滑油を遠心分離させる
遠心分離室とを備え、前記外筒の内側、前記冷媒ガス案
内筒の外側及び該冷媒ガス案内筒の内側のいずれか少な
くとも一か所に複数の突起物が形成されたことを特徴と
する気体圧縮機。 - 【請求項６】 前記吐出通路は複数であり、かつ該吐出
通路の出口は、冷媒ガスが前記遠心分離室回りに一方向
に揃って回転するように向きが揃えられたことを特徴と
する請求項１、２、３、４又は５記載の気体圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002002302A JP4007577B2 (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 気体圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002002302A JP4007577B2 (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 気体圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003201964A true JP2003201964A (ja) | 2003-07-18 |
| JP4007577B2 JP4007577B2 (ja) | 2007-11-14 |
Family
ID=27642197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002002302A Expired - Fee Related JP4007577B2 (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 気体圧縮機 |
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|---|---|
| JP (1) | JP4007577B2 (ja) |
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-
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