JPH05133375A - 電動圧縮機 - Google Patents
電動圧縮機Info
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- JPH05133375A JPH05133375A JP3298761A JP29876191A JPH05133375A JP H05133375 A JPH05133375 A JP H05133375A JP 3298761 A JP3298761 A JP 3298761A JP 29876191 A JP29876191 A JP 29876191A JP H05133375 A JPH05133375 A JP H05133375A
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- gas
- oil
- electric motor
- plate
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/063—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents with coaxially-mounted members having continuously-changing circumferential spacing between them
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/026—Lubricant separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S418/00—Rotary expansible chamber devices
- Y10S418/01—Non-working fluid separation
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い回転数で運転しても圧縮機から冷凍サイ
クルへのオイル吐出量が増加しない、成績係数の高い圧
縮機を提供する。 【構成】 密閉容器１内の空間を２分割する隔壁部材１
６を設け、この隔壁部材１６に、圧縮機構部９から吐出
された高圧のガスが通るガス噴出穴１８を設けるととも
に、ガス噴出穴１８に対向する位置にガス衝突板１９を
設ける。また、密閉容器１の鏡板３に取り付けた吐出管
５を、前記密閉容器１の内側で曲げるとともに、その曲
がった部分を箱体２１で囲っている。
クルへのオイル吐出量が増加しない、成績係数の高い圧
縮機を提供する。 【構成】 密閉容器１内の空間を２分割する隔壁部材１
６を設け、この隔壁部材１６に、圧縮機構部９から吐出
された高圧のガスが通るガス噴出穴１８を設けるととも
に、ガス噴出穴１８に対向する位置にガス衝突板１９を
設ける。また、密閉容器１の鏡板３に取り付けた吐出管
５を、前記密閉容器１の内側で曲げるとともに、その曲
がった部分を箱体２１で囲っている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷暖房、あるいは冷蔵
庫等の冷却装置に用いられる電動圧縮機に関する。
庫等の冷却装置に用いられる電動圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、冷暖房、あるいは冷蔵庫等の
冷却装置にはロータリ圧縮機やスクロール圧縮機等の電
動圧縮機が用いられて来ている。
冷却装置にはロータリ圧縮機やスクロール圧縮機等の電
動圧縮機が用いられて来ている。
【０００３】この種の圧縮機を図５（特開昭６１−２１
２６８９）に示す。同図に示すように、密閉容器１０１
内には、圧縮機構部１０２、電動機１０３を構成する固
定子１０４、回転子１０５、電動機１０３の回転を圧縮
機構部１０２に伝達するクランク軸１０６を有してい
る。また、密閉容器１０１の鏡板には、低圧冷媒ガスを
吸入する吸入管１０７、高圧冷媒ガスを吐出する吐出管
１０８を備えている。
２６８９）に示す。同図に示すように、密閉容器１０１
内には、圧縮機構部１０２、電動機１０３を構成する固
定子１０４、回転子１０５、電動機１０３の回転を圧縮
機構部１０２に伝達するクランク軸１０６を有してい
る。また、密閉容器１０１の鏡板には、低圧冷媒ガスを
吸入する吸入管１０７、高圧冷媒ガスを吐出する吐出管
１０８を備えている。
【０００４】上記構成において、電動機１０３を構成す
る回転子１０５が回転すると、この回転はクランク軸１
０６によって圧縮機構部１０２に伝達される。圧縮機構
部１０２が回転して圧縮作用が発生すると、吸入管１０
７より吸い込まれた低圧の冷媒ガスは、この圧縮機構部
１０２で高圧の冷媒ガスに昇圧されて、密閉容器１０１
内に吐き出される。この後、この高圧の冷媒ガスは、電
動機１０３の隙間を通過して、固定子１０４と回転子１
０５を冷却した後、吐出管１０８より冷凍サイクル（図
示せず）へ吐出される。
る回転子１０５が回転すると、この回転はクランク軸１
０６によって圧縮機構部１０２に伝達される。圧縮機構
部１０２が回転して圧縮作用が発生すると、吸入管１０
７より吸い込まれた低圧の冷媒ガスは、この圧縮機構部
１０２で高圧の冷媒ガスに昇圧されて、密閉容器１０１
内に吐き出される。この後、この高圧の冷媒ガスは、電
動機１０３の隙間を通過して、固定子１０４と回転子１
０５を冷却した後、吐出管１０８より冷凍サイクル（図
示せず）へ吐出される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな圧縮機においては、通常運転中は、圧縮機構部１０
２の隙間をシールして圧縮効率を高めるために、圧縮中
の冷媒ガスにオイルを混入させている。また、密閉容器
１０１内には、潤滑用オイルが電動機の回転子１０５に
よって撹拌され、多量の液滴となって飛散している。
うな圧縮機においては、通常運転中は、圧縮機構部１０
２の隙間をシールして圧縮効率を高めるために、圧縮中
の冷媒ガスにオイルを混入させている。また、密閉容器
１０１内には、潤滑用オイルが電動機の回転子１０５に
よって撹拌され、多量の液滴となって飛散している。
【０００６】したがって、圧縮機構部１０２より密閉容
器１０１内に吐き出された高圧の冷媒ガスは、ここでさ
らに多量のオイル液滴と接触して、これを捕獲するの
で、吐出管１０８より多量のオイルが冷凍サイクルへ出
ていってしまう。特に、圧縮機の回転数を増加させて、
冷媒吐出量を増やすと、オイル吐出率（オイル吐出の重
量／冷媒吐出の重量）が著しく増加してしまう。
器１０１内に吐き出された高圧の冷媒ガスは、ここでさ
らに多量のオイル液滴と接触して、これを捕獲するの
で、吐出管１０８より多量のオイルが冷凍サイクルへ出
ていってしまう。特に、圧縮機の回転数を増加させて、
冷媒吐出量を増やすと、オイル吐出率（オイル吐出の重
量／冷媒吐出の重量）が著しく増加してしまう。
【０００７】圧縮機から冷凍サイクルへのオイル吐出量
が増加するのにともなって（オイル吐出率が約０．３％
を超えると）、冷凍サイクルでの配管圧力損失が増加す
るとともに、凝縮器、蒸発器などの熱交換器での熱交換
効率が低下するので、圧縮機の回転数を高くしても冷凍
能力が増加しない、あるいは、冷凍サイクルの成績係数
が低下してしまうという問題を引き起こしていた。
が増加するのにともなって（オイル吐出率が約０．３％
を超えると）、冷凍サイクルでの配管圧力損失が増加す
るとともに、凝縮器、蒸発器などの熱交換器での熱交換
効率が低下するので、圧縮機の回転数を高くしても冷凍
能力が増加しない、あるいは、冷凍サイクルの成績係数
が低下してしまうという問題を引き起こしていた。
【０００８】そこで、本発明は、圧縮機を高い回転数で
運転しても圧縮機から冷凍サイクルへのオイル吐出量が
増加しない、成績係数の高い圧縮機を提供することを目
的とするものである。
運転しても圧縮機から冷凍サイクルへのオイル吐出量が
増加しない、成績係数の高い圧縮機を提供することを目
的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記、圧縮機のオイル吐
出が増加するという問題点を解決するために本発明は、
第１の手段として、密閉容器内の空間を２分割する隔壁
部材を設け、この隔壁部材に、圧縮機構部から吐出され
た高圧のガスが通るガス噴出穴を設けるとともに、ガス
噴出穴に対向する位置にガス衝突板を設けている。
出が増加するという問題点を解決するために本発明は、
第１の手段として、密閉容器内の空間を２分割する隔壁
部材を設け、この隔壁部材に、圧縮機構部から吐出され
た高圧のガスが通るガス噴出穴を設けるとともに、ガス
噴出穴に対向する位置にガス衝突板を設けている。
【００１０】さらに、第２の手段として、圧縮機全体を
略水平に設置した圧縮機において、前記隔壁部材に、ク
ランク軸の一端を支承する軸受とオイルポンプとを取り
付け、前記オイルポンプに前記ガス衝突板を取り付けて
いる。
略水平に設置した圧縮機において、前記隔壁部材に、ク
ランク軸の一端を支承する軸受とオイルポンプとを取り
付け、前記オイルポンプに前記ガス衝突板を取り付けて
いる。
【００１１】さらに、第３の手段として、前記オイルポ
ンプを構成する吸入プレート、あるいは吐出プレートを
延長させて、前記ガス衝突板を形成している。
ンプを構成する吸入プレート、あるいは吐出プレートを
延長させて、前記ガス衝突板を形成している。
【００１２】さらに、第４の手段として、前記隔壁部材
に前記ガス噴出穴を円周上に配設するとともに、前記ガ
ス衝突板を扇状に形成している。
に前記ガス噴出穴を円周上に配設するとともに、前記ガ
ス衝突板を扇状に形成している。
【００１３】さらに、第５の手段として、前記扇状のガ
ス衝突板の外周部を前記隔壁部材の方向へ傾斜させてい
る。
ス衝突板の外周部を前記隔壁部材の方向へ傾斜させてい
る。
【００１４】また、第６の手段として、密閉容器の鏡板
に取り付けた吐出管を、前記密閉容器の内側で曲げると
ともに、その曲がった部分を箱体で囲っている。
に取り付けた吐出管を、前記密閉容器の内側で曲げると
ともに、その曲がった部分を箱体で囲っている。
【００１５】さらに、第７の手段として、前記吐出管を
囲う箱体の下部壁面を、下方向に傾斜させている。
囲う箱体の下部壁面を、下方向に傾斜させている。
【００１６】また、第８の手段として、電動機の回転子
の端部に備えたバランスウエイトにカバーをかぶせて、
円周方向の段差をなくすとともに、その回転子の外円筒
とカバーとを接合部でオーバーラップさせて、接合部の
隙間をなくす構成としている。
の端部に備えたバランスウエイトにカバーをかぶせて、
円周方向の段差をなくすとともに、その回転子の外円筒
とカバーとを接合部でオーバーラップさせて、接合部の
隙間をなくす構成としている。
【００１７】さらに、第９の手段として、前記カバーの
反バランスウエイト側最外周部に小孔を設けている。
反バランスウエイト側最外周部に小孔を設けている。
【００１８】
【作用】上記手段による作用は、いかに記すとおりであ
る。上記第１の手段によれば、オイルを多量に含んだ冷
媒ガスが隔壁部材のガス噴出穴より噴流となって吹き出
し、ガス衝突板に高速で衝突して、衝突板にそって広が
る。このとき、オイルのみが衝突板に付着するので、冷
媒ガスからオイルが分離し、その結果、吐出管から圧縮
機の外へ出ていくオイル量、すなわち、オイル吐出量が
著しく減少する。
る。上記第１の手段によれば、オイルを多量に含んだ冷
媒ガスが隔壁部材のガス噴出穴より噴流となって吹き出
し、ガス衝突板に高速で衝突して、衝突板にそって広が
る。このとき、オイルのみが衝突板に付着するので、冷
媒ガスからオイルが分離し、その結果、吐出管から圧縮
機の外へ出ていくオイル量、すなわち、オイル吐出量が
著しく減少する。
【００１９】第２の手段によれば、隔壁部材に、クラン
ク軸の一端を支承する軸受とオイルポンプを取り付け、
さらにオイルポンプにガス衝突板を取り付けているの
で、軸受、オイルポンプおよびガス衝突板の支持部品が
不要となって、構成が簡単になる。
ク軸の一端を支承する軸受とオイルポンプを取り付け、
さらにオイルポンプにガス衝突板を取り付けているの
で、軸受、オイルポンプおよびガス衝突板の支持部品が
不要となって、構成が簡単になる。
【００２０】第３の手段によれば、オイルポンプを構成
する吸入プレート、あるいは吐出プレートを延長させ
て、ガス衝突板を構成するので、部品点数が少なくなっ
て、圧縮機のコストを低減することができる。
する吸入プレート、あるいは吐出プレートを延長させ
て、ガス衝突板を構成するので、部品点数が少なくなっ
て、圧縮機のコストを低減することができる。
【００２１】第４の手段によれば、隔壁部材にガス噴出
穴を円周上に配設するとともに、ガス衝突板を扇状に形
成しているので、ガス噴出穴を有効に配置でき、かつ衝
突板の全面積をオイルの分離に有効に使うことになり、
密閉容器内でオイルの分離性能が高くなる。
穴を円周上に配設するとともに、ガス衝突板を扇状に形
成しているので、ガス噴出穴を有効に配置でき、かつ衝
突板の全面積をオイルの分離に有効に使うことになり、
密閉容器内でオイルの分離性能が高くなる。
【００２２】第５の手段によれば、扇状のガス衝突板の
外周部を隔壁部材の方向へ傾斜させているので、冷媒ガ
スが衝突板に接触している時間が長くなって、その分オ
イルの分離性能が向上する。
外周部を隔壁部材の方向へ傾斜させているので、冷媒ガ
スが衝突板に接触している時間が長くなって、その分オ
イルの分離性能が向上する。
【００２３】第６の手段によれば、密閉容器の鏡板に取
り付けた吐出管を、密閉容器の内側で曲げるとともに、
その曲がった部分を箱体で囲っているので、冷媒ガスが
吐出管より出て行くまでに、密閉容器内で紆余曲折し
て、前記の箱体に接触する機会が多くなる。その結果、
冷媒ガスに含まれたオイルが箱体に接触して効率よく分
離する。
り付けた吐出管を、密閉容器の内側で曲げるとともに、
その曲がった部分を箱体で囲っているので、冷媒ガスが
吐出管より出て行くまでに、密閉容器内で紆余曲折し
て、前記の箱体に接触する機会が多くなる。その結果、
冷媒ガスに含まれたオイルが箱体に接触して効率よく分
離する。
【００２４】第７の手段によれば、吐出管を囲う箱体の
下部壁面を下方向に傾斜させているので、箱体にて分離
されたオイルが下に落ち易くなる。その結果、分離した
オイルが再び冷媒に捕獲され難くなって、箱体によるオ
イルの分離効果を助けることとなる。
下部壁面を下方向に傾斜させているので、箱体にて分離
されたオイルが下に落ち易くなる。その結果、分離した
オイルが再び冷媒に捕獲され難くなって、箱体によるオ
イルの分離効果を助けることとなる。
【００２５】第８の手段によれば、電動機の回転子の端
部に備えたバランスウエイトにカバーをかぶせて、円周
方向の段差をなくしているので、バランスウエイトが密
閉容器の下部に溜ったオイルを１回転毎に撹拌すること
が無くなって、密閉容器内に飛散するオイル粒子が減少
し、その結果、オイル吐出量が減少する。
部に備えたバランスウエイトにカバーをかぶせて、円周
方向の段差をなくしているので、バランスウエイトが密
閉容器の下部に溜ったオイルを１回転毎に撹拌すること
が無くなって、密閉容器内に飛散するオイル粒子が減少
し、その結果、オイル吐出量が減少する。
【００２６】第９の手段によれば、カバーの反バランス
ウエイト側最外周部に小孔を設けているので、カバー内
の空間に溜ったオイルが遠心力でこの孔より密閉容器内
へ出てしまう。その結果、停止時にカバー内の空間にオ
イルが溜った場合においても、運転中この小孔からオイ
ルが出てしまうのでバランスが崩れることなく、静粛な
運転が行われる。
ウエイト側最外周部に小孔を設けているので、カバー内
の空間に溜ったオイルが遠心力でこの孔より密閉容器内
へ出てしまう。その結果、停止時にカバー内の空間にオ
イルが溜った場合においても、運転中この小孔からオイ
ルが出てしまうのでバランスが崩れることなく、静粛な
運転が行われる。
【００２７】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参考
に説明する。
に説明する。
【００２８】図１は、本発明の一実施例である。同図に
おいて、１は密閉容器、２および３は密閉容器の鏡板、
４は吸入管、５は吐出管である。６は電動機、７は電動
機の固定子、８は電動機の回転子、９は圧縮機構部であ
る。１０は電動機の回転力を圧縮機構部９に伝達するク
ランク軸である。本実施例はスクロール圧縮機であるの
で、圧縮機構部９は、旋回スクロール１１、固定スクロ
ール１２、旋回軸受１３および、軸受部品１４等から構
成されている。軸受部品１４はクランク軸１０の大軸部
１５を支承している。１６は隔壁部材で密閉容器１に固
定してあり、この密閉容器１を圧縮機構部９が存在する
空間と吐出管５が存在する空間とに２分割している。
おいて、１は密閉容器、２および３は密閉容器の鏡板、
４は吸入管、５は吐出管である。６は電動機、７は電動
機の固定子、８は電動機の回転子、９は圧縮機構部であ
る。１０は電動機の回転力を圧縮機構部９に伝達するク
ランク軸である。本実施例はスクロール圧縮機であるの
で、圧縮機構部９は、旋回スクロール１１、固定スクロ
ール１２、旋回軸受１３および、軸受部品１４等から構
成されている。軸受部品１４はクランク軸１０の大軸部
１５を支承している。１６は隔壁部材で密閉容器１に固
定してあり、この密閉容器１を圧縮機構部９が存在する
空間と吐出管５が存在する空間とに２分割している。
【００２９】この隔壁部材１６の中央部には、クランク
軸１０の一端を支承する第２の軸受１７を取り付けてい
る。また、隔壁部材１６には、冷媒ガスが通るガス噴出
穴１８を複数個設けている。そして、このガス噴出穴１
８に対向する位置にガス衝突板１９を設けている。２０
は、圧縮機構部９の摺動部に潤滑油を供給するオイルポ
ンプであって、オイルポンプ２０の吸入ポートを備えた
吸入板を延長して、前記のガス衝突板１９を構成してい
る。２１は、吐出管５の周囲を囲むように構成している
箱体であり、吐出管５は、この箱体２１の内部で上方に
曲げて構成している。
軸１０の一端を支承する第２の軸受１７を取り付けてい
る。また、隔壁部材１６には、冷媒ガスが通るガス噴出
穴１８を複数個設けている。そして、このガス噴出穴１
８に対向する位置にガス衝突板１９を設けている。２０
は、圧縮機構部９の摺動部に潤滑油を供給するオイルポ
ンプであって、オイルポンプ２０の吸入ポートを備えた
吸入板を延長して、前記のガス衝突板１９を構成してい
る。２１は、吐出管５の周囲を囲むように構成している
箱体であり、吐出管５は、この箱体２１の内部で上方に
曲げて構成している。
【００３０】また、クランク軸１０の大軸１３側には、
第１のバランスウエイト２３が取り付けてあり、一方、
電動機回転子８の隔壁部材１６側には、第２のバランス
ウエイト２３が取り付けてある。
第１のバランスウエイト２３が取り付けてあり、一方、
電動機回転子８の隔壁部材１６側には、第２のバランス
ウエイト２３が取り付けてある。
【００３１】次に、このような構成によるスクロール圧
縮機の動作について説明する。電動機回転子８の回転に
ともなって、クランク軸１０、旋回軸受１３が回転し、
その結果、旋回スクロール１１が固定スクロール１２の
周囲を旋回運動し、旋回スクロール１１と固定スクロー
ル１２の空間に圧縮作用が発生する。すると、低圧の冷
媒ガスが吸入管４から吸い込まれて、旋回スクロール１
１と固定スクロール１２の空間で圧縮されて、吐出穴２
４から密閉容器１内に吐き出される。両スクロール間の
隙間をシールして圧縮効率を高めるために、圧縮中の冷
媒ガスにオイルを混入させているので、吐き出された高
圧の冷媒ガスは、一定量のオイルを含んでいる。その
後、高圧の冷媒ガスは圧縮機構部９に設けたガス通路２
５、電動機固定子７に設けたガス通路２６を通過して、
固定子７と隔壁部材１６に挟まれた空間に到達する。こ
の空間は、電動機回転子８でまき上げられた多量のオイ
ルの液滴が飛散しているので、冷媒ガスはこれらのオイ
ル液滴を捕獲し、多量のオイルを含むことになる。
縮機の動作について説明する。電動機回転子８の回転に
ともなって、クランク軸１０、旋回軸受１３が回転し、
その結果、旋回スクロール１１が固定スクロール１２の
周囲を旋回運動し、旋回スクロール１１と固定スクロー
ル１２の空間に圧縮作用が発生する。すると、低圧の冷
媒ガスが吸入管４から吸い込まれて、旋回スクロール１
１と固定スクロール１２の空間で圧縮されて、吐出穴２
４から密閉容器１内に吐き出される。両スクロール間の
隙間をシールして圧縮効率を高めるために、圧縮中の冷
媒ガスにオイルを混入させているので、吐き出された高
圧の冷媒ガスは、一定量のオイルを含んでいる。その
後、高圧の冷媒ガスは圧縮機構部９に設けたガス通路２
５、電動機固定子７に設けたガス通路２６を通過して、
固定子７と隔壁部材１６に挟まれた空間に到達する。こ
の空間は、電動機回転子８でまき上げられた多量のオイ
ルの液滴が飛散しているので、冷媒ガスはこれらのオイ
ル液滴を捕獲し、多量のオイルを含むことになる。
【００３２】この後、多量のオイルを含んだ冷媒ガス
は、隔壁部材１６にあけたガス噴出穴１６より、噴流と
なって吹き出し、ガス衝突板１９に高速で衝突する。高
速でガス衝突板１９に衝突した冷媒ガスはこの板に付着
して流れるので、ガスと板とは長い時間接触することに
なる。この接触中に冷媒ガスに含まれるオイルが衝突板
１９に順次付着していき、付着したオイルはガス衝突板
１９上でその表面張力によって、より大きなオイル液滴
に成長して流れ落ちる。このような衝突分離によって、
冷媒ガスから多量のオイルが分離される。
は、隔壁部材１６にあけたガス噴出穴１６より、噴流と
なって吹き出し、ガス衝突板１９に高速で衝突する。高
速でガス衝突板１９に衝突した冷媒ガスはこの板に付着
して流れるので、ガスと板とは長い時間接触することに
なる。この接触中に冷媒ガスに含まれるオイルが衝突板
１９に順次付着していき、付着したオイルはガス衝突板
１９上でその表面張力によって、より大きなオイル液滴
に成長して流れ落ちる。このような衝突分離によって、
冷媒ガスから多量のオイルが分離される。
【００３３】ガス衝突板１９に衝突した後、冷媒ガスは
このガス衝突板１９の外周部を迂回し、箱体２１の周囲
を回り込んで、最後に曲がった吐出管５より密閉容器１
の外へ出ていく。箱体２１の周囲を迂回して冷媒ガスが
流れる時に、この箱体２１に冷媒ガスが接触して、残り
のオイルがさらに分離される。
このガス衝突板１９の外周部を迂回し、箱体２１の周囲
を回り込んで、最後に曲がった吐出管５より密閉容器１
の外へ出ていく。箱体２１の周囲を迂回して冷媒ガスが
流れる時に、この箱体２１に冷媒ガスが接触して、残り
のオイルがさらに分離される。
【００３４】これらの、衝突分離と接触分離によって、
冷媒ガスに含まれたオイルはほとんど取り除かれること
になる。
冷媒ガスに含まれたオイルはほとんど取り除かれること
になる。
【００３５】また、図２には図１のＡ−Ａ断面図を示し
ているが、隔壁部材１６にはガス噴出穴１８を円周上に
配設するとともに、ガス衝突板１９を扇状に形成してい
る。このようにしているので、ガス噴出穴１８を有効に
配置でき、かつガス衝突板１９の全面積をオイルの分離
に有効に使うことになるので、密閉容器１内でオイルの
分離性能が高くなる。
ているが、隔壁部材１６にはガス噴出穴１８を円周上に
配設するとともに、ガス衝突板１９を扇状に形成してい
る。このようにしているので、ガス噴出穴１８を有効に
配置でき、かつガス衝突板１９の全面積をオイルの分離
に有効に使うことになるので、密閉容器１内でオイルの
分離性能が高くなる。
【００３６】また、扇状のガス衝突板１９の外周部を隔
壁部材１６の方向へ傾斜させている。このようにしてい
るので、冷媒ガスがガス衝突板１９に接触している時間
が長くなって、その分オイルの分離性能が向上する。
壁部材１６の方向へ傾斜させている。このようにしてい
るので、冷媒ガスがガス衝突板１９に接触している時間
が長くなって、その分オイルの分離性能が向上する。
【００３７】また、吐出管５を囲う箱体２１の下部壁面
を下方向に傾斜させている。このようにしているので、
箱体で分離されたオイルが下に落ち易くなる。その結
果、分離したオイルが再び冷媒に捕獲され難くなって、
箱体２１のオイル分離効果を助けることとなる。
を下方向に傾斜させている。このようにしているので、
箱体で分離されたオイルが下に落ち易くなる。その結
果、分離したオイルが再び冷媒に捕獲され難くなって、
箱体２１のオイル分離効果を助けることとなる。
【００３８】さて、図３に示すように、回転子８の外円
筒２８とカバー２７との接合部に隙間が存在すると、ロ
ータ８の回転に伴って、矢印で示すような冷媒ガスの循
環が発生する。すると、この循環によってオイルの飛散
が増加して、結果的には、圧縮機のオイル吐出量が増加
してしまうこととなる。
筒２８とカバー２７との接合部に隙間が存在すると、ロ
ータ８の回転に伴って、矢印で示すような冷媒ガスの循
環が発生する。すると、この循環によってオイルの飛散
が増加して、結果的には、圧縮機のオイル吐出量が増加
してしまうこととなる。
【００３９】したがって、本発明は図４に示すように、
第２のバランスウエイト２３にカバー２７をかぶせて円
周方向の段差をなくすとともに、回転子８の外円筒２８
とカバー２７とを接合部でオーバーラップさせて、この
接合部の隙間をなくしている。
第２のバランスウエイト２３にカバー２７をかぶせて円
周方向の段差をなくすとともに、回転子８の外円筒２８
とカバー２７とを接合部でオーバーラップさせて、この
接合部の隙間をなくしている。
【００４０】また、カバー２７の反バランスウエイト側
最外周部に小孔２９を設けている。すると、停止中にカ
バー２７内の空間にオイルが溜った場合にも、回転子８
の回転によって、オイルが遠心力でこの孔より密閉容器
内へ出てしまう。その結果、溜ったオイルでバランスが
崩れることなく、静粛な運転が行われる。
最外周部に小孔２９を設けている。すると、停止中にカ
バー２７内の空間にオイルが溜った場合にも、回転子８
の回転によって、オイルが遠心力でこの孔より密閉容器
内へ出てしまう。その結果、溜ったオイルでバランスが
崩れることなく、静粛な運転が行われる。
【００４１】
【発明の効果】密閉容器内の空間を２分割する隔壁部材
を設け、この隔壁部材に、圧縮機構部から吐出された高
圧のガスが通るガス噴出穴を設けるとともに、ガス噴出
穴に対向する位置にガス衝突板を設けているので、衝突
分離によって冷媒ガスからオイルが多量に分離し、その
結果、吐出管から圧縮機の外へ出ていくオイル量、すな
わち、オイル吐出量が著しく減少するという効果が得ら
れる。
を設け、この隔壁部材に、圧縮機構部から吐出された高
圧のガスが通るガス噴出穴を設けるとともに、ガス噴出
穴に対向する位置にガス衝突板を設けているので、衝突
分離によって冷媒ガスからオイルが多量に分離し、その
結果、吐出管から圧縮機の外へ出ていくオイル量、すな
わち、オイル吐出量が著しく減少するという効果が得ら
れる。
【００４２】また、圧縮機全体を略水平に設置した圧縮
機において、前記隔壁部材に、クランク軸の一端を支承
する軸受とオイルポンプとを取り付け、前記オイルポン
プに前記ガス衝突板を取り付けているので、軸受、オイ
ルポンプおよびガス衝突板の支持部品が不要となって、
構成が簡単になるという効果が得られる。
機において、前記隔壁部材に、クランク軸の一端を支承
する軸受とオイルポンプとを取り付け、前記オイルポン
プに前記ガス衝突板を取り付けているので、軸受、オイ
ルポンプおよびガス衝突板の支持部品が不要となって、
構成が簡単になるという効果が得られる。
【００４３】また、前記オイルポンプを構成する吸入プ
レート、あるいは吐出プレートを延長させて、前記ガス
衝突板を形成しているので、部品点数が少なくなって、
圧縮機のコストを低減することができる。
レート、あるいは吐出プレートを延長させて、前記ガス
衝突板を形成しているので、部品点数が少なくなって、
圧縮機のコストを低減することができる。
【００４４】また、前記隔壁部材に前記ガス噴出穴を円
周上に配設するとともに、前記ガス衝突板を扇状に形成
しているので、ガス噴出穴を有効に配置でき、かつ衝突
板の全面積をオイルの分離に有効に使うことになるの
で、密閉容器内でオイルの分離性能が高くなるという効
果が得られる。
周上に配設するとともに、前記ガス衝突板を扇状に形成
しているので、ガス噴出穴を有効に配置でき、かつ衝突
板の全面積をオイルの分離に有効に使うことになるの
で、密閉容器内でオイルの分離性能が高くなるという効
果が得られる。
【００４５】また、前記扇状のガス衝突板の外周部を前
記隔壁部材の方向へ傾斜させているので、冷媒ガスが衝
突板に接触している時間が長くなって、その分オイルの
分離性能が向上するという効果が得られる。
記隔壁部材の方向へ傾斜させているので、冷媒ガスが衝
突板に接触している時間が長くなって、その分オイルの
分離性能が向上するという効果が得られる。
【００４６】また、密閉容器の鏡板に取り付けた吐出管
を、前記密閉容器の内側で曲げるとともに、その曲がっ
た部分を箱体で囲っているので、冷媒ガスが吐出管より
出て行くまでに、密閉容器内で紆余曲折して、前記の箱
体に接触する機会が多くなり、その結果、冷媒ガスに含
まれたオイルが箱体に接触して効率よく分離するという
効果が得られる。
を、前記密閉容器の内側で曲げるとともに、その曲がっ
た部分を箱体で囲っているので、冷媒ガスが吐出管より
出て行くまでに、密閉容器内で紆余曲折して、前記の箱
体に接触する機会が多くなり、その結果、冷媒ガスに含
まれたオイルが箱体に接触して効率よく分離するという
効果が得られる。
【００４７】また、前記吐出管を囲う箱体の下部壁面
を、下方向に傾斜させているので、箱体にて分離された
オイルが下に落ち易くなる。その結果、分離したオイル
が再び冷媒に捕獲され難くなって、箱体によるオイルの
分離効果を助けることとなる。
を、下方向に傾斜させているので、箱体にて分離された
オイルが下に落ち易くなる。その結果、分離したオイル
が再び冷媒に捕獲され難くなって、箱体によるオイルの
分離効果を助けることとなる。
【００４８】また、電動機の回転子の端部に備えたバラ
ンスウエイトにカバーをかぶせて、円周方向の段差をな
くすとともに、その回転子の外円筒とカバーとを接合部
でオーバーラップさせて、接合部の隙間をなくす構成と
しているので、密閉容器内で飛散するオイル粒子が減少
し、その結果、オイル吐出量が減少するという効果が得
られる。
ンスウエイトにカバーをかぶせて、円周方向の段差をな
くすとともに、その回転子の外円筒とカバーとを接合部
でオーバーラップさせて、接合部の隙間をなくす構成と
しているので、密閉容器内で飛散するオイル粒子が減少
し、その結果、オイル吐出量が減少するという効果が得
られる。
【００４９】また、前記カバーの反バランスウエイト側
最外周部に小孔を設けているので、カバー内の空間にオ
イルが溜ることがなくなって、バランスが崩れることな
く高速運転が可能となり、静粛な運転が行われるという
効果が得られる。
最外周部に小孔を設けているので、カバー内の空間にオ
イルが溜ることがなくなって、バランスが崩れることな
く高速運転が可能となり、静粛な運転が行われるという
効果が得られる。
【図１】本発明の１実施例を示すスクロール圧縮機の断
面図
面図
【図２】図１に示すスクロール圧縮機のＡ−Ａ断面図
【図３】本発明を説明するための電動機回転子部の詳細
断面図
断面図
【図４】本発明のスクロール圧縮機の電動機ロータ部の
詳細断面図
詳細断面図
【図５】従来のスクロール圧縮機の断面図
１ 密閉容器 ６ 電動機 ７ 固定子 ８ 回転子 ９ 圧縮機構部 １０ クランク軸 １６ 隔壁部材 １７ 第２の軸受 １８ ガス噴出穴 １９ ガス衝突板 ２０ オイルポンプ ２１ 箱体 ２２ 第２のバランスウエイト ２７ バランスウエイトカバー ２８ 回転子の外円筒 ２９ 小孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 正太郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小嶋 能宣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山村 道生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 修一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (9)
- 【請求項１】密閉容器内に、圧縮機構部と、この圧縮機
構部を駆動する電動機と、この電動機の回転力を前記圧
縮機構部に伝達するクランク軸と、前記密閉容器内の空
間を前記圧縮機構部が存在する空間と吐出管が存在する
空間とに２分割する隔壁部材とを備え、この隔壁部材
に、前記圧縮機構部から吐出された高圧のガスが通るガ
ス噴出穴を設けるとともに、このガス噴出穴に対向する
位置にガス衝突板を設けてなる電動圧縮機。 - 【請求項２】隔壁部材に、クランク軸の一端を支承する
軸受と、圧縮機構部の摺動部に潤滑油を供給するオイル
ポンプとを取り付け、前記オイルポンプにガス衝突板を
取り付けるとともに、圧縮機全体を略水平に設置してな
る請求項１記載の電動圧縮機。 - 【請求項３】オイルポンプを構成する吸入プレート、あ
るいは吐出プレートを延長させて、ガス衝突板を形成し
てなる請求項２記載の電動圧縮機。 - 【請求項４】隔壁部材には前記ガス噴出穴を円周上に配
設するとともに、前記ガス衝突板を扇状に形成してなる
請求項１〜３のいずれかに記載の電動圧縮機。 - 【請求項５】扇状のガス衝突板の外周部を隔壁部材の方
向へ傾斜させてなる請求項４記載の電動圧縮機。 - 【請求項６】密閉容器内に、圧縮機構部と、この圧縮機
構部を駆動する電動機と、前記圧縮機構部の摺動部に潤
滑油を供給するオイルポンプとを備え、前記密閉容器は
前記圧縮機構部より吐き出された高圧の冷媒ガスが作用
する空間となし、前記密閉容器の鏡板に取り付けた吐出
管を、密閉容器の内側で曲げるとともに、その曲がった
部分を箱体で囲ってなる電動圧縮機。 - 【請求項７】吐出管を囲う箱体の下部壁面を下方向に傾
斜させてなる請求項６記載の電動圧縮機。 - 【請求項８】略水平に設置した密閉容器内に、圧縮機構
部と、この圧縮機構部を駆動する電動機と、前記圧縮機
構部の摺動部に潤滑油を供給するオイルポンプとを備
え、前記電動機の回転子の少なくとも一方の端部にはバ
ランスウエイトを備え、このバランスウエイトにカバー
をかぶせて円周方向の段差をなくすとともに、前記回転
子の外円筒と前記カバーとを接合部でオーバーラップさ
せて、この接合部の隙間をなくしてなる電動圧縮機。 - 【請求項９】カバーの反バランスウエイト側最外周部に
小孔を設けてなる請求項８記載の電動圧縮機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298761A JPH05133375A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 電動圧縮機 |
| MYPI92002039A MY108124A (en) | 1991-11-14 | 1992-11-11 | Motor compressor |
| KR1019920021211A KR970003262B1 (ko) | 1991-11-14 | 1992-11-12 | 전동압축기 |
| US07/974,425 US5391066A (en) | 1991-11-14 | 1992-11-12 | Motor compressor with lubricant separation |
| CN92112810A CN1026609C (zh) | 1991-11-14 | 1992-11-19 | 电动压缩机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3298761A JPH05133375A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 電動圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05133375A true JPH05133375A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17863887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3298761A Pending JPH05133375A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 電動圧縮機 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5391066A (ja) |
| JP (1) | JPH05133375A (ja) |
| KR (1) | KR970003262B1 (ja) |
| CN (1) | CN1026609C (ja) |
| MY (1) | MY108124A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5494412A (en) * | 1993-04-26 | 1996-02-27 | Goldstar Co., Ltd. | Oil delivery prevention device for horizontal type rotary compressor |
| JP2007205282A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Daikin Ind Ltd | 回転機械および圧縮機 |
| JP2013087694A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Hitachi Appliances Inc | 横型圧縮機 |
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| US7094043B2 (en) * | 2002-09-23 | 2006-08-22 | Tecumseh Products Company | Compressor having counterweight shield |
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| CN108757446B (zh) * | 2018-07-03 | 2023-10-27 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 涡旋压缩机及具有其的车辆 |
| EP3857069A4 (en) | 2018-09-28 | 2022-05-11 | Emerson Climate Technologies, Inc. | COMPRESSOR OIL MANAGEMENT SYSTEM |
| US11125233B2 (en) | 2019-03-26 | 2021-09-21 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having oil allocation member |
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-
1991
- 1991-11-14 JP JP3298761A patent/JPH05133375A/ja active Pending
-
1992
- 1992-11-11 MY MYPI92002039A patent/MY108124A/en unknown
- 1992-11-12 KR KR1019920021211A patent/KR970003262B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-11-12 US US07/974,425 patent/US5391066A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-19 CN CN92112810A patent/CN1026609C/zh not_active Expired - Fee Related
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| US5391066A (en) | 1995-02-21 |
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| CN1073238A (zh) | 1993-06-16 |
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