JPH05261246A - 脱臭器及びそれの運転方法 - Google Patents

脱臭器及びそれの運転方法

Info

Publication number
JPH05261246A
JPH05261246A JP4093338A JP9333892A JPH05261246A JP H05261246 A JPH05261246 A JP H05261246A JP 4093338 A JP4093338 A JP 4093338A JP 9333892 A JP9333892 A JP 9333892A JP H05261246 A JPH05261246 A JP H05261246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
odor
catalyst
ozonizer
value
deodorizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4093338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3087432B2 (ja
Inventor
Yuji Aso
雄二 麻生
Masami Ando
正美 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP04093338A priority Critical patent/JP3087432B2/ja
Publication of JPH05261246A publication Critical patent/JPH05261246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3087432B2 publication Critical patent/JP3087432B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1においセンサが計測した脱臭器入口にお
けるにおい値をA1とし、第2においセンサが計測した
触媒を通った後の空気のにおい値をA2とし、A1が許
容におい値に相当する基準値B1を越え、且つ、(A1
−A2)/A1の式で求めらる値が基準値B2以下の場
合に、オゾナイザを運転してオゾンで触媒上のにおい成
分を無臭化し、又、上記(A1−A2)/A1の値が基
準値B2を越えた場合に、オゾナイザを停止する。 【効果】 第1においセンサ、オゾナイザ、触媒および
第2においセンサから脱臭器を構成し、オゾナイザを間
欠運転するようにしたので、脱臭器の寿命を大幅に延ば
すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脱臭器及びそれの運転方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の脱臭器の原理図であり、脱
臭器100はにおいセンサ101と、オゾン(O3)を
発生するためのオゾナイザ102と、においを分解する
触媒103とを直列に配置してなり、においセンサ10
1は一定以上のにおいのレベルを検知すると、オゾナイ
ザ用ON/オフ制御器104を始動し、オゾナイザ10
2を運転する。
【0003】オゾナイザ102はO2をO3に変換する。
生成されたO3は触媒103に吸着されている臭気を分
解し、無臭化する。なお、臭気を含む空気はファン(図
示せず)で強制移動される場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にオゾナイザ10
2は電極間に絶縁体を介在し、電極間に高圧電源を印加
するものが採用される。ところが、オゾナイザ102は
放電によるその電極の消耗が激しく、寿命は比較的短
い。
【0005】よって、オゾナイザ102の寿命が脱臭器
自体の寿命を短くしてしまう。そこで、本発明の脱臭器
はオゾナイザを必要最小限時間だけ間欠動作させること
によりトータル的な脱臭器の寿命向上を図ったので、そ
の内容を以下に述べる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、脱臭器入口の
空気のにおい成分を定量的に計測する第1においセンサ
と、空気中の酸素を放電現象でオゾンに変換するオゾナ
イザと、におい成分を吸着する触媒と、この触媒を通っ
た空気に残っているにおい成分を定量的に計測する第2
においセンサとからなり、空気の流れ方向に、第1にお
いセンサ、オゾナイザ、触媒、第2においセンサの順に
並べたことを特徴とする。
【0007】
【作用】第1においセンサが計測した脱臭器入口におけ
るにおい値をA1とし、第2においセンサが計測した触
媒を通った後の空気のにおい値をA2とし、A1が許容
におい値に相当する基準値B1を越え、且つ、(A1−
A2)/A1の式で求めらる値が基準値B2以下の場合
に、オゾナイザを運転してオゾンで触媒上のにおい成分
を無臭化し、又、上記(A1−A2)/A1の値が基準
値B2を越えた場合に、オゾナイザを停止するようにし
たことを特徴とする。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。
【0009】図1は本発明の脱臭器の原理図であり、脱
臭器1は、対象空気の流れ方向に直列に配置された第1
においセンサ2、オゾナイザ3、触媒4、第2においセ
ンサ5及びファン6とからなる。
【0010】第1においセンサ2及び第2においセンサ
5は例えば硫化水素(H2S)で導電率が増加する二酸
化スズ(SnO2)や、アンモニア(NH3)で導電率が
増加するWO3(Auをドープ)をエレメントとした厚
膜ガスセンサが好適であり、これらセンサを1個又は複
数種組合わせることで、トイレの臭気を定量的に検知で
きる。
【0011】オゾナイザ3は絶縁体を間にして配置した
電極間に高圧電源を掛け、放電現象にてO2をO3に変換
するものである。
【0012】触媒4は、例えばMnO2とTiO2の混合
物が好適である。
【0013】図2(a)〜(d)は触媒の作用図であ
り、図2(a)に示す通り臭気成分が触媒に吸着され
る。時間とともに臭気成分が触媒の表面に蓄積するの
で、いわゆるオーバーフロー現象で臭気成分の捕集率は
低下する。
【0014】そこで、図2(b)に示す通り、オゾン
(O3)を触媒に供給すると、触媒はオゾン(O3)を酸
素(O2)と活性酸素(O*)に分解し、この活性酸素
(O*)が臭気を酸化し(図2(c))、無臭物に変換
する(図2(d))。
【0015】例えばトイレの臭気の主成分である硫化水
素(H2S)の酸化分解の一例を次に示す。 H2S + 3O3 → SO2 + H2O + 3O2 悪臭物であるH2Sは無臭なSO2に変換されたことにな
る。
【0016】以上の構成からなる脱臭器の作動方法につ
いて次に説明する。図3は本発明の脱臭器の運転フロー
図であり、脱臭器は通電されると、ステップ1(「ST
01」と略す。以下、同)で第1においセンサ2は雰囲
気のにおい値A1を定量計測する。ST02でにおい値
A1が基準値B1(許容においレベルに相当)を越える
と、ST03でファンが始動する。
【0017】ファンの運転により、空気は触媒に送ら
れ、触媒に臭気成分が吸着捕集されるので、脱臭が図れ
る(ST04)。この結果は、第2においセンサで計測
され(ST05)、その計測レベルはにおい値A2とさ
れる。
【0018】このにおい値A2のレベルは徐々に上昇す
るので、ST06にて(A1−A2)/A1を計算す
る。この値が一定の基準値B2を越えた場合であれば、
触媒のみの脱臭作用が継続され、もし、におい値A1が
基準値B1を下回ればST02からNoのルートを通っ
て、ファンは止められ脱臭器は止められる。
【0019】一方、ST06において(A1−A2)/
A1が基準値B2以下の場合は、触媒表面の臭気成分が
十分に蓄積されたことになるので、ST07にてオゾナ
イザは運転を開始し、図2(c),(d)の要領で臭気
成分を無臭化する。
【0020】臭気レベルが下がれば、ST06の判別ス
テップからNoのルートを進み、ST02〜ST05の
触媒のみによる脱臭作用に移り、更に臭気レベルが下が
ればST02からNoのルートを進み脱臭器は停止され
る。
【0021】即ち、本発明の脱臭器は触媒及びファンが
連続的に運転されるのに対して、オゾナイザは間欠運転
されることに特徴がある。
【0022】触媒及びファンの累積運転時間が100、
オゾナイザの累積運転時間が30であれば、従来、連続
的にオゾナイザを運転していたものに対して、本発明の
オゾナイザは約3倍の寿命を期待できる。その分だけ脱
臭器1の変換期間が延びるので実用上好ましい。
【0023】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明は、第1におい
センサ、オゾナイザ、触媒、第2においセンサから脱臭
器を構成してオゾナイザを間欠運転するようにしたの
で、脱臭器の寿命を大幅に延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱臭器の原理図
【図2】触媒の作用図
【図3】本発明の脱臭器の運転フロー図
【図4】従来の脱臭器の原理図
【符号の説明】
1…脱臭器、2…第1においセンサ、3…オゾナイザ、
4…触媒、5…第2においセンサ、6…ファン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱臭器入口の空気のにおい成分を定量的
    に計測する第1においセンサと、空気中の酸素を放電現
    象でオゾンに変換するオゾナイザと、におい成分を吸着
    する触媒と、この触媒を通った空気に残っているにおい
    成分を定量的に計測する第2においセンサとからなり、
    空気の流れ方向に、第1においセンサ、オゾナイザ、触
    媒、第2においセンサの順に並べてなる脱臭器。
  2. 【請求項2】 第1においセンサが計測した脱臭器入口
    におけるにおい値をA1とし、第2においセンサが計測
    した触媒を通った後の空気のにおい値をA2とし、前記
    A1が許容におい値に相当する基準値B1を越え、且
    つ、(A1−A2)/A1の式で求めらる値が基準値B
    2以下の場合に、オゾナイザを運転してオゾンで触媒上
    のにおい成分を無臭化し、又、上記(A1−A2)/A
    1の値が基準値B2を越えた場合に、オゾナイザを停止
    するようにしたことを特徴とする脱臭器の運転方法。
JP04093338A 1992-03-19 1992-03-19 脱臭器及びそれの運転方法 Expired - Fee Related JP3087432B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04093338A JP3087432B2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 脱臭器及びそれの運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04093338A JP3087432B2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 脱臭器及びそれの運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05261246A true JPH05261246A (ja) 1993-10-12
JP3087432B2 JP3087432B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=14079487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04093338A Expired - Fee Related JP3087432B2 (ja) 1992-03-19 1992-03-19 脱臭器及びそれの運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3087432B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005018690A1 (en) * 2003-08-16 2005-03-03 Reckitt Benckiser (Uk) Limited Dispenser
WO2005039656A1 (en) * 2003-10-16 2005-05-06 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Odor controlling article including a visual indicating device for monitoring odor absorption
JP2013517852A (ja) * 2010-01-27 2013-05-20 アールエイチティー リミテッド 空気清浄装置及び空気清浄方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005018690A1 (en) * 2003-08-16 2005-03-03 Reckitt Benckiser (Uk) Limited Dispenser
WO2005039656A1 (en) * 2003-10-16 2005-05-06 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Odor controlling article including a visual indicating device for monitoring odor absorption
JP2013517852A (ja) * 2010-01-27 2013-05-20 アールエイチティー リミテッド 空気清浄装置及び空気清浄方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3087432B2 (ja) 2000-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU671345B2 (en) Environment decontaminating system having air cleaning and deodorizing function
WO2002053196A1 (fr) Dispositif desodorisant
JP3087432B2 (ja) 脱臭器及びそれの運転方法
KR100584505B1 (ko) 오존 및 음이온 발생을 이용한 살균 탈취 청정 방법 및살균 탈취 청정장치
Lang et al. An XPS study of nitric oxide, carbon monoxide and oxygen adsorption on Pt (210)
JP2004275290A (ja) 空気清浄装置
KR101194702B1 (ko) 플라즈마 방전을 이용한 악취성분제거장치
JPH0630198Y2 (ja) 空気清浄脱臭器
JP2000153178A (ja) 空気清浄脱臭環境浄化機
JP3479002B2 (ja) 光触媒を利用した空気清浄器
JPH05254804A (ja) オゾン発生装置
JPH03143524A (ja) 空気浄化装置
JP4181783B2 (ja) オゾンガス濃度測定方法
JP2000135278A (ja) 空気清浄装置
JPH07275736A (ja) 空気清浄機
JPH04166207A (ja) 空気清浄装置
WO2020261668A1 (ja) 空気清浄装置及び空気清浄方法
JP2005046195A (ja) プラズマ脱臭装置
JPS58112027A (ja) 脱臭装置
JP2982661B2 (ja) 脱臭殺菌部材
JP2002059101A (ja) 紫外線洗浄装置における紫外線ランプのモニター方法および紫外線洗浄装置
JPH04138167A (ja) オゾン脱臭機
JP3531707B2 (ja) 電気集塵装置の運転方法
JPH06182142A (ja) 空気清浄器
JP2001187127A (ja) 空気清浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000613

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees