JPH06182142A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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Publication number
JPH06182142A
JPH06182142A JP4250798A JP25079892A JPH06182142A JP H06182142 A JPH06182142 A JP H06182142A JP 4250798 A JP4250798 A JP 4250798A JP 25079892 A JP25079892 A JP 25079892A JP H06182142 A JPH06182142 A JP H06182142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone
concentration
air purifier
malodorous
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4250798A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Yoshimizu
泰彦 吉水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Ceramic Co Ltd
Original Assignee
Nippon Ceramic Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Ceramic Co Ltd filed Critical Nippon Ceramic Co Ltd
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Publication of JPH06182142A publication Critical patent/JPH06182142A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オゾンを暴露する空気清浄器において、対象
空間の悪臭濃度に応じてオゾン発生量を制御し、尚且つ
オゾン濃度を感知することにより安全且つ効率よく脱臭
を行うことのできる空気清浄器を提供すること。 【構成】 空気清浄器内にオゾン検知センサと悪臭成分
検知センサを設置して、室内のオゾン濃度と悪臭濃度の
監視を行い、オゾン発生部のオゾン発生量の制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オゾンを室内に暴露す
る空気清浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からオゾンの脱臭、殺菌作用を利用
した空気清浄器が市販されている。しかし、オゾンの人
体への影響から、空気清浄器内へ室内の空気を吸入しオ
ゾンによる脱臭を行い、オゾン分解後清浄空気を送出す
る方法や、人体に影響ある濃度にならないように室内へ
の暴露オゾン発生量を極力抑えたり、タイマーによるオ
ゾン発生のON/OFF制御を行う方法が取られてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、空気清浄器内
でオゾンによる脱臭を行う方法では、室内へ直接オゾン
を暴露する方法に比べて脱臭効率が悪く、室内全体の空
気を清浄空気に置換するためには、送出する清浄空気量
を多くする必要があり、空気清浄器を室内の大きさに応
じて大型にしなければならなかった。また、室内へ直接
オゾンを暴露する方法では、人体へのオゾンの危険性が
あるということで人体へのオゾンの影響をなくす手段と
して、オゾン暴露の絶対量を人体に影響のない濃度とす
ること、室内のオゾン濃度を感知してオゾン濃度を制御
することが行われていた。
【0004】しかし、オゾン暴露の絶対量を低くすれば
オゾンの脱臭・殺菌効果が低減してしまう。また、オゾ
ン濃度を感知して人体へ影響のないオゾン濃度に制御す
る場合、室内の悪臭成分の有無にかかわらず一定量のオ
ゾンを発生しているため、悪臭成分が多い場合はオゾン
の脱臭効果が不十分であり、悪臭成分がない場合でもオ
ゾンを発生しているため、オゾンの利用効果が悪いとい
う欠点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みてなされたものでその手段とするところは、オゾン
を対象空間に暴露する空気清浄器において、対象空間の
オゾン濃度と悪臭濃度を感知することにより、オゾン発
生量と対象空間のオゾン濃度を制御することである。
【0006】
【作用】オゾンは、アンモニア、ニコチン、タール類、
メチルメルカプタン等の悪臭成分を分解する効果を持っ
ている。このため、これらの悪臭成分の濃度を検知し、
その濃度に応じてオゾンの発生量を増減することによ
り、効率よく脱臭効果を行うことができる。つまり、悪
臭成分が多い場合はオゾンの発生量を増やし、悪臭成分
が少ない場合はオゾンの発生量を減らす。オゾンの発生
量の増減法として、オゾン発生部の電力制御を行う方法
とタイマーによりオゾン発生のON時間とOFF時間を
制御する方法と、更には前者と後者を組み合わせる手段
がある。このため、悪臭成分感知センサにより悪臭成分
を感知してオゾン発生量の制御を行い、オゾン感知セン
サにより室内のオゾン濃度を感知して、人体に危険な濃
度になればオゾン発生を停止させることができる。
【0007】また、一般にオゾンによる脱臭過程におい
て、悪臭成分の分解にオゾンが消費される。このとき、
オゾンと悪臭成分の拡散速度と反応速度が速いために、
オゾンと悪臭成分が共存する時間は極めて短時間であ
る。悪臭成分存在下ではオゾンは殆ど存在せず、悪臭と
ともに分解され、悪臭成分分解後にオゾン濃度が増加し
てくる。
【0008】オゾンと悪臭成分の両方を感知可能なガス
センサとしてn型の半導体式のガスセンサを用いた場
合、オゾンは酸化性のガスであるため抵抗値が増大し、
逆に悪臭成分は殆どが還元性のガスであるため抵抗値が
減少する。このため、オゾンによる脱臭過程の中で、1
つのガスセンサでオゾンと悪臭成分が検知可能となる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 実施例1 図1に空気清浄器の概略図、図2に制御回路のブロック
図を示す。空気清浄器はケース1内に室内の空気を吸
引、排出するファン2を取り付けて、ファン2の後部に
オゾン発生部3、空気吸引口にオゾン感知センサ4、悪
臭成分感知センサ5を設置して構成する。このときオゾ
ン発生部制御回路6によりオゾン発生部の制御を行う。
悪臭成分検知センサにより吸引した室内の悪臭濃度を検
知して、悪臭濃度に応じてオゾン発生部のオゾン発生量
を制御する。また、オゾンによる悪臭成分分解脱臭完了
後もオゾンの発生量を少なくし、オゾンを人体に影響の
ないオゾン濃度に制御して室内の殺菌を行う。
【0010】実施例2 図1、図2において、オゾン感知センサ4と悪臭成分感
知センサ5の替わりにオゾンと悪臭成分を両方感知可能
なセンサを用いて空気清浄器を構成し、空気清浄を行
う。この際のセンサ抵抗値の変化を図3に示す。この場
合、悪臭源として煙草の煙を用いた。n型の半導体式ガ
スセンサを用いているため、抵抗値は減少する。煙草中
でセンサの抵抗値が減少し、それによりオゾンを発生す
れば煙草の悪臭成分は分解され、センサ抵抗値は増加し
てくる。そしてセンサ抵抗値が清浄空気中の値に戻った
とき脱臭は終わりとなる。この後も同一のセンサによ
り、人体に影響のないオゾン濃度0.05ppm以下に制
御して室内の殺菌を行なう。
【0011】
【発明の効果】オゾンを対象空間に暴露する空気清浄器
において、対象空間のオゾン濃度と悪臭成分の濃度を感
知することによりオゾン発生量と対象空間のオゾン濃度
を制御することにより、安全且つ効率よく脱臭を行うこ
とができる空気清浄器を提供できる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄器の概略図。
【図2】空気清浄器の制御回路のブロック図。
【図3】センサの抵抗値と脱臭時の変化を示す図。
【符合の説明】
1 ケース 2 ファン 3 オゾン発生部 4 オゾン感知センサ 5 悪臭成分感知センサ 6 オゾン発生部制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾンを対象空間に暴露する空気清浄器
    において、対象空間のオゾン濃度と悪臭濃度を感知する
    ことにより、オゾン発生量と対象空間のオゾン濃度を制
    御することを特徴とする空気清浄器。
  2. 【請求項2】 前記空気清浄器において、オゾン濃度と
    悪臭濃度を感知する方法として半導体式ガスセンサを用
    いることを特徴とする請求項1の空気清浄器。
JP4250798A 1992-08-25 1992-08-25 空気清浄器 Pending JPH06182142A (ja)

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JP4250798A JPH06182142A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 空気清浄器

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ID=17213209

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