JPH05260714A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JPH05260714A
JPH05260714A JP4050786A JP5078692A JPH05260714A JP H05260714 A JPH05260714 A JP H05260714A JP 4050786 A JP4050786 A JP 4050786A JP 5078692 A JP5078692 A JP 5078692A JP H05260714 A JPH05260714 A JP H05260714A
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JP
Japan
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motor
magnet
lead wires
motor driving
power generation
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JP4050786A
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Shigeru Furuki
茂 古木
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ駆動用マグネットの内側にFGを設置
しても、モータ駆動用マグネットによるノイズの影響を
受けずに、回転むらのない回転制御を行なえるスピンド
ルモータを提供する。 【構成】 発電パターン21のパターン部を駆動コイル
15の内周内に配設し、モータ駆動用マグネット12の
磁力の影響を受ける範囲で、パターンの2本の引出線4
0,41の一方を、少なくとも2本に分岐して他方の引
出線の両側に沿ってそれぞれ配線したことから、一方の
引出線41a,41bはその中間に仮想の引出線がある
との等しくなる。したがって、一方、及び他方の引出線
に、モータ駆動用マグネット12より受ける磁束の影響
は同じくなり、両引出線40,41での発電の位相差が
なく、不要電流(ノイズ)が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピンドルモータに係
り、ディスク駆動装置等に使用される薄型のスピンドル
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等に小型のフロッピディスクドライブが広く
採用されるようになっている。かかるフロッピディスク
ドライブの情報記憶媒体である磁気ディスク(フロッピ
ディスク)は、プラスチック基板上に磁気記憶膜を塗布
形成してなるものであって、この磁気ディスクをスピン
ドルモータによって回動駆動しながら、ディスク表面に
記憶された情報をヘッドにて読み取ったり、あるいは外
部から所望の情報をヘッドにて書き込んだりする。
【0003】このようなディスク表面の磁気記憶領域は
通常、所定の形式によってフォーマティングされ、これ
により記憶領域は各トラックごと、あるいは各トラック
内で、所定フォーマットに分割されて識別番号付けがな
されており、速やかに情報の書込み読取り作用が行われ
るようになっている。
【0004】この種のスピンドルモータに対して、特に
薄型化、小型化が強く要求されており、各種の薄型スピ
ンドルモータが提案されている。
【0005】図5は従来のこの種のスピンドルモータの
分解斜視図、図6(a),(b)はスピンドルモータの
平面図及び縦断面図である。これらの図において、11
はスピンドルモータ軸18を貫通固着せしめている円椀
状のロータヨーク、12は該ロータヨーク11内に固着
されたリング状のモータ駆動用マグネット、13はロー
タヨーク11内のモータ駆動用マグネット12の外周側
に固着されたFG(周波数発電)マグネットで、FGマ
グネット13は分割着磁されている。これらによりモー
タの回動部(ロータ部)を構成している。14は可撓性
フィルムからなり前記モータ駆動用マグネット12に対
向配置されるプリント基板で、このプリント基板14上
には、周方向に複数固着された駆動コイル15や、櫛歯
状に印刷されたFG(発電)コイル16や、コイル相切
換用の複数のセンサ(図示せず)等の回路部品が配設さ
れているとともに、外部導出用の引出線17等が配設さ
れている。20はこのモータの後側板であるバックヨー
クで、このバックヨーク20上に前記プリント基板14
が接着され、さらに前記スピンドルモータ軸18を回動
自在に貫通せしめることで、このモータの固定部(ステ
ータ部)が構成されている。
【0006】このように構成されたモータにおいて、プ
リント基板14上の駆動コイル15に電流が供給される
と、トルクが発生してモータ駆動用マグネット12、す
なわちロータヨーク11が回転し、この回転力が図示せ
ぬスピンドルモータ軸を介して磁気ディスクに伝達され
る。また、モータ駆動用マグネット12の回転に伴う磁
界の変化は、プリント基板14上のコイル相切換センサ
(図示せず)により検出され、駆動コイル15に供給さ
れる各相の電流が制御されるので、モータの回動部の回
転は継続される。さらに、FGコイル16も、モータ駆
動用マグネット12の外周側に配設されているFGマグ
ネット13の回転に伴う磁界の変化によりパルス信号を
発生し、このパルスに基づいてモータの回動部が定速制
御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した如
くこの種のスピンドルモータの速度制御に用いられる周
波数発電器(FG)の一般的な方式として、プリント基
板に櫛歯状に印刷された発電パターンと、対となる磁極
を有するFGマグネットを備えたものがある。一般的な
モータでは、図5及び図6のようにスピンドルモータの
外周部分に発電パターンが設けられていることが多い。
しかし、スピンドルモータの効率を考えた場合、図7
(a)(b)のようにFGコイル21をモータ駆動用マ
グネット12の内側に設置すれば、同じモータ外径であ
ればトルク、消費電力の良い特性を得ることができる。
ところがこの場合、FGの検出(パルス)信号をモータ
駆動用マグネット12の下を通して取り出すことになる
ため、FGマグネット22より強いモータ駆動用マグネ
ット12の磁束の影響により精度の良い信号が得られ
ず、FGコイルをモータ駆動用マグネットの内側に配置
することは実現が困難であった。即ち、FGコイル21
からの引出線17はモータ駆動用マグネット12を横切
るため、その磁束の影響を受け、図7(a)のような引
出の場合、引出線Aと引出線Bの間隔Lはモータ駆動用
マグネット12の回転角度に対して位相差を持つことに
なり、図8のような不要信号を発電してしまい、FGの
検出信号は図9に示すように波打ち、回転制御に回転む
ら等の悪影響を与えるものであった。
【0008】本発明は前記従来技術の課題に鑑み、これ
を解決すべくなされたもので、その目的は、モータ駆動
用マグネットの内側にFGコイルを設置しても、モータ
駆動用マグネットによるノイズの影響を受けずに、回転
むら等のない等回転制御を行なえるスピンドルモータを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ロータと、このロータに設けたモータ駆
動用マグネットと、この駆動マクネットに対して回転力
を付与する駆動コイルと、この駆動コイルを取付けたス
テータと、このステータに配設した発電パターンと、こ
の発電パターンに対向するように前記ロータに取付けて
ある周波数発電用マグネットとを有してなるスピンドル
モータにおいて、前記発電パターンのパターン部を前記
駆動コイルの内周内に配設し、前記モータ駆動用マグネ
ットの磁力の影響を受ける範囲で、前記パターンの2本
の引出線の一方を、少なくとも2本に分岐して他方の引
出線の両側に沿ってそれぞれ配線した構成にしてある。
【0010】
【作用】上記手段により、引出線の一方が分岐されて引
出線の他方の両側に沿って配線されていることから、一
方の引出線はその中間に仮想の引出線があるとの等しく
なる。したがって、一方、及び他方の引出線に、モータ
駆動用マグネットより受ける磁束の影響は同じくなり、
両引出線での発電の位相差がなく、不要電流(ノイズ)
が発生しない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1および図2は本発明の一実施例を説明する
ためのもので、図1(a),(b)スピンドルモータの
概略を示す平面図及び縦断面図、図2はFGコイル部分
の要部詳細図である。これらの図において、11はスピ
ンドルモータ軸18を貫通固着せしめている円椀状のロ
ータヨーク、12は該ロータヨーク11内に固着された
リング状のモータ駆動用マグネット、13は前記ロータ
ヨーク11の側方に突設されているFGマグネットで、
これらはモータの回動部(ロータ部)を構成している。
14は可撓性フィルムからなり前記モータ駆動用マグネ
ット12に対向配置されるプリント基板で、このプリン
ト基板14上には、周方向に複数固着された駆動コイル
15や、櫛歯状に印刷されたFGコイル(発電パター
ン)21や、コイル相切換用の複数のセンサ(図示せ
ず)等の回路部品が配設されているとともに、外部導出
用の引出線40,41が配設されている。
【0012】次に、FGコイル21の引出線について説
明する。モータ駆動用マグネット12の内側のベース2
3上に、プリント基板24が配設され、このプリント基
板24には前記FGコイル21が形成されている。この
FGコイル21から2本の引出線40,41が外周方向
に引出されている。この引出線40,41はモータ駆動
用マグネット12の磁束の影響を受ける範囲に引き回さ
れている。この引出線40,41のうち、少なくともそ
の範囲では、一方の引出線41は2本に分岐されて第1
の引出線41a、第2の引出線41bとされている。そ
して、第1,第2の引出線41a,41bは他方の引出
線40の両側に、等間隔に離して配線されている。そし
て、第1,第2の引出線41a,41bは他方の引出線
40を跨ぐように交差してあり、この交差(ジャンパ)
部分はモータ駆動用マグネット12の内、および外方に
それぞれ配置してある。また、モータ駆動用マグネット
12の外方に引き回された第1,第2の引出線41a,
41bは結合されて1本の引出線41となっている。図
3及び図4に本発明の一実施例を適用したスピンドルモ
ータの全体構成を示してあり、図3はスピンドルモータ
の全体構成を示す平面図、図4は図3の縦断面図であ
る。なお、23aはベース23の段部、24はベース2
3を取付けたシャーシである。
【0013】このように構成された前記実施例にあって
は、ロータ11と、このロータ11に設けたモータ駆動
用マグネット12と、このモータ駆動用マグネット12
に対して回転力を付与する駆動コイル15と、この駆動
コイル15を取付けたステータと、このステータに配設
した発電パターン(FGコイル)21と、この発電パタ
ーン21に対向するように前記ロータに取付けてある周
波数発電用マグネット13とを有してなるスピンドルモ
ータにおいて、発電パターン21を駆動コイル15の内
周内に配設し、モータ駆動用マグネット12の磁力の影
響を受ける範囲で、発電パターン21の2本の引出線4
0,41の一方を、少なくとも2本に分岐して他方の引
出線40の両側に沿ってそれぞれ配線したので、分岐し
た引出線41a,41bの平均位置は引出線40と重な
りL=0と等価となる。したがつて、この場合でも、従
来例と同様に、FGコイル21からの引出線40,41
a,41bはモータ駆動用マグネット12を横切るた
め、その磁束の影響を受けるが、発電される不要信号
(ノイズ)は上述した如く両引出線40,41(41
a,41b)に位相差が無いので、不要信号は打ち消さ
れ、発生しない。すなわち、両引出線40,41(41
a,41b)で発電するノイズは等しく、差動で観測す
れば、ノイズはキャンセルされ、回転むら等のない回転
制御を行なえる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータ駆動用マグネットの内側にFGを設置しても、モ
ータ駆動用マグネットによるノイズの影響を受けずに、
回転むら等のない回転制御を行なえるスピンドルモータ
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す要部説明図である。
【図3】本発明の一実施例を適用したスピンドルモータ
の全体構成を示す平面図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】従来のスピンドルモータの分解斜視図である。
【図6】従来のスピンドルモータの説明図である。
【図7】従来の別のスピンドルモータの説明図である。
【図8】図7のスピンドルモータにおける引出線の発電
電流を示す図である。
【図9】図8における不要電流による影響を示す図であ
る。
【符号の説明】 11 ロータ 12 モータ駆動用マグネット 13 周波数発電用(FG)マグネット 15 駆動コイル 21 発電パターン(FGコイル) 40,41 引出線 41a 第1の引出線 41b 第2の引出線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータと、このロータに設けたモータ駆
    動用マグネットと、この駆動マクネットに対して回転力
    を付与する駆動コイルと、この駆動コイルを取付けたス
    テータと、このステータに配設した発電パターンと、こ
    の発電パターンに対向するように前記ロータに取付けて
    ある周波数発電用マグネットとを有してなるスピンドル
    モータにおいて、前記発電パターンのパターン部を前記
    駆動コイルの内周内に配設し、前記モータ駆動用マグネ
    ットの磁力の影響を受ける範囲で、前記パターンの2本
    の引出線の一方を、少なくとも2本に分岐して他方の引
    出線の両側に沿ってそれぞれ配線したことを特徴とする
    スピンドルモータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6740991B2 (en) * 2000-02-28 2004-05-25 Pioneer Corporation Current noise insulated spindle motor
JP2012143078A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fujitsu General Ltd アキシャルギャップ型電動機およびそれを用いたポンプ装置
JP2021072753A (ja) * 2019-11-01 2021-05-06 株式会社豊田中央研究所 可変界磁モータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6740991B2 (en) * 2000-02-28 2004-05-25 Pioneer Corporation Current noise insulated spindle motor
JP2012143078A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fujitsu General Ltd アキシャルギャップ型電動機およびそれを用いたポンプ装置
JP2021072753A (ja) * 2019-11-01 2021-05-06 株式会社豊田中央研究所 可変界磁モータ

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