JPH05260653A - 突入電流防止回路 - Google Patents

突入電流防止回路

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Publication number
JPH05260653A
JPH05260653A JP4054571A JP5457192A JPH05260653A JP H05260653 A JPH05260653 A JP H05260653A JP 4054571 A JP4054571 A JP 4054571A JP 5457192 A JP5457192 A JP 5457192A JP H05260653 A JPH05260653 A JP H05260653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current prevention
prevention circuit
connector terminal
inrush current
Prior art date
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Pending
Application number
JP4054571A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Yamamura
重治 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】突入電流防止回路内に設けられたチョークコイ
ルにより生ずる過渡的な電圧変化により、負荷の電子回
路が不動作となることを防止できる。 【構成】同一パッケージ11内に搭載された、入力電源
の過渡電流を防止するチョークコイル6および逆方向接
続されたダイオード7からなる突入電流防止回路本体8
と、負荷となる電子回路10と、この電子回路10と並
列接続されたコンデンサ5とを有する突入電流防止回路
において、突入電流防止回路本体8に電源を投入する第
1のコネクタ端子2A,2Cと、前記第1のコネクタ端
子の長さより短かい長さの第2のコネクタ端子2Bとを
備え、第2のコネクタ端子2Bが第1のコネクタ端子2
A,2Cが接続されてから所定時間遅延して接続される
遅延型電源投入器付きスイッチ2を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は改良された電子回路へ電
源を供給する際の突入電流防止回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子回路への突入電流防
止回路は、図3に示すように、入力される電源に過渡的
なサージ電圧に対してハイインピーダンスとなるチョー
クコイル6と、並列接続された電源の電流の流れる方向
に対して逆極性のダイオード7とで突入電流防止回路8
Aを形成し、電子回路10への突入電流を防止してい
た。なおコンデンサ5を電子回路と並列に接続して過渡
電圧をアース配線にバイパスする回路も一般に行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の突入電
流防止回路は内部電子回路の動作時の過渡電流iにより
チョークコイルLで電圧降下V=L×di/dtを生
じ、電子回路を構成する集積回路の動作を保証出来なく
なる欠点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の突入電流防止回
路は同一パッケージ内に搭載された入力電源の過渡電流
を防止するチョークコイルおよび逆方向接続されたダイ
オードからなる突入電流防止回路本体と、負荷となる電
子回路と、この電子回路と並列接続されたコンデンサと
を有する突入電流防止回路において、前記突入電流防止
回路本体と並列に接続された遅延機能を有するスイッチ
回路を有する。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の第1の実施例を示す電源供
給遅延機能としてスイッチ回路1を用いた回路図であ
り、図2は本発明の第2の実施例として電源供給遅延機
能として、電源を供給するコネクタ端子を2種類設け、
突入電流防止回路本体8に接続されるコネクタ端子2
A,2Cより短くしたコネクタ端子2Bを別に有する遅
延型電源投入器付きスイッチ2を用いた回路図である。
【0007】第1および第2の実施例は共に同一のパッ
ケージ11に複数の集積回路を搭載し、その入出力端子
を配線により、お互いに接続し、特定の機能を構成する
電子回路10と、その電子回路10の電源配線3とアー
ス配線4との間に雑音抑止用としてバイパスコンデンサ
と呼ぶコンデンサ5が搭載されている。ここで第1の実
施例は、電子回路10を動作させるために、外部よりパ
ッケージ11に電源を供給する必要が有りパッケージ1
1のコネクタ端子から、チョークコイル6と並列に逆方
向接続したダイオード7よりなる突入電流防止回路本体
8を経由して供給する回路と、電源供給遅延機能として
スイッチ回路1よりなる回路を経由して電子回路10に
直接電源を供給する回路構成となっている。
【0008】第2の実施例における遅延型電源投入器付
きスイッチ2は、電源供給遅延機能として、電源を供給
するコネクタ端子の長さを突入電流防止回路本体8に電
源を供給するコネクタ端子2A,2Cより短くした構造
を有したコネクタ端子2Bを経由して、電子回路10に
直接供給する回路構成となっている。
【0009】ここで、遅延機能の遅延時間はチョークコ
イル6による電圧変化が、電子回路10を不動作とさせ
る前の時点に設定してこの遅延時間後は直接電源の電圧
が電子回路10に供給される。第1の実施例ではスイッ
チ回路1により行われ、第2の実施例ではコネクタ端子
の長さを短くした遅延型電源投入器付きスイッチ2によ
り、突入電流防止回路本体8を短絡することにより、電
子回路10の動作時の過渡電流に起因する突入電流防止
回路本体8のチョークコイル6で生じる電圧降下を防止
出来、電子回路10を構成する集積回路の動作を保証す
ることが出来る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1の
実施例のスイッチ回路又は第2の実施例の遅延型電源投
入器付きスイッチを設けることにより、パッケージに電
源を最初に供給する場合の過渡電流を防止出来、かつ、
動作時の過渡電流に起因する電源の電圧降下を防止して
電子回路の集積回路の動作を保証することが出来る効果
が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図3】従来の突入電流防止回路の回路図である。
【符号の説明】
1 スイッチ回路 2 遅延型電源投入 2A,2B,2C コネクタ端子 3 電源配線 4 アース配線 5 コンデンサ 6 チョークコイル 7 ダイオード 8 突入電流防止回路本体 10 電子回路 11 パッケージ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一パッケージ内に搭載された入力電源
    の過渡電流を防止するチョークコイルおよび逆方向接続
    されたダイオードからなる突入電流防止回路本体と、負
    荷となる電子回路と、この電子回路と並列接続されたコ
    ンデンサとを有する突入電流防止回路において、前記突
    入電流防止回路本体と並列に接続された遅延機能を有す
    るスイッチ回路を有することを特徴とする突入電流防止
    回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ回路が前記突入電流防止回
    路本体に電源を投入する第1のコネクタ端子と、前記第
    1のコネクタ端子の長さより短かい長さの第2のコネク
    タ端子とを備え、前記第2のコネクタ端子が前記第1の
    コネクタ端子が接続されてから所定時間遅延して接続さ
    れることを特徴とする請求項1記載の突入電流防止回
    路。
JP4054571A 1992-03-13 1992-03-13 突入電流防止回路 Pending JPH05260653A (ja)

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JP4054571A JPH05260653A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 突入電流防止回路

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JPH05260653A true JPH05260653A (ja) 1993-10-08

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990907