JPH05260410A - 音声ミュート信号発生装置 - Google Patents

音声ミュート信号発生装置

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JPH05260410A
JPH05260410A JP4054724A JP5472492A JPH05260410A JP H05260410 A JPH05260410 A JP H05260410A JP 4054724 A JP4054724 A JP 4054724A JP 5472492 A JP5472492 A JP 5472492A JP H05260410 A JPH05260410 A JP H05260410A
Authority
JP
Japan
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circuit
signal
pulse
counter
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP4054724A
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English (en)
Inventor
Tadashi Oguma
忠志 小熊
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05260410A publication Critical patent/JPH05260410A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力するMUSE信号の瞬断時、及びチャンネ
ル切換え時に発生する音声エラーデータを抑圧し、また
C/N劣化時においては、音声がノイズに埋もれること
があっても内容の認識を可能とする。 【構成】フレームパルス検出回路12でフレーム検出パ
ルスを得て、システムカウンタ13をリセットする。タ
イミング発生回路14はシステムカウンタ13の出力を
もとにHD抽出パルス等を発生する。ラッチ回路15〜
18、イクスクルーシブオア回路19、ラッチ回路2
0、21、ナンド回路22、アンド回路23等は、映像
信号に含まれるHD波形をHD抽出パルスのタイミング
で検出する。カウンタ25は、HDが連続してNライン
検出されなかった場合に音声ミュート信号発生のための
トリガを発生する。これに応答してアンド回路26、カ
ウンタ27及びトリガを受けてある一定値以上の幅の音
声ミュート信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MUSEデコーダに
使用される音声ミュート信号発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、次世代のテレビジョン方式とし
て、高品位テレビジョンシステムが開発されている。高
品位テレビジョン信号を放送するには、伝送する情報量
が膨大なために、そのまま放送することができず、帯域
圧縮技術が利用されている。日本では、MUSE方式
(MUSE(MULTIPLE SUB-NYQUIST SAMPLING ENCODIN
G)方式)が採用され、衛星放送を利用して放送され
る。
【0003】MUSEシステムにおいても、音声ミュー
ト処理回路が組み込まれている。音声ミュート処理回路
では、その内部でデータのエラー量を見てミュート信号
を作成すると、ミュートが行われる前にエラーデータが
出力されてしまう。そこで、従来では、映像系における
フレーム同期回路の同期情報をもとにしてミュート信号
を作成している。
【0004】図4は、従来のミュート信号発生回路の構
成を示している。図5は、この回路の各部の信号波形を
示すタイミングチャートである。入力端子40にはMU
SE信号が供給され、音声処理回路51に供給されると
ともに、フレームパルス検出回路41に供給される。フ
レームパルス検出回路41では、MUSE信号の最上位
ビットを用いて基準となるフレームパルスが検出され
る。フレームパルスが到来したタイミングで、検出フレ
ームパルス(FP1)が得られ、この検出フレームパル
ス(FP1)は、Dタイプフリップフロップ回路42、
ナンド回路43を介してシステムカウンタ44のクリア
端子に入力される。システムカウンタ44は、高速クロ
ックをカウントしており、その計数値出力(図5
(c))をタイミング発生回路45に与えている。タイ
ミング発生回路45は、計数値出力をアドレスとして用
いて各種のタイミングパルスを発生するメモリにより構
成されている。
【0005】さらにタイミング発生回路45は、内部フ
レームパルス(FP2)を発生することもできる。内部
フレームパルス(FP2)は、同期判定用として用いら
れる。内部フレームパルス(FP2)は、ラッチ回路4
6、ナンド回路47、アンド回路48に供給される。ナ
ンド回路47は、内部フレームパルス(FP2)のハイ
レベル期間に外部フレームパルス(FP1)が存在する
と、クリアパルス(図5(f))を出力してモニタカウ
ンタ49をリセットする。また、ラッチ回路46、アン
ド回路48は、モニタカウンタ49のイネーブルパルス
(図5(e))を作成している。ここで、ナンド回路4
7からクリアパルスが出力されない場合、つまり、外部
フレームパルス(FP1)が検出されない場合には、モ
ニタカウンタ49は、イネーブルパルス(図5(e))
により計数が進むことになる。しかし、内部フレームパ
ルス(FP2)と外部フレームパルス(FP1)とが同
期してナンド回路47に入力しているときは、その都
度、モニタカウンタ49はクリアされるので、計数は進
まない。モニタカウンタ49は、同期と非同期を示す判
定出力(図5(h))を得ることができる。この判定出
力は、インバータ50を介してアンド回路48に入力さ
れるとともに、ナンド回路43に供給される。判定出力
は、同期状態を示すときはローレベル(L)であり、非
同期状態を示すときはハイレベル(H)である。従っ
て、非同期状態のときは、アンド回路48は非導通に制
御され、同期状態のときはナンド回路43が非導通とな
るように制御される。ここで音声処理回路51に対する
ミュート信号は、モニタカウンタ49から得られるもの
で、例えばカウンタ49の計数値が2となったときに出
力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の音声ミュート信号発生装置は、映像系の同期判定回路
から得られる信号を、ミュート信号として用い音声デー
タの抑圧を行っていた。しかし上述した説明のように、
少なくとも連続して2フレーム期間以上同期判定がエラ
ーとして判断されなければミュート信号は得られない。
このために入力信号の瞬断時及びチャンネル切換え時に
は、音声データのエラーが1フレーム以内に出力される
ためにミュートの効果がなかった。またC/Nが低下し
ているときには映像系から作られるミュート信号が頻繁
に発生してしまい、しかも、音声系の自己のミュート信
号より先に発生することがあるために、音声内容の認識
を妨害する結果となり問題となっていた。
【0007】そこでこの発明は、MUSEデコーダに入
力するMUSE信号の瞬断時、及びチャンネル切換え時
に発生する音声エラーデータを抑圧する、またC/N劣
化時においては、音声がノイズに埋もれることがあって
も内容の認識を可能とすることができる音声ミュート信
号発生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、映像信号に
含まれている水平同期情報(HD)を利用する同期判定
回路を用意し、HDの波形を連続してN回検出できない
場合に信号の瞬断、及びチャンネル切換え時であるもの
と判定して音声ミュート信号を得る手段を有するもので
ある。
【0009】
【作用】上記の手段により、ライン周期で同期判定を行
いミュート信号を発生することができるので、早期に音
声エラーデータが出力されるのを押さえることができ
る。HDの波形が連続してN回検出できないときに音声
ミュート信号を得るので、C/Nの劣化に対して強く
(HDの検出はC/Nに強い)、音声系の自己ミュート
信号が発生するまでは音声ミュート信号が発生されず、
ノイズに埋もれながらも音声認識の可能な状態を維持で
きる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】第1図はこの発明の一実施例であり、図2
は図1の回路の各部の信号波形を示すタイミングチャー
トである。入力端子10には、MUSE信号が供給され
る。このMUSE信号の最上位ビットは、フレームパル
ス検出回路12、ラッチ回路15、イクスクルーシブオ
ア回路19に供給される。また、入力端子11には、シ
ステムの電源オン時のリセットパルスが供給される。
【0012】フレームパルス検出回路12は、フレーム
パルスが到来したタイミングで、検出フレームパルス
(FP1)を出力し、システムカウンタ13のクリア端
子に供給している。システムカウンタ13の計数値は、
タイミング発生回路14のアドレス入力端子に供給され
ており、このタイミング発生回路4からは各種のタイミ
ングパルスが出力されている。
【0013】タイミング発生回路14からは、HDのタ
イミングに合わせたHD抽出パルス(図2(e))が出
力され、HD波形検出回路100に供給される。HD波
形検出回路100は、縦属接続されたラッチ回路15〜
18、ラッチ回路18の出力と入力端子10の信号が供
給されるイクスクルーシブオア回路19、このイクスク
ルーシブオア回路19の出力が供給されるラッチ回路2
0、このラッチ回路20の出力が供給されるラッチ回路
21などにより構成される。フレームパルスが検出され
るとこのフレームパルス位置からHDの存在する位置を
知ることができる。これは、MUSE信号のフォーマッ
トにより決まっているからである。従って、HD抽出パ
ルスが得られたときには、HDは図3に示すような状態
で各フリップフロップ回路15〜18にラッチされるよ
うに設計されている。つまり、HD波形の中心点がラッ
チ回路16の出力に位置するように設計されている。そ
の際、HD波形検出回路100にはMUSE信号のMS
Bデータのみを与えているためラッチ回路15の入力と
ラッチ回路18の出力とは異符号となり、イクスクルー
シブオア回路19の出力はハイレベルとなる。従ってH
D波形が検出されたときには、ラッチ回路20の出力は
ハイレベルとなる(図2(c))。しかし、入力された
MUSE信号の瞬断時、チャンネル切換え時、及びノイ
ズ等の影響により伝送C/Nが低くなりHD波形が検出
されなかった場合は、イクスクルーシブオア回路19の
出力はローレベルとなる。この場合には、
【0014】図1に戻って説明する。ラッチ回路20の
出力は、ラッチ回路21、ナンド回路22に供給され
る。ナンド回路22にはラッチ回路21の出力も供給さ
れている。ナンド回路22の出力は、アンド回路23に
供給される。アンド回路23には、入力端子11を介し
て電源オン時のリセットパルスも供給されている。アン
ド回路23の出力は、カウンタ25のクリアパルスとし
て用いられる。今、HD波形が正常に検出されているも
のとすると、ナンド回路22からはクリアパルス(図2
(f))が得られ、カウンタ25の計数は進まない。な
お、カウンタ25には、クロック(図2(g))として
タイミング発生回路14からのパルス(図2(e))が
利用されており、ノア回路24を介して供給されてい
る。カウンタ25は、クロックを例えば15個計数(図
2(h))すると、出力(図2(i))をローレベルに
するようになっている。この出力(h)は、ミューズ信
号発生のためのトリガとして利用されるもので、ローレ
ベルでノア回路24を非導通に制御するとともに、ナン
ド回路26に供給されている。ナンド回路26の出力
は、カウンタ27のクリアパルスとして用いられる。ナ
ンド回路26の出力が、実際のミュート信号発生用のト
リガとなる。カウンタ27がクリアされると、ミュート
信号(図2(l))が出力される。
【0015】カウンタ27は、タイミング発生回路14
から出力されるフレーム周期のカウンターイネーブルパ
ルス(図2(j))をカウントする。通常の場合、2カ
ウント後にその出力Q1がハイレベルとなり、インバー
タ28の出力をローレベルとし、カウンターイネーブル
がローレベルとなりカウント動作は停止する。この時
は、2カウント状態が維持され、ミュート解除状態であ
る。
【0016】この状態において、今、カウンタ25から
トリガが出力されたとする。すると、ナンド回路26の
出力はローレベルとなり、カウンタ27がクリアされ動
作を開始する。そして、出力Q1がローレベルの期間、
つまりインバータ28の出力がハイレベルの期間、ラッ
チ回路29でラッチされた後の信号がミュート信号とし
て出力されることになる。
【0017】上記したように、MUSEデコーダに入力
される信号が、瞬断、及びチャンネル切り換えなどによ
り突然変化したとしても、約Nライン後には音声ミュー
ト信号を例えば1フレーム期間発生できるため、音声デ
ータのエラー(インパルス状ノイズ)が出力されるのを
防止できる。連続してHDが検出されない場合には、、
カウンタ25は15の計数を繰り返すが、約2フレーム
期間音声データが不良であるから、音声信号処理回路の
内部に設けられており音声データのエラー訂正能力を判
断するミュート回路が働くことになる。
【0018】また、MUSE信号の瞬断時、及びチャン
ネル切換え時に発生する音声エラーデータを抑圧するた
めには、Nの値を小さくした方がよいが、C/N劣化時
において、音声がノイズに埋もれることがあっても内容
の認識を可能とするためには値を大きくした方がよい。
従って両目的を満足する程度に値Nを設定することによ
り、C/N劣化時においても音声系の自己ミュート信号
が発生するC/Nレベルとほぼ同等かそれ以下のレベル
で音声ミュート信号を発生することが可能となるため、
自己ミュート信号が発生する以前の音声内容の識別の妨
げを防止できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
MUSEデコーダに入力するMUSE信号の瞬断時、及
びチャンネル切換え時に発生する音声エラーデータを抑
圧することができる。またC/N劣化時においては、音
声がノイズに埋もれることがあっても内容の認識を可能
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路ブロック図。
【図2】図1の回路の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
【図3】HD波形検出回路の動作を動作を説明するため
に示した説明図。
【図4】従来のミュート信号発生回路を示す図。
【図5】図4の回路の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
【符号の説明】
12…フレームパルス検出回路、13…システムカウン
タ、14…タイミング発生回路、15〜18、20、2
1、29…ラッチ回路、19…イクスクルーシブオア回
路、22、26…ナンド回路、24…ノア回路、25、
27…カウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力MUSE信号から同期の基準となる
    フレームパルスを検出してフレーム検出パルスを発生す
    る手段と、 前記フレーム検出パルスによりリセットされるシステム
    カウンタと、 前記システムカウンタのアドレスをもとに水平同期情報
    (HD)を抽出するためのHD抽出パルスを発生する手
    段と、 映像信号に含まれる前記水平同期情報(HD)の波形を
    前記HD抽出パルスにより検出するHD検出手段と、 前記HD検出手段で前記HDが連続してNライン検出さ
    れなかった場合に音声ミュート信号発生のためのトリガ
    を発生する手段と、 前記トリガを受けてある一定値以上の幅の音声ミュート
    信号を発生する手段とを具備したことを特徴とする音声
    ミュート信号発生装置。
JP4054724A 1992-03-13 1992-03-13 音声ミュート信号発生装置 Pending JPH05260410A (ja)

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JP4054724A JPH05260410A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 音声ミュート信号発生装置

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